JP2007322307A - ナビゲーション装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザにとって、災害時に優先的に向かうべき施設がどこにあるか分かり、災害に対して適切に対処することができるナビゲーション装置を実現する。
【解決手段】災害情報を受信する前は、(a)の地図画面により、表示設定されたランドマークであるファミリーレストランを表す施設アイコン32や駐車場を表す施設アイコン33が地図上に表示される。災害発生時に災害情報センターから送信される災害情報を受信すると、(b)の地図画面により、災害関連施設である病院を表す施設アイコン34、コンビニエンスストアを表す施設アイコン35、および避難場所を表す施設アイコン36が地図上に表示される。
【選択図】図3
【解決手段】災害情報を受信する前は、(a)の地図画面により、表示設定されたランドマークであるファミリーレストランを表す施設アイコン32や駐車場を表す施設アイコン33が地図上に表示される。災害発生時に災害情報センターから送信される災害情報を受信すると、(b)の地図画面により、災害関連施設である病院を表す施設アイコン34、コンビニエンスストアを表す施設アイコン35、および避難場所を表す施設アイコン36が地図上に表示される。
【選択図】図3
Description
本発明は、車両に搭載されるナビゲーション装置に関する。
災害発生時に道路交通情報通信システム(VICS)センターから送信される緊急信号を受信すると、災害の種類に応じてデータベースに記録された予測危険箇所の情報を検索し、その予測危険箇所を回避できる安全誘導ルートを探索して車両を誘導するナビゲーション装置が知られている(特許文献1参照)。
特許文献1に開示されるナビゲーション装置では、災害時の予測危険箇所を回避することはできるが、ユーザは災害時に優先的に向かうべき施設がどこにあるか分からないため、災害に対して適切に対処できない場合がある。
請求項1の発明によるナビゲーション装置は、災害発生時に送信される災害情報を受信する受信手段と、受信手段により災害情報を受信すると、それに応じて、予め設定された災害時に優先的に向かうべき災害関連施設の位置が表された地図を表示モニタに表示するものである。
請求項2の発明は、請求項1のナビゲーション装置において、地図表示制御手段は、各種の施設に対してその種類ごとに表示または非表示のいずれかの表示状態を設定する表示設定手段と、受信手段により災害情報を受信すると、それに応じて、表示設定手段により非表示設定された災害関連施設の表示状態を切り替えて表示設定する表示設定切り替え手段と、表示設定手段または表示設定切り替え手段により表示設定された施設を表す施設アイコンを地図上に表示するアイコン表示手段とを有し、表示設定切り替え手段により表示設定された災害関連施設の施設アイコンを、アイコン表示手段により地図上に表示することで、災害関連施設の位置が表された地図を表示するものである。
請求項3の発明は、請求項2のナビゲーション装置において、受信手段により災害情報を受信すると、それに応じて、災害関連施設以外の施設のうち表示設定手段により表示設定された施設の表示状態を切り替えて非表示設定する非表示設定切り替え手段をさらに備えるものである。
請求項4の発明は、請求項1〜3いずれか一項のナビゲーション装置において、災害関連施設には、病院、コンビニエンスストアまたは避難場所のいずれかが少なくとも含まれるものである。
請求項2の発明は、請求項1のナビゲーション装置において、地図表示制御手段は、各種の施設に対してその種類ごとに表示または非表示のいずれかの表示状態を設定する表示設定手段と、受信手段により災害情報を受信すると、それに応じて、表示設定手段により非表示設定された災害関連施設の表示状態を切り替えて表示設定する表示設定切り替え手段と、表示設定手段または表示設定切り替え手段により表示設定された施設を表す施設アイコンを地図上に表示するアイコン表示手段とを有し、表示設定切り替え手段により表示設定された災害関連施設の施設アイコンを、アイコン表示手段により地図上に表示することで、災害関連施設の位置が表された地図を表示するものである。
請求項3の発明は、請求項2のナビゲーション装置において、受信手段により災害情報を受信すると、それに応じて、災害関連施設以外の施設のうち表示設定手段により表示設定された施設の表示状態を切り替えて非表示設定する非表示設定切り替え手段をさらに備えるものである。
請求項4の発明は、請求項1〜3いずれか一項のナビゲーション装置において、災害関連施設には、病院、コンビニエンスストアまたは避難場所のいずれかが少なくとも含まれるものである。
本発明によれば、ユーザは災害時に優先的に向かうべき施設がどこにあるか分かり、災害に対して適切に対処することができる。
本発明の一実施形態によるナビゲーション装置の構成を図1に示す。このナビゲーション装置は車両に搭載されており、設定された目的地までの推奨経路を探索し、探索した推奨経路を道路地図上に表示して、その推奨経路に従って自車両を目的地まで誘導する。さらに、災害が発生すると、施設アイコンの表示内容を変化させ、災害時に優先的に向かうべき施設(以下、災害関連施設という)の施設アイコンのみを地図上に表示する。これにより、災害関連施設の位置をユーザが地図上で確認できるようにする。
図1に示すナビゲーション装置1は、制御回路11、ROM12、RAM13、現在地検出装置14、画像メモリ15、表示モニタ16、入力装置17、災害情報受信部18およびディスクドライブ19を有している。ディスクドライブ19には、地図データが記録されたDVD−ROM20が装填される。
制御回路11は、マイクロプロセッサおよびその周辺回路からなり、RAM13を作業エリアとしてROM12に格納された制御プログラムを実行する。これにより、たとえば目的地の設定、推奨経路の探索、道路地図の表示などの様々な処理や制御がナビゲーション装置1において行われる。
なお、ROM12には記憶されているデータ内容を更新可能なフラッシュメモリが用いられており、制御プログラムの他にも、各種施設(ランドマーク)の種類ごとに表示または非表示いずれかの表示状態を表したランドマーク表示設定情報が記憶されている。このランドマーク表示設定情報の内容は、後で説明するようなランドマークの表示設定が行われることによって適宜更新される。
現在地検出装置14は、自車両の現在地すなわち自車位置を検出する装置であり、たとえば、自車両の進行方向を検出する振動ジャイロセンサ14a、車速を検出する車速センサ14b、GPS衛星からのGPS信号を検出するGPSセンサ14c等の各種センサ類からなる。ナビゲーション装置1は、この現在地検出装置14により検出される自車位置に基づいて、後述する経路探索開始点を決定したり、自車位置マークを道路地図上に示したりすることができる。
画像メモリ15は、表示モニタ16に表示するための画像データを一時的に格納する。この画像データは、道路地図を表示するための道路地図描画用データや各種の図形データ等からなり、DVD−ROM20に記録されている地図データなどに基づいて、制御回路11により作成される。作成された画像データが制御回路11から画像メモリ15に出力されることによって、表示モニタ16に道路地図が表示される。
入力装置17は、車両の目的地や経由地(以下、これらを合わせて単に目的地という)をユーザが設定したりするための各種入力スイッチを有している。この入力装置17は、操作パネルやリモコン、表示モニタ16と一体化したタッチパネルなどによって実現される。ユーザは、入力装置17を操作して、住所や電話番号、施設名称を入力したり、地図上の特定の地点を指定したり、予め登録された登録地のいずれかを選択したりすることにより、目的地を設定することができる。
災害情報受信部18は、不図示の災害情報センターからナビゲーション装置1に対して送信される災害情報を受信する。災害情報センターは、たとえば大地震、大火災、津波、洪水、テロ活動などのような大規模災害の発生が観測されると、その災害の発生地域内に存在するナビゲーション装置1に対して災害情報を送信するサービスを提供するための施設である。災害情報センターからの災害情報の送信には、たとえばラジオ放送や携帯電話回線などを用いることができる。道路交通情報通信システム(VICS)によって提供されるVICS情報の一部として災害情報を送信してもよい。
ディスクドライブ19は、装填されたDVD−ROM20より、道路地図を表示するための地図データを読み出す。この地図データには、ルート探索に用いられる経路計算データ、推奨経路に従って自車両を目的地まで誘導するために用いられる交差点名称や道路名称などの経路誘導データ、道路を表す道路データなどが含まれている。また、河川や鉄道、ランドマークなど、道路以外の地図要素を表す背景データなども地図データに含まれている。
道路データにおいて、道路区間を表す最小単位はリンクと呼ばれており、各道路は複数のリンクによって構成されている。リンク同士を接続している点はノードと呼ばれ、このノードはそれぞれに位置情報(座標情報)を有している。このノードの位置情報によって、リンク形状、すなわち道路の形状が決定される。
なお、ここではDVD−ROMを用いた例について説明しているが、DVD−ROM以外の他の記録メディア、たとえばCD−ROMやハードディスク、メモリーカードなどから地図データを読み出すこととしてもよい。あるいは、外部より携帯電話回線などを介して送信される地図データを受信し、その地図データを用いることとしてもよい。すなわち、地図データの取得にはどのような方法を用いてもよい。
ユーザが入力装置17を操作して目的地を設定すると、ナビゲーション装置1は、現在地検出装置14により検出された現在地を経路探索開始点として、前述の経路計算データに基づいて所定のアルゴリズムの演算を行うことにより、現在地から目的地までのルート探索を行う。ルート探索の結果求められた推奨経路は、その表示形態、たとえば表示色などを変えることによって、他の道路とは区別して道路地図上に表される。これにより、ユーザは推奨経路を表示モニタ16に表示された道路地図上において認識することができる。また、この推奨経路に従って自車両が走行できるよう、ナビゲーション装置1は、ユーザに対して画像や音声などによる進行方向指示を行うことにより、自車両を誘導する。このように、道路地図を表示して推奨経路に従って自車両を目的地まで誘導することにより、目的地までのルート案内が行われる。
次に、ナビゲーション装置1におけるランドマークの表示設定について説明する。ナビゲーション装置1では、各種のランドマークに対してその種類ごとに表示または非表示のいずれかの表示状態をユーザが設定することができる。表示設定されたランドマークは、そのランドマークを表す施設アイコンが地図上の対応する位置に表示される。しかし、非表示設定されたランドマークについては施設アイコンが表示されない。なお、施設アイコンとは、各ランドマークの特徴が文字や記号、図形などを用いて分かりやすいように図案化されたものであり、ランドマークの種類ごとに異なった形態を有している。
ランドマークの表示設定をする際に表示される画面を図2に示す。ランドマークの表示設定を行う場合、ユーザは初めに入力装置17の操作により、リモコンや操作パネルなどに配置されたメニュースイッチを押す。すると、図2(a)に示すメニュー画面が表示モニタ16に表示される。
図2(a)のメニュー画面では、様々な設定を行うことができる。このメニュー画面において、「各種設定」と書かれたボタン21がユーザに選択され、さらに「ランドマーク表示設定」と書かれたボタン22がユーザに選択されると、画面が切り替えられ、図2(b)に示すランドマーク表示設定画面が表示モニタ16に表示される。このランドマーク表示設定画面は、ランドマークの表示設定を行うための画面である。
なお、メニュー画面ではランドマークの表示設定以外にも様々な項目を選択することができる。他の項目が選択されると、その選択結果に応じて様々な画面が表示され、表示された画面により様々な設定が行われる。しかし、ランドマークの表示設定以外は本発明に関係がないため、説明を省略する。
図2(b)のランドマーク表示設定画面では、ランドマークの種類ごとに表示または非表示のいずれかの表示状態がユーザの操作に応じて設定される。ここでは、ランドマークの種類をガソリンスタンド、コンビニエンスストア、ファミリーレストラン、ファーストフード、金融機関および駐車場とし、そのそれぞれについて表示または非表示のいずれかの表示状態が設定される例を示している。なお、これらのランドマーク種類は一例であるため、他のランドマーク種類としてもよい。
図2(b)のランドマーク表示設定画面においていずれかのランドマーク種類がユーザに選択されると、その表示状態が切り替えられる。すなわち、選択されたランドマーク種類が表示設定されていた場合は非表示設定され、逆に非表示設定されていた場合は表示設定される。表示設定されているランドマーク種類については、表示設定されていることをユーザが画面上で確認できるようにするため、チェックボックスの表示色が変化する。ここでは、チェックボックス23および24の表示色が変化している例を示している。これにより、ファミリーレストランと駐車場が表示設定されており、その他のランドマークは非表示設定されていることが分かる。
終了ボタン25が選択されると、ランドマークの表示設定が終了し、ランドマーク表示設定画面から地図画面へと切り替えられる。ランドマークの表示設定において設定されたランドマークの種類ごとの表示状態は、ランドマーク表示設定情報としてフラッシュメモリであるROM12に記録される。
ナビゲーション装置1において表示される地図画面の例を図3に示す。図3(a)は、災害情報の受信前に表示される地図画面の例である。ここでは、図2(b)のランドマーク表示設定画面においてファミリーレストランと駐車場が表示設定された場合の地図画面を示している。この地図画面において、自車両の位置には自車位置マーク31が表示されている。また、ファミリーレストランの位置にはファミリーレストランを表す施設アイコン32、駐車場の位置には駐車場を表す施設アイコン33がそれぞれ表示されている。なお、施設アイコン32および33の形態は一例であるため、他の形態の施設アイコンを用いてファミリーレストランや駐車場を表してもよい。
以上説明したナビゲーション装置1において、災害情報受信部18により災害情報が受信されると、それに応じて災害関連施設の施設アイコンのみが地図上に表示される。このとき、ランドマークの表示設定内容に関わらず、災害関連施設は表示設定され、災害関連施設以外のランドマークは非表示設定される。すなわち、ランドマークの表示設定において非表示設定された災害関連施設については、その表示状態が非表示から表示に切り替えられる。一方、災害関連施設以外の施設のうち、ランドマークの表示設定において表示設定された施設については、その表示状態が表示から非表示に切り替えられる。これにより、災害関連施設を表す施設アイコンのみが地図上に表示されるようにする。
図3(b)は、災害情報の受信後に表示される地図画面の例である。ここでは、災害情報を受信することにより、図3(a)の地図画面から切り替えて表示される地図画面を示している。この地図画面では、災害関連施設として、病院を表す施設アイコン34、コンビニエンスストアを表す施設アイコン35、および避難場所を表す施設アイコン36がそれぞれ表示されている。なお、図3(a)の地図画面において災害情報の受信前に表示されていたファミリーレストランを表す施設アイコン32や駐車場を表す施設アイコン33は、図3(b)の地図画面では表示されていない。このように、災害関連施設でないランドマークについては、災害情報の受信後に施設アイコンが表示されない。
なお、施設アイコン34、35および36の形態は一例であるため、他の形態の施設アイコンを用いて病院やコンビニエンスストア、避難場所を表してもよい。また、上記の説明では、病院、コンビニエンスストアおよび避難場所を災害関連施設としたが、これ以外の施設であっても、災害時に優先的に向かうべき施設であれば災害関連施設とすることができる。たとえば、災害時に必要な食料や物資を調達するための施設として、食料品店、スーパーマーケット、ホームセンターなどを災害関連施設とすることができる。
以上説明したように、ランドマークの表示設定を行い、各種の施設アイコンを地図上に表示するときに実行されるフローチャートを図4に示す。図4(a)のフローチャートは、ランドマークの表示設定の際に実行される。図4(b)のフローチャートは、施設アイコンを地図上に表示するときに実行される。以下、図4(a)のフローチャートから先に説明する。
ステップS10では、メニュースイッチが押されたか否かを判定する。ユーザが入力装置17の操作によりメニュースイッチを押した場合、次のステップS20へ進む。ステップS20では、図2(a)のメニュー画面を表示モニタ16に表示する。
ステップS30では、ステップS20で表示したメニュー画面において、ランドマーク表示設定のメニュー項目が選択されたか否かを判定する。ランドマーク表示設定が選択された場合、次のステップS40へ進む。一方、他のメニュー項目が選択された場合は、図4(a)のフローチャートを終了する。その後、選択されたメニュー項目に応じた処理を実行する。
ステップS40では、図4(b)のランドマーク表示設定画面を表示モニタ16に表示する。ステップS50では、ステップS40で表示したランドマーク表示設定画面において、いずれかのランドマーク種類が選択されたか否かを判定する。いずれかのランドマーク種類が選択された場合はステップS60へ進み、いずれのランドマーク種類も選択されていない場合はステップS60を実行せずにステップS70へ進む。
ステップS60では、ステップS50において選択されたランドマーク種類の表示状態を表示または非表示のいずれかに設定する。このとき、選択されたランドマーク種類が表示設定されている場合は、その表示状態を表示から非表示に切り替え、逆に非表示設定されている場合は、その表示状態を非表示から表示に切り替える。こうして表示設定されたランドマーク種類については、ランドマーク表示設定画面においてチェックボックスの表示色が変化する。これにより、ユーザはどのランドマーク種類が表示設定されているかを確認できる。
ステップS70では、図4(b)のランドマーク表示設定画面において終了ボタン25が選択されたか否かを判定する。終了ボタン25が選択された場合はステップS80へ進み、ランドマークの種類ごとに設定された表示状態の内容をランドマーク表示設定情報としてフラッシュメモリであるROM12に記録する。ステップS80を実行したら、図4(a)のフローチャートを終了する。一方、ステップS70において終了ボタン25が選択されていないと判定した場合は、ステップS40へ戻ってランドマークの表示設定を続ける。以上説明したようにして、ランドマークの表示設定が行われる。
次に、図4(b)のフローチャートについて説明する。ステップS110では、図4(a)のフローチャートのステップS80において記録されたランドマーク表示設定情報をROM12から読み込む。ステップS120では、地図画面を表示する。
ステップS130では、ステップS110で読み込んだランドマーク表示設定情報に基づいて、ステップS120で表示した地図上に、表示設定されたランドマークを表す施設アイコンを表示する。これにより、表示設定されたランドマークの施設アイコンが地図上に表示され、図3(a)のような地図画面が表示される。
ステップS140では、災害情報センターから送信された災害情報を、災害情報受信部18において受信したか否かを判定する。災害情報を受信した場合は、次のステップS150へ進む。
ステップS150では、ランドマーク表示設定において非表示設定された災害関連施設の表示状態を切り替える。これにより、非表示設定されている災害関連施設は、災害情報の受信に応じて表示設定される。次のステップS160では、災害関連施設以外のランドマークのうち、ランドマーク表示設定において表示設定されたランドマークの表示状態を切り替える。これにより、災害関連施設以外の施設のうち表示設定されている施設は、災害情報の受信に応じて非表示設定される。このようにして表示状態を切り替えることにより、ステップS130で施設アイコンを地図上に表示するときに、災害関連施設の施設アイコンのみが表示され、災害関連施設以外の施設アイコンは表示されないようにする。
ステップS160を実行したら、ステップS130へ戻り、新たに表示設定されたランドマークについて施設アイコンを地図上に表示する。これにより、ステップS150において表示設定された災害関連施設の施設アイコンが表示される。一方、災害関連施設以外の施設のうちステップS160において非表示設定された施設については、施設アイコンが表示されない。その結果、図3(b)のような地図画面が表示される。以上説明したようにして、各種の施設アイコンが地図上に表示される。
以上説明した実施の形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)災害発生時に災害情報センターから送信される災害情報を災害情報受信部18により受信すると、それに応じて、災害関連施設を表す施設アイコンを地図上に表示して(ステップS130)、災害関連施設の位置が表された地図を表示モニタ16に表示することとした。このようにしたので、ユーザは災害時に優先的に向かうべき施設がどこにあるか分かり、災害に対して適切に対処することができる。
(1)災害発生時に災害情報センターから送信される災害情報を災害情報受信部18により受信すると、それに応じて、災害関連施設を表す施設アイコンを地図上に表示して(ステップS130)、災害関連施設の位置が表された地図を表示モニタ16に表示することとした。このようにしたので、ユーザは災害時に優先的に向かうべき施設がどこにあるか分かり、災害に対して適切に対処することができる。
(2)ランドマーク表示設定画面においていずれかのランドマーク種類を選択することにより(ステップS60)、各種の施設に対してその種類ごとに表示または非表示のいずれかの表示状態を設定する。また、災害情報を受信すると、それに応じて、非表示設定された災害関連施設の表示状態を切り替えて表示設定する(ステップS150)。そして、ステップS60のランドマーク表示設定、またはステップS150の表示状態の切り替えにより表示設定された施設を表す施設アイコンを地図上に表示する(ステップS130)。こうして、ステップS150で表示設定された災害関連施設の施設アイコンを、ステップS130で地図上に表示することで、災害関連施設の位置が表された地図を表示することとした。このようにしたので、災害関連施設の位置を簡単な処理で分かりやすく地図上に表すことができる。
(3)災害情報を受信すると、それに応じて、災害関連施設以外の施設のうち、ステップS60において表示設定された施設の表示状態を切り替えて、非表示設定することとした(ステップS160)。このようにしたので、災害情報の受信後は、災害関連施設の施設アイコンのみが地図上に表示され、災害関連施設以外の施設は施設アイコンが表示されない。したがって、災害関連施設の位置をより一層分かりやすく地図上に表示することができる。
なお、以上説明した実施の形態では、災害情報を受信した場合は災害関連施設以外のランドマークについて施設アイコンが表示されない例を説明したが、災害情報の受信後に災害関連施設以外のランドマークの施設アイコンをそのまま表示することとしてもよい。この場合、ステップS160は実行する必要がない。このようにしても、災害関連施設の位置を地図上に表示することができる。なお、このようにする場合は、災害関連施設とそれ以外のランドマークを区別しやすくするために、たとえば災害関連施設の施設アイコンを点滅表示したりすることで、災害関連施設の施設アイコンとそれ以外のランドマークの施設アイコンの表示形態を異なるものとすることが好ましい。
以上説明した実施の形態や各種の変形例はあくまで一例であり、発明の特徴が損なわれない限り、本発明はこれらの内容に限定されない。
上記の実施の形態では、受信手段を災害情報受信部18により実現し、特許請求の範囲に記載されたその他の各手段を制御回路11の処理によってそれぞれ実現することとした。すなわち、表示設定手段をステップS60、表示設定切り替え手段をステップS150、アイコン表示手段をステップS130によってそれぞれ実現し、これらとステップS120の処理を合わせて地図表示制御手段を実現している。また、非表示設定切り替え手段をステップS160によって実現している。しかし、これはあくまで一例であり、発明を解釈する際、上記の実施の形態の記載事項と特許請求の範囲の記載事項の対応関係には何ら限定も拘束もされない。
1 ナビゲーション装置
11 制御回路
12 ROM
13 RAM
14 現在地検出装置
15 画像メモリ
16 表示モニタ
17 入力装置
18 災害情報受信部
19 ディスクドライブ
20 DVD−ROM
11 制御回路
12 ROM
13 RAM
14 現在地検出装置
15 画像メモリ
16 表示モニタ
17 入力装置
18 災害情報受信部
19 ディスクドライブ
20 DVD−ROM
Claims (4)
- 災害発生時に送信される災害情報を受信する受信手段と、
前記受信手段により災害情報を受信すると、それに応じて、予め設定された災害時に優先的に向かうべき災害関連施設の位置が表された地図を表示モニタに表示する地図表示制御手段とを備えることを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項1のナビゲーション装置において、
前記地図表示制御手段は、
各種の施設に対してその種類ごとに表示または非表示のいずれかの表示状態を設定する表示設定手段と、
前記受信手段により災害情報を受信すると、それに応じて、前記表示設定手段により非表示設定された災害関連施設の表示状態を切り替えて表示設定する表示設定切り替え手段と、
前記表示設定手段または前記表示設定切り替え手段により表示設定された施設を表す施設アイコンを地図上に表示するアイコン表示手段とを有し、
前記表示設定切り替え手段により表示設定された災害関連施設の施設アイコンを、前記アイコン表示手段により地図上に表示することで、災害関連施設の位置が表された地図を表示することを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項2のナビゲーション装置において、
前記受信手段により災害情報を受信すると、それに応じて、災害関連施設以外の施設のうち前記表示設定手段により表示設定された施設の表示状態を切り替えて非表示設定する非表示設定切り替え手段をさらに備えることを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項1〜3いずれか一項のナビゲーション装置において、
前記災害関連施設には、病院、コンビニエンスストアまたは避難場所のいずれかが少なくとも含まれることを特徴とするナビゲーション装置。
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