JP2007311890A - 画像読取装置、プログラム、記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】なるべく原稿の停止をさせないようにし、出力先の処理能力等にあわせて最高の生産性を発揮できる画像読取装置等を提供する。
【解決手段】複数毎の積載原稿からなる原稿束から原稿を一枚ずつ分離して給紙する給紙手段(給紙クラッチ70、給紙モータ71等)及び前記給紙手段により給紙された原稿を搬送する搬送手段(搬送センサ64、搬送モータ72等)を有する自動原稿搬送装置(ADF)を有し、複数枚の原稿を前記自動原稿搬送装置内で停止させることなく連続的に給紙、搬送しつつ読み取る画像読取装置において、前記自動原稿搬送装置において連続的に給紙、搬送する原稿間の紙間を可変する制御手段(CPU81)を有することを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動原稿搬送装置を有する画像読取装置等に関する発明である。
自動原稿搬送装置を有する画像読取装置においては、生産性を向上させるために、読み取り速度自体を向上させる方法のほかに、以下の方法がおこなわれる。即ち、紙間を狭くする方法(方法1)、継続読み取り可能である場合には、原稿を停止させないで読み取りする方法(方法2)等である。なお、方法2については、例えば、特許文献1の「自動原稿搬送装置」に開示されているように、原稿を止めずに搬送し、外部機器が間に合う場合は、読み取り位置の上流で原稿を停止せず、間に合わない場合は、読み取り位置の上流で原稿を停止するといった処理で実現されている。ここで「継続読み取り可能である場合」とは、画像読取装置に対してUSBやネットワークなどのインタフェースによって接続されたパーソナルコンピュータ等の外部装置や、直接接続された印刷装置等の出力先が画像データを受け付けるまでの間に、読み取りした画像データを一時的に蓄積するための画像メモリが使用可能である場合ということを意味している。
一般的には、方法1と方法2を組み合わせることで、最大の生産性をあげることが可能となる。ただし、方法1に従って紙間を狭くすると、その間の出力先の動作時間が短くなるため、方法2の「継続読み取り可能」という条件が満たされなくなり、原稿が停止する可能性が高くなってくる。
原稿を停止させると、原稿を減速して停止させるまでの間や、出力先が画像データを受付可能になって、原稿を再度加速搬送して読み取り速度まで加速させるまでの間など、原稿を読み取りしておらず、画像を転送することができない時間が存在するため、生産性が低下することになる。生産性を向上させるためには、なるべく原稿を停止させないように制御するのが望ましい。
画像読取装置の出力先は前述のパーソナルコンピュータや印刷装置等さまざまなものがあり、それぞれが固有の処理能力を持つ。そのため、出力先によっては十分な速度で画像データを受け取れず、原稿が頻繁に停止してしまう。また、ユーザによって指定される読取解像度が高くなり、画像データ量が多くなると、画像データの転送が所定時間内に終了せず、原稿が停止してしまうこともある。これらの外部要因により、期待される生産性が発揮できないことがあった。
特開2001−160887号公報
上記事情を鑑みて、本発明は、なるべく原稿の停止をさせないようにし、出力先の処理能力等にあわせて最高の生産性を発揮できる画像読取装置等を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の態様は、複数毎の積載原稿からなる原稿束から原稿を一枚ずつ分離して給紙する給紙手段及び前記給紙手段により給紙された原稿を搬送する搬送手段を有する自動原稿搬送装置を有し、複数枚の原稿を前記自動原稿搬送装置内で停止させることなく連続的に給紙、搬送しつつ読み取る画像読取装置において、前記自動原稿搬送装置において連続的に給紙、搬送する原稿間の紙間を可変する制御手段を有することを特徴とする画像読取装置に関するものである。
ここで、前記制御手段は、前記給紙手段の動作開始タイミングを変更することによって、前記自動原稿搬送装置において連続的に給紙、搬送する原稿間の紙間を可変することを特徴とする。
また、前記制御手段は、前記給紙手段の動作速度を変更することによって、前記自動原稿搬送装置において連続的に給紙、搬送する原稿間の紙間を可変することを特徴とする。
前記制御手段は、原稿を読み取ったときに生成する画像データの量に基づく読取条件に従って、前記自動原稿搬送装置において連続的に給紙、搬送する原稿間の紙間を可変することを特徴とする。
前記制御手段は、原稿一枚ごとに紙間を変更し、連続的な読み取りで原稿を停止させることなく動作させることのできる最短の紙間に漸近的に調整することを特徴とする。
本発明の他の態様は、複数毎の積載原稿からなる原稿束から原稿を一枚ずつ分離して給紙する給紙手段及び前記給紙手段により給紙された原稿を搬送する搬送手段を有する自動原稿搬送装置として機能させ、複数枚の原稿を前記自動原稿搬送装置内で停止させることなく連続的に給紙、搬送しつつ読み取るように実行させる画像読取装置のプログラムにおいて、前記自動原稿搬送装置において連続的に給紙、搬送する原稿間の紙間を可変する制御手段として機能させることを特徴とするプログラムに関するものである。
また、本発明の他の態様は、上記プログラムを記録した記録媒体に関するものである。
本発明の画像読取装置は、原稿間の紙間を可変するので、なるべく原稿の停止をさせることなく、出力先の処理能力等の環境に適応して生産性を向上させることができる。
以下、本発明の画像読取装置を実施するための最良の形態について説明する。説明する際には、本明細書と同時に提出する図面を適宜参照する。
図1は、本発明の画像読取装置の一実施の形態を適用した画像読取装置1の概略構成図である。図1において、画像読取装置1は、本体筐体2の上面部にコンタクトガラス3が配設されており、コンタクトガラス3の下方の本体筐体2の内部には、光源としての照明ランプ4と第1ミラー5、一体に構成された第2ミラー6と第3ミラー7、レンズ8、CCD駆動ユニット(SBU)9、走行体モータ10及びシステムコントロールユニット(SCU)11、IOB12及びRCU13等が配設されている。
照明ランプ4と第1ミラー5は、図示しない第1走行体に、第2ミラー6と第3ミラー7は、図示しない第2走行体に搭載されており、走行体モータ10により駆動されて、副走査方向(図1のA方向)に移動される。
画像読取装置1は、コンタクトガラス3上にセットされた原稿(図示略)を読み取る際には、第1走行体と第2走行体を副走査方向に移動させながら、照明ランプ4からコンタクトガラス3上にセットされた原稿に光を照射し、原稿で反射された光を第1ミラー5で第2ミラー6方向に反射させ、さらに、第2ミラー6で第3ミラー7方向に反射させて、第3ミラー7でレンズ8方向に反射させる。画像読取装置1は、レンズ8に入射された光をCCD駆動ユニット9に集光して、CCD駆動ユニット9に搭載されているCCD(Charge Coupled Device)14で入射光を光電変換して、画像信号を出力する。
また、画像読取装置1は、原稿領域外に白色基準板(図示略)が設けられており、原稿の読み取りに先立って白色基準板を読み取って、光学系ひずみ情報を含んだシェーディングデータを採集・保存する。
画像読取装置1は、ADF(自動両面原稿搬送装置)20が本体筐体2の上部に取り付けられており、ADF20は、原稿トレイ21、ピックアップローラ22、分離ローラ対23、搬送ドラム24、搬送ローラ25および26、搬送ガイド板27、密着イメージセンサ28、白色ローラ29、搬送ローラ対30、インプリントユニット31、排紙ローラ対32及び排紙トレイ33等を備えており、上記ピックアップローラ22、分離ローラ対23の給紙機構(給紙手段)を給紙モータ71(図2参照)で駆動し、また、搬送ドラム24、搬送ローラ25および26、白色ローラ29、搬送ローラ対30及び排紙ローラ対32の搬送機構(搬送手段)を搬送モータ72(図2参照)で駆動する。本体筐体2の上部であって、上記搬送ドラム24と対向する位置には、DF用原稿ガラス35が配設されている。
画像読取装置1は、ADF20を使用して原稿を搬送して原稿の読み取りを行う場合には、原稿トレイ21上に積載された複数枚の原稿を、ピックアップローラ22と分離ローラ対23で搬送ドラム24に1枚ずつ送り出し、搬送ドラム24と搬送ローラ25により搬送ドラム24とDF用原稿ガラス35との間の読取位置Bを経て、搬送ローラ26により搬送ドラム24から搬送ガイド板27に送り出して、白色ローラ29と密着イメージセンサ28の間、搬送ローラ対30、インプリントユニット31及び排紙ローラ対32へと順次搬送して、排紙トレイ33上に排出する。
画像読取装置1は、ADF20を使用して原稿トレイ21上に載置された片面原稿の第1面としての上面(表面)の画像の読み取りを行う場合には、第1走行体と第2走行体を読取位置Bで読み取りを行うために、読取位置Bに移動させて、搬送ドラム24により当該搬送ドラム24とDF用原稿ガラス35との間を搬送される原稿の表面の画像の読み取りを行う。この場合、照明ランプ4から搬送ドラム24とDF用原稿ガラス35との間を搬送される原稿の表面に光を照射し、原稿で反射された光を第1ミラー5で第2ミラー6方向に反射させ、さらに、第2ミラー6で第3ミラー7方向に反射させて、第3ミラー7でレンズ8方向に反射させて、レンズ8で入射光をCCD駆動ユニット9に集光して、CCD駆動ユニット9に搭載されているCCD14で入射光を光電変換して、画像信号を出力する。
また、画像読取装置1は、ADF20を使用して原稿トレイ21上に載置された両面原稿の画像の読み取りを行う場合には、搬送ドラム24により搬送される原稿の表面の画像を上記片面原稿の場合と同様に読み取り、上面の読み取りの完了した原稿を搬送ガイド板27で案内しつつ、白色ローラ29と密着イメージセンサ28の間に搬送して、原稿が読取位置Cを通過する際に、密着イメージセンサ28で原稿の第2面としての下面(裏面)の画像を読み取る。
そして、密着イメージセンサ28は、図示しないが、光源であるLED、レンズ、センサ素子等で構成されており、密着イメージセンサ28には、読取位置Cを通過する際に、読取位置Bで読み取られた原稿の反対の面(裏面)が読取位置Cを通過する。密着イメージセンサ28は、通過する原稿の裏面に、LEDから光を照射し、その反射光を密着イメージセンサ28上のレンズで集束して、密着イメージセンサ28のセンサ素子に照射させて光電変換する。
上記第1走行体に搭載された照明ランプ4と第1ミラー5、第2走行体に搭載された第2ミラー6と第3ミラー7及びレンズ8とCCD14、また、上記密着イメージセンサ28は、読取手段として機能している。
この密着イメージセンサ28の原稿を挟んだ対向部に、白色ローラ29が設置されており、白色ローラ29は、密着イメージセンサ28による原稿読取時のシェーディング補正用白色部材として使用される。
搬送ローラ対30と排紙ローラ対32の間に、インプリントユニット31が設置されており、インプリントユニット(インプリント手段)31は、インクジェットヘッドからなる印字部と、印字部に供給するインクを収納するインクカートリッジとから構成されている。画像読取装置1は、原稿をインプリントユニット31の印字部の真下を通過させて搬送し、当該原稿の搬送と連動させた速度で印字部からインクを噴出させて、原稿面にアルファベット文字や数字等のインプリント情報を印字する。
そして、画像読取装置1は、図2に示すようにブロック構成されており、上記CCD駆動ユニット(SBU)9、走行体モータ10、SCU11、IOB12、RCU13、密着イメージセンサ28、インプリントユニット(図2では、インプリンタと記載。)31及び照明ランプ4であるXeランプを備えているとともに、本体側に、ネットワークコントローラ41、PSU(電源ユニット)43、ACスイッチ44、本体操作パネル45、ランプレギュレータ47、冷却ファン48、ホームポジションセンサ49及びネットワーク操作パネル50等を備え、また、ADF20に、RSBU61、ADU62、表示PCB63、搬送センサ64、レジストセンサ65、排紙センサ66、原稿有無センサ67、ADFリフトアップセンサ68、トレイ上昇クラッチ69、給紙クラッチ70、給紙モータ71及び搬送モータ72等を備えている。
そして、SCU11は、CPU(Central Processing Unit)81、ROM(Read Only Memory)82、RAM(Random Access Memory)83、CPUバス84、SCSI(Small Computer System Interface)コントローラ85、SiBC86、DRAM(Dynamic Random Access Memory)87、IPU88およびEEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)89等を備えている。
ROM82は、画像読取装置1の制御プログラム等を格納する。RAM83は、画像読取装置1の制御データを記憶する。EEPROM89は、CCD14の駆動回数等の画像読取装置1各部の動作履歴情報や、調整設定値等を記憶する。
画像読取装置1は、CCD駆動ユニット9上のCCD14に入射した原稿の反射光を、CCD14で光の強度に応じた電圧値を持つアナログ信号に変換し、このアナログ信号を、奇数ビットと偶数ビットに分かれて出力する。画像読取装置1は、CCD駆動ユニット9上で、アナログ画像信号のアナログ処理回路(図示せず)暗電位部分を取り除いて、奇数ビットと偶数ビットを合成し、所定の振幅にゲイン調整した後、A/Dコンバータに入力してデジタル信号化する。画像読取装置1は、デジタル化した画像信号を、SCU11上のIPU88で、シェーディング補正、ガンマ補正、MTF補正等を行った後、ページ同期信号、ライン同期信号、画像クロックとともにビデオ信号として出力する。
画像読取装置1は、IPU88から出力されたビデオ信号を、記憶手段であるDRAM87を管理するSiBC86に入力し、DRAM87に蓄える。SiBC86は、DRAM25内を複数のエリアに分割すると共に、これら複数のエリアから入力、出力用にそれぞれ一つずつを選択するとともに、これら複数のエリア内のデータ量を監視して、このデータ量をCPU81に割り込み信号で通知する。
画像読取装置1は、DRAM87の複数のエリアのうち出力用に選択したエリアに蓄えられた画像データを、SiBC86を介して転送手段としてのSCSIコントローラ85またはネットワークコントローラ41に送り、SCSIコントローラ85またはネットワークコントローラ41からパーソナルコンピュータやプリンタ等の外部装置へ画像データを転送する。
画像読取装置1は、密着イメージセンサ28で光電変換されたアナログ画像信号を、RSBU61上でデジタル変換し、デジタル化した画像信号を、RSBU61上でシェーディング補正を施した後、RCU13に送る。
RCU13は、DRAMで構成される画像メモリと画像メモリを制御するSiBCで構成され、画像データを一旦画像メモリに蓄積した後、SCU11に転送する。画像読取装置1では、RCU13からSCU11へ送られた画像データとSCU11上のSiBC86から出力される画像データとを切り換え可能となっており、画像読取装置1は、いずれかの画像データを選択して、SCSIコントローラ85またはネットワークコントローラ41へ転送する。
SCU11は、CPU(制御手段)81が、SCSIコントローラ85またはネットワークコントローラ41を制御して、パーソナルコンピュータ等の外部装置との通信を行ない、画像データを外部装置に転送する。また、CPU81は、ステッピングモータである走行体モータ10、給紙モータ71、搬送モータ72のタイミング制御も行なっている。ADU62は、ADF20に用いる電装部品の電力供給を中継する機能を有し、SCU11上のCPU81に接続されている入力ポートは、IOB12を介して本体操作パネル45に接続されている。本体操作パネル45上には、図示しないスタートスイッチとアボートスイッチ及び表示手段としてのディスプレイ、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)パネルが実装されており、それぞれのスイッチが押下されると、入力ポートを介してCPU81はスイッチがONされたことを検出する。本体操作パネル45は、画像読取装置1の動作状態等を表示出力する。
そして、画像読取装置1は、原稿の読取タイミングと読み取った画像データの転送タイミングを制御するために、ADF20に、上記搬送センサ64、レジストセンサ65、排紙センサ66、原稿有無センサ67及びADFリフトアップセンサ68等が配設されている。
原稿有無センサ67は、ADF20の原稿トレイ21上に原稿があるか否かを検出し、搬送センサ64は、ピックアップローラ22で原稿トレイ21上から分離ローラ対23の間に送り出されて分離ローラ対23によって一枚ごとに分離され、さらに搬送ドラム24と搬送ローラ25の間に送り出されて搬送ドラム24と搬送ローラ25により搬送される原稿を検出する。レジストセンサ65は、搬送ローラ25と搬送ドラム24により読取待機位置に搬送された原稿を検出し、排紙センサ66は、排紙ローラ対32により排紙トレイ33上に排出される原稿を検出する。ADFリフトアップセンサ68は、原稿の積載されている原稿トレイ21をADF20の給紙口に持ち上げたり、原稿を原稿トレイ21にセットするためにトレイ位置を下げたりするために用いるトレイ位置を検出する。また、上記搬送センサ64、レジストセンサ65及び排紙センサ66は、ADF20内における原稿送りジャムの検出も行なう。
図3を使用して、従来技術を使用した画像読取装置の動作制御処理について説明する。機構・ブロック図は、図1、図2と同じである。
S100では、外部装置から読み取り要求を受信するのを待つ。S101では、原稿有無センサ67の出力により、原稿トレイ21上に読取すべき原稿があるかどうかを判定し、原稿がある場合は動作を継続する。原稿がない場合は、S102に移り、外部装置にエラーを通知してS100に戻る。以降、原稿がなくなるまで以下の処理を継続する。
左のラインは、搬送・読取動作の流れで、中央のラインは給紙動作の流れ、右のラインは画像データ転送処理の流れである。これらは適宜同期・協調しながら並行的に動作し、3つの流れがすべて終了した時点でAのステップに移り、動作を終了し、S100に戻る。
左のライン(搬送・読取動作)を説明する。S110では、読取枚数を把握する目的のため、読み取りカウンタを0に設定する。そして、搬送モータ72を駆動開始する。S111では、画像メモリ判定位置に原稿が到達するのを待つ。画像メモリ判定位置は、読取位置より上流に設定されており、ここを通過した時点では、搬送速度を減速し読取手段より手前で原稿を停止させることができる。
S112では、画像メモリに空きエリアがあるかどうかを判定する。画像メモリは複数のエリアに分割されており、各エリアは原稿1ページ分の画像データを保持するに十分な容量が確保されている。空きエリアがある場合は、S113に進む。空きエリアがない場合は、S120に分岐する。
画像メモリに空きエリアが無い場合とは、すべてのエリアに読取済みの画像データが入っている状態である。この状態では、原稿画像を一時的に追加蓄積することができないため、読み取りを継続することはできない。将来的には、画像データが外部装置に転送されて空きエリアができ、再度読み取りが可能となる。
S120に分岐すると、モータを停止する。モータとは、搬送モータだけではなく、給紙モータを含む。搬送モータおよび給紙モータを減速することで、原稿を機内に停止させる。S121で、転送手段により画像データが転送されて、画像メモリに空きエリアができるのを待つ。画像メモリに空きエリアができた場合は、S122でモータを起動し、加速させ、原稿の給紙搬送を再開する。
S113では、読み取りを開始する準備として画像データの入力先となる画像メモリのエリアを選択する。S114では、読取手段が読み取りを実施する読取位置まで原稿が搬送されるのを待つ。原稿が読取位置に到達すると、S115で、原稿読み取りを開始し、画像メモリの選択エリアに画像データを入力・蓄積する。
S116では、原稿後端が読取位置を通過するのを待つ。原稿の後端が読取位置を通過するタイミングで、S117にて、原稿読み取りを終了させる。
S118では、読取可能な次原稿があるかどうかを判定する。次原稿有無は、機内に給紙搬送中の原稿があるか、原稿トレイ上に原稿が残っているかどうかで判定する。読取可能な次原稿がある場合は、S111に戻る。このとき、搬送モータは停止しない。すなわち、S120への分岐がなければ、読取終了まで搬送モータは停止することなく、継続して動作しつづける。読取可能原稿が無くなったら、S119で搬送モータを停止し、搬送・読取動作を終了する。
次に、中央のライン(給紙動作)を説明する。S130では、読取カウンタに0を設定する。読取カウンタは、搬送開始から画像データを出力完了するまでの処理内にある対象原稿のページ数を示す。
S131では、給紙クラッチをONして、給紙モータに連動してピックアップローラが動作するように設定し、給紙モータを起動する。
S132では、給紙原稿が給紙終了位置まで到達するのを待つ。給紙終了位置とは、原稿に搬送ローラの駆動力が伝わるようになって、搬送ローラで搬送できるようになる位置である。
給紙が終了したら、S133で給紙クラッチをOFFし、給紙モータを停止する。S134では、読取カウンタに1を加算する。
S135で、先ほど給紙した原稿が搬送されて、後端が次原稿給紙開始位置に到達するのを待つ。次原稿給紙開始位置とは、次原稿の給紙動作を開始するかどうか判定するために設定された位置で、読取位置よりも上流に設定されている。
原稿の後端が判定位置を通過すると、S136で給紙可能な次原稿があるかどうかを判定する。判定は、原稿トレイ上に原稿があるかどうかで実施できる。次原稿がある場合は、S131に戻り、次原稿の給紙動作を開始する。次原稿がない場合は、給紙動作を終了する。
次に、右のライン(画像データ転送処理)を説明する。S140では、画像メモリのどのエリアから画像データを出力転送するかを選択する。S141では、選択したエリアに転送可能な画像データがあるかどうかを判定する。画像データがない場合は、搬送・読取動作によって入力されるのを待つ。S142では、画像データを外部装置に転送する。
S143では、転送されずに残った画像データがあるかどうかを判定し、1ページ分として出力すべき画像データをすべて転送したら、S144に進む。画像データが残っている場合は、S142に戻り、画像データを転送する。
S144では、読取カウンタから1を減算する。直前に転送した画像データの原稿に関して、給紙動作(S134)にて加算した分を減算することになる。
S145では、外部装置から読取要求を受信するのを待つ。S146では、読取カウンタが0であるかどうかを判定する。0であれば、処理中の原稿も転送されずに残っている画像データもないため、転送処理を終了する。0でなければ、S140に戻り、次の画像データの出力処理を開始する。
従来技術においては、S120からS122のステップに入ったときに、原稿を停止させる。原稿を停止させると、原稿を減速して停止させるまでの間や、出力先が画像データを受付可能になって、原稿を再度加速搬送して読み取り速度まで加速させるまでの間など、原稿を読み取りしておらず、画像を転送することができない時間が存在するため、生産性が低下することになる。
原稿を停止させなければならないのは、1ページあたりの画像データの転送にかかる時間よりも、読取位置上の原稿を搬送する際の、原稿の先端から、次の原稿の先端まで送る時間(入れ替え時間)の方が短い場合である。この条件では、読取を継続すると、いずれ画像メモリの空きエリアがなくなってしまい、停止させることになる。逆の条件では、出力に入力が追いついていないということであり、生産性を向上させる余地がある。最適なのは、1ページあたりの画像データの転送時間と、入れ替え時間が等しい条件で、最大の生産性が発揮される。
1ページあたりの画像データの転送時間は、ユーザによって指定される読取条件と、外部装置の処理速度に依存するため装置側で意図的に変更ができない。原稿の入れ替え時間を長くすることで、原稿を停止させないようにすることが可能である。
入れ替え時間を長くする方法としては、原稿の搬送・読取速度を低下させる方法と、紙間を広くする方法がある。搬送・読取速度の変更は、特に搬送手段上に複数枚の原稿を搬送している状態で変更することは、読取画質に悪影響を与えるため、適切ではない。そのため、一般的に、原稿の紙間を調整する方法をとる。原稿の紙間は、S135における次原稿給紙判定位置と、原稿の給紙速度によって決定される。
次原稿給紙判定位置を相対的に上流側に移動すると、原稿の給紙動作を開始するタイミングが速くなり、紙間を狭くできる。逆に、下流側に移動すると、原稿の給紙動作を開始するタイミングが遅くなり、紙間を広くすることができる。
原稿の給紙速度を速くすると、読取位置では、前原稿との相対的な距離が近くなっていく。つまり紙間を狭くできる。逆に、原稿の給紙速度を遅くすると、前原稿との相対的な距離が離れていく。つまり紙間を広くできる。
従来技術では、設計時に、紙間が安定的にもっとも狭くなるように次原稿給紙開始位置と給紙速度が決定される。そのため、接続する外部機器の状態・環境によって画像データの転送時間が長くなる場合には、原稿の停止が発生してしまい、発揮できるはずの生産性にならなくなる。
本形態の第1例では、S135における次原稿給紙判定位置を移動することで給紙の動作開始タイミングを変更することにより、原稿の紙間を変更する。次原稿給紙判定位置を決定するために、画像読み取り条件によって決まる画像データ量に従う。
原稿の幅をAインチ、原稿の長さをBインチ、読み取り解像度がRdpi(dot per inch)である場合の、画像データ量D(MB)は、以下の式で算出できる。
RGB各色8ビットカラー時:
D=(A×R)×(B×R)×3/1024/1024
モノクロ8ビットグレースケール時:
D=(A×R)×(B×R)/1024/1024
機内読取位置より上流にあるレジストセンサ65の出力が切り替わった時点から、ステッピングモータである搬送モータに送出したパルス数をカウントすることで、搬送中の原稿のレジストセンサからの相対位置が決定できる。
原稿後端がレジストセンサを過ぎてからの距離を、所定の距離、つまりレジストセンサから相対的に下流にある次原稿給紙判定位置までの距離と比較することで、原稿後端が次原稿給紙判定位置に到達したか否かが判定できる。
レジストセンサから次原稿給紙判定位置までの距離の初期値L0(mm)を、以下の数式で決定する。
Dが10以上の場合; L0=10+D
Dが10未満の場合; L0=20
たとえば、レターサイズ(8.5インチ×11インチ)の原稿を各色8ビットカラーの100DPIで読み取りするときは、D=2.7(MB)であるため、
L0=20(mm)
とし、同サイズで各色8ビットカラーの400DPIで読み取りするときは、D=42.8(MB)であるため、
L0=62.8(mm)
とする。
このL0を初期値として使用し、連続読み取りをおこないつつ、レジストセンサから次原稿給紙判定位置までの距離Lを、1枚の画像データを送出するごとに微調整する。その際の処理フローを図4に従って説明する。
S200では、2枚目を給紙する際に、S135で使用する次原稿給紙判定位置LとしてL0を使用することを示している。
S201では、外部機器に、1ページ分の画像データを転送する。1枚目の画像データ転送が終了するまでの間は、LをL0のまま使用することを示している。
S202では、直前の画像データ転送が終了するまでの間に原稿が停止したかどうかを判定する。停止した場合は、S210でLに1を加算する。これにより、レジストセンサから次原稿給紙判定位置までの距離が1mm長くなり、次の給紙動作のS135で、紙間を1mmだけ広くする。そして、S201に戻る。このループにより、停止するたびに、紙間が1mmずつ広がっていく。
S202で、停止していないと判定した場合は、S203でLから1を減算する。これにより、レジストセンサから次原稿給紙判定位置までの距離が1mm短くなり、次の給紙動作のS135で、紙間を1mmだけ狭くする。そして、S204に進む。S204では、次の画像データを転送する。
S205では、S204のデータ転送の間に原稿が停止したかどうかを判定する。停止しなかった場合は、S203に戻る。このループにより、停止しないたびに、紙間が1mmずつ狭くなっていく。S205で、停止したと判定した場合は、直前のループにて、L+1では停止しないことが確認されているので、Lの値を1だけ加算して、以降、Lの値を変更しない(S206)。
本形態の第2例では、原稿の給紙速度を変更することで、原稿の紙間を変更する。給紙速度を決定するために、画像読み取り条件によって決まる画像データ量に従う。
給紙モータはステッピングモータであるので、単位時間あたりに送出するパルス数を変更することで、給紙速度を変更することができる。単位時間あたりのパルス数を増やせば、給紙速度は速くなり、単位時間あたりのパルス数を減らせば、給紙速度は遅くなる。なお、ここでいう給紙速度は目標速度であり、台形制御にて目標給紙速度まで徐々に加速する方法をとる。
画像データ量D(MB)は、第1例と同じ式で算出できる。目標給紙速度の初期値V0(mm/s)を、以下の数式で決定する。
Dが10以上の場合; V0=505−D×5
Dが10未満の場合; V0=455
たとえば、レターサイズ(8.5インチ×11インチ)の原稿を各色8ビットカラーの100DPIで読み取りするときは、D=2.7(MB)であるため、
V0=455(mm/s)
とし、同サイズで各色8ビットカラーの400DPIで読み取りするときは、D=42.8(MB)であるため、
V0=291(mm/s)
とする。
このV0を初期値として使用し、連続読み取りをおこないつつ、給紙動作時の給紙モータへ送出する単位時間あたりのパルス数を、動作中に、微調整する。その際の処理フローを図5に従って説明する。
S300では、2枚目を給紙する際に、S131からの給紙モータ動作時の原稿の目標給紙速度VとしてV0を使用することを示している。
S301では、外部機器に、1ページ分の画像データを転送する。1枚目の画像データ転送が終了するまでの間は、VをV0のまま使用することを示している。
S302では、直前の画像データ転送が終了するまでの間に原稿が停止したかどうかを判定する。停止した場合は、S310でVから10を減算する。これにより、原稿の給紙速度が10mm/s遅くなり、次の給紙動作で、紙間を広くする。そして、S301に戻る。このループにより、停止するたびに、給紙速度が10mm/sずつ遅くなり、紙間が徐々に広がっていく。
S302で、停止していないと判定した場合は、S303でVに10を加算する。これにより、原稿の給紙速度が10mm/s速くなり、次の給紙動作で、紙間を狭くする。そして、S304に進む。S304では、次の画像データを転送する。
S305では、S304のデータ転送の間に原稿が停止したかどうかを判定する。停止しなかった場合は、S303に戻る。このループにより、停止しないたびに、給紙速度が10mm/sずつ速くなり、徐々に紙間が狭くなっていく。S305で、停止したと判定した場合は、直前のループにて、V+10では停止しないことが確認されているので、Vの値から10だけ減算して、以降、Vの値を変更しない(S306)。
以上の例では、紙間を変更する方法として、次原稿給紙判定位置と給紙速度の片方のみを使用しているが、両方を変更しても良い。
また、以上の例では、所与の読取条件として、画像データ量を使用しているが、カラー/モノクロの読み取り色情報、解像度、原稿サイズの1種類や2種類だけを使用して、次原稿給紙判定位置や給紙速度を決定し変更してもよい。
さらに言えば、接続先インタフェースや、外部機器の種類等、転送データ出力速度に影響を与える外部条件や、原稿の種類やスリップ率等、実際の給紙速度に影響を与える外部条件によって、変更しても良い。
また、紙間を変更する際の数式は、モデルや装置の特性の相違により別の数式を採用しても良い。
また、数式による演算ではなく、あらかじめ読取条件と紙間もしくは次原稿給紙判定位置や給紙速度の対応がなされたテーブルを作成しておき、それを参照することによって決定しても良い。テーブル参照と数式の組み合わせでも良いことは明らかである。
また、本例のように動作中に紙間を変更せず、所与の読取条件が変更されるごとに紙間を変更するだけとしても、類似の効果が得られるのは明らかである。
本形態の画像読取装置を実施することにより、以下の効果を奏する。
まず、原稿間の紙間を可変するので、出力先の処理能力等の環境に適応して生産性を向上させることができる。
また、給紙手段の動作開始タイミングを変更することで原稿間の紙間を変更できるので、出力先の処理能力等の環境に適応して生産性を向上させることができる。
また、給紙手段の動作速度を変更することで原稿間の紙間を変更できるので、出力先の処理能力等の環境に適応して生産性を向上させることができる。
また、所与の読取条件にしたがって原稿間の紙間を変更できるので、出力先の処理能力等の環境に適応して生産性を向上させることができる。
また、読取する画像データ量が多ければ紙間を広くするので、原稿を停止させなければならない可能性が減り、出力先の処理能力等の環境に適応して生産性を向上させることができる。
また、読取する画像データ量が少なければ紙間を狭くするので、紙間を狭くすることができ、出力先の処理能力等の環境に適応して生産性を向上させることができる。
また、連続読取で止まらない最短の紙間に漸近的に調整するので、連続読取するときの紙間を出力先の処理能力等の環境に適応した最短の紙間にできるため、生産性を向上させることができる。
なお、上述した形態は本発明の画像読取装置を実施するための最良のものであるが、かかる実施形式に限定する趣旨ではなく、本発明の要旨を変更しない範囲内においてその実施形式を種々変形することが可能である。
画像読取装置1の概略構成図である。 画像読取装置1のブロック構成図である。 画像読取装置の動作制御処理のフローチャートである。 本形態の第1例における処理のフローチャートである。 本形態の第2例における処理のフローチャートである。
符号の説明
1 画像読取装置
2 本体筐体
3 コンタクトガラス
4 照明ランプ
5 第1ミラー
6 第2ミラー
7 第3ミラー
8 レンズ
9 CCD駆動ユニット(SBU)
10 走行体モータ
11 システムコントロールユニット(SCU)
12 IOB
13 RCU
14 CCD
20 ADF(自動両面原稿搬送装置)
21 原稿トレイ
22 ピックアップローラ
23 分離ローラ対
24 搬送ドラム
25 搬送ローラ
26 搬送ローラ
27 搬送ガイド板
28 密着イメージセンサ(CIS)
29 白色ローラ
30 搬送ローラ対
31 インプリントユニット(インプリンタ)
32 排紙ローラ対
33 排紙トレイ
35 DF用原稿ガラス
41 ネットワークコントローラ
43 PSU(電源ユニット)
44 ACスイッチ
45 本体操作パネル
47 ランプレギュレータ
48 冷却ファン
49 ホームポジションセンサ
50 ネットワーク操作パネル
61 RSBU
62 ADU
63 表示PCB
64 搬送センサ
65 レジストセンサ
66 排紙センサ
67 原稿有無センサ
68 ADFリフトアップセンサ
69 トレイ上昇クラッチ
70 給紙クラッチ
71 給紙モータ
72 搬送モータ
81 CPU
82 ROM
83 RAM
84 CPUバス
85 SCSIコントローラ
86 SiBC
87 DRAM
88 IPU
89 EEPROM

Claims (7)

  1. 複数毎の積載原稿からなる原稿束から原稿を一枚ずつ分離して給紙する給紙手段及び前記給紙手段により給紙された原稿を搬送する搬送手段を有する自動原稿搬送装置を有し、
    複数枚の原稿を前記自動原稿搬送装置内で停止させることなく連続的に給紙、搬送しつつ読み取る画像読取装置において、
    前記自動原稿搬送装置において連続的に給紙、搬送する原稿間の紙間を可変する制御手段を有することを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記制御手段は、前記給紙手段の動作開始タイミングを変更することによって、前記自動原稿搬送装置において連続的に給紙、搬送する原稿間の紙間を可変することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記制御手段は、前記給紙手段の動作速度を変更することによって、前記自動原稿搬送装置において連続的に給紙、搬送する原稿間の紙間を可変することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  4. 前記制御手段は、原稿を読み取ったときに生成する画像データの量に基づく読取条件に従って、前記自動原稿搬送装置において連続的に給紙、搬送する原稿間の紙間を可変することを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の画像読取装置。
  5. 前記制御手段は、原稿一枚ごとに紙間を変更し、連続的な読み取りで原稿を停止させることなく動作させることのできる最短の紙間に漸近的に調整することを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の画像読取装置。
  6. 複数毎の積載原稿からなる原稿束から原稿を一枚ずつ分離して給紙する給紙手段及び前記給紙手段により給紙された原稿を搬送する搬送手段を有する自動原稿搬送装置として機能させ、
    複数枚の原稿を前記自動原稿搬送装置内で停止させることなく連続的に給紙、搬送しつつ読み取るように実行させる画像読取装置のプログラムにおいて、
    前記自動原稿搬送装置において連続的に給紙、搬送する原稿間の紙間を可変する制御手段として機能させることを特徴とするプログラム。
  7. 請求項6に記載のプログラムを記録した記録媒体。
JP2006136466A 2006-05-16 2006-05-16 画像読取装置、プログラム、記録媒体 Withdrawn JP2007311890A (ja)

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