JP2007506214A - 光記録担体への記録方法、光記録担体、および情報を書き込むための装置 - Google Patents

光記録担体への記録方法、光記録担体、および情報を書き込むための装置 Download PDF

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Abstract

光記録担体への記録方法、光記録担体(11)、および光記録担体(11)に情報を書き込むための装置を開示する。本発明の光記録担体への記録方法は、放射源を制御して光記録担体(11)の記録面上に放射ビームを向けることにより、ピットおよびランドを形成するものであり、少なくとも2つのライトストラテジを包含する光記録担体(11)から、ライトストラテジを読み出す工程と、その読み出されたライトストラテジを用いて放射源を制御することにより、ピットおよびランドを形成する工程とを含み、かつ、光記録担体(11)上に存在するインジケータを読み出すことにより、少なくとも2つのライトストラテジのうち、いずれが最適なライトストラテジであるかを決定する工程をさらに含み、その最適なライトストラテジを用いて、ピットおよびランドを形成する。光記録担体(11)に情報を書き込むための装置が、その光記録担体上に記憶された2つ以上のライトストラテジを適用することのできるものである場合には、その装置は、インジケータを読み出し、最適なものであるライトストラテジを適用する。

Description

本発明は、放射源を制御して光記録担体の記録面上に放射ビームを向けることにより、ピットおよびランドを形成するための、光記録担体への記録方法に関するものである。
本発明はまた、光記録担体にも関するものである。
本発明はさらに、光記録担体に情報を書き込むための装置にも関するものである。
光媒体は、データをデジタル形式で記憶するものであり、種々のCDならびにDVD、およびブルーレイディスクの光ディスク技術をすべて包含する。この媒体上に記憶されるデータは、ビデオ、テキスト、オーディオ、コンピュータデータ、または任意の他の形式のデジタル情報からなるものとされ得る。このデータは、レーザーを用いて、光ディスクに書き込まれ、光ディスクから読み出される。
光ディスクには様々な製造業者が存在する。そのため、多くの異なるフォーマットおよびディスクタイプが市販されている。規格化されたディスクフォーマット(たとえば、CD−R、CD−R/W、DVD−R、DVD−R/W、BD+R、BD+R/W)の中でさえ、各タイプの光ディスクは、異なる材料パラメータを有し得る。このため、各タイプのディスクは、レーザーからの書込パルスに曝された際、異なる挙動を呈し得る。これらの挙動の違いが補償されないと、結果として、書込性能のばらつき、たとえばジッタや書き込まれたマークの非対称がもたらされる。したがって、各タイプの光ディスクは、最適な書込性能を得るためには、自己の材料パラメータその他の特性を補償するような異なるライトストラテジ(write strategy)を必要とし得る。
本出願では、マークとは、光ディスク上の光検出可能な任意のタイプの領域であると理解するものとする。これには、光ディスク上の領域の局所的な加熱により形成されるピットや、光ディスクの結晶層内の非結晶領域が含まれる。また、ライトストラテジとは、レーザーにより発生させられるレーザーパルスの任意のシーケンスであって、それらのレーザーパルスの照射が光ディスク上にマークを形成させるようなシーケンスであると理解するものとする。
1つのやり方では、それぞれの光ディスクに対して、そのディスクにユーザー情報を書き込もうとする前にテスト書込みを行うことにより、最適なライトストラテジが見出される。このテスト書込みは、一般的には、光ディスクのリードイン領域の内側部分に、書込パワーを漸増的に調整しながら施される。次に、記録された情報が、テスト領域から読み出される。所望の品質(たとえば、最小のエラー率、最適な変調係数、もしくは最小のジッタ率)およびテスト書込みの非対称性が得られる書込パワーが、最適な書込パワーとして選択され、その後のユーザー情報の実際の記録に用いられる。しかしながら、このやり方は、テスト書込みの結果がディスクドライブによって保持されない点で不利である。そのため、同一タイプの光ディスクに対してもテスト書込みが繰り返されなくてはならず、このことが負担となり得る。さらには、ライトストラテジの各パラメータは、各ディスクごとに見出されなくてはならず、そのため、テスト書込特性のかなりの分析が必要とされる。
別の1つのやり方は、光ディスクの各タイプが、光ディスクドライブによりドライブ製造時に「登録」されることを必要とする。光ディスクドライブの製造業者は、ドライブの開発時において、知っている各タイプの光ディスクについて、最適なライトストラテジを調べて見出す。しかる後、製造業者は、互換性のある光ディスクのタイプと、それら光ディスクの各タイプに対する対応の最適なライトストラテジとを示したリストを表すデータをコンパイルする。このデータは、光ディスクドライブ内の、たとえばEEPROMといった制御情報メモリ内に記憶されることが多い。また、このデータは、最適な書込パワー、時間変調、線速度および記録速度といった、記録パラメータを含んでいてもよい。これにより、ドライブは、ディスクのリードイン部分を走査することによって、特定の光ディスクのタイプを認識することができる。光ディスクの各タイプのリードイン領域の特性は、ディスク製造業者によって異なり、したがってディスク製造業者を識別する。
国際公開WO03/03153号には、既知の異なる複数のライトストラテジの性能をテストし、特定の光ディスクのタイプに最も適したライトストラテジを選択し、その後に同一タイプの光ディスクに出会った際に用いるためその情報を記憶することにより、最適なライトストラテジを選択および学習する方法および記録装置が開示されている。最適なライトストラテジに関する情報は、その後に同一タイプの光ディスクに出会った際に用いるために、記録装置内に記憶される。しかしながら、ある特定のディスクに用いるのに最適なライトストラテジに関する情報は、そのディスク自体に書き込まれる。その後そのディスクに出会うと、記録装置は、この情報をディスクから読み出し、最適なライトストラテジを選択するのに用いる。
光記録担体に情報を書き込むための装置は、特定のライトストラテジを適用することができる。しかしながら、ある特定のタイプの光記録担体に対して新たなライトストラテジが開発されると、装置がその新たなライトストラテジを適用できない事態が生じ得る。そのため、光記録担体上に2つ以上のライトストラテジを書き込むことがよく行われる。その場合、装置は、適用可能な1つのライトストラテジを選択することができる。しかしながら、少なくとも2つのライトストラテジが光記録担体上に書き込まれ、装置がそれら2つのライトストラテジの両方を適用できるものである場合、装置には、いずれのライトストラテジがその光記録担体に最も適したものであるかが分からない。さらに多くのライトストラテジが光記録担体上に記憶される場合には、選択肢がさらに多くなり、最適でないライトストラテジが選択される可能性がより高くなる。最適なライトストラテジはまた、光記録担体にデータが書き込まれる際の書込速度にも依存する。
したがって、本発明の1つの目的は、最適なライトストラテジを決定することのできる、光記録担体への記録方法を提供することである。
本発明の別の1つの目的は、そのような方法において使用される光記録担体を提供することである。
本発明の別の1つの目的は、最適なライトストラテジを決定することのできる、光記録担体に情報を書き込むための装置を提供することである。
本発明によれば、上記の目的は、放射源を制御して光記録担体の記録面上に放射ビームを向けることにより、ピットおよびランドを形成するための、光記録担体への記録方法であって、
少なくとも2つのライトストラテジを包含する光記録担体から、ライトストラテジを読み出す工程と、
読み出されたライトストラテジを用いて放射源を制御することにより、ピットおよびランドを形成する工程とを含み、かつ
上記の光記録担体上に存在するインジケータを読み出すことにより、上記の少なくとも2つのライトストラテジのうち、いずれが最適なライトストラテジであるかを決定する工程をさらに含み、
当該方法が、上記の最適なライトストラテジを用いて、ピットおよびランドを形成するものであることを特徴とする光記録担体への記録方法により達成される。
また、本発明に係る光記録担体は、少なくとも2つのライトストラテジを包含し、それら少なくとも2つのライトストラテジのうち、いずれが最適なライトストラテジであるかを示すインジケータをさらに含むことを特徴とする。
本発明に係る、光記録担体に情報を書き込むための装置は、
放射ビームを発生させ、その放射ビームを光記録担体の記録面上に向けて発するための書込ヘッドと、
光記録担体上に記憶された情報を読み出す読出手段と、
あるライトストラテジを用いて上記の書込ヘッドを制御する書込ヘッドコントローラと、
上記の本発明に係る方法を実行することのできる、当該装置を制御するプロセッサとを備えていることを特徴とする。
光記録担体に情報を書き込むための装置が、光記録担体上に記憶された2つ以上のライトストラテジを適用することのできるものである場合には、当該装置は、インジケータを読み出し、最適なものであるライトストラテジを適用する。
記録担体上に、その装置によっては適用することができないライトストラテジが存在する場合には、その装置は、自己が適用することのできるライトストラテジのうちいずれが最適なライトストラテジであるかを特定しなくてはならない。そのため、本発明の1つの実施形態では、上記のインジケータが、そのインジケータが記憶されている光記録担体にとって好ましいライトストラテジの順序をさらに指示するものとされ、本発明の方法が、当該方法によりライトストラテジのいずれが適用可能であるかを特定でき、かつ、上記のインジケータにより指示される好ましい順序を用いて、適用可能なライトストラテジの中から、いずれが最適なライトストラテジであるかを決定するものとされる。たとえば、3つのライトストラテジが存在するが、最適なライトストラテジが当該方法によっては適用可能でない場合には、装置は、2番目に適したライトストラテジを採用する。
インジケータは、光記録担体上に記憶されている追加的な情報の形態であってもよい。たとえば、インジケータは、各ライトストラテジに後続するバイトであって、そのライトストラテジの最適度合いを示す値を有するバイトであってもよい。ライトストラテジの最適度合いはまた、光記録担体上にそれらのライトストラテジが記憶されている一連の順序によって示されてもよい。ライトストラテジは、たとえば制御データ領域(Control Data Zone)と呼ばれる光記録担体上の領域内に存在する、ディスク情報表に記憶されてもよい。その場合、ディスク情報表内の最初のライトストラテジが、最適なライトストラテジである。また、ディスク情報表内の2番目のライトストラテジが、2番目に適したライトストラテジであり、以下同様である。
本発明の別の実施形態では、本発明の方法は、ライトストラテジ内に含まれる追加的なバイトであって、そのライトストラテジを適用することのできる書込速度を記述した追加的なバイトを読み出すものとされ、かつ、ライトストラテジ内に含まれる追加的なビットまたはバイトであって、そのライトストラテジが上記の書込速度に対して最適なライトストラテジであるか否かを示す追加的なビットまたはバイトを読み出すことにより、追加的な情報を読み出すものとされる。この方法を実行する装置であって、異なる複数の書込速度で書込みを行う能力を有する装置は、書込速度に依存して、最適なライトストラテジを選択することができる。
以下、本発明に係る装置、情報担体および方法の、上記およびその他の側面を、図面を用いて明らかにし説明する。
図1に示された情報を書き込むための装置は、情報担体11から情報を読み出す書込ヘッド3を備えている。変位手段2は、情報担体11と書込ヘッド3との間で相対的な変位を生じさせることができる。動作中において、読出ヘッド3の出力信号Sが、増幅器4に供給される。増幅器4は、出力信号Sを所望のレベルまで増幅し、増幅された信号Sを、A/D変換器5に供給する。A/D変換器5は、増幅された信号Sを、T秒のサンプリング周期を用いてサンプリングされた読出信号Sに変換する。サンプリングされた読出信号Sは、波形等化器6に供給される。波形等化器6は、読出信号Sに対して波形等化を施すことにより、修正された信号S’を取得する。波形等化器6の出力は、ビット検出手段7に供給される。ビット検出手段7の出力は、チャネル復号手段8に供給される。書込ヘッドは、書込ヘッドコントローラ1によって制御される。プロセッサ30が、この装置を制御する。プロセッサ30は、インジケータを読み出すように書込ヘッド3を制御して、そのインジケータが指示する最適なライトストラテジを特定する。その最適なライトストラテジがその装置によって適用可能なものである場合には、書込ヘッドコントローラ1に、その最適なライトストラテジが与えられる。続いて、その最適なライトストラテジを用いて、情報の書込みが実行される。
図2aは、トラック9および中心穴10を有する、ディスク形状の情報担体11を示した図である。トラック9は、情報を表す記録された(または記録されるべき)一連のマークの位置であり、情報層上に、実質的に平行なトラックを形成する複数回転の螺旋パターンに従って配されている。情報担体は、光ディスクと呼ばれる光学的に読取可能なものであってもよく、記録可能型の情報層を有している。記録可能型のディスクの例としては、CD−RならびにCD−RW、およびDVD+RWのような書込可能型のDVDが挙げられる。DVDディスクのさらなる詳細は、参考文献「ECMA−267:120mm DVD−Read−Only Disc(ECMA−267:120mm DVD−読出専用ディスク)」(1997年)に記載されている。情報は、トラックに沿って光検出可能なマーク(たとえば、相変化材料中の結晶または非結晶マーク)を記録することにより、情報層上に表される。記録可能型の情報担体上のトラック9は、空ディスクの製造時において予めエンボス形成された、トラック構造により示されている。このトラック構造は、たとえば、走査中において読出/書込ヘッドがトラックを辿ることを可能にする、プリグルーブ14により構成される。トラック構造は、通常は情報ブロックと呼ばれる情報単位の位置を示す、位置情報(たとえばアドレス)を含む。この位置情報は、それら情報ブロックの始点の位置を特定するための、特別な同期マークを含んでいる。位置情報は、後述するように、変調されたウォブルのフレーム内に符号化される。
図2bは、記録可能型の情報担体11の、直線b−bに沿って得られた断面の一部を示した図である。この図では、透明基板15に、記録層16および保護層17が設けられている。たとえば記録層が0.6mmの基板に設けられておりその背面に別の0.6mmの基板が貼り合わせられているDVDのように、保護層17が、さらなる支持層を備えていてもよい。プリグルーブ14は、基板15の材料の凹部または凸部として実装されてもよいし、周囲と異なる材料特性として実装されてもよい。
情報担体11は、フレームを含む変調信号により表される情報を担持することを意図されている。フレームは、同期信号に後続する、予め決められた量のデータである。通常、そのようなフレームはエラー訂正符号(たとえばパリティ符号)も含んでいる。複数のフレームが情報ブロックを構成し、その情報ブロックは、さらなるエラー訂正ワードを含んでいる。情報ブロックは、十分な信頼性で情報を取り出すことを可能とする、最小の記録可能単位である。そのような記録システムの一例は、フレームが172個のデータワードと10個のパリティワードとを担持し、208個のフレームが1つのECCブロックを構成するような、DVDシステムから既知である。
図3は、情報担体11の情報領域20の一例を示している。情報領域20は、データ交換に関連する情報担体上の情報をすべて含む。内側ドライブ領域21および外側ドライブ領域25は、ディスクのテスト用の領域である。リードイン領域22は、制御情報を含んでいる。リードアウト領域24は、円滑なリードアウトを可能とし、かつ制御情報を含む領域である。データ領域23は、ユーザーデータの記録用に意図された領域である。リードイン領域は、制御データ領域を含んでいる。
図4は、上記の制御データ領域に含まれる物理フォーマット情報の一例の表を示している。物理フォーマット情報は、上記のように、ADIP内に符号化されている。この情報は、図4に示した256バイトを含むものとされる。これには、最適パワー制御(Optimum Power Control;OPC)アルゴリズムが書込みのための最適なレーザーパワーレベルを決定するのに使用されるディスク情報および値が、含まれている。この情報は、ディスクの初期化時において、制御データと呼ばれる記録可能な領域にコピーされる。データの内容は、たとえば以下のとおりである。
・バイト0−ディスクカテゴリーおよびバージョン情報
ビットb7からb4:ディスクカテゴリを指定すべきビット。DVD+Rディスクを示す、1010に設定されるものとする。
ビットb3からb0:バージョン番号を指定すべきビット。バージョンを示す0000に設定されるものとする。
・バイト1−ディスクサイズおよび最大転送レート
ビットb7からb4:ディスクサイズを指定すべきビット。120mmディスクを示す、0000に設定されるものとする。
ビットb3からb0:最大読出転送レートを指定すべきビット。最大読出転送レートが指定されていないことを示す、1111に設定されるものとする。
・バイト2−ディスク構造
ビットb7からb4:0000に設定されるものとする。
ビットb3からb0:記録層のタイプを指定すべきビット。追記型の記録層であることを示す、0010に設定されるものとする。
・バイト3−記録密度
ビットb7からb4:情報領域内の平均チャネルビット長を指定すべきビット。0.133μmを示す、0000に設定されるものとする。
ビットb3からb0:平均トラックピッチを指定すべきビット。0.74μmの平均トラックピッチを示す、0000に設定されるものとする。
・バイト4から15−データ領域割当て
バイト4:(00)に設定されるものとする。
バイト5から7:データ領域の最初の物理セクタのPSN196.608を指定するため、(030000)に設定されるものとする。
バイト8:(00)に設定されるものとする。
バイト9から11:データ領域の最後の可能な物理セクタとしてPSN2.491.711を指定するため、(26053F)に設定されるものとする。
バイト12から15:(00)に設定されるものとする。
・バイト16−(00):(00)に設定されるものとする。
・バイト17−予備:このバイトは予備のバイトであり、(00)に設定されるものとする。
・バイト18−拡張情報インジケータ
ビットb7からb6:予備のバイトであり、00に設定されるものとする。
ビットb5からb0:これらのビットの各々は、拡張情報ブロックの存在を示すべきビットである。ビットbは、バイト(64+i×32)から(95+i×32)よりなる拡張情報ブロックiが使用されている場合に、1に設定されるものとする。そうでない場合は、ビットbは0に設定されるものとする。
・バイト19から26−ディスク製造業者ID
これら8バイトは、ディスクの製造業者を識別すべきビットである。使用されない後方ビットは、(00)に設定されるものとする。
・バイト27から29−媒体タイプID
ディスクの製造業者は、これら3バイトで指定されるべき、異なる複数のタイプの媒体を有し得る。ディスクの具体的なタイプは、このフィールドに示される。
・バイト30−製品修正版番号
このバイトは、製品の修正版番号を二進表現で識別すべきバイトである。同一のディスク製造業者IDおよび同一の製品IDを有するディスクはすべて、製品修正版番号にかかわらず、同一の記録特性を有していなくてはならない(マイナーな違いのみが許容される。すなわち、製品修正版番号は、記録装置に無関係とされる)。使用されない場合は、このバイトは(00)に設定されるものとする。
・バイト31−使用されている物理フォーマット情報バイトの数
このバイトは、物理フォーマット情報のために実際に使用されているバイトの数を示す、8ビットの二進数を構成する。ここでは、最初の54バイトのみの物理フォーマット情報のみが使用されていることを示す、(36)に設定されるものとする。
・バイト32−参照記録速度
このバイトは、そのディスクに可能な最も低い記録速度(参照速度とも呼ばれる)を、
n=10×vref(nは、整数値に四捨五入される)
である番号nとして示す。ここでは、3.49m/秒の参照書込速度を示す(23)に設定されるものとする。
・バイト33−最大記録速度
このバイトは、そのディスクに可能な最も高い記録速度を、
n=10×vref(nは、整数値に四捨五入される)
である番号nとして示す。ここでは、8.44m/秒の最大書込速度を示す(54)に設定されるものとする。
・バイト34−波長λIND
このバイトは、後続のバイトの最適な書込パラメータを決定する基となったレーザーの波長(ナノメートル単位)を、
n=波長−600
であるnとして指定すべきバイトである。
・バイト35−予備
・バイト36−参照速度における最大読出パワーPr
このバイトは、参照速度における最大読出パワーPr(ミリワット単位)を、
n=20×(Pr−0.7)
であるnとして指定すべきバイトである。
・バイト37−参照速度におけるPIND
INDは、OPCアルゴリズム内で使用されるPpoの決定のための開始値である。このバイトは、参照速度におけるPpoの指標値PIND(ミリワット単位)を、
n=20×(PIND−5)
であるnとして指定すべきバイトである。
・バイト38−参照速度におけるβtarget
このバイトは、参照速度における、OPCアルゴリズム内で使用されるβの目標値βtargetを、
n=10×βtarget
であるnとして指定すべきバイトである。
・バイト39−最大速度における最大読出パワーPr
このバイトは、最大速度における最大読出パワーPr(ミリワット単位)を、
n=20×(Pr−0.7)
であるnとして指定すべきバイトである。
・バイト40−最大速度におけるPIND
INDは、OPCアルゴリズム内で使用されるPpoの決定のための開始値である。このバイトは、最大速度におけるPpoの指標値PIND(ミリワット単位)を、
n=20×(PIND−5)
であるnとして指定すべきバイトである。
・バイト41−最大速度におけるβtarget
このバイトは、最大速度における、OPCアルゴリズム内で使用されるβの目標値βtargetを、
n=10×βtarget
であるnとして指定すべきバイトである。
・バイト42−参照速度における、現在のマーク≧4に対する先頭パルス持続時間Ttop(≧4)
このバイトは、現在のマークが、参照速度で記録を行うための4Tまたはそれより大きなマークである場合における、マルチパルス・トレインの先頭パルスの持続時間を示すべきバイトである。この値は、チャネルビットクロック周期で割った値を示す、
Figure 2007506214
なるnとして表される。
・バイト43−参照速度における、現在のマーク=3に対する先頭パルス持続時間Ttop(=3)
このバイトは、現在のマークが、参照速度で記録を行うための3Tマークである場合における、マルチパルス・トレインの先頭パルスの持続時間を示すべきバイトである。この値は、チャネルビットクロック周期で割った値を示す、
Figure 2007506214
なるnとして表される。
・バイト44−参照速度における、マルチパルス持続時間Tmp
このバイトは、参照速度で記録を行うためのマルチパス・トレインの、2番目から、最後から2番目までのパルスの、持続時間を示すべきバイトである。この値は、チャネルビットクロック周期で割った値を示す、
Figure 2007506214
なるnとして表される。
・バイト45−参照速度における、最終パルス持続時間Tlp
このバイトは、参照速度で記録を行うためのマルチパス・トレインの、最後のパルスの持続時間を示すべきバイトである。この値は、チャネルビットクロック周期で割った値を示す、
Figure 2007506214
なるnとして表される。
・バイト46−参照速度における、先頭パルス・リード時間(lead time)dTtop
このバイトは、参照速度における記録のための、データパルスの2番目のチャネルビットの立下がりエッジに対する、マルチパス・トレインの先頭パルスのリード時間
を示すべきバイトである。この値は、チャネルビットクロック周期で割った値を示す、
Figure 2007506214
なるnとして表される。
・バイト47−参照速度における、先行スペース=3に対する先頭パルス立上りエッジ修正dTle
このバイトのビット7からビット4は、参照速度で記録を行うための、先行スペースが3Tスペースであった場合における、マルチパルス・トレインの先頭パルスに対する立上りエッジ修正を指定すべきビットである。この値は、図8に従って、チャネルビットクロック周期で割った値で表される。
・バイト48−最大速度における、現在のマーク≧4に対する先頭パルス持続時間Ttop(≧4)
このバイトは、現在のマークが、最大速度で記録を行うための4Tまたはそれより大きなマークである場合における、マルチパルス・トレインの先頭パルスの持続時間を示すべきバイトである。この値は、チャネルビットクロック周期で割った値を示す、
Figure 2007506214
なるnとして表される。
・バイト49−最大速度における、現在のマーク=3に対する先頭パルス持続時間Ttop(3)
このバイトは、現在のマークが、最大速度で記録を行うための3Tマークである場合における、マルチパルス・トレインの先頭パルスの持続時間を示すべきバイトである。この値は、チャネルビットクロック周期で割った値を示す、
Figure 2007506214
なるnとして表される。
・バイト50−最大速度における、マルチパルス持続時間Tmp
このバイトは、最大速度で記録を行うためのマルチパス・トレインの、2番目から、最後から2番目までのパルスの、持続時間を示すべきバイトである。この値は、チャネルビットクロック周期で割った値を示す、
Figure 2007506214
なるnとして表される。
・バイト51−最大速度における、最終パルス持続時間Tlp
このバイトは、最大速度で記録を行うためのマルチパス・トレインの、最後のパルスの持続時間を示すべきバイトである。この値は、チャネルビットクロック周期で割った値を示す、
Figure 2007506214
なるnとして表される。
・バイト52−最大速度における、先頭パルス・リード時間dTtop
このバイトは、最大速度における記録のための、データパルスの2番目のチャネルビットの立下がりエッジに対する、マルチパス・トレインの先頭パルスのリード時間
を示すべきバイトである。この値は、チャネルビットクロック周期で割った値を示す、
Figure 2007506214
なるnとして表される。
・バイト53−最大速度における、先行スペース=3に対する先頭パルス立上りエッジ修正dTle
このバイトのビット7からビット4は、最大速度で記録を行うための、先行スペースが3Tスペースであった場合における、マルチパルス・トレインの先頭パルスに対する立上りエッジ修正を指定すべきビットである。この値は、図8に従って、チャネルビットクロック周期で割った値で表される。
・バイト54から63−予備−すべて(00)
これらのバイトは、すべて(00)に設定されるものとする。
・バイト(64+i×32)から(95+i×32)−拡張情報ブロックi(i=0から5)
将来の拡張を容易にするために、拡張情報ブロックが導入されている。それら拡張情報ブロックの各々は、32バイトからなっている。これらのバイトは、たとえば、代替のライトストラテジのためのパラメータ(たとえば高速記録用)や、その他の改良パラメータを保持することができる。拡張情報ブロックの存在は、バイト18内のビットにより示されるものとする。
バイト(64+i×32):拡張情報ブロックiのバージョン番号は、ブロックのバージョンを示し、バイト(64+i×32)から(95+i×32)内のデータの定義を識別する。ディスクは、ブロックバージョン番号が同じでも異なっていてもよい複数の拡張情報ブロックを有し得る。ブロックiの具体的なブロックバージョン番号を与えられていないドライブは、この拡張情報ブロック内の改良パラメータを用いてディスクを使用するべきではない。ブロックバージョン番号が255に設定されている場合は、関連の拡張情報ブロックは、独立したブロックではなく、先行する拡張情報ブロックの続きとされる(パラメータのある組について、32バイトでは不十分な場合に用いられる)。
バイト(64+i×32)から(95+i×32):これらのバイトは、代替のライトストラテジその他のパラメータを保持するのに使用され得る。
・高速ライトストラテジ用パラメータの例
バイト18:拡張情報ブロック0が使用されていることを示す0000 0001。
バイト64:ブロックバージョン1を示す0000 0001。このブロックバージョン1に対し、バイト65から95は以下の意味を有する。
バイト65:このEIブロック内で設定されるパラメータに対する、最大記録速度:n×0.25m/秒(max≦63.75m/秒=18.25x=175Hz@R=58mm)
バイト66:このEIブロック内で設定されるパラメータに対する、最小記録速度:n×0.25m/秒(最小記録速度=最大記録速度とされてもよい)
バイト67:予備のバイトであり、(00)に設定されている
バイト68から81:最大記録速度に対して設定されたパラメータ
バイト68:PIND
バイト69:βtarget
バイト70:cm≧4に対する先頭パルス持続時間Ttop(≧4)
バイト71:cm=3に対する先頭パルス持続時間Ttop(=3)
バイト72:マルチパルス持続時間Tmp
バイト73:最終パルス持続時間Tlp
バイト74:cm≧4に対する先頭パルス・リード時間dTtop(≧4)
バイト75:cm=3に対する先頭パルス・リード時間dTtop(=3)
バイト76:ps=3に対する先頭パルス立上りエッジ修正dTle
バイト77:ps=4に対する先頭パルス立上りエッジ修正dTle
バイト78:予備のバイトであり、(00)に設定されている
バイト79:予備のバイトであり、(00)に設定されている
バイト80:予備のバイトであり、(00)に設定されている
バイト81:予備のバイトであり、(00)に設定されている
バイト82から95:最小記録速度に対して設定されたパラメータ
バイト82:PIND
バイト83:βtarget
バイト84:cm≧4に対する先頭パルス持続時間Ttop(≧4)
バイト85:cm=3に対する先頭パルス持続時間Ttop(=3)
バイト86:マルチパルス持続時間Tmp
バイト87:最終パルス持続時間Tlp
バイト88:cm≧4に対する先頭パルス・リード時間dTtop(≧4)
バイト89:cm=3に対する先頭パルス・リード時間dTtop(=3)
バイト90:ps=3に対する先頭パルス立上りエッジ修正dTle
バイト91:ps=4に対する先頭パルス立上りエッジ修正dTle
バイト92:予備のバイトであり、(00)に設定されている
バイト93:予備のバイトであり、(00)に設定されている
バイト94:予備のバイトであり、(00)に設定されている
バイト95:予備のバイトであり、(00)に設定されている
インジケータは、物理フォーマット情報バイトのうち、1つまたは複数のバイトを用いて実装されてもよい。これらのバイトの値は、そのインジケータが記憶されている光記録担体に対する、ライトストラテジの最適度合いを示す。
異なる書込速度に対しては、異なるライトストラテジが適している。また、1つの書込速度に対して、異なる複数のライトストラテジが適用可能な場合もある。ここでは、異なる書込速度に対してどのライトストラテジが適用可能であるかを示す1つのやり方は、各書込速度に対する、以下のようなバイト[7..0]である。
− ビット7から4は、速度を記述する(可能な速度は16種類)。たとえば、0001を復号すると1X(参照速度)となり、0111を復号すると7Xとなるといった具合である。
− ビット3から0は、(この例では4つのうち)どのライトストラテジが適用されるかを記述する。たとえば、0101は、WS1およびWS3が適用可能であることを示し、1000は、WS4が適用可能であることを示すといった具合である。
また、各速度においていずれの速度が最適であるかを記述するため、各速度につき以下のような1バイトが追加される。
− ビット7から4は、速度を記述する。たとえば、0001を復号すると1X(参照速度)となり、0111を復号すると7Xとなるといった具合である。
− ビット3から0は、どの速度が適用されるかを記述する。たとえば、0100は、WS3が最適であることを示し、1000は、WS4が最適であることを示すといった具合である。
図5のステップ1(100)では、光記録担体内に包含されるライトストラテジであって、当該方法により適用可能なライトストラテジが特定される。ステップ2(101)では、適用可能なライトストラテジのインジケータが読み出される。続いて、ステップ3(102)では、最適なライトストラテジが特定される。たとえば、最も高いインジケータを有するライトストラテジが、最適なライトストラテジとされ得る。当然ながら、書込速度も考慮に入れられてもよい。すなわち、情報が書き込まれるべき書込速度に対して適用可能なライトストラテジのみが、考慮されてもよい。最後に、ステップ4(103)において、特定された最適なライトストラテジを用いて放射源を制御することにより、ピットおよびランドが形成される。
本発明に従う、情報を書き込むための装置を示した図 情報担体の上面図 情報担体の断面図 情報担体の情報領域の一例を示した図 物理フォーマット情報の一例の表 本発明に従う、光記録担体への記録方法のフローチャート

Claims (14)

  1. 放射源を制御して光記録担体の記録面上に放射ビームを向けることにより、ピットおよびランドを形成するための、光記録担体への記録方法であって、
    少なくとも2つのライトストラテジを包含する前記光記録担体から、ライトストラテジを読み出す工程と、
    読み出された前記ライトストラテジを用いて前記放射源を制御することにより、前記ピットおよびランドを形成する工程とを含み、かつ
    前記光記録担体上に存在するインジケータを読み出すことにより、前記少なくとも2つのライトストラテジのうち、いずれが最適なライトストラテジであるかを決定する工程をさらに含み、
    当該方法が、該最適なライトストラテジを用いて、前記ピットおよびランドを形成するものであることを特徴とする光記録担体への記録方法。
  2. 前記インジケータが、該インジケータが記憶されている前記光記録担体にとって好ましい前記ライトストラテジの順序をさらに指示するものであり、
    当該方法が、当該方法により前記ライトストラテジのいずれが適用可能であるかを特定できるものであり、かつ
    当該方法が、前記インジケータにより指示される前記好ましい順序を用いて、適用可能な前記ライトストラテジの中から、いずれが前記最適なライトストラテジであるかを決定するものであることを特徴とする請求項1記載の光記録担体への記録方法。
  3. 前記光記録担体上に前記少なくとも2つのライトストラテジが記憶されている一連の順序から、いずれのライトストラテジが前記最適なライトストラテジであるかを結論付けることを特徴とする請求項1または2記載の光記録担体への記録方法。
  4. 前記光記録担体上に記憶されている追加的な情報を読み出すことにより、前記最適なライトストラテジを決定することを特徴とする請求項1または2記載の光記録担体への記録方法。
  5. 前記光記録担体のリードイン領域内に存在する制御データ領域内から、前記追加的な情報を読み出すことを特徴とする請求項4記載の光記録担体への記録方法。
  6. 当該方法が、前記ライトストラテジ内に含まれる追加的なバイトであって、該ライトストラテジを適用することのできる書込速度を記述した追加的なバイトを読み出し、かつ
    当該方法が、前記ライトストラテジ内に含まれる追加的なビットまたはバイトであって、該ライトストラテジが前記書込速度に対して最適なライトストラテジであるか否かを示す追加的なビットまたはバイトを読み出すことにより、前記追加的な情報を読み出すものであることを特徴とする請求項4記載の光記録担体への記録方法。
  7. 少なくとも2つのライトストラテジを包含し、
    前記少なくとも2つのライトストラテジのうち、いずれが最適なライトストラテジであるかを示すインジケータをさらに含むことを特徴とする光記録担体。
  8. 前記インジケータが、該インジケータが記憶されている当該光記録担体にとって好ましい前記ライトストラテジの順序をさらに指示するものであることを特徴とする請求項7記載の光記録担体。
  9. 当該光記録担体上に前記少なくとも2つのライトストラテジが記憶されている一連の順序が、いずれのライトストラテジが前記最適なライトストラテジであるかを示していることを特徴とする請求項7または8記載の光記録担体。
  10. 当該光記録担体上に記憶された追加的な情報が、いずれのライトストラテジが前記最適なライトストラテジであるかを示していることを特徴とする請求項7または8記載の光記録担体。
  11. 前記追加的な情報が、当該光記録担体のリードイン領域内に存在する制御データ領域内に記憶されていることを特徴とする請求項10記載の光記録担体。
  12. 前記ライトストラテジが、該ライトストラテジを適用することのできる書込速度を記述した追加的なバイトと、該ライトストラテジが該書込速度に対して最適なライトストラテジであるか否かを示す追加的なビットまたはバイトとを含むことを特徴とする請求項10記載の光記録担体。
  13. ある書込速度に対して前記ライトストラテジのいずれが適用可能であるかをそれぞれ示す、少なくとも2つの追加的なバイトをさらに含み、かつ
    ある書込速度に対して前記ライトストラテジのいずれが最適なライトストラテジであるかをそれぞれ示す、少なくとも2つの別の追加的なバイトをさらに含むことを特徴とする請求項10記載の光記録担体。
  14. 光記録担体に情報を書き込むための装置であって、
    放射ビームを発生させ、該放射ビームを前記光記録担体の記録面上に向けて発するための書込ヘッドと、
    前記光記録担体上に記憶された情報を読み出す読出手段と、
    あるライトストラテジを用いて前記書込ヘッドを制御する書込ヘッドコントローラと、
    請求項1から6いずれか1項記載の方法を実行することのできる、当該装置を制御するプロセッサとを備えていることを特徴とする装置。
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