JP2008004338A - 高圧放電灯点灯装置及び照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハーフブリッジ構成の高圧放電灯点灯装置において、部品ストレスの増大や部品の大型化、コスト高を招くことなく、ランプ始動時の不安定な状態やランプ点灯時における安定点灯を可能にする。
【解決手段】スイッチング素子Q1,Q2の直列回路と、コンデンサC1,C2の直列回路を直流電源1に並列に接続され、スイッチング素子Q1,Q2の接続点とコンデンサC1,C2の接続点の間にインダクタL3を介して高圧放電灯DLを接続したハーフブリッジ構成の点灯装置において、スイッチング素子Q1,Q2を制御して高圧放電灯DLに供給される電力を制御する電力制御手段(52〜54)と、コンデンサC1,C2の両端電圧を高圧放電灯DLの非点灯時には互いに異なるように調整し、点灯時には略等しくなるように調整する電圧調整手段51とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明はスイッチング電源を用いて高圧放電灯を点灯させる高圧放電灯点灯装置及びこれを用いた照明器具に関するものである。
従来、図11に示すようなハーフブリッジ構成の高圧放電灯点灯装置が知られている。一般的には、ハーフブリッジ構成のコンデンサC1,C2には同じ容量の電解コンデンサが使用されるが、特許文献1(特開2004−303689号公報)では、コンデンサC1、C2を互いに異なる容量に設定することが提案されている。この場合、スイッチング素子Q1,Q2を図12に示すように制御すると、コンデンサC1、C2は図12のVc1,Vc2に示すように、異なる電圧に充電され、放電灯DLの非点灯時に放電灯DLの両端に印加される無負荷2次電圧は、図12のVlaに示すように、極性により電圧値の異なる波形となる。なお、無負荷時には図示しないイグナイタにより発生された高圧パルス電圧が無負荷2次電圧に重畳される。
一般的に高圧放電灯を始動させるためには、無負荷2次電圧を270V以上にする必要があるが、両極性とも270V以上を満足するためには、コンデンサC1、C2及びスイッチング素子Q1、Q2など回路を構成する部品の耐圧が高くなり、点灯装置の大型化、コスト高を招く。そこで、無負荷2次電圧を極性により異なる電圧とし、少なくとも一方の電圧が270V以上となるようにコンデンサC1、C2の容量を設定している。
特開2004−303689号公報
図11の回路では、ランプ電圧VlaとコンデンサC1,C2の電圧Vc1,Vc2を検出回路52,57により検出し、制御回路50によりスイッチング素子Q1,Q2を図12のように制御している。図12の波形図に示されるように、非点灯時と点灯時のコンデンサC1、C2の電圧値Vc1,Vc2は異なる値となるように設定されている。
ここで、一般的に高圧放電灯を安定して点灯するためには、ランプ電圧の約1.5〜2.0倍程度の電源電圧が必要とされている。さらに、ランプ始動時の発光管温度が安定しておらず、発光管内の封入ガスが全て気化していないような不安定な状態では、特にランプのインピーダンスが不安定となるため、電源電圧を高く設定しておく必要がある。
図11の回路では、ランプに電力を供給するための電源は、コンデンサC1、C2に相当する。したがって、ランプを安定に点灯するためには、出来るだけコンデンサC1、C2の電圧を高く設定することが望ましい。しかし、あまり電圧を高く設定すると素子耐圧が増加し、部品の大型化、コスト高を招くことになるので、ランプが安定に点灯維持でき、かつ、素子耐圧も高くなり過ぎないようにすることが必要となる。
従来の技術では、素子耐圧を低く抑えることは可能となるが、コンデンサ電圧の低い方の極性では、安定に点灯維持できないという問題がある。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、部品ストレスの増大や部品の大型化、コスト高を招くことなく、ランプ始動時の不安定な状態やランプ点灯時における安定点灯を可能にする高圧放電灯点灯装置を提供することを課題とする。
本発明にあっては、上記の課題を解決するために、図1に示すように、第1及び第2のスイッチング素子Q1,Q2の直列回路と、第1及び第2のコンデンサC1,C2の直列回路を直流電源1に並列に接続され、第1及び第2のスイッチング素子Q1,Q2の接続点と第1及び第2のコンデンサC1,C2の接続点の間にインダクタL3を介して接続される高圧放電灯DLを点灯させる高圧放電灯点灯装置であって、第1及び第2のスイッチング素子Q1,Q2をスイッチングさせることにより高圧放電灯DLに供給される電力を制御する電力制御手段(52〜54)と、第1及び第2のコンデンサC1,C2の両端電圧を高圧放電灯DLの非点灯時には互いに異なるように調整し、点灯時には略等しくなるように調整する電圧調整手段51とを有することを特徴とするものである。
本発明によれば、高圧放電灯の非点灯時においては、ハーフブリッジ構成の2つのコンデンサの電圧を異なる電圧とすることで、無負荷2次電圧を一方の極性で高くしながら、他方の極性ではコンデンサの耐圧を下げることができ、また、高圧放電灯の点灯時においては、ハーフブリッジ構成の2つのコンデンサの電圧を略等しくすることで、安定した点灯を実現できるという効果がある。
(実施形態1)
図1は本発明の実施形態1の高圧放電灯点灯装置の回路図である。以下、その回路構成について説明する。直流電源1は、商用交流電源Vsの交流電圧を直流電圧に全波整流するダイオードブリッジDBと、インダクタL11、スイッチング素子(図ではMOSFET)Q11及びダイオードD11よりなる昇圧チョッパ11と、この出力を検出し、その出力が所定の電圧値E(例えば、460V)となるようにスイッチング素子Q11のオン/オフ制御を行うチョッパ制御回路12とにより構成されている。
直流電源1の出力には、ハーフブリッジ回路3が接続されている。このハーフブリッジ回路3は、スイッチング素子(図ではMOSFET)Q1,Q2の直列回路と、コンデンサC1,C2の直列回路とが並列に接続されており、スイッチング素子Q1,Q2の接続点とコンデンサC1,C2の接続点との間に、インダクタL3と高圧放電灯DLが直列に接続され、高圧放電灯DLと並列にコンデンサC3が接続されている。さらに、コンデンサC3および高圧放電灯DLと共に閉回路を構成するように、イグナイタIGNが高圧放電灯DLとインダクタL3の間に直列に介設されている。イグナイタIGNはパルス発生回路PGとパルストランスPTとからなり、無負荷時には高圧パルスを発生する。なお、高圧放電灯DLと直列に電流検出用の低抵抗が挿入されていても良い。
ハーフブリッジ回路3には、制御回路5が接続されている。この制御回路5は、スイッチング素子Q1、Q2をスイッチング制御することで、昇圧チョッパ11の出力電圧Eを放電灯DLが必要とする所定の電圧値に降圧すると共にランプ電圧が低周波の矩形波電圧となるように極性反転させるものであり、Vla検出回路52により放電灯DLの状態を検出し、その検出された放電灯DLの状態に応じてWla演算回路53により演算されたランプ電力Wlaとなるようにランプ電流Ilaの目標値を設定し、駆動回路54によりスイッチング素子Q1,Q2をスイッチング制御する。また、点灯時のコンデンサC1,C2の電圧のバランスを調整する電圧調整回路51を備えている。
図2を用いて従来の技術との違いを説明する。ランプ両端に印加される電圧をVla、コンデンサC1、C2の電圧をVc1、Vc2、スイッチング素子Q1、Q2の駆動信号をQ1、Q2として示す。なお、図2のスイッチング素子Q1,Q2のスイッチング動作波形は、模式的に示したものであり、実際には期間T1及びT2の交番周波数に対して、スイッチング素子Q1,Q2のスイッチング周波数は図2の模式図よりも高い周波数となる。
放電灯の非点灯時において、ランプ両端に印加される電圧Vlaは、従来技術と同様、コンデンサC1、C2の容量比で分圧されたアンバランスな無負荷2次電圧(例えば、300Vと160V)となっている。このとき、電圧調整回路51は動作させていない。一方、放電灯の点灯時には、電圧調整回路51を動作させて、コンデンサC1、C2の両端電圧は略等しい電圧(例えば、230V)となるように調整される。
電圧調整回路51を動作させるか否かは、例えば、Vla検出回路52の出力により放電灯の点灯/非点灯を判別し、放電灯の点灯時にはWla演算回路53の指令により電圧調整回路51を動作させ、非点灯時には電圧調整回路51を動作させないように切り替えれば良い。
一般的に高圧放電灯はランプ始動からランプ電圧が安定するまでの始動過程では、発光管の温度が安定せず、放電は不安定となり、ランプインピーダンスが変動する。このような状態において、ランプに電力を供給する電源電圧が十分に確保されていないと、ランプに十分に電流を供給することが出来なくなり、最悪の場合、立ち消えを起す。そこで、図2に示すように、ランプが点灯した後、コンデンサC1、C2の電圧を均等にすることにより、放電を安定させている。
(実施形態1’)
実施形態1の点灯時のコンデンサの電圧調整を実現するための具体的な回路構成の一例を図3に示す。制御回路5は、マイコンPIC12F675(マイクロチップ社製)を備えている。このマイコン55は、6番、7番ピンにアナログ電圧入力ポートを備えており、3番、4番ピンに2値出力ポートを備えており、2番ピンにアナログ電圧出力ポートを備えている。マイコン55の1番、8番ピンは制御電源電圧Vccとグランドラインにそれぞれ接続されている。
このマイコン55の3番、4番ピンからは、図4に示すように、極性反転周波数を決めるための数十から数百Hzの低周波の信号が常に出力されている。この低周波の信号は、スイッチング素子Q1,Q2の制御信号を出力するためのANDゲートの一方の入力とされている。
また、上記マイコン55の6番、7番ピンは、高圧放電灯DLの両端からの分圧電圧Vla1、Vla2を検出し、マイコン55の内部でVla=|Vla1−Vla2|の演算を行うことで、ランプ電圧Vlaを検出している。これにより図1のVla検出回路52の機能を実現している。
上記マイコン55の2番ピンは、検出されたランプ電圧Vlaに応じてあらかじめ設定されていた図5の特性によりランプ電流Ilaの目標値を出力し、高周波発振回路56で生成された三角波とコンパレータCP1で比較することによりスイッチング素子Q1の駆動信号をPWM信号として生成する。図5の特性はマイコン55のメモリテーブルあるいは演算機能によりランプ電圧Vlaに応じたランプ電力Wlaを決定するものであり、これにより図1のWla演算回路53の機能を実現している。
次に、スイッチング素子Q2の駆動信号は、コンデンサC2の電圧Vc2を抵抗分圧し、オペアンプOP1により目標値V1と比較し、その差分をオペアンプOP1で誤差増幅した電圧と高周波発振回路56で生成された三角波とをコンパレータCP1で比較することによりPWM信号として生成され、このPWM信号は、スイッチング素子Q1,Q2の制御信号を出力するためのANDゲートの他方の入力とされている。
電圧調整回路51は、コンデンサC2の電圧を目標値V1と比較し、その差分を誤差増幅するオペアンプOP1と、図4の低周波信号からスイッチング素子Q2の駆動タイミングを検出するMOSスイッチQx及びバッファアンプOP2と、オペアンプOP1,OP2の出力をダイオード回路により合成しスイッチング素子Q2のオンタイミングではオペアンプOP1の出力を基準電圧として出力するバッファアンプOP3を備えている。
電圧調整回路51の出力と、マイコン55の2番ピンの出力とはダイオード回路により合成され、スイッチング素子Q1のオンタイミングではマイコン55の2番ピンの出力が選択され、スイッチング素子Q2のオンタイミングでは電圧調整回路51の出力が選択され、それぞれコンパレータCP1に入力される。
このような構成により、スイッチング素子Q2はコンデンサC2をある決められた電圧となるようにスイッチング動作を行い、スイッチング素子Q1は設定されたV−I特性となるようにスイッチング動作を行う。
なお、図示された電圧調整回路51は例示に過ぎず、要するに、容量比の異なるコンデンサC1,C2により非点灯時にはアンバランスに分圧される電圧を、点灯時には略等しくなるように調整することさえ出来れば、具体的な回路構成は限定されない。
(実施形態2)
本発明の実施形態2を図6を用いて説明する。基本的な回路構成は実施形態1と同じで良いが、上述の実施形態1では、放電灯DLの点灯が判別されると、直ちに電圧調整回路51が動作を開始し、コンデンサC1,C2の電圧Vc1,Vc2は、点灯直後から均等になるように切り替えが行われる(図2参照)のに対して、本実施形態2では、タイマー回路を付加するなどして、電圧調整回路51が動作を開始するタイミングを遅らせる点が異なる。
例えば、図3の電圧調整回路51では、図4の低周波信号を受けて、半周期だけMOSスイッチQxをONさせているが、このMOSスイッチQxと並列にタイマー回路の出力を接続すれば、非点灯時と始動後の一定時間はタイマー回路の出力を短絡させることにより、電圧調整回路51の動作を禁止しておくことができる。
高圧放電灯は、始動直後では発光管内の温度が安定せず、そのためアーク放電が不安定になっている場合がある。そのようなときに、コンデンサの電圧を切り替えるのは、不安定を助長し、立ち消えなどの不具合が発生するので、好ましくない。
そこで、本実施形態2では、図6に示すように、放電灯が点灯した後、アーク放電が十分に安定した時点(例えば、始動後、約10秒から40秒の間)でコンデンサの電圧を切り替えるようにする。このようにすることで、コンデンサC1,C2の電圧切り替えに起因する立ち消えなどの不具合を防ぐことができる。
なお、ランプ再始動時には初始動時よりもコンデンサの電圧を切り替えるタイミングを早くしても良い。これは発光管内の温度が再始動時には初始動時よりも高くなっているからである。
また、電圧調整回路51によるコンデンサC2の電圧調整の目標値V1を徐々に変化させることにより、コンデンサの電圧を徐々に変化させるように構成しても良い。
(実施形態3)
本発明の実施形態3を図7を用いて説明する。図7はメタルハライドランプCDM−R70W(Philips社製)を点灯させたときのランプ電圧Vlaの立ち上がり特性およびランプ電流Ilaの変化を示している。
上述の実施形態2では、コンデンサの電圧切替のタイミングをタイマー回路により決定していたが、本実施形態3では、コンデンサの電圧切替のタイミングをランプ特性(ランプ電圧またはランプ電流)により規定する点が異なる。
基本的な回路構成は実施形態1と同じで良いが、上述の実施形態1では、放電灯DLの点灯が判別されると、直ちに電圧調整回路51が動作を開始し、コンデンサC1,C2の電圧Vc1,Vc2は、点灯直後から均等になるように切り替えが行われるのに対して、本実施形態3では、ランプ電圧またはランプ電流の検出手段を備え、その検出値が所定値となったときに、電圧調整回路51が動作を開始するように構成するものである。
例えば、コンデンサの電圧切替のタイミングを図7の点Aまでに設定する。この点Aまでは、水銀発光が主である領域であり、点A以降は、金属ヨウ化物が主な発光物質となる領域である。この発光物質の変化が大きなところは、ランプの放電が不安定になる領域であり、その不安定な領域になる前(例えば、ランプ電圧が約30Vから60Vの間)にコンデンサの電圧を切り替えることにより、より確実にランプ立ち消えなどの不具合を防ぐことができる。
本実施形態3では、ランプ自体の特性を検出しているので、コンデンサの電圧切替のタイミングはランプの状態に応じて最適に決定される利点がある。
(実施形態4)
本発明の実施形態4を図8を用いて説明する。本発明の放電灯は、HIDランプ、特にメタルハライドランプである。メタルハライドランプには、緩衝ガスとしてのHgおよび所望の発光スペクトルを得るためのハロゲン化金属が封入されている。CDM−35、CDM−70の場合にはハロゲン化金属として、ナトリウム(Na)、タリウム(Tl)等が封入されている。HIDランプの始動直後のランプ電圧が低い期間は、Hg蒸気のみの発光である。ランプ電流を流すことで、徐々に発光管内の温度が上昇し、ハロゲン化金属が発光を開始する。この発光スペクトルの立ち上がりの様子を示したのが図8であり、CDM−70の初始動時の特性を示している。横軸は始動後の経過時間[秒]、縦軸は発光スペクトルの波長λ[nm]を示す。
本実施形態4では、Tl又はNaの発光レベルが所定値を超えたときに、電圧調整回路51を動作開始させて、コンデンサC1,C2の電圧を略等しくなるように制御している。回路構成については、実施形態1において、スペクトル検出手段として、Tlの発光輝線である535nmまたはNaの発光輝線である589nmを検出する波長検出センサを備え、該波長検出センサの検出出力が所定値を超えたときに、電圧調整回路51を動作開始させる。このようにすることで、より確実にランプ放電の不安定な時間帯を検出でき、コンデンサの電圧を切り替えるタイミングを確実にすることができる。
波長検出センサの検出出力が所定値を超えたことの判定は、コンパレータにより基準値と比較することにより判定しても良いし、マイコンのアナログ入力ポートによりセンサの検出出力を監視するように構成しても良い。
(実施形態5)
本発明の実施形態5を図9を用いて説明する。図9は高圧放電灯の始動後の照度の立ち上り特性を示す。回路構成としては、実施形態1において、照度検出手段として、高圧放電灯の近傍に光センサを備え、この光センサの検出出力が所定値を超えたときに、電圧調整回路51を動作開始させる。このようにすることで、確実にアークが安定した後に、コンデンサの電圧を切り替えることができる。
また、照度の時間変化率を検出することによっても、アークの安定性を検出することが可能になる。そこで、この照度の時間変化率が安定点灯時の変動範囲内となったことを検出することで、アークが安定したと判定し、コンデンサの電圧を切り替えるように構成しても良い。例えば、光センサの検出出力をマイコンのアナログ入力ポートにより一定時間間隔で測定し、検出値の変動幅が所定値未満となった時点で、電圧調整回路51の動作を開始させれば良い。
(実施形態6)
図10は実施形態1〜5のいずれかの高圧放電灯点灯装置を用いた照明器具の構成例を示す。図10はスポットライトに適用した例を示している。図中、21は点灯装置を格納した電子バラスト、22は高圧放電灯を装着した灯体、23は配線である。
本発明の実施形態1の構成を示す回路図である。 本発明の実施形態1の動作を示す波形図である。 本発明の実施形態1の要部構成を示す回路図である。 図3の回路の極性反転動作を示す波形図である。 図3の回路の電力制御特性を示す特性図である。 本発明の実施形態2の動作を示す波形図である。 本発明の実施形態3の説明図である。 本発明の実施形態4の説明図である。 本発明の実施形態5の説明図である。 本発明の実施形態6の照明器具の外観を示す斜視図である。 従来例の回路図である。 従来例の動作を示す波形図である。
符号の説明
Q1,Q2 スイッチング素子
C1,C2 コンデンサ
L3 インダクタ
DL 高圧放電灯
5 制御回路
51 電圧調整回路

Claims (7)

  1. 第1及び第2のスイッチング素子の直列回路と、第1及び第2のコンデンサの直列回路を直流電源に並列に接続され、第1及び第2のスイッチング素子の接続点と第1及び第2のコンデンサの接続点の間にインダクタを介して接続される高圧放電灯を点灯させる高圧放電灯点灯装置であって、第1及び第2のスイッチング素子をスイッチングさせることにより高圧放電灯に供給される電力を制御する電力制御手段と、第1及び第2のコンデンサの両端電圧を高圧放電灯の非点灯時には互いに異なるように調整し、点灯時には略等しくなるように調整する電圧調整手段とを有することを特徴とする高圧放電灯点灯装置。
  2. 請求項1において、電圧調整手段が高圧放電灯の点灯時に第1及び第2のコンデンサの各両端電圧を略等しくなるように調整するのは、高圧放電灯が始動した後、あらかじめ設定された時間の経過後としたことを特徴とする高圧放電灯点灯装置。
  3. 請求項2において、あらかじめ設定された時間とは、高圧放電灯の放電が安定するのに要する時間であることを特徴とする高圧放電灯点灯装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかにおいて、ランプ電圧またはランプ電流を検出する手段を備え、高圧放電灯が始動した後のランプ電圧またはランプ電流の検出出力に基づいて、電圧調整手段は第1及び第2のコンデンサの各両端電圧を互いに異なるように調整する非点灯時の制御から略等しくなるように調整する点灯時の制御に切り替えることを特徴とする高圧放電灯点灯装置。
  5. 請求項1〜3のいずれかにおいて、高圧放電灯の発光スペクトルを検出する手段を有し、高圧放電灯の特定の発光スペクトルが所定値以上になった後に、電圧調整手段は第1及び第2のコンデンサの各両端電圧を互いに異なるように調整する非点灯時の制御から略等しくなるように調整する点灯時の制御に切り替えることを特徴とする高圧放電灯点灯装置。
  6. 請求項1〜3のいずれかにおいて、高圧放電灯の発光照度を検出する手段を有し、高圧放電灯の発光照度が所定照度以上になった後、または、検出照度の時間変化率が安定点灯時の変動範囲内となった後に、電圧調整手段は第1及び第2のコンデンサの各両端電圧を互いに異なるように調整する非点灯時の制御から略等しくなるように調整する点灯時の制御に切り替えることを特徴とする高圧放電灯点灯装置。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の高圧放電灯点灯装置を備える照明器具。
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