JP2007318520A - 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】画像処理装置100は、未処理の文字領域があれば(S501:YES)、かつ、同じ文字色の文字領域があれば(S502:YES)、統合前の画素数として、2つの文字領域の画素数との合計を求める(S503)。また、統合後の画素数として、これらの領域を統合した領域の画素数を求め(S504)、統合後の画素数に対する統合前の画素数の比が所定の閾値未満であるか、すなわち、(式1)が満たされているかを判定する。
統合後の画素数/統合前の画素数 < 閾値 ・・・ (式1)
(式1)が満たされている場合には(S505:YES)、領域を統合すると共に(S506)、属性情報を統合する(S507)。
【選択図】図5
Description
高圧縮PDF方式では、画像に含まれる文字や図形といったオブジェクト毎に画像レイヤが作成される。そして、画像レイヤに含まれるオブジェクトに応じて画像処理や画像圧縮が行われる。これによって、高い画質と圧縮率とを同時に達成される。
しかしながら、画像レイヤは個別にオブジェクトの位置や圧縮方法等の属性情報を保持する必要があり、画像レイヤが多いと全体として属性情報量が大きくなる。従来技術では、この属性情報量を抑えるために、例えば、同じ属性の画像レイヤを統合する(特許文献1を参照)。
このようにすれば、画像レイヤの数を減らして属性情報量を抑えることができる。
しかしながら、印刷や表示のために画像展開する際には空白部分も展開しなければならないので、画像展開のための処理時間が長くなるという問題がある。特に、一つの画像レイヤに統合するオブジェクトが画像の対角方向に離れて位置する場合には、空白部分が大きくなるので処理時間の延長が甚だしい。
そのため、統合前後の画素数から、統合することにより、必要以上に画素数が増える場合には画像展開に要する処理時間が必要以上に延長されてしまうことから統合しない処理を選択できる一方、統合前後の画素数の差が所定値以下ならば領域を統合するのでPDFファイルのファイルサイズを抑えることができる。
このようにすれば、ファイルサイズよりも処理時間が問題となる場合には閾値を小さくし、処理時間よりもファイルサイズが問題となる場合には閾値を大きくすることができるので、より柔軟にユーザのニーズに応えることができる。
このようにすれば、統合前画素数が大きく、領域を統合することによる画素数の増加が相対的に問題にならない場合に領域を統合するので、処理時間をあまり増大させることなくファイルサイズを抑えることができる。
このようにすれば、矩形領域は対角方向に対向する2つの頂点の位置のみで領域を特定することができるので、領域の統合の可否を判定する処理を低減してPDFファイルの作成時間を短縮することができる。
このようにすれば、文字領域の画質変化を抑えると共に、文字領域についてファイルサイズを抑えつつ画像展開時間を短縮することができる。
本発明に係る画像処理方法は、画像データから複数の領域を抽出し、領域毎に画像圧縮して、個別に属性情報を付与する画像処理方法であって、属性が共通する複数の領域について、当該複数の領域の画素数である統合前画素数を求める第1の算出ステップと、前記複数の領域を包含する領域である統合領域の画素数である統合後画素数を求める第2の算出ステップと、統合前画素数と統合後画素数とに応じて、前記複数の領域を前記統合領域に置き換える統合ステップと、を含むことを特徴とする。
そのため、統合前後の画素数から、統合することにより、必要以上に画素数が増える場合には画像展開に要する処理時間が必要以上に延長されてしまうことから統合しない処理を選択できる一方、統合前後の画素数の差が所定値以下ならば領域を統合するのでPDFファイルのファイルサイズを抑えることができる。
このようにすれば、ファイルサイズよりも処理時間が問題となる場合には閾値を小さくし、処理時間よりもファイルサイズが問題となる場合には閾値を大きくすることができるので、より柔軟にユーザのニーズに応えることができる。
このようにすれば、統合前画素数が大きく、領域を統合することによる画素数の増加が相対的に問題にならない場合に領域を統合するので、処理時間をあまり増大させることなくファイルサイズを抑えることができる。
このようにすれば、矩形領域は対角方向に対向する2つの頂点の位置のみで領域を特定することができるので、領域の統合の可否を判定する処理を低減してPDFファイルの作成時間を短縮することができる。
このようにすれば、文字領域の画質変化を抑えると共に、文字領域についてファイルサイズを抑えつつ画像展開時間を短縮することができる。
本発明に係る画像処理プログラムは、画像データから複数の領域を抽出し、領域毎に画像圧縮して、個別に属性情報を付与する画像処理プログラムであって、属性が共通する複数の領域について、当該複数の領域の画素数である統合前画素数を求める第1の算出ステップと、前記複数の領域を包含する領域である統合領域の画素数である統合後画素数を求める第2の算出ステップと、統合前画素数と統合後画素数とに応じて、前記複数の領域を前記統合領域に置き換える統合ステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
そのため、統合前後の画素数から、統合することにより、必要以上に画素数が増える場合には画像展開に要する処理時間が必要以上に延長されてしまうことから統合しない処理を選択できる一方、統合前後の画素数の差が所定値以下ならば領域を統合するのでPDFファイルのファイルサイズを抑えることができる。
このようにすれば、ファイルサイズよりも処理時間が問題となる場合には閾値を小さくし、処理時間よりもファイルサイズが問題となる場合には閾値を大きくすることができるので、より柔軟にユーザのニーズに応えることができる。
このようにすれば、統合前画素数が大きく、領域を統合することによる画素数の増加が相対的に問題にならない場合に領域を統合するので、処理時間をあまり増大させることなくファイルサイズを抑えることができる。
このようにすれば、矩形領域は対角方向に対向する2つの頂点の位置のみで領域を特定することができるので、領域の統合の可否を判定する処理を低減してPDFファイルの作成時間を短縮することができる。
このようにすれば、文字領域の画質変化を抑えると共に、文字領域についてファイルサイズを抑えつつ画像展開時間を短縮することができる。
(1) 複合機の構成
先ず、本発明の実施の形態に係る複合機の構成について説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る複合機の外観図である。図1に示されるように、複合機1は画像形成装置100、画像読取装置101、ペーパーフィーダ102、フィニッシャ103、及びマルチトレイ104を備えている。画像読取装置101は自動原稿搬送装置にて原稿を自動的に搬送し、フルカラー24ビット、解像度300dpiで読み取る。
画像形成装置100は、ペーパーフィーダ102が供給する記録紙に、読み取った画像データに基づいて画像を形成する。また、画像形成装置100は当該画像データを圧縮してファイルを生成し、電子メールに添付してネットワークを介して接続された外部の装置に送信する。画像を形成した記録紙はフィニッシャ103又はマルチトレイ104に排出される。
次に、画像形成装置100の構成について説明する。
図2は、画像形成装置100の主要なハードウェア構成を示すブロック図である。図2に示されるように、画像形成装置100は、入力画像処理回路201、記憶部202、CPU203、出力画像処理回路204、プリントエンジン205、ネットワークインタフェース206、モデム207、操作パネル208及びプログラム記憶部209を備えている。
記憶部202は、入力画像処理回路201が処理した画像データを保持する。DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の半導体メモリやハードディスク等の磁気メモリからなる。
CPU203は、プログラム記憶部209に記憶されたプログラムを読み出して、画像形成装置100全体の制御や操作パネルにおけるキー入力の検出、表示、画像データのファイル形式(JPEG(Joint Photographic Experts Group)、PDF、TIFF(Tagged Image File Format)、高圧縮PDF等)の変更、電子メールの作成等を行なう。
プリントエンジン205は、出力画像データに従って記録紙に画像を形成する。カラー画像ならばイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの4色で、モノクロ画像ならばブラックだけで画像を形成する。
モデム207は、NCU(Network Control Unit)を内蔵し、ファクシミリを送受信する際の変復調処理やプロトコル処理、電話回線とのインタフェース処理等を行う。
操作パネル208は、操作キーと表示パネルとを備え、ファクシミリや電子メールの宛先の入力、読み取り条件の選択、画像ファイルのフォーマットの選択、各種処理の開始や中断等、ユーザからの指示入力を受け付ける。
次に、高圧縮PDFファイルを作成する手順について説明する。
図3は、高圧縮PDFファイルを作成する手順を示すフローチャートである。図3に示されるように、画像形成装置100は、先ず、画像読取装置101からカラー24ビットの画像データを受け付けると、前処理として解像度変換処理や下地除去処理等を施す(S301)。
次に、領域判別処理(S302)について説明する。領域判別処理(S302)は、画像データにおける文字領域と写真・背景領域(文字以外の領域)とを判別する処理である。
図4は、領域判別処理(S302)の内容を示すフローチャートである。図4に示されるように、画像形成装置100は、フルカラー24ビットの画像から8ビットグレースケールの明度画像を生成する(S401)。そして、ラベリング処理することによって、画像中のオブジェクトを検出し、オブジェクト毎にそれを含む領域を特定する(S402)。
特定した領域が文字領域ならば(S403:YES)、2値化し(S404)、文字色を検出する(S405)。また、2値化によって特定された文字画素部分をフルカラー24ビット画像から消去して、文字背景とする(S406)。
次に、領域統合処理(S303)について説明する。画像処理装置100は文字色が共通する領域であって、統合しても領域サイズの変化が所定の範囲内に収まる領域を統合する。
図5は、領域統合処理(S303)の内容を示すフローチャートである。図5に示されるように、画像処理装置100は、未処理の文字領域があれば(S501:YES)、未処理の文字領域から文字領域をひとつ選択する。そして、選択した文字領域の文字の文字色(Co)との色差が所定の閾値(thc)以下となる文字色(C)の文字を含む文字領域を探索する。以下、
|C−Co|≦thc
となる文字色Cの文字領域を、文字色が近い文字領域という。
文字色が近い文字領域があれば(S502:YES)、統合前の画素数として、選択した文字領域の画素数と文字色が近い文字領域の画素数との合計を求める(S503)。また、統合後の画素数として、これらの領域を統合した領域の画素数を求め(S504)、統合後の画素数に対する統合前の画素数の比が所定の閾値未満であるか、すなわち、(式1)が満たされているかを判定する。
(式1)が満たされている場合には(S505:YES)、これら領域を統合し(S506)、領域の位置や文字色といった属性情報を統合する(S507)。そして、未処理の文字領域が残っているか探索する。なければ(S501:NO)、領域統合処理を終了する。
次に、圧縮処理(S304)について説明する。圧縮処理(S304)は統合されていると否とに関わらず、領域を圧縮する。この場合において、画像処理装置100は、文字領域についてはMMR(Modified Modified Read)方式を用いて可逆圧縮し、文字以外の領域についてはJPEG方式を用いて非可逆圧縮する。
(7) 閾値
次に、前述の(式1)の閾値について説明する。
図6に示されるように、閾値を小さくすることによって領域をあまり統合しないようにすると、領域数が多い分画像レイヤが多くなり、ファイルサイズが大きくなるが、領域の統合によって新たに生じる空白部分が少なくなるので、印刷時間が増加することはない。
領域の統合後に画素数が増えることはあっても減ることはない。したがって、統合後の画素数に対する統合前の画素数の比は常に1以上の値をとる。このため、閾値を1にすれば、領域が全く統合されないので、統合による空白部分の発生がなくなり、印刷時間の増大を防止することができる。これが領域を全く統合しない従来技術に相当する。
これに対して、図6に示されるように、印刷時間をある程度短くすると、それ以上はあまり短くならないのに、ファイルサイズの増大が著しくなる傾向が見られる。また、ファイルサイズがある程度小さくなると、それ以上はあまり小さくならないのに、印刷時間が急激に大きくなる傾向がある。
これに対して、例えば、閾値を10とすれば、ファイルサイズと印刷時間との何れについても甚だしい増大をみることなく、両者を共に小さく抑えることができる。実際、閾値が1の場合には、ファイルサイズが156Kバイトで印刷時間が32秒、閾値が100の場合にはファイルサイズが127Kバイトで印刷時間が88秒である。
(8) 変形例
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明が上述の実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例を実施することができる。
統合する文字領域の如何に関わらず、本発明の効果を得ることができる。
例えば、統合前の画素数と統合後の画素数との差が所定の閾値未満であるか、すなわち、(式2)が満たされているかによってを判断しても良い。
領域統合によっては画素数は減少しないので、このような画素数の差は必ずゼロ以上の値をとる。
用いる式の如何に関わらず、統合後の画素数が統合前の画素数よりもある程度以上増加する場合には文字領域を統合しないこととすれば、本発明の効果を得ることができる。
この意味おいて、(式1)のように統合前の画素数に対する比をとれば、統合前の画素数の大小による影響を勘案して統合の可否を判断することができるので好適である。
図7は、原稿全体に対する統合前の文字領域のサイズ比の範囲毎に割り当てた閾値を示す表である。図7に示されるように、サイズ比が高いほど低い閾値が割り当てられる。このサイズ比は例えば画素数の比として与えられる。
図8は、図7の表に基づいて閾値を設定する複合機の動作を示すフローチャートである。図8に示されるように、先ず、原稿全体に対する統合前の文字領域のサイズ比を画素数の比として求める(S801)。そして、このサイズ比が10%未満ならば(S802:YES)、閾値を50にする(S803)。また、サイズ比が10%以上30%未満ならば(S804:YES)、閾値を20にする(S805)。
このようにすれば、サイズ比に応じて適切な閾値を設定して、印刷時間とファイルサイズとの均衡を図ることができる。
すなわち、文字以外の領域を統合する場合にも、その可否を統合前後の画素数の増加の程度に応じて決定しても良い。このようにしても、本発明の効果を得ることができる。また、かかる場合においては、文字色が同じ文字領域どうしを統合するように、属性が共通する領域どうしを統合すれば良い。
例えば、画像の表示に要する時間とファイルサイズとの間で均衡を図るとしても良い。どのような処理であれ、PDFファイルの展開に要する時間とファイルサイズとの間で均衡を図れば、本発明の効果を得ることができる。
すなわち、複合機のユーザから閾値の指定を受け付けても良い。図9は、ユーザから閾値の指定を受け付けるための操作パネルを示す図である。図9に示されるように、操作パネル9はタッチパネル901、テンキー902、コピーキー903、ファックスキー904、スキャンキー905、スタートキー906、ストップキー907等を備えている。
コピーキー903、ファックスキー904及びスキャンキー905は、押下されるとそれぞれコピー機能、ファックス機能及びスキャン機能に関連する表示をタッチパネル901にさせる。
スタートキー906はユーザが指定した処理を開始させ、ストップキー907は実行中の処理を中断させる。
そして、ユーザが選択したタッチキーが「Scan To Email」ならば(S1002:YES)、閾値を100にする(S1007)。また、「Scan To Email」ではなくて(S1002:NO)、「Scan To FTP」ならば(S1003:YES)、閾値を1にする(S1008)。
なお、「Scan To Email」では読み取った画像を電子メールに添付して送信するのでファイルサイズを小さくする必要がある。このため、ユーザが「ファイルサイズ優先」を選択した場合と同様に閾値を100にすれば有効である。
更に、「BOX蓄積」の場合には、PDFファイルは複合機本体に格納させるためファイルサイズを小さくするのが望ましい。一方、BOX蓄積したPDFファイルは当該複合機にて印刷するのが一般的であることから印刷時間も短縮すべきである。このため、両者の均衡を図って閾値を10とするのが妥当である。
図11は、本変形例に係る画像処理システムの構成を示す図である。
図11に示されるように、画像処理システム11は、画像処理装置1101、画像読取装置1102、外部記憶装置1103及び画像出力装置1104を備え、画像処理装置1101、画像読取装置1102、外部記憶装置1103及び画像出力装置1104は互いに通信回線にて接続されている。
画像処理装置1101は、画像読取装置1102から画像データを受信すると、上述の複合機1と同様にして画像データを圧縮する。画像処理装置1101は圧縮した画像データを外部記憶装置1103に送信する。画像処理装置1101としては、例えば、パーソナルコンピュータを用いれば良い。
画像出力装置1104は、通信回線を介して画像処理装置1101から画像データを指定した印刷指示を受信すると、指定された画像データを外部記憶装置1103から読み出す。そして、画像出力装置1104は、画像データを展開した後、記録紙に印刷する。
(j) 上記実施の形態においては、専ら複合機1を例にとり、本発明に係る画像処理装置について説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、これに代えて次のようにしても良い。
9、208……………操作パネル
11……………………画像処理システム
100…………………画像形成装置
101…………………画像読取装置
102…………………ペーパーフィーダ
103…………………フィニッシャ
104…………………マルチトレイ
201…………………入力画像処理回路
202…………………記憶部
203…………………CPU
204…………………出力画像処理回路
205…………………プリントエンジン
206…………………ネットワークインタフェース
207…………………モデム
901…………………タッチパネル
902…………………テンキー
903…………………コピーキー
904…………………ファックスキー
905…………………スキャンキー
906…………………スタートキー
907…………………ストップキー
1101………………画像処理装置
1102………………画像読取装置
1103………………外部記憶装置
1104………………画像出力装置
1201〜1204…画像レイヤ
Claims (18)
- 画像データから複数の領域を抽出し、領域毎に画像圧縮して、個別に属性情報を付与する画像処理装置であって、
属性が共通する複数の領域について、当該複数の領域の画素数である統合前画素数を求める第1の算出手段と、
前記複数の領域を包含する領域である統合領域の画素数である統合後画素数を求める第2の算出手段と、
統合前画素数と統合後画素数とに応じて、前記複数の領域を前記統合領域に置き換える統合手段と、
を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 統合手段は、統合前画素数と統合後画素数との差が所定値以下ならば、前記複数の領域を前記統合領域に置き換える
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 閾値を受け付ける受付手段を備え、
統合手段は、前記閾値を前記所定値とする
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 統合手段は、統合前画素数が小さいほど大きい値を前記所定値とする
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 画像データから矩形領域を抽出し、
2つの矩形領域を包含する矩形領域を統合領域とする
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 画像データから文字領域を抽出し、
文字色の違いが所定範囲内の複数の文字領域を包含する領域を統合領域とする
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 画像データから複数の領域を抽出し、領域毎に画像圧縮して、個別に属性情報を付与する画像処理方法であって、
属性が共通する複数の領域について、当該複数の領域の画素数である統合前画素数を求める第1の算出ステップと、
前記複数の領域を包含する領域である統合領域の画素数である統合後画素数を求める第2の算出ステップと、
統合前画素数と統合後画素数とに応じて、前記複数の領域を前記統合領域に置き換える統合ステップと、
を含むことを特徴とする画像処理方法。 - 統合ステップは、統合前画素数と統合後画素数との差が所定値以下ならば、前記複数の領域を前記統合領域に置き換える
ことを特徴とする請求項7に記載の画像処理方法。 - 閾値を受け付ける受付ステップを含み、
統合ステップは、前記閾値を前記所定値とする
ことを特徴とする請求項7に記載の画像処理方法。 - 統合ステップは、統合前画素数が小さいほど大きい値を前記所定値とする
ことを特徴とする請求項7に記載の画像処理方法。 - 画像データから矩形領域を抽出し、
2つの矩形領域を包含する矩形領域を統合領域とする
ことを特徴とする請求項7に記載の画像処理方法。 - 画像データから文字領域を抽出し、
文字色の違いが所定範囲内の複数の文字領域を包含する領域を統合領域とする
ことを特徴とする請求項7に記載の画像処理方法。 - 画像データから複数の領域を抽出し、領域毎に画像圧縮して、個別に属性情報を付与する画像処理プログラムであって、
属性が共通する複数の領域について、当該複数の領域の画素数である統合前画素数を求める第1の算出ステップと、
前記複数の領域を包含する領域である統合領域の画素数である統合後画素数を求める第2の算出ステップと、
統合前画素数と統合後画素数とに応じて、前記複数の領域を前記統合領域に置き換える統合ステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とする画像処理プログラム。 - 統合ステップは、統合前画素数と統合後画素数との差が所定値以下ならば、前記複数の領域を前記統合領域に置き換える
ことを特徴とする請求項13に記載の画像処理プログラム。 - 閾値を受け付ける受付ステップを含み、
統合ステップは、前記閾値を前記所定値とする
ことを特徴とする請求項13に記載の画像処理プログラム。 - 統合ステップは、統合前画素数が小さいほど大きい値を前記所定値とする
ことを特徴とする請求項13に記載の画像処理プログラム。 - 画像データから矩形領域を抽出し、
2つの矩形領域を包含する矩形領域を統合領域とする
ことを特徴とする請求項13に記載の画像処理プログラム。 - 画像データから文字領域を抽出し、
文字色の違いが所定範囲内の複数の文字領域を包含する領域を統合領域とする
ことを特徴とする請求項13に記載の画像処理プログラム。
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