JP2007529310A - Zn含有FCC用触媒およびそれをガソリン中の硫黄を減少させる目的で用いる使用 - Google Patents

Zn含有FCC用触媒およびそれをガソリン中の硫黄を減少させる目的で用いる使用 Download PDF

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Abstract

シリカ−アルミナに担持されている亜鉛化合物およびゼオライトを含有するゼオライト系分解用触媒組成物は硫黄含有炭化水素原料の処理で用いるに有用である。本組成物は特に硫黄量が低いガソリンを製造しようとする時に有用である。

Description

関連出願
本出願は2004年3月19日付けで出願した米国仮出願連続番号60/554,842を基にした出願である。
本発明は、接触分解、より具体的には、高分子量の原料を硫黄含有量が低下した価値ある低分子量の生成物に触媒作用で変化させる目的で使用可能な接触分解用組成物および方法に関する。
重質炭化水素原料、例えばガスオイルおよび/または残油などをガソリンおよびディーゼル燃料に経済的に変化させようとする時にゼオライト、例えば合成ファウジャサイト(faujasite)、ゼオライトベータおよびZSM−5を含んで成っていてそれらが無機酸化物マトリクス、例えばシリカ/アルミナなどの中に分散している接触分解用触媒を用いることができることは一般に知られている。
環境上の懸念から法規によって燃料、例えばガソリンおよびディーゼルなどに入っている硫黄含有量が制限されている。硫黄がガソリンに存在していると、SOx排気の一因になるばかりでなくまた自動車エンジン排気用触媒の触媒力を低下させる。その硫黄濃度を低くする1つの方法は、炭化水素仕込み物(feed)を前以て処理しておく方法、例えば接触分解前に水素化処理を実施する方法などである。しかしながら、そのような方法は大きな投資費用と運転費用を必要とする。硫黄含有量を系内(in situ)、即ちFCC装置内で処理している時に低下させることができれば、その方がより望ましいであろう。
より最近になって、SOx減少用「添加剤」、例えばアルミナおよびアルミン酸マグネシウム(スピネル)などを分解用触媒組成物に添加するとゼオライト触媒全体の性能、特にそれを硫黄が有意な量で入っている原料の処理で用いる時の性能が向上することが見つかった。
遊離水化アルミナ、特にアルファ−アルミナ水化物(ベーマイト)を含有するFCC用触媒が特許文献1に記述されており、それを用いて硫黄を含有する炭化水素に接触分解を受けさせることができる。
プソイドベーマイト(pseudo−boehmite)アルミナを含有するFCC用触媒が特許文献2に開示されており、それは結晶性三水化物成分、例えばベイエライト(bayerite)およびギブサイトなどを含有していてもよい。
アルミナおよびスピネルを包含する添加剤を接触分解用触媒に添加することでFCC用触媒の酸化および再生中に生じるSOx排気量を減少させることができると認識されているが、そのような接触分解用触媒にある添加剤を添加すると分解生成物、例えばガソリンおよびディーゼル燃料などの硫黄濃度が減少し得ることが見つかった。Zn/ヒドロタルサイト、ZrO/アルミナ、Zn/チタニアおよびMn/アルミナを包含するそのような添加剤の概略が非特許文献1に示されている。
ヒドロタルサイト材料を含んで成っていてこれに金属添加剤、即ちルイス酸、好適には
Znが染み込んでいる組成物を用いて硫黄をそのように系内で除去する方法がまた特許文献3にも開示されている。特許文献3によれば、その含浸ヒドロタルサイト材料をFCC用触媒のマトリクスの中に取り込ませてもよいか、或はFCC用触媒と隣接して位置する個別の化合物として用いてもよい。金属がドーパントとして添加されているアニオン性粘土を5−55重量%、ゼオライトを10−50重量%、マトリクスアルミナを5−40重量%、シリカを0−10重量%、他の材料を0−10重量%含有していて残りがカオリンである触媒組成物が特許文献4に提供されており、そこでは前記アニオン性粘土にZn、Fe、V、Cu、W、Mo、Co、Nb、Ni、Cr、CeおよびLaの群から選択される元素を含有する少なくとも1種の化合物をドーパントとして添加している。用語「金属がドーパントとして添加されているアニオン性粘土」は、ドーパントの存在下で生じさせたアニオン性粘土(このアニオン性粘土を結合剤材料を含有しない)を指す。そのようなアニオン性粘土の調製は、(a)二価金属源および三価金属源(これらの中の少なくとも1種は水に不溶である)が入っている水性懸濁液に熟成を受けさせることでアニオン性粘土を生じさせそして場合により(b)段階(a)で得たアニオン性粘土に熱処理を受けさせてもよくそしてその熱処理を受けさせたアニオン性粘土を再水和させることでアニオン性粘土を再び生じさせることで行われる。アニオン性粘土は、二価金属の水酸化物と三価金属の水酸化物の特定の組み合わせで作られている正に帯電した複数の層で構成されていてそれらの間にアニオンおよび水分子が存在する結晶構造を有する。ヒドロタルサイトが天然に存在するアニオン性粘土の例であり、この場合、Mgが二価金属であり、Alが三価金属でありそして炭酸塩が存在する主要なアニオンである。メイクスネライト(meixnerite)は、Mgが二価金属であり、Alが三価金属でありそしてヒドロキシルが存在する主要なアニオンであるアニオン性粘土である。
アルミナに担持されているルイス酸を含有する添加剤およびゼオライト系接触分解用触媒組成物そしてそれらを用いて炭化水素原料を処理することが特許文献5に開示されている。具体的には、アルミナに担持されているルイス酸、例えばNi、Cu、Zn、Ag、Cd、In、Sn、Hg、Tl、Pb、Vi、B、Al(Al以外)およびGaなどの化合物を約1から50重量パーセント含有する分解用触媒組成物が開示されているが、それが使用可能なのは、硫黄含有量が低いガソリン溜分を得ようとする時である。詳細には、アルミナに担持されているルイス酸を約1から50重量パーセント含んで成る組成物が開示されており、それを通常の粒状ゼオライトを含有する流動接触分解(FCC)用触媒に一体型触媒マトリクス成分としてか或は通常のFCC用触媒の粒径と同じ粒径を有する個別の粒状添加剤として添加している。そのような触媒は硫黄を含有する高分子量炭化水素原料、例えばガスオイル、残油溜分およびこれらの混合物などに接触分解を受けさせて硫黄含有量が有意に低下した生成物、例えばガソリンおよびディーゼル燃料などを生じさせる目的で使用可能である。重要なことは、特許文献5に、シリカ(また、これはアルミナの表面積を安定にすることも知られている)がそれに開示されている如き発明にとって有害であることが記述されていることにある。
カナダ特許第1,117,511号 米国特許第4,010,116号 T.Myrstad他の米国特許第6,497,811号 WO 2004/002620 米国特許第5,525,210号 Cracking Catalyst Additives for Sulfur Removal from FCC Gasoline、Catalysis Today、53(1999)565−573
発明の要約
ここに、米国特許第5,525,210号の開示とは対照的に、シリカ含有マトリクスの中に入っているゼオライトを含有する亜鉛含有FCC分解用触媒(亜鉛は主にマトリクスと混ざり合っておりかつそれに担持されている)を用いて炭化水素に分解を受けさせることで硫黄濃度が低下した分解生成物、例えばガソリンおよびディーゼル燃料をもたらすことができることを見いだした。本発明者らは、米国特許第5,525,210号に示されている事とは対照的に、シリカ−アルミナマトリクスに担持されている亜鉛、例えば酸化亜鉛の形態の亜鉛などがゼオライト触媒存在下のFCC接触分解中に分解で生じたガソリン生成物の硫黄濃度を減少させる能力を有することを見いだした。
従って、本発明の目的は、分解生成物の硫黄含有量を低くする能力を有するように改良を受けさせたFCC用触媒および添加剤を提供することにある。
本発明の別の目的は、硫黄含有炭化水素原料を低硫黄ガソリンおよびディーゼル燃料に変化させる目的で用いるに適するように改良を受けさせた接触分解用組成物、添加剤および方法を提供することにある。
さらなる目的は、分解生成物の硫黄含有量を低下させる目的で通常のゼオライト含有触媒と混合可能な粒状のFCC用触媒添加剤組成物を提供することにある。
以下に行う本発明の詳細な説明から本発明の前記および追加的目的が本分野の技術者に容易に明らかになるであろう。
発明の詳細な説明
本発明は、幅広い意味で、シリカ−アルミナ担体に担持されている亜鉛を含有するゼオライト系接触分解用組成物およびそれを炭化水素原料の処理で用いることを意図する。
より具体的には、亜鉛化合物をこれがシリカ−アルミナに担持されている状態で約0.1から50重量%(亜鉛として)含有させておいた分解用触媒組成物が硫黄含有量が低いガソリン溜分を得ようとする時に有効であることを見いだした。
詳細には、亜鉛化合物をこれがシリカ−アルミナに担持されている状態で0.1から50重量%(亜鉛として)含有させておいた組成物を通常の粒状ゼオライトを含有する流動接触分解(FCC)用触媒に一体型触媒マトリクス成分として添加しておくとそのような触媒を硫黄を含有する高分子量の炭化水素原料、例えばガスオイル、残油、溜分およびこれらの混合物などの接触分解で用いた時に硫黄含有量が有意に低下した生成物、例えばガソリンおよびディーゼル燃料などがもたらされ得ることを見いだした。シリカ−アルミナマトリクスに担持されている亜鉛およびゼオライトを含有する本発明の組成物を用いると、原料の変換率を高くした時でも、硫黄含有量が低下したガソリン溜分を生じさせることができる。
本亜鉛含有シリカ−アルミナを用いると分解で生じた炭化水素生成物に通常存在する硫黄成分が除去される機構を正確には理解していないが、米国特許第5,525,210号の記述および実施例(ルイス酸を保持させる目的で担体の中に含有させたシリカは硫黄含有量を低くしない、特に変換率が高い時に低くしないことを見つけだした)を考慮すると、硫黄含有量が低くなることを見つけだしたことは驚くべきことである。それとは対照的に、本出願者らは、変換率が65%を超える時でもガソリン溜分中の硫黄が大きく減少することを見いだした。
カ焼カオリンから生じたシリカ−アルミナマトリクスの中で系内で生じたゼオライトが入っているFCC用触媒に亜鉛塩の溶液を含浸させることを通して、本脱硫用組成物の調製を実施する。典型的には、亜鉛塩、例えば硝酸塩、塩化物および硫酸塩など、または有機エステル塩、例えば酢酸塩などが約10から20重量パーセント入っている水溶液を用いてこれを当該FCC用触媒に湿り開始(incipient wetness)まで含浸させる、即ちそれが水細孔容積(water pore volume)を満たすまで含浸させる。ゼオライト上で交換され得る亜鉛の量は少量であるが、全部ではないにしてもほとんど全部の亜鉛塩が当該FCC用触媒のシリカ−アルミナマトリクスの中に取り込まれると考えている。
次に、その亜鉛含浸FCC用触媒に乾燥を100から150℃で受けさせた後、加熱(カ焼)を400から700℃、好適には500−600℃で受けさせてアニオン成分、例えば塩素イオン、硝酸イオン、硫酸イオンまたはエステルなどを除去することで粒状の脱硫用組成物を得るが、これを単独で使用してもよいか、或は循環している商業的ゼオライト含有「分解」用触媒インベントリー(inventory)に個別の粒状添加剤として添加してもよい。本発明の添加剤は亜鉛化合物をこれがシリカ−アルミナマトリクスに担持されている状態でZnが0.1−50重量%、典型的にはZnが1−20重量%、または例えばZnが4−12重量%の量で含有する。その生じる亜鉛化合物はカ焼条件に依存するであろう。前記マトリクスの中に最初に含浸させておいた亜鉛塩のアニオン成分を除去する目的でカ焼を実施すると典型的には酸化亜鉛が生じるであろう。他の亜鉛化合物も生じる可能性があり、それらには水酸化亜鉛、亜鉛とアルミニウムの混合酸化物、または亜鉛塩のアニオン成分の残りと亜鉛が含まれる。
シリカ−アルミナにLaまたはCeを約2から30重量パーセント用いた安定化を受けさせることでマトリクスの水熱安定性を向上させることができる。これは、当該FCC用触媒にランタンの水溶液またはランタンが豊富な希土類塩の溶液または同様なセリウム塩溶液による湿り開始含浸を受けさせた後に乾燥およびカ焼を実施することで達成可能である。
亜鉛成分を含有するFCC用触媒の製造はEngelhard Corporationが開発した公知の系内方法を用いて実施可能である。例えば米国特許第3,932,968号および米国特許第4,493,902号(これらの内容は全体が引用することによって本明細書に組み入れられる)がそのような方法の例である。(a)特徴的な発熱を少なくとも実質的に経るカ焼を受けさせておいたカオリンとメタカオリンの混合物から生じさせた微小球の中で少なくとも5重量%の量のY−ファウジャサイトゼオライトを以下に記述する条件下で結晶化させそして(b)その結果としてもたらされた微小球にイオン交換を以下に記述する手順で受けさせることで前記微小球の中のナトリウムカチオンをより望ましいカチオンに置き換えることを通して、本発明に従う触媒を得ることができる。
好適には、ゼオライトを中で結晶化させる微小球は、結晶化反応前、メタカオリンを約20−70重量%含有しかつ特徴的な発熱を少なくとも実質的に経るカ焼を受けてシリカ−アルミナ構造になっているカオリンを約30−80重量%含有する。その微小球が含有する水和カオリンの量は約10重量%以下であり得る。
カ焼カオリンの微小球を製造するに好適な方法は一連の段階を包含する。最初に、微細な水和カオリン[例えば表題が「Aluminum Silicate Pigments」(EC−1167)のEngelhard Technical Bullten No TI−1004に記述されている市販の水和カオリンであるASP(商標)600
]にこれの特徴的な発熱を少なくとも実質的に経るカ焼を受けさせる。例えば、前記水和カオリンの1インチの床にカ焼をマッフル炉内でチャンバ温度を約1800−1900°Fにして約1−2時間受けさせることで、ムライトの実質的な生成を起こさせることなく特徴的な発熱を経るカ焼を受けたカオリンを生じさせることができる。別の例として、前記カオリンの1インチの床にカ焼を電気加熱炉内でチャンバの温度を約2100°Fより高くして受けさせることで、前記水和カオリンの実質的な部分がムライトになる特徴的な発熱を経るカ焼を受けさせてもよい。
カ焼中に前記微細カオリンのいくつかが凝集してより大きな粒子になる。カ焼が完了した後、その凝集したカオリンを粉砕して微細な粒子にする。
次に、特徴的な発熱を経るカ焼を受けたカオリンと微細水和カオリンが入っている水性スラリーを調製する。次に、この水性スラリーに噴霧乾燥を受けさせることで、特徴的な発熱を少なくとも実質的に経るカ焼を受けたカオリンと水和カオリンの混合物を含有して成る微小球を得る。好適には、前記水性スラリーに噴霧乾燥を受けさせる前に、それにケイ酸ナトリウムを少量添加しておく。そのケイ酸ナトリウムは噴霧乾燥中および噴霧乾燥後にカオリン粒子間の結合剤として機能すると考えている。
好適には、また、噴霧乾燥を受けさせる前の前記水性スラリーにゼオライト開始剤もある量(例えばカオリンの3から30重量%)で添加しておく。本明細書で用いる如き用語「ゼオライト開始剤」は、この開始剤を存在させないと起こらないであろうゼオライト結晶化過程を起こさせるか或はこの開始剤を存在させなくても起こるであろうゼオライト結晶化過程の時間を有意に短縮する材料(シリカとアルミナを含有する)のいずれも包含する。そのような材料はまた「ゼオライト種晶」としても知られる。そのようなゼオライト開始剤はx線回折で検出可能な結晶度を示すか或は示さない可能性もある。
噴霧乾燥で微小球にする前の水性混合カオリンスラリーにゼオライト開始剤を添加しておくことを本明細書では「内部種晶添加(internal seeding)」と呼ぶ。別法として、カオリン微小球が生じた後であるが結晶化過程を開始する前にゼオライト開始剤をそれらと混合することも可能であり、そのような技術を本明細書では「外部種晶添加(external seeding)」と呼ぶ。
噴霧乾燥後の微小球にカ焼を前記微小球に入っている水和カオリンがメタカオリンに変化するに充分な温度で充分な時間受けさせる(例えばマッフル炉内でチャンバ温度を約1350°Fにして2時間)。その結果として生じた微小球は、特徴的な発熱を少なくとも実質的に経るカ焼を受けたカオリンとメタカオリンの混合物を含有していて前記2種類のカ焼カオリンが同じ微小球の中に存在する。この微小球は好適にはメタカオリンを約20−70重量%および特徴的な発熱を経るカ焼を受けたカオリンを約30−80重量%含有して成る。
この上に記述した方法では、特徴的な発熱を経るカ焼を受けたカオリンとメタカオリンが同じ微小球の中に存在する。しかしながら、本発明は、より幅広い範囲において、当該微小球の非ゼオライト系成分を他のカ焼カオリン源から生じさせることを包含すると理解されるべきである。例えば、Y−ファウジャサイトを少なくとも約5重量%含有していて必要な活性、選択性、水熱安定性および耐摩滅性を示す微小球の非ゼオライト系成分をムライトの実質的な生成無しに特徴的な発熱を経るカ焼を受けたカオリン粘土とメタカオリンの混合物(前記2種類のカ焼粘土が個別の微小球の中に存在する)を含有する微小球から生じさせることも可能であると考えている。
ムライトの実質的な生成無しに特徴的な発熱を経るカ焼を受けたカオリンとメタカオリ
ンの個別の微小球の製造は本技術分野で公知の技術を用いて実施可能である。そのようなメタカオリン微小球の製造は、例えば、最初にASP(商標)600水和カオリンと少量の分散剤(例えばピロ燐酸テトラナトリウム)が入っている水性スラリーに噴霧乾燥を受けさせることで水和カオリンの微小球を生じさせた後に前記微小球にカ焼を前記水和カオリンが少なくとも実質的にメタカオリンに変化する条件下で受けさせることなどで実施可能である。ASP(商標)600カオリンの水性スラリーにゼオライト開始剤を添加することで前記メタカオリン微小球に内部種晶を添加してもよい。
以下に詳細に考察するように、前記カ焼を受けさせておいたカオリン微小球を適当量の他の成分(少なくともケイ酸ナトリウムおよび水を包含)と一緒に混合した後に結果として生じたスラリーの加熱を前記微小球の中で少なくとも5重量%の量のY−ファウジャサイトが結晶化するに充分な温度で充分な時間(例えば200−215°Fで10−24時間)実施することで、Y−ファウジャサイトを結晶化させる。
そのカ焼を受けさせておいたカオリン微小球を1種以上のケイ酸ナトリウム源および水と混合することでスラリーを生じさせる。また、ゼオライト開始剤を前以て添加(例えば内部種晶添加)しなかった時には前記カオリンとは別の源に由来するそれもまた添加する。その結果として得たスラリーには好適には下記が入っている:(a)溶液相中のNaO/SiOが約0.49−0.57のモル比、および(b)カ焼カオリンの微小球に対する溶液相中のSiOの重量比が約1.0−1.7。必要ならば、溶液相中のNaOを適切な濃度に調整する目的で水酸化ナトリウムを前記スラリーに入れてもよい。スラリーの「溶液相」を本明細書で用いる場合、これに結晶化用反応槽に添加する材料の全部(結晶化工程に外部種晶を添加する場合にはゼオライト開始剤を含有する如何なる混合物も包含)を包含させるが、但しカ焼粘土微小球を構成する材料(例えば内部種晶添加で微小球の中にいくらか取り込まれたゼオライト開始剤を包含)は除く。
結晶化用反応槽に下記の成分を下記のモルおよび重量比で添加すると満足される結果が得られることを確かめた(特に明記しない限り、示す比率はモル比である)。
Figure 2007529310
結晶化工程に非晶質のゼオライト開始剤を内部種晶として添加する場合、溶液相中のNaOに対するHOのモル比が約23以上になるようにするのが好適である。その理由は、溶液相中のNaOに対するHOのモル比を前記レベルより低い比率にまで低くすると結晶化工程中に微小球が粉末になる可能性がありかつその結果としてその工程中に起こるゼオライト成長の速度が遅くなる可能性があることにある。
結晶化工程を開始させる時に結晶化用反応槽の中に存在させる成分全部のモル比を典型的には下記の範囲内にする:
Figure 2007529310
結晶化工程開始時のカ焼カオリン微小球に対する水の好適な重量比は約4−12である。我々は、結晶化用反応槽の大きさを最小限にする目的で、好適には、反応槽に添加するカ焼カオリン微小球の量を最大限にしかつ結晶化工程中に存在させる水の量を最小限にする。しかしながら、そのようにすると、結晶化したゼオライトの結晶単位格子サイズが大きくなる。従って、微小球に対する水の好適な比率は、結晶化用反応槽内の固体含有量を最大にした場合の結果と、ゼオライトの単位格子サイズを最小にした場合の結果の間の歩み寄りである。
結晶化工程開始時に結晶化用反応槽に添加する成分を下記のモルおよび重量比にすると良好な結晶化が得られた(特に明記しない限り、示す比率はモル比である):
Figure 2007529310
結晶化用反応槽に添加するケイ酸ナトリウムおよび水酸化ナトリウム反応体はいろいろな源に由来するものであってもよい。例えば、そのような反応体をN(商標)Brandケイ酸ナトリウムと水酸化ナトリウムの混合物が入っている水溶液として供給してもよい。別の例として、別のゼオライト含有製品を結晶化させている時に生じる母液を用いてケイ酸ナトリウムの少なくとも一部を供給してもよい。そのような副生成物である濃母液は典型的にNaOを約15.0重量%、SiOを29重量%およびAを0.1重量%含有する可能性がある。
結晶化工程が終了した後、Y−ファウジャサイトを含有する微小球をこれの母液の少なくとも実質的な部分から例えば濾過などで分離する。前記微小球を濾過段階中または濾過段階後のいずれかに水と接触させることでそれらを洗浄するのが望ましい可能性がある。その洗浄段階の目的は、そうしないと前記微小球の中に同伴されて残存するであろう母液を除去することにある。
前記微小球が含有するY−ファウジャサイトはナトリウム形態である。満足される触媒特性を示す製品を得ようとするには、前記微小球の中のナトリウムカチオンをより望ましいカチオンに置き換える必要がある。前記微小球をアンモニウムもしくは希土類イオンまたは両方が入っている溶液と接触させることでそれを達成する。このイオン交換段階1段階もしくは複数段階を好適には結果としてもたらされる触媒のREO含有量が少なくとも約2重量%、好適には少なくとも約7重量%でNaO含有量が約0.7重量%未満、最も好適には約0.3重量%未満になるように実施する。イオン交換を受けさせた後の微小球を乾燥、好適にはフラッシュ乾燥させることで本発明の微小球を得る。
本発明のZn含有触媒の存在下で用いてFCC条件下で分解を受けさせる炭化水素原料の硫黄含有量は典型的に約0.1から12.5重量パーセント、典型的には0.4−7重量パーセントである。そのような原料には、沸騰範囲が約340から565℃の範囲のガスオイルばかりでなく残存する原料およびこれらの混合物が含まれる。
接触分解工程を通常のFCC装置内で実施するが、この場合、約400から700℃の範囲の反応温度および約500から850℃の再生温度を用いる。本触媒、即ちインベントリーを連続的反応/再生工程中に前記装置の中を循環させるが、その間に、分解で生じたガソリンおよびディーゼル燃料溜分の硫黄含有量が5から100パーセント低下する。
本発明の亜鉛含有触媒をインベントリー全体の1−100重量%のレベル、好適には5−30重量%のレベル、より好適には10−20重量%の量で標準的FCC用触媒と混合する。
硫黄を含有するガスオイルに接触分解を500から550℃で受けさせている間に起こる分解反応によってガソリン沸騰範囲の硫黄種が生じる。そのような種はチオフェン、CからCのアルキルチオフェン、テトラヒドロチオフェンおよびプロピルからヘキシルのメルカプタンであり、これらは全部がガソリン範囲の沸点を有する。そのような種はルイス塩基であり、本発明の亜鉛含有触媒と相互作用し得る。そのような1つの相互作用はFCCUのライザー/反応槽側で本Zn含有触媒に硫黄ルイス塩基種が吸着することであろう。次に、本Zn含有触媒種に吸着された種が酸化され、それによってFCCUの再生装置側に硫黄ルイス塩基種が存在しなくなり、ライザー/反応槽側に吸着される硫黄種の量の方が多くなり得るであろう。別の相互作用は、硫黄ルイス塩基が本Zn含有触媒に吸着された後にFCCUのライザー/反応槽側で分解反応が起こることであろう。そのような反応で生じる可能性が最も高い生成物は硫化水素および硫黄を含有しない炭化水素であろう。
本発明の基本的な面を記述してきたが、具体的な態様を説明する目的でいろいろな実施例を示す。本実施例は単に説明の目的で示すものであり、添付請求項の範囲を本実施例に示す制限に限定するほど厳密には解釈されるべきでない。
本実施例に本発明に従うZn含有触媒の調製を示す。
水和カオリンの水性スラリーに噴霧乾燥を受けさせた後に前記カオリンにこれがシリカ−アルミナスピネルになるように発熱を越えるカ焼を1800°Fで受けさせることで生じさせたカオリン微小球(95重量%)を、水和カオリンの水性スラリーに噴霧乾燥を受けさせた後にその生じた微小球にこれからメタカオリンの微小球が生じるようにカ焼を1350°Fで受けさせることで生じさせたカオリン微小球(5重量%)と混合する。次に、この微小球の混合物をケイ酸ナトリウムを入れておいた苛性水溶液の中に入れた後、熱処理を100°Fで6−12時間実施する。次に、その熱処理を受けさせた微小球に180°Fの温度に及ぶ処理を前記微小球の中で起こるゼオライトの成長が結果として粒子の約20重量%になるまで受けさせる。次に、そのY−ゼオライト含有微小球に硝酸アンモニウムおよび希土類の硝酸塩を用いたカチオン交換を受けさせることでナトリウムを除去する。最終的な希土類含有量が前記微小球の重量を基準にしておおよそ2重量%になるようにする。
硫酸亜鉛の水溶液をこれがこの上で生じさせたY−ゼオライト含有微小球(7キログラム)が有する細孔容積の約90%を満たす量で添加した。その材料に乾燥に続いてカ焼を1100°Fの空気中で受けさせた。その触媒の測定亜鉛含有量は4.4重量%であった。
実施例1で生じさせた亜鉛含有触媒を20重量%の濃度で標準的な商業的分解用触媒と混合した後、標準的なプロトコルを用いて失活させた。実施例1の亜鉛含有触媒を約20重量%含有させておいた触媒混合物は、この混合物全体を基準にした亜鉛量が約0.88重量%であることに相当する。この混合物に循環型パイロットプラントライザー装置を用いた試験を受けさせた。ガソリンの硫黄濃度が実施例1の添加剤を添加していない同じ商業的分解用触媒を用いた時のそれに比べておおよそ11%低くなった。

Claims (10)

  1. 硫黄含有炭化水素原料の分解溜分の硫黄含有量を低くする触媒であって、シリカ−アルミナマトリクスに担持されている亜鉛およびゼオライトを含有する触媒粒子を含んで成る触媒。
  2. 前記亜鉛が亜鉛化合物の形態である請求項1記載の触媒。
  3. Znを4−12重量%含有する請求項2記載の触媒。
  4. 前記ゼオライトがゼオライトYでありそして前記ゼオライトYがカ焼カオリン粒子から系内で生じたものでありかつ前記ゼオライトYが前記粒子の少なくとも5重量%を構成している請求項1記載の触媒。
  5. 前記触媒粒子が追加的ゼオライト含有FCC用触媒と混ざり合っておりかつ前記触媒粒子が前記混合物の1−30重量%を構成している請求項1記載の触媒。
  6. 硫黄含有炭化水素に接触分解を受けさせる方法であって、シリカ−アルミナに担持されている亜鉛およびゼオライトモレキュラーシーブを含んで成る触媒粒子およびFCC用触媒を含有する循環している触媒インベントリーの存在下で炭化水素原料を反応させそして硫黄含有量が低下したガソリン溜分を回収することを含んで成る方法。
  7. 前記原料が硫黄を約0.1から12.5重量%含有する請求項6記載の方法。
  8. 前記触媒粒子が亜鉛を亜鉛化合物の形態の亜鉛として1−20重量%含有する請求項6記載の方法。
  9. 前記ゼオライトがゼオライトYでありそして前記ゼオライトYがカ焼カオリン粒子から系内で生じさせたものでありかつ前記ゼオライトYを前記粒子の少なくとも5重量%の量で存在させる請求項6記載の方法。
  10. 前記触媒粒子を循環している前記触媒インベントリーの1−100重量%の量で存在させる請求項6記載の方法。
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