JP2007320051A - 画像形成装置、電源制御方法および電源制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 複数のユーザにより使用される場合の遠隔操作による電源制御を可能にする。
【解決手段】 MFPは、遠隔操作による指示を受け付ける遠隔操作指示受付部と、ジョブを実行するジョブ実行制御部と、電源を制御する電源制御部とを備え、電源制御部は、遠隔操作指示受付部により電源を制御するための電源制御指示が受け付けられたとき(S31)、ジョブ実行部が実行するためのジョブが存在する場合(S37でYES)は、ジョブ実行部が実行するためのジョブの全てを実行した後に(S42でNO)、電源を制御するための指示に従って電源を制御する(S58)。
【選択図】 図10
【解決手段】 MFPは、遠隔操作による指示を受け付ける遠隔操作指示受付部と、ジョブを実行するジョブ実行制御部と、電源を制御する電源制御部とを備え、電源制御部は、遠隔操作指示受付部により電源を制御するための電源制御指示が受け付けられたとき(S31)、ジョブ実行部が実行するためのジョブが存在する場合(S37でYES)は、ジョブ実行部が実行するためのジョブの全てを実行した後に(S42でNO)、電源を制御するための指示に従って電源を制御する(S58)。
【選択図】 図10
Description
この発明は画像形成装置、電源制御方法および電源制御プログラムに関し、特に、遠隔操作により制御される画像形成装置、その画像形成装置で実行される電源制御方法および電源制御プログラムに関する。
近年、複数の画像形成装置をネットワークに接続し、コンピュータから遠隔操作で画像形成装置の電源を制御する技術が知られている。特開2000−259379号公報には、ネットワークに所定のアダプタ及びプリンタインタフェースを介して接続された複数のプリンタ装置と、ネットワークに接続されたホストコンピュータと、を備え、前記ホストコンピュータが、前記複数のプリンタ装置について、プリンタ装置のステータス情報から電源オン又はオフに設定可能なプリンタ装置を認識して表示装置の画面上に、電源オン又はオフに設定可能なプリンタ装置を一覧表示する手段と、前記画面上で、電源オン又はオフに設定する複数のプリンタ装置が選択された際に、前記選択された1又は複数のプリンタ装置について、前記ネットワークを介して前記プリンタ装置の電源のオン又はオフ制御を実行するように制御する手段と、を含む電源制御手段を備えたプリンタの電源制御方法が記載されている。
しかしながら、画像形成装置の高機能化により、画像形成装置が複数のジョブを記憶することが可能となっている。このため、従来の電源制御方法によれば、画像形成装置が未処理のジョブを記憶している場合であっても、電源がオフされる場合があり、ジョブが実行されることなく電源がオフにされてしまったり、記憶していたジョブが失われてしまったりするといった問題がある。また、画像形成装置を複数のユーザが使用可能となっているため、遠隔操作をするユーザとは別のユーザが画像形成装置を使用している最中に、遠隔操作によって電源がオフにされてしまうことがあり、使用しているユーザは、再度電源を投入する操作をし、最初から設定のための操作をしなければならないといった問題がある。このため、遠隔操作をするユーザが、画像形成装置の電源を遠隔操作によりオフさせる際に、画像形成装置がジョブを実行中でないこと、実行するためのジョブが予約されていないこと、または、別のユーザによって使用されていないことを確認しなければならず、不便であった。
特開2000−259379号公報
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の1つは、複数のユーザにより使用される場合の遠隔操作による電源制御を可能にした画像形成装置を提供することである。
この発明の他の目的は、複数のユーザにより使用される画像形成装置の電源制御を遠隔操作することが可能な電源制御方法を提供することである。
この発明のさらに他の目的は、複数のユーザにより使用される画像形成装置の電源制御を遠隔操作することが可能な電源制御プログラムを提供することである。
上述した目的を達成するために、この発明のある局面によれば、画像形成装置は、遠隔操作による指示を受け付ける遠隔操作指示受付手段と、ジョブを実行するジョブ実行手段と、電源を制御する電源制御手段とを備え、電源制御手段は、遠隔操作指示受付手段により電源を制御するための指示が受け付けられたとき、ジョブ実行手段が実行するためのジョブが存在する場合は、ジョブ実行手段が実行するためのジョブの全てを実行した後に、受け付けられた電源を制御するための指示に従って電源を制御するジョブ待機後制御手段を含む。
この局面に従えば、遠隔操作により電源を制御するための指示が受け付けられたとき、実行するためのジョブが存在する場合は、実行するためのジョブの全てが実行された後に、電源を制御するための指示に従って電源が制御される。このため、実行しているジョブが途中で中断されることなく最後まで実行され、待機中のジョブが失われることなく実行されるので、遠隔操作するユーザは、画像形成装置が実行するためのジョブの存在を確認することなく電源制御のための遠隔操作をすることができる。その結果、複数のユーザにより使用される場合の遠隔操作による電源制御を可能にした画像形成装置を提供することができる。
この発明の他の局面によれば、画像形成装置は、遠隔操作による指示を受け付ける遠隔操作指示受付手段と、操作を受け付けるための操作受付手段と、電源を制御する電源制御手段とを備え、電源制御手段は、遠隔操作指示受付手段により電源を制御するための指示が受け付けられたとき、操作受付手段が操作を受け付けている場合は、該操作の受付が終了した後に、受け付けられた電源を制御するための指示に従って電源を制御する操作待機制御手段を含む。
この局面に従えば、遠隔操作により電源を制御するための指示が受け付けられたとき、操作を受け付けている場合は、該操作の受付が終了した後に、電源を制御するための指示に従って電源を制御する。このため、画像形成装置を操作しているユーザが、操作を入力している最中に、操作の入力が中断されることなく最後まで操作を入力することができる。その結果、複数のユーザにより使用される場合の遠隔操作による電源制御を可能にした画像形成装置を提供することができる。
好ましくは、少なくとも1つの操作端末とネットワークを介して通信するための通信手段をさらに備え、遠隔操作指示受付手段は、通信手段が少なくとも1つの操作端末より受信した電源を制御するための指示を受け付ける電源制御指示受信手段を含む。
好ましくは、通信手段は、電源制御手段が電源を制御する直前に、電源を制御した後の状態を示す信号をネットワークに送信する状態送信手段を含む。
好ましくは、少なくとも1つの操作端末とネットワークを介して通信するための通信手段をさらに備え、遠隔操作指示受付手段は、通信手段が電源を制御するための指示を受信したとき、電源を制御するための指示を確認するための確認画面を、電源を制御するための指示を送信してきた操作端末に送信する確認画面送信手段をさらに備える。
好ましくは、電源制御手段は、遠隔操作指示受付手段により電源を制御するための指示として電源をオフにする指示が受け付けられた場合、電源をオフにする電源オフ制御手段を含む。
好ましくは、電源制御手段は、遠隔操作指示受付手段により電源を制御するための指示として節電モードに切り換える指示が受け付けられた場合、出力する電力を少なくする節電モードに切り換えるモード切換手段を含む。
好ましくは、電源制御手段は、電源を制御する前に所定の処理を実行する電源制御前動作実行手段と、遠隔操作指示受付手段により電源を制御する指示が受け付けられた後、電源制御前動作実行手段が所定の処理を実行している間に、新たなジョブが入力された場合、該新たなジョブを実行するか否かを判断する判断手段と、判断手段による判断結果に基づいて、電源制御前動作実行手段による所定の処理の実行を中止させ、新たなジョブを実行した後に電源制御前動作実行手段を能動化する電源制御前動作制御手段と、を含む。
好ましくは、操作主体を認証するための認証手段をさらに備え、遠隔操作指示受付手段は、認証手段により認証された操作主体を特定した指示を受け付ける指示受付手段をさらに備える。
好ましくは、指示受付手段は、予め定められた操作主体を特定した指示を受け付ける。
好ましくは、ネットワークに接続された他の画像処理装置と通信するための通信手段をさらに備え、遠隔操作指示受付手段は、通信手段がネットワークに接続された他の画像形成装置から受信した電源を制御するための指示を受け付ける連動電源制御指示受付手段を含む。
好ましくは、ネットワークに接続された他の画像処理装置と通信するための通信手段をさらに備え、通信手段は、遠隔操作指示受付手段により電源を制御するための指示が受け付けられることに応じて、ネットワークに接続された他の画像形成装置に電源を制御するための指示を送信する連動電源制御指示送信手段とをさらに備える。
好ましくは、電子メールを受信する電子メール受信手段をさらに備え、遠隔操作指示受付手段は、受信された電子メールに含まれる予め定められた電源制御信号を、電源を制御するための指示として受け付ける電源制御指示受付手段を含む。
好ましくは、ファクシミリ装置をさらに備え、遠隔操作指示受付手段は、ファクシミリ装置により受信されたファクシミリデータに含まれる予め定められた電源制御信号を、電源を制御するための指示として受け付ける電源制御指示受付手段を含む。
この発明の他の局面によれば、電源制御方法は、遠隔操作による指示を受け付けるステップと、ジョブを実行するステップと、遠隔操作により電源を制御するための指示が受け付けられたとき、実行するためのジョブが存在する場合は、実行するためのジョブの全てを実行した後に、遠隔操作により受け付けられた電源を制御するための指示に従って電源を制御するステップとを含む。
この局面に従えば、複数のユーザにより使用される画像形成装置の電源制御を遠隔操作することが可能な電源制御方法を提供することができる。
この発明の他の局面によれば、電源制御方法は、遠隔操作による指示を受け付けるステップと、操作を受け付けるためのステップと、遠隔操作により電源を制御するための指示が受け付けられたとき、操作受付ステップにより操作が受け付けられている場合は、該操作の受付が終了した後に、遠隔操作により受け付けられた電源を制御するための指示に従って電源を制御するステップとを含む。
この局面に従えば、複数のユーザにより使用される画像形成装置の電源制御を遠隔操作することが可能な電源制御方法を提供することができる。
この発明の他の局面によれば、電源制御プログラムは、遠隔操作による指示を受け付けるステップと、ジョブを実行するステップと、遠隔操作により電源を制御するための指示が受け付けられたとき、実行するためのジョブが存在する場合は、実行するためのジョブの全てを実行した後に、遠隔操作により受け付けられた電源を制御するための指示に従って電源を制御するステップと、を画像形成装置に実行させる。
この局面に従えば、複数のユーザにより使用される画像形成装置の電源制御を遠隔操作することが可能な電源制御方法を提供することができる。
この発明の他の局面によれば、電源制御プログラムは、遠隔操作による指示を受け付けるステップと、操作を受け付けるためのステップと、遠隔操作により電源を制御するための指示が受け付けられたとき、操作受付ステップにより操作が受け付けられている場合は、該操作の受付が終了した後に、遠隔操作により受け付けられた電源を制御するための指示に従って電源を制御するステップと、を画像形成装置に実行させる。
この局面に従えば、複数のユーザにより使用される画像形成装置の電源制御を遠隔操作することが可能な電源制御方法を提供することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
<第1の実施の形態>
図1は、本発明の第1の実施の形態における画像処理システムの全体構成を示す図である。図1を参照して、画像処理システム1は、それぞれがネットワーク101に接続された、パーソナルコンピュータ(以下「PC」という)100と、2台のMFP(Multi Function Peripheral)102,103と、2台のプリンタ104,105とを含む。MFP102,103各々は、原稿を読取って画像データを取得する画像読取部、画像データに基づいて紙などの記録媒体に画像を形成するための画像形成部、ファクシミリ部を含み、画像読取機能、複写機能、ファクシミリ送受信機能を備えている。PC100は、一般的なコンピュータであり、そのハード構成は周知なので、ここでは説明を繰り返さない。
図1は、本発明の第1の実施の形態における画像処理システムの全体構成を示す図である。図1を参照して、画像処理システム1は、それぞれがネットワーク101に接続された、パーソナルコンピュータ(以下「PC」という)100と、2台のMFP(Multi Function Peripheral)102,103と、2台のプリンタ104,105とを含む。MFP102,103各々は、原稿を読取って画像データを取得する画像読取部、画像データに基づいて紙などの記録媒体に画像を形成するための画像形成部、ファクシミリ部を含み、画像読取機能、複写機能、ファクシミリ送受信機能を備えている。PC100は、一般的なコンピュータであり、そのハード構成は周知なので、ここでは説明を繰り返さない。
ネットワーク101は、ローカルエリアネットワーク(LAN)であり、接続形態は有線または無線を問わない。またネットワーク101は、LANに限らず、ワイドエリアネットワーク(WAN)、公衆交換電話網(PSTN:Public Switched Telephone Networks)、インターネット等であってもよい。
なお、MFP102,103およびプリンタ104,105は、画像形成装置であり、それらの台数は限定されず、1台以上あればよい。また、PC100は、MFP102,103およびプリンタ104,105を遠隔操作するための端末であり、1台以上あればよく、台数を限定するものではない。
図2は、本実施の形態におけるMFPのハード構成の一例を示すブロック図である。MFP102,103それぞれは、ハード構成および機能が同じなので、ここでは、MFP102を例に説明する。図2を参照して、MFP102は、MFP102の全体を制御する中央演算装置(CPU)110と、CPU110の作業領域として使用されるRAM(Random Access Memory)112と、データを不揮発的に記憶するためのハードディスクドライブ(HDD)113と、表示部114と、操作部115と、外部記憶装置116と、ファクシミリ部27と、通信部28と、電源回路29と、ADF21と、画像読取部22と、画像処理部23と、画像形成部24と、給紙部25と、後処理部26とを含む。
ADF21は、原稿台に搭載された複数枚の原稿をさばいて1枚ずつ順に、画像読取部22に搬送する。ADF21は、原稿の両面を画像読取部22に読み取らせるために、原稿を画像読取部22に搬送して表面を読み取らせた後、原稿を裏返して画像読取部22に搬送して裏面を読み取らせる。画像読取部22は、写真、文字、絵等の画像情報を原稿から光学的に読み取って画像データを取得する。画像処理部23は、CPU110により制御され、CPU110からの指示に基づき画像データを画像処理する。画像形成部24は、画像データが入力されると、画像データに基づいて用紙上に画像を印刷する。
給紙部25は、複数の給紙トレイを有し、指定された給紙トレイに格納した用紙を1枚ずつ画像形成部24に供給する。後処理部26は、画像が形成された用紙を排紙する。後処理部26は、複数の排紙トレイを有し、ソート部、パンチ穴加工部、ステープル加工部を備えている。ソート部は、画像が形成された複数の用紙を複数の排紙トレイにソートして出力する。パンチ穴加工部は、用紙にパンチ穴を開ける。ステープル加工部は、画像が形成された複数の用紙をまとめるためにステープル加工する。
表示部114は、液晶表示装置(LCD)、有機ELD(Electro Luminescence Display)等の表示装置であり、ユーザに対する指示メニューや取得した画像データに関する情報等を表示する。操作部115は、複数のキーを備え、キーに対応するユーザの操作による各種の指示、文字、数字などのデータの入力を受付ける。操作部115は、表示部114上に設けられたタッチパネルをさらに含む。表示部114と操作部115とで、ユーザインターフェースとしての操作パネルを構成する。
通信部28は、MFP102をネットワーク101に接続するための通信インターフェースである。通信部28は、CPU110からの指示に従って、ネットワーク101に接続された外部の機器との間でデータを送受信する。通信部28は、TCP(Transmission Control Protocol)またはFTP(File Transfer Protocol)等の通信プロトコルで通信する。また、通信部28は、シリアルインターフェースであってもよい。MFP102は、通信部28を介して、MFP103、PC100、プリンタ104,105と通信が可能である。
外部記憶装置116は、CD−ROM(Compact Disc−Read Only Memory)116Bが装着可能である。CD−ROM116Bには、後述する電源制御プログラムが記憶されており、CPU110は、外部記憶装置116を制御して、CD−ROM116Bから電源制御プログラムを読出し、読み出した電源制御プログラムをRAM112に記憶し、実行する。
なお、電源制御プログラムを記憶する記録媒体としては、CD−ROM116Bに限られず、フレキシブルディスク、カセットテープ、光ディスク(MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、ICカード、光カード、マスクROM、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electronically EPROM)などの半導体メモリでもよい。さらに、CPU110がネットワーク101に接続されたPC100から電源制御プログラムをダウンロードしてHDD113に記憶する、または、PC100が電源制御プログラムをHDD113に書込みするようにして、HDD113に記憶された電源制御プログラムをRAM112にロードしてCPU110で実行するようにしてもよい。ここでいうプログラムは、CPU110により直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
ファクシミリ部27は、PSTN13に接続され、PSTN13にファクシミリデータを送信する、またはPSTN13からファクシミリデータを受信する。ファクシミリ部27は、受信したファクシミリデータを、HDD113に記憶するとともに、画像形成部24でプリント可能なプリントデータに変換して、画像形成部24に出力する。これにより、画像形成部24は、ファクシミリ部27により受信されたファクシミリデータを用紙にプリントする。また、ファクシミリ部27は、HDD113に記憶されたデータをファクシミリデータに変換して、PSTN13に接続されたファクシミリ装置に送信する。
電源回路29は、サブ電源31と、メイン電源32と、第1スイッチ34と、第2スイッチ33とを含む。第1スイッチ34は、一端が商用電源に接続されており、他端がサブ電源31および第2スイッチ33の一端に接続される。第2スイッチ33は、一端が第1スイッチに接続され、他端がメイン電源32に接続される。サブ電源31は、CPU110、通信部28、ファクシミリ部27に電力を供給する。メイン電源32は、MFP102の全体に電力を供給する。第1スイッチ34および第2スイッチ33は、CPU110により制御される。第1スイッチ34がオンかつ第2スイッチ33がオフの状態では、商用電源から供給される電力は、サブ電源31に供給され、メイン電源32には供給されない。このため、第1スイッチ34がオンかつ第2スイッチ33がオフの状態は、CPU110、通信部28およびファクシミリ部27にのみ電力が供給され、それらが能動化されるが、他の部分ADF21、画像読取部22、画像処理部23、画像形成部24、給紙部25および後処理部26には電力は供給されない。CPU110は、MFP102が節電モードにあるときに、第1スイッチをオンかつ第2スイッチをオフに切り換える。
第1スイッチ34および第2スイッチ33がオンの状態では、サブ電源31がオンで、メイン電源32がオフの状態である。商用電源から供給される電力は、サブ電源31およびメイン電源32に供給される。このため、第1スイッチがオンかつ第2スイッチがオンの状態は、サブ電源31がオンで、メイン電源がオンの状態である。サブ電源31がオンで、メイン電源がオンの状態では、MFP102の全体に電力が供給される。CPU110は、MFP102が通常モードにあるときに、第1スイッチをオンかつ第2スイッチをオンに切り換える。
図3は、MFPのCPUの機能の概要をHDDに記憶する情報とともに示す機能ブロック図である。図3を参照して、CPU110は、操作主体となるユーザを認証するためのユーザ認証部151と、遠隔制御指示を受け付けるための遠隔制御指示受付部152と、ジョブを受け付けHDD113のジョブ記憶部113Aに記憶するジョブ受付部153と、ジョブ記憶部113Aに記憶されたジョブを実行するジョブ実行制御部154と、電源回路29を制御するための電源制御部155と、電源制御前動作実行部156とを含む。
ユーザ認証部151は、MFP102にログインするユーザを認証する。ここでは、ユーザを特定するためのユーザ識別情報とパスワードとを用いてユーザ認証する。MFP102は、ユーザ識別情報とパスワードとを関連付けたユーザデータをHDD113に予め記憶しており、MFP102に入力されるユーザ識別情報とパスワードとを用いて、ログインするユーザを認証する。ユーザが、MFP102を直接操作する場合、ユーザが操作部115にユーザ識別情報とパスワードとを入力すると、ユーザ認証部151は、操作部115からユーザ識別情報とパスワードとを受け付け、ユーザデータを用いて認証する。ユーザがPC100を操作して、MFP102を遠隔操作する場合、PC100からユーザ識別情報とパスワードとが送信され、通信部28により受信される。ユーザ認証部151は、通信部28からPC100からユーザ識別情報とパスワードとを受け付け、ユーザデータを用いて認証する。
遠隔制御指示受付部152は、遠隔制御指示を電源制御部155に出力する。遠隔制御指示受付部152は、操作受付部161を含む。操作受付部161は、通信部28から遠隔操作指示を受け付ける。通信部28は、PC100から遠隔操作指示を受信すると、遠隔操作指示を操作受付部161に出力する。PC100が送信する遠隔操作指示は、ユーザ識別情報とパスワードとを含む場合がある。操作受付部161は、遠隔操作指示とともに受け付けるユーザ識別情報とパスワードとを、ユーザ認証部151に認証を依頼するためにそれらを出力し、ユーザ認証部151から認証結果を受信する。操作受付部161は、ユーザ認証部151による認証が成功した場合に、遠隔操作指示を電源制御部155に出力する。また、特定のユーザ識別情報を予め定めておき、操作受付部161は、その特定のユーザ識別情報とともに遠隔制御指示が受け付けられ、その特定のユーザ識別情報がユーザ認証部151により認証された場合に、遠隔制御指示を電源制御部155に出力するようにしてもよい。
また、遠隔制御指示受付部152は、予め記憶された連動装置から遠隔操作指示を受け付ける。連動装置は、MFP102の管理者により予め登録され、HDD113に記憶される。ここでは、MFP103が連動装置として登録されている例を説明する。通信部28がMFP102から遠隔操作指示を受信すると、遠隔操作指示受付部152は通信部28から遠隔操作指示を受け付ける。一方、遠隔制御指示受付部152は、操作受付部161が遠隔操作指示を受け付けると、連動装置がHDD113に記憶されていれば、その連動装置に遠隔操作指示を送信する。
ジョブ受付部153は、ジョブを受け付け、受け付けたジョブをジョブ記憶部113Aに記憶する。ジョブ受付部153が受け付けるジョブは、操作部115から入力される場合と、通信部28から入力される場合とがある。ジョブは、プリントデータを用紙に画像形成するプリントジョブ、原稿を画像読取部22で読み取らせ、画像読取部22が出力する画像データ(スキャンデータ)をHDD113に記憶するスキャンジョブ、原稿を画像読取部22で読み取らせ、画像読取部22が出力する画像データ(スキャンデータ)を画像形成部24に用紙に画像形成させるコピージョブがある。ジョブ受付部153は、受け付けたジョブを受け付けた順にジョブ記憶部113Aに記憶する。ジョブ受付部153が受け付けるジョブは、ユーザ識別情報と関連付けるようにしてもよい。ジョブが通信部28から入力される場合には、通信部28において、ジョブとともにユーザ識別情報を受信して、ジョブを受信したユーザ識別情報と関連付けてジョブ記憶部113Aに記憶する。ジョブが操作部115から入力される場合には、ジョブを操作部115から入力されるユーザ識別情報と関連付けてジョブ記憶部113Aに記憶する。ユーザに、操作部115にユーザ識別情報とパスワードとを入力させ、ユーザ認証部151により認証が成功することを条件に、ジョブが入力されるのを許可するようにすれば良い。
ジョブ実行制御部154は、ジョブ記憶部113Aに記憶されたジョブを順に読出し、ジョブを実行する。プリントジョブの場合には、プリントデータを画像形成部24に画像形成させ、スキャンジョブの場合には、画像読取部22に原稿を読み取らせ、画像読取部22が出力する画像データ(スキャンデータ)をHDD113に記憶する。コピージョブの場合には、画像読取部22に原稿を読み取らせ、画像読取部22が出力する画像データ(スキャンデータ)を画像形成部24に画像形成させる。
コピージョブがある。
コピージョブがある。
電源制御部155は、遠隔制御指示受付部152から遠隔制御指示が入力され、遠隔制御指示に従って電源回路29を制御する。電源制御部155は、電源回路29の第1スイッチ34および第2スイッチ33それぞれを切り換える。遠隔制御指示が、サブ電源31をオフする指示の場合、電源制御部155は、第1スイッチ34をオンからオフに切り換える。遠隔制御指示が、動作モードを節電モードへ切り換える指示の場合、電源制御部155は、第2スイッチ33をオンからオフに切り換える。電源制御部155は、第1スイッチ34または第2スイッチ33をオンからオフに切り換える前に、電源制御前動作実行部156を能動化し、電源制御前動作実行部156が所定の動作を画像形成部24に実行させた後に、第1スイッチ34または第2スイッチ33をオンからオフに切り換える。
電源制御前動作実行部156は、画像形成部24に電力が供給されている状態から、電力を供給しない状態にする場合に、所定の動作を画像形成部24に実行させる。電源制御前動作実行部156は、画像形成部24に所定の動作を実行させた後、電源制御部155に終了信号を出力する。
図4は、PCで実行される装置管理処理の流れの一例を示す図である。装置管理処理は、PCが備えるCPUが装置管理プログラムを実行することにより、CPUにより実行される処理である。図4を参照して、PC200のCPUは、装置状態を検出する(ステップS01)。MFP102,103およびプリンタ104,105各々に、状態を問い合わせて、それぞれから現在の状態を受信する。状態とは、MFP102,103にあっては、画像形成部24が動作しているプリント中、待機状態にあるスタンバイ、節電モードにあるスリープ、電源オフがある。電源オフの状態は、PCが状態を問合せしても、返信がない場合に電源オフの状態と判断する。
そして、ユーザによる状態一覧画面を表示する指示が受け付けられたか否かを判断する(ステップS02)。そのような指示が受け付けられたならば処理をステップS03に進め、そうでなければ処理をステップS14に進める。ステップS03においては、状態の一覧画面をディスプレイに表示する。
図5は、状態一覧表示画面の一例を示す図である。図5を参照して、状態一覧表示画面は、装置ごとに、選択の項目と、管理No.の項目と、画像形成装置名称の項目と、ネットワーク接続状態の項目と、端末状態の項目とを含む。MFP102がそれに割当てられた装置名MFP Aで示され、ネットワーク接続状態の項目が接続、端末状態がスタンバイとして表示される。MFP103がそれに割当てられた装置名MFP Bで示され、ネットワーク接続状態の項目が接続、端末状態がプリント中として表示される。プリンタ104がそれに割当てられた装置名PRT Aで示され、ネットワーク接続状態の項目が接続、端末状態がプリント中として表示される。プリンタ105がそれに割当てられた装置名PRT Bで示され、ネットワーク接続状態の項目が接続、端末状態がスタンバイとして表示される。PC100のユーザは、一覧表示画面に表示された装置のうちから遠隔操作することを望む装置の選択の項目を指示することで、その装置を遠隔操作対象の装置に選択することができる。また、状態一覧表示画面は、「電源状態一括操作キー」の文字が表されたキーを含む。このキーが指示されることにより、後述する電源状態一括操作画面の表示に切換わる。
図5に戻って、ステップS04においては、装置が選択されたか否かを判断する。装置が選択されたならば処理をステップS05に進め、選択されなければ処理をステップS14に進める。ステップS05においては、操作画面を表示する。操作画面は、選択された装置を遠隔操作するための画面である。
図6は、操作画面の一例を示す第1の図である。図では、MFP102,103およびプリンタ104、105が状態表示画面で選択された場合の、操作画面を示している。図6を参照して、操作画面は、選択された装置の装置名称のタブを含み、装置ごとに操作画面を切換可能に構成される。図では、MFP102のタブMFP Aに対応する操作画面を示している。操作画面は、遠隔操作画面に切り換えるための「電源状態」の文字が表されたキーと、ジョブを設定するための種々のキーを含む。「電源状態」の文字が表されたキーを指示すると、電源操作画面が表示される。
図7(A)は、電源操作画面の一例を示す図である。図7(A)は、図6に示した操作画面で、MFP102に対する操作画面が表示されている状態で、「電源状態」の文字が表されたキーが指示され、表示される電源操作画面を示し、MFP102に対する電源制御指示を入力するための画面である。図7(A)を参照して、電源操作画面は、サブ電源スイッチをオンまたはオフに切り換える電源制御指示と、節電モードをオンまたはオフに切り換える電源制御指示とを入力可能である。サブ電源スイッチをオフに切り換える電源制御指示を入力した場合には、節電モードをオンまたはオフに切り換える電源制御指示を入力することができない。OKの文字が表されたボタンが指示されると、MFP102に対する電源制御指示がPC100で受け付けられる。サブ電源スイッチをオフにする指示が受け付けられると、サブ電源をオフにする電源制御指示が受け付けられる。節電モードをオンにする指示が受け付けられると、節電モードに切り換える電源制御指示が受け付けられる。
図7(B)は、電源状態一括操作画面の一例を示す図である。図7(B)は、図5に示した状態一覧表示画面で、「電源状態一括操作キー」の文字が表されたキーが指示されることにより、表示される画面である。従って、図7(B)に示す電源状態一括操作画面は、MFP102,103およびプリンタ104,105のすべてに対し、同じ電源制御指示を入力するための画面である。OKの文字が表されたボタンが指示されると、電源制御指示がMFP102,103およびプリンタ104,105それぞれに対する電源制御指示がPC100で受け付けられる。
図4に戻って、ステップS06において、電源制御指示が受け付けられたか否かを判断する。電源制御指示が受け付けられたならば処理をステップS07に進め、そうでなければ処理をステップS14に進める。ステップS07においては、ユーザ識別情報を受け付け、次のステップS08においてパスワードを受け付ける。PC100は、ディスプレイにログイン画面を表示して、ユーザ識別情報およびパスワードの入力を受け付ける。そして、受け付けたユーザ識別情報とパスワードとを、電源制御指示の送信対象である装置に送信する(ステップS09)。ここでは、電源制御指示の送信対象をMFP102として説明する。MFP102においては、後述するように、ユーザ識別情報とパスワードとを受信すると、電源制御指示の受け付けが許可されたユーザか否かを判断し、許可されたユーザに割り当てられた識別情報であればログインを許可する信号を返信し、許可されたユーザでなければログインを拒否する信号を返信する。電源制御指示の受付を許可するユーザに割当てられたユーザ識別情報は、MFP102に予め記憶されている。
次に、ステップS10において、ログインが許可されたか否かを判断し、許可されたならば処理をステップS11に進め、拒否されたならば処理をステップS12に進める。ステップS11においては、ステップS06において受け付けた電源制御指示をMFP102に送信し、処理をステップS13に進める。一方、ステップS12においては、エラー処理を実行し、処理をステップS13に進める。エラー処理は、例えば、ログインが拒否されたことを示すメッセージを含むエラー画面をディスプレイに表示する。ステップS13においては、次に遠隔制御指示を送信する装置があるか否かを判断し、存在すれば処理をステップS09に戻し、存在しなければ処理をステップS14に進める。
図8(A)は、ログイン画面の一例を示す図である。ログイン画面は、図4のステップS07およびステップS08においてPC100のディスプレイに表示される画面である。図8(B)は、エラー画面の一例を示す図である。エラー画面は、図4のステップS12においてPC100のディスプレイに表示される画面である。
図4に戻って、PC100は、ステップS14において、MFP102から警告画面を受信した場合には、処理をステップS14に進め、そうでなければ処理をステップS19に進める。ステップS15において受信した警告画面をディスプレイに表示する。警告画面は、MFP102にファクシミリ装置が装着されている場合に、MFP102から送信される画面であり、ファクシミリ装置が装着されている状態で、電源制御をしてもよいか否かを問い合わせるための画面である。MFP102にファクシミリ装置が装着されている状態で、電源が制御されると、メイン電源がオフの場合には、ファクシミリ受信しても画像形成されることなくHDD113に記憶され、用紙に画像形成されなくなり、サブ電源がオフの場合にはファクシミリ装置に電力が供給されないので、ファクシミリ受信できなくなってしまうため、ユーザに確認を求めるためである。
図9は、警告画面の一例を示す図である。警告画面は、OKの文字が表されたボタンと、キャンセルの文字が表されたボタンとを含む。ユーザは、電源制御指示を有効とする場合は、OKの文字が表されたボタンを指示し、電源制御指示を取り消す場合は、キャンセルの文字が表されたボタンを指示すればよい。
図4に戻って、ステップS16において、PC100は、警告画面においてOKの文字が表されたボタンが指示されたならば(ステップS16でYES)、確認信号をMFP102に送信し(ステップS17)、キャンセルの文字が表されたボタンが指示されたならば(ステップS16でNO)、取消信号をMFP102に送信する(ステップS18)。
ここで、MFP102が実行する処理について説明する。図10は、MFPで実行される電源制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。電源制御処理は、MFP102のCPU110が電源制御プログラムを実行することにより、CPU110により実行される処理である。図10を参照して、CPU110は、電源制御指示受信処理を実行する。
電源制御指示受信処理について説明する。図11は、電源制御指示受信処理の流れの一例を示すフローチャートである。CPU110は、連動装置であるMFP103から電源制御指示の遠隔操作指示を受信したか否かを判断する(ステップS71)。電源制御指示を受信したならば処理を遠隔制御処理に戻し、受信しなければ処理をステップS72に進める。ステップS72においては、ユーザ認証が成功したか否かを判断する。PC100から受信したユーザ識別情報およびパスワードを含むユーザデータが、HDD113に記憶されているか否かを判断する。ユーザデータは、ユーザ識別情報とパスワードとを関連付けたデータであり、HDD113に予め記憶されている。PC100から受信したユーザ識別情報とパスワードと同じユーザデータが、HDD113に記憶されていれば、ユーザ識別情報を認証し、記憶されていなければ認証しない。ユーザ識別情報を認証したならば処理をステップS73に進め、認証しなければ処理をステップS78に進める。ステップS73においては、認証されたユーザ識別情報が遠隔操作が認められたユーザに対応するものとして予め定められているか否かを判断する。予め定められたユーザ識別情報であれば処理をステップS74に進めるが、そうでなければ処理をステップS78に進める。MFP102に遠隔操作で電源制御指示することのできるユーザを制限するためである。ステップS74にいては、ログインを許可し、次のステップS75において電源制御指示を受信する。その後処理をステップS76に進める。一方、ステップS78においては、ログインを拒否し、処理をステップS72に戻す。
ステップS76においては、連動装置が存在するか否かを判断する。連動装置がHDD113に記憶されていれば処理をステップS77に進め、記憶されていなければ処理を遠隔制御処理に戻す。ステップS77においては、連動装置に電源制御指示の遠隔操作指示を送信する。ここでは、連動装置としてMFP103が記憶されているので、MFP102に電源制御指示が送信される。このため、MFP102に電源制御指示をすれば、MFP103にも電源制御指示することができる。
図10に戻って、電源制御指示受付処理が終了すると、MFP102にファクシミリ装置が装着されているか否かを判断する(ステップS32)。ファクシミリ装置が装着されていれば処理をステップS33に進め、そうでなければ処理をステップS35に進める。ステップS33においては、警告画面をPC100に送信する。ステップS34においては、電源制御指示を有効とする確認信号をPC100から受信したならば処理をステップS35に進め、電源制御指示を取り消すことを示す取消信号をPC100から受信したならば処理をステップS31に戻す。
ステップS35においては、MFP102の状態を検出し、動作中であれば処理をステップS36に進め、待機中であれば処理をステップS43に進め、節電モードであれば処理をステップS55に進める。
ステップS36においては、実行中のジョブが終了するまで待機状態となり、実行中のジョブが終了したならば処理をステップS37に進める。ステップS37においては、待機ジョブが存在するか否かを判断する。HDD113のジョブ記憶部113Aにジョブが記憶されていれば、待機ジョブが存在すると判断する。待機ジョブが存在すれば処理をステップS38に進め、そうでなければ処理をステップS39に進める。ステップS38においては、ジョブ記憶部113Aから待機ジョブを読出し、ジョブの実行を開始し、処理をステップS39に進める。なお、待機ジョブのうち、電源制御指示をしたユーザのジョブを実行しないようにし、電源制御指示をしたユーザ以外のジョブのみを実行するようにしてもよい。電源制御指示をしたユーザは、自らが指示したジョブが待機ジョブとなっていることを知っているため、電源制御指示を入力することによりその待機ジョブが実行されるのを中止させることができる。
ステップS39においては、操作が受け付けられたか否かを判断する。ユーザによる操作部115の操作を検出したならば、その操作を受け付け(ステップS40)。ユーザによる操作部115の操作を検出しなければ、処理をステップS41に進める。ステップS41においては、ステップS38において開始した待機ジョブが終了したか否かを判断する。待機ジョブが終了したならば処理をステップS42に進め、終了していなければ処理をステップS37に進める。ステップS42においては、待機ジョブが存在するか否かを判断し、存在すれば処理をステップS38に戻し、存在しなければ処理をステップS43に進める。すなわち、ジョブ記憶部113Aに記憶されているジョブを全て実行すると、処理をステップS43に進める。このため、待機ジョブが実行されている間に、操作部115から操作を受け付けるので、受け付けられた操作に基づき新たなジョブが設定された場合には、その新たなジョブがジョブ記憶部113Aに待機ジョブとして追加して記憶される。この新たなジョブを含めた全てのジョブの実行が終了すると、処理がステップS43に進む。したがって、ジョブ記憶部113Aに記憶されているジョブを全て実行した後に、電源制御指示に従った電源制御が実行される。
ステップS43においては、ログインユーザが存在するか否かを判断する。ログインユーザが存在すれば処理をステップS44に進め、存在しなければ処理をステップS45に進める。ステップS44においては、ログインユーザのすべてがログアウトしたか否かを判断する。ログインユーザの全てがログアウトしたならば処理をステップS45に進め、そうでなければ処理をステップS37に戻す。ログインユーザは、操作部115を操作してログインしたユーザと、通信部28を介して遠隔操作によりログインしたユーザとの両方を含む。ログインユーザが新たなジョブを設定する場合がある。新たなジョブが設定された場合には、設定された新たなジョブは、ジョブ記憶部113Aに追加して記憶される。ステップS41においては、この新たなジョブを含めた全てのジョブの実行が終了することを条件に、処理をステップS43に進めるので、ログインユーザが設定したジョブが実行された後に、電源制御指示に従った電源制御が実行される。また、ログインユーザが存在する場合には、電源制御指示が実行されないので、ログインユーザがジョブの設定中に、メイン電源がオフにされて設定されたジョブが失われるのを防止することができる。
ステップS45においては、ステップS40で操作を受け付けてから所定の時間が経過したか否かを判断する。所定の時間が経過していれば処理をステップS46に進め、そうでなければ処理をステップS37に戻す。操作を受け付けてから所定の時間を確保することにより、ジョブの設定が完了する前に、処理がステップS46に進むのを防止するためである。ジョブの設定途中にメイン電源がオフにされて、ジョブの設定操作が無駄になるのを防止するためである。このため、操作の受付が完了した後に、電源制御指示に従った電源制御が実行される。
ステップS46においては、電源オフ動作を開始し、処理をステップS47に進める。電源オフ動作は、画像形成部24に電力が供給されている状態から、電力を供給しない状態にする場合に、画像形成部24により実行される所定の動作である。ステップS47においては、ジョブを受け付けたか否かを判断する。ジョブを受け付けたならば処理をステップS48に進め、そうでなければ処理をステップS54に進める。ステップS48においては、受け付けたジョブに関するジョブ情報を、電源制御指示を送信してきた指示端末、ここではPC100に送信する。ジョブ情報は、例えば、ジョブを設定したユーザを識別するためのユーザ識別情報、ジョブの種類などを含む。
PC100では、図4を参照して、ステップS19において、ジョブ情報受信したならば処理をステップS20に進め、受信しなければ処理をステップS24に進める。ステップS20においては、受信したジョブ情報を表示する。そして、ジョブの実行を許可する指示または許可しない指示のいずれかを受け付け(ステップS21)、許可する指示を受け付けたならば処理をステップS22に進め、許可しない指示を受け付けたならば処理をステップS23に進める。ステップS22においては、許可信号をMFP102に返信し、ステップS23においては不許可信号をMFP102に返信する。
MFP102においては、図10に戻って、ステップS49において、指示端末であるPC100から許可信号を受信したか否かを判断する。許可信号を受信したならば処理をステップS50に進め、不許可信号を受信したならば処理をステップS54に進める。処理をステップS54に進める場合には、ジョブが実行できないことを示すエラーメッセージを表示部114に表示し、ステップS47において受け付けたジョブを消去する。電源制御指示の送信を指示したユーザが、ジョブの実行を許可するか否かを判断できるので、いつまでもジョブの入力が継続されて、MFP102の電源制御が実行されなくなってしまうのを防止することができる。
ステップS50においては、ステップS46で開始した電源オフ動作を中止する。そして、ステップS47において受け付けたジョブを実行する(ステップS51)。そのジョブが終了したか否かを判断し(ステップS52)、終了したならば処理をステップS53に進め、終了していなければ処理をステップS47に戻す。このため、電源オフ動作が開始された後に、ジョブが受け付けられた場合には、電源制御指示を送信してきたユーザの許可があることを条件に、そのジョブを実行させることができる。
ステップS53においては、電源オフ動作を再開する。そして、電源オフ動作が終了したか否かを判断し(ステップS54)、終了したならば処理をステップS55に進め、終了していなければ処理をステップS47に戻す。
ステップS55においては、ステップS31において受信した電源制御指示が、サブ電源をオフにする指示か否かを判断する。サブ電源をオフにする指示であれば処理をステップS56に進め、そうでなく節電モードへの切換の指示であれば処理をステップS59に進める。ステップS56においては、サブ電源がオフの状態を示す信号をネットワーク101にブロードキャストで送信する。このため、MFP102のサブ電源がオフの状態に変化したことを示す状態変化信号を、ネットワーク101に接続されている全ての装置に知らせることができる。次に、状態変化をMFP102のユーザに通知する(ステップS57)。例えば、サブ電源がオフになることを示すメッセージを含む警告画面を表示部114に表示する。図12に、警告画面の一例を示す。そして、サブ電源をオフにする(ステップS58)。具体的には、電源回路29の第1スイッチ34を開く。
ステップS59においては、節電モードの状態に変化したことを示す状態変化信号をネットワーク101にブロードキャストで送信する。このため、MFP102が節電モードになったことを、ネットワーク101に接続されている全ての装置に知らせることができる。次に、状態変化をMFP102のユーザに通知する(ステップS60)。例えば、節電モードになることを示すメッセージを含む警告画面を表示部114に表示する。そして、メイン電源をオフにする(ステップS61)。具体的には、電源回路29の第2スイッチ33を開く。
再度、図4を参照して、PC100は、ステップS24においては、状態変化信号をMFP102から受信したか否かを判断し、受信したならば処理をステップS25に進め、受信しなければ処理をステップS01に戻す。ステップS25においては、状態変化画面を表示する。図13に状態変化画面の一例を示す。ネットワーク101に接続されている装置であれば、状態変化信号を受信可能なので、状態表示画面を表示することができる。
なお、ここでは、電源オフ動作が終了した後に、状態変化を通知するようにしたが、電源制御指示を受信した後に、電源制御が実行されることを予告する予告画面を表示部114に表示するようにしてもよい。図14は、予告画面の一例を示す図である。
<電源制御指示の変形例>
上述した電源制御指示は、サブ電源をオフにする指示または節電モードに切り換える指示のいずれかを含むものであったが、変形例においては、電源制御指示を出してからそれが実行されるまでの時間を指定可能にしたものである。
上述した電源制御指示は、サブ電源をオフにする指示または節電モードに切り換える指示のいずれかを含むものであったが、変形例においては、電源制御指示を出してからそれが実行されるまでの時間を指定可能にしたものである。
図15(A)は、変形例における電源操作画面の一例を示す第1の図である。図15(A)を参照して、サブ電源スイッチのオンとオフを設定する領域に加えて、タイマー時間を設定する領域を含み、節電モードへの切換を設定する領域に加えて、タイマー時間を設定する領域を含む。図15(B)は、変形例における電源操作画面の一例を示す第2の図である。図15(B)を参照して、サブ電源スイッチのオンとオフを設定する領域に加えて、実行時刻であるタイマー値を設定する領域を含む。
変形例におけるMFP102においては、図10に示したのと同様の電源制御処理が実行されるが、ステップS32以降の処理は、電源制御指示とともにタイマー時間を受信した場合には、電源制御指示を受信してからタイマー時間が経過したときに実行し、電源制御指示とともにタイマー時刻を受信した場合には、タイマー時刻になったときに実行する。
<遠隔制御の変形例>
上述した画像処理システム1は、PC100においてMFP102,103およびプリンタ104,105を遠隔制御して、電源制御を可能にした。遠隔制御の変形例における画像処理システムは、MFP102,103およびプリンタ104,105を、ファクシミリ装置からファクシミリ送信することにより、または、PC100または携帯電話から電子メールを送信することにより、遠隔制御するようにしたものである。以下、上述したMFP102と異なる点を主に説明する。
上述した画像処理システム1は、PC100においてMFP102,103およびプリンタ104,105を遠隔制御して、電源制御を可能にした。遠隔制御の変形例における画像処理システムは、MFP102,103およびプリンタ104,105を、ファクシミリ装置からファクシミリ送信することにより、または、PC100または携帯電話から電子メールを送信することにより、遠隔制御するようにしたものである。以下、上述したMFP102と異なる点を主に説明する。
図16は、変形例における遠隔制御指示受付部の詳細な構成を示す機能ブロック図である。図16を参照して、遠隔制御指示受付部152Aは、電子メール受信部162と、ファクシミリデータ受信部163と、電源制御信号抽出部164とを含む。
電子メール受信部162は、通信部28に電子メールを受信させ、受信した電子メールを電源制御信号抽出部164に出力する。ファクシミリデータ受信部163は、ファクシミリ部27がファクシミリデータを受信すると、ファクシミリデータを電源制御信号抽出部164に出力する。
電源制御信号抽出部164は、予め定められた電源制御信号を、電子メールまたはファクシミリデータから抽出する。電源制御信号抽出部164は、電源制御信号を電子メールまたはファクシミリデータから抽出すると、抽出した電源制御信号に対応する電源制御指示を電源制御部155に出力する。電源制御信号は、電源制御指示に対応して予め定められた文字列または記号などである。
電子メール受信部162は、発信元の電子メールアドレスが予め定められた電子メールのみを受信し、ファクシミリデータ受信部163は、予め定められたファクシミリ番号から着信したファクシミリデータのみを受信する。予め定められた電子メールアドレスに制限することにより、遠隔制御指示を電子メールで送信することのできるユーザを制限することができる。また、ファクシミリ番号を制限することにより、遠隔制御指示をファクシミリで送信することが可能なファクシミリ装置を制限することができる。また、ファクシミリデータまたは電子メールからユーザ識別情報およびパスワードを抽出するようにして、抽出したユーザ識別情報およびパスワードをユーザ認証部151で認証するようにしてもよい。
図17は、変形例における電源制御指示受信処理の流れを示すフローチャートである。この変形例における電源制御指示受信処理は、図10のステップS31において実行される処理である。図17を参照して、ファクシミリ受信したか否かを判断し(ステップS81)、ファクシミリ受信したならば処理をステップS82に進め、そうでなければ処理をステップS83に進める。ステップS82においては、ファクシミリデータから電源制御指示信号を抽出し、電源制御指示信号を抽出したならば処理を電源制御処理に戻し、抽出しなければ処理をステップS83に進める。
ステップS83においては、電子メールを受信したか否かを判断し、電子メールを受信したならば処理をステップS84に進め、そうでなければ処理をステップS81に戻す。ステップS84においては、電子メールから電源制御指示信号を抽出し、電源制御指示信号を抽出したならば処理を電源制御処理に戻し、抽出しなければ処理をステップS81に戻す。
図18は、携帯電話で電子メールをMFPに送信する具体例を示す図である。図18(A)は、携帯電話の外観を示す図である。図18(B)は、電子メールの一例を示す図である。図18(B)を参照して、電子メールのアドレスは、MFP102に割当てられたアドレスが設定される。電子メールの内容は、電源OFFの文字を含む。この電源OFFの文字は、サブ電源をオフするための電源制御指示に予め対応付けられている。MFP102は、図10に示したのと同様の電源制御処理を実行し、携帯電話から電子メールを受信すると、サブ電源をオフにする。ただし、図10のステップS56において、サブ電源がオフの状態をネットワーク101にブロードキャストで送信するのに加えて、受信した電子メールを返信することにより、携帯電話にサブ電源がオフの状態となったことを記述した電子メールを送信する。図18(C)は、返信メールの一例を示す図である。
図19に、遠隔制御の変形例において、図10のステップS57で表示部114に表示される警告画面の一例を示す。図20に、遠隔制御の変形例において、ネットワーク101に接続された装置、例えばPC100に表示される状態変化画面の一例を示す。
以上説明したように第1の実施の形態におけるMFP102は、遠隔操作により電源を制御するための指示が受け付けられたとき、実行するためのジョブが存在する場合は、実行するためのジョブの全てが実行された後に、電源を制御するための指示に従って電源を制御するので、実行しているジョブが途中で中断されることなく最後まで実行され、待機中のジョブが失われることなく実行される。このため、遠隔操作するユーザは、画像形成装置が実行するためのジョブの存在を確認することなく電源制御のための遠隔操作をすることができる。
また、遠隔操作により電源を制御するための指示が受け付けられたとき、操作を受け付けている場合は、該操作の受付が終了した後に、電源を制御するための指示に従って電源を制御するので、MFP102を操作しているユーザが、操作を入力している最中に、操作の入力が中断されることなく最後まで操作を入力することができる。また、その操作に基づきジョブが設定された場合には、設定されたジョブが実行された後に電源が制御されるので、設定したジョブが失われるのを防止して、最後までジョブを実行することができる。
また、サブ電源をオフする、またはメイン電源をオフして節電モードに切り換える直前に、状態が変化する信号をネットワーク101に接続された装置に送信するので、ネットワーク101に接続された装置に状態が切換わることを通知することができる。
また、電源を制御する信号を送信してきたPC100に電源を制御してもよいか否かを確認するための確認画面を送信するので、MFP102がファクシミリ装置を備える場合に、ファクシミリ装置が動作しなくなることをPC100のユーザに知らせて注意を喚起することができる。
また、電源を制御する指示が受け付けられ、画像形成部24が電源をオフする前に実行する所定の処理を実行している最中に、新たなジョブが設定された場合には、画像形成部24に所定の処理の実行を中止させ、新たなジョブを実行した後に、画像形成部24に所定の処理を実行させる。このため、画像形成部24が所定の処理を実行している最中に、新たなジョブの設定が可能となる。
また、遠隔操作指示をすることのできるユーザを予め定められたユーザに制限するので、MFP102の電源が不用意に切断されることがない。
さらに、遠隔操作により電源制御指示が受信された場合に、予め定められた連動装置がある場合には、その連動装置に電源制御指示を送信するので、遠隔操作により電源制御指示を1つのMFPに送信するだけで、複数のMFPの電源を制御することができる。
また、電子メールまたはファクシミリをMFP102に送信することにより、MFP102の電源を制御できるので、遠隔操作を容易にすることができる。
<第2の実施の形態>
第2の実施の形態におけるMFP102は、災害が発生すると、自動的に電源制御処理を実行するようにしたものである。以下、第1の実施の形態におけるMFP102と異なる点を主に説明する。
第2の実施の形態におけるMFP102は、災害が発生すると、自動的に電源制御処理を実行するようにしたものである。以下、第1の実施の形態におけるMFP102と異なる点を主に説明する。
図21は、第2の実施の形態におけるMFPのハード構成の一例を示すブロック図である。図2に示したハード構成と異なる点は、災害予兆検出部30が追加された点である。その他の構成は、第1の実施の形態におけるMFP102と同じである。
災害予兆検出部30は、地震の発生により最初に伝達するP波を検知するセンサを含む。災害予兆検出部30は、P波を検知すると、直ちにCPU110にP波が検知されたことを示す災害発生信号を出力する。このため、P波が検知されてから、第2の振動のS波が到達する前までに、データをバックアップすることができる。また、災害予兆検出部30は、建物の火災報知機と接続されて、火災発生情報を受信する。災害予兆検出部30は、火災発生情報を受信すると、災害発生信号をCPU110に出力する。
図22は、第2の実施の形態におけるMFPの遠隔制御指示受付部の詳細な構成を示す機能ブロック図である。図22を参照して、遠隔制御指示受付部152Bは、災害情報受信部165と、災害検出部166とを含む。第2の実施の形態における遠隔制御指示受付部152Bが出力する電源制御指示は、サブ電源をオフする電源制御信号のみである。
災害情報受信部165は、通信部28が、公的または民間の災害予告機関から発信される、大雨、洪水、雷、地震などの災害予告情報を受信すると、遠隔操作指示を電源制御部155に出力する。災害検出部166は、災害予兆検出部30から災害発生信号が入力されると、電源制御指示を電源制御部155に出力する。
図23は、第2の実施の携帯におけるMFPで実行される電源制御指示受信処理の流れを示すフローチャートである。この変形例における電源制御指示受信処理は、図10のステップS31において実行される処理である。図23を参照して、災害発生を検出したか否かを判断し(ステップS91)、災害発生を検出したならば処理を電源制御処理に戻し、そうでなければ処理をステップS92に進める。災害予兆検出部30から災害発生信号が入力されると、災害の発生を検出する。ステップS92においては、通信部28が災害予告情報を受信したか否かを判断し、災害予告情報を受信したならば処理を電源制御処理に戻し、そうでなければ処理をステップS91に戻す。
第2の実施の形態におけるMFP102は、災害予告情報を受信した後、または、災害発生を検出した後に、電源制御が実行されることを予告する予告画面を表示部114に表示する。図24(A)および図24(B)は、第2の実施の形態における予告画面の一例を示す図である。図25は、第2の実施の形態における画像処理システムにおいて、PC100に表示される状態変化画面の一例を示す図である。
以上説明したように第2の実施の形態におけるMFP102は、災害の発生が検出されたとき、実行するためのジョブが存在する場合は、実行するためのジョブの全てが実行された後に、電源をオフにするので、ジョブが失われるのを防止することができる。また、災害発生時に漏電による火災が発生するのを防止することが可能な画像形成装置を提供することができる。
また、災害の発生が検出されたとき、操作を受け付けている場合は、該操作の受付が終了した後に、電源をオフにするので、MFP102を操作しているユーザが、操作を入力している最中に、操作の入力が中断されることなく最後まで操作を入力することができる。また、その操作に基づきジョブが設定された場合には、設定されたジョブが実行された後に電源が制御されるので、設定したジョブが失われるのを防止して、最後までジョブを実行することができる。また、災害が発生する予告を表示部114に表示するので、ユーザは、災害が発生することを事前にしることができ、非難することができる。
なお、上述した実施の形態においては、画像処理システム1について説明したが、図10、図11、図17および図23に示した処理をMFP102に実行させるための電源制御方法または電源制御プログラムとして発明を捉えることができるのは言うまでもない。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
<付記>
(1) 操作主体を認証するための認証手段を含み、
前記操作待機制御手段は、前記操作受付手段が所定の操作主体による操作を受け付けている場合に、該操作の受付が終了した後に、前記受け付けられた電源を制御するための指示に従って電源を制御する、請求項2に記載の画像形成装置。
(2) (1)において、
前記操作待機制御手段は、前記遠隔操作指示受付手段により受け付けられた電源を制御するための指示の操作主体が、前記操作受付手段が受け付けている操作の操作主体と異なることを条件に、前記受け付けられた電源を制御するための指示に従って電源を制御する。
(3) ネットワークに接続されたコンピュータから災害情報を受信するための災害情報受信手段をさらに備え、
遠隔操作指示受付手段は、前記ネットワークに接続されたコンピュータから受信される災害情報を、前記電源を制御するための指示として受け付ける災害情報受付手段を含む、請求項1に記載の画像形成装置。
この発明に従えば、ジョブが失われるのを防止するとともに、災害発生時に漏電による火災が発生するのを防止することが可能な画像形成装置を提供することができる。
(4) 災害の発生を検出するための災害発生検出手段と、
ジョブを実行するジョブ実行手段と、
電源を制御する電源制御手段とを備え、
前記電源制御手段は、前記災害発生検出手段により災害の発生が検出されたとき、前記ジョブ実行手段が実行するためのジョブが存在する場合は、前記ジョブ実行手段が実行するためのジョブの全てを実行した後に、電源をオフにする電源オフ手段を含む、画像形成装置。
この発明に従えば、災害の発生が検出されたとき、実行するためのジョブが存在する場合は、実行するためのジョブの全てが実行された後に、電源がオフにされる。このためジョブが失われるのを防止するとともに、災害発生時に漏電による火災が発生するのを防止することが可能な画像形成装置を提供することができる。
(5) ネットワークを介して接続された画像形成装置を制御するための制御端末であって、
前記画像形成装置の主電源の状態を検出する検出手段と、
前記検出した主電源の状態を表示する表示手段とを備え、
前記表示手段は、複数ある状態の色を異ならせて表示する、制御端末。
(6) ネットワークを介して接続された複数の画像形成装置を制御するための制御端末であって、
前記複数の画像形成装置各々の主電源の状態を検出する検出手段と、
前記複数の画像形成装置各々の主電源の状態を表示する表示手段とを備えた、制御端末。
(1) 操作主体を認証するための認証手段を含み、
前記操作待機制御手段は、前記操作受付手段が所定の操作主体による操作を受け付けている場合に、該操作の受付が終了した後に、前記受け付けられた電源を制御するための指示に従って電源を制御する、請求項2に記載の画像形成装置。
(2) (1)において、
前記操作待機制御手段は、前記遠隔操作指示受付手段により受け付けられた電源を制御するための指示の操作主体が、前記操作受付手段が受け付けている操作の操作主体と異なることを条件に、前記受け付けられた電源を制御するための指示に従って電源を制御する。
(3) ネットワークに接続されたコンピュータから災害情報を受信するための災害情報受信手段をさらに備え、
遠隔操作指示受付手段は、前記ネットワークに接続されたコンピュータから受信される災害情報を、前記電源を制御するための指示として受け付ける災害情報受付手段を含む、請求項1に記載の画像形成装置。
この発明に従えば、ジョブが失われるのを防止するとともに、災害発生時に漏電による火災が発生するのを防止することが可能な画像形成装置を提供することができる。
(4) 災害の発生を検出するための災害発生検出手段と、
ジョブを実行するジョブ実行手段と、
電源を制御する電源制御手段とを備え、
前記電源制御手段は、前記災害発生検出手段により災害の発生が検出されたとき、前記ジョブ実行手段が実行するためのジョブが存在する場合は、前記ジョブ実行手段が実行するためのジョブの全てを実行した後に、電源をオフにする電源オフ手段を含む、画像形成装置。
この発明に従えば、災害の発生が検出されたとき、実行するためのジョブが存在する場合は、実行するためのジョブの全てが実行された後に、電源がオフにされる。このためジョブが失われるのを防止するとともに、災害発生時に漏電による火災が発生するのを防止することが可能な画像形成装置を提供することができる。
(5) ネットワークを介して接続された画像形成装置を制御するための制御端末であって、
前記画像形成装置の主電源の状態を検出する検出手段と、
前記検出した主電源の状態を表示する表示手段とを備え、
前記表示手段は、複数ある状態の色を異ならせて表示する、制御端末。
(6) ネットワークを介して接続された複数の画像形成装置を制御するための制御端末であって、
前記複数の画像形成装置各々の主電源の状態を検出する検出手段と、
前記複数の画像形成装置各々の主電源の状態を表示する表示手段とを備えた、制御端末。
1 画像処理システム、22 画像読取部、23 画像処理部、24 画像形成部、25 給紙部、26 後処理部、27 ファクシミリ部、28 通信部、29 電源回路、30 災害予兆検出部、31 サブ電源、32 メイン電源、33 第2スイッチ、34 第1スイッチ、101 ネットワーク、102,103 MFP、104,105 プリンタ、113A ジョブ記憶部、114 表示部、115 操作部、116 外部記憶装置、116A CD−ROM、151 ユーザ認証部、152,152A,152B 遠隔制御指示受付部、153 ジョブ受付部、154 ジョブ実行制御部、155 電源制御部、156 電源制御前動作実行部、161 操作受付部、162 電子メール受信部、163 ファクシミリデータ受信部、164 電源制御信号抽出部、165 災害情報受信部、166 災害検出部。
Claims (18)
- 遠隔操作による指示を受け付ける遠隔操作指示受付手段と、
ジョブを実行するジョブ実行手段と、
電源を制御する電源制御手段とを備え、
前記電源制御手段は、前記遠隔操作指示受付手段により電源を制御するための指示が受け付けられたとき、前記ジョブ実行手段が実行するためのジョブが存在する場合は、前記ジョブ実行手段が実行するためのジョブの全てを実行した後に、前記受け付けられた電源を制御するための指示に従って電源を制御するジョブ待機後制御手段を含む、画像形成装置。 - 遠隔操作による指示を受け付ける遠隔操作指示受付手段と、
操作を受け付けるための操作受付手段と、
電源を制御する電源制御手段とを備え、
前記電源制御手段は、前記遠隔操作指示受付手段により電源を制御するための指示が受け付けられたとき、前記操作受付手段が操作を受け付けている場合は、該操作の受付が終了した後に、前記受け付けられた電源を制御するための指示に従って電源を制御する操作待機制御手段を含む、請求項1に記載の画像形成装置。 - 少なくとも1つの操作端末とネットワークを介して通信するための通信手段をさらに備え、
前記遠隔操作指示受付手段は、前記通信手段が前記少なくとも1つの操作端末より受信した電源を制御するための指示を受け付ける電源制御指示受信手段を含む、請求項1または2に記載の画像形成装置。 - 前記通信手段は、前記電源制御手段が電源を制御する直前に、電源を制御した後の状態を示す信号を前記ネットワークに送信する状態送信手段を含む、請求項3に記載の画像形成装置。
- 少なくとも1つの操作端末とネットワークを介して通信するための通信手段をさらに備え、
前記遠隔操作指示受付手段は、前記通信手段が前記電源を制御するための指示を受信したとき、前記電源を制御するための指示を確認するための確認画面を、前記電源を制御するための指示を送信してきた前記操作端末に送信する確認画面送信手段をさらに備えた、請求項1〜2のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記電源制御手段は、前記遠隔操作指示受付手段により前記電源を制御するための指示として電源をオフにする指示が受け付けられた場合、電源をオフにする電源オフ制御手段を含む、請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記電源制御手段は、前記遠隔操作指示受付手段により前記電源を制御するための指示として節電モードに切り換える指示が受け付けられた場合、出力する電力を少なくする節電モードに切り換えるモード切換手段を含む、請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記電源制御手段は、電源を制御する前に所定の処理を実行する電源制御前動作実行手段と、
前記遠隔操作指示受付手段により電源を制御する指示が受け付けられた後、前記電源制御前動作実行手段が前記所定の処理を実行している間に、新たなジョブが入力された場合、該新たなジョブを実行するか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段による判断結果に基づいて、前記電源制御前動作実行手段による前記所定の処理の実行を中止させ、前記新たなジョブを実行した後に前記電源制御前動作実行手段を能動化する電源制御前動作制御手段と、を含む請求項1に記載の画像形成装置。 - 操作主体を認証するための認証手段をさらに備え、
前記遠隔操作指示受付手段は、前記認証手段により認証された操作主体を特定した指示を受け付ける指示受付手段をさらに備えた、請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記指示受付手段は、予め定められた操作主体を特定した指示を受け付ける、請求項9に記載の画像形成装置。
- ネットワークに接続された他の画像処理装置と通信するための通信手段をさらに備え、
前記遠隔操作指示受付手段は、前記通信手段が前記ネットワークに接続された他の画像形成装置から受信した前記電源を制御するための指示を受け付ける連動電源制御指示受付手段を含む、請求項1に記載の画像形成装置。 - ネットワークに接続された他の画像処理装置と通信するための通信手段をさらに備え、
前記通信手段は、前記遠隔操作指示受付手段により前記電源を制御するための指示が受け付けられることに応じて、前記ネットワークに接続された他の画像形成装置に前記電源を制御するための指示を送信する連動電源制御指示送信手段とをさらに備えた、請求項1に記載の画像形成装置。 - 電子メールを受信する電子メール受信手段をさらに備え、
前記遠隔操作指示受付手段は、前記受信された電子メールに含まれる予め定められた電源制御信号を、前記電源を制御するための指示として受け付ける電源制御指示受付手段を含む、請求項1に記載の画像形成装置。 - ファクシミリ装置をさらに備え、
前記遠隔操作指示受付手段は、前記ファクシミリ装置により受信されたファクシミリデータに含まれる予め定められた電源制御信号を、前記電源を制御するための指示として受け付ける電源制御指示受付手段を含む、請求項1に記載の画像形成装置。 - 遠隔操作による指示を受け付けるステップと、
ジョブを実行するステップと、
遠隔操作により電源を制御するための指示が受け付けられたとき、実行するためのジョブが存在する場合は、実行するためのジョブの全てを実行した後に、前記遠隔操作により受け付けられた電源を制御するための指示に従って電源を制御するステップと、を含む電源制御方法。 - 遠隔操作による指示を受け付けるステップと、
操作を受け付けるためのステップと、
遠隔操作により電源を制御するための指示が受け付けられたとき、前記操作受付ステップにより操作が受け付けられている場合は、該操作の受付が終了した後に、前記遠隔操作により受け付けられた電源を制御するための指示に従って電源を制御するステップと、を含む画像制御方法。 - 遠隔操作による指示を受け付けるステップと、
ジョブを実行するステップと、
遠隔操作により電源を制御するための指示が受け付けられたとき、実行するためのジョブが存在する場合は、実行するためのジョブの全てを実行した後に、前記遠隔操作により受け付けられた電源を制御するための指示に従って電源を制御するステップと、を画像形成装置に実行させる電源制御プログラム。 - 遠隔操作による指示を受け付けるステップと、
操作を受け付けるためのステップと、
遠隔操作により電源を制御するための指示が受け付けられたとき、前記操作受付ステップにより操作が受け付けられている場合は、該操作の受付が終了した後に、前記遠隔操作により受け付けられた電源を制御するための指示に従って電源を制御するステップと、を画像形成装置に実行させる電源制御プログラム。
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