JP2007333048A - 軸受装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】転がり軸受を回転軸に取り付けた状態において、当該転がり軸受の内部すきまや予圧を容易に調整することが可能な軸受装置を提供する。
【解決手段】回転軸Sを回転自在に支持し、相対回転可能に対向配置された軌道輪2a,2b,4a,4bと、各軌道輪間に転動自在に組み込まれた複数の転動体6a,6bと、複数の転動体を回転自在に保持する保持器12a,12bとを備えた転がり軸受A1,A2を有する軸受装置であって、軸受装置には、回転軸を支持するために転がり軸受を当該回転軸に取り付けた状態において、当該軸受の一方側の軌道輪を他方側の軌道輪に対して軸方向へ相対的に移動させるための調整機構Cが設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、転がり軸受を回転軸に取り付けた状態において、当該転がり軸受の内部すきまや予圧を調整することが可能な軸受装置に関する。
従来から、各種の荷重(ラジアル荷重、アキシアル荷重、モーメント荷重など)を負荷するために高い剛性を維持することが要求される軸受装置を構成する軸受として、2つの転がり軸受を対向させて組み合わせて成る組合せ軸受(例えば、背面組合せ(DB形)軸受及び正面組合せ(DF形)軸受など)が用いられている。このような組合せ軸受としては、例えば、2つの単列アンギュラ玉軸受を組み合わせて成る組合せアンギュラ玉軸受(特許文献1参照)や、2つの単列円すいころ軸受を組み合わせて成る組合せ円すいころ軸受(特許文献2参照)などがある。例えば、図4(a),(b)には、回転軸Sを支持する軸受として組合せ円すいころ軸受Aが適用された軸受装置が一例として示されている。なお、この場合、当該組合せ円すいころ軸受Aは、背面組合せ形(DB)軸受として構成されており、各円すいころ軸受A1(A2)の内外輪2a,4a(2b,4b)間に組み込まれた転動体(円すいころ)6a(6b)の自転軸(図示しない)に直交するそれぞれの作用線(図示しない)が、外輪4a,4bの外側(図4(a),(b)の上側)で交差している。
図4(a),(b)に示す構成において、軸受装置は、回転軸Sを回転自在に支持し、複数の転動体(円すいころ)6a,6bを介して相対回転可能に対向配置された回転輪(内輪)2a,2b及び静止輪(外輪)4a,4bを有する円すいころ軸受A1,A2(組合せ円すいころ軸受A)と、内輪2a,2bを軸方向に位置決めするための環状の位置決め部材(内輪間座8)と、外輪4a,4bを軸方向に位置決めするための環状の位置決め部材(外輪間座10)とを備えている。なお、回転軸Sには、外周面段差部Sdを境界にして図4(a)の左側に比較的小径の外周面小径部S1が形成され、同図の右側に比較的大径の外周面大径部S2が形成されている。また、各円すいころ軸受A1(A2)の内外輪2a,4a(2b,4b)間には、複数のころ6a(6b)を1つずつ回転自在に保持する保持器12a(12b)がそれぞれ組み込まれている。
この場合、組合せ円すいころ軸受Aは、軸受A1,A2がその内輪2a,2bの内径面20a,20bを回転軸Sの外周面小径部S1に当接させて当該回転軸Sに外嵌され、その外輪4a,4bの外径面40a,40bをハウジングHの内周面H1に当接させて当該ハウジングHに内嵌されている。また、組合せ円すいころ軸受Aは、軸受A1の内輪2aと軸受A2の内輪2bとが内輪間座8を介在させて、回転軸Sの外周面段差部SdとナットNとの間で挟み付けられているとともに、軸受A1の外輪4aと軸受A2の外輪4bとが外輪間座10を介在させて、ハウジングHの内周面段差部Hdと軸受押さえZとの間で挟み付けられている。これにより、組合せ円すいころ軸受A(軸受A1,A2)、内輪間座8及び外輪間座10が、軸方向にそれぞれ位置決めされることで、軸受装置は軸方向に固定されている。なお、軸受A1,A2の内輪2a,2b及び内輪間座8は、ナットNを締め付ける(若しくは、緩める)ことにより、軸方向の所定位置に固定することができる。また、ハウジングHと軸受押さえZとの間には、環状を成す平板状に形成されたシムMが介在されており、当該シムMにより軸受A1,A2の外輪4a,4b及び外輪間座10を軸方向の所定位置に固定することができる。
このような構成において、軸受装置は、組合せ円すいころ軸受Aに対し、所定の軸受すきま(内部すきま)を付与した状態で使用される。すなわち、軸受装置の組合せ円すいころ軸受Aを構成する軸受A1及び軸受A2に対し、内輪間座8及び外輪間座10により、所定の軸受すきま(内部すきま)dがそれぞれ設定されている(図4(b)参照)。なお、軸受A1及び軸受A2の軸受すきま(内部すきま)dは、例えば、軸受装置の大きさや使用条件などによって任意に設定される。また、例えば、各種の重荷重(ラジアル荷重、アキシアル荷重、モーメント荷重など)を負荷するために軸受装置の剛性を高める必要がある場合には、組合せ円すいころ軸受Aの軸受A1及び軸受A2に対し、内輪間座8及び外輪間座10により、負の内部すきま(予圧)がそれぞれ設定される。これにより、例えば、回転軸Sの自由度(例えば、遊びや振れなど)を抑えることができ、当該軸受装置が組み込まれた工作機械などの精度を向上させることができる。
しかしながら、上述したように軸受装置は、組合せ円すいころ軸受A(軸受A1,A2)、内輪間座8及び外輪間座10を一体的に組み合わせた状態で軸方向に固定されている。このため、軸受A1,A2の内輪2a,2b及び外輪4a,4bの構成(例えば、大きさや幅)に合わせて、内輪間座8及び外輪間座10の構成(例えば、大きさや幅)を予め調整し、当該軸受A1,A2(組合せ円すいころ軸受A)に対して所定の内部すきまdや予圧を設定する必要がある。したがって、内輪間座8及び外輪間座10は、所定の組合せ円すいころ軸受A(軸受A1,A2)に対して個別に調達しなければならない専用品となり、軸受装置は、当該所定の軸受A(軸受A1,A2)、内輪間座8及び外輪間座10を1セットとして構成する必要がある。このため、内輪間座8及び外輪間座10を各種の組合せ円すいころ軸受A(軸受A1,A2)に対して汎用的に使用することができず、コストの低減化に限界がある。
また、内輪間座8及び外輪間座10は、一体的に組み合わせて軸受装置を構成する組合せ円すいころ軸受A(軸受A1,A2)に対して所定の内部すきまdや予圧を設定できるように、その構成(例えば、大きさや幅)を予め調整した上で、当該軸受A(軸受A1,A2)とともに軸方向に固定されている。したがって、軸受A1,A2(組合せ円すいころ軸受A)の内部すきまdや予圧を設定変更するためには、内輪間座8及び外輪間座10の構成(例えば、大きさや幅)を再調整し、再度当該軸受A1,A2(組合せ円すいころ軸受A)と一体的に組み合わせる必要がある。このため、一旦、軸受装置を軸方向に固定した後は、軸受A1,A2(組合せ円すいころ軸受A)の内部すきまdや予圧を再調整若しくは微調整して設定変更することが容易ではない。
なお、図5に示すようなテーパ軸Stを回転自在に支持するテーパ穴軸受Atを備えた軸受装置の場合、当該軸受装置は、例えばテーパ穴軸受Atに対し、そのテーパ穴htの大径側(図5の右側)に内輪間座8tを取り付けることにより、所定の軸受すきま(内部すきま)や予圧を付与した状態で使用される。この場合、テーパ穴軸受Atの内輪2tの構成(例えば、大きさや幅)に合わせて、内輪間座8tの構成(例えば、大きさや幅)を予め調整し、テーパ穴軸受Atに対して、所定の内部すきまや予圧が設定されている。この結果、上述した組合せ円すいころ軸受A(軸受A1,A2)を備えた軸受装置(図4(a),(b))の場合と同様の問題が生じてしまう。
特開平11−188505号公報 特開2001−32847号公報
本発明は、このような課題を解決するためになされており、その目的は、転がり軸受を回転軸に取り付けた状態において、当該転がり軸受の内部すきまや予圧を容易に調整することが可能な軸受装置を提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明に係る軸受装置は、回転軸を回転自在に支持し、相対回転可能に対向配置された軌道輪と、各軌道輪間に転動自在に組み込まれた複数の転動体と、複数の転動体を回転自在に保持する保持器とを備えた転がり軸受を有し、軸受装置には、回転軸を支持するために転がり軸受を当該回転軸に取り付けた状態において、当該軸受の一方側の軌道輪を他方側の軌道輪に対して軸方向へ相対的に移動させるための調整機構が設けられている。
調整機構は、相対回転可能に対向配置された環状を成す一対のリング部材を有し、一方のリング部材の対向面には、螺旋状のガイド溝が軸方向に所定ピッチで形成されているとともに、他方のリング部材の対向面には、当該ガイド溝に係合した係合部が形成されている。このような構成において、調整機構は、双方のリング部材を相対回転させた際に係合部がガイド溝に沿って旋回し、一対のリング部材を軸方向へ相対的に伸縮させることで、転がり軸受の一方側の軌道輪を他方側の軌道輪に対して相対的に移動させる。この場合、前記他方のリング部材の対向面に形成された係合部は、ガイド溝に係合した螺旋状の螺合溝として構成されている。
また、少なくとも一方のリング部材の外周面には、その周面上に当該一方のリング部材を他方のリング部材に対して相対的に回転させる回転用部材を挿入するための少なくとも1つの穴部が設けられている。なお、リング部材の少なくとも一方には、転がり軸受を潤滑する潤滑剤を供給するために、当該リング部材の外周面から内周面までを貫通して成る潤滑剤流路部が少なくとも1つ設けられている。
本発明の軸受装置によれば、転がり軸受を回転軸に取り付けた状態において、当該転がり軸受の内部すきまや予圧を容易に調整することができる。
以下、本発明の実施形態に係る軸受装置について、添付図面を参照して説明する。なお、その際、従来の軸受装置及びその周辺構成(図4(a),(b)、図5)と同一若しくは類似の構成には図面上で同一符号を付して、その説明を省略する。
図1(a),(b)には、本発明の第1実施形態に係る軸受装置が示されており、かかる軸受装置には、回転軸Sを回転自在に支持する2つの転がり軸受(円すいころ軸受)A1,A2が設けられている。この場合、2つの円すいころ軸受A1,A2は、一例として、背面組合せ形(DB)となるように組み合わされ、1つの組合せ円すいころ軸受Aを構成している。各円すいころ軸受A1(A2)は、相対回転可能に対向配置された軌道輪(内輪2a(2b)及び外輪4a(4b))と、内外輪2a,4a(2b,4b)間に転動自在に組み込まれた複数の転動体(円すいころ)6a(6b)と、複数の転動体(円すいころ)6a(6b)を1つずつ回転自在に保持する保持器12a(12b)とを備えている。なお、2つの円すいころ軸受A1,A2は、正面組合せ形(DF)となるように組み合わされていてもよい。
また、軸受装置には、回転軸Sを支持するために組合せ円すいころ軸受A(円すいころ軸受A1,A2)を当該回転軸Sに取り付けた状態において、当該軸受A(A1,A2)の一方側の軌道輪(外輪4a,4b)を他方側の軌道輪(内輪2a,2b)に対して軸方向(図1(a)の左右方向)へ相対的に移動させるための調整機構Cが設けられている。なお、調整機構Cは、軸方向(図1(a)の左右方向)へ伸縮自在に構成されており、当該調整機構Cが伸縮することにより、軸受A(A1,A2)の一方側の軌道輪(外輪4a,4b)を他方側の軌道輪(内輪2a,2b)に対して相対的に移動させている。
この場合、調整機構Cは、相対回転可能に対向配置された環状を成す一対のリング部材(外側リング30と内側リング32)を有しており、一方のリング部材(内側リング32)の対向面(外周面32a)には、螺旋状のガイド溝(図示しない)が軸方向(図1(a)の左右方向)に所定ピッチで形成されているとともに、他方のリング部材(外側リング30)の対向面(内周面30a)には、当該ガイド溝に係合した係合部(図示しない)が形成されている。このような構成において、調整機構Cは、外側リング30と内側リング32を相対回転させた際に、係合部がガイド溝に沿って旋回することで、外側リング30と内側リング32を軸方向へ相対的に伸縮させる。本実施形態においては、一例として、外側リング30の対向面(内周面30a)に形成された係合部は、ガイド溝に係合(螺合)した螺旋状の螺合溝(図示しない)として構成されている。このように、外側リング30の内周面30aと内側リング32の外周面32aに対して、相互に係合する螺合溝とガイド溝をそれぞれ形成することで、例えば、調整機構Cは、外側リング30がナット、内側リング32がボルトと同様の機能を有して構成されている。なお、調整機構C(外側リング30及び内側リング32)の形状、大きさなどは、例えば、軸受装置(軸受A1,A2)の大きさなどにより任意に設定されるため、ここでは特に限定しない。また、外側リング30及び内側リング32の材料も特に限定されず、例えば、各種の金属製やセラミック製などのリングなどを適用すればよい。さらに、外側リング30及び内側リング32の形成方法も特に限定されず、例えば、プレス加工などにより形成すればよい。また、係合部の構成は、上述した螺合溝(図示しない)に特に限定されず、例えば、外側リング30の対向面(内周面30a)にガイド溝に係合する凸状部を形成し、当該凸状部の先端部を球面状に加工して(あるいは、先端部へ玉を回転可能に組み込んで)、当該凸状部(係合部)がガイド溝に沿って旋回するようにしてもよい。
図1(a),(b)に示す構成においては、一例として、内側リング32のガイド溝は、外周面32aの一端側(図1(a),(b)の左側)から他端側(図1(a),(b)の右側)に亘って、周方向に沿って連続して形成されている。一方、外側リング30の螺合溝は、内周面30aの一端側(図1(a),(b)の左側)から他端側(図1(a),(b)の右側)に亘って、周方向に沿って連続して形成され、ガイド溝と係合(螺合)している。なお、ガイド溝と螺合溝のピッチ、深さ、幅及び長さなどは、例えば、調整機構Cの大きさなどにより任意に設定されるため、ここでは特に限定しない。さらに、ガイド溝と螺合溝の形成方法も特に限定されず、例えば、内側リング32及び外側リング30と一体成形してもよいし、内側リング32及び外側リング30成形後に当該内側リング32の外周面32aと外側リング30の内周面30aに対して切削(ネジ切り)加工を施すようにしてもよい。
また、少なくとも一方のリング部材(外側リング30)の外周面30bには、その周面上に当該外側リング30を他方のリング部材(内側リング32)に対して相対的に回転させる回転用部材P(例えば、ピン(図1(a)参照)など)を挿入するための穴部30hが少なくとも1つ設けられている。図1(a),(b)に示す構成においては、一例として、回転用部材Pは、円筒状を成すピンとして構成されており、穴部30hは、外側リング30の外周面30bから略垂直に円筒状を成すように1つだけ形成されている。この場合、穴部30hは、その内径がピンPの外径よりも若干大きな円筒を成すように形成されている。また、その先端部は、円筒状穴と連結した円すい状を成すように形成されているとともに、外側リング30の内周面30aとの間に所定の距離を確保して形成されている。
なお、回転用部材Pとしては、当該回転用部材Pを外側リング30の穴部30hに挿入して、当該外側リング30を内側リング32に対して相対的に回転させることができる部材であれば特に限定されない。例えば、ピン(図1(a)参照)の他、ドライバー状の部材やレンチ状の部材などであってもよく、ここでは特に限定しない。また、回転用部材Pの材料も特に限定されず、例えば、各種の金属製やセラミック製などのものを適用すればよい。
また、穴部30hの形状、大きさ、深さ及び数などは、例えば、調整機構Cの大きさや回転用部材Pの形状などにより任意に設定されるため、ここでは特に限定しない。例えば、穴部30hとして、回転用部材Pの形状(断面輪郭)と略一致する円筒状穴、矩形状穴及び星形状穴などを形成すればよい。また、穴部30hは、2つ以上形成してもよい。さらに、穴部30hの形成方法も特に限定されず、例えば、外側リング30と一体成形してもよいし、外側リング30成形後に当該外側リング30の外周面30bに対して切削(穿穴)加工を施すようにしてもよい。なお、穴部30hは、例えば、外側リング30及び内側リング32の双方に相互に連通するように形成した所定の連通穴であってもよい。
このような構成を成す調整機構Cによれば、外側リング30の穴部30hに回転用部材(例えば、ピン(図1(a)参照))Pを挿入し、回転用部材Pに対して外側リング30の周方向のいずれか一方へ向けて所定の力を加えるだけで、外側リング30を内側リング32に対して、その螺合溝が係合するガイド溝(いずれの溝も図示しない)に沿って相対的に回転(旋回)させることができる。これにより、外側リング30が内側リング32に対して所定方向(例えば、軸方向(図1(a),(b)の左右方向))へ相対的に移動し、調整機構Cを軸方向へ所定距離(螺合溝の軸方向への形成幅)の範囲内で容易に伸縮させることができる。本実施形態では、一例として、調整機構Cは、外側リング30の幅(図1(b)の左端から右端までの距離)の範囲内で、軸方向(図1(a),(b)の左右方向)へ容易に伸縮させることができる。
図1(a),(b)に示す構成においては、一例として、調整機構Cを外輪間座として、円すいころ軸受A1の外輪4aと円すいころ軸受A2の外輪4bとの間に介在させている。この場合、調整機構Cの外側リング30は、その一方側(図1(a),(b)の左側)の端面30cを軸受A1の外輪4aの一方側(図1(a),(b)の右側)の端面42aに当接させているとともに、その他方側(図1(a),(b)の右側)の端面30dを軸受Aの外輪4bの一方側(図1(a),(b)の左側)の端面42bと所定間隔を空けて対向させている。これに対し、調整機構Cの内側リング32は、その一方側(図1(a),(b)の右側)の端面32cを軸受A2の外輪4bの一方側(図1(a),(b)の左側)の端面42bに当接させているとともに、その他方側(図1(a),(b)の左側)の端面32dを軸受A1の外輪4aの一方側(図1(a),(b)の右側)の端面42aと所定間隔を空けて対向させている。
このように調整機構Cを軸受A1,A2の外輪4a,4b間に介在させた状態において、調整機構Cを軸方向(図1(a)の左右方向)へ伸縮することで、軸受A1,A2の外輪4a,4bを内輪2a,2bに対して軸方向(図1(a)の左右方向)へ相対的に移動させることができる。これにより、軸受A1,A2の外輪4a,4bの軸方向に対する位置を、内輪2a,2bの軸方向に対する位置に対して所定距離(外側リング30の幅(図1(b)の左端から右端までの距離))の範囲内でずらすことができ、当該軸受A1,A2(組合せ円すいころ軸受A)に対して所定の内部すきまdや予圧を設定することができる(図1(a)参照)。例えば、調整機構Cを伸長することにより、軸受A1の外輪4aを内輪2aに対して所定方向(図1(a)の左方向)へ移動させることで、軸受A1の内部すきまdを小さくする(若しくは、予圧を大きくする)ことができる。また、例えば、調整機構Cを短縮することにより、軸受A1の外輪4aを内輪2aに対して所定方向(図1(a)の右方向)へ移動させることで、軸受A1の内部すきまdを大きくする(若しくは、予圧を小さくする)ことができる。同様に、軸受A2の内部すきまd若しくは予圧の大きさも任意に調整することができる。
このように、本実施形態に係る調整機構Cは、各種の組合せ円すいころ軸受A(軸受A1,A2)と組み合わせて、その内部すきまd若しくは予圧の大きさを調整するために汎用的に使用することができる。このため、組合せ円すいころ軸受A(軸受A1,A2)に合わせて、各種の調整機構Cを用意する必要がなく、コストの低減化を図ることができる。
また、本実施形態に係る調整機構Cによれば、当該調整機構Cを外輪間座として軸受A1,A2の外輪4a,4b間に介在させ、軸受装置を回転軸Sに対して組み付けた状態、すなわち、組合せ円すいころ軸受A(軸受A1,A2)が回転軸Sを支持するために、当該回転軸Sに取り付けられた状態において、当該調整機構Cを軸方向(図1(a)の左右方向)へ容易に伸縮させることができる。このため、軸受装置を回転軸Sに対して組み付けた後であっても、軸受A1,A2(組合せ円すいころ軸受A)の内部すきまdや予圧を容易に再調整若しくは微調整して、設定変更するとともに高精度に設定することができる。
なお、図1(a)に示す構成において、組合せ円すいころ軸受Aは、軸受A1,A2がその内輪2a,2bの内径面20a,20bを回転軸Sの外周面小径部S1に当接させて当該回転軸Sに外嵌されている。また、組合せ円すいころ軸受Aは、軸受A1の内輪2aと軸受A2の内輪2bとが内輪間座8を介在させて、回転軸Sの外周面段差部Sdと軸受押さえ部材50との間で挟み付けられている。この状態で、上述したように、軸受A1,A2(組合せ円すいころ軸受A)に対し、その内部すきまdや予圧を設定する。そして、回転用部材Pを外側リング30の穴部30hから取り外し、軸受A1,A2の外輪4a,4bの外径面40a,40bをハウジング(図示しない)の内周面に当接させて、組合せ円すいころ軸受Aを当該ハウジングに内嵌する。これにより、軸受装置は、組合せ円すいころ軸受A(軸受A1,A2)、内輪間座8及び調整機構Cが、軸方向にそれぞれ位置決めされることで、軸方向の所定位置に固定される。
また、本実施形態において、リング部材(外側リング30と内側リング32)の少なくとも一方(内側リング32)には、組合せ円すいころ軸受A(円すいころ軸受A1,A2)を潤滑する潤滑剤(例えば、グリースや潤滑油など)を供給するために、内側リング32の外周面32aから内周面32bまでを貫通して成る潤滑剤流路部32rが少なくとも1つ設けられている。図1(a),(b)に示す構成において、潤滑剤流路部32rは、一例として、内側リング32の外周面32aから内周面32bまでを、一方側(図1(a),(b)の右側)の端面32cに対して凹曲面状を成すように貫通して形成された複数の切り欠きとして構成され、当該切り欠きが周方向に等間隔を成して設けられている。
なお、潤滑剤流路部32rの形状、大きさ及び数などは、例えば、調整機構Cの大きさや軸受装置の潤滑条件などにより任意に設定されるため、ここでは特に限定しない。例えば、潤滑剤流路部32rを内側リング32の一方側(図1(a),(b)の右側)の端面32cに対して円周面状や矩形面状などを成すように切り欠いて形成してもよく、また、内側リング32の外周面32aから内周面32bまでを円筒状、矩形状及び星形状などに貫通して成る貫通孔として形成してもよい。さらに、潤滑剤流路部32rの形成方法も特に限定されず、例えば、内側リング32と一体成形してもよいし、内側リング32成形後に当該内側リング32の一方側(図1(a),(b)の右側)の端面32cに対して切削加工を施すようにしてもよい。なお、潤滑剤流路部32rは、外側リング30に設けてもよく、外側リング30と内側リング32の双方に設けてもよい。例えば、外側リング30の一方側(図1(a),(b)の左側)の端面30cに所定の切り欠きを設けてもよいし、外側リング30及び内側リング32の双方に相互に連通する所定の貫通孔を設けてもよい。
このように内側リング32に潤滑剤流路部32rを設けることで、当該潤滑剤流路部32rから軸受装置に対して潤滑剤(例えば、グリースや潤滑油)を供給することができ、例えば、円すいころ軸受A1,A2の内外輪2a,2b,4a,4bの軌道面や転動体(円すいころ)6a,6bの転動面が摩擦により摩耗することを防止することができ、当該軸受A1,A2の潤滑性能を長期に亘って一定に維持することができる。この結果、当該軸受A1,A2を長期に亘って一定の回転精度で使用することができる。
また、図2には、本発明の第2実施形態に係る軸受装置が示されている。本実施形態において、軸受装置の調整機構Cは、軸受A1(図2の左側の軸受)と回転軸固定部材Tとの間に介在されている。この場合、調整機構Cの外側リング30は、その一方側(図2の左側)の端面30cを回転軸固定部材Tの一方側(図2の右側)の端面T1に当接させているとともに、その他方側(図2の右側)の端面30dを軸受A1の内輪2aの一方側(図2の左側)の端面22aと所定間隔を空けて対向させている。これに対し、調整機構Cの内側リング32は、その一方側(図2の右側)の端面32cを軸受A1の内輪2aの一方側(図2の左側)の端面22aに当接させているとともに、その他方側(図2の左側)の端面32dを回転軸固定部材Tの一方側(図2の右側)の端面T1と所定間隔を空けて対向させている。また、調整機構Cは、内側リング32の内周面32bを回転軸Sの外周面小径部S1に当接させて当該回転軸Sに外嵌されている。
なお、本実施形態において、軸受装置の調整機構C及び組合せ円すいころ軸受A(軸受A1,A2)は、上述した第1実施形態に係る軸受装置と同様に構成されている。また、本実施形態においては、軸受A1の外輪4aと軸受A2の外輪4bとの間に外輪間座10が介在されている。これに対し、軸受A1,A2の内輪2a,2b間には、内輪間座8(図1(a)参照)は設けられていない。
このように調整機構Cを軸受A1と回転軸固定部材Tとの間に介在させた状態において、調整機構Cを軸方向(図2の左右方向)へ伸縮することで、軸受A1,A2の内輪2a,2bを軸方向(図2の左右方向)へ移動させることができる。具体的には、例えば、調整機構Cを伸長することにより、軸受A1の内輪2aが所定方向(図2の右方向)へ移動される。この結果、軸受A1の外輪4aに対し、転動体(円すいころ)6aを介して、所定方向(図2の右方向)の力が作用する。この場合、当該力は、外輪間座10を経由し、軸受A2の外輪4b及び転動体(円すいころ)6bを介して内輪2bに対しても作用する。これにより、軸受A2は、その内輪2bが所定方向(図2の右方向)へ移動し、回転軸Sの外周面段差部Sdに押圧される。また同様に、例えば、調整機構Cを短縮することにより、軸受A1,A2の内輪2a,2bを所定方向(図2の左方向)へ移動させることができる。
したがって、軸受A1,A2の内輪2a,2bの軸方向に対する位置を、外輪4a,4bの軸方向に対する位置に対して所定距離(外側リング30の幅(図2の左端から右端までの距離))の範囲内でずらすことができ、当該軸受A1,A2(組合せ円すいころ軸受A)に対して所定の内部すきまdや予圧を設定することができる。例えば、調整機構Cを伸長させることにより、軸受A1,A2の内部すきまdを小さくする(若しくは、予圧を大きくする)ことができる。また、例えば、調整機構Cを短縮させることにより、軸受A1,A2の内部すきまdを大きくする(若しくは、予圧を小さくする)ことができる。
このように、本実施形態に係る調整機構Cは、各種の組合せ円すいころ軸受A(軸受A1,A2)と組み合わせて、その内部すきまd若しくは予圧の大きさを調整するために汎用的に使用することができる。このため、組合せ円すいころ軸受A(軸受A1,A2)に合わせて、各種の調整機構Cを用意する必要がなく、コストの低減化を図ることができる。
また、本実施形態に係る調整機構Cによれば、当該調整機構Cを軸受A1と回転軸固定部材Tとの間に介在させ、軸受装置を回転軸Sに対して組み付けた状態、すなわち、組合せ円すいころ軸受A(軸受A1,A2)が回転軸Sを支持するために、当該回転軸Sに取り付けられた状態において、上述したように当該調整機構Cを軸方向(図2の左右方向)へ容易に伸縮させることができる。このため、軸受装置を回転軸Sに対して組み付けた後であっても、軸受A1,A2(組合せ円すいころ軸受A)の内部すきまdや予圧を容易に再調整若しくは微調整して、設定変更するとともに高精度に設定することができる。
なお、本実施形態においては、調整機構Cを軸受A1と回転軸固定部材Tとの間に介在させたが、これに代えて、調整機構Cを軸受A2(図2の右側の軸受)と回転軸Sの外周面段差部Sdとの間に介在させても、上述した本実施形態と同様の効果を得ることができる。この場合、例えば、調整機構Cの外側リング30は、その一方側の端面30cを回転軸Sの外周面段差部Sdの軸受A2に対する対向面Ssに当接させるとともに、その他方側の端面30dを軸受A2の内輪2bの端面22bと所定間隔を空けて対向させればよい。これに対し、調整機構Cの内側リング32は、その一方側の端面32cを軸受A2の内輪2bの端面22bに当接させるとともに、その他方側の端面32dを回転軸Sの外周面段差部Sdの軸受A2に対する対向面Ssと所定間隔を空けて対向させればよい。また、調整機構Cは、内側リング32の内周面32bを回転軸Sの外周面小径部S1に当接させて当該回転軸Sに外嵌すればよい。
また、図3には、本発明の第3実施形態に係る軸受装置が示されており、当該軸受装置は、テーパ軸Stを回転自在に支持するテーパ穴軸受Atを備えている。本実施形態において、調整機構Cは、軸受Atとテーパ軸Stの外周面段差部Stdとの間に介在されている。この場合、調整機構Cの外側リング30は、その一方側(図3の右側)の端面30cを外周面段差部Stdの軸受Atに対する対向面Stsに当接させているとともに、その他方側(図3の左側)の端面30dを軸受Atの内輪2tの一方側(図3の右側)の端面20tと所定間隔を空けて対向させている。これに対し、調整機構Cの内側リング32は、その一方側(図3の左側)の端面32cを軸受Atの内輪2tの一方側(図3の右側)の端面20tに当接させているとともに、その他方側(図3の右側)の端面32dを外周面段差部Stdの軸受Atに対する対向面Stsと所定間隔を空けて対向させている。
なお、本実施形態において、軸受装置の調整機構Cは、上述した第1実施形態に係る軸受装置と同様に構成されている。また、本実施形態においては、軸受Atの一方側(図3の左側)には、内輪間座8が設けられており、当該内輪2tの一方側(図2の左側)の端面22tが当該内輪間座8の他方側(図2の右側)の端面8sと当接している。
このように調整機構Cを軸受Atとテーパ軸Stの外周面段差部Stdとの間に介在させた状態において、調整機構Cを軸方向(図3の左右方向)へ伸縮することで、軸受Atの内輪2tを外輪(図示しない)に対して軸方向(図3の左右方向)へ相対的に移動させることができる。これにより、軸受Atの内輪2tの軸方向に対する位置を、外輪(図示しない)の軸方向(図3の左右方向)に対する位置に対して所定距離(外側リング30の幅(図3の左端から右端までの距離))の範囲内でずらすことができ、当該軸受Atに対して所定の内部すきまや予圧を設定することができる。
このため、上述した第1実施形態及び第2実施形態の場合と同様に、本実施形態に係る調整機構Cによれば、各種のテーパ穴軸受Atと組み合わせて汎用的に使用することができ、コストの低減化を図ることができる。
また、本実施形態に係る調整機構Cによれば、当該調整機構Cをテーパ穴軸受Atとテーパ軸Stの外周面段差部Stdとの間に介在させた軸受装置をテーパ軸Stに対して組み付けた後であっても、上述した第1実施形態及び第2実施形態の場合と同様に、テーパ穴軸受Atの内部すきまや予圧を容易に再調整若しくは微調整して、設定変更するとともに高精度に設定することができる。
なお、上述した第1実施形態及び第2実施形態においては、軸受装置の転がり軸受として、組合せ軸受を適用したが、例えば、各種の単列構成の転がり軸受や複列構成の転がり軸受を適用してもよい。また、上述した第3実施形態においては、軸受装置の転がり軸受(テーパ穴軸受)として、例えば、各種の単列構成の軸受、組合せ軸受及び複列構成の軸受を任意に選択して適用することができる。
また、上述した第1実施形態及び第2実施形態においては、転動体として、円すいころを適用したが、転動体は、例えば、円筒ころ、たる形ころ及び玉であってもよい。この場合、軸受としては、例えば、組合せアンギュラ玉軸受などを適用することができる。なお、上述した第3実施形態においては、転動体として、各種のころ(例えば、円すいころ、円筒ころ及びたる形ころなど)や玉を任意に選択して適用することができる。
本発明の第1実施形態に係る軸受装置の構成例を示す図であって、(a)は、軸受装置を回転軸に組み付けた状態を示す断面図、(b)は、調整機構の構成例を示す断面図。 本発明の第2実施形態に係る軸受装置を回転軸に組み付けた状態を示す断面図。 本発明の第3実施形態に係る軸受装置を回転軸に組み付けた状態を示す断面図。 従来の軸受装置の構成例を示す図であって、(a)は、軸受装置を回転軸に固定した状態を示す断面図、(b)は、軸受装置に内部すきまを設定した状態を示す断面図。 従来の軸受装置の構成例を示す図であって、テーパ穴軸受をテーパ軸に固定した状態を示す断面図。
符号の説明
2a,2b 内輪
4a,4b 外輪
6a,6b 転動体(円すいころ)
8 内輪間座
10 外輪間座
12a,12b 保持器
30 外側リング
30h 穴部
32 内側リング
32r 潤滑剤流路部
A 組合せ円すいころ軸受
A1,A2 円すいころ軸受
C 調整機構
P 回転用部材(ピン)
S 回転軸
d 内部すきま

Claims (5)

  1. 回転軸を回転自在に支持し、相対回転可能に対向配置された軌道輪と、各軌道輪間に転動自在に組み込まれた複数の転動体と、複数の転動体を回転自在に保持する保持器とを備えた転がり軸受を有する軸受装置であって、
    軸受装置には、回転軸を支持するために転がり軸受を当該回転軸に取り付けた状態において、当該軸受の一方側の軌道輪を他方側の軌道輪に対して軸方向へ相対的に移動させるための調整機構が設けられていることを特徴とする軸受装置。
  2. 調整機構は、相対回転可能に対向配置された環状を成す一対のリング部材を有し、一方のリング部材の対向面には、螺旋状のガイド溝が軸方向に所定ピッチで形成されているとともに、他方のリング部材の対向面には、当該ガイド溝に係合した係合部が形成されており、双方のリング部材を相対回転させた際に係合部がガイド溝に沿って旋回し、一対のリング部材を軸方向へ相対的に伸縮させることで、転がり軸受の一方側の軌道輪を他方側の軌道輪に対して相対的に移動させることを特徴とする請求項1に記載の軸受装置。
  3. 前記他方のリング部材の対向面に形成された係合部は、ガイド溝に係合した螺旋状の螺合溝であることを特徴とする請求項2に記載の軸受装置。
  4. 少なくとも一方のリング部材の外周面には、その周面上に当該一方のリング部材を他方のリング部材に対して相対的に回転させる回転用部材を挿入するための少なくとも1つの穴部が設けられていることを特徴とする請求項2又は3に記載の軸受装置。
  5. リング部材の少なくとも一方には、転がり軸受を潤滑する潤滑剤を供給するために、当該リング部材の外周面から内周面までを貫通して成る潤滑剤流路部が少なくとも1つ設けられていることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の軸受装置。
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