JP2007322231A - 路面状況検出装置 - Google Patents

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【課題】走行中に路面状況(路面の乾湿)を的確に検出することができる路面状況検出装置を提供する。
【解決手段】車速センサ15は、車速を検出し、制御部11は、車速センサ15によって検出された車速が所定速度を越えると制御部11は各部を動作させる。カメラ12は、湿潤路面において水しぶきが発生する車輪の後方を撮影して画像データを生成する。画像解析部13は、カメラ12によって生成された画像データを周波数解析し、水しぶきに特徴的な所定の周波数成分を積算して積算値を算出する。判定部14は、画像解析部13によって算出された積算値が所定値より大きいか否かを判定し、積算値が所定値より大きい場合に、湿潤路面であることを示す信号を出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車等の車両に搭載され、道路の路面状況(路面の乾湿)を検出する路面状況検出装置に関する。
自動車の運転支援システムは、運転手によるブレーキやハンドルの操作状態や、速度、他の車との車両間隔等、様々な情報を検知し、これらの情報を総合的に判断して、より安全に走行できるように、運転手に代わって自動車の走行制御を行うものであり、近年開発が進められている。運転支援システムは、例えば、走行中に前方車両との車両間隔が短くなり、追突の危険性があると判断される場合には、速度を落とし、安全な車間距離を確保する様に走行制御を行う。
自動車の制動距離は、車重、速度、およびタイヤと路面との摩擦によって決まり、車重と速度が同一であれば、タイヤと路面との摩擦が小さいほど長くなる。また、タイヤと路面との摩擦が小さいと、カーブや車線変更などで横方向の力が生じる場合にスリップを起こしやすい。このタイヤと路面との摩擦は、路面状況によって変化し、乾燥した路面よりも、降雨によって濡れた湿潤路面のほうが小さくなる。このため、運転支援システムによって行われる走行制御には、路面状況が加味されることが望ましく、湿潤時には車間距離をより長く保つべきである。路面状況を検出するためには、特許文献1に開示された降雨検出装置を用いることが考えられる。この降雨検出装置、自動車のフロントガラスに付着した雨滴を検出することにより降雨の判定を行うものである。
特開2004−106763号公報
しかしながら、上記の降雨検出装置では、路面状況を直接検出することはできないので、降雨が終わった直後のように無降雨にもかかわらず路面が濡れている場合には、路面状況を適切に判断することができず、適切な走行制御を行うことができない。降雨中に路面が濡れていることは運転手が容易に判断できるので、むしろ、運転手が気付き難く油断しやすい無降雨時にこそ的確に路面状況を検出すべきであり、これを実現する路面状況検出装置が望まれている。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであって、走行中に路面状況を的確に検出することができる路面状況検出装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の路面状況検出装置は、車両に搭載され、路面の状況を検出する路面状況検出装置において、湿潤路面において水しぶきが発生する車輪の後方を撮影して画像データを生成する撮影手段と、前記撮影手段によって生成された画像データを周波数解析し、水しぶきに特徴的な所定の周波数成分を積算して積算値を算出する画像解析手段と、前記画像解析手段によって算出された積算値が所定値より大きいか否かを判定し、積算値が所定値より大きい場合に、湿潤路面であることを示す信号を出力する判定手段とを備えることを特徴とする。
なお、前記画像解析手段は、水しぶきの飛散方向にほぼ直交する方向に関して1次元フーリエ変換を行い、得られた周波数スペクトルから所定の周波数成分を抽出して積算を行うことが好ましい。また、車速を検出する車速検出手段と、車速検出手段によって検出される車速が所定速度を越えた場合に、前記撮影手段、前記画像解析手段、および前記判定手段を動作させる制御手段とを備えたことが好ましい。
また、上記目的を達成するために、本発明の路面状況検出装置は、車両に搭載され、路面の状況を検出する路面状況検出装置において、湿潤路面において水しぶきが発生する車輪の後方を撮影して画像データを取得する第1撮影手段と、水しぶきが発生しない車輪の前方を撮影して画像データを取得する第2撮影手段と、前記第1撮影手段によって取得された画像データを周波数解析し、水しぶきに特徴的な所定の周波数成分を積算して第1積算値を算出する第1画像解析手段と、前記第2撮影手段によって取得された画像データを周波数解析し、前記第1画像解析手段と同一の周波数成分を積算して第2積算値を算出する第2画像解析手段と、前記第1画像解析手段によって得られた前記第1積算値から、前記第2画像解析手段によって得られた前記第2積算値を差し引いた差分値を算出する差分手段と、前記差分手段によって算出された差分値が所定値より大きいか否かを判定し、差分値が所定値より大きい場合に、湿潤路面であることを示す信号を出力する判定手段とを備えることを特徴とする。
なお、前記第1画像解析手段は、水しぶきの飛散方向にほぼ直交する方向に関して1次元フーリエ変換を行い、得られた周波数スペクトルから所定の周波数成分を抽出して積算を行うことが好ましい。また、車速を検出する車速検出手段と、車速検出手段によって検出される車速が所定速度を越えた場合に、前記第1および第2撮影手段、前記第1および第2画像解析手段、前記差分手段および前記判定手段を動作させる制御手段とを備えたことが好ましい。
また、上記目的を達成するために、本発明の路面状況検出装置は、車両に搭載され、路面の状況を検出する路面状況検出装置において、湿潤路面において水しぶきが発生する車輪後方の第1領域と、水しぶきが発生しない車輪前方の第2領域とを含む領域を撮影して画像データを取得する撮影手段と、前記撮影手段によって取得された画像データのうち前記第1領域に相当する部分を周波数解析し、水しぶきに特徴的な所定の周波数成分を積算して第1積算値を算出する第1画像解析手段と、前記撮影手段によって取得された画像データのうち前記第2領域に相当する部分を周波数解析し、第1画像解析手段と同一の周波数成分を積算して第2積算値を算出する第2画像解析手段と、前記第1画像解析手段によって得られた前記第1積算値から、前記第2画像解析手段によって得られた前記第2積算値を差し引いた差分値を算出する差分手段と、前記差分手段によって算出された差分値が所定値より大きいか否かを判定し、差分値が所定値より大きい場合に、湿潤路面であることを示す信号を出力する判定手段とを備えることを特徴とする。
なお、前記第1画像解析手段は、水しぶきの飛散方向にほぼ直交する方向に関して1次元フーリエ変換を行い、得られた周波数スペクトルから所定の周波数成分を抽出して積算を行うことが好ましい。また、車速を検出する車速検出手段と、車速検出手段によって検出される車速が所定速度を越えた場合に、前記撮影手段、前記第1および第2画像解析手段、前記差分手段および前記判定手段を動作させる制御手段とを備えたことが好ましい。
本発明の路面状況検出装置は、走行中に車輪の回転によって散布される水しぶきの有無を直接、撮影することによって判定するものであるから、走行中に路面が濡れているか否かを的確に検出することができる。
図1において、本発明の第1実施形態に係わる路面状況検出装置10は、制御部11と、カメラ12と、画像解析部13と、判定部14と、車速センサ15とからなり、車両(自動車)20(図2参照)に搭載されている。車速センサ15は、車輪(タイヤ)21の回転速度から車両20の走行速度(車速)を割り出す周知の車速検出器であり、検出した車速信号を随時に制御部11に入力する。制御部11は、車速センサ15から入力された車速信号に基づいて車速を判断し、車速が所定速度以上である場合には、カメラ12、画像解析部13、および判定部14を動作させる。
カメラ12は、図2に示すように車両20の下部に取り付けられ、車輪(例えば、前輪)21の後方を内側から撮影する。カメラ12は、撮影レンズ、CCDやCMOSセンサ等の撮像素子、信号処理回路などから構成されており、撮像素子は、撮影レンズを透過して形成される被写体の光学像を光電変換して電圧信号(撮像信号)とし、信号処理回路は、撮像素子によって生成された撮像信号に対してゲイン調整、2重相関サンプリング、A/D変換などの信号処理を施し、デジタルの画像データを生成する。
図3は、カメラ12によって撮影される撮影領域23を示す。撮影領域23は、車輪21と路面22との接触部より後方(走行方向に対して逆方向)で、路面22が湿潤している際に水しぶき24が発生する領域である。画像解析部13は、カメラ12によって生成された撮影領域23の画像データにハイパスフィルタを作用させ、車輪21の回転によって散布される水しぶき24に特徴的な所定の空間周波成分を抽出する。具体的には、水しぶき24は、飛散方向にほぼ直交するA−A'方向に関して高周波成分が現れるので、このA−A'方向に関して撮影領域23全体を1次元フーリエ変換し、このフーリエ変換によって得られた周波数スペクトルから所定値以上の高周波成分を抽出して積算を行う。
なお、画像解析部13は、周波数解析を行う際、車輪21や路面22の画像を解析対象から除外することが好ましい。また、水しぶき24の背景に路面22が写ってしまう場合には周波数解析に影響が生じるため、無地の板などを水しぶき24の背後に設け、路面22が撮影されないようにすることが好ましい。また、高周波成分を抽出する領域は、撮影領域23の全領域に限られず、撮影領域23中の一部の領域(例えば、図4に示す領域25)に限定してもよい。この領域限定により、解析処理の高速化を図ることができる。また、夜間などにおける撮影光量の不足を考慮して、撮影領域23に光を照射する照明装置を設けることも好ましい。
判定部14は、画像解析部13によって算出された周波数の積算値が所定値より大きいか否かを判定し、積算値が所定値より大きい場合には、水しぶき24が検出されたとして、路面22が湿潤状態であることを示す湿潤検出信号の出力を行う。一方、路面22が湿潤状態でなく水しぶき24が発生しない場合には、高周波成分は少なく、画像解析部13によって算出された周波数の積算値は、上記の所定値より小さい。この場合には、湿潤検出信号は出力されない。判定部14から出力された湿潤検出信号は、運転支援システムなどに入力され、車両20の走行制御に用いられる。
上記構成による作用について図5に示すフローチャートを用いて説明する。車両20が走行を開始すると、車速センサ15によって車両20の車速の検出が開始される(ステップS1)。制御部11によって、車速の判定が行われ(ステップS2)、車速が所定速度(例えば、30km/h)を下回る場合には(No判定)、路面が湿潤状態であっても走行の安全性は保たれるため、以下の検出動作へは移行されず、車速センサ15によって車速の検出が続行される。そして、制御部11によって、車速が所定速度を超えたと判定されると(Yes判定)、カメラ12により、車輪21の後方に位置する撮影領域23の撮影が行われる(ステップS3)。
カメラ12によって撮影領域23の画像データが生成されると、画像解析部13により、周波数解析が実行され、上記A−A'方向に関して1次元フーリエ変換が行われた結果得られた周波数スペクトルから所定値以上の高周波成分のみが抽出され、抽出された高周波成分の積算が行われる(ステップS4)。画像解析部13によって算出された積算値は、判定部14により所定値より大きいか否かが判定される(ステップS5)。積算値が所定値より大きい場合には(Yes判定)、水しぶき24が検出され、路面22が湿潤状態であると判断されて、湿潤検出信号が出力される。一方、積算値が所定値より小さい場合には(No判定)、湿潤検出信号は出力されず、ステップS1の車速の検出に戻る。
以上説明したように、路面状況検出装置10は、走行中に車輪の回転によって散布される水しぶきの有無を直接、撮影することによって判定するものであるから、走行中に路面状況(路面の乾湿)を的確に検出することができる。
次に、図6は、本発明の第2実施形態に係わる路面状況検出装置30を示す。路面状況検出装置30は、制御部31と、第1カメラ32と、第2カメラ33と、第1画像解析部34と、第2画像解析部35と、差分算出部36と、判定部37と、前述の車速センサ15とからなり、制御部31は、車速センサ15から入力された車速信号に基づいて車速を判断し、車速が所定速度以上である場合には、第1および第2カメラ32,33、第1および第2画像解析部34,35、差分算出部36、および判定部37を動作させる。
第1および第2カメラ32,33は、上記のカメラ12と同一の構成であり、車両20の下部にそれぞれ取り付けられている。図7は、第1および第2カメラ32,33によってそれぞれ撮影される撮影領域23,38を示す。第1カメラ32は、路面22が湿潤した状態で水しぶき24が発生する車輪21の後方に位置する撮影領域23を撮影して、画像データを生成する。第2カメラ33は、水しぶき24が発生しない車輪21の前方に位置する撮影領域38を撮影して、画像データを生成する。なお、撮影領域38は、車輪21の中心を通り路面22に垂直な垂線Pに関して撮影領域23と対称な位置関係にある。
第1画像解析部34は、第1カメラ32によって生成された画像データに対して、上記の画像解析部13と同様な周波数解析(A−A'方向に関する1次元フーリエ変換)を行い、所定値以上の高周波成分を抽出してこれを積算し、積算値(以下、第1積算値と称す)を算出する。また、第2画像解析部35は、第2カメラ33によって生成された画像データに対して、B−B'方向に関する1次元フーリエ変換を行い、所定値以上の高周波成分を抽出してこれを積算し、積算値(以下、第2積算値と称す)を算出する。なお、第1および第2画像解析部34,35は、同一の周波数成分を抽出する。
差分算出部36は、第1画像解析部34によって算出された第1積算値から、第2画像解析部35によって算出された第2積算値を差し引いた差分値を算出する。判定部37は、差分算出部36によって算出された差分値が所定値より大きいか否かを判定し、差分値が所定値より大きい場合には、水しぶき24が検出されたとして、路面22が湿潤状態であることを示す湿潤検出信号の出力を行う。
路面状況検出装置30は、第1および第2カメラ32,33によって撮影領域23,38をそれぞれ撮影し、撮影領域23の画像データから得られる第1積算値(第1実施形態の積算値)から、撮影領域38の画像データから得られる第2積算値を差し引く以外は、上記第1実施形態の路面状況検出装置10と同一の動作を行う。水しぶき24は、走行方向後方側の撮影領域23にのみ現れ、走行方向前方側の撮影領域38には現れることは殆どないため、第1積算値から第2積算値を差し引くことにより、水しぶき24以外の成分を除去することができる。なお、水しぶき24が発生していない場合には、第2積算値は第1積算値にほぼ等しい。
本第2実施形態の場合も同様に、高周波成分を抽出する領域は、撮影領域23,38の全領域に限られず、撮影領域23,38中の一部の領域に限定してもよい。また、夜間などにおける撮影光量の不足を考慮して、撮影領域23,38に光を照射する照明装置を設けることも好ましい。
次に、図8は、本発明の第3実施形態に係わる路面状況検出装置40を示す。路面状況検出装置40は、カメラ41と、前述の制御部31、第1および第2画像解析部34,35、差分算出部36、判定部37、および車速センサ15とからなり、制御部31は、車速センサ15から入力された車速信号に基づいて車速を判断し、車速が所定速度以上である場合には、カメラ41、第1および第2画像解析部34,35、差分算出部36、および判定部37を動作させる。
本実施形態は、上記第2実施形態の第1および第2カメラ32,33を1つのカメラ41として構成したものであり、カメラ41は、図9に示す、撮影領域23,38を含む領域42を撮影して画像データを生成する。第1画像解析部34は、カメラ41によって生成された画像データから撮影領域(第1領域)23に相当する部分を周波数解析し、第2画像解析部35は、カメラ41によって生成された画像データから撮影領域(第2領域)38に相当する部分を周波数解析する。この他の動作については、上記第2実施形態と同一であるため説明は省略する。本実施形態では、上記第2実施形態と同様な効果が得られる。
なお、上記第1〜3実施形態では、画像解析部は、画像データから所定値以上の周波数成分(高周波成分)を抽出しているが、この抽出周波数の上限を規定し、ある下限値からある上限値までの周波数成分(周波数帯)を抽出するようにしてもよい。
本発明の第1実施形態に係わる路面状況検出装置の構成を示すブロック図である。 カメラの設置箇所を示す車両の前面図である。 カメラの撮影領域を示す車輪の側面図である。 周波数解析を行う領域を示す車輪の側面図である。 路面状況検出装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係わる路面状況検出装置の構成を示すブロック図である。 第1および第2カメラの撮影領域を示す車輪の側面図である。 本発明の第3実施形態に係わる路面状況検出装置の構成を示すブロック図である。 カメラの撮影領域を示す車輪の側面図である。
符号の説明
10 路面状況検出装置
11 制御部(制御手段)
12 カメラ(撮影手段)
13 画像解析部(画像解析手段)
14 判定部(判定手段)
15 車速センサ(車速検出手段)
20 車両
21 車輪
22 路面
30 路面状況検出装置
31 制御部(制御手段)
32 第1カメラ(第1撮影手段)
33 第2カメラ(第2撮影手段)
34 第1画像解析部(第1画像解析手段)
35 第2画像解析部(第2画像解析手段)
36 差分算出部(差分手段)
37 判定部(判定手段)
40 路面状況検出装置
41 カメラ(撮影手段)

Claims (9)

  1. 車両に搭載され、路面の状況を検出する路面状況検出装置において、
    湿潤路面において水しぶきが発生する車輪の後方を撮影して画像データを生成する撮影手段と、
    前記撮影手段によって生成された画像データを周波数解析し、水しぶきに特徴的な所定の周波数成分を積算して積算値を算出する画像解析手段と、
    前記画像解析手段によって算出された積算値が所定値より大きいか否かを判定し、積算値が所定値より大きい場合に、湿潤路面であることを示す信号を出力する判定手段とを備えることを特徴とする路面状況検出装置。
  2. 前記画像解析手段は、水しぶきの飛散方向にほぼ直交する方向に関して1次元フーリエ変換を行い、得られた周波数スペクトルから所定の周波数成分を抽出して積算を行うことを特徴とする請求項1記載の路面状況検出装置。
  3. 車速を検出する車速検出手段と、車速検出手段によって検出される車速が所定速度を越えた場合に、前記撮影手段、前記画像解析手段、および前記判定手段を動作させる制御手段とを備えたことを特徴とする請求項1または2記載の路面状況検出装置。
  4. 車両に搭載され、路面の状況を検出する路面状況検出装置において、
    湿潤路面において水しぶきが発生する車輪の後方を撮影して画像データを取得する第1撮影手段と、
    水しぶきが発生しない車輪の前方を撮影して画像データを取得する第2撮影手段と、
    前記第1撮影手段によって取得された画像データを周波数解析し、水しぶきに特徴的な所定の周波数成分を積算して第1積算値を算出する第1画像解析手段と、
    前記第2撮影手段によって取得された画像データを周波数解析し、前記第1画像解析手段と同一の周波数成分を積算して第2積算値を算出する第2画像解析手段と、
    前記第1画像解析手段によって得られた前記第1積算値から、前記第2画像解析手段によって得られた前記第2積算値を差し引いた差分値を算出する差分手段と、
    前記差分手段によって算出された差分値が所定値より大きいか否かを判定し、差分値が所定値より大きい場合に、湿潤路面であることを示す信号を出力する判定手段とを備えることを特徴とする路面状況検出装置。
  5. 前記第1画像解析手段は、水しぶきの飛散方向にほぼ直交する方向に関して1次元フーリエ変換を行い、得られた周波数スペクトルから所定の周波数成分を抽出して積算を行うことを特徴とする請求項4記載の路面状況検出装置。
  6. 車速を検出する車速検出手段と、車速検出手段によって検出される車速が所定速度を越えた場合に、前記第1および第2撮影手段、前記第1および第2画像解析手段、前記差分手段および前記判定手段を動作させる制御手段とを備えたことを特徴とする請求項4または5記載の路面状況検出装置。
  7. 車両に搭載され、路面の状況を検出する路面状況検出装置において、
    湿潤路面において水しぶきが発生する車輪後方の第1領域と、水しぶきが発生しない車輪前方の第2領域とを含む領域を撮影して画像データを取得する撮影手段と、
    前記撮影手段によって取得された画像データのうち前記第1領域に相当する部分を周波数解析し、水しぶきに特徴的な所定の周波数成分を積算して第1積算値を算出する第1画像解析手段と、
    前記撮影手段によって取得された画像データのうち前記第2領域に相当する部分を周波数解析し、第1画像解析手段と同一の周波数成分を積算して第2積算値を算出する第2画像解析手段と、
    前記第1画像解析手段によって得られた前記第1積算値から、前記第2画像解析手段によって得られた前記第2積算値を差し引いた差分値を算出する差分手段と、
    前記差分手段によって算出された差分値が所定値より大きいか否かを判定し、差分値が所定値より大きい場合に、湿潤路面であることを示す信号を出力する判定手段とを備えることを特徴とする路面状況検出装置。
  8. 前記第1画像解析手段は、水しぶきの飛散方向にほぼ直交する方向に関して1次元フーリエ変換を行い、得られた周波数スペクトルから所定の周波数成分を抽出して積算を行うことを特徴とする請求項7記載の路面状況検出装置。
  9. 車速を検出する車速検出手段と、車速検出手段によって検出される車速が所定速度を越えた場合に、前記撮影手段、前記第1および第2画像解析手段、前記差分手段および前記判定手段を動作させる制御手段とを備えたことを特徴とする請求項7または8記載の路面状況検出装置。
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