JP2007309516A - クラッチ構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】クラッチ構造の提供。
【解決手段】クラッチ構造は、回転軸線の周りで回転できるクラッチハウジングを有するクラッチ装置を有し、ここで、クラッチ装置は、駆動部と伝達装置との間の作動連結を確立するようにまたは解除するように設計され、ピストンおよびクラッチ要素の形態のクラッチ構成要素を備える。ピストンは、クラッチ要素を保持する圧力空間と冷却空間との間のシールを形成する。圧力空間または冷却空間は供給ユニットに接続され、この結果、圧力空間または冷却空間には流体媒体を供給でき、圧力空間または冷却空間は、クラッチ装置の少なくとも1つの供給ラインに接続することによって、変速機の送入ラインに接続され、場合によっては、クラッチ装置の少なくとも1つの吐出ラインに接続することによって、変速機の送出ラインに接続される。第1の供給ライン用の作動ラインはクラッチ装置に割り当てられる。第1の供給ラインは、第2の供給ライン用の送入ライン、または吐出ライン用の送出ラインと独立している。
【選択図】図2

Description

本発明は、駆動部と変速機との間に設置するためのクラッチ構造であって、回転軸線を中心に回転できるクラッチハウジングと、駆動部と変速機との間で作動連結を行うように係合させることができる、ピストンおよびクラッチ要素を含むクラッチであって、前記ピストンが、クラッチ要素が設置される圧力空間と冷却空間とを分割するクラッチと、供給ラインによって空間の一方に接続された流体供給ユニットとを含むクラッチ構造に関する。
この種のクラッチ構造は、特許文献1から知られている。このクラッチ構造は、回転軸線の周りで回転できるクラッチハウジングを有するクラッチ装置を有し、いくつかのクラッチ構成要素が使用位置にある場合に内燃機関のクランク軸などの駆動部と変速機入力軸などの伝達装置との間で作動連結を確立するために、そしてクラッチ構成要素が係合解除位置にある場合に伝達装置を駆動部から切り離すために使用される。クラッチ構成要素は、ピストンの形態であり、また駆動側のクラッチ要素および解放側のクラッチ要素の形態であり、ここで、ピストンは、圧力空間と冷却空間との間にシールを形成するために使用され、クラッチ要素は圧力空間と冷却空間とに設置される。圧力空間と同様に、冷却空間は、供給ラインによって供給ステーションに接続され、この結果、この空間に流体媒体を供給できる。供給ステーションは、駆動部の反対側のクラッチハウジング側に設けられる。クラッチ装置のこれらの供給ラインの各々は変速機の送入ラインに接続され、これに対して、冷却空間に割り当てられたクラッチ装置の吐出ラインは変速機の送出ラインに接続される。
圧力空間用のおよび冷却空間用の供給ラインと、冷却空間用の吐出ラインとが、変速機入力軸を通過する中央孔の形態の回転軸線のすぐ近くの半径方向領域において、また環状溝の形態の回転軸線のすぐ外側の半径方向領域において実現され、ここで、第1の溝は、クラッチハウジングの周りの変速機の変速機ハウジングに配置されたクラッチハウジングハブと固定支持軸との間に半径方向に延在し、ここで、第2の溝は、この支持軸と変速機入力軸との間に半径方向に延在する。
これらの種類のクラッチ装置であって、供給ステーションから第1の供給ラインを介して圧力空間に流体媒体を充填でき、第2の供給ラインを介して冷却空間に流体媒体を充填でき、さらに、冷却空間が、流体媒体用の吐出ラインも有し、この結果、この媒体を流体リザーバに戻すことができるこれらの種類のクラッチ装置は、その専門分野において、「3ラインシステム」と呼ばれている。クラッチ構造には、通常、伝達装置によって、すなわち変速機入力軸によって駆動される油圧ポンプにより流体が供給される。したがって、このポンプは供給ステーションとして機能する。このようにして、3ラインシステムとして設計されたクラッチ構造に流体を供給するために使用される変速機は、クラッチ構造の供給ラインの各々に、2つの送入ラインを常に有する必要があり、またクラッチ構造の吐出ライン用の送出ラインを常に有する必要がある。しかし、コスト上の理由から、このように機能する変速機は、自動車、特に乗用車においてのみ限定して使用される。その代わりに、乗用車に使用される変速機は、通常、2ラインシステムとして設計されたクラッチ構造との組み合わせに適切であり、このようにして、クラッチ構造の設計に関係なく、特許文献2に記載されているような流体力学的トルクコンバータとして、または特許文献3に記載されているようなクラッチ装置として実現できるクラッチ構造の供給ライン用の1つのみの送入ラインとクラッチ構造の吐出ライン用の1つのみの送出ラインとを設ける。2ラインシステムの本質的な特徴、それに伴う本質的な欠点は、圧力空間と冷却空間との間に流体媒体用の流れ接続が常に存在することである。クラッチ構造が係合した場合、この連結部を通過する流れは、クラッチ構造を係合解除した場合に生じる流れほど大きくないので、クラッチを制御できる精度が悪くなり、係合工程および係合解除工程中に動作が緩慢になるということが生じる。
特許文献1に戻ると、この設計の圧力空間は、駆動部に対面するピストン側に配置され、これに対して、冷却空間は、駆動部の反対側のピストン側に配置される。供給ステーションは変速機側にあるので、圧力空間用の供給ラインは比較的長くなる。したがって、供給ステーションと圧力空間との間の圧力損失が大きくなることを推定しなければならない。このことは、おそらく、特許文献2に記載されているような流体力学的トルクコンバータの場合には、ピストンが大径であり、したがって、ピストンの圧力作動表面が大きくなるので、なお許容することが可能であるが、特許文献1によるクラッチ装置の場合には、圧力空間に付与される圧力だけでは、クラッチ構造を係合させるためのピストンの迅速な移動に対して不十分である。したがって、より高い圧力レベルが、供給ステーションによって利用可能でなければならず、この結果、より高い出力要求を自動車の駆動部に課さなければならないことが不可避となるであろう。
米国特許出願公開第2005/224308号明細書 米国特許第5,575,363号明細書 独国特許出願公開第10151632A1号明細書
本発明によれば、クラッチ構造は、2ラインシステムで通常生じる欠点に対処する必要なしに、2ラインシステムとして設計される変速機と組み合わせることができるように設計される。その代わりに、駆動部が2つのラインに流体を供給することも可能であるべきである。
圧力空間と、クラッチ構成要素として機能するピストンにより圧力空間から分割され、かつクラッチ構成要素としても機能する少なくとも1つのクラッチ要素を保持するように設計される冷却空間とを有するクラッチ構造のクラッチ装置を設計することによって、圧力空間を供給ラインに接続することによって、および冷却空間を好ましくは供給ラインおよび吐出ラインの両方に接続することによって、第1に、圧力空間に流体媒体を迅速に供給でき、この結果、圧力を急上昇させることができ、このようにして、ピストンを迅速に移動させて最適な感度で制御することが確実にでき、第2に、冷却空間にも流体媒体を迅速に供給でき、この結果、クラッチ要素の摩擦領域から熱を急速に排出することが確実にできる。したがって、この場合、供給ラインは、送入ラインと作動連結し、駆動部におよび/または変速機に割り当てられ、駆動部にまたは変速機に割り当てられた供給ステーションに接続されるか、あるいはこの供給ステーションとは独立した供給源に接続されるラインであり、ここで、供給ステーションおよび供給源は、開ループおよび/または閉ループ制御ユニットによって影響を受けることができる供給システムの一部である。供給ステーションが変速機に割り当てられた場合、供給ステーションは、例えば、変速機入力軸によって駆動できる油圧ポンプである。しかし、吐出ラインは、駆動部にまたは変速機に割り当てられた送出ラインと作動連結する。この送出ラインにより、加熱された可能性がある流体媒体を冷却空間から出すこと、好ましくは、流体リザーバに戻すことが可能になり、ここで、前記送出ラインは、好ましくは、冷却空間から来た流体媒体用の中間冷却器によって、供給ステーションにおよび/または供給源に作動連結できる。
十分な体積流量の新しい流体媒体を圧力空間に迅速に供給することと、前記流体媒体を冷却空間に迅速に供給しかつそこから吐出することが、以下に説明するように、供給ラインおよび吐出ラインの有利な配置、ならびに変速機に対する、したがって供給ステーションおよび/または供給源に対する圧力空間および冷却空間の有利な位置決めの両方を特徴とする明らかに簡単であるが、それにもかかわらず確実なクラッチ構造の実施形態によってそれぞれ実現される。
最初に、ラインの配置について説明する。本発明のラインの配置により、2つのみのラインを、すなわち、1つの供給ラインおよび1つの吐出ラインを、例えば、駆動部のまたは変速機の対応するラインに、すなわち、1つの送入ラインと1つの送出ラインとに接続することが可能になる。このようにして、2ラインシステムのために、駆動部または変速機の構成要素をそれぞれ設計できる。以下において「作動ライン」と呼ばれる第3のラインは、駆動部または変速機の上記の2つのラインを機能的に補うが、これらの2つのラインとは独立して位置決めされ、所望の場合、前記第3のラインに、これらの2つのラインとは独立して流体媒体を供給することもできる。他の2つのラインとは独立して、作動ラインに流体を供給できるので、好ましくは、他の2つのラインの供給ステーションとは独立した供給源に、作動ラインを接続できる。しかし、作動ラインには、他の2つのラインの供給または吐出に連動して流体を供給する必要があり、このために、供給システムの両方の部分を制御する開ループおよび/または閉ループ制御ユニットに、供給源および供給ステーションを接続できる。しかし、その代わりに、他の2つのラインと共に、作動ラインを変速機の共通の供給ステーションに接続できる。
したがって、要するに、クラッチ構造の空間への流体供給のために、駆動部または変速機を2ラインシステムとして特徴付けるラインが、他の2つのラインと独立した作動ラインによって補われることが本質的に重要である。また、この作動ラインは、上記のように、他の2つのラインから機能的に分離されるだけでなく、他の2つのラインから空間的に分離することもできる。例えば、変速機を2ラインシステムとして特徴付けるラインの少なくとも1つは、クラッチ構造の回転軸線のすぐ近くの領域に、好ましくは、伝達装置、すなわち変速機入力軸を軸方向に通過する中央孔の半径方向領域に配置され、および/あるいはこれらのラインの少なくとも1つは、回転軸線のすぐ外側に半径方向に配置され、好ましくは、変速機に永久的に連結される変速機入力軸と支持軸との間に半径方向に、および/またはクラッチ構造の支持軸とクラッチハウジングハブとの間に半径方向に配置される。これらのラインに接続された供給ラインおよび吐出ラインは、クラッチ構造に適切に位置決めされ、すなわち、これらのラインに近接した空間関係で位置決めされる。結果として、種々のラインは、変速機およびクラッチハウジングの両方においてクラッチ構造の回転軸線から非常に短い半径方向距離の領域に集中され、この結果、遠心力によって生じる流れの影響を最小限に抑えることができ、またすべてのこれらのラインが存在するにもかかわらず、クラッチ構造を確実にコンパクトにできる。これらのラインから、追加の作動ライン、およびそれに割り当てられた供給ラインが分離されるので、前記追加の作動ラインおよび前記供給ラインを変速機のおよび/またはクラッチハウジングの所望の箇所に位置決めできる。また、作動ラインは、変速機の変速機ハウジングに好ましくは組み込まれ、このようにして固定される。
供給ユニット、特にこの場合供給源、および作動ラインが、変速機に対面するクラッチ構造側に設けられる限りにおいては、開ループおよび/または閉ループ制御下で、比較的高い圧力と同等に短期間作動させるべきである圧力空間も、変速機に対面するクラッチ構造側に設けられることが有利である。結果として、対応する供給ラインの長さを短くすることができ、このようにして、流体が案内されるラインの配置の複雑さが低減されるだけでなく、特に、流動抵抗によって生じる損失も減少されることになる。このことにより、次に、比較的適度な出力容量を有する供給源を設計することが可能になり、このために、限定された出力要求のみを駆動部に、すなわち内燃機関に課すだけで済む。このように圧力空間を配置した結果、冷却空間は、駆動部に対面するクラッチ側に配置され、また冷却空間が捩り振動ダンパを備えている場合には、そのダンパも前記クラッチ側に配置される。
本発明の他の目的および特徴は、添付図面と共に参照する以下の詳細な説明から明らかになるであろう。しかし、図面が、あくまで例示目的のために設計され、本発明の範囲を限定するものではなく、この限定が、添付された特許請求の範囲によってなされるべきであることを理解されたい。図面が必ずしも一定の縮尺で描かれていないことと、特に規定しない限り、図面が、本明細書に記載されている構造および手順を概念的に示すように意図されているに過ぎないことを理解されたい。
図1は、回転軸線37の周りで回転しかつ本発明のクラッチ構造25が設けられた駆動系3の概略図を示している。クラッチ構造25は、複数の締結要素4とフレックスプレートのような連結要素9とによって、内燃機関の駆動部1、例えばクランク軸2に共通して回転するように連結できるクラッチハウジング60を含む。駆動部1の反対側の軸方向側において、クラッチハウジング60はクラッチハウジングハブ63を有し、このクラッチハウジングハブは、例えば、変速機43に係合し、図2にのみ概略的に示されている供給ユニット24の供給ステーション140を回転駆動し、ここで、供給ユニット24には供給源61を設計することもできる。変速機入力軸36の形態の伝達装置35はクラッチハウジングハブ63と同心にある。軸の自由端はクラッチハウジング60内に突出する。
図2は、クラッチハウジング60に割り当てられた軸受ジャーナル23を示している。ジャーナルはクランク軸2の凹部41に係合する。駆動側の半径方向ハウジング壁53はこの軸受ジャーナル23に取り付けられ、この壁部の半径方向外側領域は軸方向ハウジング壁55に合流する。この軸方向ハウジング壁55の自由解放側は、解放側の半径方向ハウジング壁56を回転不能にシールして保持し、ここで、2つの半径方向ハウジング壁53、56および軸方向ハウジング壁55が、共に、クラッチ装置54の上記のクラッチハウジング60を形成する。解放側の半径方向ハウジング構造56は、ピストン94が軸方向の移動自由度を有して装着されるクラッチハウジングハブ63に永久的に連結される。このピストン94は、クラッチ装置54の圧力空間97とクラッチ装置54の冷却空間98とを分割し、所望の漏れ防止を確実にするように前記ピストンの半径方向外縁にシール95を備える。また、クラッチハウジングハブ63と協働する半径方向内縁においては、ピストンにシール96が備えられる。ピストン94は、クラッチ装置54のクラッチ構成要素87を形成するように、駆動側の半径方向外側クラッチ要素92と解放側の半径方向内側クラッチ要素93と協働する。
駆動側のクラッチ要素92は、1組の歯部57によって駆動側のクラッチ要素キャリア51に回転不能に連結される。キャリアは、本質的に、軸受ジャーナル23と駆動側の半径方向ハウジング壁53と軸方向ハウジング壁55とによって形成される。これらのクラッチ要素92は、摩擦領域70によって解放側のクラッチ要素93に作動連結でき、ここで、解放側のクラッチ要素93は、1組の歯部58によってクラッチ装置54の解放側のクラッチ要素キャリア103に回転不能に連結される。解放側のクラッチ要素キャリア103は、リベット13によって2つのカバープレート10、11に回転不能に連結され、ここで、これらのカバープレート10、11は、円周方向の他方の端部において、ハブディスク12に設けられた解放側の制御要素16に支持される円周方向に延在するエネルギー蓄積装置セット6を作動させるために、駆動側の制御要素14、15を有する。ハブディスク12は、リベット17によって、流路123が形成されかつ1組の歯部21により変速機入力軸36に回転不能に連結されるハブ104に取り付けられる。ハブ104は、軸方向および半径方向の両方において、軸受125により軸受ジャーナル23に支持され、このようにして、凹部41に係合するジャーナル23によって駆動側に支持される。したがって、軸受125は、変速機入力軸36に対して、軸をセンタリングするパイロット軸受126として機能する。
カバープレート10、11は捩り振動ダンパ7の駆動側の伝達要素5を形成し、カバープレート11はエネルギー蓄積装置セット6の外周の大部分の周りに延在する。また、ハブディスク12は捩り振動ダンパ7の解放側の伝達要素8を形成する。駆動部1から駆動側のクラッチ要素キャリア51と駆動側のクラッチ要素92とを介して解放側のクラッチ要素93に、そこから解放側のクラッチ要素キャリア103を介してハブ104に、したがって伝達装置35に伝達すべきでない捩り振動については、捩り振動ダンパ7が有効である。それに応じて、ハブ104は、捩り振動ダンパハブとして、それと同時に、解放側のクラッチ要素キャリアハブとして機能する。さらに、ハブ104は、流路99を有する軸方向に作用する軸受71を有する。この軸受により、ハブが、駆動部1に対して軸方向にクラッチハウジングハブ63を位置決めすることが可能になる。プラグ114によってライン116の駆動側端部が閉塞される前記ラインは、クラッチハウジングハブ63を通過する。ライン116は、変速機43の変速機ハウジング42に形成されたライン115に接続される。
係合工程の進行をより「緩やかに」するように意図される接触誘導エネルギー蓄積装置100を有するピストン94が、軸方向圧力をクラッチ要素92、93に伝達している場合、クラッチ装置54は係合位置にあり、この結果、これらの要素は、それらの摩擦領域70を介して互いに摩擦ロック接触し、最後のプレート107を介してエンドストッパ106に支持される。エンドストッパは、軸方向ハウジング壁55への確動連結によって軸方向に固定されたバックアップリングにより形成される。また、摩擦領域70に作用するクラッチ要素92、93の間の摩擦ロック連結が少なくとも本質的に解除される程度に、ピストン94によって加えられている軸方向圧力が低減された場合、クラッチ装置54は解放位置にある。
ピストン94は、軸方向エネルギー蓄積装置101を有し、この軸方向エネルギー蓄積装置は、一方の端部においては、ピストン94に支持され、他方の端部においては、クラッチハウジングハブ63に永久的に連結された保持器102に支持される。このエネルギー蓄積装置は、クラッチ装置54の解放側の半径方向壁56に向かう方向において、ピストン94に力を加えるために使用される。この措置の目的は、ピストン94と、軸方向に隣接するクラッチ要素92との望ましくない接触が生じるのを防止し、このようにして、クラッチ要素92と93の間の解放位置における望ましくない摩擦ロック連結の持続を防止し、したがって、最終的には、クラッチ装置54がトルクを伝達するのを防止することである。
図2に明確に示されているように、供給ユニット24はクラッチ構造25の解放側に設けられる。このユニットは、クラッチ構造25に流体媒体を供給するために、および当該媒体を再び除去するために、すなわち、開ループおよび/または閉ループ制御ユニット136の制御下でクラッチ装置25に連結される。供給ユニット24は供給ステーション140を有し、この供給ステーションは、この場合、変速機43に割り当てられかつ変速機入力軸36によって駆動される流体供給ポンプである。さらに、供給ユニット24は、空間的にも機能的にも供給ステーション140と独立することができる供給源61を有することもできる。本例では、供給ステーション140および供給源61は、開ループおよび/または閉ループ制御ユニット136を介してラインに互いに別々に接続され、ここで、作動ライン133は供給源61に割り当てられ、変速機43からクラッチ装置54に通じる送入ライン134と、クラッチ装置54から変速機43に通じる送出ライン135とが供給ステーション140に割り当てられる。送出ライン135は流体リザーバ141に流体接続する。流体リザーバ141は、それ自体が、接続ライン142を介して供給ステーション140におよび/または供給源61に流体接続する。その代わりに、供給源61は、それ自体が、供給ステーション140の流体リザーバ141と独立した流体媒体用の外部リザーバを有することもできる。
種々のラインでは、送入ライン134および送出ライン135のみが変速機43に永久的に割り当てられ、このことは、変速機43が2ラインシステムとして機能することを意味する。したがって、2つのライン134と135に割り当てられたクラッチ装置には、2つのみのラインも存在する。これらの1番目は、冷却空間98に流体媒体を充填するための供給ライン121である。この供給ラインは、クラッチハウジングハブ63と支持軸110との間に配置されかつ変速機に永久的に接続される第1の環状溝111と、冷却空間98用の流路99とを備える。これらのラインの2番目は、支持軸110と変速機入力軸36との間に配置された第2の環状溝112と、冷却空間98に存在する流体媒体を送出するためのハブ104の流路123とを備える吐出ライン122である。その代わりにまたはそれに加えて、これらのラインの2番目は、変速機入力軸36に、中央孔113および半径方向接続部124を備えることもでき、さらには、冷却空間98との流れ接続を確立する軸受126を備えることもできる。また、作動ライン133は、ライン115と116からなる供給ライン120に接続される。この供給ラインは、圧力空間97に通じ、このようにして、これを充填するように機能する。分かりやすくするために、以下において、供給ライン120は「第1の」供給ラインと呼び、供給ライン121は「第2の」供給ラインと呼ぶ。
流体媒体はクラッチ装置54の冷却空間98を通して流れることができるので、流れ接続が、制御ユニット136によって第2の供給ライン121と供給ステーション140との間に確立される。クラッチ装置54の摩擦領域70に流体を供給するための流れ開口部90が、実際に、解放側のクラッチ要素キャリア103に設けられている場合、冷却空間98に入った流体媒体は、圧力および遠心力の影響下でこれらの流れ開口部90を通して半径方向外側に搬送される。クラッチ要素キャリア103が流れ開口部90なしで設計された場合、流体媒体は、少なくとも本質的にピストン94に沿って、代わりにクラッチ装置54の摩擦領域70に半径方向外側に流れる。この摩擦領域70を通って流れた後に、流体媒体は、最初に、駆動側のクラッチ要素キャリア51の1組の歯部57に沿って軸方向に偏向され、次に、半径方向内側に偏向される。クラッチハウジング60の駆動側の半径方向ハウジング壁53と捩り振動ダンパ7の駆動側のカバープレート11との間の軸方向領域において、半径方向内側に移動した後に、流体はハブ104に到達し、ここで、流体は、軸受65を通過し、さらに流路123を通過するので、このようにして、流体は再び冷却空間98から出る。したがって、流体媒体は、吐出ライン122と送出ライン135とを介して開ループおよび/または閉ループ制御ユニット136に戻り、そこから流体リザーバ141に戻る。次に、流体媒体は、場合によっては中間冷却した後に、リザーバから接続ライン142を介して供給ステーション140に流れて戻り、このようにして、送入ライン134に対して利用可能になり、供給ライン121を再び充填するために使用することができる。
クラッチ装置54を係合するために使用される圧力空間97には、供給源61から、異なる経路で、すなわち、開ループおよび/または閉ループ制御ユニット136と作動ライン133と第1の供給ライン120とを介して流体媒体が供給される。作動ライン133は、この場合、第1の供給ライン120が第2の供給ライン121と独立しているのと同様に、変速機に配置された送入ライン134と独立している。したがって、変速機43に割り当てられたラインの一方、すなわち、送入ライン134または送出ライン135を使用する必要なしに、圧力空間97の圧力を上昇させることができる。また、変速機ハウジング42の内部の作動ライン133はまた、変速機の内部の送入ラインおよび送出ライン134、135から空間的に分かれる。作動ライン133に協働する第1の供給ライン120の構造にも分割が適用される。図2から理解できるように、ライン115を有する第1の供給ライン120は、半径方向外側領域から半径方向内側に相当の距離にわたって延在するが、それにもかかわらず、前記第1の供給ラインの半径方向内端は、第2の供給ライン121の半径方向外側にまた吐出ライン122の半径方向外側になお存在する。
もちろん、個々の供給ライン120と121を互いに液密に分離し、さらには吐出ライン122からも液密に分離しなければならず、このために、シール132a〜132cが適切な箇所に設けられる。図2は、支持軸110と捩り振動ダンパ7のおよび/または解放側クラッチ要素キャリア103のハブ104との間に半径方向に配置された第1のシール132aを示している。さらに、第2のシール132bと132cが設けられ、これらの第2のシールの各々がクラッチハウジングハブ63と変速機43の変速機ハウジング42との間に半径方向に配置される。この場合、シール132bは、本質的に、半径方向外側への流体媒体の損失を防止するように機能し、これに対して、シール132cは、本質的に、軸方向におけるシールとして機能する。
さらに、図2は、上記の米国特許出願公開第2005/224308号明細書から公知の解決方法のような従来技術による発展形態において、クラッチ構造25が、駆動部1と伝達装置35とに対して横方向に反転して設置され、すなわち、本発明によれば、構成要素は、ピストン、クラッチ、ダンパで配置されている。供給ユニット24は解放側にあるので、供給ユニット24と圧力空間97との間の第1の供給ライン120が非常に短くなり、したがって、第1の供給ラインは全体的に非常に小さくなる。このことは、半径方向寸法が短いピストン94を迅速かつ微細に移動させて、クラッチ装置54を係合させることができることを意味する。この種の設置の結果、さらに、駆動部1に対する捩り振動ダンパ7のおよび解放側クラッチ要素キャリア103のセンタリングに関する利点も得られる。
このようにして、本発明の好ましい実施形態に適用されるような本発明の新規な基本的特徴について図示し、説明し、指示してきたが、本発明の趣旨から逸脱することなく、説明してきた装置の形態および詳細におけるおよびそれらの実施における種々の省略、置換および変更を当業者によってなし得ることが理解されるであろう。例えば、同一の結果を得るために実質的に同一の方法で実質的に同一の機能を実行するそれらの要素および/または方法ステップのすべての組み合わせが、本発明の範囲内にあることが明らかに意図される。さらに、本発明の開示される任意の形態または実施形態に関連して図示および/または説明されている構造および/または要素および/または方法ステップを、設計選択の一般事項として、開示されるかあるいは説明または提案されている他の任意の形態または実施形態に組み込み得ることを理解されたい。したがって、本発明は、本明細書に添付された特許請求の範囲によってのみ限定されるべきである。
駆動部とクラッチ構造と変速機とを有する駆動系の連結部の基本図である。 クラッチハウジングの内部にクラッチ装置を有するクラッチ構造の断面図である。
符号の説明
1 駆動部
2 クランク軸
3 駆動系
4 複数の締結要素
5 駆動側の伝達要素
6 エネルギー蓄積装置セット
7 捩り振動ダンパ
8 解放側の伝達要素
9 連結要素
10 カバープレート
11 カバープレート
12 ハブディスク
13 リベット
14 駆動側の制御要素
15 駆動側の制御要素
16 解放側の制御要素
17 リベット
21 1組の歯部
23 軸受ジャーナル
24 供給ユニット
25 クラッチ構造
35 伝達装置
36 変速機入力軸
37 回転軸線
41 凹部
42 変速機ハウジング
43 変速機
51 駆動側のクラッチ要素キャリア
53 駆動側の半径方向ハウジング壁
54 クラッチ装置
55 軸方向ハウジング壁
56 解放側の半径方向ハウジング壁
57 1組の歯部
58 1組の歯部
60 クラッチハウジング
61 供給源
63 クラッチハウジングハブ
65 軸受
70 摩擦領域
71 軸受
87 クラッチ構成要素
90 流れ開口部
92 駆動側の半径方向外側クラッチ要素
93 解放側の半径方向内側クラッチ要素
94 ピストン
95 シール
96 シール
97 圧力空間
98 冷却空間
99 流路
100 接触誘導エネルギー蓄積装置
101 軸方向エネルギー蓄積装置
102 保持器
103 解放側のクラッチ要素キャリア
104 ハブ
106 エンドストッパ
107 最後のプレート
110 支持軸
111 第1の環状溝
112 第2の環状溝
113 中央孔
114 プラグ
115 ライン
116 ライン
120 第1の供給ライン
121 第2の供給ライン
122 吐出ライン
123 流路
124 半径方向接続部
125 軸受
126 パイロット軸受
132a 第1のシール
132b 第2のシール
132c 第2のシール
133 作動ライン
134 送入ライン
135 送出ライン
136 開ループおよび/または閉ループ制御ユニット
140 供給ステーション
141 流体リザーバ
142 接続ライン

Claims (30)

  1. 駆動部と変速機との間に設置するためのクラッチ構造であって、
    回転軸線を中心に回転できるクラッチハウジングと、
    前記駆動部と前記変速機との間で作動連結を行うように係合させることができる、ピストンとクラッチ要素とを備えるクラッチであって、前記ピストンが、前記クラッチ要素が設置される冷却空間と圧力空間とを分割するクラッチと、
    流体供給ユニットと、
    前記空間の一方に接続された第1の供給ラインと、
    当該第1の供給ラインを前記流体供給ユニットに接続する作動ラインと、
    前記空間の他方に接続された第2の供給ラインと、
    当該第2の供給ラインを前記流体供給ユニットに接続する送入ラインであって、前記作動ラインと独立している送入ラインと、
    前記空間の他方に接続された吐出ラインと、
    当該吐出ラインを前記流体供給ユニットに接続する送出ラインであって、前記作動ラインと独立している送出ラインと、
    を備えるクラッチ構成。
  2. 前記流体供給ユニットが、前記作動ラインに接続される供給源と、供給ステーションとを備え、当該供給ステーションとは独立して前記作動ラインを作動させる制御ユニットを本構造がさらに備える、請求項1に記載のクラッチ構造。
  3. 前記流体供給ユニットが、前記作動ラインに接続される供給源と、供給ステーションとを備え、前記供給源を前記供給ステーションに接続できる制御ユニットを本構造がさらに備える、請求項1に記載のクラッチ構造。
  4. 前記作動ラインが前記送入ラインから、また前記送出ラインから空間的に分離する、請求項1に記載のクラッチ構造。
  5. 前記第1の供給ラインが前記第2の供給ラインと前記吐出ラインから空間的に分離する、請求項4に記載のクラッチ構造。
  6. 前記第2の供給ラインと前記吐出ラインとが、前記回転軸線に半径方向で近接し、前記作動ラインが前記回転軸線から比較的に遠くに位置決めされ得る、請求項1に記載のクラッチ構造。
  7. 前記第1の供給ラインが前記クラッチハウジング内に延在する、請求項6に記載のクラッチ構造。
  8. 前記圧力空間と前記冷却空間とが、前記流体供給源から異なる距離に配置され、前記第1の供給ラインが、前記流体供給源に近めの前記空間に接続され、前記第2の供給ラインが、前記供給源から遠めの前記空間に接続される、請求項1に記載のクラッチ構造。
  9. 前記流体供給源が前記駆動部の反対側で前記クラッチハウジングに隣接して位置決めされ、前記圧力空間が前記冷却空間よりも前記流体供給源に近接する、請求項8に記載のクラッチ構造。
  10. 変速機ハウジングをさらに備え、当該変速機ハウジングに前記供給ラインの一方の部分が組み込まれる、請求項1に記載のクラッチ構造。
  11. 前記クラッチが、前記駆動部に回転不能に連結される駆動側のクラッチ要素キャリアと、伝達装置に回転不能に連結されるハブに連結された解放側のクラッチ要素キャリアとを備え、前記クラッチハウジングが、前記ハブをセンタリングする軸受ジャーナルを有する、請求項1に記載のクラッチ構造。
  12. 前記軸受ジャーナルに前記ハブをセンタリングする軸受をさらに備える、請求項11に記載のクラッチ構造。
  13. 前記解放側のクラッチ要素キャリアと前記ハブとの間に、捩り振動ダンパをさらに備える、請求項11に記載のクラッチ構造。
  14. 前記捩り振動ダンパが前記クラッチ要素と前記駆動部との間に配置され、前記ピストンが前記駆動部と反対側の前記クラッチ要素の側に配置される、請求項13に記載のクラッチ構造。
  15. 前記クラッチハウジングが、駆動側の半径方向ハウジング壁と軸方向ハウジング壁と解放側の半径方向ハウジング壁とを備え、前記駆動側の半径方向ハウジング壁が前記軸受ジャーナルに装着される、請求項11に記載のクラッチ構造。
  16. 前記軸方向ハウジング壁には歯部が形成され、前記クラッチ要素が、前記歯部に係合する駆動側のクラッチ要素を備える、請求項15に記載のクラッチ構造。
  17. 前記解放側の半径方向ハウジング壁が、変速機ハウジングにてセンタリングされるクラッチハウジングハブを備える、請求項15に記載のクラッチ構造。
  18. 支持軸をさらに備え、当該支持軸を前記クラッチハウジングハブが囲んで、前記第2の供給ラインと前記吐出ラインの一方を形成する第1の環状溝を形成する、請求項17に記載のクラッチ構造。
  19. 前記支持軸が、変速機入力軸を囲んで、前記第2の供給ラインと前記吐出ラインの一方を形成する第2の環状溝を形成する、請求項17に記載のクラッチ構造。
  20. 前記ピストンと前記駆動側の半径方向ハウジング壁とが、前記冷却空間の軸方向境界を形成し、前記ピストンと前記解放側の半径方向ハウジング壁とが、前記圧力空間の軸方向境界を形成する、請求項15に記載のクラッチ構造。
  21. 前記ピストンが、軸方向の移動自由度を有して前記クラッチハウジングハブに装着され、前記クラッチハウジングハブに支持されかつ前記クラッチ要素から離れるように前記ピストンを付勢するばねを本構造がさらに備える、請求項17に記載のクラッチ構造。
  22. 変速機ハウジングをさらに備え、前記クラッチハウジングがクラッチハウジングハブを備え、前記第1の供給ラインが、前記変速機ハウジングでの第1の部分と前記クラッチハウジングハブでの第2の部分とを備える、請求項1に記載のクラッチ構造。
  23. 前記第1のクラッチ供給ラインの前記第2の部分が、プラグを備える駆動側端部を有する、請求項22に記載のクラッチ構造。
  24. 前記第2の供給ラインとして前記第1の環状溝が機能する、請求項18に記載のクラッチ構造。
  25. 前記第2の供給ラインが、前記第2の環状溝と前記解放側のクラッチ要素キャリアのハブでのラインとを備える、請求項19に記載のクラッチ構造。
  26. 前記第2の供給ラインが、前記変速機入力軸での中央孔と、当該中央孔を前記第2の環状溝に接続する半径方向接続部とをさらに備える、請求項25に記載のクラッチ構造。
  27. 前記第1および第2の供給ラインを互いに分離しまた前記吐出ラインから分離するシールをさらに備える、請求項1に記載のクラッチ構造。
  28. 支持軸をさらに備え、ハブを有する捩り振動ダンパ、およびハブを有する解放側のクラッチ要素キャリアの一方をさらに備え、前記支持軸と、前記捩り振動ダンパおよび前記解放側のクラッチ要素キャリアの前記一方のハブとの間で半径方向に配置された第1のシールを前記シールが備える、請求項27に記載のクラッチ構造。
  29. クラッチハウジングハブと変速機ハウジングとをさらに備え、前記クラッチハウジングハブと前記変速機ハウジングとの間で半径方向にある第2のシールを前記シールが備える、請求項27に記載のクラッチ構造。
  30. 前記軸受ジャーナルが、変速機入力軸を収容する凹部を有する、請求項11に記載のクラッチ構造。
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