JP2007306217A - 無線lan通信システムおよび無線lan端末間距離判定方法 - Google Patents

無線lan通信システムおよび無線lan端末間距離判定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】接続すべき無線LAN端末を簡単に判断できる通信システムを提供する。
【解決手段】 無線LAN端末100〜400を有する無線LAN通信システムであって、無線LAN端末100〜400のそれぞれが、サイトサーベイにより、周辺の無線LAN端末毎に、電波強度、SSIDおよびMACアドレスを含むネットワーク情報を取得する。無線LAN端末100は、無線LAN端末200〜400から無線LAN端末毎に取得したネットワーク情報群を収集し、該収集したネットワーク情報群と自端末で取得したネットワーク情報群との対応関係を、それぞれのネットワーク情報に含まれているネットワーク識別子およびアドレス情報に基づいて判断し、無線LAN端末毎に、対応するネットワーク情報の間で電波強度の類似度を計算する。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線LAN(Local Area Network)により通信を行うシステムに関し、特に、複数の無線LAN端末の間で直接、無線通信を行う無線LAN通信システムに関する。
無線LANの規格(IEEE802.11)に則った無線通信を行う無線LANインタフェースには、アクセスポイントを介して無線通信を行う通信形態と、アクセスポイントを介さずに無線通信を行う、アドホックとよばれる通信形態とがある(特許文献1)。
上記のような通信形態を採用する無線LAN通信システムにおいては、ユーザは、自身の所有する無線LAN端末を周辺の無線LAN端末と接続するために、サイトサーベイを行う。サイトサーベイにより、無線LAN端末上に、周辺の無線LAN端末の情報(電波強度、SSID(Service Set Identifier)やMAC(Media Access Control)アドレスの情報など)の一覧が表示される。ユーザは、表示された無線LAN端末の情報の一覧に基づいて、無線通信を行うべき端末を判断する。
特開2005−252495号公報
しかしながら、上述の従来の無線LAN通信システムにおいては、以下のような問題がある。
サイトサーベイでは、電波の届く範囲に位置する全ての無線LAN端末の情報が表示されるため、無線LAN端末の一覧に、関係のない無線LAN端末の情報が一緒に表示される場合がある。例えば、同一部署内に配置された無線LAN端末間で通信を行う場合において、サイトサーベイを行った場合、他の部署に配置された関係の無い無線LANも一緒に表示されることがある。サイトサーベイにより表示される無線LAN端末の情報は、電波強度、SSIDやMACアドレスといった情報であり、これらの表示情報だけでは、ユーザは、どの端末が隣接する無線LAN端末(接続しようとしている無線LAN端末)であるかを判断することは困難である。サイトサーベイを行った無線LAN端末において、サイトサーベイにより検出された無線LAN端末が自端末と隣接するかどうかの情報を取得することができれば、その情報に基づいて、どの端末が同一部署内に配置された無線LAN端末であるかを判断することが可能である。しかし、上述の無線LAN通信システムにおいては、単に、サイトサーベイにより検出された無線LAN端末の情報が表示されるだけであるので、どの端末が隣接する無線LAN端末であるかを判断することはできなかった。
なお、サイトサーベイにより表示される電波強度を距離と見なして、電波強度の小さい無線LAN端末を隣接端末と判断することが考えられる。しかし、無線LAN端末の電波の出力レベルは機種(無線LANインタフェースの種類)によって異なるため、遠くにある出力レベルの高い端末を誤って隣接端末と判断することがある。
本発明の目的は、上記問題を解決し、隣接する無線LAN端末を判断することのできる無線LAN通信システムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の無線LAN通信システムは、
第1の無線LAN端末と、該第1の無線LAN端末との間で無線通信が行われる複数の第2の無線LAN端末と、を有する、無線LAN通信システムであって、
前記第1および第2の無線LAN端末のそれぞれは、前記無線通信を行うためのネットワークを識別するためのネットワーク識別子と該ネットワークにおける自端末のアドレス情報とを含む無線信号を定期的に送出し、
前記第2の無線LAN端末のそれぞれは、
前記第1の無線LAN端末および他の前記第2の無線LAN端末のそれぞれから前記無線信号を受信し、無線LAN端末毎に、受信した無線信号の電波強度と、受信した無線信号に含まれているネットワーク識別子およびアドレス情報とを含む第1のネットワーク情報を取得する第1のサイトサーベイ処理部と、
ネットワーク情報の送信要求に応じて、前記第1のサイトサーベイ処理部で取得した前記無線LAN端末毎の第1のネットワーク情報群を、自端末を識別するための端末識別情報とともに、前記ネットワーク情報の送信要求元に送信するネットワーク情報送信部と、を有し、
前記第1の無線LAN端末は、
前記第2の無線LAN端末のそれぞれから前記無線信号を受信し、無線LAN端末毎に、受信した無線信号の電波強度と、受信した無線信号に含まれているネットワーク識別子およびアドレス情報とを含む第2のネットワーク情報を取得する第2のサイトサーベイ処理部と、
前記第2の無線LAN端末のそれぞれに対して前記ネットワーク情報の送信要求を送信し、無線LAN端末毎に、前記第1のネットワーク情報群および端末識別情報を収集するネットワーク情報収集部と、
前記第2のサイトサーベイ処理部で取得した前記無線LAN端末毎の第2のネットワーク情報群と前記ネットワーク情報収集部で収集した前記無線LAN端末毎の第1のネットワーク情報群との対応関係を、それぞれのネットワーク情報に含まれているネットワーク識別子およびアドレス情報に基づいて判断し、無線LAN端末毎に、対応するネットワーク情報に含まれている電波強度を相対的に比較した電波強度類似度を計算するネットワーク類似度算出部と、を有することを特徴とする。
上記の構成によれば、第1および第2の無線LAN端末のそれぞれが、定期的に、サイトサーベイにより、周囲に存在する無線LAN端末に関するネットワーク情報(SSID、MACアドレス、電波強度)を取得する。第1の無線LAN端末にて取得されたネットワーク情報の電波強度と、この第1の無線LAN端末に隣接する第2の無線LAN端末にて取得されたネットワーク情報の電波強度とは類似する、という知見に基づき、電波強度の類似度が高い端末同士は、類似度の低い端末同士に比べて、端末間の距離が近いと判断することができる。本発明では、第1の無線LAN端末と各第2の無線LAN端末との間における電波強度の類似度が計算されるので、この計算された類似度に基づいて、第1の無線LAN端末と各第2の無線LAN端末との間の距離を判断することが可能である。
また、電波強度の類似度に基づいて端末間の距離を判断するようになっているので、各第2の無線LAN端末における電波の出力レベルが異なる場合において、遠くにある出力レベルの高い端末を誤って隣接端末と判断することはない。以下に、その理由を簡単に説明する。
例えば、端末A(第1の無線LAN端末)と電波の出力レベルが異なる2台の端末B1、B2(第2の無線LAN端末)との間で同一のSSIDを用いた無線通信を行う場合、端末B1は、サイトサーベイにより取得した第1のネットワーク情報群(これは、端末Aの電波強度aを含むネットワーク情報N1と、端末B2の電波強度b2を含むネットワーク情報N2とからなる)を端末Aに送信し、端末B2は、サイトサーベイにより取得した第1のネットワーク情報群(これは、端末Aの電波強度aを含むネットワーク情報N3と、端末B1の電波強度b1を含むネットワーク情報N4とからなる)を端末Aに送信する。端末Aは、自端末でサイトサーベイにより取得した第2のネットワーク情報群(これは、端末B1の電波強度b1を含むネットワーク情報N5と、端末B2の電波強度b2を含むネットワーク情報N6とからなる)と、各端末B1、B2から収集した第1のネットワーク情報群との対応するネットワーク情報の電波強度の類似度を計算する。
具体的には、端末B1から収集した第1のネットワーク情報群と第2のネットワーク情報群の間の電波強度の類似度を計算する場合は、ネットワーク情報N1、N5が対応し、ネットワーク情報N2、N6が対応するので、ネットワーク情報N1、N5について、端末B1が取得した「端末Aの電波強度a」と端末Aが取得した「端末B1の電波強度b1」の類似度が計算され、ネットワーク情報N2、N6について、端末B1が取得した「端末B2の電波強度b2」と端末Aが取得した「端末B2の電波強度b2」の類似度が計算される。一方、端末B1から収集した第1のネットワーク情報群と第2のネットワーク情報群の間の電波強度の類似度を計算する場合は、ネットワーク情報N3、N6が対応し、ネットワーク情報N4、N5が対応するので、ネットワーク情報N3、N6について、端末B2が取得した「端末Aの電波強度a」と端末Aが取得した「端末B2の電波強度b2」の類似度が計算され、ネットワーク情報N4、N5について、端末B2が取得した「端末B1の電波強度b1」と端末Aが取得した「端末B1の電波強度b1」の類似度が計算される。
上記の電波強度の類似度の計算において、類似度は、電波強度を相対的に比較した値である。例えば、端末B1から収集した第1のネットワーク情報群と第2のネットワーク情報群の間の電波強度の類似度を計算する場合は、第1のネットワーク情報群の電波強度a、b2の値を、これら値の最大値を基準に正規化し、第2のネットワーク情報群の電波強度b1、b2の値を、これら値の最大値を基準に正規化し、これら正規化した値に基づいて対応する電波強度の値を比較する。このように相対的に電波強度を比較することにより、端末B1、B2における電波の出力レベルに関係なく、端末Aと各端末B1、B2との間の距離を判断することが可能である。
本発明によれば、電波の出力レベルや受信レベルが異なる無線LAN端末であっても、電波強度の類似度に基づいて端末間の距離を判断することができる。よって、従来の無線LAN通信システムでは行うことのできなかった隣接端末の区別を行うことができる。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態である無線LAN通信システムの概略構成を示す。図1を参照すると、無線LAN通信システムは、無線LAN端末100と、この無線LAN端末100と無線通信により相互に接続される無線LAN端末200〜400とを有する。図1に示す構成例では、無線LAN端末100と接続される無線LAN端末の台数は3台とされているが、これは一例であって、無線LAN端末の数は特に制限されるものではない。
無線LAN端末100は、無線通信機能を備えた無線LAN機器であって、例えば、ノート型パーソナルコンピュータやネットワークプロジェクタなどである。無線LAN端末200〜400は、無線通信機能を備えた無線LAN機器であって、例えば、ノート型パーソナルコンピュータである。無線LAN端末200〜400は、いずれも同じ構成とされている。ここでは、無線LAN端末100、200の構成を具体的に説明する。
無線LAN端末100は、無線LANの規格(IEEE802.11)に則った無線通信を行う無線LANインタフェースよりなる無線LAN通信部120と、情報の入力や当該端末の操作を行うための、マウスやキーボードよりなる入力部130と、情報の表示を行うための、LCDなどの表示デバイスよりなる表示装置140と、当該端末を動作させるのに必要なプログラムやデータを格納するための記憶部150と、記憶部150に格納されているプログラムを実行し、入力部130からの入力を受け付けて各部の動作を制御するCPU110と、を有する。
無線LAN端末200も、無線LAN端末100と同様、CPU210、基本構成として、無線LAN通信部220、入力部230、表示部240、および記憶部250を有するが、一部の処理機能が無線LAN端末100と異なる。
図2に、無線LAN端末100の特徴となる機能部を示し、図3に、無線LAN端末200の特徴となる機能部を示す。
図2を参照すると、無線LAN端末100は、CPU110が記憶部150に格納されているプログラムを実行することで提供される機能部として、サイトサーベイ処理部111、ネットワーク情報収集部112、およびネットワーク類似度算出部113を有する。
サイトサーベイ処理部111は、入力部130からのサイトサーベイ実行指示を受け付けると、無線LAN通信部120を通じてサイトサーベイを実行する。サイトサーベイは、各無線LAN端末200〜400から出力される定期的な信号を取り込み、無線情報や電波強度を取得する機能である。無線情報は、無線通信に必要なネットワーク識別子であるSSID(Service Set Identifier)やMAC(Media Access Control)アドレスの情報を含む。SSIDは、無線LAN端末100〜400のそれぞれにおいて、無線通信を行う際のネットワーク接続設定時に使用者によって設定される。MACアドレスは、無線LANネットワーク上における無線LAN端末を識別するためのアドレスであって、それぞれの無線LAN端末に固有のアドレスである。サイトサーベイ処理部111は、サイトサーベイにより取得した無線情報および電波強度を含む無線LANネットワーク情報を、SSIDにより特定される無線LANネットワーク別に記憶部150に格納する。電波強度を記憶部150に格納する際に、サイトサーベイ処理部111は、取得した各無線LANネットワークの電波強度について正規化を行う。正規化では、取得した電波強度について、最も高い電波強度が「100」となるように、比例分配した値に変換する。変換した値は、無線LANネットワーク別に、対応するSSIDと関連付けられて格納される。
ネットワーク情報収集部112は、入力部130からの、外部の無線LAN端末で取得した無線LANネットワーク情報を収集する旨の入力指示を受け付けると、無線LAN通信部120を通じて、ブロードキャスト通信により、各無線LAN端末200〜400に向けて、ネットワーク情報を送信する旨の要求信号(無線LANネットワーク情報収集コマンド)を送信する。また、ネットワーク情報収集部112は、この要求信号を受信した各無線LAN端末200〜400が送信する無線LANネットワーク情報を、無線LAN通信部120を通じて受信し、無線LAN端末別に、受信した無線LANネットワーク情報を記憶部150に格納する。
ネットワーク類似度算出部113は、サイトサーベイ処理部111で取得した無線LANネットワーク情報群と、各無線LAN端末200〜400から受信した無線LANネットワーク情報群との電波強度の類似度を算出する。具体的には、ネットワーク類似度算出部113は、無線LAN端末毎に、サイトサーベイ処理部111で取得した無線LANネットワーク情報のそれぞれについて、無線LAN端末から受信した無線LANネットワーク情報群のうちの対応する無線LANネットワーク情報との電波強度の類似度を算出する。無線LANネットワーク情報の対応は、無線LAN端末から受信した無線LANネットワーク情報に含まれているSSIDおよびMACアドレスが、サイトサーベイ処理部111で取得した無線LANネットワーク情報に含まれているSSIDおよび自端末のMACアドレスと一致するか否かで判断する。SSIDおよびMACアドレスが共に一致した無線LANネットワーク情報は、同じ無線LANネットワークにおけるネットワーク情報と判断することができる。
図3を参照すると、無線LAN端末200は、CPU210が記憶部250に格納されているプログラムを実行することで提供される機能部として、サイトサーベイ処理部211およびネットワーク情報送信処理部212を有する。
サイトサーベイ処理部211は、上述したサイトサーベイ処理部111と同様の機能を有するものであって、入力部230からのサイトサーベイ実行指示を受け付けると、無線LAN通信部220を通じてサイトサーベイを実行し、取得した無線情報や電波強度を含む無線LANネットワーク情報を、無線LANネットワーク別に記憶部250に格納する。
ネットワーク情報送信処理部212は、ネットワーク情報収集部112からの要求信号(無線LANネットワーク情報収集コマンド)に応じて、記憶部250に格納されている無線LANネットワーク情報を要求元の無線LAN端末100に送信する。要求信号には、要求元である無線LAN端末100のMACアドレスの情報が含まれており、ネットワーク情報送信処理部212は、そのMACアドレスに基づいて、要求元の無線LAN端末を判断することができる。また、ネットワーク情報送信処理部212は、記憶部250に格納されている無線LANネットワーク情報を無線LAN端末100に送信する際に、自端末を識別するための識別情報(MACアドレスや端末名など)を一緒に送信する。無線LAN端末100では、この一緒に送信した識別情報に基づいて、受信した無線LANネットワーク情報がどの端末から送信されたものかを判断することができる。
次に、本実施形態の無線LAN通信システムの動作について具体的に説明する。
まず、各無線LAN端末100〜400において行われる無線LAN端末名の登録処理について説明する。図4に、無線LAN端末名の登録処理の一手順を示す。以下、図1、図2および図4を参照して、無線LAN端末100において行われる無線LAN端末名の登録処理を説明する。
無線LAN端末100の使用者が、入力部130を用いて、無線LAN端末名を登録するための入力操作を行うと、CPU110が、記憶部150に格納されている無線LAN端末名登録プログラムを実行する。無線LAN端末名登録プログラムを実行したCPU110は、無線LAN端末名を登録するための登録画面情報を記憶部150から読み出して表示部130に表示する。使用者は、表示された登録画面上で、無線LAN端末名を入力する(ステップA1)。入力部130から、登録画面に入力された情報(無線LAN端末名)がCPU110に供給されると、CPU110は、その供給された無線LAN端末名を記憶部150に登録する(ステップA2)。
無線LAN端末200〜400においても、上記登録処理と同じ処理が行われる。
次に、各無線LAN端末100〜400において行われるサイトサーベイの処理について説明する。図5に、サイトサーベイ処理の一手順を示す。以下、図1、図2および図5を参照して、無線LAN端末100において行われるサイトサーベイ処理を説明する。
無線LAN端末100の使用者が、入力部130を用いて、サイトサーベイを実行する旨の入力を行うと、サイトサーベイ処理部111が、無線LAN通信部120を通じてサイトサーベイを実行して周囲の無線LANネットワーク群の情報を収集する(ステップB1)。次いで、サイトサーベイ処理部111が、サイトサーベイにより取得した各無線LANネットワークにおける電波強度を正規化(相対化)する(ステップB2)。そして、サイトサーベイ処理部111が、サイトサーベイにより取得した各無線LANネットワークに関する無線LANネットワーク情報および電波強度(正規化したもの)を、無線LANネットワーク別に記憶部150に格納する(ステップB3)。ステップB1〜B3の処理を定期的に繰り返すことで、最新の無線LANネットワーク情報および電波強度が記憶部150に格納される。
無線LAN端末200〜400においても、上記サイトサーベイ処理と同じ処理が行われ、最新の無線LANネットワーク情報および電波強度が自端末の記憶部250に格納される。
次に、無線LAN端末100が、無線LAN端末200〜400との無線通信において行う隣接度の算出処理について説明する。図6に、その隣接度の算出処理の一手順を示す。以下、図1、図2、図3、および図6を参照して隣接度の算出処理を具体的に説明する。
無線LAN端末100の使用者が、入力部130を用いて、周囲の無線LAN端末の一覧を表示する旨の入力を行うと(ステップC1)、ネットワーク情報収集部112が、無線LAN通信部120を通じて、ブロードキャスト通信により、周辺の無線LAN端末に向けて、無線LANネットワーク情報収集コマンドを送信する(ステップC2)。
各無線LAN端末200〜400では、無線LAN端末100から無線LANネットワーク情報収集コマンドを受信すると(ステップC3)、ネットワーク情報送信処理部212が、無線LAN通信部250を通じて、自端末内の記憶部250に格納されている、無線LANネットワーク情報群、自端末の端末名およびMACアドレスを要求元の無線LAN端末100に送信する(ステップC4)。
無線LAN端末100では、ネットワーク情報収集部112が、各無線LAN端末200〜400から受信した、無線LANネットワーク情報群、無線LAN端末名およびMACアドレスを、無線LAN端末別に、記憶部150に格納する(ステップC5)。次いで、ネットワーク類似度算出部113が、サイトサーベイ処理部111で取得した無線LANネットワーク情報群と、各無線LAN端末200〜400から受信した無線LANネットワーク情報群との、対応するネットワークの類似度を算出し、その算出した類似度を記憶部150に格納する(ステップC6)。そして、ネットワーク類似度算出部113が、各無線LAN端末200〜400の情報を類似度の高い順にソートし(ステップC7)、その順序で各無線LAN端末200〜400の情報を表示部140に表示する(ステップC8)。
図7に、表示部140に表示される、各無線LAN端末200〜400の情報の表示画面の一例を示す。この表示画面は、各無線LAN端末200〜400の情報を類似度の高い順に並べて表示した無線LAN端末一覧表示部141と、無線LAN端末接続ボタン142とを備える。無線LAN端末一覧表示部141は、無線LAN端末名が類似度の高い順に表示される無線LAN端末名表示欄と、その端末名が表示された無線LAN端末との距離が棒グラフで示される距離表示欄とからなる。無線LAN端末100では、使用者が、無線LAN端末名表示欄中に表示された無線LAN端末名の一覧から接続したい無線LAN端末名を選択指定して、無線LAN端末接続ボタン142を選択入力することで、その選択指定した無線LAN端末への接続処理が自動的に開始される。
図8に、ネットワーク類似度算出部113において行われる類似度の算出処理の手順を示す。
図8を参照すると、まず、サイトサーベイ処理部111によるサイトサーベイで見つかった無線LANネットワークの中から1つの無線LANネットワークを選択し、記憶部150に格納されている、サイトサーベイ処理部111で取得した無線LANネットワーク情報群の中から、その選択した無線LANネットワークに関する無線LANネットワーク情報(第2の無線LANネットワーク情報)を取り出すとともに、無線LAN端末200から受信した無線LANネットワーク情報群から、その選択した無線LANネットワークに関する無線LANネットワークに関する無線LANネットワーク情報(第1の無線LANネットワーク情報)を探す(ステップD1)。同じ無線LANネットワークかどうかは、無線LANネットワーク情報に含まれているSSIDとMACアドレスの両方が同一であるかによって判定する。
無線LAN端末200から受信した無線LANネットワーク情報群の中に第1の無線LANネットワーク情報が存在した場合は、この第1の無線LANネットワーク情報に含まれている電波強度と第2の無線LANネットワーク情報に含まれている電波強度との差(絶対値)を計算する(ステップD2)。
サイトサーベイ処理部111によるサイトサーベイで見つかった、残りの無線LANネットワークについても、それぞれステップD1、D2の処理を繰り返す。そして、得られた各無線LANネットワークに関する電波強度の差(絶対値)の合計を求める(ステップD3)。この電波強度の差(絶対値)の合計(電波強度の類似度)が、無線LAN端末200に関する周辺ネットワーク類似度である。
ステップD1〜D3の処理を、残りの無線LAN端末300、400についても行う。こうして、各無線LAN端末200〜400の周辺ネットワーク類似度を求める。
以上説明した本実施形態の無線LAN通信システムによれば、無線LAN端末100〜400のそれぞれが、定期的に、サイトサーベイにより、周囲に存在する無線LAN端末に関するネットワーク情報(SSID、MACアドレス、電波強度)を取得する。無線LAN端末100にて取得されたネットワーク情報の電波強度と、この無線LAN端末100に隣接する無線LAN端末にて取得されたネットワーク情報の電波強度とは類似することから、電波強度の類似度が高い端末同士は、類似度の低い端末同士よりも距離が近いと判断することができる。よって、電波強度の類似度に基づいて、無線LAN端末100と無線LAN端末200〜400との距離を判断することができ、無線LAN端末100に隣接する無線LAN端末を区別することができる。
また、電波強度の類似度に基づいて端末間の距離を判断するようになっているので、各無線LAN端末200〜400における電波の出力レベルが異なる場合において、遠くにある出力レベルの高い端末を誤って隣接端末と判断することはない。以下に、その理由を簡単に説明する。
例えば、端末A(無線LAN端末100)と電波の出力レベルが異なる2台の端末B1、B2(無線LAN端末200、300)との間で同一のSSIDを用いた無線通信を行う場合、端末B1は、サイトサーベイにより取得した第1のネットワーク情報群(これは、端末Aの電波強度aを含むネットワーク情報N1と、端末B2の電波強度b2を含むネットワーク情報N2とからなる)を端末Aに送信し、端末B2は、サイトサーベイにより取得した第1のネットワーク情報群(これは、端末Aの電波強度aを含むネットワーク情報N3と、端末B1の電波強度b1を含むネットワーク情報N4とからなる)を端末Aに送信する。端末Aは、自端末でサイトサーベイにより取得した第2のネットワーク情報群(これは、端末B1の電波強度b1を含むネットワーク情報N5と、端末B2の電波強度b2を含むネットワーク情報N6とからなる)と、各端末B1、B2から収集した第1のネットワーク情報群との対応するネットワーク情報の電波強度の類似度を計算する。
具体的には、端末B1から収集した第1のネットワーク情報群と第2のネットワーク情報群の間の電波強度の類似度を計算する場合は、ネットワーク情報N1、N5が対応し、ネットワーク情報N2、N6が対応するので、ネットワーク情報N1、N3について、端末B1が取得した「端末Aの電波強度a」と端末Aが取得した「端末B1の電波強度b1」の類似度が計算され、ネットワーク情報N2、N6について、端末B1が取得した「端末B2の電波強度b2」と端末Aが取得した「端末B2の電波強度b2」の類似度が計算される。一方、端末B1から収集した第1のネットワーク情報群と第2のネットワーク情報群の間の電波強度の類似度を計算する場合は、ネットワーク情報N3、N6が対応し、ネットワーク情報N4、N5が対応するので、ネットワーク情報N3、N6について、端末B2が取得した「端末Aの電波強度a」と端末Aが取得した「端末B2の電波強度b2」の類似度が計算され、ネットワーク情報N4、N5について、端末B2が取得した「端末B1の電波強度b1」と端末Aが取得した「端末B1の電波強度b1」の類似度が計算される。
上記の電波強度の類似度の計算において、類似度は、電波強度を相対的に比較した値である。例えば、端末B1から収集した第1のネットワーク情報群と第2のネットワーク情報群の間の電波強度の類似度を計算する場合は、第1のネットワーク情報群の電波強度a、b2の値を、これら値の最大値を基準に正規化し、第2のネットワーク情報群の電波強度b1、b2の値を、これら値の最大値を基準に正規化し、これら正規化した値に基づいて対応する電波強度の値を比較する。このように相対的に電波強度を比較することにより、端末B1、B2における電波の出力レベルに関係なく、端末Aと各端末B1、B2との間の距離を判断することが可能である。
上記と同様の理由により、受信側の電波の感度に違いがあっても、ネットワーク類似度から隣接する端末を判断することができる。
上述した本実施形態の無線LAN通信システムは、本発明の一例であり、その構成および動作は発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更することができる。例えば、図1に示した構成において、無線LAN端末200〜400が、図2に示したネットワーク情報収集部112やネットワーク類似度算出部113を有していてもよい。この場合は、例えば、会議システムにおいて、無線LAN端末100〜400のいずれの端末でも発表者の端末として利用可能である。
また、無線LAN端末100において、ネットワーク類似度算出部113が、無線LAN端末200〜400のうち、類似度が基準値より大きな無線LAN端末の端末識別情報のみを、接続可能な無線LAN端末の情報として表示部140に表示するように構成してもよい。この場合は、使用者は、表示された無線LAN端末を選択するだけで、隣接端末との接続が可能となる。
また、無線LAN端末100において、CPU110が、類似度が基準値以下の無線LAN端末からの接続要求を拒否するように構成してもよい。この場合は、例えば、会議システムにおいて、会議の参加者以外の第三者は、自身の無線LAN端末を発表者の無線LAN端末に隣接して配置しなければ、発表者の無線LAN端末に自身の無線LAN端末を接続することはできない。第三者が、発表者に気づかれないように、自身の無線LAN端末を発表者の無線LAN端末に隣接して配置することは困難である。よって、発表内容を外部に漏れないようにするという観点から、セキュリティを強化することが可能となる。
さらに、CPU110が、類似度が基準値以下の無線LAN端末から接続要求があった場合に、その無線LAN端末に対してパスワードの送信を要求し、該要求に応じて送信されたパスワードが正当なものであるか否かを判断し、正当である場合にのみ、接続を許可するように構成してもよい。これにより、離れている無線LAN端末からの接続が可能となり、利便性が向上する。
また、無線LAN端末100〜400のそれぞれが有線LANインタフェースを備え、無線LAN端末100のCPU110が、有線LANインタフェースを通じて、他の無線LAN端末200〜400のいずれかから接続要求があった場合に、類似度が基準値より高い無線LAN端末からの接続要求のみを許可するようにしてもよい。この場合は、例えば、無線LAN端末100が、無線LANおよび有線LANのインタフェースを備えたプリンタである場合に、無線LAN端末に格納されたデータをプリンタで出力する場合は、プリンタから予め決められた範囲内にある無線LAN端末でしか、そのようなプリンタへのデータ出力を行うことができない。これにより、予め決められた範囲外にある無線LAN端末(部外者の無線LAN端末)からプリンタへデータを出力することを抑制することができる。
さらに、CPU110が、類似度が基準値以下の無線LAN端末から有線LANインタフェースを通じて接続要求があった場合に、その無線LAN端末に対してパスワードの送信を要求し、該要求に応じて送信されたパスワードが正当なものであるか否かを判断し、正当である場合にのみ、接続を許可するように構成してもよい。これにより、セキュリティをさらに強化することが可能である。
本発明は、無線LANネットワークを用いた会議システムやプレゼンテーションシステムに適用することができる。また、本発明は、データ処理装置と、このデータ処理装置から送信されたデータを記憶するデータ記憶装置とからなる通信システムや、音楽/動画データを送信する音楽/動画送信装置と、音楽/動画送信装置からの音楽/動画データを再生する音楽/動画再生装置とからなるシステムに適用することができる。
本発明の一実施形態である無線LAN通信システムの概略構成を示すブロック図である。 図1に示す無線LAN端末100の特徴となる機能部を示すブロック図である。 図1に示す無線LAN端末200の特徴となる機能部を示すブロック図である。 無線LAN端末名の登録処理の一手順を説明するためのフローチャートである。 サイトサーベイ処理の一手順を説明するためのフローチャートである。 隣接度の算出処理の一手順を説明するためのフローチャートである。 無線LAN端末の情報が表示される画面の一例を示す模式図である。 類似度の算出処理の一手順を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
100〜400 無線LAN端末
110、210 CPU
111、211 サイトサーベイ処理部
112 ネットワーク情報収集部
113 ネットワーク類似度算出部
120、220 無線LAN通信部
130、230 入力部
140、240 表示部
150、250 記憶部
212 ネットワーク情報送信処理部

Claims (7)

  1. 第1の無線LAN端末と、該第1の無線LAN端末と無線通信を行う複数の第2の無線LAN端末と、を有する、無線LAN通信システムであって、
    前記第1および第2の無線LAN端末のそれぞれは、前記無線通信を行うためのネットワークを識別するためのネットワーク識別子と該ネットワークにおける自端末のアドレス情報とを含む無線信号を定期的に送出し、
    前記第2の無線LAN端末のそれぞれは、
    前記第1の無線LAN端末および他の前記第2の無線LAN端末のそれぞれから前記無線信号を受信し、無線LAN端末毎に、受信した無線信号の電波強度と、受信した無線信号に含まれているネットワーク識別子およびアドレス情報とを含む第1のネットワーク情報を取得する第1のサイトサーベイ処理部と、
    ネットワーク情報の送信要求に応じて、前記第1のサイトサーベイ処理部で取得した前記無線LAN端末毎の第1のネットワーク情報群を、自端末を識別するための端末識別情報とともに、前記ネットワーク情報の送信要求元に送信するネットワーク情報送信部と、を有し、
    前記第1の無線LAN端末は、
    前記第2の無線LAN端末のそれぞれから前記無線信号を受信し、無線LAN端末毎に、受信した無線信号の電波強度と、受信した無線信号に含まれているネットワーク識別子およびアドレス情報とを含む第2のネットワーク情報を取得する第2のサイトサーベイ処理部と、
    前記第2の無線LAN端末のそれぞれに対して前記ネットワーク情報の送信要求を送信し、無線LAN端末毎に、前記第1のネットワーク情報群および端末識別情報を収集するネットワーク情報収集部と、
    前記第2のサイトサーベイ処理部で取得した前記無線LAN端末毎の第2のネットワーク情報群と前記ネットワーク情報収集部で収集した前記無線LAN端末毎の第1のネットワーク情報群との対応関係を、それぞれのネットワーク情報に含まれているネットワーク識別子およびアドレス情報に基づいて判断し、無線LAN端末毎に、対応するネットワーク情報に含まれている電波強度を相対的に比較した電波強度類似度を計算するネットワーク類似度算出部と、を有する、無線LAN通信システム。
  2. 前記第1のサイトサーベイ処理部は、前記第1の無線LAN端末および他の前記第2の無線LAN端末のそれぞれから受信した前記無線信号の電波強度の値を、最も高い電波強度の値を基準に正規化し、
    前記第2のサイトサーベイ処理部は、前記第2の無線LAN端末のそれぞれから受信した前記無線信号の電波強度の値を、最も高い電波強度の値を基準に正規化し、
    前記ネットワーク類似度算出部は、前記対応するネットワーク情報の間で、正規化した前記電波強度の値の差分に基づいて電波強度類似度を計算する、請求項1に記載の無線LAN通信システム。
  3. 前記第1の無線LAN端末は、表示部を備え、
    前記ネットワーク類似度算出部は、前記電波強度類似度の高い順に、前記第2の無線LAN端末の端末識別情報を前記表示部に表示する、請求項1に記載の無線LAN通信システム。
  4. 前記ネットワーク類似度算出部は、前記第2の無線LAN端末のうち、前記電波強度類似度が基準値より大きな無線LAN端末の端末識別情報のみを、接続可能な無線LAN端末の情報として前記表示部に表示する、請求項1に記載の無線LAN通信システム。
  5. 無線通信を行う複数の無線LAN端末を有する無線LAN通信システムであって、
    前記複数の無線LAN端末のそれぞれは、
    前記無線通信を行うためのネットワークを識別するためのネットワーク識別子と該ネットワークにおける自端末のアドレス情報とを含む無線信号を送出する無線送出部と、
    自端末と無線通信が可能な距離にある他の無線LAN端末の前記無線送出部から前記無線信号を受信し、無線LAN端末毎に、受信した無線信号の電波強度と、受信した無線信号に含まれているネットワーク識別子およびアドレス情報とを含むネットワーク情報を取得するサイトサーベイ処理部と、
    ネットワーク情報送信要求に応じて、該送信要求元の無線LAN端末に対して、前記サイトサーベイ処理部で取得した前記無線LAN端末毎のネットワーク情報群を、自端末を識別するための端末識別情報とともに送信するネットワーク情報送信部と、
    前記他の無線LAN端末に対して前記ネットワーク情報送信要求を送信し、前記他の無線LAN端末の前記ネットワーク情報送信部から前記無線LAN端末毎のネットワーク情報群および端末識別情報を収集するネットワーク情報収集部と、
    自端末の前記サイトサーベイ処理部で取得した前記無線LAN端末毎のネットワーク情報群と、前記他の無線LAN端末から収集した前記無線LAN端末毎のネットワーク情報群との対応関係を、それぞれのネットワーク情報に含まれているネットワーク識別子およびアドレス情報に基づいて判断し、無線LAN端末毎に、対応するネットワーク情報に含まれている電波強度を相対的に比較した電波強度類似度を計算するネットワーク類似度算出部と、を有する、無線LAN通信システム。
  6. 無線通信を行うためのネットワークを識別するためのネットワーク識別子と該ネットワークにおける自端末のアドレス情報とを含む無線信号を定期的に送出するとともに、他の無線LAN端末から前記無線信号を受信し、無線LAN端末毎に、受信した無線信号の電波強度と、受信した無線信号に含まれているネットワーク識別子およびアドレス情報とを含む第1のネットワーク情報を取得する機能を有する複数の外部無線LAN端末と前記無線通信により接続される無線LAN端末であって、
    前記外部無線LAN端末のそれぞれから前記無線信号を受信し、無線LAN端末毎に、受信した無線信号の電波強度と、受信した無線信号に含まれているネットワーク識別子およびアドレス情報とを含む第2のネットワーク情報を取得するサイトサーベイ処理部と、
    前記外部無線LAN端末のそれぞれから、当該外部無線LAN端末において取得した前記無線LAN端末毎の第1のネットワーク情報群を、当該外部無線LAN端末を識別可能な端末識別情報とともに収集するネットワーク情報収集部と、
    前記サイトサーベイ処理部で取得した前記無線LAN端末毎の第2のネットワーク情報群と前記ネットワーク情報収集部で収集した前記無線LAN端末毎の第1のネットワーク情報群との対応関係を、それぞれのネットワーク情報に含まれているネットワーク識別子およびアドレス情報に基づいて判断し、無線LAN端末毎に、対応するネットワーク情報に含まれている電波強度を相対的に比較した電波強度類似度を計算するネットワーク類似度算出部と、を有する、無線LAN端末。
  7. 第1の無線LAN端末と、該第1の無線LAN端末と無線通信を行う複数の第2の無線LAN端末との間の距離を判断する方法であって、
    前記第1の無線LAN端末および第2の無線LAN端末のそれぞれが、前記無線通信を行うためのネットワークを識別するためのネットワーク識別子と該ネットワークにおける自端末のアドレス情報とを含む無線信号を定期的に送出し、
    前記第2の無線LAN端末のそれぞれが、
    前記第1の無線LAN端末および他の前記第2の無線LAN端末のそれぞれから前記無線信号を受信し、
    無線LAN端末毎に、受信した無線信号の電波強度と、受信した無線信号に含まれているネットワーク識別子およびアドレス情報とを含む第1のネットワーク情報を取得し、
    ネットワーク情報の送信要求に応じて、取得した前記無線LAN端末毎の第1のネットワーク情報群を、自端末を識別するための端末識別情報とともに、前記ネットワーク情報送信要求の送信元に送信し、
    前記第1の無線LAN端末が、
    前記第2の無線LAN端末のそれぞれから前記無線信号を受信し、
    無線LAN端末毎に、受信した無線信号の電波強度と、受信した無線信号に含まれているネットワーク識別子およびアドレス情報とを含む第2のネットワーク情報を取得し、
    前記第2の無線LAN端末のそれぞれに対して前記ネットワーク情報の送信要求を送信し、無線LAN端末毎に、前記第1のネットワーク情報群および端末識別情報を収集し、
    取得した前記無線LAN端末毎の第2のネットワーク情報群と収集した前記無線LAN端末毎の第1のネットワーク情報群との対応関係を、それぞれのネットワーク情報に含まれているネットワーク識別子およびアドレス情報に基づいて判断し、無線LAN端末毎に、対応するネットワーク情報に含まれている電波強度を相対的に比較した電波強度類似度を計算する、無線LAN端末間距離判定方法。
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