JP2008004005A - 情報送信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】情報送信システムにおいて、家電機器を遠隔に制御可能とし、且つ、家電機器の制御情報の変更を容易なものとし、セキュリティ性の向上を図る。
【解決手段】情報送信システムにおいて、改札機は、定期券からID情報を読み出し、その時刻を示す時刻情報と、自機の機器情報とを付加してホストコンピュータに送信する(S102)。ホストコンピュータは、上記ID情報、時刻情報及び改札機の位置情報をホームサーバに送信する(S106)。ホームサーバは、これらの情報に関連付けられた家電機器の制御情報を記憶しており、これに基づいて家電機器を制御する(S109)。このような情報の伝送により、家電機器の遠隔な制御が可能になる。また、制御情報はホームサーバにより記憶されるので、利用者がその変更を容易にできると共に、情報通信に伴う情報盗聴等を防止でき、セキュリティ性の向上を図れる。
【選択図】図3

Description

本発明は、記録媒体に記録された使用者の識別情報を読み出し、該識別情報をホームサーバに送信し、該ホームサーバにより識別情報に応じて各種機器を制御する情報送信システムに関する。
従来より、記録媒体に記録された使用者の識別情報を駅の改札装置又は学校や病院等の装置により読み出し、該識別情報に基づいて自宅の家電機器を制御する情報送信システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。この情報送信システムは、各地に配置された駅の改札装置及び学校や病院等の装置(以下、改札装置等と略す)から成り、これらの改札装置等により利用者の行動情報を生成するゲートシステムと、このゲートシステムから送信された行動情報を受信し、該行動情報に応じて家電機器に対する命令を抽出して実行する命令実行システムと、自宅内に設けられたホームサーバと、該ホームサーバにより制御される家電機器と、を備える。命令実行システムには、利用者により事前に、利用者の識別情報、行動条件及び家電機器に対する命令等が登録され、該システムはこれらを格納している。
上記の構成を有する情報送信システムの動作を図4を参照して説明する。まず、ゲートシステムが、定期券、生徒手帳又は診察券等として利用可能なICカード等の記録媒体から、改札機の通過時等に識別情報を読み取る。このとき、ゲートシステムは、識別情報を読み取った時刻を計測する(S201)。時刻の計測後、ゲートシステムは、識別情報、上記の時刻を示す時刻情報、及び自システムの配置位置を示す位置情報を含む行動情報を生成し、命令実行システムに送信する(S202)。命令実行システムは、行動情報をゲートシステムから受信する(S203)。行動情報を受信した命令実行システムは、行動情報を満たす行動条件を検索し、自システムが記憶する命令の中からこの行動条件に対応した命令を抽出する(S204)。命令抽出後、命令実行システムは、抽出した命令を実行に移すための制御情報を作成する(S205)。この制御情報は、命令実行システムからインターネット等のネットワークを介して自宅のホームサーバへ送信される(S206)。自宅のホームサーバは、制御情報を受信し(S207)、受信した制御情報に基づいて各種機器を制御する(S208)。
また、上記のようにユーザの改札機の通過をトリガとして機器を制御するシステムとして、ICチップを搭載した携帯電話機を所持したユーザが改札機を通過したとき、ICチップが、ユーザの状況等に応じて携帯電話機のアプリケーションを起動させ、携帯電話機が、このアプリケーションにより、インターネット網に接続されたホストコンピュータから情報を受信する情報提供システムが知られている(例えば、特許文献2参照)。
また、異なる場所に跨って構築される上記の情報送信システムとは異なり、オフィス内に構築されるものではあるが、記録媒体から読み出した識別情報に基づいて各種機器を制御するシステムとして、管理対象領域内の複数のゲートにそれぞれ配置されたカードリーダが、記録媒体であるICカードからカード所有者の固有情報を読み取り、システム管理サーバ及び電源制御装置が、そのカードリーダの設置位置情報及び読み取った固有情報を基に当該カード所有者の現在の居場所を特定するカードシステムが知られている(例えば、特許文献3参照)。このカードシステムにおいては、システム管理サーバ及び電源制御装置が、特定したカード所有者の居場所に応じて管理対象領域内に存する資源の自動制御を行なう。
また、上記のカードシステムと同様に一施設内に構築されるもので、図5に示されるように、ユーザの施設への出入りを認識する施錠システム101と、ユーザが有するRFID(Radio Frequency Identification)タグに基づいてユーザの存在を認識するRFIDリーダ102と、施錠システム101からユーザの出入り情報を受信したとき、RFIDリーダ102により建物内のユーザの存在を確認し、このユーザの存在状況に基づいてエアコン103aや照明103b等の機器103の制御を行う管理機器104と、を備えた施設内機器の自動制御システムが知られている(例えば、特許文献4参照)。
特開2003−281056号公報 特開2005−242686号公報 特開2000−011045号公報 特開2005−320828号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、命令実行システムが、利用者の識別情報、行動条件及び家電機器に対する命令等を格納しているので、利用者による命令等の変更に手間がかかる。さらに、家電機器の制御情報がネットワークを介して自宅のホームサーバに送られるので、個人情報の漏洩、該情報の盗聴等のセキュリティ上の問題が生じることがある。また、特許文献2に記載の技術では、自動改札機の入退場に伴って家電機器を制御することはできない。また、特許文献3又は特許文献4に記載の技術では、オフィス内の機器を制御することができるが、遠隔に機器を制御することが困難である。
本発明は、上記従来の問題を解決するためになされたものであり、家電機器を遠隔に制御可能な情報送信システムであって、特に、家電機器の制御情報の変更が容易にできると共に、セキュリティ性の向上を図れる情報送信システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、使用者を特定可能な識別情報を記憶した記録媒体と、前記記録媒体に記憶された識別情報を読み出すリーダと、前記リーダにより読み出された識別情報の伝送を仲介するインターフェースと、前記インターフェースから送信された識別情報を受信し、予め登録された該情報の送信先を選択するホストコンピュータと、前記ホストコンピュータにより送信先として選択され、該コンピュータから送信された識別情報を受信すると共に、該情報に基づいて家電機器を制御するホームサーバと、を備えた情報送信システムにおいて、前記ホストコンピュータは、前記識別情報を読み出した前記リーダの位置情報と時刻情報とを前記ホームサーバに送信する送信手段を備え、前記ホームサーバは、前記識別情報、前記位置情報及び前記時刻情報に関連付けされた家電機器の制御情報を記憶する記憶手段と、前記ホストコンピュータの送信手段により送信され受信した前記識別情報、前記位置情報及び前記時刻情報に関連付けされた家電機器の制御情報を前記記憶手段から読み出し、該制御情報に基づいて家電機器を制御する制御手段と、を備えるものである。
請求項1の発明によれば、リーダにより読み出された識別情報が、インターフェース及びホストコンピュータを介してホームサーバへ伝送されるので、該識別情報に基づく家電機器の遠隔な制御が可能になる。また、識別情報、位置情報及び時刻情報に対応した家電機器の制御情報が、家電機器を制御するホームサーバにより記憶されるので、該制御情報の変更を容易にできると共に、該制御情報をネットワークを介して他の機器と送受信することは不要になることから、個人情報の漏洩や盗聴等の起きる危険性が低下し、セキュリティ性の向上を図れる。
以下、本発明の一実施形態に係る情報送信システムについて図1乃至図3を参照して説明する。図1は情報送信システム1の構成を示す。同図に示されるように、情報送信システム1は、使用者を特定可能なID情報(識別情報)を記憶した不図示の定期券(記録媒体)と、この定期券からID情報を読み出す改札機2と、改札機2から送信されたID情報を受信し、このID情報に加えて各種情報を送信する送信先を選択するホストコンピュータ3と、このホストコンピュータ3から送信されたID情報を含む各種情報をインターネット4を介して受信するホームサーバ5と、を備える。改札機2は駅構内に設けられ、ホストコンピュータ3は駅構内又は周辺施設内に設けられる。これに対してホームサーバ5は、自宅80等の建物内に設けられ、受信した各種情報に基づいて、同一の建物に設けられた照明器具6a、防犯センサ6b、エアコン6c及びケーブルテレビ放送のチューナであるホームターミナル6d等の家電機器の動作を制御する。以下に照明器具6a、防犯センサ6b、エアコン6c及びホームターミナル6dを併せて家電機器6という。
図2は、改札機2、ホストコンピュータ3及びホームサーバ5の構成を示す。改札機2は、使用者のID情報が記録された定期券7から該ID情報を読み取る読取部21(リーダ)と、該ID情報を読み取った時刻を計測するタイマ22と、読取部21により読み取られたID情報の送信先を指定する制御部23と、この制御部23からの指令に基づき、ID情報の伝送を仲介するインターフェース24と、を備える。上記の定期券7には、磁気定期券や、ICチップを含むICカードから成るIC定期券が含まれる。なお、定期券7は、例えばクレジット機能を備える多機能・高機能なものである必要はなく、単に使用者の属性が識別できるものであればよい。
読取部21は、磁気定期券から使用者のID情報を読み取るための磁気ヘッドと、IC定期券から非接触でID情報を読み取るための無線通信機能を有する無線読取回路とで構成される。この読取部21は、磁気ヘッド及び無線読取回路により、磁気定期券又はIC定期券である定期券7から使用者のID情報を読み出し、読み出したID情報を制御部23に送出する。
制御部23は、CPU(Central Processing Unit)を構成するマイクロコンピュータ(以下、マイコンと略す)を含む。この制御部23のマイコンは、読取部21から送出されたID情報を受け取ると共に、タイマ22によりこのID情報を受け取った時刻を計測する。制御部23がこのようにID情報を受け取った時刻が、読取部21が定期券7からID情報を読み出したときと看做される。
さらに、制御部23のマイコンは、定期券7から読み出したID情報に、個々の改札機2を識別するために割り当てられた自機2の機器情報を付加する。また、このマイコンは、使用者のID情報と、このID情報が読み出された時刻を示す時刻情報と、自機2の機器情報とをホストコンピュータ3に送信するため、インターフェース24に対して、これらの情報と、指定した送信先へのこれらの情報の送信指示とを含む信号を送出する。なお、制御部23は、上記各種情報に加えて、改札機2が駅入口に設けられたものか或いは駅出口に設けられたものかを示す情報の送信をインターフェース24に指示してもよい。この情報は、例えば、自宅80の最寄りの駅から利用者が出たか否かを判断するための判断材料となる。
インターフェース24は、ホストコンピュータ3とデータの無線通信又は有線による通信を行なうための通信回路で構成される。有線による通信の場合、インターフェース24とホストコンピュータ3の間は、LAN(Local Area Network)ケーブル、電力線又は他の通信線により電気的に接続される。このインターフェース24は、制御部23から送出された上記ID情報、時刻情報及び自機2の機器情報と、これらの情報の送信指示とを受け取る。制御部23から送信指示を受けたインターフェース24は、その指示において送信先として指定されたホストコンピュータ3に、使用者のID情報、このID情報の読み出し時刻を示す時刻情報及び自機2の機器情報を送信する。
ホストコンピュータ3は、改札機2の各種制御を行なう制御装置であり、この制御装置は、改札機2のインターフェース24から送信された使用者のID情報と、このID情報が読み出された時刻を示す時刻情報と、このID情報を読み出した改札機2の機器情報とを受信する受信部31と、改札機2の機器情報と位置情報とが関連付けされて格納されたメモリ32と、を備える。さらに、ホストコンピュータ3は、このID情報を読み出した改札機2の位置情報をメモリ32から取得する制御部33と、この制御部33からの指示に基づき、ID情報、時刻情報及び位置情報をホームサーバ5に送信する送信部34と、を備える。
受信部31は、改札機2とデータの無線通信又は有線による通信を行なうための通信回路で構成される。この受信部31は、通信回路により、改札機2のインターフェース24から送信された使用者のID情報、上記時刻情報及び改札機2の機器情報を受信し、これらの情報を含む信号を制御部33に送出する。
メモリ32は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びEEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)で構成される。ROMには、ホストコンピュータ3の動作プログラムが格納され、RAMにはデータ処理時のデータが一時的に保存される。EEPROMには、改札機2の機器情報と、該機2の設置場所を示す位置情報とが対応付けされて登録される。さらに、EEPROMには、情報送信システム1の使用者のID情報と、該ID情報の送信先を示す送信先情報とが対応付けされて登録される。この送信先情報は、例えばホームサーバ5に割り当てられたIPアドレスである。上記の情報の登録及び対応付けは、利用者又は情報送信システム1の管理者が不図示のキーボード等から成る操作部を操作することにより予め行なわれる。
制御部33は、CPUを構成するマイコンを含み、このマイコンは、メモリ32に格納された動作プログラムをロードし、この動作プログラムに従って動作する。また、制御部33は、受信部31から送出された使用者のID情報、ID情報の読み出し時刻を示す時刻情報及び改札機2の識別情報を受信する。これらの情報を受信した制御部33は、動作プログラムに従って、メモリ32を参照し、受信部31からの信号に基づき、複数人のID情報にそれぞれ対応付けられた複数の送信先情報のうちから、改札機2が読み出したID情報に対応付けされた送信先情報を選択して、該情報を取得する。また、制御部33は同様にメモリ32を参照し、ID情報を読み出した改札機2の機器情報に対応付けされた該機2の位置情報を取得する。これらの情報の取得後、制御部33は、送信先情報に基づいて上記各種情報の送信先を指定し、送信先として指定されたホームサーバ5への上記各種情報の送信を指示する指示信号を送信部34に出力する(送信手段)。
送信部34は、ホームサーバ5とインターネット4を介したデータ通信を行なうための通信回路で構成され、この通信回路により、制御部33からの指示信号に応じて、使用者のID情報と、改札機2がID情報が読み出された時刻を示す時刻情報と、ID情報を読み出した改札機2の位置情報とをホームサーバ5に送信する(送信手段)。これらの情報は、該情報を含む所定の電気信号により又は電子メールにより、インターネット4を介して送信される。このように、ホストコンピュータ3の制御部33及び送信部34は、ID情報を、送達すべきホームサーバ5に振り分けて送信する機能を有する。
ホームサーバ5は、使用者を特定可能なID情報、ID情報の読み出し時刻を示す時刻情報及びID情報を読み出す改札機2の位置情報に関連付けされた家電機器6の制御内容を示す制御情報を記憶するメモリ51(記憶手段)と、このメモリ51に格納された制御情報を変更するため、ユーザにより操作される操作部52と、を備える。さらに、ホームサーバ5は、ホストコンピュータ3から送信されたID情報、時刻情報及び位置情報を受信する受信部53と、この受信部53が受信したこれらの情報に対応した家電機器6の制御情報をメモリ51から読み出す制御部54(制御手段)と、この制御部54からの指示に基づいて各種家電機器6に制御信号を送信する送信部55と、を有する。上記構成を有するホームサーバは、例えば使用者の自宅内に設置されたパソコンである。
メモリ51は、ROM、RAM及びEEPROMで構成される。ROMには、ホームサーバ5の動作プログラムが格納され、RAMにはデータ処理時のデータが一時的に保存される。EEPROMには、上記ID情報、時刻情報及び改札機2の位置情報と、家電機器6の制御情報とが関連付けされた制御テーブルが記憶されている。この制御テーブルにおいて、例えば、ID情報として、自宅80に住む個々の居住者に割り当てられた複数のIDが登録されており、時刻情報として、複数の時間帯が個々の居住者ごとに区分けされて設定されており、位置情報として、通勤又は通学等で頻繁に用いる駅や最寄りの駅の位置を示す情報が登録されている。また、制御情報として、例えば、照明器具6aの点灯/消灯、防犯センサ6bの防犯モードのセット/解除、エアコン6cの電源ON/OFF、鍵(不図示)の施錠/開錠等の各種制御内容が設定されている。さらに、この制御情報として、ホストコンピュータ3からの信号の受信後に上記の各種制御内容を即座に実行するか否かを示す情報と、該信号の受信後に即座に制御を行なわない場合の待機時間を示す情報とが制御内容に合わせて登録されている。この待機時間は、最適なタイミングで各種家電機器6を制御するために設定される。
操作部52は、例えばキーボードから成り、ユーザによるキーの押下げ操作に基づいて操作信号を制御部54に送出する。ユーザはこの操作部52を操作することにより、例えば、メモリ51に格納された上記の制御テーブルの内容の削除、追加及び変更をすることができる。
受信部53は、ホストコンピュータ3とインターネット4を介したデータ通信を行なうための通信回路で構成される。この受信部53は、この通信回路により、ホストコンピュータ3の送信部34から送信された使用者のID情報と、このID情報が読み出された時刻情報と、改札機2の位置を示す位置情報とを含む所定の電気信号又は電子メールを受信し、これらの情報を含む信号を制御部54に送出する。
制御部54は、CPUを構成するマイコンを含み、このマイコンは、メモリ51に格納された動作プログラムをロードし、この動作プログラムに従って動作する。また、このマイコンは、操作部52からの操作信号に基づき、メモリ51へのデータ書き込み、又はメモリ51に格納されたデータの消去を行なう。このデータの書き込み又は消去により、制御テーブルの内容が削除、追加又は変更される。さらに、このマイコンは、受信部53から送出された上記信号に基づき、メモリ51に格納された制御テーブルを参照して該制御テーブルの内容を読み出すと共に、該信号に含まれる使用者のID情報、このID情報が読み出された時刻を示す時刻情報、及びこのID情報を読み出した改札機2の位置情報と関連付けされた家電機器6の制御情報を選択する。この制御情報には、制御対象の家電機器6の情報と、この家電機器6の動作内容とが含まれる。制御部54は、選択した制御情報に基づく家電機器6の制御を行なうため、該制御を指示する指示信号が制御部54から送信部55に送出される。
上記のように、ホームサーバ5のメモリ51が家電機器6の制御内容を示す制御テーブルを記憶しており、制御部54がこの制御テーブルに基づいて家電機器6を制御するので、利用者が自宅80で該制御情報の変更を容易にできると共に、該制御情報をインターネット等のネットワークを介して他の機器と送受信することは不要になることから、個人情報の漏洩や盗聴等の発生する危険性が低下し、セキュリティ性の向上を図れる。
送信部55は、家電機器6とデータ通信を行なうための通信回路で構成され、このデータ通信は、自宅80内に配線された電力線又はLANケーブルを介して行なわれる。この送信部55は、制御部54からの指示信号に基づき、制御対象となる家電機器6に対して、動作内容を指示する制御信号を送信する。
図3は、情報送信システム1による家電機器6の制御動作を時系列に示す。まず、利用者が、例えば、会社又は学校からの帰宅途中に、自宅80から最寄りの駅の改札口を通ったとする。このとき、改札口に設置された改札機2の読取部21は、利用者の定期券7から利用者のID情報を読み出す。また、改札機2の制御部23は、タイマ22により、このID情報読み出し時刻を計測し、該時刻を示す時刻情報を取得する。さらに、この制御部23は、上記のID情報と時刻情報とに、個々の改札機2を識別するために自機2に割り当てられた機器情報を付加する(S101)。改札機2のインターフェース24は、制御部23からの信号に基づき、制御部23により送信先として指定されたホストコンピュータ3に、上記のID情報、時刻情報及び機器情報を送信する(S102)。このように、利用者の改札口の通過が、家電機器6の制御動作のトリガとなる。
ホストコンピュータ3の受信部31は、改札機2から送信された上記ID情報、時刻情報及び機器情報を受信する(S103)。制御部33は、受信部31が受信した機器情報に基づき、メモリ32を参照して、この機器情報を送信した送信元の位置を示す位置情報を取得する(S104)。さらに、制御部33は、受信部31が受信したID情報に基づき、メモリ32を参照して、このID情報の送信先を選択する(S105)。送信部34は、制御部33からの指示信号に基づき、上記ID情報、時刻情報及び位置情報を、選択された送信先であるホームサーバ5に送信する(S106)。これらの情報の伝送はインターネット4を介して行なわれる。
ホームサーバ5の受信部53は、ホストコンピュータ3から送信されたID情報、時刻情報及び位置情報を受信する(S107)。制御部54は、メモリ51に格納された制御テーブルを参照し、これらの情報に関連付けされた制御情報を選択する(S108)。さらに、制御部54は、選択された制御情報に基づいて家電機器6を制御する(S109)。
上記のように、改札機2の読取部21により読み出された識別情報が、インターフェース24及びホストコンピュータ3を介してホームサーバ5へ伝送されるので、該識別情報に基づく家電機器の遠隔な制御が可能になる。また、家電機器6の制御内容を示す制御情報は、自宅80外で伝送されることはないので、個人情報の盗聴等の発生を防止できる。
以下に、家電機器6の制御内容の一例を説明する。例えば、利用者が、帰宅予定時間に、自宅80から最寄りの駅の改札口を通ったとき、ホームサーバ5は、改札機2からの情報を基に、照明器具6aに付けられた人感センサ(不図示)により自宅80内に人がいるか否かを判断し、自宅80内に人がいない場合、すぐに照明器具6aを点灯し、エアコン6cの電源をONする。また、駅から自宅80までの所要時間が考慮されて設定された待機時間の経過後、防犯センサ6bの防犯モードが解除される。このため、利用者は、照明器具6aが点灯し、エアコン6cが動作している快適な状態の自宅80に帰宅できる。さらに、帰宅直前までは防犯センサ6bは防犯モードであるため、セキュリティの向上を図れる。一方、自宅80内に人がいる場合、ホームサーバ5は、自サーバ5にメールを送信したり、ホームターミナル6dを用いてテレビ画面に文字を映し出したりすることにより、利用者の帰宅を通知すると共に、帰宅途中の利用者の部屋に設けられたエアコン6cの電源をONする。このため、自宅80にいる人は、利用者の帰宅を知ることができる。
また、利用者が、帰宅予定時間ではなく、出勤予定時間に、自宅80から最寄りの駅の改札口を通ったとき、ホームサーバ5は、改札機2からの情報を基に、照明器具6aの消灯、防犯センサ6bの防犯モードのセット、エアコン6cの電源OFF、鍵の施錠等を行なう。
次に、情報送信システム1の上記構成の変形例を説明する。本変形例に係る情報送信システムは、図示を省略するが、図1に示される実施形態の構成と比較して、利用者のID情報を読み取る機器として、改札機の代わりに、ID情報を読み取る機能を備えた照明柱を用いる。この照明柱は、通過する利用者のID情報を定期券等の記録媒体から読み取る読取部と、ID情報を読み取った時刻を計測するためのタイマと、を備える。また、照明柱は、上記タイマにより計測された時刻を示す時刻情報と、上記読取部により読み出されたID情報と、自柱の位置を示す位置情報とをインターフェースによりホストコンピュータに送信する制御部を有する。なお、読取部を2本の照明柱にそれぞれ取り付け、制御部が、上記読取部がID情報を読み取る順番に基づいて、利用者が自宅から遠ざかっているか或いは自宅に近づいているかを割り出し、その情報をホストコンピュータを介してホームサーバへ送信してもよい。このような構成により、ホームサーバは、利用者が例えば出勤途中であるか或いは帰宅途中であるかを把握することができる。このため、ホームサーバが、利用者が自宅に近づいているか否かの判断を誤ることにより生ずる誤動作を防ぐことができ、利用者の状況に合わせた、家電機器のさらに正確な制御が可能となる。
本発明は、上記のような実施形態の構成に限定されるものでなく、使用目的に応じ、様々な変形が可能である。例えば、記録媒体は、定期券7に限定されず、ICカード又は携帯電話機であってもよい。また、記録媒体から使用者のID情報を読み取る読取部は、改札機2に限定されず、レジ又は電柱に設けられていても構わない。また、ホストコンピュータ3のメモリ32に格納された送信先情報は、ホームサーバ5に割り当てられたIPアドレスに限定されず、メールアドレスであってもよい。
本発明の一実施の形態に係る情報送信システムの構成図。 上記情報送信システムを構成する改札機、ホストコンピュータ及びホームサーバの構成を示すブロック図。 上記情報送信システムにおける家電機器制御動作を示すフローチャート。 従来の情報送信システムの構成図。 従来の施設内機器の自動制御システムの構成図。
符号の説明
1 情報送信システム
2 改札機
21 読取部(リーダ)
22 タイマ
23 制御部
24 インターフェース
3 ホストコンピュータ
31 受信部
32 メモリ
33 制御部
34 送信部(送信手段)
5 ホームサーバ
51 メモリ(記憶手段)
52 操作部
53 受信部
54 制御部(制御手段)
55 送信部
6 家電機器
7 定期券(記録媒体)

Claims (1)

  1. 使用者を特定可能な識別情報を記憶した記録媒体と、前記記録媒体に記憶された識別情報を読み出すリーダと、前記リーダにより読み出された識別情報の伝送を仲介するインターフェースと、前記インターフェースから送信された識別情報を受信し、予め登録された該情報の送信先を選択するホストコンピュータと、前記ホストコンピュータにより送信先として選択され、該コンピュータから送信された識別情報を受信すると共に、該情報に基づいて家電機器を制御するホームサーバと、を備えた情報送信システムにおいて、
    前記ホストコンピュータは、前記識別情報を読み出した前記リーダの位置情報と時刻情報とを前記ホームサーバに送信する送信手段を備え、
    前記ホームサーバは、
    前記識別情報、前記位置情報及び前記時刻情報に関連付けされた家電機器の制御情報を記憶する記憶手段と、
    前記ホストコンピュータの送信手段により送信され受信した前記識別情報、前記位置情報及び前記時刻情報に関連付けされた家電機器の制御情報を前記記憶手段から読み出し、該制御情報に基づいて家電機器を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする情報送信システム。
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