JP2007330775A - 消火ガス噴射器 - Google Patents

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Abstract

【課題】家庭や事務所または車載用の簡易消火器に好適で、装填した小形ガスボンベを破封し、消火ガスの流出をバルブによって制御し、消火ガスの有効利用と消火の実効を図り、効果的消火と確実な初期消火を実現するとともに、火災発生時に消火器の所在を告知し、消火器の速やかな使用と初期消火を促す消火ガス噴射器を提供すること。
【解決手段】内部に消火ガスを加圧して充填し開口部に封板13を付設したガスボンベ11と、ガスボンベを収容可能なケ−ス1,10と、封板を破封可能な破封部材45と、破封部材を装着した破封ホルダ21と、ガスボンベの口元部を着脱可能に設け、かつ内部に破封部材を移動可能に収容した通孔17を有するボンベホルダ15を有する。 破封ホルダとガスボンベを相対的に近接移動可能に設け、通孔17と外部に設けた噴射孔3とを連通可能に設け、通孔と噴射孔との連通路31〜33に、該通路を遮断可能な制御弁38を設ける。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えば家庭若しくは事務所または車載用の簡易消火器に好適で、装填した小形ガスボンベを簡便に破封し、噴出した消火ガスの流出をバルブによって一旦阻止し、消火ガスの空費を防止し、その有効利用と消火の実効を図るとともに、消火時に火元に向かって消火ガスを確実かつ的確に噴射し、その効果的かつ有効な消火と確実な初期消火を実現するとともに、火災発生時に消火器の所在を告知し、消火器の速やかな使用と初期消火を促せるようにした、消火ガス噴射器に関する。
例えば、家庭または事務所に設置されている一般的な消火器は、大形かつ大重量で消火操作に腕力を要し、概して使用し辛いという問題があった。
このため、従来においても前記問題を解決するものとして、小形かつ軽量の種々の簡易消火器が提案され、その構造は大別すると、ガスボンベの封板の破封方式によって、筒体またはカバーを回すものと、操作ブロックを押し下げるものと、筒体の頭部または底部を叩くものとに分かれていた。
このうち、筒体またはカバーを回すものとして、ガスボンベを収容する管体と、該管体の上端部に螺着した上方カバー体と、ガスボンベの口元ネジにねじ込み可能なボンベ嵌着体と、撃針を装着したノズル体とを備え、ボンベ嵌着体の中央筒部を管体の上端部の開口部に差し込み、前記中央筒部の内側にノズル体を挿入し、該ノズル体の上部を上方カバー体の開口部に差し込み、消火時には上方カバー体または管体を軸回りに回動し、撃針をガスボンベ側へ移動して封板を破封し、冷却ガスをノズル体の噴口から噴出するものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、操作ブロックを押し下げるものとして、ガスボンベを収容可能なケースの上部に操作面と安全ブロックの掛り部を設け、前記ケースの内部に撃針を備えた軸本体を上下に摺動可能に装着し、該軸本体の止め溝をリテイナーで掛け止め、消火時には掛り部を介して安全ブロックを引き下げ、更に操作面を押圧してリテイナーを奥部へ移動し、止め溝と開口孔の端縁との係合を解除して、軸本体をスプリングの弾性で押し下げ、撃針をガスボンベ側へ移動して封板を破封し、噴出ガスを軸本体の内部へ導き、これを噴射孔から噴射するものがある(例えば、特許文献2参照)。
更に、筒体の頭部または底部を叩くものとして、カバーを被着したパイプ体の内部にガスボンベを収容し、その下端に皿状のノズルを取り付けるとともに、パイプ体の上端部にプッシャーガイド体を取り付け、該ガイド体に撃針を装着したプッシャーを摺動可能に装着し、常時はプッシャーにセーフティプレートを差し込んで、その移動を阻止する一方、プッシャーガイド体の内部にボンベレシーバーを取り付け、該レシ−バ−にガスボンベの口元ネジを螺着し、消火時にはプッシャーに取り付けたセーフティプレートを抜き取り、プッシャーの外部を手で叩いて内側へ押し込み、撃針をガスボンベ側へ移動して封板を破封し、噴出ガスをパイプ体の内部から軸本体の内部へ導き、これを噴射孔から噴射するものがある(例えば、特許文献3参照)。
しかし、前記簡易消火器のうち、筒体またはカバーを回すものは、回動量に対する撃針の変位が小さく、封板を充分に破封するためには、筒体またはカバーの回動量を増量しなければならず、そのようにすると破封に手間が掛かって、迅速に消火できない、という問題があった。
また、操作ブロックを押し下げるものは、安全ブロックの引き下げ操作と操作面の押圧操作を要し、消火時の操作が煩雑になる、という問題があった。
更に、筒体の頭部または底部を叩くものは、消火時の操作が比較的簡単で迅速に消火できるが、セーフティプレートが外部に表出しているため、該プレートが悪戯や誤まって引き抜かれると、封板が破封される惧れがあった。
しかも、前記消火器は何れも噴口を火元に向けて破封しているが、消化時は破封に操作が集中するため、噴口を火元に的確に向けることが難しく、その結果、噴出当初のガスが空費され、または消火に効果的に使用できず、初期消火の機会を逸する一方、残存ガスで実質的な消火を行なうこととなるため、ガスの充填量に見合った消火作用を得られず、ガスを有効利用できない、という問題があった。
ところで、火災発生時に実際に消火器を使用する場合は、慌てたり、気が動転して消火器の所在が分からず或いは失念して、初期消火の時期を逸する惧れがある。
殊に、このような問題は夜間または停電時の消火の際に顕著である。
このような問題を解決するものとして、消火器に電源部とスイッチと警報発信部とを設け、前記スイッチのON時に警報を発するようにしたものがある(例えば、特許文献4参照)。
しかし、前記消火器は安全栓にスイッチを設け、安全栓を抜き出してスイッチをONさせ、消火器の所在を前提にしているため、所在の知得に役立たず、また消火器の所在が不明の場合は消火器を使用できず、しかも警報の発信に人手を要するため、手間が掛かって速やかな使用を図れない等の問題があった。
特開平9−103512号公報 特開2000−189534号公報 特許第2890097号公報 特開2004−351047号公報
本発明はこのような問題を解決し、例えば家庭若しくは事務所または車載用の簡易消火器に好適で、装填した小形ガスボンベを簡便に破封し、噴出した消火ガスの流出をバルブによって一旦阻止し、消火ガスの空費を防止し、その有効利用と消火の実効を図るとともに、消火時に火元に向かって消火ガスを確実かつ的確に噴射し、その効果的かつ有効な消火と確実な初期消火を実現するとともに、火災発生時に消火器の所在を告知し、消火器の速やかな使用と初期消火を促せるようにした、消火ガス噴射器を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、内部に消火ガスを加圧して充填し、かつその開口部に封板を付設したガスボンベと、該ガスボンベを収容可能なケースと、前記封板を破封可能な尖端部を有する破封部材と、該破封部材を装着した破封ホルダと、ガスボンベの口元部を着脱可能に設け、かつ内部に前記破封部材を移動可能に収容した通孔を有するボンベホルダとを備え、前記破封ホルダとボンベホルダとを相対的に近接移動可能に設け、前記通孔と外部に設けた噴射孔とを連通可能に設けた消火ガス噴射器において、前記通孔と噴射孔との連通路に該通路を遮断可能な制御弁を設け、破封後にガスボンベから噴出した消火ガスの放出を阻止し、消火ガスの空費を防止するとともに、消火ガスを火元に向けて正確に噴射可能にし、消火ガスの有効利用と初期消火の実効を図るようにしている。
請求項2の発明は、前記制御弁を常時は閉弁可能にし、破封後にガスボンベから噴出した消火ガスの放出を阻止し、消火ガスの空費を防止するようにしている。
請求項3の発明は、前記制御弁を所望時に開弁可能にし、破封後にガスボンベから噴出した消火ガスを火元に向けて正確に噴射可能にし、消火ガスの有効利用と初期消火の実効を実現し得るようにしている。
請求項4の発明は、前記破封ホルダの内部に前記連通路を形成し、該連通路の中間部に前記制御弁を配置し、該制御弁の開閉作動によって、前記連通路を移動する消火ガスの導通および遮断を確実に制御し得るようにしている。
請求項5の発明は、前記ケースの内側にアウターハウジングを配置し、該アウターハウジングの上部に操作レバーを回動可能に連結し、前記操作レバーを前記ケ−スの表面に配置する一方、前記アウタ−ハウジングの内部に前記破封ホルダを固定し、前記破封ホルダの上部に前記制御弁と係合可能なプッシュロッドを上下動可能に設け、該プッシュロッドに前記操作レバーを係合可能に配置し、具体的な制御構造によって制御弁の開閉作動を確実に実現し得るようにしている。
請求項6の発明は、前記アウターハウジングの内部に前記破封ホルダとボンベホルダとを上下に配置し、前記ボンベホルダを前記破封ホルダに近接離反動可能に設け、破封時におけるボンベホルダの上動と、破封部材による封板の破封を実現するとともに、破封後の消火ガスの貯留を実現可能にしている。
請求項7の発明は、前記破封ホルダの内部に形成した連通路の下端部に管状の破封部材を配置し、封板の破封後、ガスボンベから噴出した消火ガスを前記通孔に貯留可能にし、制御弁の開弁時に通孔に貯留した消火ガスを噴孔から噴射可能にしている。
請求項8の発明は、前記封板の破封後、前記ボンベホルダを上方へ移動可能に設け、前記破封部材を封板から離間可能にし、ガスボンベからの消火ガスの噴出を促すとともに、通孔の容積の増加を図り、消火ガスの貯留量を増量し得るようにしている。
請求項9の発明は、前記ケースの表面に臨ませて灯具を配置し、該灯具を前記封板の破封時に点灯可能に設け、停電または夜間時における消火を容易かつ確実に行なえるようにしている。
請求項10の発明は、前記ケースの下部に下側ケースを摺動可能に装着し、該下側ケースにガスボンベの底部を収容可能に設け、該下側ケースの上動操作時、該下側ケースの上動変位またはボンベホルダの上動変位を介して、前記灯具を点灯可能にし、前記灯具の点灯を具体的に実現し得るようにしている。
請求項11の発明は、前記灯具の点灯を前記破封後も続行可能にし、消火作業を容易かつ確実に行なえるとともに、消火後の避難灯としての利用を図れるようにしている。
請求項12の発明は、一対の係合アームを対向配置した取付ホルダーを壁面に取り付け可能に設け、前記一対の係合アームを前記ケースの下端部に係合可能に装着して、消火ガス噴射器を定位置に取り付けるとともに、消火ガス噴射器の不使用時におけるガスボンベの上動を制止し、ガスボンベの破封事故を未然に防止するようにしている。
そして、消火ガス噴射器の使用時は、係合アームから引き抜くことによって、ガスボンベの上動と破封を促すとともに、消火ガス噴射器の取り外し操作と安全リングの引き抜き操作の煩雑を解消し、容易かつ速やかな操作と迅速な消火を図れるようにしている。
請求項13の発明は、前記消火ガス噴射器の表面または内部に、災害警報機からの火災発生信号または地震発生信号を介して、警報および/または警報ランプを作動可能な告知器を設け、消火ガス噴射器の所在を告知させて、その速やかな使用と初期消火を実行可能にしている。
請求項14の発明は、前記告知器を前記消火ガス噴射器の表面に着脱可能にし、消火ガス噴射器に取り付けた告知器の使用と、これを取り外した別の使用を図れるようにしている。
請求項15の発明は、前記告知器を消火ガス噴射器から取り外し、これを被災者に取り付け可能にし、被災者の所在を告知可能にして、救助活動や安否の確認の利便を図るようにしている。
請求項16の発明は、前記消火ガス噴射器は、片手で操作かつ持ち運び可能なものと、大形大重量で両手で操作かつ定位置に設置するものを含み、小形および大形の種々の消火ガス噴射器に広く適用可能にしている。
請求項17の発明は、前記消火ガス噴射器の内部に、消火用粉末または消火用薬液若しくは薬剤、消火用水の何れか一つを収容可能な容器を設け、該容器に前記消火ガスを導入可能に設け、前記噴射孔から前記消火用粉末または消火用薬液若しくは薬剤、消火用水の何れか一つを噴射可能にし、消火ガスによって消火用粉末または消火用薬液若しくは薬剤、消火用水を噴射させて、各種の火災の消火に応じられるようにしている。
請求項1の発明は、通孔と噴射孔との連通路に該通路を遮断可能な制御弁を設けたから、破封後にガスボンベから噴出した消火ガスの放出を阻止し、消火ガスの空費を防止するとともに、消火ガスを火元に向けて正確に噴射することができ、消火ガスの有効利用と初期消火の実効を図ることができる。
請求項2の発明は、前記制御弁を常時は閉弁可能にしたから、破封後にガスボンベから噴出した消火ガスの放出を阻止し、消火ガスの空費を防止することができる。
請求項3の発明は、前記制御弁を所望時に開弁可能にしたから、破封後にガスボンベから噴出した消火ガスを火元に向けて正確に噴射可能にし、消火ガスの有効利用と初期消火の実効を実現することができる。
請求項4の発明は、前記破封ホルダの内部に前記連通路を形成し、該連通路の中間部に前記制御弁を配置したから、該制御弁の開閉作動によって、前記連通路を移動する消火ガスの導通および遮断を確実に制御することができる。
請求項5の発明は、前記ケースの内側にアウターハウジングを配置し、該アウターハウジングの上部に操作レバ−を回動可能に連結し、前記操作レバーを前記ケースの表面に配置する一方、前記アウターハウジングの内部に前記破封ホルダを固定し、前記破封ホルダの上部に前記制御弁と係合可能なプッシュロッドを上下動可能に設け、該プッシュロッドに前記操作レバーを係合可能に配置したから、具体的な制御構造によって制御弁の開閉作動を確実に実現することができる。
請求項6の発明は、前記アウターハウジングの内部に前記破封ホルダとボンベホルダとを上下に配置し、前記ボンベホルダを前記破封ホルダに近接離反動可能に設けたから、破封時におけるボンベホルダの上動と、破封部材による封板の破封を実現するとともに、破封後の消火ガスの貯留を実現することができる。
請求項7の発明は、前記破封ホルダの内部に形成した連通路の下端部に管状の破封部材を配置し、封板の破封後、ガスボンベから噴出した消火ガスを前記通孔に貯留可能にしたから、制御弁の開弁時に通孔に貯留した消火ガスを噴孔から噴射することができる。
請求項8の発明は、前記封板の破封後、前記ボンベホルダを上方へ移動可能に設け、前記破封部材を封板から離間可能にしたから、ガスボンベからの消火ガスの噴出を促すとともに、通孔の容積の増加を図り、消火ガスの貯留量を増量することができる。
請求項9の発明は、前記ケースの表面に臨ませて灯具を配置し、該灯具を前記封板の破封時に点灯可能に設けたから、停電または夜間時における消火を容易かつ確実に行なうことができる。
請求項10の発明は、前記ケ−スの下部に下側ケースを摺動可能に装着し、該下側ケースにガスボンベの底部を収容可能に設け、該下側ケースの上動操作時、該下側ケースの上動変位またはボンベホルダの上動変位を介して、前記灯具を点灯可能にしたから、前記灯具の点灯を具体的に実現することができる。
請求項11の発明は、前記灯具の点灯を前記破封後も続行可能にしたから、消火作業を容易かつ確実に行なえるとともに、消火後の避難灯としての利用を図り、避難の安全性を図れることができる。
請求項12の発明は、一対の係合アームを対向配置した取付ホルダーを壁面に取り付け可能に設け、前記一対の係合アームを前記ケースの下端部に係合可能に装着したから、消火ガス噴射器を定位置に取り付けられるとともに、消火ガス噴射器の不使用時におけるガスボンベの上動を制止し、ガスボンベの破封事故を未然に防止することができる。
そして、消火ガス噴射器の使用時は、係合アームから引き抜くことによって、ガスボンベの上動と破封を促すとともに、消火ガス噴射器の取り外し操作と安全リングの引き抜き操作の煩雑を解消して、容易かつ速やかな操作と迅速な消火を図ることができる。
請求項13の発明は、前記消火ガス噴射器の表面または内部に、災害警報機からの火災発生信号または地震発生信号を介して、警報および/または警報ランプを作動可能な告知器を設けたから、消火ガス噴射器の所在を告知させて、その速やかな使用と初期消火を実行することができる。
請求項14の発明は、前記告知器を前記消火ガス噴射器の表面に着脱可能にしたから、消火ガス噴射器に取り付けた告知器の使用と、これを取り外した別の使用を図ることができる。
請求項15の発明は、前記告知器を消火ガス噴射器から取り外し、これを被災者に取り付け可能にしたから、被災者の所在を告知可能にして、救助活動や安否の確認の利便を図ることができる。
請求項16の発明は、前記消火ガス噴射器は、片手で操作かつ持ち運び可能なものと、大形大重量で両手で操作かつ定位置に設置するものを含むから、小形および大形の種々の消火ガス噴射器に広く適用することができる。
請求項17の発明は、前記消火ガス噴射器の内部に、消火用粉末または消火用薬液若しくは薬剤、消火用水の何れか一つを収容可能な容器を設け、該容器に前記消火ガスを導入可能に設け、前記噴射孔から前記消火用粉末または消火用薬液若しくは薬剤、消火用水の何れか一つを噴射可能にしたから、消火ガスによって消火用粉末または消火用薬液若しくは薬剤、消火用水を噴射させて、各種の火災の消火に応じられる効果がある。
以下、本発明をカートリッジ式ガスボンベを使用した家庭用または車載用の消火ガス噴射器である、小形軽量で片手で持ち運び可能な簡易消火器F1に適用した図示の実施形態について説明すると、図1乃至図6において1は合成樹脂製の略中空筒状の上側ケースで、これは後述する噴出孔の中心を軸方向に二つ割り成形した一対のカットケースを接合して構成され、その下端部を開口し、上端部を閉塞していて、その上端部は後方に傾斜した略テーパ状に形成され、その上端部の中央に開口部2が形成されている。
前記開口部2に後述する操作レバーが取り付けられ、前部の上部周面に後述する噴口に臨ませて噴出孔3が形成され、該噴出孔3の直下に後述するLED等の灯具に臨ませて照明孔4が形成されている。
図中、5,6,7は上側ケース1の上部内面の上下位置に離間して突出成形した係止片で、このうち係止片6,7は上側ケース1の上部内面に環状に突出成形され、その中央に同形のガイド孔8,9を形成している。
前記上側ケース1の下端部に、合成樹脂製の有底筒状の下側ケース10が摺接可能に挿入され、該ケース10は上側ケース1に比べて短小に形成され、その内側に公知のガスボンベ11の底部を着脱可能に嵌合している。
図中、12は下側ケース10の下部周面に形成した段部で、上側ケ−ス1の下端部に係合可能に形成されている。
前記ガスボンベ11は消火ガスとして、内部に約4MPaの二酸化炭素が充填され、その上端の開口部を封板13を介して気密にシールし、その口元部周面にネジ部14を形成していて、該ネジ部14にボンベホルダ15をねじ込んで取り付けている。図中、13aは後述の破封部材によって破封された破封口である。
前記ボンベホルダ15はアルミニウムダイカストによって円筒状に成形され、その下端部に前記ネジ部14にねじ込み可能なネジ孔16が開口され、該ネジ孔16の上部にガイド孔17が連通して形成されている。図中、18はネジ孔16とガイド孔17の連通部に配置したOリングである。
前記ガイド孔17の内面は平滑に形成され、該孔17に後述する破封ホルダのガイドシャフトが摺動可能に挿入されている。
前記ボンベホルダ15の外周面に、合成樹脂またはアルミニウムダイカスト製のアウターハウジング19が摺動可能に嵌合し、その外周面を前記噴出孔3の内端面と、ガイド孔8,9に摺接可能に配置している。
前記アウタ−ハウジング19は中空の略角筒状に成形され、その内部に平滑な摺動孔20が形成され、該摺動孔20の上部の所定位置に、アルミニウムダイカスト製の破封ホルダ21が、ピンまたはビス等の止め具22を介して固定されている。
前記アウターハウジング19の前後周面に縦長の長孔23が対向して形成され、該長孔23に、ボンベホルダ15に突設した係止ピン24が係合可能に挿入されている。
前記係止ピン24の先端部は係止片6,7に係合可能に配置され、アウターハウジング19の上下動を規制するとともに、アウターハウジング19と上側ケース1とを同動可能にしている。
図中、25はアウターハウジング19の前面上部に形成した噴口で、前記噴出孔3の奥部に臨ませて配置されている。
前記アウターハウジング19の上端部に、一対のブラケット26が対向して突設され、該ブラケット26の間に操作レバー27の基端部が、ピン28を介して上下に回動可能に連結され、その他端部が前記開口部2の開口縁に係合可能に配置されている。
図中、29は操作レバー27の下面に突設した係合突起で、後述するプッシュロッドの直上に係合可能に配置されている。30はアウターハウジング19の上端部の中央に開口した透孔である。
前記破封ホルダ21は、前記ボンベホルダ15と同径の略円筒状に形成され、その上面に消火ガスの連通路を形成する貫通孔31が形成され、該貫通孔31に同様な消火ガスの連通路を形成する小径の導孔32が形成されていて、該導孔32の他端が噴口25に臨ませて配置されている。
前記破封ホルダ21の内部に、貫通孔31と同軸上に前記連通路を構成するバルブ取付孔33が形成され、該取付孔33の上部にネジ部34が形成されている。
前記貫通孔31にプッシュロッド35が挿入され、該ロッド35は中間部にフランジ36を突設し、該フランジ36を前記透孔30の下側口縁部に係合可能に配置している。
前記貫通孔31の底部と、フランジ36との間にスプリング37が介挿され、該スプリング37の弾性を介してプッシュロッド35を上方へ付勢し、常時はプッシュロッド35の上端部を突起29に係合可能に配置している。
前記バルブ取付孔33に制御弁38が収容され、該弁38のネジ部39を前記ネジ部34にねじ込んで取り付け、その弁体を前記取付孔33に気密に係合している。
実施形態では制御弁38として、小形かつ安価な市販の自動車用タイヤチューブの空気弁を用いている。
前記制御弁38は、内部を貫通する弁棒40と、該弁棒40に同動可能な内弁41とを備え、これらを内部に設けたバルブスプリング(図示略)の弾性によって上方へ付勢し、前記内弁41を弁体に押し付けて閉弁可能にしている。
一方、前記プッシュロッド35を介して弁棒40を押し下げ、これに内弁41を同動させて弁体の下方へ押し下げ、内弁41を開弁可能にしている。
そして、内弁41の開弁時に制御弁38の内部を貫通孔31に導通し、封板13の破封後、噴出した消火ガスを制御弁38の内部へ導き、これを貫通孔31から導孔32へ送出可能にしている。
前記ボンベホルダ15と破封ホルダ21との間にスプリング42、実施形態では竹の子バネが介挿され、該スプリング42の弾性を介して、破封ホルダ21を上方へ付勢している。
前記破封ホルダ2の下端にガイドシャフト43が下向きに突設され、該ガイドシャフト43の内部に前記バルブ取付孔33が延設されている。
前記バルブ取付孔33の下端部は、ガイドシャフト43の中間部から縮径して軸端に開口され、該縮径部44に破封部材である針管45を取り付けている。
前記針管45は鋼管の先端部を斜切して形成され、その尖端部45aを封板13の中心の薄肉部に刺し込んで容易かつ円滑に破封可能にしている。したがって、針管45の軸心は、封板13の中心から若干オフセットして配置されている。
図中、46は内側のプッシュロッド35に装着したOリング、47はガイドシャフト43の先端の頸部に装着したOリングである。
一方、前記照明孔4の内側にLED等の灯具48が設けられ、そのリード線49が電源である電池50に接続され、該電池50に板バネ状の接続端子51,52が、絶縁フィルム(図示略)を挟んで導通可能に配置されている。
このうち、可動側の接続端子51は上側ケ−ス1の内面に配置され、固定側の接続端子52の一端が下側ケ−ス10に取り付けられている。
前記接続端子51,52は、常時は絶縁フィルムによって導通を遮断され、上側ケース1を下動させるガスボンベ11の破封時、絶縁フィルムを通過して接触し、電池50から灯具48へ給電し続け、該灯具48を点灯可能にしている。
図中、53は上側ケース1の前面に取り付けた告知器で、これは災害警報機である火災報知機54からの信号を受信可能な受信器(図示略)と、火災報知機54からの警報音を集音可能なマイクと、前記警報以外のノイズを除去可能なバンドパスフィルタないしローパスフィルタと、入力信号を増幅可能な増幅器と、火災報知機54の警報音の基準値と比較かつ演算可能なコンパレータと、火災報知機54の警報と相違する音色の告知音を発生可能な発振器およびスピーカと、電池等の電源を備えている。
なお、告知器53に前記マイクの他に、火災報知機54からの信号により前記電源を介して点灯可能なLED等のランプ(図示略)を設けることも可能である。
この他、図中、55は下側ケース10の略半周面に装着された略半円環状の弾性を有する安全リングで、その一端に把持部55aが突設され、常時は下側ケース10の周面に装着されていて、消火ガス噴射器F1の不使用時に下側ケース10が悪戯や誤操作によって
押し込まれ、ガスボンベ11が破封される事故を防止可能にしている。
なお、実施形態では告知器53を電池50の近接位置に配置し、灯具48と電源を共用しており、また告知信号として告知音を採用しているが、告知音の代わりに、または告知音と共に告知灯を用いて、これを点灯または点滅させることも可能である。
また、前述の実施形態では、上側ケース1とアウターハウジング19とを別設しているが、これらは前述のように同動するから、これらを一体に構成することも可能であり、また操作レバー27をアウターハウジング19に取り付けているが、操作レバー27を上側ケース1に取り付けることも可能である。
このように構成した消火ガス噴射器F1は、ガスボンベ11を収納する上下側ケース1,10と、ガスボンベ11の口元のネジ部14にねじ込むボンベホルダ15と、針管45を突設した破封ホルダ21と、ボンベホルダ15と破封ホルダ21を内部に収容するアウタ−ハウジング19と、操作レバー27と、破封ホルダ21の内部に組み込む制御弁38と、告知器58とで構成される。
そこで、前記消火ガス噴射器F1を製作する場合は、前記上下側ケース1,10と、アウターハウジング19と、操作レバー27とを樹脂成形し、ボンベホルダ15と破封ホルダ21をアルミニウムダイカストで成形し、制御弁38は市販のものを使用し、告知器58は市販の電子機器を所定回路に組み付けて製作する。
次に、これらを組み立てる場合は、アウターハウジング19の内部に破封ホルダ21とボンベホルダ15を上下に収容し、それらの間にスプリング42を介挿する。
そして、破封ホルダ21のガイドシャフト43を、ボンベホルダ15のガイド孔17に挿入し、長孔23の外側からボンベホルダ15の周面に係止ピン24,24を打ち込む。
更に、前記ピン24,24の先端部を長孔23,23に掛け止め、破封ホルダ21とボンベホルダ15を、アウターハウジング19の内部に組み込む。
前記組み込みに際して、予め破封ホルダ21の内部に制御弁38とプッシュロッド35を組み込み、下端のガイドシャフト43に針管45を取り付けて置く。
先ず、制御弁38を組み込む場合は、破封ホルダ21のバルブ取付孔33に制御弁38を挿入し、該弁38のネジ部39をバルブ取付孔33のネジ部34にねじ込んで取り付ける。
次に、制御弁38の直上にスプリング37を介在してプッシュロッド35を配置し、該プッシュロッド35の上端部をアウターハウジング19の透孔30に挿入し、その上端部を外側に突出する。
また、ガイドシャフト43に針管45を取り付ける場合は、バルブ取付孔33の縮径部44に針管45を圧入し、その尖端部45aをガイドシャフト43から突出し、かつガイドシャフト43の中心からオフセットして配置する。
前記破封ホルダ21と、ボンベホルダ15の組み込みと前後して、アウターハウジング19の一対のブラケット26の間に操作レバー27を配置し、その基部にピン28を差し込んで、該ピン28を中心に操作レバー27を回動可能に連結する。
一方、上側ケース1の二つ割りしたカットケースの係止片6上に電池50を取り付け、照明孔4に灯具48を差し込む。
また、照明孔4の直下の上側ケース1の周面に告知器53を取り付け、灯具48と電池50をリード線49で接続するとともに、告知器53と共用の電池50をリ−ド線(図示略)で接続する。
次に、接続端子51を上側ケース1の内面に取り付け、接続端子52を下側ケース10の外面に取り付け、それらを絶縁フィルムを挟んで導通可能に接触する。
これと前後して、前記二つ割りしたカットケースをアウタ−ハウジング19の外側に対向配置し、これをビスまたは接着剤で接合して略円筒状に形成し、その上端部の開口部2の間に操作レバー27を配置し、下端部に下側ケース10を差し込む。
そして、上側ケース1の下端に表出する下側ケース10の周面に安全リング55を嵌め込み、該リング55の上下端部を、上側ケース1の下端部と下側ケース10のフランジ部に係合可能に配置すれば、一連の製作が終了する。
こうして組み付けた消火ガス噴射器F1は、ガスボンベ11の装填前は、上側ケース1の下端部に下側ケース10が軽く押圧されて保持され、全体的に円筒状に形成される。
そして、上側ケース1の前面の上部に、噴出孔3と照明孔4とが上下に近接して位置し、噴出孔3の奥部に噴口25が位置し、照明孔4に灯具48が取り付けられ、該灯具48の直下に告知器53が表出している。
このような状況の下では、アウターハウジング19の内部でボンベホルダ15がスプリング42によって下方へ付勢され、破封ホルダ21から離間して、係止ピン24が長孔23の下端部に係合した位置で静止している。
また、制御弁38はバルブ取付孔33に弁体を気密に係合して取り付けられ、内蔵したスプリング(図示略)によって弁棒40を上方へ付勢し、同動する内弁41を弁体の下端部に押し付けて、内弁41の閉弁状態を維持している。
更に、制御弁38の直上のプッシュロッド35は、スプリング37の弾性によって上方へ付勢され、その上端部をアウターハウジング19の外側に突出して、操作レバー27の下面の突起29と係合し、該操作レバー27を押し上げている。
一方、前記係止ピン24の先端部は最下位置の係止片7と係合し、上側ケース1が下側ケース10と離間している。
したがって、接触端子51,52の非導通状態が維持され、電池50から灯具48に給電されないから、該灯具48は消灯している。
なお、火災発生のない平常時には、火災報知機54が作動しないから、告知器53は作動を停止し、告知音を発生しない。
次に、前記消火ガス噴射器F1を使用に備えて設置する場合は、先ず上側ケース1から下側ケース10を引き抜き、上側ケース1の下方から未使用のガスボンベ11を挿入し、その口元周辺のネジ部14をボンベホルダ15のネジ孔16にねじ込んで装填する。
この後、上側ケース1の下端部に下側ケース10を差し込み、その内部にガスボンベ11の底部を嵌合し、これを所定位置に立位状態で設置する。
この場合、適当な取り付け具を用いて転倒を防止することが望ましい。この状況は図1および図3のようである。
こうしてガスボンベ11を装填した消火ガス噴射器F1は、前述した組み付け後の状況と実質的に同一で、封板13の上方に針管45の尖端部45aが離間して位置し、また破封ホルダ21とボンベホルダ15が離間し、その導孔32とアウターハウジング19の噴口25が噴出孔3に連通している。
このような設置状況の下で火災が発生すると、これを火災報知機54が自動的に検知し、或いは人の操作を介して、火災報知機54が作動し警報を発する。
前記警報が告知器53に入力されると、内部の受信機ないしマイク(図示略)がこれを検出し、その入力信号を増幅し、前記警報以外のノイズを除去するとともに、前記入力信号を火災報知機54の警報と認識した際、発信器から前記警報と相違する音色の告知信号を発する。
したがって、前記告知信号によって消火ガス噴射器F1の所在が分かり、その迅速な使用を促し、初期消火に速やかに対応し得る。
こうして、消火ガス噴射器の所在が分かったところで、該消火ガス噴射器F1を保持し、安全リング55の把持部55aを側方へ引張り、これを下側ケース12の周面から取り外して、下側ケース12を押し込み可能にする。
このような状況の下で消火ガス噴射器F1を保持して下側ケース12を押し上げ、または噴射器F1を床面に設置して、上側ケース1の頭部をスプリング42の弾性に抗して押し下げる。
このようにすると、上側ケース1がスプリング42の弾性に抗して下側ケース12側へ移動し、または下側ケース12が上側ケース1側へ押し込まれ、該ケース1と一体に接触端子51が相対的に移動し、該端子51が絶縁フィルム(図示略)の介在位置を越えたところで、他方の接触端子52と接触し、これらが電気的に導通する。
このため、電池50から灯具48に通電され、該灯具48が点灯する。
したがって、夜間等に火元を容易に確認でき、消火作業を確実に行なえるとともに、消火後は退避時の誘導灯として利用し得る。
この後、前記灯具48は、電池50の電圧が所定値以下に費消されるまで点灯し続ける
この状況は図5のようである。
一方、前述のように下側ケース12を押し上げ、または上側ケース1の頭部を押し下げると、ガスボンベ11が相対的に上動し、これにボンベホルダ15が同動してスプリング42を押し縮め、またボンベホルダ15に突設した係止ピン24が長孔23に沿って上動する。
こうして、ガスボンベ11の口元部が破封部材45の尖端部45aに近接移動し、封板13に尖端部45aが突き刺さって破封する。
この場合、前記尖端部45aが封板13の薄肉の中心部に突き刺さって破封するから、合理的かつ容易に破封し得る。
そして、ボンベホルダ15がアウターハウジグ19内を長孔23の長さ分上動し、係止ピン24が長孔23の上端部に係合したところで、ボンベホルダ15が上動を停止し、同時に針管45の突き刺し作動を停止する。この状況は図5のようである。
この場合、破封ホルダ21はアウターハウジグ19に固定されているから、噴出孔3と噴口25と導孔32との連通状態が維持される。
こうして、封板13が破封されると、ガスボンベ11の消火ガスが針管45に導かれて噴出し、ガイドシャフト43の内部のバルブ取付孔33に移動する。
この場合、バルブ取付孔33は制御弁38によって気密にシールされ、また内弁41が閉弁状態を維持しているから、前記バルブ取付孔33に移動した消火ガスは、貫通孔31側へ流出することなく滞留し、その圧力を制御弁38と破封ホルダ21の下部に作用する
このため、前記消火ガスの圧力によって破封ホルダ21が押し上げられ、これにアウターハウジング19が同動して、破封ホルダ21がボンベホルダ15から離間し、針管45が封板13の破封部から引き抜かれる。
その際、長孔23が係止ピン24に沿って移動し、アウターハウジング19の垂直移動を促し、長孔23の下端部が係止ピン24に当接したところで移動を停止する。
この状況は図6のようで、破封ホルダ21と一体のガイドシャフト43が通孔17の上部に移動し、通孔17のスペースが増加するとともに、封板13に破封口13aが開口され、該破封口13aが通孔17に連通し、該通孔17にガスボンベ11の消火ガスが貯留する。
この場合においても、バルブ取付孔33は制御弁38によって気密にシールされ、また内弁41が閉弁状態を維持しているから、前記バルブ取付孔33に移動した消火ガスは貫通孔31側へ流出することなく滞留する。
このように、本発明は破封後に噴出した消火ガスを通孔17に一旦滞留して流出を阻止するから、従来のように消火ガスを方向を定めず、直ちに外部へ噴出する空費状態を防止する。
また、前記消火ガスの滞留空間は図5の破封時よりも若干増大するが、ガスボンベ11の充填容積に比べて微小であるから、噴出ガスが圧力降下することはなく、その滞留中は消火ガスの液化状態を維持する。
一方、アウターハウジグ19の上動に伴なって、該ハウジグ19に取り付けた操作レバー27が同動し、該レバー27の基部と係合する外側ケース1がアウターハウジグ19と同動して、下側ケース10から離間する。
したがって、接触端子52が接触端子51に近接移動するが、それらの導通状態が維持されるため、電池50から灯具48に給電され、灯具48が点灯し続ける。
その際、アウターハウジグ19は、破封ホルダ21と一体に長孔23の長さ分上動し、上側ケース1も操作レバー27を介して、アウターハウジグ19と同動するから、噴口25と噴出孔3と導孔32とは連通状態を維持する。
このような状況の下で、噴出孔3を火元に向けて消火ガス噴射器F1を片手で保持し、操作レバー27の先端部をスプリング37の弾性に抗して押し下げる。
このようにすると、操作レバー27がピン28を中心に下側へ回動し、該レバー27の下面の突起29がプッシュロッド35の上端部を押し下げ、該プッシュロッド35の下端部が弁棒40の上端部と係合して、弁棒40をスプリング37の弾性に抗して押し下げる
このため、内弁41が弁棒40に同動し、弁体の下端から離間して押し開かれる。
この結果、制御弁38の内部が導通し、該制御弁38を介してバルブ取付孔33の下部と貫通孔31とが連通する。
そして、前記消火ガスが制御弁38の内部を移動し、貫通孔31から導孔32に導かれ、噴口26から噴出孔3へ移動して火元へ噴射される。
この場合、前記噴射した二酸化炭素の一部は、噴口25から噴出後に断熱膨張してドライアイス化し、これが気体状の二酸化炭素と混合して火元に噴射される。
したがって、火元周辺の温度を下げるとともに、火元周辺に対する酸素の供給を遮断するから、消火作用が効率良く行なわれ速やかに消火する。
このように、本発明は破封後の噴出した消火ガスを一旦滞留し、噴口25を火元に正確に向けてから噴出するから、消火ガスを無駄無く正確かつ効率良く火元へ噴出でき、合理的かつ速やかに消火できる。
一方、消火ガス噴出時に操作レバー27の押圧操作を解除すると、操作レバー27がスプリング37の弾性によって上方へ押し戻され、プッシュロッド35による弁棒40の押圧が解除される。
このため、弁棒40が制御弁38に内蔵したスプリングの弾性によって、上方へ押し戻され、これに内弁41が同動して、弁体の下端部に密着して閉弁する。
したがって、制御弁38の内部の導通が遮断され、バルブ取付孔33の下部と貫通孔31との連通が遮断されて、噴口25からのガスの噴出が停止し、破封部から噴出した消火ガスが、通孔17とガイドシャフト43の内部のバルブ取付孔33と針管45内に滞留する。
前記滞留ガスは、操作レバー27の押圧操作を再開することによって、噴口25から噴出されるから、消火ガスを無駄無く有効に使用し得る。
なお、消火ガスを消費後、下側ケース10を上側ケース1から引き抜き、表出したガスボンベ11の下部を保持して回動し、ガスボンベ11の口元のネジ部14を、ボンベホルダ15のネジ孔16から取り外せば、空状態のガスボンベ11を回収できる。
この後、新規なガスボンベ11を用意し、該ボンベ11の口元のネジ部14を前記ネジ孔16にねじ込んで装填し、下側ケース10を上側ケース1の下端部に差し込めば、新規なガスボンベ11の使用が可能になる。
このように、本発明の消火ガス噴射器は、その繰り返し使用を図って、その有効利用を実現するようにしている。
また、本発明の応用形態として、噴口26と導孔32との間、または適所に粉末消火薬剤を充填した粉末容器を配置し、該粉末容器にガスボンベ11から噴出した消火ガスを導き、該容器内の粉末消火薬剤を噴口26から噴出することも可能である。
更に、前記容器に純水若しくは消火薬液を収容し、これらを前記消火ガスによって霧状または泡状に噴射すれば、化学品または薬剤の火災や電気火災の消火に応じられる。
図8乃至図20は本発明の他の実施形態を示し、前述の実施形態の構成と対応する部分に同一の符号を用いている。
このうち、図8乃至図14は本発明の第2の実施形態を示し、この実施形態は小形軽量で片手で持ち運び可能な別の消火ガス噴射器F2に適用している。
この実施形態の消火ガス噴射器F2は、上側ケース1,1の正面の中高部に凹部1a,1aを形成し、片手による握持を容易にするとともに、その上部の噴出孔3の直上に灯具48を設け、灯具48による投光表示を向上している。
前記灯具48の点灯は、前述の下側ケース10の押し込み変位によって電源回路を閉成する代わりに、下側ケース10の押し込み操作によるボンベホルダ15の上動変位によって電源回路を閉成するようにし、配線の簡潔化と点灯の確実化を図っている。
また、噴出孔3の直下に告知器53を設置し、該告知器53にスピーカ56とLED等の警報ランプ57と、災害警報機54に備えた発信器58の信号を受信可能な受信器(図示略)とを設け、該受信器による受信を介して、スピーカ56および/または警報ランプ57を作動可能にしている。
前記発信器58は警報または音声ガイド、電波若しくは電気信号、および警報ランプの点滅を作動可能な発信器58を備え、該発信器58に、火災の発生を感知可能な感熱センサまたは煙センサ等の火災検出センサ59の信号と、所定の震度に相当する振動を検出可能な振動センサ60の信号とを入力可能にしている。
前記発信器58は前記センサ信号入力時に作動し、災害警報機54に備えたスピ−カ61または音声ガイド録音機、発振器若しくは警報ランプ62を作動し、火災の発生または地震の発生を聴覚および視覚の双方で警告可能にしている。
このうち、音声ガイドは、例えば、「火事です。落ち着いて避難して下さい。」、「非常口はこの先にあります。」、「地震です。落ち着いて避難して下さい。」、「地震です。火の元を確認して下さい。」があり、災害の発生を告知し、避難路の確保を指示させている。
このような消火ガス噴射器は、火災発生時は火災検出センサ59が火災発生を検出し、その信号が発信器58に入力され、スピーカ61から警報および音声ガイドが出力され、例えば「火事です。落ち着いて避難して下さい。」、「非常口はこの先にあります。」等が放送されるとともに、警報ランプ62が点滅して火災発生を告知する。
一方、前記発信器58から火災発生の告知信号が消火ガス噴射器の告知器53に入力され、そのスピーカ56から警報が鳴動し警報ランプ57が点滅して、前記噴射器の所在を告知する。
そこで、使用者は消火ガス噴射器F2を容易かつ速やかに発見し、前述と同様に操作して噴口26から二酸化炭素を火元へ向けて正確かつ有効に噴射して消火し得る。
また、一定の震度の地震発生時は振動センサ60が地震発生を検出し、その信号が発信器58に入力され、スピーカ61から警報および音声ガイドが出力され、例えば「地震です。落ち着いて避難して下さい。」、「地震です。火の元を確認して下さい。」等が放送されるとともに、警報ランプ62が点滅して地震発生を告知する。
そして、前記発信器58から地震発生の告知信号が消火ガス噴射器F2の告知器53に入力され、そのスピーカ56から警報が鳴動し警報ランプ57が点滅して、前記噴射器の所在を告知する。したがって、この後の火災発生に速やかに対応し得る。
そして、消火後または地震後は、スピーカ61が鳴動し警報ランプ57が点滅しているから、使用後の消火ガス噴射器F2を保持し移動することによって、安全に避難できるとともに、被災者の所在が告知されて発見が容易になり、その救助や支援を迅速かつ容易に行なえる。
なお、これらの実施形態では告知器53を消火ガス噴射器F1,F2の周面に取り付けているが、内蔵して設置しても良く、そのようにすることで告知器53の保護と、消火ガス噴射器F1,F2の外観を向上し得る。
図15乃至図17は本発明の第3の実施形態を示し、この実施形態は告知器53を消火ガス噴射器F1,F2に一体的に取り付ける代わりに、紐またはベルト63を介して消火ガス噴射器F1,F2に着脱可能に取り付けている。
このようにすることで、消火ガス噴射器F1,F2の構成の簡潔化を図れ、既設の消火ガス噴射器F1,F2に対する後付けを容易に行なえるとともに、告知器53の利用や交換を促せ、しかも従来の大形大重量の消火ガス噴射器FRの胴部64への取り付けが可能になって、告知器53の利用を増進できる。
更に、被災後または非難時は消火ガス噴射器F1,F2,FRから前記告知器53を取り外し、これを被災者65の手首、腕等の身体に装着すれば、被災者65の所在を容易に発見でき、被災者65の救助や安否の確認を容易に行なえる。
図中、65は前記消火ガス噴射器FRの上部に上下に回動可能に数着した可動レバー、66は固定レバー、67はホースノズルである。
なお、告知器53の着脱手段として、前述の他にピンやバッジ、ホック、押圧式ファスナ、ボタン等を用いることも可能である。
図18乃至図20は本発明の第4の実施形態を示し、この実施形態は前述の安全リング55の代わりに、ガス噴射器F2を保持する取付ホルダー68に同様な機能を持たせ、ガスボンベ11の誤った破封を防止している。
前記取付ホルダー68は、縦長矩形の合成樹脂製のホルダー板69と、一対の係合アーム70,70とを備え、該係合アーム70,70をホルダ−板69の下端部にビス71を介して取り付け、これらに適当な弾性を付与している。
前記取付ホルダー68は、ビス72または両面接着テ−プを介して、ホルダ−板69を建物、車室若しくは車体等の壁面73の所望位置に取付け、その係合ア−ム70,70にガス噴射器F2の下側ケ−ス10を差し込み、その弾性によって当該部を挟持し、ガス噴射器F2を保持するとともに、下側ケ−ス10の上動を阻止して、ガス噴射器F2の不使用時におけるガスボンベ11の破封を未然に防止している。
そして、ガス噴射器F2を使用する際は、係合ア−ム70,70の圧接力に抗してガス噴射器F2を手前に引き抜き、下側ケ−ス10の上動を可能にしたところで、下側ケ−ス10を押し上げれば、ガスボンベ11を破封し得る。
したがって、ガス噴射器F2を取付ホルダ−68から引き抜き、この後安全リングを引き抜く煩雑な操作から解放され、これらの操作を一時に行なうことで、ガス噴射器F2を速やかに使用し消火を迅速に行なえる。
このように、この実施形態は、取付ホルダ−68をガス噴射器F2の取り付けと、ガスボンベ11の誤った破封事故を防止し得るようにしたものである。
このように本発明の消火ガス噴射器は、装填した小形ガスボンベを簡便に破封し、噴出した消火ガスの流出をバルブによって一旦阻止し、消火ガスの空費を防止し、その有効利用と消火の実効を図るとともに、消火時に火元に向かって消火ガスを確実かつ的確に噴射し、その効果的かつ有効な消火と確実な初期消火を実現するとともに、火災発生時に消火器の所在を告知し、消火器の速やかな使用と初期消火を促せるから、例えば家庭若しくは事務所または車載用の簡易消火器に好適である。
本発明を適用した小形軽量な消火ガス噴射器の使用前の設置状態を示す正面図で、消火ガスとして二酸化炭素を充填したガスボンベを装填している。 図1の平面図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 図3の要部を拡大して示す断面図で、封板の破封前の状況を示している。 本発明の使用状態を示す断面図で、ケースを押圧して破封ホルダを同動し、灯具を点灯するとともに、針管を封板に突き刺して破封した状況を示している。
本発明の使用状態を示す断面図で、封板の破封直後、噴出した消火ガスによってケースと破封ホルダが元の位置に戻された状況を示している。 本発明の使用状態を示す断面図で、封板の破封後、操作レバーを押圧操作して制御弁を開弁し、消火ガスを噴口から噴出している状況を示している。 本発明の第2の実施形態を示す小形軽量な消火ガス噴射器の使用前の設置状態を示す側面である。 図8の正面図である。 図9のB−B線に沿う拡大断面図で、破封前の状況を示している。
前記第2の実施形態の消火ガス噴射器の使用状態の要部を示す断面図で、下側ケースを押し込んでボンベホルダを同動させ、破封した直後の状況を示 している。 図11の破封直後、噴出した消火ガスによってケースと破封ホルダが元の位置に戻された状況を示している。 図12の状態後、前記消火ガス噴射器の操作レバーを操作し、制御弁を開弁して、消火ガスを噴射している状況を示す断面図である。 第2の実施形態の消火ガス噴射器に設けた告知器に、災害警報機からの警報信号を入力している状況を示す説明図である。
本発明の第3の実施形態を示す説明図で、小形軽量な消火ガス噴射器と大形大重量の消火ガス噴射器に告知器を着脱可能に装着し、これらに災害警報機から火災および地震の警報信号を入力している状況を示している。 前記第3の実施形態に適用した着脱可能な告知器を示す斜視図である。 図16の告知器を消火ガス噴射器から取り外し、被災者に取り付けて使用する状況を示す説明図である。 本発明の第4の実施形態を示す断面図で、取付ホルダーによるガス噴射器F2の取付け状態を示している。 第4の実施形態に適用した取付ホルダーの取付け時の正面図を示している 図18のC−C線に沿う断面図である。
符号の説明
1 ケース(上側ケース)
3 噴射孔
10 ケース(下側ケース)
11 ガスボンベ
13 封板
15 ボンベホルダ
17 通孔
19 アウターハウジング
21 破封ホルダ
25 噴口
27 操作レバー
31 連通路(貫通孔)
32 連通路(導孔)
33 連通路(バルブ取付孔)
38 制御弁
45 針管
48 灯具
53 告知器
54 災害警報機(火災報知機)
56 警報機(スピーカ)
57 警報ランプ
65 被災者
68 取付ホルダー
70 係合アーム
1,F2,FR 消火ガス噴射器

Claims (17)

  1. 内部に消火ガスを加圧して充填し、かつその開口部に封板を付設したガスボンベと、該ガスボンベを収容可能なケースと、前記封板を破封可能な尖端部を有する破封部材と、該破封部材を装着した破封ホルダと、ガスボンベの口元部を着脱可能に設け、かつ内部に前記破封部材を移動可能に収容した通孔を有するボンベホルダとを備え、前記破封ホルダとボンベホルダとを相対的に近接移動可能に設け、前記通孔と外部に設けた噴射孔とを連通可能に設けた消火ガス噴射器において、前記通孔と噴射孔との連通路に該通路を遮断可能な制御弁を設けたことを特徴とする消火ガス噴射器。
  2. 前記制御弁を常時は閉弁可能にした請求項1記載の消火ガス噴射器。
  3. 前記制御弁を所望時に開弁可能にした請求項1記載の消火ガス噴射器。
  4. 前記破封ホルダの内部に前記連通路を形成し、該連通路の中間部に前記制御弁を配置した請求項1記載の消火ガス噴射器。
  5. 前記ケースの内側にアウターハウジングを配置し、該アウターハウジングの上部に操作レバーを回動可能に連結し、前記操作レバーを前記ケースの表面に配置する一方、前記アウターハウジングの内部に前記破封ホルダを固定し、前記破封ホルダの上部に前記制御弁と係合可能なプッシュロッドを上下動可能に設け、該プッシュロッドに前記操作レバーを係合可能に配置した請求項2または請求項3記載の消火ガス噴射器。
  6. 前記アウターハウジングの内部に前記破封ホルダとボンベホルダとを上下に配置し、前記ボンベホルダを前記破封ホルダに近接離反動可能に設けた請求項1記載の消火ガス噴射器。
  7. 前記破封ホルダの内部に形成した連通路の下端部に管状の破封部材を配置し、封板の破封後、ガスボンベから噴出した消火ガスを前記通孔に貯留可能にした請求項1記載の消火ガス噴射器。
  8. 前記封板の破封後、前記ボンベホルダを上方へ移動可能に設け、前記破封部材を封板から離間可能にした請求項7記載の消火ガス噴射器。
  9. 前記ケ−スの表面に臨ませて灯具を配置し、該灯具を前記封板の破封時に点灯可能に設けた請求項1記載の消火ガス噴射器。
  10. 前記ケースの下部に下側ケースを摺動可能に装着し、該下側ケースにガスボンベの底部を収容可能に設け、該下側ケースの上動操作時、該下側ケ−スの上動変位またはボンベホルダの上動変位を介して、前記灯具を点灯可能にした請求項9記載の消火ガス噴射器。
  11. 前記灯具の点灯を前記破封後も続行可能にした請求項9または請求項10記載の消火ガス噴射器。
  12. 一対の係合アームを対向配置した取付ホルダーを壁面に取り付け可能に設け、前記一対の係合アームを前記ケースの下端部に係脱可能に装着した請求項10記載の消火ガス噴射器。
  13. 前記消火ガス噴射器の表面または内部に、災害警報機からの火災発生信号または地震発生信号を介して、警報および/または警報ランプを作動可能な告知器を設けた請求項1記載の消火ガス噴射器。
  14. 前記告知器を前記消火ガス噴射器の表面に着脱可能にした請求項13記載の消火ガス噴射器。
  15. 前記告知器を消火ガス噴射器から取り外し、これを被災者に取り付け可能にした請求項14記載の消火ガス噴射器。
  16. 前記消火ガス噴射器は、片手で操作かつ持ち運び可能なものと、大形大重量で両手で操作かつ定位置に設置するものを含む請求項1記載の消火ガス噴射器。
  17. 前記消火ガス噴射器の内部に、消火用粉末または消火用薬液若しくは薬剤、消火用水の何れか一つを収容可能な容器を設け、該容器に前記消火ガスを導入可能に設け、前記噴射孔から前記消火用粉末または消火用薬液若しくは薬剤、消火用水の何れか一つを噴射可能にした請求項1記載の消火ガス噴射器。
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