JP2007322581A - 光ファイバカプラ - Google Patents

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Takahiro Abe
孝博 阿部
Yasusuke Shibahara
庸介 柴原
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Abstract

【課題】簡易な構成で、偏光を伝送したり、種々の異なる波長の光同士を合波したり分波したりすることができるとともに、偏光保持特性や光の損失等の変動が生じない光ファイバカプラを得る。
【解決手段】基板1と、保護材2、4、22、24がそれぞれ被覆されたパンダ型偏波保持光ファイバ3、5、23、25と、シングルモードファイバ6と、パンダ型偏波保持光ファイバ3、5、23、25及びシングルモードファイバ6を基板1に固定する接着剤7、8とを備えている。パンダ型偏波保持光ファイバ3とパンダ型偏波保持光ファイバ5とが入射ファイバである際には、シングルモードファイバ6には、パンダ型偏波保持光ファイバ3とパンダ型偏波保持光ファイバ5との融着接続において光損失が少なくなるものを用いる。
【選択図】図1

Description

本発明は、種々の波長の光を合波・分波できる光ファイバカプラに関するものである。
従来から、分波・合波用の光ファイバカプラは公知となっている。例えば、下記特許文献1、2に開示されるものがある。
特開2005−309082号公報 特許第2524400号公報
特許文献1のものは、単一モード光ファイバの両端にコアおよび偏波主軸が互いに合致するように一対の偏波保持光ファイバを融着接続して形成した光ファイバを、2本撚り合わせ、単一モード光ファイバ同士を加熱しながら融着、延伸して形成された光ファイバカプラであって、単一モード光ファイバ同士の融着部分における融着方向Zと偏波保持光ファイバの偏波主軸とを略平行または略直交して設けたものである。これにより、一方側の偏波保持光ファイバにおける入射光の偏光モードが、単一モード光ファイバを通過する際に変化することなく、他方側の偏波保持光ファイバに出射され、クロストークの発生を抑えて過剰損失を小さくすることができる。
特許文献2のものは、主軸が合致する前後の偏波保持光ファイバの間に短尺の単一モード光ファイバを融着接続した2本の偏波保持光ファイバからなり、前記2本の偏波保持光ファイバの主軸を平行とし、かつそれらの単一モード光ファイバの部分が融着・延伸により偏波が保持された光結合器となっていることを特徴とする偏波保持光ファイバカップラである。
特許文献1、2のものは、同じ仕様の2本ずつの入射ファイバと出射ファイバとからなる偏波保持光ファイバが、シングルモード光ファイバの各端部に融着接続された後に延伸されているものであり、偏光を伝送したり、種々の異なる波長の光同士を分波又は合波したりすることはできる。しかし、特許文献1、2のものは、所定波長の光信号を伝送する光ファイバを入射ファイバ及び出射ファイバに選択しないと、偏光保持特性やファイバの曲げ等によって、光の損失が発生してしまう場合がある。
そこで、本発明は、簡易な構成で、偏光を伝送したり、種々の異なる波長の光同士を分波又は合波したりすることができるとともに、偏光保持特性や光の損失等の変動が生じない光ファイバカプラを提供することを目的とする。
本発明の光ファイバカプラは、分波・合波用のものであり、種類の異なる入射ファイバと出射ファイバとを、シングルモードファイバの各端部にそれぞれ融着接続し、前記シングルモードファイバを溶融延伸して形成したものである。前記入射ファイバと前記出射ファイバとは、使用波長(カットオフ)について異なるものであることが好ましい。
本発明の光ファイバカプラにおいては、前記出射ファイバが、偏波保持又は分波された波長に適した曲げ特性を有するファイバであり、波長λの光信号と波長λの光信号とが前記入射ファイバに入射された際、前記波長λの光信号と前記波長λの光信号とに分波されて出射ファイバから出射されるものであるとともに、比λ/λが1.2〜3.6であることが好ましい。なお、現在光ファイバに使用されている波長は460nm〜1650nmであるので、比λ/λの最大値は、λ=1650nm、λ=460nmとしたとき、約3.6となる。また、同じ光ファイバでの曲げ損失は、波長によって差が出るわけだが、1300nm用の光ファイバにおいては、20mm半径の場合に波長による曲げ損失差が0.5dBとなるときが、1550nm及び1300nmである。つまり、これ以上波長差があると曲げ損失に差が生じるため、各波長専用のファイバが必要で、λ=1550nm、λ=1300nmとすると、比λ/λの最大値は約1.2となる。したがって、上述の比λ/λの範囲は1.2〜3.6となるように設定した。
別の観点として、本発明の光ファイバカプラにおいては、前記入射ファイバが、偏波保持又は分波された波長に適した曲げ特性を有するファイバであり、波長λの光信号と波長λの光信号とがそれぞれ入射ファイバに入射された際、前記波長λの光信号と前記波長λの光信号とに合波されて出射ファイバから出射されるものであるとともに、比λ/λが1.2〜3.6であることが好ましい。ここにおいても、比λ/λが1.2〜3.6に設定される理由は上記比λ/λの理由と同様である。
本発明によれば、簡易な構成で、偏光保持が安定し、光損失の変動がなく、光信号を分波又は合波することができる光ファイバカプラを提供できる。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る実施形態を説明する。図1は本発明の実施形態に係る光ファイバカプラを示す図である。図2は、図1における光ファイバカプラに用いた光ファイバのコアとクラッドとを示す断面図である。
本実施形態に係る光ファイバカプラ100は、図1に示すように、基板1と、保護材2、4、22、24がそれぞれ被覆されたパンダ型偏波保持光ファイバ3、5、23、25と、シングルモードファイバ6と、パンダ型偏波保持光ファイバ3、5、23、25及びシングルモードファイバ6を基板1に固定する接着剤7、8とを備えている。
シングルモードファイバ6は、光結合部を有するものであり、コア6a、6bと、2つのクラッドが融着して形成されたクラッド6cとからなる(図3参照)。このシングルモードファイバ6は、2本の光ファイバが一般的な溶融・延伸方法を用いて融着されたものである。また、シングルモードファイバ6の各端部とパンダ型偏波保持光ファイバ3、5、23、25の保護材2、4、22、24が剥ぎ取られた部分の端部とは、シングルモードファイバ6の各端部におけるコアと、パンダ型偏波保持光ファイバ3、5、23、25のコア9、15、29、35とが、合致するように放電などの方法を用いて融着されている。
保護材2、4、22、24は、例えば、ポリアミド、ポリエステルエラストマー、エチレン−テトラフルオロエチレン/4フッ化エチレン−エチレン供重合等からなる。
接着剤7、8には、例えば、透湿性の少ないエポキシ系接着剤やアクリレート系接着剤等が用いられる。
次に、光ファイバカプラ100を合波器とした場合について説明する。例えば、パンダ型偏波保持光ファイバ3をλ=780nmの波長の光が通過し、パンダ型偏波保持光ファイバ5をλ=1550nmの波長の光が通過するものとして(比λ/λは約2)、これらのパンダ型偏波保持光ファイバ3、5を入射ファイバとした際には、パンダ型偏波保持光ファイバ23、25のいずれか一方のみを出射ファイバとして使用し、シングルモードファイバ6で合波された光信号を通過させる。このとき、シングルモードファイバ6には、パンダ型偏波保持光ファイバ3、5との接続損失を最も小さくするコア径として、パンダ型偏波保持光ファイバ3、5のコア径の中間のもの(例えば1160nmの波長の光が通過するもの)を用いる。
次に、光ファイバカプラ100を分波器とした場合について説明する。例えば、パンダ型偏波保持光ファイバ3を、780nm及び1550nmの波長の入射ファイバとした際には、パンダ型偏波保持光ファイバ5は使用せず、パンダ型偏波保持光ファイバ23とパンダ型偏波保持光ファイバ25とは波長が異なる出射ファイバであり、一方がλ=780nmの波長の光を通過させるものであり、他方がλ=1550nmの波長の光を通過させるものである(比λ/λは約2)。このように出射ファイバである2本のパンダ型偏波保持光ファイバ23、25の波長をそれぞれ異ならせる意図は、長波長の光を短い波長用の光ファイバに通すと、ファイバの曲げ損失等が発生し、偏波保持特性を安定化できないからである。なお、使用するシングルモードファイバ6は、上記の合波器とした光ファイバカプラ100のものと同様である。
また、上記実施形態においては、入射ファイバ及び出射ファイバにおける使用波長域を780nm及び1550nmとしているが、これに限られず、比λ/λ、比λ/λが1.2〜3.6となる種々の波長の光の合波・分波について適用できる。
本実施形態によれば、パンダ型偏波保持光ファイバ3、5、23、25を接続した簡易な構成で、種々の異なる波長の偏光を合波又は分波したりすることができるとともに、ファイバの曲げ等による劣化や変動のない光ファイバカプラを提供できる。
なお、本発明は、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で設計変更できるものであり、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態のパンダ型偏波保持光ファイバの他に、種類の異なる入射ファイバと出射ファイバとして、使用波長(カットオフ)の異なるファイバ(480nm、780nm、980nm、1300nm、1550nm等)を適宜組み合わせることができる。
本発明は、光ファイバアンプとして適用可能である。
本発明の実施形態に係る光ファイバカプラを示す図である。 図1における光ファイバカプラに用いた光ファイバのコアとクラッドとを示す断面図である。 図1における光ファイバカプラのシングルモードファイバの断面図である。
符号の説明
1 基板
2、4、22、24 保護材
3、5、23、25 パンダ型偏波保持光ファイバ
6 シングルモードファイバ
7、8 接着剤
6a、6b、9、15、29、35 コア
10、11、13、14、30、31、33、34 応力付与部
6c、12、12a、16、16a クラッド
100 光ファイバカプラ

Claims (4)

  1. 種類の異なる入射ファイバと出射ファイバとを、シングルモードファイバの各端部にそれぞれ融着接続し、前記シングルモードファイバを溶融延伸して形成したものであることを特徴とする分波・合波用の光ファイバカプラ。
  2. 前記入射ファイバと前記出射ファイバとが、使用波長について異なるものであることを特徴とする請求項1記載の光ファイバカプラ。
  3. 前記出射ファイバが、偏波保持又は分波された波長に適した曲げ特性を有するファイバであり、
    波長λの光信号と波長λの光信号とが前記入射ファイバに入射された際、前記波長λの光信号と前記波長λの光信号とに分波されて出射ファイバから出射されるものであるとともに、比λ/λが1.2〜3.6であることを特徴とする請求項1又は2に記載の光ファイバカプラ。
  4. 前記入射ファイバが、偏波保持又は分波された波長に適した曲げ特性を有するファイバであり、
    波長λの光信号と波長λの光信号とがそれぞれ入射ファイバに入射された際、前記波長λの光信号と前記波長λの光信号とに合波されて出射ファイバから出射されるものであるとともに、比λ/λが1.2〜3.6であることを特徴とする請求項1又は2に記載の光ファイバカプラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112285839A (zh) * 2020-11-30 2021-01-29 山东锐峰光电科技有限公司 一种带tap端的多路耦合器及其加工方法

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