JP2007318673A - センサカメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】撮像する領域を含む周囲の明るさが暗くなっても画像センサによるセンシングが安定して行え且つ撮像により得られる画像に白飛びが生じないセンサカメラを提供することにある。
【解決手段】明るさ判断部9は、装置周辺の明るさを検出する明るさセンサ5が検出する明るさレベルが一定以下となると照明が必要であるか否か判断し、その判断信号を明るさ制御部10へ出力する。明るさ制御部10は、判断信号が入力されると、照明装置8の光源を点灯させ明るさが所定レベルとなるように光源の光量を制御する。そして画像センサ4が移動物体を検知し、撮像カメラ1で撮像した移動物体の画像をインターホン親器101へ伝送する期間となると、明るさ制御部10は照明装置8の光源の光量を制御して照明の明るさを暗くする。
【選択図】図1

Description

本発明は、インターホン装置等に付加するセンサ付きのセンサカメラに関するものである。
昨今の防犯意識の向上により、来訪者の顔を確認できる又は不在時の来訪者の顔を録画できる等の便利性が評価され、住宅向けのドアホンカメラシステムが普及している。また普及に伴い住宅への侵入の未然防止を目的として監視カメラを端末として追加してシステムアップを図り、住宅周辺の警戒が行えるドアホンカメラシステムも提供されてきている。
図8はその一例の概略図を示しており、この図示例では、住宅Hの門Gに設置したカメラ付きドアホン子器100と住宅H内に設置したドアホン親器101との間でインターホンとしての通話とともにドアホン子器100のカメラで捉えた来訪者をドアホン親器101のモニタ装置Mで映し出される画像で確認でき且つ当該画像を録画できるようになっているドアホンシステムにおいて、例えば住宅Hの外壁に人検知用センサ付きのセンサカメラ102を取り付け、人検知用センサが敷地103内の侵入者を検知すると、その検知情報及びセンサカメラ102の撮像手段で撮像した画像をドアホン親器101へ送って、モニタ装置Mでその画像を映し出すとともにドアホン親器101に備わった報知装置での発報を行う一方、センサカメラ102に設けてある照明装置104を点灯させて侵入者に威嚇を与えるようになっている。
この種のセンサカメラ102には人検知用センサとして、コスト面や設計的な利便性により、人体から発せられる熱線(赤外線)を検出することで人を検知する熱線センサを採用したものがある(例えば特許文献1)。
特開2004−88380公報 (段落0015〜0018)
ところで、上述の熱線センサは図9(a)に示す被検知対象である移動物体(m)が熱線センサX方向に近づく動きに対しては、背景との熱変化を捉えにくく、また図9(b)に示すように使用する焦電素子Sのエレメントの極性が逆配置されているため近づきなどの場合には発生信号をキャンセルし、感度が低下する傾向があった。
そして特許文献1に開示されているセンサカメラでは、検知領域に人が侵入したときに横切り、近づきに関わらず、侵入者を確実に検知して報知するとともに、ドアホン親器101に画像を伝送して画像を録画する等の機能が要求されるが、上述したように熱線センサXでは、熱線センサに近づく人の検知感度は低く、しかもセンサカメラは、図10(a)に示すように熱線センサが人を検知した後、ドアホン親器100から図10(b)に示すように給電する方式を採用しているため、センサカメラの立ち上がりが図10(c)に示すように遅く、そのため図10(d)に示すように人検知からセンサカメラの撮像画像が出力されるまでの時間に遅れが生じ、そのためドアホン親器100で録画の開始も図10(e)に示すように時間Tだけ遅れ、その結果録画画像には、熱線センサXの検知領域の侵入から通過するまでの侵入者の姿が何も映っていないという問題があり、そのため特許文献1に開示されている構成では、移動物体(人)が検知領域内に止まっているときに録画するような方法等が採用されている。
そのような熱線センサXの課題を解決するために、撮像された画像から人を検知する画像センサを採用するものも提供されてきているが、撮像領域を含む周囲の明るさが低下すると、画像全体のコントラストが小さくなり、画像センサとしての感度が低下するという課題があった。このような感度の低下を防ぐために、通常は周囲が暗くなる夜間においては照明を使用して所定の明るさを確保し、安定したセンシングが行えるようにしているが、撮像手段から検知対象である移動物体(人)までの距離に応じて移動物体の明るさが変化するため、例えば遠方で十分な明るさを確保するような照明を行うと、撮像カメラの近傍で移動物体を撮像して得られる画像は白飛びした画像となるという問題があった。
本発明は、上述の問題に鑑みて為されたもので、その目的とするところは撮像する領域を含む周囲の明るさが暗くなっても画像センサによるセンシングが安定して行え且つ撮像により得られる画像に白飛びが生じないセンサカメラを提供することにある。
上述の目的を達成するために請求項1の発明では、請求項1の発明では、所定の領域を撮像する撮像手段と、撮像手段の撮像画像から移動物体を検知する画像処理手段と、撮像画像信号を出力する手段とを備えたセンサカメラにおいて、周辺の明るさを判断する明るさ判断手段と、該明るさ判断手段が判断する明るさが一定以下の場合に照明手段を点灯させるとともに前記照明手段の光量を制御する明るさ制御手段とを備えていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、周辺が暗くても照明手段を点灯することにより、センシングの感度が低下しないコントラストの画像が得られて確実にセンシングができ、しかも照明手段の光量を制御することで、白飛びが生じない画像を得ることが可能となり、その結果画像をモニタ装置でモニタする場合にも、映し出される画像の確認を良好に行える。
請求項2の発明では、請求項1の発明において、前記明るさ制御手段は、撮像手段で得られた画像をモニタ装置で映すためのモニタ用画像を前記撮像手段で撮像する際の照明の明るさが、前記画像処理手段で移動物体を検知するためのセンシング用画像を撮像する際の照明の明るさより暗くなるように前記照明手段の光量を制御することを特徴とする。
請求項2の発明によれば、モニタ装置で画像をモニタするだけでセンシングする必要のない場合には、映し出される画像から人が判断できる程度の明るさとなるように照明手段の光量を制御することで消費電力を少なくできるとともに照明手段の寿命をのばすことができ、しかも画像センサのセンシング時には必要な明るさを確保することができる。
請求項3の発明では、請求項1の発明において、前記明るさ制御手段は、前記撮像手段の撮像画像から検出される画像上の移動物体の大きさに基づいて前記照明手段の光量を制御することを特徴とする。
請求項3の発明によれば、撮像手段の近辺方向に移動物体が移動する場合に画像上の移動物体の大きさが段々と大きくなることを利用して撮像手段と移動物体との距離に応じた最適な照明環境を作ることができる。
請求項4の発明では、請求項1の発明において、前記明るさ制御手段は、前記撮像手段の撮像画像から検出される移動物体の画像上の位置に基づいて前記照明手段の光量を制御することを特徴とする。
請求項4の発明によれば、撮像手段の近辺方向に移動物体が移動する場合に、移動物体の位置が画像の下端方向へ移動することを利用して撮像手段と移動物体との距離に応じた最適な照明環境を作ることができる。
請求項5の発明では、請求項1の発明において、前記明るさ制御手段は、前記撮像手段の撮像画像から検出される移動物体の明るさに基づいて前記照明手段の光量を制御することを特徴とする。
請求項5の発明によれば、移動物体そのものの明るさで照明手段の光量を制御することで、移動物体に対して最適な照明環境を作ることができる
請求項6の発明では、所定の領域を撮像する撮像手段と、撮像手段の撮像画像から移動物体を検知する画像処理手段とを備えたセンサカメラにおいて、周辺の明るさを判断する明るさ判断手段と、該明るさ判断手段が判断する明るさが一定以下の場合に照明手段を点灯させるとともに前記撮像手段の撮像画像から検出される移動物体の明るさに基づいて前記撮像手段の利得を変化させる明るさ制御手段を備えていることを特徴とする。
請求項6の発明によれば、周囲が暗くても照明手段を点灯することにより、画像センサのセンシングの感度が低下しないコントラストの画像が得られて確実に画像センサによるセンシングができ、しかも撮像カメラの利得を制御することで、白飛びが生じない画像が得られてモニタ装置で映し出される画像から人の確認も確実に行える。
請求項7の発明では、請求項1乃至6の何れか一つに記載の発明において、前記明るさ判断手段は、前記撮像手段の撮像画像の輝度レベルを含む明るさに関連する撮像手段の諸元値で明るさ判断を行うことを特徴とする。
請求項7の発明によれば、撮像手段の画像から明るさ判断を行うため、最適な明るさ判断が行え、確実にセンシングに必要な照明環境を作り出すとともに、白飛びのない画像が得られることになる。
本発明は、周囲が暗くても照明を点灯することにより、画像センサのセンシングの感度が低下しないコントラストの画像が得られて確実に画像センサによるセンシングができ、しかも白飛びが生じない画像が得られて結果画像をモニタ装置でモニタする場合にも、映し出される画像の確認を良好に行えるという効果がある。
以下本発明を実施形態により説明する。
(実施形態1)
図1は本実施形態のセンサカメラの構成を示しており、本実施形態のセンサカメラは、例えば住宅の外壁に取り付けられ、所定の領域(例えば住宅の敷地)を撮像するための撮像手段たる撮像カメラ1と、撮像カメラ1から出力されるYUV形式の撮像画像データをNTSC方式の画像信号に変換するYUV/NTSC変換部2及びこのYUV/NTSC変換部2から出力されるNTSC方式の画像信号を所定の変調方式で変調して、住宅内に設けた例えばドアホン親器101のモニタ装置Mへ信号線Lを介して伝送する伝送部3からなるモニタ系回路と、撮像カメラ1から出力される画像データから移動物体(侵入者)を検知する画像センサ4と、画像センサ4の検知情報から人の検知判断を行い、この判断に基づいて報知・警報部6に報知音を発生させたり、敷地内を照射する威嚇用の照明灯(図示せず)を点灯させるための信号を出力する信号処理部7とを備えるとともに、撮影領域を含む周囲の明るさを検知する明るさセンサ5と、撮影領域を照明する照明手段たる照明装置8と、明るさセンサ5が検知する明るさを判断する明るさ判断部(明るさ判断手段)9と、明るさセンサ5が検知する明るさ(照度)が一定以下となった場合に照明装置8を点灯させるとともに、明るさ判断部9を通じて得られる明るさに基づいて撮像カメラ1で得られる画像が白飛びしないように照明装置8の光出力、つまり照明を制御する明るさ制御部(明るさ制御手段)10とから構成される。
本実施形態に用いる撮像カメラ1は赤外領域及び可視領域にも感度を持ち、監視領域を時系列的に撮像するCCD等の固定撮像素子やCMOSイメージセンサを撮像素子として用いたもので、撮像素子から出力されるYUV信号をA/D変換してYUVデータに変換するA/D変換器を備えている。尚一般的なCMOSカメラのようにデバイス自体がデジタル出力を備えていれば後段にA/D変換器を備える必要はない。
また照明装置8は光源として赤外光を発光する赤外線LEDを用い、撮像カメラ1が撮像する監視領域を少なくとも照射するものである。尚可視光を発光するLEDや通常のランプを用いても良い。
明るさセンサ5は、CdSやフォトダイオード等の素子を用いて装置周辺の明るさ(照度)を検出するもので、明るさレベルを示す検出信号を明るさ判断部9へ出力するようになっている。尚この明るさセンサ5は、例えば照明装置8の点灯時にその照明光による影響を受けないように設けるか、或いは制御上での調整等で対応する。
明るさ判断部9は明るさセンサ5の検出する明るさレベルが、予め設定してある一定値以下になると、明るさ制御部10に照明装置8を点灯させる判断信号を出力する。
明るさ制御部10は、判断信号が入力している期間中照明装置8を点灯させるとともに、その照明装置8の光量を後述する信号処理部7から画像伝送中を示す信号が入力していない状態では画像センサ4が所定レベル以上の感度でセンシング動作ができる明るさが確保できる所定レベルの光量で点灯させ、信号処理部7から画像伝送中の信号が入力している期間中にあっては、光量を低下させるように照明装置8の光源に流す電流或いは印加電圧を制御する機能を備えている。
尚これら明るさ判断部9、明るさ制御部10、信号処理部7は実際にはマイクロコンピュータで構成される。
一方画像センサ4は画像処理部(画像処理手段)40と記憶部41とから構成され、画像処理部40は輪郭抽出手段40a、移動輪郭抽出手段40b、移動領域検出手段40c、領域特徴量検出手段40d等から構成される。
ここで輪郭抽出手段40aは、撮像カメラ1から出力される時系列的な濃淡画像データに対して一般的なSOBELフィルタ等を用いて微分処理を行って、輪郭画像を抽出し、この抽出した輪郭画像のデータを記憶部41に一定期間保存させる処理を行う。
移動輪郭抽出手段40bは、時系列の輪郭画像のデータを用いて論理合成を行い、移動状態にある輪郭のみから合成画像を作成抽出する処理を行う。
移動領域抽出手段40cは、移動輪郭抽出手段40で得られる合成画像をラベリングして移動物体(人)の領域を抽出する。尚この抽出する領域を外接四角形の領域などで表せば、データ量も減り演算処理も容易となる。またこの方法によればフレーム差分を求める場合のような残像がなく、移動した領域のみを抽出することができる。
領域特徴量検出手段40dは、記憶部41で記憶された輪郭画像のデータを用いて、移動輪郭部分の方向値を抽出して移動方向頻度分布を作成し、この作成した移動方向頻度分布を特徴量として、移動物体の領域移動が外乱によるものであるか人によるものかを判定する機能を有する。
ところで人の輪郭は直線成分より曲線部分が多く且つ複雑な形状のためそのエッジ方向はあらゆる方向に分布しており、構造物の影などの輪郭は直線的な成分が多く、移動方向頻度分布は偏った分布になり易い。
そこで移動領域についてその移動領域が人を現しているのかを比較判定するための移動方向頻度分布のテーブルを例えば記憶部41に格納し、このテーブルが示す移動方向頻度分布と、作成した移動方向頻度分布とを比較することで、領域移動が人によるものかを判定するのである。
信号処理部7は装置全体の制御と信号処理を統括するものであって、画像センサ4の検知情報が出力されたときに敷地(監視領域)内に侵入者有りと判断して報知・警報部6へ報知音を報知させる制御信号と、敷地内を照射する照明灯を点灯させる制御信号とを出力し、報知・警報部6によって報知音で家人に侵入者がいることを報知するとともに照明光により侵入者に対して威嚇を行わせる機能と、画像センサ4からの移動物体の画像上の大きさ情報を、明るさ制御部10に照明の明るさ制御のための情報として受け渡す機能とを備えている。
次に本実施形態を、録画機能を備えていないインターホンシステムに用いられる場合における動作説明を行う。
まず、夜間等において明るさセンサ5が検出する装置周辺の明るさが一定以下になると、明るさ判断部9は明るさ制御部10に判断信号を出力する。明るさ制御部10はこの判断信号を受けて照明装置8の光源を一定の光量で点灯させて画像センサ4のセンシング動作の感度を低下しない所定レベルの明るさを確保する(図2(c))。
さて、照明によって監視領域の明るさが確保できている状態において、図2(a)に示すように画像センサ4から検知情報が出力されると、信号処理部7は報知・警報部6を動作させる一方、画像センサ4のセンシング動作を停止させて撮像カメラ1で撮像された画像をYUV/NTCS変換部2と伝送部3とを介してドアホン親器101のモニタ装置Mへ伝送させる制御を行い(図2(b)、ドアホン親機のモニタ装置で表示する。またこの画像伝送期間Txにおいては画像センサ4によるセンシングを行っていないため、モニタ装置Mの画面で移動物体(人)を確認できる程度に照明の明るさを低下させるように信号処理部7は明るさ制御部10へ照明装置10の光源の光量を低下させる指示信号を出力する。これにより明るさ制御部10は照明装置8の光源の光量を低下せる制御を行い照明による明るさを図2(c)のように暗くする。
このようにして本実施形態では、装置周辺の明るさレベルが一定以下となると、照明装置8を点灯させて画像センサ4のセンシング動作のための感度を確保し、しかも画像センサ4が移動物体を検知し、撮像カメラ1で捉えた移動物体の画像をモニタ装置Mへ伝送する期間中は照明を暗くすることで、画像伝送中の消費電力を低減させ、これにより照明装置8の光源の長寿命化を図るとともに、モニタ装置Mで映す画像に白飛びが生じないようにして、確実に移動物体(人)の確認ができるようにするのである。
ところで、録画機能がある場合には、図3(c)に示すように録画機能が動作中においては、図3(d)に示すように照明装置8による照明を暗くするように信号処理部7は明るさ制御部10へ指示信号を出力するようになっている。つまり録画される画像に白飛びが発生しないようにするのである。また信号処理部7は図4の録画機能無しの場合と同様に図3(a)に示す画像センサ4の検知情報が入力することで、撮像カメラ1の画像を図3(b)に示すようにドアホン親器101のモニタ装置Mへ伝送する画像伝送期間Tx中も照明装置8による照明を暗くするように明るさ制御部10へ指示信号を出力する。
(実施形態2)
上述の実施形態1では画像センサ4によるセンシング動作中には照明装置8による照明の明るさを所定レベルとし、画像伝送期間中又は録画中においては照明装置8による照明を暗くするように信号処理部7から明るさ制御部10へ指示信号を出力するようになっているが、本実施形態では、移動物体が撮像カメラ1との間の距離が近い場合には照明装置8の光量を減らすように制御することで、画像センサ4によるセンシングの感度を確保しつつ、モニタする画像に白飛びが発生しないように最適な照明環境を作り出すようにした点に特徴がある。尚構成は実施形態1と同じであるので図1の構成を参照して、本実施形態の具体例について説明する。
(例1)
本例は、画像センサ4で捉えた移動物体の大きさ、つまり図4(a)の(イ)〜(ハ)で示すように移動物体mに対応した外接四角形αの面積或いは高さ寸法、横幅が撮像カメラ1と移動物体との間の距離により変化する画像上での大きさ情報を信号処理部7へ送り、信号処理部7はこの大きさ情報から移動物体の画像上での大きさが一定の大きさa(図4(b)参照)以上となったことを検出すると、つまり撮像カメラ1の近傍に移動物体mが移動してきた場合に、照明装置8の光源の光量を減らすように指示する指示信号を明るさ制御部10へ出力する。これにより明るさ制御部10は照明装置8の光源の光量を図4(b)の(I)で示すように所定レベルの明るさが得られる光量から、光量を低下させて暗くするように照明装置8を制御する。
これにより本例では、画像センサ4のセンシング動作の感度を確保しつつ、移動物体mが撮像カメラ1に近づいたときに白飛びを防ぐことができるのである。
尚信号処理部7は移動物体の画像上での大きさの変化に応じて照明装置8の光源の光量を制御する制御量を指示する指示信号を明るさ制御部10へ出力し、これに呼応して明るさ制御部10が制御量に応じて照明装置8の光源の光量を図4(b)の(II)で示すように移動物体mの大きさの変化に対応させるように制御しても良い。
(例2)
例1では移動物体mの画像上での大きさから移動物体mと撮像カメラ1との距離を判断し、その距離に応じて照明装置8の光源の光量を制御しているが、本例では、移動物体mと撮像カメラ1との距離を移動物体mの下端、つまり図5(a)の(イ)〜(ハ)に示すように外接四角形αの底辺βの、画像の下端に対する高さの位置情報を画像センサ4から信号処理部7へ出力する点で例1と相違する。つまり移動物体mが撮像カメラ1に近づくほど外接四角形αの底辺βの高さ位置が低い位置となることを利用するものである。
而して信号処理部7は位置情報から撮像カメラ1の近傍に移動物体mが移動し、画像上で外接四角形αの底辺βの高さ位置が図5(b)で示す一定b以下となったことを検出すると、照明装置8の光源の光量を減らすように指示する指示信号を明るさ制御部10へ出力する。これにより明るさ制御部10は照明装置8の光源の光量を図5(b)の(I)で示すように所定レベルの明るさが得られる光量から、光量を低下させて暗くするように照明装置8を制御する。
これにより本例では、画像センサ4のセンシング動作の感度を確保しつつ、移動物体mが撮像カメラ1に近づいたときに白飛びを防ぐことができるのである。
尚信号処理部7は画像上での移動物体の高さ位置の変化に応じて照明装置8の光源の光量を制御する制御量を指示する指示信号を明るさ制御部10へ出力し、これに応じて明るさ制御部10が制御量に応じて照明装置8の光源の光量を図5の(II)で示すように移動物体mの高さ位置の変化に対応させるように制御しても良い。
(実施形態3)
上述の実施形態2では移動物体と撮像カメラ1との距離に応じて照明の明るさを制御するものであったが、本実施形態では、信号処理部7が撮像カメラ1から出力される画像信号(映像信号)を取り込み、図6(a),(b)に示すようにその画像上において画像センサ4で検知される移動物体mに対応する外接四角形を測光エリアα’として設定し、その測光エリアα’の輝度レベルに基づいて照明装置8の光源の光量の制御量を求め、その制御量を指示信号として明るさ制御部10に与えるようにした点に特徴がある。
尚その他の構成及び動作は実施形態1と同じであるので説明と図示を省略する。
而して本実施形態では、信号処理部7が移動物体mの画像からそれ自体の明るさを検出して、その明るさに対応する制御量に対応する指示信号を明るさ制御部10に出力し、明るさ制御部10は指示信号に示される制御量によって照明装置8の光源の光量を制御し、移動物体mに最適な照明環境を作り出すのである。
尚照明の明るさを制御する代わりに、撮像カメラ1の利得を制御することで、実質的に照明の明るさを制御する場合と同じ効果を得るようにしても良い。
(実施形態4)
上述の実施形態1〜3の何れの場合も、明るさセンサ5によって装置周辺の明るさレベルを検出しているが、本実施形態では図7に示すように明るさセンサ5を用いずに明るさレベルを検出する点に特徴がある。つまり本実施形態の信号処理部7は、撮像カメラ1から出力される画像信号を取り込んで画像の輝度レベルの平均値を算出して明るさ判断部9へ出力するとともに、撮像カメラ1から明るさに関連する撮像カメラ1の利得、シャッタ速度を明るさ判断部9に受け渡す処理を行い、明るさ判断部9は、信号処理部7から送られくる輝度レベルの平均値と、利得の値と、シャッタ速度を総合して装置周辺の明るさレベルが一定以下になったか否かを判断し、一定以下と判断した場合にその判断信号を明るさ制御部10に送って照明装置8を点灯させるのである。
尚点灯した照明装置8の光源の光量制御については、実施形態1〜5の何れの方法を採用しても良いので、ここでは説明は省略する。また画像センサ4の動作及び検知情報に基づくその他の動作は実施形態1と同じであるので、図7中、図1と同じ構成要素には同じ符号を付し、構成要素の説明及びその動作の説明は省略する。
実施形態1のブロック図である。 実施形態1の動作説明用タイムチャートである。 実施形態1の別の動作説明用タイムチャートである。 (a)は実施形態2の例1の原理説明図、(b)は実施形態2の例1の明るさ制御の説明図である。 (a)は実施形態2の例2の原理説明図、(b)は実施形態2の例2の明るさ制御の説明図である。 実施形態3に用いる測光エリアの説明図である。 実施形態4のブロック図である。 センサカメラを備えたインターホンシステムの説明図である。 熱線センサの課題説明図である。 熱線センサを用いた場合のセンサカメラの課題説明用タイミングチャートである。
符号の説明
1 撮像カメラ
2 YUV/NTSC変換部
3 伝送部
4 画像センサ
40 画像処理部
40a 輪郭抽出手段
40b 移動輪郭抽出手段
40c 移動領域抽出手段
40d 領域特徴量検出手段
41 記憶部
5 明るさセンサ
6 報知・警報部
7 信号処理部
8 照明装置
9 明るさ判断部
10 明るさ制御部
101 インターホン親器
M モニタ装置
L 信号線

Claims (7)

  1. 所定の領域を撮像する撮像手段と、撮像手段の撮像画像から移動物体を検知する画像処理手段と、撮像画像信号を出力する手段とを備えたセンサカメラにおいて、周辺の明るさを判断する明るさ判断手段と、該明るさ判断手段が判断する明るさが一定以下の場合に照明手段を点灯させるとともに前記照明手段の光量を制御する明るさ制御手段とを備えていることを特徴とするセンサカメラ。
  2. 前記明るさ制御手段は、撮像手段で得られた画像をモニタ装置で映すためのモニタ用画像を前記撮像手段で撮像する際の照明の明るさが、前記画像処理手段で移動物体を検知するためのセンシング用画像を撮像する際の照明の明るさより暗くなるように前記照明手段の光量を制御することを特徴とする請求項1記載のセンサカメラ。
  3. 前記明るさ制御手段は、前記撮像手段の撮像画像から検出される画像上の移動物体の大きさに基づいて前記照明手段の光量を制御することを特徴とする請求項1記載のセンサカメラ。
  4. 前記明るさ制御手段は、前記撮像手段の撮像画像から検出される移動物体の画像上の位置に基づいて前記照明手段の光量を制御することを特徴とする請求項1記載のセンサカメラ。
  5. 前記明るさ制御手段は、前記撮像手段の撮像画像から検出される移動物体の明るさに基づいて前記照明手段の光量を制御することを特徴とする請求項1記載のセンサカメラ。
  6. 所定の領域を撮像する撮像手段と、撮像手段の撮像画像から移動物体を検知する画像処理手段とを備えたセンサカメラにおいて、周辺の明るさを判断する明るさ判断手段と、該明るさ判断手段が判断する明るさが一定以下の場合に照明手段を点灯させるとともに前記撮像手段の撮像画像から検出される移動物体の明るさに基づいて前記撮像手段の利得を変化させる明るさ制御手段を備えていることを特徴とするセンサカメラ。
  7. 前記明るさ判断手段は、前記撮像手段の撮像画像の輝度レベルを含む明るさに関連する撮像手段の諸元値で明るさ判断を行うことを特徴とする請求項1乃至6の何れか一つに記載のセンサカメラ。
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