JP2007321858A - ねじ締結構造およびねじ部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】締め付け荷重を可及的にねじ山間で均等に負荷し、ねじ山に作用する応力を平均化し得るねじ締結構造およびねじ部品を提供する。
【解決手段】互いに螺合するめねじ10とおねじ20を備えたねじ締結構造において、めねじ10とおねじ20の少なくとも一方のねじ山13,14のピッチについて、各ねじ山間のピッチを場所によって異なるように変化させ、各ねじ山13,14に作用する応力分布を平均化させたことを特徴とするもので、めねじ10のピッチP1〜P8のピッチパターンは、基準ピッチPoに対して第1ねじ山131側から徐々に増加する除変ピッチパターンとなっている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、新規のピッチ構造を備えたねじ締結構造およびこれに用いるねじ部品に関する。
従来から、過度の繰り返し外力が加わるボルトとナットのねじ締結構造においては、図13(A)に示すように、ボルト100のナット101に嵌合しているねじ山103のうち、ナット101の座面102側から数えて第1番目の嵌合第1ねじ山1031の嵌合第1山目ねじ谷部1031aでねじ軸105が疲労破壊することが知られている。これは、ねじの締め付け力によってボルト100のねじ軸105が引っ張られるため、嵌合第1山目ねじ谷部1031aに応力が集中しやすいためである。
一方、従来から、図13(B)に示すように、ナット101のねじ山104のピッチPiをボルト100のねじ山103のピッチP0より所定量δだけ大きくしたものが知られている(たとえば特許文献1参照)。このようにピッチ差を設けた場合には、ボルト100とナット101の各ねじ山103,104間の軸方向隙間が、締め付け座面102と反対側から締め付け座面102側に向けて、ピッチ差δ分ずつ累積的に大きくなる。この状態で締め付けていくと、締め付け荷重Fによってねじ軸105が点線で示すように伸び、第1ねじ山1031,1041間が当接する前に、締め付け座面102と反対側の各ねじ山103,104が順次当接することになり、ねじ軸105の嵌合第1山目ねじ谷部1031aに集中していた応力を分散させることができる。
しかし、ナット101のピッチPiを一律に大きくしたものでは、第1ねじ山1031,1041間に作用する荷重は軽減するものの、2番目以降の他のねじ山との荷重の負荷分担を調整することまではできなかった。実際の応力分布を検討すると、依然としてねじ軸105の嵌合第1山目ねじ谷部1031aに作用する応力が最も高く、嵌合第1ねじ山1031にかかる負担が大きい。そのため、耐久性は基準ピッチのものより高くなるものの、疲労破壊する場合は嵌合第1山目ねじ谷部1031a付近で破壊するという問題があった。
また、ナット101のねじ山104のピッチが一律に大きくなっているので、ボルト100とナット101のねじ山103,ねじ山104の嵌合長が長くなると、図13(C)に示すように、ねじ込んでいく過程で、累積ピッチ誤差がねじ山103,104間の軸方向隙間に達し、図中矢印Aで示すように、ボルト100とナット101の各ねじ山103,104同士が軸方向ぶつかり合い、途中でねじ込めなくなってしまい、応力を分散させるにも限界がある。
一方、一般的にめねじの材料が軽量化目的でマグネシウムなどが使用されている場合、めねじの強度が低いため、めねじの嵌合第1山目ねじ谷部に応力が集中すると、そこを起点としてめねじ側の嵌合ねじ山のせん断破壊が発生してしまう。その対策としては、嵌合長を長くするなどの対策がとらているが、嵌合長を長くすることによって、全体の肉厚が増加しおねじの全長も長くなるため、軽量化を目的にマグネシウムなどの材料を用いたいのにその効果が半減してしまうという問題もあった。
特開2006−118691
本発明は、上記した従来技術の問題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、従来の均等なピッチ調整では限界があった嵌合第1山目のねじ谷部の応力分散効果を飛躍的に高めることができるピッチ構造を備えたねじ締結構造およびねじ部品を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、互いに螺合するめねじとおねじを備えたねじ締結構造において、
めねじとおねじの少なくとも一方のねじ山のピッチについて、各ねじ山間のピッチを場所によって異なるように変化させ、各ねじ山に作用する応力分布を平均化させることを特徴とする。
めねじのピッチの変化パターンは、基準ピッチに対して第1ねじ山側から徐々に増加させる除変ピッチパターンとなっていることが好ましい。
基準ピッチに対するピッチ増分の割合は、0.15%〜0.9%の範囲とすることが好ましい。
また、本発明のねじ部品は、ねじ山間のピッチが場所によって異なるように変化させたことを特徴とする。
ねじ部品は、めねじについて適用してもよいし、おねじについて適用してもよい。
本発明は、おねじとめねじのねじ山のピッチが場所によって異なるように変化させる構成としたので、各ねじ山の締め付け荷重の負荷割合を各ねじ山毎にきめ細かく調整することができ、嵌合第1山目ねじ谷部に作用する応力を大きく軽減することが可能となり、ねじ部品の疲労強度を大幅に向上させることができる。
軽量化目的でめねじの材料として強度の低いマグネシウムなどが用いられている場合でも、本発明によれば、嵌合第1山目ねじ谷部に作用する応力を大きく軽減させることができるので、強度の低いめねじの嵌合長さを短くすることができ、軽量でしかも耐久性の高いねじ締結構造を実現することができる。
特に、めねじについてのピッチの変化パターンを、第1ねじ山側から徐々に増加する除変ピッチパターンとしておけば、嵌合第1山目ねじ谷部に作用する応力を効果的に分散させることができる。
以下に本発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施例に係るねじ締結構造を示している。
すなわち、互いに螺合するめねじ部品であるナット10とおねじ部品であるボルト20を備えたねじ締結構造であって、被締め付け部材30をナット10とボルト20によって締結する構成となっている。
ボルト20はねじ軸部21を備え、ねじ軸部21の一端には頭部22が設けられている。ねじ軸部21外周には螺旋状のねじ山23が形成されている。ナット10は、ナット本体11にねじ穴12が貫通形成された構成で、ねじ穴12内周にボルト20のねじ山23が螺合するねじ山13が形成されている。
ここで、ナット10側のねじ山13の符号については、総括的な説明では「13」とし、個々のねじ山を特定する場合には、ナット座面14側から順番に符号「13」の後に連番を付し、第1ねじ山131,第2ねじ山132,第3ねじ山133・・・として説明するものとする。
図示例では、ナット10のねじ山13の数を8山としているが、ねじ山13の数を限定するものではない。8山未満、たとえば3〜4山程度でもよいし、8山より多くてもよい。
また、ボルト20側のねじ山23の符号についても、総括的な説明では23とし、ナット10に嵌合する個々のねじ山23を特定する場合には、ナット10側のねじ山13に嵌合する嵌合ねじ山23に対して、ナット座面14側から順番に、符号「23」の後に連番を付し、第1ねじ山231,第2ねじ山232,第3ねじ山233・・・として説明するものとする。
本実施の形態では、ボルト20の各ねじ山23のピッチPoは基準ピッチとしてどの場所も一定に形成されているのに対して、ナット10の各ねじ山13のピッチP1,P2,・・・P8は、場所によって異なるように変化させ、これによって、ボルト20とナット10間のねじ山23,13間に作用する荷重を平均的に分散させている(図1(B)参照)。ここで、第1ねじ山131と第2ねじ山132間のピッチを1山目の第1ピッチP1、第2ねじ山132と第3ねじ山133間のピッチを2山目の第2ピッチP2というように、ねじ山間のピッチを若い番号のねじ山の番号を付すものとする。
このナット10のねじ山13のピッチは、周方向の所定の基準位相、たとえばナット座面14側のねじ端部位置を基準にして設定される。また、ピッチの変化は、各ねじ山23のリード角を変えることにより変化させることができる。
図2は、ナットのねじ山ピッチの変化パターンの一例を誇張して示している。
この例は、第1ねじ山131から数山分のピッチについて、ナット座面14側から徐々に増加するように変化させる除変ピッチパターンとしたものである。
図示例では、第1ピッチP1の基準ピッチP0に対する増分をδ1、第2ピッチP2の基準ピッチP0に対する増分をδ2,第2ピッチP3の基準ピッチP0に対する増分をδ3とすると、増分が徐々に増加するように変化させている(δ1<δ2<δ3)。
第1ピッチP1と第2ピッチP2を広げると、荷重が第1ねじ山131,231、第2ねじ山132,232及び第3ねじ山133,233に分散するが、第1ねじ山131,231間の軸方向隙間は第1ピッチP1と第2ピッチP2の増分が累積され、第1ねじ山131,231の応力低下が大きくなる。そこで、1山目のピッチP1の増分δ1を2山目のピッチP2の増分δ2より小さくしている。
各ピッチの増分δは、基準ピッチに対する百分率で表すと、0.15〜0.9%程度が好適で、増分の変化量は、0.2%程度とすることが好適である。
図示例では、ナット10の第1ねじ山131乃至第4ねじ山134間の各第1乃至第3ピッチP1,P2,P3について連続的に変化させているが、飛び飛びに変化させてもよい。
本発明では、ナット10のねじ山13のピッチを、第1,第2ねじ山131,132間の第1ピッチP1から徐々に増加するような除変ピッチパターンとすることにより、応力分布を改善することができた。
ナット10のピッチの変化量が大きければ、ナット10,ボルト20の各ねじ山13,23の嵌合が不可能になり、締め付け不可能になるが、通常、おねじとめねじのねじ山嵌合部は、ISO規格のISO6g6hのように隙間ばめに分類されており、この隙間の範囲でピッチを分配することにより、締め付け荷重を各ねじ山に平均的に分散させることが可能である。たとえば、ISOのナット高さはねじサイズによって異なるが、M10×1.25のボルトの場合は、ナット高さは8.94〜9.30で、ナット10の中の山数は4山程度あるので、この隙間範囲でピッチを変化させる構成であれば、嵌合には問題はない。
図3(A)は、8つのねじ山を有するナットについて、第1ねじ山131から4山分のねじ山に対して除変ピッチパターンを適用し、後段のねじ山については基準ピッチとした例を示している。
この場合は、ねじを締め付けていくと、基準ピッチの第4ねじ山134,234乃至第8ねじ山138,238が一度に当接し、さらに締め付けると、第3ねじ山133,233,第2ねじ山132,232,第1ねじ山131,231の順に当接して締め付けられ、締め付け荷重が各ねじ山に分散される。
図3(B)は、8つのねじ山を有するナットについて、いずれの端面が締め付け座面となってもいいように、両端面側のねじ山について、除変ピッチパターンを適用したものである。第1ねじ山131から第4ねじ山134については徐々にピッチの増分が大きくなるようになっているが、第5ねじ山135から第8ねじ山138については、徐々にピッチの増分が小さくなるようになっている。左右いずれの端面を締め付け座面としても、同一のパターンとなる。
この場合、ねじを締め付けていくと、最も遠い第8ねじ山138,238から順番に第4ねじ山134,234まで順次密接し、さらに締め付けると、第3ねじ山133,233,第2ねじ山132,232,第1ねじ山131,231の順に当接して締め付けられ、締め付け荷重が各ねじ山に分散される。
図3(C)は、図3(B)の第5ねじ山135から第8ねじ山138に対応するパターンのみとし、ナット10の締め付け座面12側の数山分のねじ山は基準ピッチP0のままとしたものである。この場合でも、応力を分散させる一定の効果は得られる。
もちろん、ピッチの変化パターンとしては、図3に記載のパターンに限定されるものではなく、1山目のみを変化させてもよいし、ナット10の締め付け座面14側及び反対側の数山分は基準ピッチで、中間のねじ山についてピッチを大きくするように構成してもよく、種々のパターンを採用し得る。
なお、上記実施の形態では、ナット10側のピッチの除変構造について説明したが、ナット10側に限定されず、ボルト20側についても、ピッチを変化させることによって、ナット10とのねじ山嵌合部の応力分布を平均化することが可能である。おねじの場合には、伸び量を考慮して基準ピッチに対して小さくしておけばよい。ただし、ナット10と違って、ナット10との嵌合領域を予め設定しておく必要がある。
また、ナット10のピッチを広げると共にボルト20のピッチを狭めるというように両方のピッチを変化させてもよい。
また、ねじ山の形状について、三角ねじを例にとって説明したが、三角ねじに限定されるものではなく、角ねじ,台形ねじ等、種々の形状のねじに対して適用可能である。また、1条ねじだけでなく、多条ねじについても適用可能である。
図4乃至図9は、各種徐変ピッチパターンを備えたナットのサンプルについての応力の解析結果を示している。
ボルトの寸法は、M12×1.25、有効径11.07、ねじ谷Rが0.156のボルトで、サンプルのナットの基本寸法は、高さが10.50,有効径11.188,内径10.647である。
除変ピッチパターンとして、7パターンのサンプルを用意し、比較例として、基準ピッチの比較例1、基準ピッチに対してすべて均等にピッチを広げた比較例2を用意し、それぞれについて、軸力のみの引張り試験にて解析を行った。荷重は50kNとしてボルトとナットの締結構造体のFEM解析を行い、ボルトのねじ軸部についての最大主応力をグラフにとっている。
比較例1のピッチパターンは、図4(A)に示すように、すべて基準ピッチPo(1.25mm)である。比較例2のピッチは、基準ピッチ1.25mmに対して、すべて0.001875mm(0.15%)ずつ均等に広げている。
比較例1の最大主応力のピーク値は、図4(B)に示すように、
ナットの第1ねじ山が嵌合する嵌合第1山目ねじ谷部位置で1060MPa、
第2ねじ山が嵌合する嵌合第2山目ねじ谷部位置で830MPa、
第3ねじ山が嵌合する嵌合第3山目ねじ谷部位置で640MPa、
第4ねじ山が嵌合する嵌合第4山目ねじ谷部位置で520MPa、
第5ねじ山が嵌合する嵌合第5山目ねじ谷部位置で400MPa、
第6ねじ山が嵌合する嵌合第6山目ねじ谷部位置で310MPa、
第7ねじ山が嵌合する嵌合第7山目ねじ谷部位置で230MPa、
第8ねじ山が嵌合する嵌合第8山目ねじ谷部位置では、170MPaであった。
これに対して、比較例2では、ねじ軸部の最大主応力のピーク値は、
ナットの第1ねじ山が嵌合する嵌合第1山目ねじ谷部位置で980MPa、
第2ねじ山が嵌合する嵌合第2山目ねじ谷部位置で830MPa、
第3ねじ山が嵌合する嵌合第3山目ねじ谷部位置で660MPa、
第4ねじ山が嵌合する嵌合第4山目ねじ谷部位置で550MPa、
第5ねじ山が嵌合する嵌合第5山目ねじ谷部位置で470MPa、
第6ねじ山が嵌合する嵌合第6山目ねじ谷部位置で420MPa、
第7ねじ山が嵌合する嵌合第7山目ねじ谷部位置で360MPa、
第8ねじ山が嵌合する嵌合第8山目ねじ谷部位置で320MPaであった。
比較例1に対して、最大主応力が嵌合第1山目ねじ谷部位置で80MPa低下し、嵌合第8山目ねじ谷部で110MPa増大しており、第8ねじ谷部では嵌合第1山目ねじ谷部の3分の1程度となっている。
これに対して、サンプル1のピッチパターンは、図3(A)の除変ピッチタイプで、
1山目の第1ピッチP1が、1.251875mm(0.15%)、
2山目の第2ピッチP2が、1.254375mm(0.35%)、
3山目の第3ピッチP3が、1.2575mm(0.6%)、
4山目の第4ピッチP4が、0.26125mm(0.9%)、
5山目から8山目までが基準ピッチ1.25mmとなっている。
このサンプル1における最大主応力の各ピーク値は、
ナットの第1ねじ山131が嵌合する嵌合第1山目ねじ谷部位置で920MPa、
第2ねじ山132が嵌合す嵌合第2山目ねじ谷部位置で800MPa、
第3ねじ山133が嵌合する嵌合第3山目ねじ谷部位置で790MPa、
第4ねじ山134が嵌合する嵌合第4山目ねじ谷部位置で890MPa、
第5ねじ山135が嵌合する嵌合第5山目ねじ谷部位置で920MPa、
第6ねじ山136が嵌合する嵌合第6山目ねじ谷部位置で600MPa、
第7ねじ山137が嵌合する嵌合第7山目ねじ谷部位置で480MPa、
第8ねじ山138が嵌合する嵌合第8山目ねじ谷部位置で400MPaであった。
このように、比較例1,2に比べて、嵌合第1山目ねじ谷部の応力を低下させることができ、さらに嵌合第5山目ねじ谷部まで応力分布を平均化することができた。嵌合第6〜第8山目ねじ谷部についても最大主応力は増大している。
図5(A)は、サンプル2についてのピッチパターンを示し、図5(B)はその解析結果を示している。
このサンプル2のピッチパターンは、図3(B)のタイプで、
1山目の第1ピッチP1が、1.251875mm(0.15%)、
2山目の第2ピッチP2が、1.254375mm(0.35%)、
3山目の第3ピッチP3が、1.2575mm(0.6%)、
4山目の第4ピッチP4が、0.26125mm(0.9%)、
5山目の第5ピッチP5が、1.2575mm(0.6%)、
6山目の第6ピッチP6が、1.254375mm(0.35%)、
7山目の第7ピッチP7が、1.251875mm(0.15%)、
8山目の第8ピッチP8が、1.25mm(0%)となっている。
このサンプル2における最大主応力の各ピーク値は、
第1ねじ山131が嵌合する嵌合第1山目ねじ谷部位置で820MPa、
第2ねじ山132が嵌合する嵌合第2山目ねじ谷部位置で770MPa、
第3ねじ山133が嵌合する嵌合第3山目ねじ谷部位置で760MPa、
第4ねじ山134が嵌合する嵌合第4山目ねじ谷部位置で920MPa、
第5ねじ山135が嵌合する嵌合第5山目ねじ谷部位置で990MPa、
第6ねじ山136が嵌合する嵌合第6山目ねじ谷部位置で820MPa、
第7ねじ山137が嵌合する嵌合第7山目ねじ谷部位置で680MPa、
第8ねじ山138が嵌合する嵌合第8山目ねじ谷部位置で560MPaであった。
このように、サンプル2についても、比較例1,2に比べて、嵌合第1山目ねじ谷部の応力を低下させることができ、さらに嵌合第1山目ねじ谷部から嵌合第5山目ねじ谷部まで応力分布を平均化することができた。さらに嵌合第6〜第8山目ねじ谷部については、サンプル1よりも最大主応力は増大している。
図6(A)は、サンプル3についてのピッチパターンを示し、図6(B)はその解析結果を示している。
このサンプル3のピッチパターンも、図3(A)のタイプであるが、中央の第3乃至第6ピッチを一定としたものである。
1山目から3山目までがサンプル1と同じ、
中間の4山目から6山目までが、3山目と同じ1.2575mm(0.6%)、
7山目が1.254375mm(0.35%)、
8山目が1.251875mm(0.15%)である。
このサンプル3における最大主応力の各ピーク値は、
ナットの第1ねじ山131が嵌合する嵌合第1山目ねじ谷部位置で800MPa、
第2ねじ山132が嵌合する嵌合第2山目ねじ谷部位置で740MPa、
第3ねじ山133が嵌合する嵌合第3山目ねじ谷部位置で780MPa、
第4ねじ山134が嵌合する嵌合第4山目ねじ谷部位置で900MPa、
第5ねじ山135が嵌合する嵌合第5山目ねじ谷部位置で950MPa、
第6ねじ山136が嵌合する嵌合第6山目ねじ谷部位置で680MPa、
第7ねじ山137が嵌合する嵌合第7山目ねじ谷部位置で700MPa、
第8ねじ山138が嵌合する嵌合第8山目ねじ谷部位置で520MPaであった。
このサンプル3については、サンプル2とほぼ同じ傾向であるが、中央の嵌合第4,第5山目ねじ谷部位置の応力が低減され、第6ねじ谷部と第7ねじ谷部の応力が平均化している。
図7(A)は、サンプル4についてのピッチパターンを示し、図7(B)はその解析結果を示している。
このサンプル4のピッチパターンも、基本的には図3(A)のタイプであるが、第7,第8ピッチを基準ピッチとしたものである。
1山目〜4山目までがサンプル1と同じで、
5山目が1.259375mm(0.75%)、
6山目が1.2575mm(0.6%)、
7山目と8山目が1.25mm(0%)である。
このサンプル4における最大主応力の各ピーク値は、
ナットの第1ねじ山131が嵌合する嵌合第1山目ねじ谷部位置で780MPa、
第2ねじ山132が嵌合する嵌合第2山目ねじ谷部位置で760MPa、
第3ねじ山133が嵌合する嵌合第3山目ねじ谷部位置で800MPa、
第4ねじ山134が嵌合する嵌合第4山目ねじ谷部位置で880MPa、
第5ねじ山135が嵌合する嵌合第5山目ねじ谷部位置で970MPa、
第6ねじ山136が嵌合する嵌合第6山目ねじ谷部位置で800MPa、
第7ねじ山137が嵌合する嵌合第7山目ねじ谷部位置で600MPa、
第8ねじ山138が嵌合する嵌合第8山目ねじ谷部位置で480MPaであった。
このサンプル4についても、嵌合第1山目ねじ谷部の応力を低下させることができ、さらに嵌合サンプル2に比べて全体的に平均化している。
図8(A)は、サンプル5についてのピッチパターンを示し、図8(B)はその解析結果を示している。
このサンプル5のピッチパターンも、基本的には図3(B)のタイプであるが、第1ピッチを基準ピッチとし、第2ピッチから第5ピッチの基準ピッチに対する増分を徐々に増加させ、第6ピッチから第8ピッチの基準ピッチに対する増分を徐々に減少させたものである。
すなわち、
1山目が1.25mm(0%)、
2山目が1.25625mm(0.5%)、
3山目が1.2575mm(0.6%)、
4山目が1.259375mm(0.75%)、
5山目が1.26125mm(0.9%)、
6山目が1.25875mm(0.75%)、
7山目が1.2575mm(0.6%)、
8山目が1.25625mm(0.5%)である。
このサンプル5における最大主応力の各ピーク値は、
ナットの第1ねじ山131が嵌合する嵌合第1山目ねじ谷部位置で830MPa、
第2ねじ山132が嵌合する嵌合第2山目ねじ谷部位置で800MPa、
第3ねじ山133が嵌合する嵌合第3山目ねじ谷部位置で830MPa、
第4ねじ山134が嵌合する嵌合第4山目ねじ谷部位置で910MPa、
第5ねじ山135が嵌合する嵌合第5山目ねじ谷部位置で960MPa、
第6ねじ山136が嵌合する嵌合第6山目ねじ谷部位置で900MPa、
第7ねじ山137が嵌合する嵌合第7山目ねじ谷部位置で650MPa、
第8ねじ山138が嵌合する嵌合第8山目ねじ谷部位置で520MPa、
であった。
このサンプル5も、嵌合第1山目ねじ谷部の応力を低下させることができ、さらに嵌合
サンプル2に比べてより平均化している。
図9(A)は、サンプル6についてのピッチパターンを示し、図9(B)はその解析結果を示している。
このサンプル6のピッチパターンは、基本的には図3(C)のタイプであり、
1山目〜4山目までが基準ピッチ1.25mmで、
5山目が0.26125mm(0.9%)、
6山目が1.2575mm(0.6%)、
7山目が1.254375mm(0.35%)、
8山目が1.251875mm(0.15%)である。
このサンプル6における最大主応力の各ピーク値は、
ナットの第1ねじ山131が嵌合する嵌合第1山目ねじ谷部位置で1000MPa、
第2ねじ山132が嵌合する嵌合第2山目ねじ谷部位置で750MPa、
第3ねじ山133が嵌合する嵌合第3山目ねじ谷部位置で520MPa、
第4ねじ山134が嵌合する嵌合第4山目ねじ谷部位置で410MPa、
第5ねじ山135が嵌合する嵌合第5山目ねじ谷部位置で510MPa、
第6ねじ山136が嵌合する嵌合第6山目ねじ谷部位置で810MPa、
第7ねじ山137が嵌合する嵌合第7山目ねじ谷部位置で720MPa、
第8ねじ山138が嵌合する嵌合第8山目ねじ谷部位置で550MPaであった。
このサンプル6については、サンプル1乃至5に比較すると、嵌合第1山目ねじ谷部の応力はそれほど低下しないが、第6,第7,第8山目ねじ谷部位置の応力が増大しており、この第6,第7,第8ねじ山に荷重が分散されていることがわかる。
図10(A)は、サンプル7についてのピッチパターンを示し、図10(B)はその解析結果を示している。
このサンプル7のピッチパターンも、基本的には図3(B)のタイプであるが、第1ピッチから第4ピッチの基準ピッチに対する増分を徐々に増加させ、第4ピッチから第8ピッチの基準ピッチに対する増分を対称的に徐々に減少させ、第8ピッチを基準ピッチとしたものである。
すなわち、
1山目が1.2525mm(0.2%)、
2山目が1.255mm(0.4%)、
3山目が1.2575mm(0.6%)、
4山目が1.26mm(0.8%)、
5山目が1.2675mm(0.6%)、
6山目が1.255mm(0.4%)、
7山目が1.2525mm(0.2%)、
8山目が1.25mm(0%)である。
このサンプル7における最大主応力の各ピーク値は、
ナットの第1ねじ山131が嵌合する嵌合第1山目ねじ谷部位置で770MPa、
第2ねじ山132が嵌合する嵌合第2山目ねじ谷部位置で770MPa、
第3ねじ山133が嵌合する嵌合第3山目ねじ谷部位置で720MPa、
第4ねじ山134が嵌合する嵌合第4山目ねじ谷部位置で910MPa、
第5ねじ山135が嵌合する嵌合第5山目ねじ谷部位置で940MPa、
第6ねじ山136が嵌合する嵌合第6山目ねじ谷部位置で780MPa、
第7ねじ山137が嵌合する嵌合第7山目ねじ谷部位置で620MPa、
第8ねじ山138が嵌合する嵌合第8山目ねじ谷部位置で500MPa、
であった。
このサンプル7も、嵌合第1山目ねじ谷部の応力を低下させることができ、さらに嵌合
サンプル2に比べてより平均化している。
図11は上記サンプル1から7の最大主応力ピーク値をピックアップしたグラフである。
基準ピッチの比較例1に対して、一律にピッチを広げた比較例2は、共に嵌合第1山目ねじ谷部から山数が進むにつれて右肩下がりに下がっていく傾向となるのに対して、本願発明のサンプル1乃至7では、サンプル6を除いて嵌合第1山目ねじ谷部から中間部までの前半の嵌合ねじ谷部の応力が低く、山数が進んだ中間部が若干大きく、さらに中間から後方の嵌合ねじ谷部で減少する傾向の応力パターンとなっている。
このように嵌合第1山目ねじ谷部から中間までの前半の嵌合ねじ谷部の応力よりも中間のねじ谷部の応力が大きくなるように設定しておけば、過度の外力が作用した場合、第1山目嵌合ねじ谷部側が上昇し中間の嵌合ねじ谷部側が低下することになり、外力に対する第1山目嵌合ねじ谷部の応力の上昇を抑えることができる。
また、図12は、この実施例では、ナットの嵌合長が長い場合のサンプル8についての、応力の解析結果を示している。
ボルトの寸法は、上記サンプル1乃至7の場合と同様に、M12×1.25、有効径11.07、ねじ谷Rが0.156のボルトで、ナット高さ(2d)が24mm、有効径1
1.188,内径10.647であり、嵌合するねじ山の数が19山である。
比較例1のナットはねじ山間のピッチがすべて基準ピッチであり、比較例2のナットは7山目までが0.15%基準ピッチより大きくしたものである。
これに対して、サンプル8のピッチパターンは、第1ピッチから第8ピッチの基準ピッチに対する増分を、サンプル7のパターンと同様に、第1ピッチから第4ピッチまでを徐々に増大させ、第4ピッチから第8ピッチの基準ピッチに対する増分を対称的に徐々に減少させ、第9ピッチ以後を基準ピッチとしたものである。
すなわち、
1山目が1.2525mm(0.2%)、
2山目が1.255mm(0.4%)、
3山目が1.2575mm(0.6%)、
4山目が1.26mm(0.8%)、
5山目が1.2675mm(0.6%)、
6山目が1.255mm(0.4%)、
7山目が1.2525mm(0.2%)、
8山目が1.25mm(0%)である。
このように嵌合長が長い場合でも、嵌合ねじ山間の隙間の範囲内で、嵌合第1山目ねじ谷部の応力を効果的に分散させることができ、第8山目〜9山目程度までの応力を平均化することができた。したがって、嵌合長さが長い場合でも、高い応力分散効果を発揮することができる。
図1は本発明の実施の形態に係るねじ締結構造を示すもので、同図(A)は締結構造を模式的に示す要部断面図、同図(B)はめねじとおねじのピッチの関係を示す説明図である。 図2(A)は本発明のナットのピッチパターンの一例を示す模式図、同図(B)は(A)の締結状態を示す模式図である。 図3(A)乃至(C)は本発明のねじ締結構造のピッチパターンの各種構成例を示す図である。 図4は本発明のねじ締結構造の応力解析結果を示すもので、同図(A)はナットのサンプル1のピッチパターンを示すグラフ、同図(B)はボルト軸の最大主応力を示すグラフである。 図5は本発明のねじ締結構造の応力解析結果を示すもので、同図(A)はナットのサンプル2のピッチパターンを示すグラフ、同図(B)はボルト軸の最大主応力を示すグラフである。 図6は本発明のねじ締結構造の応力解析結果を示すもので、同図(A)はナットのサンプル3のピッチパターンを示すグラフ、同図(B)はボルト軸の最大主応力を示すグラフである。 図7は本発明のねじ締結構造の応力解析結果を示すもので、同図(A)はナットのサンプル4のピッチパターンを示すグラフ、同図(B)はボルト軸の最大主応力を示すグラフである。 図8は本発明のねじ締結構造の応力解析結果を示すもので、同図(A)はナットのサンプル5のピッチパターンを示すグラフ、同図(B)はボルト軸の最大主応力を示すグラフである。 図9は本発明のねじ締結構造の応力解析結果を示すもので、同図(A)はナットのサンプル6のピッチパターンを示すグラフ、同図(B)はボルト軸の最大主応力を示すグラフである。 図10は本発明のねじ締結構造の応力解析結果を示すもので、同図(A)はナットのサンプル7のピッチパターンを示すグラフ、同図(B)はボルト軸の最大主応力を示すグラフである。 図11はサンプル1乃至7の最大主応力のピーク値をまとめて記載したグラフである。 図12は嵌合長の長いサンプル8の応力解析結果を示すもので、同図(A)はナットのピッチパターンを示すグラフ、同図(B)はボルト軸の最大主応力を示すグラフである。 図13(A)は従来のねじ締結構造を示す要部断面図、同図(B)は全体的にナットのピッチを広げた場合のおねじとめねじの関係を示す要部断面図、同図(C)は嵌合部が長くなった場合のねじ山の干渉状態を示す図である。
符号の説明
10 ナット
11 ナット本体
12 ねじ穴
13 ねじ山
131〜138 第1〜第8ねじ山(ナット側)
14 ナット座面
20 ボルト
21 ねじ軸部
22 頭部
23 ねじ山
231〜238 第1〜第8ねじ山(ボルト側)
30 被締め付け部材
P1〜P8 ピッチ
Po 基準ピッチ
δ1〜δ3 ピッチ増分

Claims (5)

  1. 互いに螺合するめねじとおねじを備えたねじ締結構造において、
    めねじとおねじの少なくとも一方のねじ山のピッチについて、各ねじ山間のピッチを場所によって異なるように変化させたことを特徴とするねじ締結構造。
  2. めねじのピッチの変化パターンは、基準ピッチに対して嵌合第1ねじ山側から徐々に増加させる除変ピッチパターンとなっていることを特徴とする請求項1に記載のねじ締結構造。
  3. ねじ山間のピッチが場所によって異なるように変化させたことを特徴とするねじ部品。
  4. めねじについて適用されることを特徴とする請求項3に記載のねじ部品。
  5. おねじについて適用される請求項3に記載のねじ部品。



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