JP2007316782A - 電源連動制御機能を有するホストコンピュータ、ストレージ装置、ホストコンピュータの電源連動制御方法、ストレージ装置の電源連動制御方法。 - Google Patents

電源連動制御機能を有するホストコンピュータ、ストレージ装置、ホストコンピュータの電源連動制御方法、ストレージ装置の電源連動制御方法。 Download PDF

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JP2007316782A JP2006143475A JP2006143475A JP2007316782A JP 2007316782 A JP2007316782 A JP 2007316782A JP 2006143475 A JP2006143475 A JP 2006143475A JP 2006143475 A JP2006143475 A JP 2006143475A JP 2007316782 A JP2007316782 A JP 2007316782A
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Abstract

【課題】従来例1では、電源制御のために専用のカードを必要としている。しかし、このような専用のカードは高価であり、カード挿入等の操作も煩わしく面倒である。
【解決手段】ホストコンピュータ1Aはシャットダウンにより電源切断を行う際に、電源切断指示と次回給電開始時刻をストレージ装置10に渡す。ストレージ装置10は、ホストコンピュータ1Aからの電源切断指示を受領後、一定時間、当該ホストコンピュータからのアクセスが無いと判断したら、電源切断に必要な後処理を終了させ、次回給電開始時刻をタイマ(時計、タイマ部14のタイマ)にセットする。そして、セット終了後、ストレージシステム電源11からの給電停止制御を行う。次に、給電停止してから、前記タイマに設定した次回給電開始時刻になると、ストレージシステム電源11からの給電を開始する。
【選択図】図1

Description

本発明は、装置内に給電するためのストレージシステム電源を有し、かつ、データを記憶する機能を有するストレージ装置と、該ストレージ装置に接続されたホストコンピュータとを有し、前記ホストコンピュータとストレージ装置が電源連動制御を行うシステムに利用される電源連動制御機能を有するホストコンピュータ、ストレージ装置、ホストコンピュータの電源連動制御方法、ストレージ装置の電源連動制御方法に関する。
§1:従来例1の説明
図8は従来例の説明図である。以下、図8に基づいて従来例1を説明する。
(a) :構成の説明
従来、複数台のサーバ1(この例では、サーバ1−1、サーバ1−2、サーバ1−3の3台)に接続されて運用されるストレージ装置10が知られていた。
このストレージ装置10は、ストレージ装置10内の各部に電源を供給するためのストレージシステム電源11と、ストレージ装置10内の制御等に必要な最低限の電源を常時供給する常駐電源12と、これらの電源を制御する電源制御部13等を備えている。また、サーバ1とストレージ装置10の電源連動制御を行うために、各サーバ1とストレージ装置10には、電源制御専用カード2を挿入するためのスロットが設けてあり、これらの各スロットには、電源制御専用カード2が挿入されて運用されるようになっている。
そして、各サーバの電源制御専用カード2間は、電源制御用ケーブル3により、芋づる式に接続されている。また、サーバの内の1台(例えば、サーバ1−1)とストレージ装置10の電源制御専用カード2が電源制御用ケーブル3により接続されている。
ストレージ装置10の電源制御部13や電源制御専用カード2等は常駐電源12から常時電源(制御等に必要な最小限の電源)を供給されていて、ストレージシステム電源11が電源切断(オフ)の場合でも、サーバ1からの電源制御に関する命令を実行できるようになっている。
(b) :動作の説明
通常運用時には、サーバ1(サーバ1−1、1−2、1−3)がそれぞれストレージ装置10にアクセスしてデータのリードやライトの動作を行う。この場合、サーバ1からの制御によりストレージ装置10の電源投入/切断(電源オン/オフ)を行うが、この動作を前記電源制御専用カード2により行う。すなわち、サーバ1−1、1−2、1−3の電源制御専用カード2は、電源制御用ケーブル3により芋づる式に接続されているのでいずれかのサーバ1が動作する時は、ストレージ装置10の電源制御専用カード2に電源オンの制御信号を送り、ストレージ装置10のストレージシステム電源11をオンにする。
ストレージ1のストレージシステム電源11を切断(オフ)にする場合は、サーバ1の電源が全て切断(オフ)になっていることをストレージ装置10が検出して、ストレージ装置10のストレージシステム電源11も切断(オフ)にする制御を行う。
(c) :機能や特徴等の説明
システム全体の電源を制御する必要がある場合、ストレージ装置10が接続しているサーバ1−1、1−2、1−3の電源投入/切断に連動してストレージ装置10のストレージシステム電源11を制御する必要がある。すなわち、ストレージ装置10を使用しない時はストレージ装置10のストレージシステム電源11を切断(オフ)にし、ストレージ装置10をサーバが使用する時にのみ、ストレージ装置10のストレージシステム電源11を投入(オン)にすることでシステム全体の節電を行うことができる。
このような節電により管理コストの減少ができ、コストダウンが可能になる。そして、節電対策とコストダウンを行うことが現在要望されている。しかし、前記のような電源制御専用カード2を使用して電源の制御を行う場合には、専用のカードが必要であり、このカードが高価である。特に、システムのグレードアップ毎にカードを作りなおす必要があって、専用の電源制御専用カード2は安くできない。
§2:従来例2の説明
以下、特許文献1を従来例2として説明する。従来例2には次のような内容が記載されている。
(a) :「従来のディスクアレイ装置では、ホストコンピュータを起動の後に、オペレータが各ディスクアレイ装置(DF)を起動するために無停電電源装置(UPS)の電源をオンしなければならず、ディスクアレイ装置を先行して起動することができなかったのを解決する。」・・・要約の欄を参照
(b) :「交流電源を受け、対応するディスクアレイ装置に交流電力を供給する無停電電源装置に、LANカードとインターフェイスボードを設け、ディスクアレイ装置の起動、停止を制御するホストコンピュータと無停電電源装置及びディスクアレイ装置との間の信号の授受を可能にする。」・・・要約の欄を参照
§3:従来例3の説明
以下、特許文献2を従来例3として説明する。従来例3には次のような内容が記載されている。
(a) :「コンピュータ・システムのためのリモート自動パワー制御装置を提供すること。」・・・要約の欄を参照
(b) :「データ記憶装置などの周辺装置が、1つ以上のコンピュータを有するコンピュータ・システム内で使用される。コンピュータ・システムは、連続クロック同期式シリアル・リンクを提供するファイバ・チャンネルまたはシリアル・ストレージ・アーキテクチャ(SSA)などのインタフェース・アーキテクチャを含む。データ記憶装置は、電源及びディスク・ドライブなどのデータ記憶コンポーネントを、ハウジング内に含む。導線を通じてコンピュータと接続するように適応化される1つ以上のデータ通信インタフェースが、ハウジング上に設けられ、データ記憶コンポーネントに接続される。データ記憶コンポーネントは、実質的なパワーアップ状態と、パワーダウン信号に応答して入力する実質的なパワーダウン状態とを有する。検出器回路が、各データ通信インタフェースにおいて、クロック信号損失を検出し、それに応答してパワーダウン信号を生成する。」・・・要約の欄を参照
§4:従来例4の説明
以下、特許文献3を従来例4として説明する。従来例4には次のような内容が記載されている。
(a) :「上位装置の電源のオンおよびオフに対応して電源をオンおよびオフする周辺装置を実現する。」・・・要約の欄を参照
(b) :「本発明の目的は、上位装置の電源がオンまたはオフされると、この上位装置に接続される周辺装置側で上位装置の電源のオンおよびオフの状態を検知しこの検知した状態に応じて周辺装置自身で自己の電源をオンおよびオフすることのできる電源のオンオフを遠隔制御される周辺装置を提供することにある。」・・・段落番号[0009]参照
特開2003−36125号公報 特開2000−214964号公報 特開平5−204497号公報
(1) :従来例1では、電源制御のために専用のカードを必要としている。しかし、このような専用のカードは高価であり、カード挿入等の操作も煩わしく面倒である。
(2) :従来例1では、節電により管理コストの減少ができ、コストダウンが可能になる。そして、節電対策とコストダウンを行うことが現在要望されている。しかし、前記のようなカードを使用して電源の制御を行う場合には、専用のカードが高価である。特に、システムのグレードアップ毎にカードを作りなおす必要があって、専用のカードは安くできない。
(3) :従来例2は、コンピュータ・システムのリモート自動パワー制御を行うものである。しかし、本発明の構成要件は含まれておらず、本発明とは制御の内容が異なっている。
(4) :従来例3は、上位装置の電源がオンまたはオフされると、この上位装置に接続される周辺装置側で上位装置の電源のオンおよびオフの状態を検知しこの検知した状態に応じて周辺装置自身で自己の電源をオンおよびオフすることのできる電源のオンオフを遠隔制御される周辺装置を提供するものである。しかし、本発明の構成要件は含まれておらず、本発明とは制御の内容が異なっている。
本発明は前記の課題を解決するためになされたものであり、従来のような電源連動制御専用のカードを使用しないで、上位装置とストレージを接続し、データアクセスに使用しているインタフェース上のプロトコルで上位装置とストレージ間の電源制御を実現させることにより、節電を図り、かつ管理コストを削減し、カードの製作にかかるコストを削減することを目的とする。
本発明は前記の目的を達成するため、次のように構成した。
(1) :装置内に給電するためのストレージシステム電源を有し、かつ、データを記憶する機能を有するストレージ装置と、該ストレージ装置に接続されたホストコンピュータとを有し、前記ホストコンピュータとストレージ装置が電源連動制御を行うシステムの前記ホストコンピュータにおいて、外部からの入力情報に基づいて次回給電開始時刻を設定しておく設定情報格納部と、シャットダウンにより電源切断を行う際に、内部情報に基づいて電源切断指示を作成すると共に、前記設定情報格納部から次回給電開始時刻を読み出す情報取得手段と、前記電源切断指示と次回給電開始時刻を含むコマンドを前記ストレージ装置に対して発行するコマンド発行手段とを備えていることを特徴とする。
(2) :装置内に給電するためのストレージシステム電源を有し、かつ、データを記憶する機能を有するストレージ装置と、該ストレージ装置に接続されたホストコンピュータとを有し、前記ホストコンピュータとストレージ装置が電源連動制御を行うシステムの前記ストレージ装置において、前記ホストコンピュータから電源切断指示と次回給電開始時刻を含むコマンドを受領するコマンド受領手段と、前記電源切断指示を受領後、予め決めた一定時間、当該ホストコンピュータからのアクセスが無いことを監視する監視手段と、前記監視により、予め決めた一定時間、ホストコンピュータからのアクセスが無いことを確認した場合、当該ホストコンピュータ側は電源切断済と判断する判断手段と、前記電源切断指示を受領後、電源切断に必要な後処理を終了させ、次回給電開始時刻をタイマにセットするセット手段と、前記セット終了後、ストレージシステム電源からの給電を停止させる制御を行う給電停止制御手段と、前記給電停止してから、前記タイマに設定した次回給電開始時刻になると、ストレージシステム電源からの給電を開始する給電開始制御手段とを備えていることを特徴とする。
(3) :前記(2) のストレージ装置において、前記ストレージ装置に接続されたホストコンピュータが複数台の場合、ストレージ装置に接続している全てのホストコンピュータから電源切断指示と次回給電開始時刻を受領し、かつ、全てのホストコンピュータが電源切断状態であることを確認する確認手段と、前記確認手段により、全てのホストコンピュータから電源切断指示と次回給電開始時刻を受領し、かつ、全てのホストコンピュータが電源切断状態であることを確認した場合、 前記セット手段は、次回給電開始時刻として、全てのホストコンピュータから受領している給電開始時刻の内の最も早い時刻を採用し、この時刻を前記タイマにセットする機能を備えていることを特徴とする。
(4) :装置内に給電するためのストレージシステム電源を有し、かつ、データを記憶する機能を有するストレージ装置と、該ストレージ装置に接続されたホストコンピュータとを有し、前記ホストコンピュータとストレージ装置が電源連動制御を行うシステムの前記ホストコンピュータの電源連動制御方法において、外部からの入力情報に基づいて次回給電開始時刻を設定しておく設定情報手順と、シャットダウンにより電源切断を行う際に、内部情報に基づいて電源切断指示を作成すると共に、前記設定情報格納部から次回給電開始時刻を読み出す情報取得手順と、前記電源切断指示と次回給電開始時刻を含むコマンドを前記ストレージ装置に対して発行するコマンド発行手順とを備えていることを特徴とする。
(5) :装置内に給電するためのストレージシステム電源を有し、かつ、データを記憶する機能を有するストレージ装置と、該ストレージ装置に接続されたホストコンピュータとを有し、前記ホストコンピュータとストレージ装置が電源連動制御を行うシステムの前記ストレージ装置の電源連動制御方法において、前記ホストコンピュータから電源切断指示と次回給電開始時刻を含むコマンドを受領するコマンド受領手順と、前記電源切断指示を受領後、予め決めた一定時間、当該ホストコンピュータからのアクセスが無いことを監視する監視手順と、前記監視により、予め決めた一定時間、ホストコンピュータからのアクセスが無いことを確認した場合、当該ホストコンピュータ側は電源切断済と判断する判断手順と、前記電源切断指示を受領後、電源切断に必要な後処理を終了させ、次回給電開始時刻をタイマにセットするセット手順と、前記セット終了後、ストレージシステム電源からの給電を停止させる制御を行う給電停止制御手順と、前記給電停止してから、前記タイマに設定した次回給電開始時刻になると、ストレージシステム電源からの給電を開始する給電開始制御手順とを備えていることを特徴とする。
(作用)
図1は本発明の原理説明図である。以下、図1を参照しながら本発明の作用を説明する。
(a) :前記(1) 、(4) の作用
ホストコンピュータ1Aの主制御部25は、外部からの入力情報に基づいて次回給電開始時刻を設定情報格納部21に設定しておく。次に、ホストコンピュータ1Aの主制御部25は、シャットダウンにより電源切断を行う際に、内部情報に基づいて電源切断指示を作成すると共に、前記設定情報格納部21から次回給電開始時刻を読み出し、デバイスドライバ22へ渡す。そして、デバイスドライバ22(コマンド発行手段)は、前記電源切断指示と次回給電開始時刻を含むコマンドをストレージ装置10に対して発行する。
このようにすれば、従来のような電源連動制御専用のカードを使用しないで、上位装置とストレージを接続し、データアクセスに使用しているインタフェース上のプロトコルで上位装置とストレージ間の電源制御を実現させることにより、節電を図り、かつ管理コストを削減し、カードの製作にかかるコストを削減することができる。
(b) :前記(2) 、(5) の作用
ストレージ装置10は、コマンド受領手段(ホストインタフェース制御部17)が、ホストコンピュータ1Aから電源切断指示と次回給電開始時刻を含むコマンドを受領する。また、監視手段(主制御部16)は、電源切断指示を受領後、予め決めた一定時間、当該ホストコンピュータからのアクセスが無いことを監視する。
その結果、判断手段(主制御部16)は、予め決めた一定時間、ホストコンピュータからのアクセスが無いことを確認した場合、当該ホストコンピュータ側は電源切断済と判断する。そして、セット手段(主制御部16)は、ホストコンピュータ1Aから電源切断指示を受領後、電源切断に必要な後処理を終了させ、次回給電開始時刻をタイマにセットする。
そして、給電停止制御手段(電源制御部13)は、前記タイマにセット終了後、ストレージシステム電源11からの給電を停止させる制御を行う。そして、給電開始制御手段(電源制御部13)は、前記給電停止してから、前記タイマに設定した次回給電開始時刻になると、ストレージシステム電源11からの給電を開始する。
このようにすれば、従来のような電源制御専用のカードを使用しないで、上位装置とストレージを接続し、データアクセスに使用しているインタフェース上のプロトコルで上位装置とストレージ間の電源制御を実現させることにより、節電を図り、かつ管理コストを削減し、カードの製作にかかるコストを削減することができる。
(c) :前記(3) の作用
前記(2) のストレージ装置10に接続されたホストコンピュータ1Aが複数台の場合、確認手段(主制御部16)は、ストレージ装置10に接続している全てのホストコンピュータ1Aから電源切断指示と次回給電開始時刻を受領し、かつ、全てのホストコンピュータ1Aが電源切断状態であるか否かを確認する。
その結果、全てのホストコンピュータ1Aから電源切断指示と次回給電開始時刻を受領し、かつ、全てのホストコンピュータ1Aが電源切断状態であることを確認した場合、 次回給電開始時刻として、全てのホストコンピュータ1Aから受領している給電開始時刻の内の最も早い時刻を採用し、この時刻を前記タイマにセットする。
このようにすれば、従来のような電源制御専用のカードを使用しないで、上位装置とストレージを接続し、データアクセスに使用しているインタフェース上のプロトコルで上位装置とストレージ間の電源制御を実現させることにより、節電を図り、かつ管理コストを削減し、カードの製作にかかるコストを削減することができる。
(1) :請求項1乃至5によれば、従来のような電源連動制御専用のカードを使用しないで、上位装置とストレージを接続し、データアクセスに使用しているインタフェース上のプロトコルで上位装置とストレージ間の電源制御を実現させることにより、節電を図り、かつ管理コストを削減し、カードの製作にかかるコストを削減することができる。
§1:概要の説明
図1は本発明の原理説明図である。以下、図1に基づき、本発明の概要を説明する。
(1) :装置内に給電するためのストレージシステム電源11を有し、かつ、データを記憶する機能を有するストレージ装置10と、該ストレージ装置10に接続されたホストコンピュータ1A(例えば、サーバ)とを有し、前記ホストコンピュータ1Aとストレージ装置10が電源連動制御を行うシステムを対象とする。
(2) :前記システムのホストコンピュータ1A(例えば、サーバ)において、外部(例えば、オペレータ)からの入力情報に基づいて、次回給電開始時刻を設定しておく設定情報格納部21(例えば、メモリ)と、シャットダウンにより電源切断を行う際に、内部情報(例えば、OSの情報)に基づいて電源切断指示を作成すると共に、前記設定情報格納部21から次回給電開始時刻を読み出す手段(主制御部25)と、前記電源切断指示と次回給電開始時刻を含むコマンドをストレージ装置10に対して発行する手段{デバイスドライバ22、ストレージインタフェース制御部(ストレージI/F)23}とを備えている。
(3) :前記システムのストレージ装置10において、ホストコンピュータ1Aから電源切断指示と次回給電開始時刻を含むコマンドを受領する手段{ホストインタフェース制御部(ホストI/F)17A}と、電源切断指示を受領後、予め決めた一定時間、当該ホストコンピュータ1Aからのアクセスが無いことを監視する手段(主制御部16)と、前記監視により、予め決めた一定時間、ホストコンピュータ1Aからのアクセスが無いことを確認した場合、当該ホストコンピュータ1A側は電源切断済と判断する手段(主制御部16)と、電源切断指示を受領後、電源切断に必要な後処理を終了させ、次回給電開始時刻をタイマ(時計、タイマ部14)にセットする手段(主制御部16)と、前記セット終了後、ストレージシステム電源11からの給電を停止させる制御を行う手段(電源制御部13)と、前記給電停止してから、前記タイマに設定した次回給電開始時刻になると、ストレージシステム電源11からの給電を開始する手段(電源制御部13)を備えている。
(4) :前記(3) のストレージ装置10において、該ストレージ装置10に接続されたホストコンピュータ1Aが複数台の場合、ストレージ装置10に接続している全てのホストコンピュータ1Aから電源切断指示と次回給電開始時刻を受領し、かつ、全てのホストコンピュータ1Aが電源切断状態であることを確認する手段(主制御部16)と、前記確認する手段(主制御部16)により、全てのホストコンピュータ1Aから電源切断指示と次回給電開始時刻を受領し、かつ、全てのホストコンピュータ1Aが電源切断状態であることを確認した場合、前記手段(主制御部16)は、次回給電開始時刻として、全てのホストコンピュータ1Aから受領している給電開始時刻の内の最も早い時刻を採用し、この時刻を前記タイマにセットする機能を備えている。
§2:システムの構成及び機能の説明
(1) :システム構成の説明
図2はシステム構成図である。なお、以下の説明では、前記ホストコンピュータ1Aとして、サーバを用いた例について説明する。従って、以下の説明では、装置内に給電するためのストレージシステム電源11を有し、かつ、データを記憶する機能を有するストレージ装置10と、該ストレージ装置10に接続された複数台のサーバ1−1、1−2、1−3(例えば、サーバ)とを有し、前記サーバ1とストレージ装置10が電源連動制御を行うシステムが対象である。
すなわち、図2に示したシステムは、複数のサーバ1−1、1−2、1−3と、これらの各サーバ1がアクセス可能なストレージ装置10とからなるシステムである。そして、前記各サーバ1とストレージ装置10との間はそれぞれインタフェースケーブル等で接続されている。
各サーバ1には、それぞれ設定情報(例えば、オペレータ等が入力した次回給電開始時刻等の設定情報)を格納するための設定情報格納部21(例えば、メモリ)と、ストレージ装置10を駆動制御するためのデバイスドライバ22と、ストレージ装置10との間のインタフェース制御を行うストレージインタフェース制御部(以下「ストレージI/F」と記す)23と、時刻を計測する時計や時間の計測を行うためのタイマを有する時計、タイマ部24と、サーバ1内の制御に必要な最小限の電力を供給するための常駐電源26等を備えている。
また、ストレージ装置10は、サーバ1との間のインタフェース制御を行うサーバインタフェース制御部(以下「サーバI/F」と記す)17と、ストレージ装置10の各種制御や処理を行う主制御部16と、各種データのリード/ライトが可能なワーク用のメモリ15と、時刻を計測する時計や時間の計測を行うためのタイマを有する時計、タイマ部14と、ストレージシステム電源11と、常駐電源12と、前記各電源の制御を行う電源制御部13等が設けてある。
前記の構成で、ストレージシステム電源11は外部の商用AC電源から交流他電源が供給されている。また、常駐電源12は、前記ストレージシステム電源11の一部から電力が供給されており、ストレージシステム電源11が切断(オフ)の場合でも常駐電源12への電力供給は停止しないように構成されている。なお、常駐電源12は電池を電源とすることも可能である。そして、この常駐電源12から、サーバI/F17、主制御部16、電源制御部13、時計、タイマ部14、メモリ15等に対し、ストレージシステム電源11の投入/切断(オン/オフ)に関係なく、常時、制御等に必要な最低限の電力を供給する。
(2) :機能の説明
(a) :前記のように、ストレージ装置10では、常駐電源12と、時計、タイマ部14を持ち、メモリ15に設定された時刻(給電開始時刻)になると、電源制御部13の制御により、ストレージ装置10に対してストレージシステム電源11を投入(オン)にして電源供給できる機能を備えている。
(b) :サーバ1では、ストレージ装置10を制御するためにデバイスドライバ22を備えており、このデバイスドライバ22は接続されている各サーバ1上に存在し、それぞれ接続されているストレージ装置10を制御する。なお、電源切断に必要な情報は、データアクセスに使用しているインタフェース(SCSIが一般的に使用される)コマンドとして実装する。
(c) :前記システムの構成において、サーバ1の主制御部25、デバイスドライバ22、ストレージI/F23は、それぞれプログラムにより構成されており、このプログラムの実行により以下に説明する処理や制御等を行うものである。また、ストレージ装置10のサーバI/F17、主制御部16、電源制御部13も、それぞれプログラムにより構成されており、このプログラムの実行により以下に説明する処理や制御等を行うものである。
§3:動作の説明
以下、図2に示した前記構成に基づく動作を説明する。
○:電源切断時のシーケンス
(1) :サーバ1のシーケンス
(a) :サーバ1は、シャットダウンによる電源切断時、次回給電開始時刻を設定情報格納部21から読み出す。この場合、設定情報格納部21には、予め、外部からの情報に基づき、主制御部25が次回給電開始時刻等の情報を設定しておく。そして、前記のように、必要なタイミングで主制御部25が次回給電開始時刻を設定情報格納部21から読み出し、デバイスドライバ22へ渡す。また、この時、主制御部25が電源切断指示を作成してデバイスドライバ22へ渡す。
(b) :デバイスドライバ22は、実装されているコマンドでストレージ装置10に対して電源切断指示と、ストレージ装置10の電源起動時刻を含むコマンドを、ストレージI/F23を介して発行する。
(c) :その後、サーバ1はシャットダウンにより電源切断する。
(2) :ストレージ装置10のシーケンス
(a) :電源切断指示を受領したサーバ1からのアクセスを、予めメモリ15に設定した一定時間は受領しない。
(b) :サーバ1が接続していないことを条件に、ストレージ装置10自身の電源切断処理を開始する。
(c) :ストレージ装置10は、主制御部16が電源切断時の後処理(例えば、キャッシュメモリ内のデータのフラッシュ等)を実施後、既に受領していた次回給電開始時刻(サーバ1から受領した時刻)をメモリ15に設定する。そして、電源切断が可能になったことを、主制御部16から電源制御部13に通知する。
(d) :電源制御部13は、メモリ15に設定した次回給電開始時刻を参照し、時計、タイマ部14のタイマに次回給電開始時刻を設定し、その後、ストレージ装置10のストレージシステム電源11を切断する。
○:電源投入時のシーケンス
(1) :ストレージ装置10のシーケンス
ストレージ装置10の電源制御部13は、時計、タイマ部14のタイマに設定した次回給電開始時刻が来ると、その情報を基に動作を開始して、ストレージシステム電源11をオンにして、ストレージ装置10内の給電を開始する。
○:複数のサーバが接続された場合のストレージ装置における電源投入時のシーケンスとテーブルデータ、動作等の説明
(1) :ストレージ装置10のシーケンス
(a) :ストレージ装置10は、自身が接続しているサーバ1の一覧情報(図3のテーブルデータ参照)をメモリ15に記憶している。
(b) :電源切断は、全ての接続しているサーバ1から電源切断指示と次回給電開始時刻を受領していることを条件として実施する。
(c) :主制御部16は、電源制御部13に対して電源切断可能となったことを通知し、次回給電開始時刻は、全てのサーバ1から受領している次回給電開始時刻の内で最も早い時刻を採用する。すなわち、複数のサーバ1が接続している場合には、全てのサーバ1から受領している次回給電開始時刻の内で最も早い時刻を採用し、時計、タイマ部14のタイマに設定する。
(2) :ストレージ装置10が使用するテーブルデータと、動作の説明
図3はテーブルデータの説明図であり、A図はサーバ1−2使用中のストレージ装置内部のテーブル例、B図は電源切断指示を受領した後の内部のテーブル例である。以下、図3に基づき、テーブルデータと、ストレージ装置10の動作を説明する。
(a) :ストレージ装置10にはサーバ1−1、1−2、1−3の3台のサーバ1が接続されている(図2参照)。その内のサーバ1−1、1−2は既にシャットダウンによる電源切断を終えている状態であるとする。
この時、サーバ1−2使用中のストレージ装置10内部のテーブルは図3のA図に示した通りである。この例では、図3のA図のテーブルは、メモリ15に格納されており、サーバ識別情報と、電源切断と、次回給電開始時刻の項目がある。
このテーブルによれば、サーバ識別情報=サーバ1−1では、電源切断=有り、次回給電開始時刻=2006/03/31の09:00、サーバ識別情報=サーバ1−2では、電源切断=無し、次回給電開始時刻=無し、サーバ識別情報=サーバ1−3では、電源切断=有り、次回給電開始時刻=2006/03/31の10:00となっている。
(b) :次に、サーバ1−2でシャットダウンによる電源切断が行われ、次回給電開始時刻=2006/03/31の09:30として電源切断指示を受領している。電源切断指示を受領した後の内部テーブルは図3のB図の通りである。
この場合、サーバ識別情報=サーバ1−1では、電源切断=有り、次回給電開始時刻=2006/03/31の09:00、サーバ識別情報=サーバ1−2では、電源切断=有り、次回給電開始時刻=2006/03/31の09:30、サーバ識別情報=サーバ1−3では、電源切断=有り、次回給電開始時刻=2006/03/31の10:00となる。
(c) :この結果、接続している全てのサーバ1からの電源切断指示を受領したため、時計、タイマ部14のタイマに、次回給電開始時刻として、最も早い時刻である、2006/03/31の09:00をセットし、電源切断処理を行う。なお、前記セットした時刻になると、電源制御部13の制御により、ストレージシステム電源11がオンとなり給電を開始する。
§4:サーバの電源切断時の処理
図4はサーバの電源切断時の処理フローチャートである。以下、図4に基づいて、サーバの電源切断時の処理を説明する。なお、図4において、S1〜S3は各処理ステップを示す。
先ず、サーバ1のシャットダウンにより電源切断を行う際、主制御部25は、電源切断指示を作成すると共に、次回給電開始時刻を設定情報格納部21から読み出し、デバイスドライバ22へ渡す(S1)。次に、デバイスドライバ22は、電源切断指示と次回給電開始時刻をストレージインタフェース制御部(ストレージI/F)23を介して、ストレージ装置10へ渡す(S2)。
この場合、サーバ1のデバイスドライバ22は、実装されているコマンドでストレージ装置10に対して電源切断指示と、ストレージ装置10の電源起動時刻を含むコマンドを、ストレージI/F23を介して発行する。その後、サーバ1のシャットダウンによる電源切断を実行し(S3)、この処理を終了する。
§5:接続されたサーバが1台の場合のストレージ装置の電源切断時の処理
図5は接続されたサーバが1台の場合のストレージの電源切断時の処理フローチャートである。以下、図5に基づいて、接続されたサーバが1台の場合のストレージ装置の電源切断時の処理を説明する。なお、図5において、S11〜S18は各処理ステップを示す。
先ず、ストレージ装置10の主制御部16は、サーバ1からの電源切断指示と、次回給電開始時刻(コマンド)を受領したか否かを判断し(S11)、受領していなければ受領するのを待つ。そして、サーバ1からの電源切断指示と、次回給電開始時刻(コマンド)を受領したら、主制御部16は、その後、当該サーバ1からのアクセスはあるか否かを判断する(S12)。
その結果、当該サーバ1からのアクセスがあれば、そのアクセスに従って処理を行うが、当該サーバ1からのアクセスがなければ、電源切断指示と、次回給電開始時刻を受領後、予め決めた一定時間が経過したか否かを判断(時計、タイマ部14のタイマにより経過時間を計測して判断)する(S13)。
その結果、予め決めた一定時間が経過していなければS12の処理へ移行し、予め決めた一定時間が経過していれば、接続されたサーバ1との通信を試みる(S14)。そして、通信に失敗したか否かを判断し(S15)、失敗しなければ、通信内容に従う。しかし、失敗したら、サーバ1側は電源切断済と判断し、ストレージ装置10の電源切断処理を開始する(S16)。
次に、主制御部16は、電源切断に必要な後処理(例えば、キャッシュメモリ内のフラッシュ等)を終了させ、次回給電開始時刻を時計、タイマ部14のタイマにセットし、電源供給停止が可能になったことを、主制御部16から電源制御部13に通知する(S17)。
次に、電源停止可能の通知を受領した電源制御部13は、ストレージシステム電源11を切断し(S18)、この処理を終了する。
§6:接続されたサーバが複数台の場合のストレージ装置の電源切断時の処理
図6は接続されたサーバが複数台の場合のストレージの電源切断時の処理フローチャート(その1)、図7は接続されたサーバが複数台の場合のストレージの電源切断時の処理フローチャート(その2)である。以下、図6、図7に基づいて、接続されたサーバが複数台の場合のストレージ装置の電源切断時の処理を説明する。なお、図6、図7において、S21〜S30は各処理ステップを示す。
先ず、何れかのサーバ1からの電源切断指示と、次回給電開始時刻(コマンド)を受領したか否かを判断し(S21)、受領していなければ受領するのを待つ。そして、何れかのサーバ1からの電源切断指示と、次回給電開始時刻(コマンド)を受領したら、主制御部16は、その後、当該サーバ1からのアクセスはあるか否かを判断する(S22)。
その結果、当該サーバ1からのアクセスがあれば、そのアクセスに従って処理を行うが、当該サーバ1からのアクセスがなければ、電源切断指示と、次回給電開始時刻(コマンド)を受領後、予め決めた一定時間が経過したか否かを判断(時計、タイマ部14のタイマにより経過時間を計測して判断)する(S23)。
その結果、予め決めた一定時間が経過していなければS22の処理へ移行し、予め決めた一定時間が経過していれば、当該サーバ1との通信を試みる(S24)。そして、通信に失敗したか否かを判断し(S25)、失敗しなければ、通信内容に従う。しかし、失敗したら、当該サーバ1は電源切断済と判断し、次の処理を続行する(S26)。
次に、接続されている全てのサーバ1から、電源切断指示と、次回給電開始時刻を受領し、かつ、全てのサーバ1は電源切断済か否かを判断する(S27)。なお、S27の処理は、S21乃至S26の処理と同じ処理を行うことで前記S27の判断を行う。
その結果、接続されている全てのサーバ1から、電源切断指示と、次回給電開始時刻を受領し、かつ、全てのサーバ1は電源切断済でないと判断したら、S21の処理へ移行する。
しかし、接続されている全てのサーバ1から、電源切断指示と、次回給電開始時刻を受領し、かつ、全てのサーバ1は電源切断済であると判断したら、主制御部16は、電源切断に必要な後処理(例えば、キャッシュメモリ内のフラッシュ等)を終了させ、次回給電開始時刻を時計、タイマ部14のタイマにセットし、電源供給停止が可能になったことを、電源制御部13に通知する(S29)。次に、電源停止可能の通知を受領した電源制御部13は、ストレージシステム電源11を切断し(S30)、この処理を終了する。
§7:プログラムと記録媒体の説明
前記構成のサーバ1及びストレージ装置10(図2参照)において、記憶手段(図示省略したハードディスク装置等)に、前記サーバ1又はストレージ装置10の処理を実現するためのプログラムを格納しておき、このプログラムをCPU(例えば、主制御部25、16)が読み出して実行することにより、前記サーバ1又はストレージ装置10が行う処理を実行する。
しかし、本発明は、このような例に限らず、例えば、前記記憶手段の記録媒体に、次のようにしてプログラムを格納し、このプログラムをCPUが実行することで前記処理を行うことも可能である。
(a) :他の装置で作成されたリムーバブルディスクに格納されているプログラム(他の装置で作成したプログラムデータ)を、リムーバブルディスクドライブ(図示省略)により読み取り、前記記憶手段の記録媒体に格納する。
(b) :通信回線を介して他の装置から伝送されたプログラム等のデータを、通信制御部(図示省略)を介して受信し、そのデータを前記記憶手段の記録媒体(例えば、磁気ディスク)に格納する。
(付記)
前記の説明に対し、以下の構成を付記する。
(付記1)
装置内に給電するためのストレージシステム電源を有し、かつ、データを記憶する機能を有するストレージ装置と、該ストレージ装置に接続されたホストコンピュータとを有し、前記ホストコンピュータとストレージ装置が電源連動制御を行うシステムの前記ホストコンピュータにおいて、
外部からの入力情報に基づいて次回給電開始時刻を設定しておく設定情報格納部と、
シャットダウンにより電源切断を行う際に、内部情報に基づいて電源切断指示を作成すると共に、前記設定情報格納部から次回給電開始時刻を読み出す情報取得手段と、
前記電源切断指示と次回給電開始時刻を含むコマンドを前記ストレージ装置に対して発行するコマンド発行手段と、
を備えていることを特徴とするホストコンピュータ。
(付記2)
装置内に給電するためのストレージシステム電源を有し、かつ、データを記憶する機能を有するストレージ装置と、該ストレージ装置に接続されたホストコンピュータとを有し、前記ホストコンピュータとストレージ装置が電源連動制御を行うシステムの前記ストレージ装置において、
前記ホストコンピュータから電源切断指示と次回給電開始時刻を含むコマンドを受領するコマンド受領手段と、
前記電源切断指示を受領後、予め決めた一定時間、当該ホストコンピュータからのアクセスが無いことを監視する監視手段と、
前記監視により、予め決めた一定時間、ホストコンピュータからのアクセスが無いことを確認した場合、当該ホストコンピュータ側は電源切断済と判断する判断手段と、
前記電源切断指示を受領後、電源切断に必要な後処理を終了させ、次回給電開始時刻をタイマにセットするセット手段と、
前記セット終了後、ストレージシステム電源からの給電を停止させる制御を行う給電停止制御手段と、
前記給電停止してから、前記タイマに設定した次回給電開始時刻になると、ストレージシステム電源からの給電を開始する給電開始制御手段と、
を備えていることを特徴とするストレージ装置。
(付記3)
前記ストレージ装置に接続されたホストコンピュータが複数台の場合、ストレージ装置に接続している全てのホストコンピュータから電源切断指示と次回給電開始時刻を受領し、かつ、全てのホストコンピュータが電源切断状態であることを確認する確認手段と、
前記確認手段により、全てのホストコンピュータから電源切断指示と次回給電開始時刻を受領し、かつ、全てのホストコンピュータが電源切断状態であることを確認した場合、 前記セット手段は、次回給電開始時刻として、全てのホストコンピュータから受領している給電開始時刻の内の最も早い時刻を採用し、この時刻を前記タイマにセットする機能を備えていることを特徴とする付記2記載のストレージ装置。
(付記4)
装置内に給電するためのストレージシステム電源を有し、かつ、データを記憶する機能を有するストレージ装置と、該ストレージ装置に接続されたホストコンピュータとを有し、前記ホストコンピュータとストレージ装置が電源連動制御を行うシステムの前記ホストコンピュータの電源連動制御方法において、
外部からの入力情報に基づいて次回給電開始時刻を設定しておく設定情報手順と、
シャットダウンにより電源切断を行う際に、内部情報に基づいて電源切断指示を作成すると共に、前記設定情報格納部から次回給電開始時刻を読み出す情報取得手順と、
前記電源切断指示と次回給電開始時刻を含むコマンドを前記ストレージ装置に対して発行するコマンド発行手順と、
を備えていることを特徴とするホストコンピュータの電源連動制御方法。
(付記5)
装置内に給電するためのストレージシステム電源を有し、かつ、データを記憶する機能を有するストレージ装置と、該ストレージ装置に接続されたホストコンピュータとを有し、前記ホストコンピュータとストレージ装置が電源連動制御を行うシステムの前記ストレージ装置の電源連動制御方法において、
前記ホストコンピュータから電源切断指示と次回給電開始時刻を含むコマンドを受領するコマンド受領手順と、
前記電源切断指示を受領後、予め決めた一定時間、当該ホストコンピュータからのアクセスが無いことを監視する監視手順と、
前記監視により、予め決めた一定時間、ホストコンピュータからのアクセスが無いことを確認した場合、当該ホストコンピュータ側は電源切断済と判断する判断手順と、
前記電源切断指示を受領後、電源切断に必要な後処理を終了させ、次回給電開始時刻をタイマにセットするセット手順と、
前記セット終了後、ストレージシステム電源からの給電を停止させる制御を行う給電停止制御手順と、
前記給電停止してから、前記タイマに設定した次回給電開始時刻になると、ストレージシステム電源からの給電を開始する給電開始制御手順と、
を備えていることを特徴とするストレージ装置の電源連動制御方法。
(付記6)
装置内に給電するためのストレージシステム電源を有し、かつ、データを記憶する機能を有するストレージ装置と、該ストレージ装置に接続されたホストコンピュータとを有し、前記ホストコンピュータとストレージ装置が電源連動制御を行うシステムの前記ホストコンピュータに、
外部からの入力情報に基づいて次回給電開始時刻を設定しておく設定情報格納部と、
シャットダウンにより電源切断を行う際に、内部情報に基づいて電源切断指示を作成すると共に、前記設定情報格納部から次回給電開始時刻を読み出す情報取得手段と、
前記電源切断指示と次回給電開始時刻を含むコマンドを前記ストレージ装置に対して発行するコマンド発行手段の機能を実現させるためのプログラム、又は該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記7)
装置内に給電するためのストレージシステム電源を有し、かつ、データを記憶する機能を有するストレージ装置と、該ストレージ装置に接続されたホストコンピュータとを有し、前記ホストコンピュータとストレージ装置が電源連動制御を行うシステムの前記ストレージ装置に、
前記ホストコンピュータから電源切断指示と次回給電開始時刻を含むコマンドを受領するコマンド受領手段と、
前記電源切断指示を受領後、予め決めた一定時間、当該ホストコンピュータからのアクセスが無いことを監視する監視手段と、
前記監視により、予め決めた一定時間、ホストコンピュータからのアクセスが無いことを確認した場合、当該ホストコンピュータ側は電源切断済と判断する判断手段と、
前記電源切断指示を受領後、電源切断に必要な後処理を終了させ、次回給電開始時刻をタイマにセットするセット手段と、
前記セット終了後、ストレージシステム電源からの給電を停止させる制御を行う給電停止制御手段と、
前記給電停止してから、前記タイマに設定した次回給電開始時刻になると、ストレージシステム電源からの給電を開始する給電開始制御手段の機能を実現させるためのプログラム、又は該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
本発明の原理説明図である。 実施の形態におけるシステム構成図である。 実施の形態におけるテーブルデータの説明図であり、A図はサーバ1−2使用中のストレージ装置内部のテーブル例、B図は電源切断指示を受領した後の内部のテーフセル例である。 実施の形態におけるサーバの電源切断時の処理フローチャートである。 実施の形態における接続されたサーバが1台の場合のストレージの電源切断時の処理フローチャートである。 実施の形態における接続されたサーバが複数台の場合のストレージの電源切断時の処理フローチャート(その1)である。 実施の形態における接続されたサーバが複数台の場合のストレージの電源切断時の処理フローチャート(その2)である。 従来例の説明図である。
符号の説明

1、1−1、1−2、1−3 サーバ
1A ホストコンピュータ
2 電源制御専用カード
3 電源制御用ケーブル
10 ストレージ装置
11 ストレージシステム電源
12 常駐電源
13 電源制御部
14 時計、タイマ部
15 メモリ
16 主制御部
17 サーバインタフェース制御部(サーバI/F)
17A ホストインタフェース制御部(ホストI/F)
21 設定情報格納部
22 デバイスドライバ
23 ストレージインタフェース制御部(ストレージI/F)
24 時計、タイマ部
25 主制御部
26 常駐電源

Claims (5)

  1. 装置内に給電するためのストレージシステム電源を有し、かつ、データを記憶する機能を有するストレージ装置と、該ストレージ装置に接続されたホストコンピュータとを有し、前記ホストコンピュータとストレージ装置が電源連動制御を行うシステムの前記ホストコンピュータにおいて、
    外部からの入力情報に基づいて次回給電開始時刻を設定しておく設定情報格納部と、
    シャットダウンにより電源切断を行う際に、内部情報に基づいて電源切断指示を作成すると共に、前記設定情報格納部から次回給電開始時刻を読み出す情報取得手段と、
    前記電源切断指示と次回給電開始時刻を含むコマンドを前記ストレージ装置に対して発行するコマンド発行手段と、
    を備えていることを特徴とするホストコンピュータ。
  2. 装置内に給電するためのストレージシステム電源を有し、かつ、データを記憶する機能を有するストレージ装置と、該ストレージ装置に接続されたホストコンピュータとを有し、前記ホストコンピュータとストレージ装置が電源連動制御を行うシステムの前記ストレージ装置において、
    前記ホストコンピュータから電源切断指示と次回給電開始時刻を含むコマンドを受領するコマンド受領手段と、
    前記電源切断指示を受領後、予め決めた一定時間、当該ホストコンピュータからのアクセスが無いことを監視する監視手段と、
    前記監視により、予め決めた一定時間、ホストコンピュータからのアクセスが無いことを確認した場合、当該ホストコンピュータ側は電源切断済と判断する判断手段と、
    前記電源切断指示を受領後、電源切断に必要な後処理を終了させ、次回給電開始時刻をタイマにセットするセット手段と、
    前記セット終了後、ストレージシステム電源からの給電を停止させる制御を行う給電停止制御手段と、
    前記給電停止してから、前記タイマに設定した次回給電開始時刻になると、ストレージシステム電源からの給電を開始する給電開始制御手段と、
    を備えていることを特徴とするストレージ装置。
  3. 前記ストレージ装置に接続されたホストコンピュータが複数台の場合、ストレージ装置に接続している全てのホストコンピュータから電源切断指示と次回給電開始時刻を受領し、かつ、全てのホストコンピュータが電源切断状態であることを確認する確認手段と、
    前記確認手段により、全てのホストコンピュータから電源切断指示と次回給電開始時刻を受領し、かつ、全てのホストコンピュータが電源切断状態であることを確認した場合、 前記セット手段は、次回給電開始時刻として、全てのホストコンピュータから受領している給電開始時刻の内の最も早い時刻を採用し、この時刻を前記タイマにセットする機能を備えていることを特徴とする請求項2記載のストレージ装置。
  4. 装置内に給電するためのストレージシステム電源を有し、かつ、データを記憶する機能を有するストレージ装置と、該ストレージ装置に接続されたホストコンピュータとを有し、前記ホストコンピュータとストレージ装置が電源連動制御を行うシステムの前記ホストコンピュータの電源連動制御方法において、
    外部からの入力情報に基づいて次回給電開始時刻を設定しておく設定情報手順と、
    シャットダウンにより電源切断を行う際に、内部情報に基づいて電源切断指示を作成すると共に、前記設定情報格納部から次回給電開始時刻を読み出す情報取得手順と、
    前記電源切断指示と次回給電開始時刻を含むコマンドを前記ストレージ装置に対して発行するコマンド発行手順と、
    を備えていることを特徴とするホストコンピュータの電源連動制御方法。
  5. 装置内に給電するためのストレージシステム電源を有し、かつ、データを記憶する機能を有するストレージ装置と、該ストレージ装置に接続されたホストコンピュータとを有し、前記ホストコンピュータとストレージ装置が電源連動制御を行うシステムの前記ストレージ装置の電源連動制御方法において、
    前記ホストコンピュータから電源切断指示と次回給電開始時刻を含むコマンドを受領するコマンド受領手順と、
    前記電源切断指示を受領後、予め決めた一定時間、当該ホストコンピュータからのアクセスが無いことを監視する監視手順と、
    前記監視により、予め決めた一定時間、ホストコンピュータからのアクセスが無いことを確認した場合、当該ホストコンピュータ側は電源切断済と判断する判断手順と、
    前記電源切断指示を受領後、電源切断に必要な後処理を終了させ、次回給電開始時刻をタイマにセットするセット手順と、
    前記セット終了後、ストレージシステム電源からの給電を停止させる制御を行う給電停止制御手順と、
    前記給電停止してから、前記タイマに設定した次回給電開始時刻になると、ストレージシステム電源からの給電を開始する給電開始制御手順と、
    を備えていることを特徴とするストレージ装置の電源連動制御方法。
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