JP2007527065A - 画像グループを表すアイコンを生成する方法、当該方法を実行するよう構成されるコンピュータシステム、コンピュータプログラムプロダクト及びデータキャリア - Google Patents

Abstract

本発明は、複数の画像を有する画像グループを表すアイコンを生成する方法に関する。アイコンは、画像グループからの画像の選択から構成される。本方法は、各画像の相対的な重要度を決定するステップと、各画像の決定された相対的な重要度に基づき、画像の選択から構成されるアイコンを生成するステップとを有する。

Description

本発明は、複数の画像を有する画像グループを表し、当該画像グループからの画像の選択から構成されるアイコンを生成する方法に関する。本発明はさらに、コンピュータシステム、コンピュータプログラムプロダクト及びデータキャリアに関する。

例えば、パーソナルコンピュータ、デジタルカメラ又は他の同様の装置などのグラフィカルユーザインタフェースは、写真などのデジタル画像を格納、抽出、印刷及び閲覧するのに使用されるかもしれない。現在では、フォトサービスなどによって格納されるウェブブラウザを介し遠隔地においてパーソナル画像を閲覧することも可能である。ユーザは、フォトサービスによって印刷される画像を選択するかもしれない。

１つの装置は、数百又は数千もの画像を有するかもしれない。このような大量のデータを整理するため、これらの画像は通常はアルバム又はグループに分割される。このようなグループは、アイコンと、タイトルや日付などのそれに関連するメタデータとによって表される。大きな画像コレクションを処理するとき、ユーザは、いわゆるグループベース検索ツールを用いてこのようなコレクションをブラウズ及び検索することを所望する。

固定された所定のアイコンを使うのではなく、既知のグラフィカルインタフェースでは、当該グループに対するアイコンとして使用されるグループから代表画像を選択することがしばしば可能である。しかしながら、グループ全体の代表として１つの画像を選択することは、しばしば大変困難である。このことはユーザによる複数のアクションを要求するだけでなく、１つのグループは数百の画像を有するかもしれないため、ユーザがグループの代表として１つの画像を選択することはまた困難であるかもしれない。

一部のメディアブラウザインタフェースは、グループの最初又は最後の画像などとしてグループの代表となる画像を自動選択する。アイコンとしてユーザによって最後に閲覧された画像を選択することもまた知られており、ここではアイコンが定期的に変更され、ユーザを混乱させる。

一部のメディアブラウザインタフェースは、例えば、４つの画像のグリッドなど、複数の画像から構成されるアイコンを用いて画像グループを表す。しかしながら、これらの画像の選択はまた、グループの最初であるか、又は最後に閲覧された画像から行われる。

本発明の課題は、画像グループを代表するアイコンを自動生成する方法及び装置を提供することである。この課題を取得するため、本発明は、前記規定されたような方法であって、
各画像の相対的な重要度を決定するステップと、
各画像の前記決定された相対的な重要度に基づき、画像の選択から構成されるアイコンを生成するステップと、
を有することを特徴とする方法を提供する。

本方法によると、画像グループを表すアイコンが自動的に生成される。

ＵＳ２００３／０１１７６５１Ａ１は、ページに配置された写真コレクションである写真アルバムを生成する方法を記載していることに留意されたい。当該方法は、アルバムのレイアウトを決定するため、各写真の重要度を決定する。比較的高い重要度の写真は、例えば、より大きく印刷され、ページの中心に配置される。各写真の重要度は、各写真に関する影響のある情報を収集することによって決定される。影響のある情報とは、閲覧時間、写真を閲覧している間のユーザの顔の表情及び／又は頭の動き、写真を閲覧している間のユーザの心拍数、体温、電気皮膚応答などの生理的反応などであるかもしれない。

ＵＳ２００３／０１１７６５１Ａ１は、写真の相対的な重要度を決定する方法を記載しているが、この決定された重要度を用いて写真アルバムのレイアウトを準備するにすぎない。当該方法は、画像グループを表すアイコンの選択に関するものではない。

本発明の実施例によると、各画像の前記相対的な重要度は、
画像が表示されるタイムスパンと、
手動による注釈の有無と、
スライドショーについて画像が選択された回数と、
印刷及び／又は送信されたコピー数と、
明示的なユーザレーティングと、
画像類似度を用いたコレクションにおけるまれさと、
自動顔（オブジェクト）検出により検出される顔（又は他のオブジェクト）の有無と、
の少なくとも１つに基づき決定される。

これらは、ユーザによって行われるような画像の相対的な重要度の良好な指標を与え、容易に記録可能なパラメータである。

本発明の実施例によると、前記アイコンに含まれる画像数は、各画像の前記決定された相対的な重要度に基づき選択される。数個の画像がその他の画像よりはるかに重要であるようにみえる場合、これらの画像のすべてがアイコンに含まれるかもしれない。従って、アイコンに含まれる画像数は一定ではなく、決定された重要度に適合される。

本発明の実施例によると、前記アイコンのレイアウトは、各画像の前記決定された相対的な重要度に基づき選択される。レイアウトは、決定された重要度の真の考慮を実現するよう調整されてもよい。

本発明の実施例によると、前記アイコンの各選択された画像のサイズは、各画像の前記相対的な重要度に比例する。決定された重要度にサイズを調整することによって、アイコンは、決定された重要度の真の考慮を与える。

本発明の実施例によると、前記アイコンの各選択された画像の位置は、各画像の前記相対的な重要度に依存する。例えば、比較的重要度の低い画像は、アイコンの中心からさらに離れて配置されるかもしれない。

本発明の実施例によると、前記画像グループは、映画からの複数のスチルを有する。画像グループは、映画からのスチルであってもよい。相対的に最も高い重要度のスチルが、当該映画を表すアイコンに含まれてもよい。

本発明の実施例によると、前記画像グループは、画像グループ、映画、コンピュータプログラム又はアプリケーションなどを表す複数のアイコンを有する。いくつかのアイコンを表すアイコンが、本発明によって生成されてもよい。より複雑な階層的順序により相互に配置される多数の画像が構成される必要がある場合、アイコングループを表すこのようなアイコンは、大変有用であるかもしれない。

本発明の実施例によると、前記アイコンは、デスクトップである。デスクトップのレイアウトは、コンピュータのコンテンツを表すアイコンとして閲覧されるかもしれない。従って、デスクトップのレイアウトは、本発明に従って決定されるかもしれない。画像の選択、それらの相互の位置、それらのサイズなどが、各画像の決定された重要度に基づき決定されるかもしれない。

本発明の実施例によると、本方法はさらに、各画像の前記決定された相対的な重要度に基づき相対的な順序を決定するステップを有する。画像グループが写真グループである場合、写真がユーザに提示される順序は、決定された相対的な重要度によって決定され、好ましくは、重要度の降順に画像を提示する。

さらなる特徴によると、本発明は、処理手段と記憶手段とを有するコンピュータシステムであって、前記処理手段は、前記記憶手段と通信するよう構成され、当該コンピュータシステムは、複数の画像を有する画像グループを表し、該画像グループからの画像の選択から構成されるアイコンを生成するよう構成され、
前記処理手段は、各画像の相対的な重要度を決定するよう構成され、
前記処理手段は、各画像の前記決定された相対的な重要度に基づき、画像の選択から構成されるアイコンを生成するよう構成される、
ことを特徴とするコンピュータシステムに関する。

さらなる特徴によると、本発明は、処理手段と記憶手段とを有するコンピュータシステムのプロセッサによってロードされるコンピュータプログラムであって、前記処理手段は、前記記憶手段と通信するよう構成され、当該コンピュータプログラムは、複数の画像を有する画像グループを表し、該画像グループからの画像の選択から構成されるアイコンを生成する方法を実行するよう構成され、
前記方法は、
各画像の相対的な重要度を決定するステップと、
各画像の前記決定された相対的な重要度に基づき、画像の選択から構成されるアイコンを生成するステップと、
を有することを特徴とするコンピュータプログラムに関する。

さらなる特徴によると、本発明は、上記記載のコンピュータプログラムを有するデータキャリアに関する。

さらなる特徴によると、本発明は、複数の画像を有する画像グループの相対的な順序を決定する方法であって、
各画像の相対的な重要度を決定するステップと、
各画像の前記決定された相対的な重要度に基づき、前記相対的な順序を決定するステップと、
を有することを特徴とする方法に関する。例えば、画像グループが写真グループである場合、写真がユーザに提示される順序は、決定された相対的な重要度によって決定され、好ましくは、重要度の降順に画像を提示する。

本発明の好適な実施例によると、本発明は、
ａ）画像重要度の計算
ｂ）レイアウトの選択
ｃ）アイコンの自動生成
ｄ）アイコンのインタラクティブ編集
を有する方法である。
ａ）画像重要度の計算
まず、各画像の重要度Ｉ_ｉが決定される。ここで、Ｉ_ｉは好ましくは、０〜１の数である。

各画像の重要度Ｉ_ｉは、以下のファクタの１以上に基づき決定されるかもしれない。
・画像が表示されるタイムスパン
・手動による注釈の有無
・スライドショーについて画像が選択された回数
・印刷及び／又は送信されたコピー数
・明示的なユーザレーティング
・画像類似性を用いて決定されたコレクションのおけるまれさ
・自動顔（オブジェクト）検出により検出された顔（又は他のオブジェクト）の有無
例えば、画像が表示されているタイムスパンが画像の相対的な重要度を決定するためのファクタとされる場合、画像ｉの重要度Ｉ_ｉは、
Ｉ_ｉ＝Ｔ_ｉ／Ｔ_ｍ
によって決定される。ただし、Ｔ_ｉは画像ｉが表示された時間であり、Ｔ_ｍ＝ｍａｘ｛Ｔ_１，．．．，Ｔ_ｉ，．．．，Ｔ_Ｎ｝（Ｎは表示された画像数である）である（すなわち、Ｔ_ｍは、表示されたすべての画像のうち最大のタイムスパンである）。

画像の重要度は、これらのファクタの１つを用いて決定されてもよいが、またこれらのファクタの選択に基づき、又はこれらのファクタのすべてに基づき決定されてもよい。また、画像の重要度が決定される他のファクタが、本発明の趣旨から逸脱することなく考慮することが可能である。

複数のファクタが考慮されるとき、画像の重要度は、異なるファクタの加重平均を計算することによって決定されるかもしれない。

各画像の重要度は、経時的に進化するかもしれない。画像の相対的重要度を決定するため考慮されるファクタが変化する毎に、相対的な重要度は変化する。例えば、画像が表示される毎に、表示タイムスパンに基づく相対的な重要度は変化する。

また、あるファクタが最後に変化してから経過した時間を考慮することが可能である。例えば、特定の画像が大変頻繁に表示されてきたが、すべての表示時間が１年前以上に記録されたものであり、他の画像が最近数ヶ月間に比較的大変頻繁に表示されたものである場合、これも考慮することが可能である。
ｂ）レイアウトの選択
各画像の相対的な重要度が決定された後、アイコンについてレイアウト選択１１と１２が可能である。この選択は、自動的に実行されてもよいが、所望の場合には、ユーザによって自動的に実行されてもよい。

例えば、あるグループの６つの画像が当該グループのその他の画像と比較して、かなり高い相対的な重要度を有している場合、これら６つの画像は、アイコンを構成するのに利用するため選択される。次に、６つの画像を有することを可能にするアイコンレイアウトが選択されるかもしれない。このようなアイコン１１及び１２の例が、図１ａ及び１ｂに示される。もちろん、アイコンはさらに、アイコンによって表示される画像の種類の記述を与えるテキストなど他のコンポーネントを有するかもしれない（例えば、「休日２００１」など）。

６つすべての選択された画像がほぼ等しい相対的な重要度を有する場合、図１ａに示されるアイコンレイアウト１１が、好ましくは選択される。インスタンス画像など、６つの選択された画像の１つがその他５つの選択された画像よりかなり高い相対的な重要度を有する場合、図１ｂのアイコンレイアウトが好ましくは選択される。

アイコンに含まれる必要がある画像数の選択は、複数の方法により実行可能であるということは理解されるであろう。例えば、アイコンに含まれる各画像の重要度の和は、最小のある所定値であることが要求されるかもしれない。しかしながら、また他の選択基準が適用されてもよい。

アイコンレイアウトの選択は、少なくとも２つのステップを実行することによって実行されてもよい。
１）アイコンに表示されることが必要とされる画像数の決定
２）データベースなどから複数のアイコンレイアウトのうちマッチするアイコンレイアウトの選択
ｃ）アイコンの自動生成
アイコンレイアウトが選択された後、画像が選択されたアイコンレイアウトに挿入されてもよい。画像のサイズは、それの相対的な重要度に直接依存しているかもしれない。また、アイコンの中心からの画像の距離は、重要度の低い画像によって取り囲まれている中心の最も重要度の高い画像など、それの相対的な重要度に依存させることが可能である。

さらに、すべての種類の任意的なグラフィカル効果が、適用されてもよい。例えば、
・１以上の画像の回転
・各画像の部分的な重複
・各画像の混合
・画像の周囲のフレーム及び境界の追加
・アルバムタイトルやユーザの注釈などの他のメタデータのスーパーインポーズ
などである。

図２ａ及び２ｂにおいて、６つの画像１，２，３，４，５，６（ただし、相対的な重要度は、Ｉ_１＞Ｉ_２＞Ｉ_３＞Ｉ_４＞Ｉ_５＞Ｉ_６である）を有するアイコンの例が示される。

再び、これは好ましくは自動的に実行されるが、また手動により実行されてもよい。
ｄ）アイコンのインタラクティブ編集
最後に、ユーザは生成されたアイコンをインタラクティブに編集するかもしれない。システムは、好ましくは、ユーザが結果として得られるアイコンをインタラクティブに編集することを可能にするべきである。ドラッグ及びドロップ機能によって、ユーザは、画像のレイアウト、サイズ及び順序などを容易に変更することが可能とされるべきである。

画像をリサイズするとき、他の画像がそれらの相対的な重要度に応じてそれらのサイズを調整するかもしれない。ユーザがアイコンから画像を削除する場合、置換のため次に最も高い重要度の画像が自動的に選択することが可能である。

この最後のステップは自動的に生成されたアイコンに満足しないユーザについて任意的なものであるということが理解されるであろう。

画像の重要度はまた、ユーザに応じたものとすることが可能である。コンピュータなどの装置が複数の人々によって使用される場合、コンピュータは、各ユーザが異なる閲覧履歴を有するため、各ユーザの各画像に対する相対的な重要度を決定するかもしれない。

ここで説明される方法は、１つの画像グループのみの代わりに、いくつかの画像を有するいくつかのグループに適用されてもよい。例えば、ユーザがスポーツに関する画像を有する３つの画像グループと、休日に関する画像を有する２つの画像グループとを有する場合、スポーツグループと休日グループをそれぞれ表す第１及び第２アイコンが、生成されるかもしれない。ユーザが、例えば、休日の画像グループを表すアイコンを選択した後、休日の第１及び第２画像グループを表すさらなる２つのアイコンが当該ユーザに提示される。

図３は、算術演算を実行するプロセッサ手段２１を有するコンピュータシステム１００の実施例の概略的なブロック図を示す。プロセッサ手段２１は、テープユニット１９、ハードディスク１８、ＲＯＭ（Ｒｅａｄ Ｏｎｌｙ Ｍｅｍｏｒｙ）２４、ＥＥＰＲＯＭ（Ｅｌｅｃｔｒｉｃａｌｌｙ Ｅｒａｓａｂｌｅ Ｐｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅ Ｒｅａｄ Ｏｎｌｙ Ｍｅｍｏｒｙ）２３及びＲＡＭ（Ｒａｎｄｏｍ Ａｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ）２２など、命令及びデータを格納する記憶ユニットに接続される。プロセッサ手段２１はまた、キーボード及びマウス２７などの１以上の入力装置、ディスプレイ２８及びプリンタ２９などの１以上の出力装置、スキャナ５０４などの入力装置、及びフロッピー（登録商標）ディスク１７又はＣＤ ＲＯＭ２０などを読み出す１以上の読み出しユニット３０に接続される。コンピュータシステム１００はさらに、データトラフィックをネットワーク３１に提供する入出力装置７を有するかもしれない。

しかしながら、当業者に知られるさらなる及び／又は他の記憶ユニット、入力装置及び読み出し装置が設けられてもよいということが理解されるべきである。さらに、それらの１以上が、必要に応じて、プロセッサ手段２１から物理的遠隔に配置されてもよい。プロセッサ手段２１は１つのボックスとして示されているが、それは、当業者に知られているように、互いに遠隔的に配置可能な１つのメインプロセッサによって制御され、又はパラレルに機能する複数の処理ユニットから構成されてもよい。

図３のすべての接続が物理的接続として示されているが、これらの接続の１以上はワイヤレスとすることが可能であるということが観察される。それらは単に、「接続されている」ユニットが何れかの方法により互いに通信するよう構成されていることを示すことを意図するに過ぎない。

コンピュータシステム１００は、コンピュータシステムとして示されているが、ここで説明される機能を実行するよう構成されるアナログ及び／又はデジタル及び／又はソフトウェア技術を有する任意の信号処理システムとすることが可能である。

記憶ユニットは、上述されるような方法を実行するためのプログラム命令を有するかもしれない。各画像の重要度の計算は、当業者によって理解されるように、処理手段２１によってこれらのプログラム命令に従って実行されてもよい。

本発明の実施例によると、プログラム命令は、図４に示されるようなフロー図が実行されるようなものである。

コンピュータシステム１００はまず、すでに上で列挙されたように、画像が表示される時間、手動の注釈の有無、スライドショーについて画像が選択された回数など、各画像の重要度Ｉを決定するのに関連のあるファクタを記録する。これら記録されたファクタは、記憶ユニット１９、１８、２４、２３及び２２に格納されてもよい。これは、図４のステップ４０である。

関連するファクタが記憶ユニット１９、１８、２４、２３及び２２に格納された後、ステップ４２において、コンピュータシステム１００は、当該データを収集し、ステップ４４において記憶ユニット１９、１８、２４、２３及び２２に格納される各画像の重要度Ｉを計算する。画像に関する重要度は、連続的な再使用のためテーブルに格納されてもよい。重要度はまた、画像に付属されるメタデータとして格納されてもよい。

各画像のこの格納されている重要度Ｉに基づき、コンピュータシステム１００は、ステップ４６において、アイコンに含まれる必要がある画像数を決定する。この結果は、ステップ４８において、アイコンに含まれるべき画像数を一致するアイコンを選択するのに使用される。これらの画像の相対的な重要度に基づき、画像の相対的な重要度を表すアイコンが選択又は生成される。

ステップ５０において、アイコンが生成され、ユーザに提示される。最終的にステップ５２において、ユーザはインタラクティブにアイコンを編集するかもしれない。

アイコンがコンスタントにモニタ可能となるように、コンピュータシステム１００は、関連するファクタの何れかが変更されたか定期的にモニタするよう構成することが可能であるということは理解されるであろう。他方、コンピュータシステムはまた、アイコンがある時間間隔により新たに記録された関連するファクタに基づいてのみ変更されるように構成されてもよい。

さらに、相対的な重要度が決定される画像は、写真や図面であってもよいが、また映画ポスターやＤＶＤカバーなどの映画を表すアイコンなどのアイコン自体であってもよく、又は、コンピュータ上で実行可能なコンピュータプログラム又はアプリケーションを表すアイコンであってもよいということは理解されるであろう。

画像が映画を表すアイコンである第１のケースでは、相対的な重要度は、映画が視聴又は複製される回数によって決定されるかもしれない。

画像がコンピュータプログラム又はアプリケーションを表すアイコンである第２のケースでは、異なる画像の決定された重要度に基づき生成されるアイコンは（本ケースでは、プログラムアイコン）、コンピュータのデスクトップであるかもしれない。実際、これはコンピュータのデスクトップの様相、すなわち、表示されるアイコンの位置、順序及び選択が、各プログラムアイコンの決定された重要度によって決定されることを意味する。

本発明はまた、画像グループが一緒になって映画を構成するアイコンを生成するのに利用されてもよい。このとき、アイコンは当該映画からの画像の選択、すなわち、映画からのスチルの選択から構成される。各スチルの相対的な重要度が決定され、各画像の決定された相対的な重要度に基づきアイコンが生成される。相対的な重要度は、上述されたものと同様の方法に基づくものであってもよい。画像グループはまた、相対的な重要度が決定される映画からの所定数のスチルであってもよい。

本発明のさらなる特徴によると、異なる画像の決定された相対的な重要度はまた、画像が格納され、又はユーザに提示される順序を調整するのに利用されてもよい。例えば、ユーザがあるグループのすべての画像を閲覧することを所望するとき、画像がユーザに提示される順序は、重要度について降順にユーザに提示されてもよい。これは、ある画像をより迅速にユーザが検出することを助けるかもしれない。本発明のこの特徴は、アイコンを生成するための上述の方法と共に適用されてもよいが、独立に適用されてもよい。

本発明の教示のため、本発明の方法及び装置の好適な実施例が上述された。本発明の他の代替及び均等な実施例が、添付された請求項のみによって限定される本発明の範囲及び真の趣旨から逸脱することなく実現するよう構成及び減縮可能であるということは、当業者に明らかであろう。

図１ａ及び１ｂは、本発明に使用可能な第１及び第２レイアウトを示す。 図２ａ及び２ｂは、本発明により生成される第１及び第２アイコンを示す。 図３は、本発明に使用するよう構成されるコンピュータシステムを示す。 図４は、本発明の実施例によるコンピュータプログラムのフロー図を示す。

Claims (14)

1. 複数の画像を有する画像グループを表し、該画像グループからの画像の選択から構成されるアイコンを生成する方法であって、
   各画像の相対的な重要度を決定するステップと、
   各画像の前記決定された相対的な重要度に基づき、画像の選択から構成されるアイコンを生成するステップと、
   を有することを特徴とする方法。
2. 請求項１記載のアイコンを生成する方法であって、
   各画像の前記相対的な重要度は、
   画像が表示されるタイムスパンと、
   手動による注釈の有無と、
   スライドショーについて画像が選択された回数と、
   印刷及び／又は送信されたコピー数と、
   明示的なユーザレーティングと、
   画像類似度を用いたコレクションにおけるまれさと、
   自動顔（オブジェクト）検出により検出される顔（又は他のオブジェクト）の有無と、
   の少なくとも１つに基づき決定されることを特徴とする方法。
3. 請求項１記載の方法であって、
   前記アイコンに含まれる画像数は、各画像の前記決定された相対的な重要度に基づき選択されることを特徴とする方法。
4. 請求項１記載の方法であって、
   前記アイコンのレイアウトは、各画像の前記決定された相対的な重要度に基づき選択されることを特徴とする方法。
5. 請求項１記載の方法であって、
   前記アイコンの各選択された画像のサイズは、各画像の前記相対的な重要度に比例することを特徴とする方法。
6. 請求項１記載の方法であって、
   前記アイコンの各選択された画像の位置は、各画像の前記相対的な重要度に依存することを特徴とする方法。
7. 請求項１記載の方法であって、
   前記画像グループは、映画からの複数のスチルを有することを特徴とする方法。
8. 請求項１記載の方法であって、
   前記画像グループは、画像グループ、映画、コンピュータプログラム又はアプリケーションなどを表す複数のアイコンを有することを特徴とする方法。
9. 請求項８記載の方法であって、
   前記アイコンは、デスクトップであることを特徴とする方法。
10. 請求項１記載の方法であって、さらに、
    各画像の前記決定された相対的な重要度に基づき相対的な順序を決定するステップを有することを特徴とする方法。
11. 処理手段と記憶手段とを有するコンピュータシステムであって、
    前記処理手段は、前記記憶手段と通信するよう構成され、
    当該コンピュータシステムは、複数の画像を有する画像グループを表し、該画像グループからの画像の選択から構成されるアイコンを生成するよう構成され、
    前記処理手段は、各画像の相対的な重要度を決定するよう構成され、
    前記処理手段は、各画像の前記決定された相対的な重要度に基づき、画像の選択から構成されるアイコンを生成するよう構成される、
    ことを特徴とするコンピュータシステム。
12. 処理手段と記憶手段とを有するコンピュータシステムのプロセッサによってロードされるコンピュータプログラムであって、
    前記処理手段は、前記記憶手段と通信するよう構成され、
    当該コンピュータプログラムは、複数の画像を有する画像グループを表し、該画像グループからの画像の選択から構成されるアイコンを生成する方法を実行するよう構成され、
    前記方法は、
    各画像の相対的な重要度を決定するステップと、
    各画像の前記決定された相対的な重要度に基づき、画像の選択から構成されるアイコンを生成するステップと、
    を有することを特徴とするコンピュータプログラム。
13. 請求項１２記載のコンピュータプログラムを有するデータキャリア。
14. 複数の画像を有する画像グループの相対的な順序を決定する方法であって、
    各画像の相対的な重要度を決定するステップと、
    各画像の前記決定された相対的な重要度に基づき、前記相対的な順序を決定するステップと、
    を有することを特徴とする方法。

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