JP2007306479A - 固体撮像素子及びその駆動方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】フォトダイオードの読み出しゲートに空乏化された領域が発生せず、暗電流がフォトダイオード内に蓄積されない固体撮像素子及びその駆動方法を得る。
【解決手段】電荷転送部35が、電荷の読み出し転送と信号電荷の転送とを行う第1転送電極と、第1転送電極同士の間に設けられ電荷転送部35に沿った信号電荷の転送を行う第2転送電極とを有し、タイミング信号供給部43が、電荷転送路35に沿った信号電荷の転送時に、第1、第2転送電極に駆動用パルス信号を供給し、電荷転送部35に沿った信号電荷の転送停止時には、第1転送電極が光電変換素子31に対して暗電流を生じさせないレベルのバリア電位となるパルス信号を供給する。
【選択図】図1

Description

本発明は、光に感応して電荷を発生する光電変換素子を行列状に配置し、発生した信号電荷を転送する電荷転送部が形成された固体撮像素子及びその駆動方法に関する。
CCD撮像素子等の固体撮像素子は、光に感応して電荷を発生する光電変換素子を行列状に配置した画素部と、これら光電変換素子に隣接して帯状に設けられ各光電変換素子が発生した信号電荷を転送する複数の電荷転送部とを有し、電荷転送部ではタイミング信号供給部から供給される駆動パルスによって電荷が転送される。
図12は従来の4相駆動による固体撮像素子の構成を概略的に表した模式図である。
固体撮像素子の受光領域には垂直配置される光電変換素子(フォトダイオード)PD1〜PD8(図示例では簡便に8つで説明する)が2次元行列状に配列される。フォトダイオードPD1〜PD8の個々又は全てを、以下フォトダイオードPDと呼称する。フォトダイオードPDは、受光した光を信号電荷に変換し、蓄積する。各フォトダイオードPD列の近傍脇部(図中右側)には、垂直方向に垂直電荷転送路1が延設される。フォトダイオードPDに蓄積された信号電荷は、トランスファゲート3を介してその脇部の垂直電荷転送路1に読み出される。
垂直電荷転送路1上には、4相転送電極V1〜V4が繰り返し設けられ、1個のフォトダイオードPD当たり2個の転送電極が設けられる。
ドライバ5は、垂直電荷転送路1上の4層転送電極V1〜V4に4相駆動パルスφV1〜φV4をそれぞれ供給する。これにより、垂直電荷転送路1は、駆動パルスφV1〜φV4に応じて、信号電荷を下から上方向(垂直方向)に4相駆動で転送する。
また、ドライバ5は、水平電荷転送路7に2相駆動パルスφH1、φH2を供給する。水平電荷転送路7は、垂直電荷転送路1から電荷を受け、駆動パルスφH1、φH2に応じて、電荷を右から左方向(水平方向)に2相駆動で転送する。
出力アンプ9は、水平電荷転送路7から信号電荷を受け、電荷量に応じた電圧を増幅して出力する。このようにして、フォトダイオードPDを2次元行列状に配列することにより、2次元画像を得ることができる。
次に、インタレース方式の制御方法を説明する。インタレース方式では、第1フィールドと第2のフィールドの画像データの組みが1フレームの画像データを構成する。まず、第1フィールドの画像データを読み出すため、奇数行のフォトダイオードPD1,PD3,PD5,PD7内の電荷を、垂直電荷転送路1上において電極V1に対応する位置に読み出す。垂直電荷転送路1上の電荷は、水平電荷転送路7に転送される。出力アンプ9からは第1フィールドの画像データが出力される。
次に、第2フィールドの画像データを読み出すため、偶数行のフォトダイオードPD2,PD4,PD6,PD8内の電荷を、垂直電荷転送路1上において電極V3に対応する位置に読み出す。垂直電荷転送路1上の電荷は、水平電荷転送路7に転送される。出力アンプ9からは第2フィールドの画像データが出力される。
図13は従来の固体撮像素子における垂直電荷転送路に供給する4相駆動パルスのタイミングチャート、図14は従来の固体撮像素子による4相駆動の垂直電荷転送路の制御方法を示すタイムチャートである。
図13、図14の横軸は時間を示す。電極V1〜V4において、図14に示すようにハッチ付きで表した電極は、Loレベルの電圧が印加され、その電極に対応する垂直電荷転送路上のポテンシャルは浅くなっている。一方、ハッチ無しの電極はハイレベルの電圧が印加され、その電極に対応する垂直電荷転送路上のポテンシャルが深くなっている。すなわち、ハッチ無しの電極の垂直電荷転送路にパケットが形成され、電荷が蓄積・転送される。
まず、第1フィールドの画像データを読み出す場合を説明する。水平転送期間である垂直転送待機期間S1には、奇数行のフォトダイオードPD1,PD3から垂直電荷転送路上において電極V1に対応する位置に電荷が読み出される。この時、垂直電荷転送路は、電極V3,V4がハイレベルになってパケットを形成し、電極V1,V2がローレベルになってポテンシャルバリアを形成する。
時刻t1では、電極V3,V4がハイレベルになってパケットを形成し、電極V1,V2がローレベルになってポテンシャルバリアを形成する。
時刻t2では、電極V1,V3,V4がハイレベルになってパケットを形成し、電極V2がローレベルになってポテンシャルバリアを形成する。
時間の経過と共に、パケット内の電荷が図中において上から下方向に移動する様子がわかる。時刻t1〜t8が電荷転送の1周期である。4相電極V1〜V4のうち、時刻t1では2電極がローレベルになり、時刻t2では1電極がローレベルになる。
以上が4相駆動の制御方法である。
次に、上記4相駆動を8相駆動にした場合の垂直電荷転送路について説明する。図15は従来の固体撮像素子の構成を概略的に表した模式図、図16は従来の固体撮像素子における垂直電荷転送路に供給する8相駆動パルスのタイミングチャート、図17は従来の固体撮像素子による8相駆動の垂直電荷転送路の制御方法を示すタイムチャートである。
フォトダイオードPDの側方には、垂直電荷転送路が設けられ、その上方には8相電極V1〜V8が設けられる。他の構成は、図12に示した4相駆動の固体撮像素子と同様である。図16,図17において、横軸は時間を示す。電極V1〜V8において、ハッチ付きで表した電極とハッチ無しの電極の意味は上記同様である。垂直電荷転送路の電極V1〜V8には8相駆動パルスが供給され、垂直電荷転送路は8相駆動で信号電荷を転送する。
垂直転送待機期間S1には、フォトダイオードPD1,PD5から垂直電荷転送路上において電極V1に対応する位置に電荷を読み出す。この時、垂直電荷転送路は、2個の電極V5,V6がハイレベルになってパケットを形成し、6個の電極V1,V2,V3,V4,V7,V8がローレベルになってポテンシャルバリアを形成する。時刻t1も同様である。時刻t1は省略してもよい。
時刻t2では、3個の電極V5,V6,V7がハイレベルになってパケットを形成し、5個の電極V1,V2,V3,V4,V8がローレベルになってポテンシャルバリアを形成する。
時刻t3では、2個の電極V6,V7がハイレベルになってパケットを形成し、6個の電極V1,V2,V3,V4,V5,V8がローレベルになってポテンシャルバリアを形成する。
時間の経過と共に、パケット内の電荷が上から下方向に移動する。時刻t1〜t17が1周期である。8相駆動では、上記の4相駆動の場合よりも電荷読み出しを行うフォトダイオードPDの数は一つおきとなり、インターレース駆動に適する。
特開2000−196066号公報
しかしながら、上記した従来の固体撮像素子の駆動方法では、信号電荷の転送時以外、垂直転送電極は、連続したn電極(n=2以上)を蓄積電極とし、残りの電極をバリア電極としていた。このため、連続したn電極(n=2以上)を蓄積電極とする際に、読み出し電極を含むと、白キズが増加する問題があった。
図18は図12のI−I断面を(a)、(a)における電位分布を(b)に表した模式図である。
固体撮像素子では、図18(a)に示すように、n型のシリコン基板の表面にp型の不純物ウェル層11が形成され、さらにその上にSiN/SiO2/SiN膜(ONO膜)からなる絶縁層(図示せず)が形成されている。また、不純物層11の表面から高濃度のp型不純物層13と、さらにその下部にn型不純物層15が形成され、これにより光に感応して電荷を発生する光電変換素子(フォトダイオード)17が構成されている。
また、フォトダイオード17の読み出しゲート21を挟んだ側方には、n型不純物層23が形成されている。n型不純物層23上方の絶縁層(図示せず)の表面には電極25が形成され、この電極25は絶縁層(図示せず)により覆われている。さらに、固体撮像素子では、フォトダイオード17と垂直電荷転送路となるn型不純物層23とを含む領域を囲むように、高濃度のp型不純物層からなる素子分離帯(図示せず)が形成されている。
このような構成を有する固体撮像素子において、電極25に対して十分に高い電圧を印加することで、図18(b)に示すように、フォトダイオード17の電位に対して垂直電荷転送路1に向かっての障壁(Pウェル領域)27がなくなり、蓄積された信号電荷Dは垂直電荷転送路1に移動する。フォトダイオード17に蓄積される信号電荷Dの電荷量は、図18(b)のポテンシャル分布図に示すように、P型のウェル領域27で構成されるオーバーフローバリアのポテンシャルバリアによって決定される。すなわち、このオーバーフローバリアは、フォトダイオード17に蓄積される飽和信号電荷量を決める。
従来技術ではS1期間中において、連続した2つ以上の電極25を蓄積電極とし、読み出し電極と、読み出し電極ではないものとを交互に構成している。このため、図14,図17に示すように、電極25に読み出し電極V4,V6が蓄積電極に含まれ、図18(b)に示す電位図のEvx=Mid(蓄積電極における垂直電荷転送時のロー電圧相当の電圧値)のように、フォトダイオード17の読み出しゲート21の表面層に空乏化された領域29ができた。すなわち、読み出し電極V4,V6に、ローレベルより高い電圧値を有するMidレベルの電圧が印加されることにより、空乏化領域29が発生した。空乏化領域29が発生すると、界面付近に存在している自由電子が、フォトダイオード17内に電荷eとして流れ込み、正規に蓄積された信号電荷Dに暗電流となって加算・蓄積(D+e)され、その暗電流分によって白キズの発生することになる。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、フォトダイオードの読み出しゲートに空乏化された領域が発生せず、暗電流がフォトダイオード内に蓄積されない固体撮像素子及びその駆動方法を提供し、もって、画像データに含まれる白キズの低減を図ることを目的とする。
本発明に係る上記目的は、下記構成により達成される。
(1) 光に感応して電荷を発生する光電変換素子を複数行、複数列に亘って行列状に配置した画素部と、前記光電変換素子に隣接して帯状に設けられ該光電変換素子が発生した信号電荷を転送する複数の電荷転送部とが半導体基板表面層に形成され、タイミング信号供給部から前記電荷転送部の電荷転送を行う駆動パルスを供給する固体撮像素子であって、
前記電荷転送部が、
前記光電変換素子から電荷の読み出し転送と前記電荷転送部に沿った信号電荷の転送とを行うための第1転送電極と、
前記第1転送電極同士の間に設けられ前記電荷転送部に沿った信号電荷の転送を行うための第2転送電極と、を有し、
前記タイミング信号供給部が、前記電荷転送路に沿った信号電荷の転送時には、前記第1、第2転送電極に駆動用パルス信号を供給し、
前記電荷転送部に沿った信号電荷の転送停止時に、前記第1転送電極が前記光電変換素子に対して暗電流を生じさせないレベルのバリア電位となるパルス信号を供給する固体撮像素子。
この固体撮像素子によれば、転送時以外には読み出し電極に、蓄積電極となるレベルのバリア電位が印加されない。つまり、転送時以外は読み出し電極を避けて蓄積電極とされる。これにより、読み出し電極と、読み出し電極ではない連続した2つ以上の電極を、蓄積電極として交互に構成する場合であっても、読み出し電極に、蓄積電極としてのレベルの電圧が印加されなくなる。したがって、フォトダイオードの読み出しゲートに空乏化された領域が発生せず、界面付近に存在している電子が、フォトダイオード内に電荷として流れ込まなくなり、電子がフォトダイオード内に電荷として蓄積されない。
(2) (1)項記載の固体撮像素子であって、
前記転送する信号電荷は電子であり、前記バリア電位となるパルス信号が、ローレベルの信号である固体撮像素子。
この固体撮像素子によれば、転送停止時にタイミング信号供給部から第1転送電極へローレベルの電圧が印加され、その電極に対応する垂直電荷転送路上のポテンシャルが浅くなる。この際、垂直転送時におけるMidレベルやハイレベルの電圧を印加したときに生じる障壁の痩せ細りがなく、電子を発生させる空乏化領域が形成されない。
(3) 光に感応して電荷を発生する光電変換素子を複数行、複数列に亘って行列状に配置した画素部と、前記光電変換素子に隣接して帯状に設けられ該光電変換素子が発生した信号電荷を転送する複数の電荷転送部とが半導体基板表面層に形成され、前記電荷転送部の電荷転送を行う駆動パルスを供給するタイミング信号供給部を備えた固体撮像素子の駆動方法であって、
前記電荷転送路に沿った信号電荷の転送時には、前記光電変換素子から電荷の読み出し転送と前記電荷転送部に沿った信号電荷の転送とを行うための第1転送電極と、前記第1転送電極同士の間に設けられ前記電荷転送部に沿った信号電荷の転送を行うための第2転送電極に対して、駆動用パルス信号を供給し、
前記電荷転送部に沿った信号電荷の転送停止時に、前記第1転送電極が前記光電変換素子に対して暗電流を生じさせないレベルのバリア電位となるパルス信号を供給する固体撮像素子の駆動方法。
この固体撮像素子の駆動方法によれば、タイミング信号供給部が、転送時以外には読み出し電極に、蓄積電極となるレベルのバリア電位を印加しない。つまり、転送時以外は読み出し電極を避けて蓄積電極とする。これにより、読み出し電極と、読み出し電極ではない連続した2つ以上の電極を、蓄積電極として交互に駆動する場合であっても、読み出し電極に、蓄積電極としてのレベルの電圧を印加せず、フォトダイオードの読み出しゲートに空乏化された領域が発生しない。したがって、界面付近に存在している電子が、フォトダイオード内に電荷として流れ込まなくなる。
(4) (3)項記載の固体撮像素子の駆動方法であって、
前記駆動用パルス信号が、4相駆動用のパルス信号である固体撮像素子の駆動方法。
この固体撮像素子の駆動方法によれば、4相電極のうち、異なる時刻で2電極がローレベルになる一方、1電極がローレベルになり、これを交互に繰り返す。したがって、全ての光電変換素子からの信号電荷を一回で取り出すことが可能となる。
(5) (3)項記載の固体撮像素子の駆動方法であって、
前記駆動用パルス信号が、8相駆動用のパルス信号である固体撮像素子の駆動方法。
この固体撮像素子の駆動方法によれば、光電変換素子を1つおきに電荷読み出しするようになるので、インターレース駆動に好適な駆動方法となる。
本発明に係る固体撮像素子及びその駆動方法によれば、電荷転送路に沿った信号電荷の転送時には、光電変換素子から電荷の読み出し転送と電荷転送部に沿った信号電荷の転送とを行うための第1転送電極と、第1転送電極同士の間に設けられ電荷転送部に沿った信号電荷の転送を行うための第2転送電極に対して、駆動用パルス信号を供給し、電荷転送部に沿った信号電荷の転送停止時に、第1転送電極が光電変換素子に対して暗電流を生じさせないレベルのバリア電位となるパルス信号を供給するので、タイミング信号供給部が、転送時以外には読み出し電極に、蓄積電極となるレベルのバリア電位を印加しない。つまり、転送時以外は読み出し電極を避けて蓄積電極とする。これにより、読み出し電極と、読み出し電極ではない連続した2つ以上の電極を、蓄積電極として交互に駆動する場合であっても、読み出し電極に、蓄積電極としてのレベルの電圧を印加せず、フォトダイオードの読み出しゲートに空乏化された領域が発生せず、界面付近に存在している電子が、フォトダイオード内に電荷として流れ込まなくなる。この結果、暗電流がフォトダイオード内に電荷として蓄積されなくなり、画像データに含まれる白キズを低減させることができる。
以下、本発明に係る固体撮像素子及びその駆動方法の好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係る固体撮像素子の構成を概略的に表した模式図である。
本実施の形態によるCCD等の固体撮像素子100は、光に感応して電荷を発生する光電変換素子(フォトダイオード)31を複数行、複数列に亘って行列状に配置した画素部33と、これら画素部33に隣接して設けられ光電変換素子31が発生した信号電荷を列方向に転送する複数の垂直シフトレジスタ35と、各垂直シフトレジスタ35の列方向一端側に配置され垂直シフトレジスタ35から転送される信号電荷を行方向に転送する水平転送部(水平シフトレジスタ)37と、この水平シフトレジスタ37の電荷転送方向下流側に接続され転送されてくる信号を電圧値に変換して出力する出力アンプ39と、各フォトダイオード31に隣接するオーバーフロードレインと、を基板41の表面層に形成している。なお、本実施の形態では、基板41がオーバーフロードレインとなる。
固体撮像装置100は、駆動信号を入力するタイミング信号供給部43とを備えている。タイミング信号供給部43は、水平同期信号HD、垂直同期信号VDに基づいて、固体撮像素子100を駆動するための種々のパルス信号を生成するタイミング信号生成部45と、タイミング信号生成部45から供給された種々のパルスを所定レベルのドライブパルス(垂直転送パルス、水平転送パルス)にして固体撮像素子100に供給するドライバ47と、タイミング信号生成部45からのタイミング信号に基づき固体撮像素子100にドレイン電圧VDDを印加する不図示の基板電圧発生部とを含んで構成される。固体撮像素子100は、これらタイミング信号供給部43からの出力信号に基づいて駆動制御される。
この固体撮像素子100では、タイミング信号供給部43のタイミング信号生成部45から基板電圧発生部へタイミング信号が送出されることで、フォトダイオード31から垂直シフトレジスタ35に信号電荷を読み出してから、読み出した信号電荷の全てが出力アンプ39まで転送されるまでの期間、フォトダイオード31の電荷を基板41側へ掃き出すためのドレイン電圧VDDが、オーバーフロードレイン(基板41)に印加される。
ここで、このドレイン電圧VDDは、オーバーフロードレインの領域に形成される電位ポテンシャルの障壁(Pウェル領域)を、フォトダイオード31に蓄積された電荷が基板41側に掃き出すことのできる電圧となっている。これにより、電位ポテンシャルの障壁が、フォトダイオード31に蓄積された電荷を基板41側に掃き出すことのできる低さとなり、フォトダイオード31に蓄積される蓄積電荷量がPウェル領域を越えて基板41側へ掃き出し可能となっている。
図2は4相駆動における垂直転送路の配置を表す平面図、図3は4相駆動における電極の配置を表す模式図である。
図2に示すように、固体撮像素子100では、垂直方向Yの各奇数列(又は偶数列)に配列されたフォトダイオード31(PD Xn)に対して、各偶数列(又は奇数列)のフォトダイオード31(PD Xn+1)が位相差である半ピッチ分の位置ずれを持って形成されている。
このように、複数のフォトダイオード31を列方向に半ピッチ分ずらして配置する、所謂ハニカム構造の固体撮像素子100では、フォトダイオード31に沿って基板41内に垂直シフトレジスタ35からなる垂直電荷転送路51を波状パターンに蛇行させて形成している。基板41上には、この波状パターンの垂直電荷転送路51に対して直交方向に延在する図3に示す転送電極53が形成されている。転送電極53は、4相転送電極V1〜V4が繰り返し設けられることで形成されている。この転送電極V1〜V4のうち、本実施の形態では、トランスファゲート55を介してフォトダイオード31に接続されたものを第1転送電極(V2,V4)53aと称し、フォトダイオード31に接続されていないものを第2転送電極(V1,V3)53bと称する。
第1転送電極53aは、フォトダイオード31から電荷の読み出し転送と、電荷転送部(垂直電荷転送路51)に沿った信号電荷の転送とを行う。第2転送電極53bは、第1転送電極53a同士の間に設けられ電荷転送部(垂直電荷転送路51)に沿った信号電荷の転送を行う。タイミング信号供給部43は、垂直電荷転送路51に沿った信号電荷の転送時には、第1、第2転送電極53a,53bに駆動用パルス信号を供給する。一方、タイミング信号供給部43は、垂直電荷転送路51に沿った信号電荷の転送停止時には、第1転送電極53aがフォトダイオード31に対して暗電流を生じさせないレベルのバリア電位となるパルス信号を供給する。
より具体的には、垂直電荷転送路51で転送する信号電荷は電子であり、バリア電位となるパルス信号は、ローレベル(例えば0V)のOFF信号となる。このように、転送停止時にタイミング信号供給部43から第1転送電極53aへローレベルの電圧が印加され、その電極(V2,V4)に対応する垂直電荷転送路51上のポテンシャルが高くなる。この際、垂直電荷転送時にMidレベルの電圧を印加したときに生じる障壁の痩せ細りがなく、電子を発生させる空乏化領域29(図18参照)がフォトダイオード31の読み出しゲートに形成されないようになっている。
換言すると、信号電荷の転送時以外には、読み出し電極となる第1転送電極53aに蓄積電極となるレベルのバリア電位が印加されない。つまり、転送時以外は読み出し電極を避けて蓄積電極とされる。これにより、読み出し電極と、読み出し電極ではない連続した2つ以上の電極(第1転送電極53aと第2転送電極53b)を、蓄積電極として交互に構成する場合であっても、読み出し電極である第1転送電極53aに、蓄積電極としてのレベルの電圧が印加されなくなる。したがって、フォトダイオード31の読み出しゲート21に空乏化された領域が発生せず、界面付近に存在している電子が、フォトダイオード31内に電荷として流れ込まなくなり、電子がフォトダイオード31内に電荷として蓄積されなくなる。
次に、上記の固体撮像素子の駆動方法を説明する。
図4は図2に示した垂直電荷転送路に供給する4相駆動パルスのタイミングチャート、図5は本発明に係る固体撮像素子による4相駆動の垂直電荷転送路の制御方法を示すタイムチャートである。
本実施の形態による固体撮像素子の駆動方法では、駆動用パルス信号が、4相駆動用のパルス信号であるので、4相電極のうち、異なる時刻で2電極がローレベルになる一方、1電極がローレベルになり、これを交互に繰り返す。これにより、パケット内の電荷が移動される。
時刻t1〜t11が垂直電荷転送の1周期であり、4相電極V1〜V4のうち、時刻t1では2電極V2,V4がローレベルになる。
ドライバ47は、垂直電荷転送路51に4相駆動パルスφV1〜φV4を供給する。具体的には、電極V1に駆動パルスφV1、電極V2に駆動パルスφV2、電極V3に駆動パルスφV3、電極V4に駆動パルスφV4を供給する。垂直電荷転送路51は、駆動パルスφV1〜φV4に応じて、電荷を下から上方向(垂直方向)に4相駆動で転送する。ドライバ47は、水平電荷転送路37に2相駆動パルスφH1,φH2を供給する。水平電荷転送路37は、垂直電荷転送路51から電荷を受け、駆動パルスφH1,φH2に応じて、電荷を右から左方向(水平方向)に2相駆動で転送する。
垂直電荷転送路51上の電極V1〜V4において、図5に示すハッチ付きで表した電極はローレベルの電圧が印加され、その電極に対応する垂直電荷転送路51上のポテンシャルが浅くなっており、ハッチ無しの電極はハイレベルの電圧が印加され、その電極に対応する垂直電荷転送路51上のポテンシャルが深くなっている。すなわち、ハッチ無しの電極の垂直電荷転送路51にパケットが形成され、電荷が蓄積される。
水平転送期間である垂直転送待機期間S1には、フォトダイオード31から垂直電荷転送路51において電荷が読み出される。この時、垂直電荷転送路51は、電極V1,V3がハイレベルになってパケットを形成し、電極V2,V4がローレベルになってポテンシャルバリアを形成する。
すなわち、垂直電荷転送路51に沿った信号電荷の転送時には、フォトダイオード31から電荷の読み出し転送と、垂直電荷転送路51に沿った信号電荷の転送とを行うための第1転送電極53aと、垂直電荷転送路51に沿った信号電荷の転送を行うための第2転送電極53bに対して、駆動用パルス信号を供給する。一方、垂直電荷転送路51に沿った信号電荷の転送停止時には、第1転送電極53aがフォトダイオード31に対して暗電流を生じさせないレベルのバリア電位となるパルス信号を供給する。
このようにして、従来では図14に示したように、垂直転送待機期間S1にローレベルより高いMidレベルとなっていた読み出し電極(フォトダイオード31にトランスファゲート55を介して接続されたV2,V4電極)が、本実施の形態では、図5に示すように、垂直転送待機期間S1に読み出し電極(フォトダイオード31にトランスファゲート55を介して接続されたV2,V4電極)がMidレベルより電圧値の低いローレベルになって、転送ゲートがOFFの状態となる。
したがって、本実施の形態による固体撮像素子100によれば、タイミング信号供給部43が、電荷転送路(垂直電荷転送路51)に沿った信号電荷の転送時には、第1、第2転送電極53a,53bに駆動用パルス信号を供給し、電荷転送部に沿った信号電荷の転送停止時に、第1転送電極53aがフォトダイオード31に対して暗電流を生じさせないレベルのバリア電位となるパルス信号を供給するので、転送時以外には読み出し電極V2,V4に、蓄積電極となるレベルのバリア電位が印加されなくなる。つまり、転送時以外は読み出し電極V2,V4を避けて蓄積電極とされる。これにより、読み出し電極V2,V4と、読み出し電極ではない連続した2つ以上の電極を、蓄積電極として交互に構成する場合であっても、読み出し電極V2,V4に、蓄積電極としてのレベルの電圧が印加されなくなり、図18の電位図に示すEvx=Lowのように、空乏化された領域が発生せず、界面付近に存在している電子が、フォトダイオード31内に電荷として流れ込まなくなる。この結果、暗電流がフォトダイオード31内に電荷として蓄積されなくなり、画像データに含まれる白キズを低減させることができる。
次に、本発明に係る固体撮像素子及びその駆動方法の他の実施の形態を説明する。
図6は8相駆動における垂直転送路の配置を表す平面図、図7は8相駆動における電極の配置を表す模式図、図8は図6に示した垂直電荷転送路に供給する8相駆動パルスのタイミングチャート、図9は本発明に係る固体撮像素子による8相駆動の垂直電荷転送路の制御方法を示すタイムチャートである。なお、図1〜図5に示した部位と同等の部位には同一の符号を付し重複する説明は省略する。
本実施の形態による固体撮像素子は、駆動用パルス信号が、8相駆動用のパルス信号となる。転送電極53は、8相転送電極V1〜V8が繰り返し設けられることで形成されている。この転送電極V1〜V8のうち、トランスファゲート55を介してフォトダイオード31に接続されたものが第1転送電極53a(V2,V4,V6,V8)となり、フォトダイオード31に接続されていないものが第2転送電極53b(V1,V3,V5,V7)となる。
本実施の形態による固体撮像素子の駆動方法では、駆動用パルス信号が、8相駆動用のパルス信号であるので、8相電極のうち、異なる時刻で6電極がローレベルになる一方、2電極がローレベルになり、これを交互に繰り返すことで、時間の経過と共にパケット内の電荷が移動される。
時刻t1〜t19が電荷転送の1周期である。8相電極V1〜V8のうち、時刻t1では6電極(V1〜V4,V6,V8)がローレベルになる。
ドライバ47は、電極V1〜V8に8相駆動パルスφV1〜φV8を供給する。垂直電荷転送路51は、駆動パルスφV1〜φV8に応じて、信号電荷を図中下から上方向(垂直方向)に8相駆動で転送する。ドライバ47は、水平電荷転送路37に2相駆動パルスφH1,φH2を供給する。水平電荷転送路37は、垂直電荷転送路51から電荷を受け、駆動パルスφH1、φH2に応じて、電荷を右から左方向(水平方向)に2相駆動で転送する。
垂直電荷転送路51上の電極V1〜V8において、図9に示すハッチ付きで表した電極はローレベルの電圧が印加され、その電極に対応する垂直電荷転送路51上のポテンシャルが浅くなっており、ハッチ無しの電極はハイレベルの電圧が印加され、その電極に対応する垂直電荷転送路51上のポテンシャルが深くなっている。すなわち、ハッチ無しの電極の垂直電荷転送路51にパケットが形成され、電荷が蓄積される。
水平転送期間である垂直転送待機期間S1には、フォトダイオード31から垂直電荷転送路51において信号電荷が読み出される。この時、垂直電荷転送路51は、電極V5,V7がハイレベルになってパケットを形成し、電極V1,V2,V3,V4,V6,V8がローレベルになってポテンシャルバリアを形成する。
このようにして、従来では図17に示したように、垂直転送待機期間S1にハイレベルとなっていた読み出し電極(フォトダイオード31にトランスファゲート55を介して接続されたV6電極)が、本実施の形態では、図9に示すように、垂直転送待機期間S1に読み出し電極(フォトダイオード31にトランスファゲート55を介して接続されたV6電極)がローレベルになって、転送ゲートがOFFの状態となる。これにより、8相駆動の固体撮像素子においても上記と同様の効果を奏する。
以上、所謂ハニカム構造における固体撮像装置を例に説明したが、本発明はこれに限らず、正方格子構造の固体撮像装置に対しても適用可能である。
図10は正方格子構造の4相駆動における垂直転送路の配置を表す平面図、図11は正方格子構造の4相駆動における電極の配置を表す模式図である。
上記図を前述のハニカム構造における固体撮像装置の駆動方法と照らし合わせてみると、同様の駆動により撮像処理が行えることが分かる。
このように、本発明に係る固体撮像素子及びその駆動方法は、直線状の垂直電荷転送路51Aに沿って、フォトダイオード31が行列状に配置される正方格子構造の固体撮像素子にも適用でき、上記と同様の効果を奏するものである。
また、上記の実施の形態では、固体撮像素子がCCD型固体撮像素子である場合を例に説明したが、本発明に係る固体撮像素子及びその駆動方法は、これに限らず、MOS型の撮像素子に対しても好適に用いて同様の効果を奏する。
本発明に係る固体撮像素子の構成を概略的に表した模式図である。 4相駆動における垂直転送路の配置を表す平面図である。 4相駆動における電極の配置を表す模式図である。 図2に示した垂直電荷転送路に供給する4相駆動パルスのタイミングチャートである。 本発明に係る固体撮像素子による4相駆動の垂直電荷転送路の制御方法を示すタイムチャートである。 8相駆動における垂直転送路の配置を表す平面図である。 8相駆動における電極の配置を表す模式図である。 図6に示した垂直電荷転送路に供給する8相駆動パルスのタイミングチャートである。 本発明に係る固体撮像素子による8相駆動の垂直電荷転送路の制御方法を示すタイムチャートである。 正方格子構造の4相駆動における垂直転送路の配置を表す平面図である。 正方格子構造の4相駆動における電極の配置を表す模式図である。 従来の固体撮像素子の構成を概略的に表した模式図である。 従来の固体撮像素子における垂直電荷転送路に供給する4相駆動パルスのタイミングチャートである。 従来の固体撮像素子による4相駆動の垂直電荷転送路の制御方法を示すタイムチャートである。 従来の固体撮像素子の構成を概略的に表した模式図である。 従来の固体撮像素子における垂直電荷転送路に供給する8相駆動パルスのタイミングチャートである。 従来の固体撮像素子による8相駆動の垂直電荷転送路の制御方法を示すタイムチャートである。 図12のI−I断面を(a)、(a)における電位分布を(b)に表した模式図である。
符号の説明
31 フォトダイオード(光電変換素子)
33 画素部
41 半導体基板
43 タイミング信号供給部
51 垂直電荷転送路(電荷転送部)
53a 第1転送電極
53b 第2転送電極
100 固体撮像素子

Claims (5)

  1. 光に感応して電荷を発生する光電変換素子を複数行、複数列に亘って行列状に配置した画素部と、前記光電変換素子に隣接して帯状に設けられ該光電変換素子が発生した信号電荷を転送する複数の電荷転送部とが半導体基板表面層に形成され、タイミング信号供給部から前記電荷転送部の電荷転送を行う駆動パルスを供給する固体撮像素子であって、
    前記電荷転送部が、
    前記光電変換素子から電荷の読み出し転送と前記電荷転送部に沿った信号電荷の転送とを行うための第1転送電極と、
    前記第1転送電極同士の間に設けられ前記電荷転送部に沿った信号電荷の転送を行うための第2転送電極と、を有し、
    前記タイミング信号供給部が、前記電荷転送路に沿った信号電荷の転送時には、前記第1、第2転送電極に駆動用パルス信号を供給し、
    前記電荷転送部に沿った信号電荷の転送停止時に、前記第1転送電極が前記光電変換素子に対して暗電流を生じさせないレベルのバリア電位となるパルス信号を供給する固体撮像素子。
  2. 請求項1記載の固体撮像素子であって、
    前記転送する信号電荷は電子であり、前記バリア電位となるパルス信号が、ローレベルの信号である固体撮像素子。
  3. 光に感応して電荷を発生する光電変換素子を複数行、複数列に亘って行列状に配置した画素部と、前記光電変換素子に隣接して帯状に設けられ該光電変換素子が発生した信号電荷を転送する複数の電荷転送部とが半導体基板表面層に形成され、前記電荷転送部の電荷転送を行う駆動パルスを供給するタイミング信号供給部を備えた固体撮像素子の駆動方法であって、
    前記電荷転送路に沿った信号電荷の転送時には、前記光電変換素子から電荷の読み出し転送と前記電荷転送部に沿った信号電荷の転送とを行うための第1転送電極と、前記第1転送電極同士の間に設けられ前記電荷転送部に沿った信号電荷の転送を行うための第2転送電極に対して、駆動用パルス信号を供給し、
    前記電荷転送部に沿った信号電荷の転送停止時に、前記第1転送電極が前記光電変換素子に対して暗電流を生じさせないレベルのバリア電位となるパルス信号を供給する固体撮像素子の駆動方法。
  4. 請求項3記載の固体撮像素子の駆動方法であって、
    前記駆動用パルス信号が、4相駆動用のパルス信号である固体撮像素子の駆動方法。
  5. 請求項3記載の固体撮像素子の駆動方法であって、
    前記駆動用パルス信号が、8相駆動用のパルス信号である固体撮像素子の駆動方法。
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