JP2007524481A - パンツ型使い捨て衣類 - Google Patents

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Abstract

衣類の使用時に腰開口部と一対の脚開口部とを有するパンツ型使い捨て衣類を開示する。当該衣類は、第1腰パネル、第2腰パネル、及び第1腰パネルと第2腰パネルとの間に配置された股パネルを備える。第1及び第2腰パネルの各々は、着用者の皮膚の方を向く内面と外面とを有する。股パネルは、衣類の使用時に第1腰パネルに接合された第1末端部と、衣類の使用時に第2腰パネルに接合された第2末端部とを備える。衣類の使用前に、股パネルの第1末端部は、第1腰パネルの内側に配置され、股パネルの第2末端部は、第2腰パネルの内側に配置されている。衣類のパンツ形状を形成するため、股パネルの第2末端部が第2腰パネルの内側から移動された後、股パネルの第2末端部を第2腰パネルの外面に接合されることができる。

Description

本発明は、幼児、成人、若しくは失禁者に使用される再締結可能な締結装置を有するパンツ型使い捨て衣類;又は補充インナーパッドなどの別の吸収性物品と共に使用される、再締結可能な締結装置を有するパンツ型使い捨て失禁衣類に関する。
失禁症状のある人の身体***物の収集を助けるために装着される使い捨て吸収性物品は、当該技術分野において周知である。そのような従来技術としては、おむつの腹部及び背部が、腹部及び背部の両側縁部で共に連結及び固定されて、一対の脚開口部と単一の腰開口部とを形成する、パンツ型使い捨ておむつが挙げられる。例えば、米国特許第5,449,353号及び米国特許第5,735,839号は、そのような従来のパンツ型おむつを開示している。そのようなパンツ型おむつに伴う1つの欠点は、おむつを適用する方法が、パンツのようにプルオンする方法に制限されるということである。吸収性物品をパンツのように適用することは、多くの場合において好都合であり、特に活動的で歩行できる失禁症状のある人に適している。しかし、この同じ着用者でさえ、吸収性物品を従来のテープ型おむつのように適用することが有用な場合がある。例えば、着用者の靴を外したくない場合、吸収性物品をテープ型おむつのように適用することはより便利であろう。吸収性物品の特定の適用方法が必要となる時を知るのは難しいため、パンツ型おむつ及びテープ型おむつのどちらの使用にも適応できる吸収性物品を有することが有益である。両タイプの吸収性物品を予め利用できるようにしておくことが望ましい。またパンツ型おむつ及びテープ型おむつのどちらのようにも適用できる吸収性物品により、吸収性物品を引き下げずに、物品の内側を簡単に確認することができる。
このような切り替え可能なパンツ型おむつの典型例は、例えば、PCT国際公開特許WO00/35398に開示されている。これはパンツ型使い捨ておむつを開示しており、ここでおむつの前後の腰部区域は、おむつを装用した時に着用者の腰上に位置するおむつのサイドパネル部分において、互いに取外し可能に締結されている。このおむつは、おむつのサイドパネルに配置された、前後の腰部区域を互いに締結するための再締結可能な締結装置を包含する。PCT国際公開特許WO00/35398に開示されるような使い捨ておむつは、再締結可能な締結装置が、通常はフック型締結具及び当該フック型締結具と取外し可能に係合したループ型締結具を備えているので、パンツ型おむつ及びテープ型おむつのどちらのようにも適用できる。上記の先行技術に開示されるような取外し可能な締結化は、典型的には、前後の腰部区域のサイドパネル部分を互いに重ね合わせることによって達成される。前後の腰部区域のサイドパネル部分を重ね合わせると、おむつの装用時にサイドパネル部分に望ましくない***が形成される。このような望ましくない***により、例えばおむつと着用者の衣類との間に加わる摩擦が原因で、おむつの使用時、好ましくないことに重なり合ったサイドパネル部分が互いに簡単に外れる可能性がある。さらに切り替え可能なパンツ型おむつのサイドパネル部分は、典型的にはおむつの横方向に伸縮性がある。したがって、このような従来型の切り替え可能なパンツ型おむつのユーザは、ユーザにとって、前後の腰部区域のサイドパネル部分を互いに重ね合わせるのが難しいという欠点に悩まされる。この欠点は、横に細長いサイドパネル部分が、サイドパネル部分の弾性により、その元の大きさ/形状に戻りやすいという事実から生じるものである。
パンツ型おむつ別の実施例は、日本特許出願公開2000−27003、及び欧州特許EP1133966A2に開示されている。これらは、おむつの股部分が、おむつの前側腰部分の内面に対して開放可能及び再閉鎖可能である使い捨ておむつを開示している。しかし、前側腰部分の内面に股部分が接合されなければならないので、ユーザにとって、前側腰部分に対して股部分を再閉鎖することは難しい。日本特許出願公開H09−566は、おむつの前側腰部分の外面に対しておむつの股部分が開放可能及び再閉鎖可能である使い捨ておむつを開示している。しかし、このようなおむつは、複雑な製造プロセスを必要とする。製造プロセス中に股パネルを前側腰部分の外面の下に置くためには、股パネルと共に股パネルに接合された後側腰部分を、前側腰部分に先立って供給し、その後に前側腰部分を股パネル上に供給しなければならない。股パネルは腰部分の下側に配置されているので、製造プロセスにおいて股パネルを移送している間に股パネルが垂れ下がらないように、股パネルを支えるための支持機構が必要である。
上記に基き、簡単な製造プロセスで形成できるパンツ型使い捨て衣類の必要性がある一方、衣類の使用時、開放可能な股パネルの操作を簡単にする必要性がある。
本発明は、衣類の使用時に腰開口部と一対の脚開口部とを有する、パンツ型使い捨て衣類に関する。当該衣類は、第1腰パネル、第2腰パネル、及び第1腰パネルと第2腰パネルとの間に配置された股パネルを備える。第1及び第2腰パネルの各々は、着用者の皮膚の方を向く内面と外面とを有する。股パネルは、衣類の使用時に第1腰パネルに接合された第1末端部と、衣類の使用時に第2腰パネルに接合された第2末端部とを備える。衣類の使用前、股パネルの第1末端部は第1腰パネルの内側に配置され、股パネルの第2末端部は第2腰パネルの内側に配置されている。股パネルの第2末端部は、衣類のパンツ形状を形成するため、股パネルの第2末端部が第2腰パネルの内側から移動された後、第2腰パネルの外面に接合させることができる。
本発明をとりわけ指摘し、明確に請求する請求項によって本明細書は完結するが、本発明は、添付図面と合わせて説明される好ましい実施形態の以下の記載によりさらに理解が深まるものと考えられ、図面中で同様の参照番号は、同一の要素を特定する。
最初に、本発明に対する読者の理解を助けるため、いくつかの用語の定義を行う。
本明細書で使用する用語「吸収性物品(単数又は複数)」とは、身体排出物を吸収及び収容する物品を指し、さらに具体的には、身体から排出される種々の排出物を吸収及び収容するため、着用者の身体に付けて又は近接して配置される物品を指す。このような物品としては、使い捨ておむつ、トレーニングパンツ、使い捨ておむつと共に用いられる補充インナーパッド、生理用ナプキン、補充インナーパッドと共に用いられるか又は補充インナーパッドなしで用いられる成人/幼児用失禁衣類などが挙げられる。本明細書で使用する用語「含む」及びその派生語は、記載された特徴、要素、構成成分、基、整数、及び/又は工程の存在を特定するが、他の記載されない特徴、要素、構成成分、基、整数、及び/又は工程の存在を除外しない、幅広い解釈のできる用語を意図する。この定義は、類似した意味の単語、例えば、用語「有する」、「包含する」、「が設けられる」及びそれらの派生語にも適用される。本明細書で使用する用語「使い捨て」は、一般に、洗濯、又は別の方法で修復若しくは再使用することを意図しない物品を説明する(すなわち、一回使用したら廃棄し、好ましくは、リサイクルし、堆肥化し、又は環境に適合する別の方法で処理することを意図する)。本明細書で使用する用語「弾性の」及び「エラストマーの」及びそれらの派生語は、変形を生じさせる力を取り除いた後、それによりその元の大きさ及び形状に戻る傾向のある材料若しくは複合物の特性を指す。本明細書で使用する用語「接合される」又は「接合する」は、ある要素を他の要素に直接固着することによって、要素を別の要素に直接固定する構造;ある要素を中間部材(類)に固着し、次にその中間部材を他の要素に固着することによって、ある要素を他の要素に間接的に固定する構造;及びある要素が別の要素と一体化する構造、即ちある要素がもう一方の要素の本質的に一部分である構造を包含する。この定義は、類似した意味の単語、例えば、用語「取り付けられた」、「接合された」、「固着された」、及びそれらの派生語にも適用される。用語「部材」は、単数で用いられる場合、単一の要素又は複数の要素の2つの意味を有し得る。本明細書で使用する用語「不織布」は、織った布地、編んだ布地、フェルト加工布地などではなく、相互連結又は接合によって合わせて保持された繊維で作製される布地を指す。本明細書で使用する用語「布地」は、不織布ウェブ、織布材料、あるいは他の種類の布地を指してもよい。本明細書で使用する用語「恒久的に取り付けられた」、「恒久的に接合された」、「恒久的に固着された」、又は「恒久的に接合された」は、衣類の通常の使用条件下において、要素が接合しやすくまた接合し続けるように、吸収性物品の2つの要素を接合すること、接着すること、連結すること、取り付けること、若しくは同様のことを指す。本明細書で使用する用語「パンツ型衣類」、「プルオンタイプの衣類」、及びこれらの異形は、固着された縁部及び脚開口部を有する衣類(例えば、使い捨て衣類)を指す。パンツ型衣類は、着用者の脚を脚開口部の中に挿入し、パンツ型物品を着用者の胴体下部の周囲の位置へと滑らせることによって、着用者上の適所に配置される。本明細書で使用する用語「再締結可能な」は、ほぼ恒久的に変形又は断裂することなく、2つの要素を取外し可能に取り付け、分離できる特性、またその後に取外し可能に再取り付けできる特性を指す。本明細書で使用する用語「取外し可能な」は、2つの要素を少なくとも分離できる特性を指す。本明細書で使用する用語「取外し可能に接合できる」、「取外し可能に取り付けできる」、「取外し可能に係合できる」、「取外し可能に接合された」、「取外し可能に取り付けられた」、「取外し可能に係合された」、及びそれらの異形は、一方又は両方の要素に加えられる離脱力が無い時要素が連結し続ける傾向があるように2つの要素を連結すること又は連結できることを指し、またほぼ恒久的に変形又は断裂することなく要素を分離できることを指す。必要とされる離脱力は、通常は、吸収性物品の装用時に遭遇する離脱力を超えるものである。本明細書で使用する用語「取外し可能及び繰返し接合された(接合できる)」、「取外し可能及び繰返し取り付けられた(取り付けられる)」、「取外し可能及び繰返し可能に係合された(係合できる)」、及びこれらの異形は、ほぼ恒久的に変形及び裂断することなく2つの要素を分離できること、またこのような分離の後に2つの要素を何度も再連結すること又は再連結できることを指す。
衣類100は、典型的には、液体透過性トップシート、液体不透過性バックシート、及びトップシートとバックシートとの間に配置された、身体***物を捕捉及び蓄積するための吸収性コアを備える。あるいは、トップシート、バックシート、及び吸収性コアのいずれかは、衣類100が補充インナーパッドなどの別の吸収性物品と共に用いられることを意図する衣類である場合、衣類100の構成要素から省いてもよい。
図1〜5は、失禁補助具としての使用に好適であるが、これに限定されない、本発明のパンツ型使い捨て衣類の一実施形態を例示している。図1は、下部にある特徴を示すために構造の部分が切りとられ、その平坦で収縮していない(即ち、弾性によって生じる収縮が引き伸ばされている)状態における、本発明による衣類100の平面図を例示している。本明細書に記載された本発明は、おむつカバー又は補充インナーパッドと共に用いられる失禁用衣類などのパンツ型使い捨て衣類にも適用できる。図1に例示したように、衣類100は、長手方向中心線Lを有する。本明細書で使用する用語「長手方向」は、衣類100が装着された時、立っている着用者を体の右半身及び左半身に二分する垂直な平面とほぼそろう(例えば、ほぼ平行な)衣類100の平面における線、軸線、又は方向を指す。図1に例示した衣類100はまた、横断方向中心線Tを有する。本明細書で使用する用語「横断方向」又は「横方向」とは、互換可能であり、長手方向とほぼ垂直に交わる衣類100の平面における線、軸線、又は方向を指す。衣類100は、側縁部160及び端縁部170によって画定される周辺部を有する。衣類100は2つの表面を有し、1つは着用者に面する表面110であり、もう1つは反対側の表面120である。着用者に面する表面110とは、衣類100が装着された時にほぼ着用者の方を向く衣類100の表面である。着用者に面する表面110は、典型的には衣類100の使用時、少なくとも部分的に着用者の皮膚と接触している。反対側の表面120は、衣類100が装着された時に着用者からほぼ反対向きであり、また衣類100の外側に別の衣類が装用される場合に少なくとも部分的に別の衣類の方を向く衣類100の表面である。衣類100はまた、第1腰部区域130、第1腰部区域130に向かい合う第2腰部区域140、及びそれらの間に配置されて第1腰部区域130と第2腰部区域140とを連結する股区域150を有する。第1腰部区域130及び第2腰部区域140は、端縁部170から股区域150に向って伸びる。一実施形態では、第1及び第2腰部区域130、140は、それぞれ前側及び後側の腰部区域であってもよい。あるいは、第1及び第2腰部区域130、140は、それぞれ後側及び前側の腰部区域であってもよい。
衣類100は、少なくとも衣類100の使用時、腰開口部180及び一対の脚開口部190を有するパンツ形体を提供するように構成される。腰開口部180には1つ以上の第1伸縮部材181が設けられており、第1伸縮部材は、衣類100の装用時に衣類100を着用者の腰周りにフィットさせるため、腰開口部180の周囲に沿って少なくとも部分的に、好ましくは全体的にギャザーを形成する。各脚開口部190には1つ以上の第2伸縮部材191が設けられており、第2伸縮部材は、衣類100の装用時に着用者の脚に沿って衣類100をフィットさせるため、各脚開口部190の周囲にそって少なくとも部分的に、好ましくは全体的にギャザーを形成する。
衣類100は、第1腰部区域130に配置された第1腰パネル131、第2腰部区域140に配置された第2腰パネル141(第1及び第2腰パネルを集合的に「腰パネル」と呼んでもよい)、及び股区域150に配置され且つ第1腰パネル131と第2腰パネル141との間に配置された股パネル151を備える。一実施形態では、第1及び第2腰パネル131、141は、それぞれ前側及び後側の腰パネルであってもよい。あるいは、第1及び第2腰パネル131、141は、それぞれ後側及び前側の腰パネルであってもよい。図1〜5に示した実施形態では、第1腰パネル131は前側腰パネルであり、第2腰パネル141は後側腰パネルである。股パネル151は、接着剤、圧力接着、熱接着などのあらゆる既知の手段によって、第1腰パネル131に恒久的に接合されており、且つ以下に詳細に説明する取外し可能ジョイント500によって、第2腰パネル141に取外し可能に接合されている。股パネル151は、第2腰パネル141に対して開放及び再閉鎖することができる。あるいは、股パネル151を第1腰パネル131及び第2腰パネル141の両方に対して開放及び再閉鎖することができるように、股パネル151は、取外し可能ジョイントによって、第1腰パネル131及び第2腰パネル141の両方に取外し可能に接合されてもよい。
衣類100は取外し可能ジョイント500を備えており、ジョイントは、衣類100のパンツ形状を予備形成するため、股パネル151を第2腰パネル141の少なくとも内面141Aに取外し可能に接合させる。まず第2腰パネル141から股パネル151を開く必要がある場合は、取外し可能ジョイント500を取り外す。本明細書で使用する用語「取外し可能ジョイント」は、意図的な離脱力をジョイントに加えるまで2つの要素を互いに接合させるジョイントを指し、当該ジョイントは、一旦意図的な離脱力をジョイントに加えても重大な損傷を要素に与えずに取り外すことができる。まず取外し可能ジョイント500を取り外した後、取外し可能ジョイント500は、股パネル151を第2腰パネル141に接合できなくてもよい。あるいは、まず取外し可能ジョイント500を取り外した後、取外し可能ジョイントは、尚も股パネル151を第2腰パネル141に取外し可能に接合できてもよい。取外し可能ジョイント500を取り外す時、衣類100の内側にアクセスするための開口部を提供するように、股パネル151を第2腰パネル141から開くことができる。したがって、衣類100の腰パネル131、141がまだ着用者にしっかりと固定されている間、ユーザは衣類100の内側にアクセスして、衣類100の内側を確認したり、衣類100の内側をきれいにしたり、あるいは衣類100の内側に配置された補充インナーパッドを交換することができる。股パネル151は、取外し可能ジョイント500を取り外した後、衣類100をパンツ形状に再形成するように、第2腰パネル141に対して再び閉じることができなければならない。そのため衣類100は、股パネル151を第2腰パネル141の外面141Bに再締結可能な締結部材400をさらに備える。例えば、衣類100の内側を確認するために股パネルを再び開ける必要がある場合、ユーザ/介護人は、締結部材400を取り外すことによって股パネル151を第2腰パネル141から分離させる。衣類100の内側に関する作業を終えた後、ユーザ/介護人は、衣類100のパンツ形状を再形成するために、締結部材400を用いて、股パネル151を第2腰パネル141の外面141Bに取外し可能に再び取り付ける。
腰パネル131、141は、着用者の腰を取り囲み、衣類100の装用時に股パネルを着用者の体にフィットさせる。図1及び2に例示したように、腰パネル131、141は、典型的には2つの表面を有する;一方は内面131A、141Aであり、他方は外面131B、141Bである。内面131A、141Aは、衣類100が装用された時に通常着用者の方を向く腰パネル131、141の表面である。内面131A、141Aは、通常衣類100の使用時、少なくとも部分的に着用者の皮膚と接触している。外面131B、141Bは、衣類100が装着された時に着用者から通常反対向きであり、また別の衣類が着用される場合に少なくとも部分的に別の衣類の方を向く腰パネル131、141の表面である。
腰パネル131、141は、好ましくは図1に示すようなベルトの形態をとる。第1及び第2腰パネル131、141は、それぞれ第1腰ベルト部材と第2腰ベルト部材とを備えており、材料の一体部分から、あるいは同一又は異なってもよい材料の多数の別個部分から作成することができる。図1〜5に例示した実施形態において、第1腰パネル131は、側縁部160の1つと第1側面部分231の間に配置された第1中央部分232とに隣接した、2つの第1側面部分231を備える。第1中央部分232は、通常、衣類100が装用された時に着用者の腹側の腰部を覆う。第2腰パネル141は、側縁部160の1つ及び第2側面部分241の間に配置された第2中央部分242に隣接した、2つの第2側面部分241を備える。第2中央部分242は、通常、衣類100が装用された時に着用者の背側の腰部を覆う。図2〜5に例示したように、各第1側面部分231は、側面の継ぎ目Sにおいて各第2側面部分241に恒久的に接合され、環状の腰パネル200を形成する。第1側面部分231と第2側面部分241を互いに接合するために、熱ボンド、圧力接着、超音波接着、又は当該技術分野において既知の他のいかなる好適な手段若しくはこれらの組み合わせも使用することができる。
腰パネル131、141は、1層又は複数層、好ましくは2層又は3層を備えてもよい。図1に例示したように、腰パネル131、141は、内側層250と外側層260を含む2つの層を備えている。内側層250は、内面131A、141A上に配置されており、通常、衣類100が装用された時に少なくとも部分的に着用者の皮膚と接触する。外側層260は、腰パネル131、141の外面131B、141B上に配置されており、通常、別の衣類が装用された時に少なくとも部分的に着用者の衣類と接触する。腰パネル131、141は、衣類100が装用されている間に腰パネル131、141を着用者の胴体の周りにフィットさせるため、内側層250と外側層260との間に配置された1つ以上の伸縮性ストランド270によって伸縮性を持たせることができる。伸縮性ストランド270により、腰パネル131、141は、腰パネル131、141が使用時に着用者の体に動的にフィットするように、伸縮可能に伸張及び収縮することが可能となる。伸縮性ストランド270は、第1及び第2腰パネル131、141のうち股パネル151が重ならない部分上のみに配置されてもよい(図2及び3を参照)。あるいは、伸縮性ストランド270は、第1及び第2腰パネルのうち股パネル151が重なる部分に及んでもよい。
腰パネル131、141は、好ましくは不織布材料を含む。腰パネル131、14のためのこのような不織布材料は、好ましくは通気性である。しかし、腰パネル131、141が織布ウェブ、スクリム、フィルム、目の粗い繊維、あるいは腰パネル131、141に布様の外観及び/又は感触をもたらし且つ少なくとも透気性のある、当該技術分野において既知の他のいかなる材料若しくは材料の組み合わせなどの材料をも含む実施形態が考慮される。腰パネル131、141が2つの層(即ち、内側層250及び外側層260)を含む場合、このような層は、特に不織布又はポリマーフィルムなどのいかなる材料をも含んでもよい。好ましい実施形態では、層は、2つの不織布層を含む積層体、又は不織布層及びポリマーフィルムから形成されてもよい。腰パネル131、141の内面131A、141A上に配置された層には、好ましくは不織布層が設けられている。このような不織布層は、着用者の皮膚に柔軟な表面を提供し、故に、皮膚の健康を大きく改善する。ウエストパネル131、141はまた、3つの層;1つのフィルム層と2つの不織布層とを含んでもよい。好ましくは、フィルムは、2つの不織布層の間に挟まれてもよい。層のこの順序は、着用者の皮膚との接触においてとりわけ心地良い感覚を有する閉じた繊維構造を、結果としてもたらす。
腰パネル131、141のための好適な不織布層は、フェルト布、スパンレース布、流体ジェット交絡布、エアレイド布、湿式布、乾式布、メルトブロー布、短繊維カーディング布、スパンボンド布、ステッチボンド布、孔あき布、上記の組み合わせなどを含んでもよい。腰パネル131、141を構成する1層又は複数層の不織布層は、疎水性であっても又は親水性であってもよい。腰パネル131、141のための好適なフィルム材は、熱可塑性材料を含んでもよい。熱可塑性材料は、全ての種類のポリオレフィン類、特に、ポリエチレン、ポリプロピレン、非晶性ポリオレフィン類など;セルロース、木材パルプ、綿、黄麻、***などの天然繊維を含む繊維又はポリマー接合剤を含む溶解可能構成成分を含有する材料;ファイバーグラス、レーヨン、ポリエステル、ポリオレフィン、アクリル、ポリアミド、アラミド、ポリテトラフッ素エチレンメタル、ポリイミドなどの合成繊維;2成分高溶解/低溶解ポリマー、コポリマーポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリビニルアセテート/塩化コポリマー、コポリマーポリアミド、構成材料のいくつかが溶解可能でない混合物を含む材料などの接合剤;エクソンケミカル社(EXXON Chemical Co.)(米国イリノイ州)により、表記EXXAIREで供給されるもの、又は三井化学(Mitsui Chemical Co.)(日本)により、表記ESPOIR NOで供給されるものなど、微小多孔性フィルムを含む、空気及び蒸気透過性材料;並びにデュポン(DuPont)から入手可能なハイトレール(Hytrel)(登録商標)と、ELFアトケム(Atochem)(フランス)から入手可能なペバックス(Pebax)(登録商標)などのモノリシック構造の通気性材料から選択され得る。
股パネル151は2つの表面を有しており;図1に例示したように一方は内側表面310であり、他方は外側表面320である。内側表面310とは、衣類100が装着された時に通常、着用者の方を向く股パネル151の表面である。内側表面310は、典型的には衣類100の使用時、少なくとも部分的に着用者の皮膚と接触している。外面320は、衣類100が装着された時に着用者から通常反対向きであり、また別の衣類が着用される場合に少なくとも部分的に別の衣類の方を向く股パネル151の表面である。股パネルは、典型的には、液体透過性トップシート、液体不透過性バックシート、及び身体***物を捕捉及び蓄積するために吸収性コアを備える集合体であってもよい。股パネルは、複合的な吸収性集合体構造を形成するために加えられる他の特徴をさらに含んでもよい。あるいは、股パネルは、例えば補充インナーパッドを内側に保持するための液体不透過性シートのみを備えてもよい。
図1に示した実施形態では、第1腰パネル131、第2腰パネル141、及び股パネル151は、互いに別個の部材から成る。股パネル151は、固定末端部306を含む第1末端部301と、開放可能末端部305を含む第2末端部302とを備える。衣類100の使用時に衣類100がパンツ形状を形成するように、第1末端部301は第1腰パネル131に接合されており、第2末端部302は第2腰パネル141に接合されている。第1末端部301は第1中央部分232と重なり合い、第2末端部302は第2中央242と重なり合う。固定末端部306は、第1腰パネル131の内面131Aに恒久的に接合されている。第1中央部分302と重なり合っている第1末端部301はまた、第1腰パネル131の内面131Aに恒久的に接合されている。開放可能末端部305は、取外し可能ジョイント500により、第2腰パネル141の内面141Aに取外し可能に接合されている。第2末端部302も、取外し可能ジョイント500により、第2腰パネル141の内面141Aに取外し可能に接合されている。したがって、衣類100の使用前に衣類100をパンツ形状に形成する時、第1末端部131の内側表面310及び第2末端部の内側表面310が互いに向かい合うように、第1末端部301を第1腰パネル131の内面131Aの内側に配置し、また第2末端部302を第2腰パネル141の内面141Aの内側に配置する。この衣類100の構成により、以下に説明するような、衣類を形成するための簡単な製造プロセスを採用することが可能となる。さらに、このような衣類100の構成により、吸収性コア250を有する第1及び第2末端部301、302を着用者の体に十分に接触させて、吸収性コア250の吸収能力を有効に使用することが可能となる。取外し可能ジョイント500を取り外した後、第2末端部302が、第2腰パネル141の内側から移動され、第2腰パネル141に対して開くことができる。第2末端部302を再び閉じる時、第2末端部302は、衣類100のパンツ形状を形成するため、第2腰パネル141の外側に配置され、第2腰パネル141の外面141Bに接合されることができる。これにより、第2腰パネル141の外面141B上で接合操作を行うことができるため、第2末端部302を第2腰パネル141に接合する操作が簡単になる。代替実施形態において、股パネル151は、対向する開放可能末端部を有してもよく;一方の開放可能末端部は、第2腰パネル141に対して開くことができ、他方の開放可能末端部は、第1腰パネル131に対して開くことができる。対向する開放可能末端部の両方を第1及び第2腰パネルの両方に対して開放及び再閉鎖することができるように、取外し可能ジョイントは、股パネルの対向する開放可能末端部に隣接して設けられてもよく、また締結部材は、対向する開放可能末端部に隣接して設けられてもよい。
図14は、パンツ型使い捨て衣類のパネル構造の代替実施形態の概略図を示している。衣類100は、第1腰パネル131、第2腰パネル141、及び股パネル151を有する。股パネル151は、別個の股パネルが第1腰パネル131に恒久的に接合されている代わりに、第1腰パネル131の一体型材料を含んでいる。股パネル151は、第2腰パネル141に対して開放及び再閉鎖することができる開放可能末端部305を含む、開放可能部分302を有する。図14に示した実施形態では、吸収性集合体152は、トップシート、バックシート、及び少なくとも股パネル151に配置できる吸収性コアを備える。
股パネル151は、液体透過性トップシート330、液体不透過性バックシート340、トップシート330とバックシート340との間に位置する吸収性コア350を備える。股パネル151は、好ましくは一対の伸縮性バリアカフ360をさらに含む。トップシート330は、好ましくは吸収性コア350の内側表面に隣接するように位置し、また好ましくは、当該技術分野において周知のあらゆる好適な方法で、同表面及びバックシート340に接合されている。バックシート340を吸収性コア350に接合するこのような方法について、以下に説明する。トップシート330及びバックシート340は、互いに直接接合されてもよい。あるいは、トップシート330及びバックシート340は、当該技術分野において周知のあらゆる好適な方法で、吸収性コア350、伸縮性バリアカフ360などの他の要素にこれらのシートを直接接合することによって互いに間接的に接合してもよい。バックシート340は、好ましくは吸収性コア350の外側表面に隣接するように位置し、また好ましくは、当該技術分野において周知のあらゆる好適な方法で同表面に接合する。例えば、バックシート340は、接着剤の均一な連続層、接着剤の模様付き層、又は接着剤の別個の線、螺旋、若しくは点の配列により、吸収性コア350に固着されてもよい。満足のいくものであることが判明した接着剤は、ミネソタ州セントポールのH.B.フラー社(H.B.Fuller Company)によって製造され、HL1258として市販されている。熱ボンド、圧力接着、超音波接着、動的機械的接着、又は当該技術分野において既知の他のいかなる好適な手段若しくはそれらの組み合わせを用いてもよい。股パネル151を形成するために、トップシート330、バックシート340、及び吸収性コア350は、周知の様々な構成で組み合わせられてもよいものの、代表的な構造体の構成は、米国特許第5,074,854号及びPCT国際公開特許WO90/04375に概ね記載されている。さらに図6及び7に例示したように、股パネル151は、股パネル151の外側表面320が露出している場合、股区域150においてさらに布様の外観を衣類100に与えるため、バックシート340の外側表面上に積層された不織布の最外層370をさらに備えてもよい。最外層370は、典型的には内側の不織布層371と外側の不織布層372とを備える。このような実施形態において、トップシート330、バックシート340、及び吸収性コア350のいずれかは、衣類100が補充インナーパッドなどの別の吸収性物品と共に使用されることを意図する場合、股パネル151の構成要素から省かれてもよい。
トップシート330は、着用者の皮膚に接触するように適合される。トップシート330は、衣類100が装用されている間に着用者に面し、また好適には、着用者の皮膚を吸収性コア350内に保持された身体***物から隔てる助けとなるために採用される。したがって、トップシート330は、順応性があって柔らかい感触で、着用者の皮膚に刺激がないのが好ましい。さらにトップシート330は、比較的乾いた表面を着用者に提供するために、吸収性コア350より親水性が低くてもよい。トップシート330はまた、液体***物(例えば、尿)にその厚さを容易に貫通させるために液体透過性であってもよい。好適なトップシートは、織布材料及び不織布材料;孔あき成形熱可塑性フィルム、孔あきプラスチックフィルム、及びハイドロフォーミングされた熱可塑性フィルムなど高分子材料;多孔質発泡体;網状発泡体;網状熱可塑性フィルム;及び熱可塑性スクリムなど、広範囲の材料から製造されてもよい。好適な織布材料及び不織布材料は、天然繊維(例えば、木材繊維若しくは綿繊維)、合成繊維(例えば、ポリエステル繊維、ポリプロピレン繊維、ポリオレフィン繊維、若しくはポリエチレン繊維などの高分子繊維)、又は天然繊維と合成繊維との組み合わせから成ることができる。例えば、トップシート330は、ポリオレフィン繊維のメルトブロウン又はスパンボンドウェブから成ってもよい。トップシート330はまた、天然及び/又は合成繊維から成る接着カードウェブであってもよい。さらにトップシート330は、ほぼ疎水性の材料から成ってもよく、また疎水性の材料は、望ましい水準の湿潤性及び親水性を付与するために任意に界面活性剤で処理されてもよく、ないしは別の方法で加工されてもよい。このような界面活性剤は、スプレー、プリント、ブラシコーティングなど、あらゆる従来の手段によって適用されてもよい。界面活性剤は、トップシート330全体に適用されてもよく、あるいはトップシート330の特定区域(衣類の長手方向中心線に沿った中央区域など)に選択的に適用されて、このような区域の湿潤性を増加させてもよい。トップシート330は、着用者の皮膚の健康を改善するために着用者の皮膚に移転するように構成された、トップシートに適用される組成物をさらに含んでもよい。
バックシート340は、吸収性コア350に吸収及び収容された身体***物が、ベッドシーツ及び下着など、衣類100に接触する他の物品を濡らすのを防ぐためである。故に、バックシート340は好ましくは液体(例えば尿)に対して不透過性であり、また好ましくは薄いプラスチックフィルムから製造されるが、他の可撓性のある液体不透過性材料も使用されてもよい。本明細書で使用する「可撓性」という用語は、順応性があって、ヒトの身体の概略の形状や輪郭に容易に従う材料を指す。バックシート340として好適な材料は、約0.012mm(0.5ミル)〜約0.051mm(2.0ミル)の厚さを有し、好ましくはポリエチレン又はポリプロピレンを含む熱可塑性フィルムである。バックシート340にさらに布様の感触を与えることが望ましい場合、バックシート340は、ポリオレフィン繊維のスパンボンドウェブなど、その外面に積層された不織布ウェブを有するポリオレフィンフィルムを含んでもよい。さらに、バックシート340は、吸収性コア350に隣接又は近接した選択された領域に望ましい水準の液体不透性を付与するように全体的又は部分的に構成又は処理された、織布若しくは不織布の繊維ウェブ層から形成されてもよい。さらにまたバックシート340は、衣類100から蒸気を逃す一方で液体***物がバックシート340を通過するのをなおも防ぐ、ミクロ孔質の「通気性」材料から任意に成ってもよい。例えば、バックシート340は、ミクロ孔質フィルムに積層された蒸気透過性の不織表面層を含んでもよい。バックシート340はまた、ストレッチサーマル積層体(stretch-thermal laminate)(「STL」)材料、ネックボンド積層体(neck-bonded laminate)(「NBL」)材料、又はストレッチボンド積層体(stretch-bonded laminate)(「SBL」)材料などの、エラストマー材であってもよい。バックシート340はまた、さらに審美的に好ましい外観を提供するためにエンボス加工することができ、あるいはつや消し仕上げを施すことができる。
吸収性コア350は、一般に圧縮性で適合性があり、着用者の皮膚に刺激がないと共に、尿、及びその他のある種の***物などの液体を吸収及び保持できる、いかなる吸収性部材であってもよい。吸収性コア350は、多種多様な寸法及び形状(例えば、方形、砂時計形、「T」字形、非対称等)に製造されてもよく、また一般にエアフェルトと称される粉砕木材パルプなど、使い捨ておむつ及び他の吸収性物品において通常使用される多種多様な液体吸収性材料から製造されてもよい。他の好適な吸収材料の例としては、縮みセルロース詰め物、コフォームを含むメルトブローンポリマー、化学的に剛化、変性若しくは架橋されたセルロース繊維、ティッシュラップ及びティッシュラミネートを含むティッシュ、吸収性フォーム、吸収性スポンジ、超吸収性ポリマー、吸収性ゲル材料、又はあらゆる同等の材料若しくは材料の組み合わせが挙げられる。好ましくは吸収性コア350は、超吸収性粒子、及び超吸収性粒子のための支持手段を包含する。このような超吸収体粒子は、典型的には吸収性ゲル材料から製造される。好ましくは、支持手段は粉砕木材パルプから形成されてもよい。このような粉砕木材パルプは、合成繊維、高分子繊維、メルトブロー繊維、又はメルトブロー繊維及び天然繊維の組み合わせと交換されてもよい。吸収性コア350の形体及び構成は多様であってもよい(例えば、吸収性コアは、多様なキャリパーゾーン、親水性勾配、超吸収性勾配、若しくは低い平均密度及び低い平均坪量獲得区域を有してもよいか、又は1つ以上の層若しくは構造を含んでもよい)。さらに吸収性コア350の寸法及び吸収能力も、乳幼児から成人にわたる着用者に適応するために多様であってもよい。しかし、吸収性コア350の全吸収能力は、衣類100の意図される用途に適合性があるべきである。吸収性コア350は、化学的に剛化された繊維の受入/分配層と、受入/分配層の下部に配置された流体貯蔵層とをさらに備えてもよい。
股パネル151は、好ましくは液体及び他の身体***物の閉じ込めを改善するための一対の伸縮性バリアカフ360をさらに含む。伸縮性バリアカフ360は、典型的にはバリアシート361及び弾性的スペーサー部材362を含む。伸縮性バリアカフ360は、固定縁部363及び自由縁部364を有する。固定端部363は、当該技術分野において周知のあらゆる好適な方法で、トップシート330、バックシート340、吸収性コア350など、下にある構成要素に接合する。弾性的スペーサー部材362は、弾性的バリアカフ360の自由縁部364に隣接するようにバリアシート361で囲まれる。弾性的スペーサー部材362は、バリアカフ360の自由縁部364を、衣類100の股区域150におけるトップシート330から離して立ちあがらせる。そのような伸縮性バリアカフは、身体***物の漏れを低減するためにいくつかの異なる実施形態を含んでもよいものの、代表的な構造が、米国特許第4,695,278号;米国特許第4,795,454号;及び米国特許第5,685,874号に概ね記載されている。伸縮性バリアカフ360は、ポリプロピレン、ポリエステル、レーヨン、ナイロン、フォーム、プラスチックフィルム、形成フィルム、及び伸縮性フォームなど、多種多様な材料から製造されてもよい。バリアカフ360は、織布、不織布、スパンボンドされているもの、カードされているもの、又は同様のものであってもよい。好ましいバリアカフは、材料を液体不透過性にするための付加的な仕上げ剤又は界面活性剤を含有しないポリプロピレン材料を含む。
上記の通り、脚開口部190には、伸縮部材191が設けられている。伸縮部材191は、図1に示すように股パネル151の側縁部の一部分に沿って配置されてもよい。しかし、伸縮部材191は、股パネル151の側縁部の全長に沿って配置されてもよい。
取外し可能ジョイント500は、衣類100のパンツ形状を予備形成するため、股パネル151を第2腰パネル141の内面141Aに取外し可能に接合する。取外し可能ジョイント500は、意図的な離脱力を取外し可能ジョイント500に加えることによって、衣類100の構成要素に重大な損傷を引き起こすことなく、取り外されて股パネル151を開くことができる。取外し可能ジョイント500は、図6及び7に示した実施形態で示されているように、第2腰パネル141の内面141Aの一部分と股パネル151の外側表面320の一部分とを接合させるため、より具体的には、第2腰パネル141の内側層250と股パネル151の最外層370とを接合させるために設けられてもよい。図1及び3に示した実施形態では、取外し可能ジョイント500は、3つの構成要素を備えてもよく;1つの構成要素は、股パネルの開放可能末端部305に隣接して沿って横方向に伸び、また他の2つの構成要素は、股パネル151の側縁部に隣接して沿って縦方向に伸びる。あるいは、取外し可能ジョイント500は、2つ又はそれ以上の別個の構成要素、例えば衣類100の横方向に断続的に伸びる点などで形成されてもよい。
取外し可能ジョイント500は、熱ボンド、圧力接着、超音波接着、粘着ボンド、接着ボンド、穿孔、又はその他のあらゆる好適な手段若しくはこれらの組み合わせなど、あらゆる既知の手段によって形成されてもよい。この実施形態において、取外し可能ジョイント500は、第2腰パネル141と股パネル151の最外層370との間に設けられて、これらを接合する。第2腰パネル141には、内側層及び外側層250、260の間に挟まれたエラストマー層510が設けられており、また最外層370には、内側及び外側の不織布層371、372の間に挟まれたエラストマー層520が設けられている。図7に示した実施形態では、取外し可能ジョイント500は、第2腰パネル141と、股パネル151の最外層370の代わりに締結部材400の基材420との間に設けられて、これらを接合する。第2腰パネル141には、内側層及び外側層250、260の間に挟まれたエラストマー層530が設けられており、また基材420は、2つの不織布層と当該不織布層に挟まれたエラストマー層540とを備えている。
取外し可能ジョイント500は、好ましくは衣類100の使用時及び/又は適用時に生じる離脱力に耐えるように形成される。本明細書で使用する用語「離脱力」とは、衣類100の構成要素が互いに取り付けられている時、衣類100の一つの構成要素を衣類100のもう一つの構成要素から分離させる力を指す。離脱力としては、典型的には剪断力及び剥離力が挙げられる。本明細書で使用する用語「剪断力」とは、取外し可能ジョイント500が形成される平面に対してほぼ平行に作用する離脱力を指す。本明細書で使用する用語「剥離力」とは、衣類100が装用された時に着用者から離れる方向に作用する離脱力を指す。衣類100の使用時、望ましくなく、取外し可能ジョイント500によって互いに接合された構成要素が互いに分離するので、取外し可能ジョイント500を取り外すための剪断力は、小さすぎるべきではない。これは、着用者の衣服を汚す原因となる、身体***物の重大な漏れを結果的にもたらす可能性がある。その一方、ユーザ及び/又は介護人にとって、衣類100を再締結可能なパンツ型おむつとして使用するために取外し可能ジョイント500を取り外すことが困難なので、取外し可能ジョイント500を取り外すための剥離力は、大きすぎるべきではない。このような場合、仮にユーザ/介護人が取外し可能ジョイント500を強制的に取り外そうと試みたならば、衣類100の構成要素は、取外し可能ジョイント500を取り外す時に裂けてしまうことがある。不織布層の間に挟まれたエラストマー層510、520、530、及び540は、取外し可能ジョイント500の剪断力及び剥離力を最大限に活用する。エラストマー層のための好適な材料としては、合成ゴム、天然ゴム、熱可塑性オレフィン系エラストマー、熱可塑性ポリウレタンエラストマー、熱可塑性ポリアミドエラストマー、又は同様のものを挙げることができる。取外し可能ジョイント500を取り外すための剪断力は、好ましくは約3.9N/cmより大きく、より好ましくは約5.9N/cm〜約23.6N/cmの範囲である。取外し可能ジョイント500を取り外すための剥離力は、好ましくは約3.9N/cmより小さく、より好ましくは約0.079N/cm〜約2.0N/cmの範囲である。
以下の方法は、取外し可能ジョイント500を取り外すための剥離力及び剪断力をN/cm単位で測定する手順を説明している。取外し可能ジョイント500を取り外すための剥離力及び剪断力の測定に使用される好適な用具は、荷重及び伸長のためのデジタル読み出し又はストリップチャートデータディスプレーのどちらかを備えることができるインストロン5564である。次の手順が、23℃(73°F)及び相対湿度50%の標準実験状態で行われる。
(1)新品の衣類をパッケージから取り出し、衣類の試料ストリップを、取外し可能ジョイントを中央に切断する。試料ストリップは、それぞれ(横方向に)25.4mm×(縦方向に)100mmの大きさを有する股パネル及び腰パネルの部分を含んでおり、当該部分を互いに取外し可能に接合すべきである。剪断力及び剥離力の各々を測定するために、少なくとも3つの試料ストリップを用意すべきである。
(2)試料ストリップを用具内に配置する。試料ストリップを配置するには、最初に股パネルから取った部分の一端部を用具の上部クランプ内に挿入し、次に腰パネルから取った部分の別の端部を、試料ストリップのいかなる弛みをも排除するための十分な張力で下部クランプ内に挿入する。
(3)試料ストリップを、500mm/分の引張り速度で、股パネル及び腰パネルの部分が互いに完全に分離するまで引っ張る。この手順は国際規格ISO527に基づいており、これを参考として本明細書に組み込む。
(4)手順(3)の間に剪断力又は剥離力値のピーク値を読み取る。
(5)他の試料ストリップについて上記手順(1)〜(4)を繰り返す。
(6)剪断力又は剥離力を以下のように計算する:
Figure 2007524481
締結部材400は、股パネル151の第2末端部302上に開放可能末端部305に隣接して設けられ、これに恒久的に固着される。取外し可能ジョイント500を取り外すことによって股パネル151の第2末端部302が第2腰パネル141の内側から移動された後、衣類100のパンツ形状を再形成するため、締結部材400は、股パネル151の第2末端部302を第2腰パネル141の外面141Bに再締結させることができる。
好ましい実施形態では、締結部材400は、第2腰パネル141に対して相補的であるフックタイプの材料の1つ以上のパッチ(断片)を備える。この場合、第2腰パネル141は、典型的には、締結部材400のフックタイプの材料に対して相補的である受け入れ材料を備える。あるいは、第2腰パネル141が締結部材400の受け入れ材料に対して相補的であるフックタイプの材料を備える場合、締結部材400は、受け入れ材料の1つ以上のパッチを備えてもよい。本明細書で使用する用語「フックタイプの材料」は、基材に接合された、また基材から突き出る締結装置を有するいかなる材料も指す。締結装置は、基材に接合されたシャンク(脚)から、典型的には放射状に突き出た1つ以上の機械的係合手段を有してもよい。係合手段は、典型的にはフックタイプの材料の、相補的な受け入れ材料の露出した表面を貫通し、また同表面に固着される部分である。好適なフックタイプの材料は、ミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチャリング社(Minnesota Mining and Manufacturing Company)(ミネソタ州ミネアポリス)からモデル番号XPO−0040で、またベルクロUSA社(Velcro U.S.A.,Inc.)(ニューハンプシャー州マンチェスター)からフック88で販売されている。本明細書で使用する用語「受け入れ材料」は、フックタイプの材料に対して相補的な、ぎっしりと隙間のない開口部を備える、露出した表面を有するいかなる材料も指す。そのような開口部は、典型的には1本以上のストランド又は繊維により画定される。相補的なフックタイプの材料は、受け入れ材料の露出した表面に捕らえられてもよく、また支障をきたさずに引き抜かれなくてもよい。このような受け入れ材料の好適な材料としては、ループ状の材料、不織布材料又は同様のものを挙げることができる。このような受け入れ材料はまた、クラレ社(KURARAY Corp)により販売されるモデル番号CX−780を備えてもよい。本明細書で説明される実施形態では、約0.8mmのパイル高を有するループ状の材料が、受け入れ材料としてうまく働く。ストランド又は繊維間の開口部が、フックタイプの材料の少なくとも1つの係合手段に、受け入れ材料の露出した表面を貫通させ、またそれによって係合する又は捕らえる寸法である場合、フックタイプの材料と受け入れ材料とは、「相補的」と考えられる。
図4及び7〜10に例示したように、締結部材400は、第2腰パネル141の外面141Bに対して相補的であるフックタイプの材料のパッチ410と、パッチ410を取り付ける基材420とを備える。パッチ410は、基材420と一体化してもよく、あるいは基材420に取り付けられた別個の要素であってもよい。パッチ410は、製造中の配置に変化を与えるため、またパッチ410のざらざらした縁部が着用者の皮膚に接触して刺激するのを防ぐため、締結部材400の横方向の側縁部401及び縦方向の終縁部402から内側に少なくとも約0.1cm離間してもよい。パッチ410は、締結部材400によって股パネル151を第2腰パネル141に再締結可能ならば、いかなる形状で提供されてもよい。そのような好適な形状には、円形若しくは楕円形;半円形;扇形;三角形;正方形、四角形、若しくはダイヤ形;五角形、六角形などの多角形;又は上記の任意の組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。パッチ410は、その接合強度が所望の剥離強度及び剪断強度を超えるような、当該技術分野において周知のいかなる手段で基材420に恒久的に接合されてもよい。別の実施形態では(図示せず)、締結部材400は、フックタイプ又はループタイプの材料のパッチの代わりに、接着剤の1つ以上のパッチを備えてもよい。好適な接着剤は、イーストマン・ケミカル・プロダクツ社(Eastman Chemical Products Company)(テネシー州キングスポート(Kingsport))から商品名イーストボンド(Eastobond)A−3で販売されている。締結部材400として接着剤パッチを選択する場合、第2腰パネル141は、そのような接着剤パッチが容易に接着する相補的な取り付け表面を提供することに適合するべきである。ポリエチレン材料は、そのような相補的な取り付け表面を有する第2腰パネル141を提供するのに好適である。
締結部材400は、使用前に締結部材400の望ましくない汚れを防止するため、第2腰パネル141の内側に配置されており、取外し可能ジョイント500を取り外すまでは第2腰パネル141の外側に露出されない。締結部材400は、取外し可能ジョイント500を取り外すことにより、図4に例示したように露出させることができる。その後、衣類100は、図5に例示したように締結部材400のパッチ410を第2腰パネル141の外面141Bと係合させることにより、着用者の体に再締結可能である。衣類100は、締結部材400を股パネル151に接合させるための中間取り付け部材415を備えてもよい。好ましい実施形態において、締結部材400及び中間取り付け部材415は、締結部材ユニット416を形成する。さらに衣類100は、締結部材400を収容するためのホルダー600を備えてもよい。図7、9及び10に例示したように、締結部材400は、締結部材400が使用前に露出しないように、また取外し可能ジョイント500を取り外す前に締結部材400が第2腰パネル141のいずれかの部分に締結しないように、ホルダー600内に収容することができる。このような実施形態において、締結部材400を望ましくない汚れから保護することができ、また着用者の両脚を通して股パネルを再び閉じる時、締結部材400は、例えば着用者の衣服に予想外に締結することがない。
図11〜13は、締結部材400の別の実施形態を例示している。この実施形態において、締結部材400は、股パネル300の外側表面320に固着したつまみ部材430を備える。締結部材400としてこのようなつまみ部材430を選択する場合、第2腰パネル141は、つまみ部材430を取外し可能に繰返し係合できるスロット部440を有することができる。つまみ部材430はまた、股パネル300の内側表面310に固着されてもよい。これに対し、締結部材400は、第2腰パネル141がスロット部を取外し可能に繰返し係合できるつまみ部材を備える場合、スロット部を有してもよい。図11に例示したように、締結部材400のつまみ部材430は、第2腰パネル141の表面下に配置されており、取外し可能ジョイント500を取り外すまでは第2腰パネル141の外側に露出しない。締結部材400のつまみ部材430は、図12に例示したように、取外し可能ジョイント500を取り外すことによって露出させることができる。その後、図13に例示したようにつまみ部材430をスロット部440に通すことによって、衣類100を着用者の体に再締結することができる。他のあらゆる既知の締結手段、例えば、粘着剤、磁石、両性型締結具(hermaphroditic fasteners)、バックル、ボタン、クラスプ又は同様のものも締結部材400として受容できる場合がある。
図15は、衣類100を形成するプロセスを説明するための概略図を示している。図15は概略図であるため、弾性材及び脚部弾性材など、衣類の様々なパーツが省略されていることに留意されたい。プロセス2000は、主に3つのセクション;股パネル形成セクション2002、腰パネル形成セクション2004、及び組立てセクション2008を含んでいる。
股パネル形成セクション2002は、トップシート330、バックシート340(図15には図示せず)、吸収性コア350、及びバリアカフ360などの、股パネル151を形成する要素を接合させ、吸収性コア350は、トップシート330とバックシート340との間に挟まれる。不織布層などの最外層370は、バックシート340、及びバックシート340と最外層370との間に挟まれた脚部伸縮部材191(図15には図示せず)に接合される。これらの要素は、接着剤又は熱接合などのあらゆる既知の手段で互いに接合され、中間股パネル集合体2010を形成する。中間股パネル集合体2010は、次に個別の股パネル151に切断される。個別の股パネル151は、90度回転され、組立てセクション2008へと供給される。
腰パネル形成セクション2004は、外側層ウェブ260と内側層ウェブ250とを接合して、連続層ウェブ255を形成する。外側層ウェブ260と内側層ウェブ250とを接合する時、それらの間に伸縮性ストランド270(図15には図示せず)を挟む。連続層ウェブ255は、直線的な切れ目、曲線的な切れ目、又はジグザグの切れ目などの切れ目2012に沿って切断され、連続的な第1腰パネル131及び連続的な第2腰パネル141を形成する。次に、連続的な第1及び第2腰パネルウェブ131、141は、互いに分離される。
組立てセクション2008は、個別の股パネル151を連続的な第1及び第2腰パネルウェブ131、141と接合させる。股パネル151を第1及び第2パネルウェブ131、141と接合させる前に、ホルダー600、並びに締結部材400(図15には図示せず)及び中間取り付け部材415(図7参照)を含む締結部材ユニット416を、第2腰パネルウェブ141の内面141A上に配置する。ホルダー600は、内面141Aに取り付けなくてもよい。あるいは、ホルダー600は、ホルダー600が移送中にずれないように、また股パネル151を第2腰パネル141から開く時、ホルダー600と内面141Aとの間の一時的な接合を容易に取り外せるように、内面141A上に一時的に接合されてもよい。締結部材ユニット416は、内面141A上に配置される前に組立てられてもよい。締結部材ユニット416は、ホルダー600によって締結部材400を覆うように配置される。次に、締結部材ユニット416の基材420は、上記の説明のように、取外し可能ジョイント500によって内面141Aに取外し可能に接合される。股パネル151は、ホルダー600及び締結部材ユニット416を挟むための所定の間隔で、連続的な第1及び第2腰パネルウェブ131、141上に配置される。股パネル151の第2末端部302の外側表面320は、接着剤などのあらゆる既知の手段によって、中間取り付け部材415及びホルダー600に恒久的に接合される(図7を参照)。さらに、取外し可能ジョイント500を、股パネル151の最外層370と第2腰パネル141との間に形成する(図6を参照)。股パネル151の第1末端部301の外側表面320は、第1腰パネル131の内面131Aに恒久的に接合される。こうして形成された連続的な衣類集合体2014を、個別の各衣類100に切断する。次に、個別の衣類100を股領域内の横断方向中心線Tに沿って折り畳み、第1及び第2腰パネル131、141を側縁部に隣接した継ぎ目32にて接合して腰開口部及び脚開口部を形成する。したがって、衣類100を使用する前に組み合わせる時、第1末端部301を第1腰パネル131の内側に配置し、第2末端部を第2腰パネル141の内側に配置する。
図15に示した衣類100の形成プロセスは、容易な製造プロセスを提供するのに特に有用である。股パネル151を支えるための支持機構を特に必要としないためには、別個の股パネル151を、第1及び第2腰パネル131、141(即ち、第1及び第2腰ベルト)の内面131A、141A上に配置し、これらにより支持してもよい。衣類100の使用時、股パネル151の第2末端部302は、取外し可能ジョイント500を取り外すことにより開かれてもよい。取外し可能ジョイント500を取り外した後、第2末端部302が、第2腰パネル141の内側から移動され、第2腰パネル141の外側に配置してもよい。衣類のパンツ形状を形成するため、締結部材400によって、第2末端部302を第2腰パネル141の外面141Bに接合することができる。これにより、接合操作が第2腰パネル141の外面141B上で行われるため、第2末端部302を第2腰パネル141に接合する操作が容易になる。その一方、衣類の製造時、股パネル151を、内面131A、141Aの代わりに、第1及び第2腰パネル131、141の外面131B、141Bに置くことが可能であろう。これにより、製造プロセスが簡単になり、第2末端部302を第2腰パネル14に接合する操作が簡単になる。しかし、これは、股パネル151の第1及び第2末端部301、302が外側に露出しているので、消費者にとって審美的に許容し難い。さらに、第1及び第2末端部301、302が露出している場合、これらが第1及び第2腰パネル131、141の内側に配置される場合に比べ、第1及び第2末端部301、302を通じた液体漏れの危険性がより高くなるであろう。別の方法としては、衣類を製造する時、第1末端部301を第1腰パネル131の内面131Aに置き、また第2末端部302を第2腰パネル141の外面141Bに置くことが可能であろう。これは、最初に第1腰パネル131を供給し、次に股パネル151の第1末端部301を第1腰パネル131の内面131Aに置き、その後、第2腰パネル141を供給し、第2腰パネルを第2腰パネル141の第2末端部302の内側表面310に置くことにより行うことができる。このような衣類は、衣類の使用時に第2末端部302を第2腰パネル141に接合する操作を簡単にするものの、複雑な製造プロセスを必要とするであろう。なぜなら、第2腰パネル141を第2末端部302上に置くまでは、股パネル151の第2末端部302を、ずれないように適所に保持しなければならないからである。したがって、本発明の衣類構成は、第2末端部302を第2腰パネル141の外面141Bに接合する操作において、また衣類の簡単な製造プロセスを提供する上で、最も有効且つ有利である。
図16は、衣類の別の実施形態を例示している。衣類1000は、第1腰パネル1131、第2腰パネル1141、及び股パネル1151を備える。衣類1000は、第2腰パネル1141の外面1141Bに設けられた開放表示部1002と、開放操作を容易にするための開放つまみ1004とを有する。衣類1000はまた、締結部材1400を締結するための、第2腰パネル1141上に設けられたランディング領域表示部1006を有する。さらに、図16に示した実施形態では、取外し可能ジョイント1500は2つの構成要素を備え;一方の構成要素は、股パネル1151の開放可能末端部1305に隣接して沿って横方向に伸び、他方の構成要素は、第2腰パネル1141の下端1008に隣接して沿って横方向に伸びている。下端1008に隣接して沿って伸びている取外し可能ジョイント1500の他方の構成要素は、衣類1000が吸収性コアを含む場合、吸収性コアが終わる区域内に配置されている。
図17は、図16の線XVII−XVIIに沿って取った断面図である。衣類1000は、第2腰パネル1141と股パネル1151との間に設けられた取り付けユニット1010を備える。取り付けユニット1010は、股パネル1151の開放可能末端部1305に隣接して沿って設けられた第1取り付けユニット1012と、第2腰パネル1141の下端1008に隣接して沿って設けられた第2取り付けユニット1014と、を備える。第1及び第2取り付けユニット1012及び1014のどちらも、第1恒久取り付け部1016にて第2腰パネル1141に取り付けられており、第2恒久取り付け部1018にて股パネル1151に取り付けられている。締結部材1400も、股パネル1151の開放可能末端部1305に隣接して沿って設けられ、股パネル1151に接合される。締結部材1400は、取外し可能ジョイント1500を取り外すまでは、図17に示すように折り畳まれている。締結部材1400の折り畳み構成を保つため、締結部材1400の一部分を、例えば、一時的に第1取り付けユニット1012の一部分に接合してもよい。取外し可能ジョイント1500を取り外す時、取り付けユニット1012、1014を取外し可能ジョイント1500にて分離させるため、取外し可能ジョイント1500を第1取り付け部1016と第2取り付け部1018との間に設ける。図17に示した実施形態では、取外し可能ジョイント1500は、取り付けユニット1012、1014において形成された穿孔が形成されてもよい。図18に示すように、取外し可能ジョイント1500を取り外した後、締結部材1400を広げて締結機能を提供する。
図16〜18に示された衣類1000を形成するプロセスは、図15に示したプロセスから変更することができる。図15の組立てセクション2008において、ホルダー600及び締結部材ユニット416を内面141Aに置く代わりに、第1及び第2取り付けユニット1012、1014及び締結部材1400を第2腰パネルウェブ141の内面141Aに置き、また当該第1及び第2取り付けユニット1012、1014を第1取り付け部1016にて同表面に恒久的に接合する。次に、個々の股パネル151は、第1及び第2取り付けユニット1012、1014と締結部材1400を挟むための所定の間隔で、連続的な第1及び第2腰パネルウェブ131、141上に置かれる。第1及び第2取り付けユニット1012、1014と締結部材1400は、股パネル1151の第2末端部1302の外側表面1320に恒久的に接合される。
図19〜21は、衣類の別の実施形態を例示している。股パネル2151の第1末端部2301は、衣類2100の使用前、第1腰パネル2131の内面2131Aの内側に配置されており、同表面に恒久的に接合される。股パネル2151の第2末端部2302は、衣類2100の使用前、第2腰パネル2141の内面2141Aの内側に位置している。衣類2100は、股パネル2151の第2末端部2302の外側表面2320上に設けられ、外面2320に恒久的に固着された、折り畳まれた締結部材2400を備える。衣類2100はまた、衣類100の使用時及び/又は適用時に生じる離脱力に耐えられる取外し可能ジョイントの代わりに、仮ジョイント2500を備える。仮ジョイント2500は、図21に示すように、吸収性コアが存在しない区域の中に位置してもよい。あるいは、仮ジョイント2500は、吸収性コアが存在する区域の中に位置してもよい。仮ジョイント2500は、第2末端部2302が第2腰パネル2141の内側に配置されたまま維持し、また仮ジョイント2500は、衣類2100の使用前、第2末端部2302の外側表面2320と、第2腰パネル2141の内面2141Aとの間に位置している。第2末端部2302は、図20及び21に示されているように、仮ジョイント2500においてのみ、第2腰パネル2141の内面2141Aに一時的に接合される。仮ジョイント2500は、衣類100の使用時及び/又は適用時に生じる離脱力よりも弱い力で容易に取り外せるように設計される。したがって、広げられた締結部材2400によって衣類のパンツ形状を形成するため、仮ジョイント2500は、通常は衣類2100を装用する前に取り外され、また第2末端部2302は、外面2141Bに接合される。
衣類2100を形成するプロセスは、図15に示したプロセスから変更することができる。図15の組立てセクション2008において、ホルダー600及び締結部材ユニット416を内面141Aに置く代わりに、締結部材2400を第2腰パネルウェブ2141の内面2141Aに置く。次に、個々の股パネル2151を、締結部材2400を挟むため、所定の間隔で、連続的な第1及び第2腰パネルウェブ2131、2141上に置く。締結部材2400は、股パネル2151の第2末端部2302の外側表面2320に恒久的に接合される。締結部材2400を第2末端部2302の外側表面2320に接合する前又は後に、接着剤、熱接合、圧力接着、超音波接着、又はこれらのいずれかの組み合わせなどのあらゆる既知の手段によって、仮ジョイント2500を、第2末端部2302の外側表面2320と第2腰パネル2141の内面2141Aとの間に形成する。
図22は、衣類の別の実施形態を例示している。図22に示した衣類は、仮ジョイント2500の配置のみが、図19〜21に示した衣類2100と異なっている。図22の仮ジョイント2500は、第1末端部2301の内側表面2310と第2末端部2302の内側表面2310との間に配置されており、衣類2100の使用前に、第2末端部2302を第2腰パネル2141の内側に維持する。
図23及び24は、衣類の別の実施形態を例示している。図24に示した衣類は、仮ジョイント2500の形体が、図19〜21に示した衣類と異なっている。図19に示した仮ジョイント2500は、締結部材2400を第1腰パネル2131の内面2131Aに一時的に係合させることにより形成され、また衣類2100の使用前に、第2末端部2302が第2腰パネル2141の内側に配置されたまま維持する。図19に示した衣類2100は、好ましくは一対の補助的締結部材2410を備える。補助的締結部材2410は、股パネル2151の側縁部2160の内側に設けられており、図25に示すように開放可能末端部2305を引っ張ると、側縁部2160がまくれ上がって補助的締結部材2410を露出させる。次に、締結部材2400及び補助的締結部材2410は、図26に示すように外面2141Bに接合される。補助的締結部材2410は、第2腰パネル2141の下端縁部2171がまくれ上がるのを防ぐのに役立つ。
あるいは、衣類は、仮ジョイントも取外し可能ジョイントも有さなくてもよい。第1及び第2腰パネル2131、2141のうち少なくとも一方が、衣類の腰周り方向に弾性を生む伸縮性ストランド2270を腰パネル2131、2141の側面部分に有しているので、股パネル2151の第2末端部2302は、腰パネル2131、2141の弾性により第2腰パネル2141の内側に維持される。
「発明を実施するための最良の形態」で引用したすべての文献は、関連部分において本明細書に参考として組み込まれているが、どの文献の引用も、それが本発明に関する先行技術であるとの容認と解釈されるべきではない。
本発明の特定の実施形態について説明し記載したが、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく他の様々な変更及び修正が可能であることが当業者には自明である。したがって、本発明の範囲内にあるそのようなすべての変更及び修正を、添付の特許請求の範囲で扱うものとする。
本発明の衣類の一実施形態の平面図であり、衣類の着用者に面する表面を示している。 取外し可能ジョイントを取り外す前の図1に例示した衣類の概略的な斜視図であり、衣類の第1腰部区域を示している。 取外し可能ジョイントを取り外す前の図1に例示した衣類の概略的な斜視図であり、衣類の第2腰部区域を示している。 取外し可能ジョイントを取り外した後の図1に例示した衣類の概略的な斜視図。 股パネルを第2腰パネルに再締結した時の図1に例示した衣類の概略的な斜視図。 図1の線VI〜VI沿って取った断面図。 図1の線VII〜VIIに沿って取った断面図。 締結部材を股パネルに恒久的に固着した時の締結部材の一実施形態の概略的な斜視図。 締結部材をホルダー内に収容する前の締結部材及び股パネルの概略的な斜視図。 締結部材をホルダー内に収容した時の締結部材及び股パネルの概略的な斜視図。 取外し可能ジョイントを取り外す前の、本発明の衣類の別の実施形態の概略的な斜視図。 取外し可能ジョイントを取り外した後の、図11に例示した衣類の概略的な斜視図。 股パネルを第2腰パネルに再締結した時の、図11に例示した衣類の概略的な斜視図。 本発明の衣類の代替実施形態の概略的な平面図。 本発明の衣類を形成するプロセスの概略図。 取外し可能ジョイントを取り外する前の、衣類の代替実施形態の概略的な斜視図であり、衣類の第2腰部区域を示している。 図16の線XVII〜XVIIに沿って取った断面図。 取外し可能ジョイントを取り外し、第2腰パネルが図17に示した配置から移動された断面図。 本発明の衣類の代替実施形態の概略的な斜視図。 図19の線XX〜XXに沿って取った断面図。 図19の線XXI〜XXIに沿って取った断面図。 図21の別の実施形態の断面図。 本発明の衣類の代替実施形態の概略的な斜視図。 図23の線XXIV〜XXIVに沿って取った断面図。 図23に示した衣類の股パネルの概略的な斜視図。 股パネルを第2腰パネルに再締結した時の図23の衣類の概略的な斜視図。

Claims (10)

  1. 衣類の使用時に腰開口部と一対の脚開口部とを有するパンツ型使い捨て衣類であって、当該衣類は、第1腰パネル、第2腰パネル、及び前記第1腰パネルと前記第2腰パネルとの間に配置された股パネルを備え、前記第1及び前記第2腰パネルの各々は、着用者の皮膚の方を向く内面と、外面とを有し、前記股パネルは、当該衣類の使用時に前記第1腰パネルに接合される第1末端部と、当該衣類の使用時に前記第2腰パネルに接合される第2末端部とを備え、
    当該衣類の使用前に、前記股パネルの前記第1末端部は、前記第1腰パネルの内側に配置され、前記股パネルの前記第2末端部は、前記第2腰パネルの内側に配置されており、
    前記股パネルの前記第2末端部は、当該衣類のパンツ形状を形成するために、前記股パネルの前記第2末端部が前記第2腰パネルの前記内側から移動された後、前記第2腰パネルの前記外面に接合することができる、パンツ型使い捨て衣類。
  2. 前記第1腰パネル、前記第2腰パネル及び前記股パネルの各々が、互いに別個の部材から成る、請求項1に記載のパンツ型使い捨て衣類。
  3. 前記第1腰パネルは第1腰ベルト部材を備え、前記第2腰パネルは第2腰ベルト部材を備える、請求項2に記載のパンツ型使い捨て衣類。
  4. 前記股パネルの前記第2末端部上に設けられ、前記股パネルの前記第2末端部を前記第2腰パネルの前記外面に締結可能な締結手段を備える、請求項1に記載のパンツ型使い捨て衣類。
  5. 前記第2腰パネルは前側腰パネルであり、前記第1腰パネルは後側腰パネルである、請求項1に記載のパンツ型使い捨て衣類。
  6. 前記第2腰パネルは後側腰パネルであり、前記第1腰パネルは前側腰パネルである、請求項1に記載のパンツ型使い捨て衣類。
  7. 前記第1末端部が、前記第1腰パネルに恒久的に接合された、請求項1に記載のパンツ型使い捨て衣類。
  8. 当該衣類は、前記第2末端部を前記第2腰パネルの内側に配置された状態に維持するための仮ジョイントを備え、前記仮ジョイントが、前記股パネルの前記第2末端部と前記第2腰パネルとの間に配置される、請求項1に記載のパンツ型使い捨て衣類。
  9. 当該衣類は、前記第2末端部を前記第2腰パネルの内側に配置された状態に維持するための仮ジョイントを備え、前記仮ジョイントが、前記股パネルの前記第1末端部と前記第2末端部との間に配置される、請求項1に記載のパンツ型使い捨て衣類。
  10. パンツ形状を予備形成するために、前記股パネルの前記第2末端部を前記第2腰パネルに取外し可能に接合する取外し可能ジョイントを備える、請求項1に記載のパンツ型使い捨て衣類。
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