JP2007307023A - 電気貯湯容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来の無駄に消費されていた発熱部品の熱を内容器を加熱するための補助加熱源として有効に利用し得るようにする。
【解決手段】 水を収容する内容器3と、該内容器3を加熱する加熱源(電気ヒータ4)と、該加熱源(電気ヒータ4)への給電を制御する制御部品を付設してなる電源制御基板とを備えた電気貯湯容器において、前記制御部品のうちの発熱部品28Bを、該発熱部品28Bの熱が前記内容器3に伝わり得る位置に配置して補助加熱源として用いるようにしている。
【選択図】 図1

Description

本願発明は、電気貯湯容器に関し、さらに詳しくは内容器を加熱するための加熱源以外の発熱部品(例えば、ドロップ抵抗器等)を補助加熱源として利用し得るように構成した電気貯湯容器に関するものである。
従来からよく知られている電気貯湯容器は、水を収容する内容器と、該内容器を加熱する加熱源と、該加熱源への給電を制御する制御部品を付設してなる電源制御基板とを備えた構成とされている(特許文献1参照)。
特許第3185117号公報。
上記特許文献1に開示されている電気貯湯容器の場合、加熱源への給電を制御する制御部品を付設してなる電源制御基板には、通電中において発熱する部品(例えば、マイコンを動作させるための電源をつくる部品)が付設されている。この発熱部品は、100Vから5V近くまで電圧を落とす為に用いられるドロップ抵抗器であり、発熱させてエネルギーを消費させている。このドロップ抵抗器の場合、自然放熱が主流であり、基板上に配置されており、熱は無駄に消費されていた。実際には、抵抗器の発熱が原因となって基板が焦げたり、基板を収容しているボックス内の温度上昇を対策する必要が生じたりしていた。
本願発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、従来の無駄に消費されていた発熱部品の熱を内容器を加熱するための補助加熱源として有効に利用し得るようにすることを目的としている。
本願発明では、上記課題を解決するための第1の手段として、水を収容する内容器と、該内容器を加熱する加熱源と、該加熱源への給電を制御する制御部品を付設してなる電源制御基板とを備えた電気貯湯容器において、前記制御部品のうちの発熱部品を、該発熱部品の熱が前記内容器に伝わり得る位置に配置して補助加熱源として用いている。
上記のように構成したことにより、加熱源への給電を制御する制御部品のうちの発熱部品から発生する熱が内容器に伝わることとなり、発熱部品が補助加熱源として作用することとなる。その結果、従来無駄に消費されていた発熱部品から発生する熱を内容器を加熱する補助加熱源として有効に利用することができる。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第2の手段として、上記第1の手段を備えた電気貯湯容器において、前記内容器と前記発熱部品との間に、所定寸法の空隙部を設けることもでき、そのように構成した場合、発熱部品において発生する熱が他の制御部品に悪影響を及ぼすことがなくなる。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第3の手段として、上記第1又は第2の手段を備えた電気貯湯容器において、前記発熱部品を、通電中常時駆動して電源電圧をドロップさせるドロップ抵抗器とすることもでき、そのように構成した場合、通電中常時駆動しているドロップ抵抗器から発生する熱を補助加熱源として有効に利用することができることとなり、省エネに大いに寄与する。
本願発明の第1の手段によれば、水を収容する内容器と、該内容器を加熱する加熱源と、該加熱源への給電を制御する制御部品を付設してなる電源制御基板とを備えた電気貯湯容器において、前記制御部品のうちの発熱部品を、該発熱部品の熱が前記内容器に伝わり得る位置に配置して補助加熱源として用いるようにしたので、従来無駄に消費されていた発熱部品から発生する熱を内容器を加熱する補助加熱源として有効に利用することができるという効果がある。
本願発明の第2の手段におけるように、上記第1の手段を備えた電気貯湯容器において、前記内容器と前記発熱部品との間に、所定寸法の空隙部を設けることもでき、そのように構成した場合、発熱部品において発生する熱が他の制御部品に悪影響を及ぼすことがなくなる。
本願発明の第3の手段におけるように、上記第1又は第2の手段を備えた電気貯湯容器において、前記発熱部品を、通電中常時駆動して電源電圧をドロップさせるドロップ抵抗器とすることもでき、そのように構成した場合、通電中常時駆動しているドロップ抵抗器から発生する熱を補助加熱源として有効に利用することができることとなり、省エネに大いに寄与する。
以下、添付の図面を参照して、本願発明の幾つかの好適な実施の形態について説明する。
第1の実施の形態
図1ないし図3には、本願発明の第1の実施の形態にかかる電気貯湯容器が示されている。
この電気貯湯容器は、図1に示すように、湯沸かし用の内容器3を具備した容器本体1と、該容器本体1の上部開口を開閉する蓋体2と、前記内容器3の底部を加熱する加熱手段である電気ヒータ4(即ち、湯沸かしヒータ4Aおよび保温ヒータ4B)と、前記内容器3内のお湯を外部へ給湯するための給湯通路5とを備えて構成されている。
前記容器本体1は、外側面を構成する合成樹脂製の外ケース6と、内周面を構成するステンレス製の有底円筒形状の内容器3と、前記外ケース6の上部と内容器3の上部とを結合する合成樹脂製の環状の肩部材7と、底面を構成する合成樹脂製の底部材8とからなっている。
前記内容器3の底部には、円形の凸部9が形成されており、該凸部9の下面には、前記電気ヒータ4(例えば、雲母板に発熱体を保持させてなるマイカヒータ)が取り付けられている。符号10は内容器3の温度(換言すれば、湯温)検出する温度センサーである。
前記蓋体2は、合成樹脂製の上板11と該上板11に対して外周縁が嵌め合いにより結合された合成樹脂製の下板12とからなっており、前記肩部材7の後部に設けられたヒンジ受け13に対してヒンジピン14を介して開閉且つ着脱自在に支持されている。符号15は蒸気排出通路、16は蒸気排出通路15の途中に配設された転倒止水弁である。
前記蓋体2における下板12には、金属製のカバー部材17が固定されており、該カバー部材17の外周縁には、蓋体2の閉蓋時において前記内容器3の上部開口縁に圧接されるシールパッキン18が設けられている。
前記給湯通路5の途中であって満水位表示部19より上方位置には、前傾時止水弁20および転倒時止水弁21が設けられている。
図1において、符号22は蓋体2を容器本体1に対して閉止状態に保持するためのロック機構、23は各種スイッチ類を備えた操作パネル部である。
そして、上記容器本体1の内底部(即ち、内容器3の下方空間)には、前記加熱源(即ち、電気ヒータ4)への給電を制御する制御部品を付設してなる電源制御基板24を内蔵した基板ボックス25が配設されている。
前記基板ボックス25は、下方が開放されたボックス本体25aと、該ボックス本体25aの下端開口を覆蓋するカバー25bとからなっており、前記電源制御基板24は、前記ボックス本体25aの内上端部に対して制御部品を下面に配設した状態で取り付けられている。符号26は基板ボックス25の上方に配設されて電気ヒータ4からの熱を遮断する遮熱カバー、27は内容器3の下方に配設された押さえ板である。
ところで、前記電源制御基板24には、前記制御部品が付設されることとなっているが、本実施の形態においては、発熱しないあるいは発熱するが熱影響を受け易い制御部品28A,28A・・は、電源制御基板24の下面に取り付けられるとともに、発熱する部品28Bは、前記基板ボックス25におけるボックス本体25aの上面、遮熱カバー26および遮熱板27に形成された貫通穴29,30,31から引き出されるリード線32を介して該発熱部品28Bの熱が前記内容器3に伝わり得る位置に配置されている。つまり、該発熱部品28Bが補助加熱源として作用することとなっているのである。この発熱部品28Bは、通電中常時駆動して電源電圧をドロップさせるドロップ抵抗器とされている。このようにすると、通電中常時駆動しているドロップ抵抗器28Bから発生する熱を補助加熱源として有効に利用することができることとなり、省エネに大いに寄与する。なお、本実施の形態の場合、図2に示すように、発熱部品28Bは、内容器3の底部における凸部9の外周側に形成される環状部33の下面に接して配設されている。このようにすると、発熱部品28Bが電気ヒータ4の熱の影響を受けにくくなるとともに、発熱部品28Bにおいて生ずる熱を内容器3に良好に伝達させることができる。発熱部品28Bと内容器3との間に所定寸法の空隙を設けてもよい。
図3は、本実施の形態にかかる電気貯湯容器における電気的要素の結線状態を示すブロック図である。なお、既に説明した電気的要素については同一の符号を付して説明を省略する。
図3において、符号34は交流電源、35は温度ヒューズ、36,37,38はターミナル、39はリレーである。発熱部品である電圧ドロップ抵抗器28Bは、湯沸かしヒータ4A,保温ヒータ4Bと並列に接続されており、交流電源34(電圧=100V)をマイコン基板40へ供給される電圧(=5V)にドロップさせる作用をなす。なお、補助加熱源として作用する発熱部品28Bは、温度センサー10による温度制御は行われないことは勿論である。
第2の実施の形態
図4および図5には、本願発明の第2の実施の形態にかかる電気貯湯容器が示されている。
この場合、基板ボックス25は、容器本体1における前部(即ち、嘴部1aの下方)に縦配置されており、図5に示すように、発熱部品28Bは、内容器3の側面に接して配設されている。このようにすると、発熱部品28Bが電気ヒータ4の熱の影響を受けにくくなるとともに、発熱部品28Bにおいて生ずる熱を内容器3に良好に伝達させることができる。発熱部品28Bと内容器3との間に所定寸法の空隙を設けてもよい。
その他の構成および作用効果は、第1の実施の形態におけると同様なので説明を省略する。
第3の実施の形態
図6には、本願発明の第3の実施の形態にかかる電気貯湯容器における内容器が示されている。
この場合、発熱部品である電圧ドロップ用抵抗器28Bを、保温ヒータのように、内容器3の側面に巻き付けた形状としている。このようにすると、発熱部品28Bを設置する場所も邪魔にならず、発熱も無駄にならない。
その他の構成および作用効果は、第1の実施の形態におけると同様なので説明を省略する。
上記各実施の形態とは別に、電気ヒータ4を構成するマイカヒータに発熱部品である電圧ドロップ用抵抗器28Bを発熱線として配線することも考えられる。
本願発明は、上記各実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜設計変更可能なことは勿論である。
本願発明の第1の実施の形態にかかる電気貯湯容器の縦断面図である。 図1のA部拡大図である。 本願発明の第1の実施の形態にかかる電気貯湯容器における電気的要素の結線状態を示すブロック図である。 本願発明の第2の実施の形態にかかる電気貯湯容器を底から見た底面図である。 本願発明の第2の実施の形態にかかる電気貯湯容器における要部拡大断面図である。 本願発明の第3の実施の形態にかかる電気貯湯容器における内容器の側面図である。
符号の説明
1は容器本体
2は蓋体
3は内容器
4は加熱源(電気ヒータ)
24は電源制御基板
25は基板ボックス
28Aは制御部品
28Bは発熱部品(電圧ドロップ用抵抗器)

Claims (3)

  1. 水を収容する内容器と、該内容器を加熱する加熱源と、該加熱源への給電を制御する制御部品を付設してなる電源制御基板とを備えた電気貯湯容器であって、前記制御部品のうちの発熱部品を、該発熱部品の熱が前記内容器に伝わり得る位置に配置して補助加熱源として用いたことを特徴とする電気貯湯容器。
  2. 前記内容器と前記発熱部品との間には、所定寸法の空隙部を設けたことを特徴とする請求項1記載の電気貯湯容器。
  3. 前記発熱部品を、通電中常時駆動して電源電圧をドロップさせるドロップ抵抗器としたことを特徴とする請求項1およびのいずれか一項記載の電気貯湯容器。
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CN103616922A (zh) * 2013-11-20 2014-03-05 李高升 一种玻璃电热水壶功率控制模块

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