JP2007306131A - 無線送信方法及び無線受信方法並びに無線送信装置及び無線受信装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】パイロット信号を所定の周波数帯域にて送信するとともに、データ信号を前記周波数帯域における部分帯域にて送信し、少なくとも前記部分帯域にて送信されるパイロット信号とデータ信号とについて、それぞれ周波数領域で同じ形状になるように波形整形する。
【選択図】図1
Description
図10(A)及び図10(B)は、いずれも周波数領域での信号の配置例を表す図である。これらの図10(A)及び図10(B)において、RBとは、リソースブロックの略称であり、システム周波数帯域(システム帯域幅)のうち、各送信局(例えば、MS)が使用する周波数帯域の最小単位を意味している。
以降では、DFT-Spread OFDM方式の詳細について説明する。
この図11に示す送信局100は、送信処理系として、例えば、ターボ符号器101、データ変調部102、DFT(Discrete Fourier Transform)部103、サブキャリアマッピング部104、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)部105、CP(Cyclic Prefix)挿入部106、パイロット信号生成部107、DFT部108、サブキャリアマッピング部109、IFFT部110、CP挿入部111、データ・パイロット信号多重部112、ディジタル/アナログ(D/A)変換部113、送信RF(Radio Frequency)部114、及び、送信アンテナ115をそなえて構成されている。なお、121は受信アンテナ、122は受信局200から受信アンテナ121により受信される制御信号を復調する制御信号復調部を表し、いずれも送信局100の受信処理系の構成要素である。
DFT部103では、制御信号復調部122からのRBの割り当て情報(RBの割り当て数)に応じたシンボル単位でDFT処理を行ない、時間領域のデータ信号を周波数領域の信号に変換する。例えば、RBのサブキャリア数をNcとし、割り当て数をNRBとすると、Nc×NRBシンボル単位でDFT処理を行なう。
一方、パイロット信号については、パイロット信号生成部107にてパイロット信号が生成され、DFT部108にて1個のRBに対応したシンボル単位でDFT処理が施される。
IFFT部110では、このように分散配置でマッピングされた周波数領域の信号をIFFT処理することにより再び時間領域の信号に変換し、CP挿入部111では、当該IFFT部110からの出力信号にサンプル単位でCPを挿入する。
前述の通り、この図12において、データ信号用の領域及びパイロット信号用の領域は時間多重されており、1サブフレームの両端にパイロット信号用の領域が配置され、その間にデータ信号用の領域が配置されている。また、各送信局が使用する周波数帯域の最小単位であるRBは、データ信号用については局所的に、パイロット信号用については分散的に配置されている。なお、この図12に示す例では、網掛けで示すように、送信局Aのパイロット信号用にRB2が固定的に割り当てられ、データ信号用にRB1及びRB2がRBの割り当て情報に基づいて割り当てられている様子が示されている。
この図13に示す受信局200は、受信処理系として、例えば、受信アンテナ201、受信RF部202、アナログ/ディジタル(A/D)変換部203、CP削除部204、パスサーチ部205、データ・パイロット信号分離部206、FFT(Fast Fourier Transform)部207,208、チャネル推定部209、時間・周波数補間部210、重み係数生成部211、周波数等化部212、サブキャリアデマッピング部213、IDFT(Inverse Discrete Fourier Transform)部214、データ復調部215、ターボ復号器216、パイロット信号生成部217、DFT部218、サブキャリアマッピング部219、SIR推定部220、RB割当部221、バッファ222、及び、有効サブキャリア判定部223をそなえて構成されている。なお、231は、RB割当部221からの次回のRBの割り当て情報を含む制御信号を変調する制御信号変調部、232は送信アンテナをそれぞれ表し、いずれも受信局200の送信処理系の構成要素である。
A/D変換後のディジタル信号は、CP削除部204とパスサーチ部205とに入力され、パスサーチ部205では、時間領域で受信信号と送信パイロット信号のレプリカ(以下、パイロットレプリカという)との相関演算を行なうことにより、各パスの受信タイミング(有効信号成分の始点)を検出する。
そして、受信パイロット信号は、FFT部208に入力されてFFT処理されることにより、時間領域の信号から周波数領域の信号に変換された上でチャネル推定部209に入力される。また、パイロット信号生成部217において、時間領域の送信パイロットレプリカが生成され、当該パイロットレプリカがDFT部218にてDFT処理されることにより時間領域の信号から周波数領域の信号に変換され、サブキャリアマッピング部219において、送信局100と同じサブキャリア配置(分散配置)にマッピングされる。
SIR推定部220では、第1の目的としては、チャネル推定部209で得られたチャネル推定値を用いて、データ信号用の各RBに対する受信SIRを推定する。推定方法の例としては、データ信号用のRB毎に、対象とする送信局100のパイロット信号が配置されたサブキャリアのチャネル推定値を用いて、複素数で表されるチャネル推定値の実数部と虚数部のそれぞれの2乗の和を希望信号成分Sとみなし、複数のシンボルにおける分散値を干渉信号電力Iとみなし、SとIの比を受信SIRの推定値とする。
RB割当部221では、データ信号用の各RBの受信SIR推定値を用いて、送信局100からの次回のデータ信号の送信に用いるRBを割り当てる。割り当て方法の例としては、受信SIR推定値が規定の閾値を超えたRBを割り当てる方法などがある。
重み係数生成部211では、後述する周波数等化部212で用いるMMSE(Minimum Mean Square Error)ウェイトを算出する。例えば、特定のサブキャリア、FFTブロックについて、チャネル推定値をH、雑音電力推定値をN2とすると、MMSEウェイトWは次式(1)で求められる。ここで、H*はHの複素共役を表す。
有効サブキャリア判定部223では、RB割当部221からバッファ222に保持されたRBの割り当て情報を用いて、有効なデータ信号が配置されているサブキャリア(有効サブキャリア)の位置を判定する。
IDFT部214では、上記サブキャリアデマッピング部213からの周波数領域のデータ信号をIDFT処理することにより時間領域の信号に変換する。当該時間領域の信号は、データ復調部215にて、データ復調された後、ターボ復号器216にてターボ復号(誤り訂正復号)され、これにより復元されたデータ信号が得られる。
Rui Dinis, et al. "A Multiple Access Scheme for the Uplink of Broadband Wireless Systems",IEEE Globecom 2004,December, 2004 NTT DoCoMo, "Optimum Roll-off Factor for DFT-Spread OFDM Based SC-FDMA in Uplink" (R1-060318),3GPP TSG-RAN WG1 Meeting #44 ,Denver, USA, 13-17 February, 2006 Motorola, "Uplink Multiple Access for EUTRA" (R1-050245),3GPP TSG RAN1 #40 bis Meeting,Beijing, China, April 4-8, 2005 Huawei, "Improved SC-FDMA PAPR reduction by non root-raised cosine spectrum-shaping functions" (R1-051092),3GPP TSG-RAN WG1 Meeting #42bis,San Diego, USA, 10-14 October, 2005
図14は、波形整形フィルタ(ロールオフフィルタ)による処理手順を示す模式図である。
なお、送信信号のPAPRを低減するためには、Root raised cosine関数以外の窓関数を用いてもよい。例えば、前記非特許文献4では、変調方式毎に最適化された、ロールオフ率で規定されない窓関数により、PAPRが小さくなることが示されている。
この図15に示す送信局100は、図11により前述した送信局100に比して、データ信号のためのDFT部103とサブキャリアマッピング部104との間に、PSF切替部116,118と、全RBの数NRBallに対応した複数の波形整形フィルタ(Pulse Shaping Filter)117−1〜117−NRBall〔PSF(1)〜PSF(NRBall)〕とがそなえられるとともに、パイロット信号のためのDFT部108とサブキャリアマッピング部109との間に、波形整形フィルタ(PSFp)119がそなえられ、データ信号及びパイロット信号のそれぞれについて、DFT処理とサブキャリアマッピング処理との間で、波形整形を行なうようになっている点が異なる(その他の既述の符号と同一符号を付した構成要素は、特に断らない限り、既述の構成要素と同一若しくは同様のものである)。
一方、パイロット信号については、DFT部108からの出力シンボル数は一定なので、DFT部108からの出力信号に対して、直接、波形整形フィルタ119を適用する。例えば図17の(1)に示すような、DFT部108においてNcシンボル単位でDFT処理された信号について、波形整形フィルタ119を適用することで、図17の(2)に示すように、フィルタ出力として、ロールオフ率αに応じた広がりをもつ占有帯域幅Nc×(1+α)のパイロット信号が得られる。
次に、図18に、波形整形フィルタを適用した受信局200の受信処理系に着目した機能ブロック図を示す。
この図19に示すように、データ信号とパイロット信号とで、同じロールオフ率αの波形整形フィルタ117−i,119を異なる帯域幅で適用する場合、例えば、データ信号の占有帯域の両端近傍において、低品質なパイロット信号がマッピングされていたり、チャネル歪みが両信号間で異なっているために、受信局200での受信特性が劣化するおそれがある
即ち、例えば、データ信号の占有帯域の右端(高周波側)では、一部の有効サブキャリアで、波形整形フィルタ119により振幅が減衰した品質(S/N)の低いパイロット信号がマッピングされているため、チャネル推定精度が低下し、受信特性が劣化するおそれがある。一方、データ信号の占有帯域の左端(低周波側)では、一部の有効サブキャリアで、波形整形フィルタ117−i,119を含めたチャネル歪みがデータ信号とパイロット信号との間で異なるため、データ信号のチャネル補償が不正確になり、データ信号の受信特性が劣化するおそれがある。
(1)本発明の無線送信方法は、データ信号と当該データ信号の復調処理に用いられるパイロット信号とを無線により送信する方法であって、前記パイロット信号を所定の周波数帯域にて送信するパイロット送信過程と、前記データ信号を前記周波数帯域における部分帯域にて送信するデータ送信過程と、少なくとも前記部分帯域にて送信されるパイロット信号とデータ信号とについて、それぞれ周波数領域で同じ形状になるように波形整形する波形制御過程とを有することを特徴としている。
(3)また、前記波形制御過程において、前記データ信号が存在しない連続する複数の前記分割帯域における前記パイロット信号については、当該複数の分割帯域を一帯域として一括して波形整形するようにしてもよい。
(8)さらに、前記データ信号が存在しない連続する複数の前記分割帯域におけるパイロット信号の周波数領域の形状は、前記データ信号が存在する前記分割帯域におけるパイロット信号の周波数領域の形状とは異なっていてもよい。
(10)さらに、本発明の無線受信装置は、データ信号の復調処理に用いられるパイロット信号を所定の周波数帯域にて送信するとともに、前記データ信号を前記周波数帯域における部分帯域にて送信し、且つ、少なくとも前記部分帯域にて送信されるパイロット信号とデータ信号とについて、それぞれ周波数領域で同じ形状になるように波形整形する無線送信装置から前記パイロット信号と前記データ信号とを無線により受信する装置であって、前記パイロット信号のレプリカを生成するパイロットレプリカ生成手段と、該パイロットレプリカ生成手段により生成された前記レプリカの少なくとも前記部分帯域について波形整形する波形制御手段と、該波形制御手段により波形整形されたレプリカと該無線送信装置から受信される前記パイロット信号とに基づいて前記部分帯域の受信データ信号についての復調処理を行なう復調手段とをそなえて構成されたことを特徴としている。
(1)パイロット信号を送信する周波数帯域における部分帯域にてデータ信号を送信する場合に、少なくとも前記部分帯域にて送信されるパイロット信号(受信側ではレプリカ)とデータ信号とについて、それぞれ周波数領域で同じ形状になるように波形整形するので、データ信号の全ての有効周波数に対し、前記波形整形により振幅が減衰していない品質の高いパイロット信号、あるいは、チャネル歪みがデータ信号と同等のパイロット信号をマッピングすることができる。したがって、送信信号のPAPRを抑制しつつ、受信側でのデータ信号の復調処理能力(チャネル推定精度や、チャネル補償能力)を向上させて、受信特性を向上することができる。
図1及び図4はそれぞれ本発明の一実施形態に係る無線通信システムとしてシングルキャリア伝送方式の1つであるDFT-Spread OFDMを採用したシステムの構成を示すブロック図で、図1は送信局(無線送信装置)1の構成に着目した機能ブロック図、図4は受信局(無線受信装置)4の構成に着目した機能ブロック図である。そして、本例においても、図10(A),図10(B),図12により前述したのと同様に、システム周波数帯域を一定の帯域(RB)単位で分割し、任意の数の前記帯域単位でデータ信号を送信し、システム周波数帯域の全帯域にわたって分散配置でパイロット信号を送信するFDMA通信方式を前提とする。なお、図1及び図4では、送信局1と受信局4との1対1の通信に着目している。
まず、図1に示すように、送信局1は、送信処理系として、例えば、ターボ符号器11、データ変調部12、DFT部13、RB分割部14、複数(NRBall個)の波形整形フィルタ15−1〜15−NRBall〔PSFp(1)〜PSFp(NRBall)〕、サブキャリアマッピング部16、IFFT部17、CP挿入部18、パイロット信号生成部19、DFT部20、RB分割部21、複数(全RB数NRBall個)の波形整形フィルタ(ロールオフフィルタ)22−1〜22−NRBall〔PSFp(1)〜PSFp(NRBall)〕、サブキャリアマッピング部23、IFFT部24、CP挿入部25、データ・パイロット信号多重部26、ディジタル/アナログ(D/A)変換部27、送信RF部28、及び、送信アンテナ29をそなえて構成されている。なお、本例においても、30は受信アンテナ、31は制御信号復調部を表し、いずれも送信局1の受信処理系の構成要素である。
一方、パイロット信号生成部19は、受信局4において受信データ信号のチャネル補償に用いられるパイロット信号を生成するものであり、DFT部20は、当該パイロット信号を1個のRBに対応したシンボル単位でDFT処理することにより周波数領域の信号に変換するものである。
波形整形フィルタ15−iでは、それぞれ、同じロールオフ率αの窓関数により、図14及び図16により前述したごとく、RB単位に分割された入力データ信号について波形整形を行なう(波形制御過程)。これにより、例えば図2の(3)に示すように、ロールオフ率αに応じて、フィルタ適用前のデータ信号の占有帯域幅Ncよりも広がった占有帯域幅Nc×(1+α)をもつデータ信号がフィルタ出力として得られる。
このようにサブキャリアにマッピングされたデータ信号は、IFFT部17にて、IFFT処理されることにより再び時間領域の信号に変換された後、CP挿入部18にて、サンプル(FFTブロック)単位でCP(GI)が挿入されて、データ・パイロット信号多重部26に入力される。
このようにサブキャリアに分散配置でマッピングされたパイロット信号は、その後、IFFT部24にて、IFFT処理されることにより再び時間領域の信号に変換された上で、CP挿入部25にて、サンプル単位でCPが挿入されてデータ・パイロット信号多重部26に入力される。
一方、受信局4は、図4に示すように、受信処理系として、例えば、受信アンテナ41、受信RF部42、アナログ/ディジタル(A/D)変換部43、CP削除部44、パスサーチ部45、データ・パイロット信号分離部46、FFT部47,48、チャネル推定部49、時間・周波数補間部50、重み係数生成部51、周波数等化部52、サブキャリアデマッピング部53、IDFT部54、データ復調部55、ターボ復号器56、パイロット信号生成部57、DFT部58、RB分割部59、複数(NRBall個)の波形整形フィルタ(ロールオフフィルタ)60−1〜60−NRBall〔PSFp(1)〜PSFp(NRBall)〕、サブキャリアマッピング部61、SIR推定部62、RB割当部63、バッファ64、及び、有効サブキャリア判定部65をそなえて構成されている。なお、71は、制御信号変調部、72は送信アンテナをそれぞれ表し、いずれも受信局4の送信処理系の構成要素である。
パイロット信号生成部57は、時間領域の送信パイロットレプリカを生成するものであり、DFT部58は、当該パイロットレプリカをDFT処理することにより時間領域から周波数領域の信号に変換するものであり、RB分割部59は、送信局1側と同様に、DFT処理後のパイロット信号を、全RB数(NRBall個)で分割して波形整形フィルタ60−iにそれぞれ入力するものである。
サブキャリアマッピング部61は、各波形整形フィルタ60−iによる波形整形後のパイロットレプリカを送信局1側と同じサブキャリア配置(分散配置)でサブキャリアにマッピングするものである。
SIR推定部62は、チャネル推定部49で得られたチャネル推定値を用いて、データ信号用の各RBに対する受信SIRを推定するとともに、後述する重み係数生成部51で用いる雑音電力推定値を算出するものである。前者のSIRの推定方法の例としては、本実施形態においても、データ信号用のRB毎に、対象とする送信局1のパイロット信号が配置されたサブキャリアのチャネル推定値を用いて、複素数で表されるチャネル推定値の実数部と虚数部のそれぞれの2乗の和を希望信号成分Sとみなし、複数のシンボルにおける分散値を干渉信号電力Iとみなし、SとIの比を受信SIRの推定値とすることができる。また、後者の雑音電力推定値は、受信SIRの推定値を求める過程で得られた、データ信号用の各RBの干渉電力IをRB間で平均することにより算出することができる。
時間・周波数補間部50は、チャネル推定部49で得られたサブフレーム内の一部のサブキャリア、FFTブロックのチャネル推定値を用いて、時間方向、周波数方向で補間処理(線形補間等)を行なうことにより、サブフレーム内の全サブキャリア、全FFTブロックのチャネル推定値を算出するものである。
一方、受信データ信号についてのFFT部47は、データ・パイロット信号分離部46からのデータ信号をFFT処理することにより、時間領域から周波数領域の信号へ変換するものであり、周波数等化部52は、当該FFT処理後のデータ信号について重み係数生成部51で生成された重み係数(MMSEウェイト)を用いて周波数等化(チャネル補償)を行なうもので、具体的には、特定のサブキャリア、FFTブロックについて、受信データ信号と、それに対応する前述のMMSEウェイトを乗算することによりチャネル補償を行なうようになっている。
つまり、上記のチャネル推定部49,時間・周波数補間部50,重み係数生成部51,周波数等化部52,サブキャリアマッピング部53,IDFT部54,データ復調部55,ターボ復号器56,SIR推定部62,RB割当部63,バッファ64及び有効サブキャリア判定部65から成るブロックは、前記波形整形されたパイロットレプリカと受信パイロット信号とに基づいてRB単位の分割帯域のデータ信号についての復調処理を行なう復調手段として機能する。
以下、上述のごとく構成された本実施形態の受信局4の動作について説明すると、送信局1から送信された無線周波数信号は、受信アンテナ41にて受信され、受信RF部42にて、ベースバンド信号に変換(ダウンコンバート)され、直交復調された後、A/D変換部43にて、A/D変換されて、CP削除部44とパスサーチ部45とに入力される。
CP削除部44では、上記パスサーチ部45にて検出された受信タイミングの情報に基づいて、受信信号からCPを削除し、有効信号成分を抽出する。抽出された有効信号成分は、データ・パイロット信号分離部46にて、時間多重されたデータ信号とパイロット信号とが分離されて、データ信号はFFT部47へ、パイロット信号はFFT部48へそれぞれ入力される。
一方、パイロット信号生成部57では、時間領域の送信パイロットレプリカが生成されており(パイロットレプリカ生成過程)、当該パイロットレプリカが、DFT部58にて、DFT処理されることにより時間領域から周波数領域の信号に変換された上で、RB分割部59にて、送信局1側と同様に、全RB数(NRBall個)で分割されて、波形整形フィルタ60−iにそれぞれ入力される。
波形整形後のパイロットレプリカは、以下のデータ信号の復調処理(復調過程)に用いられる。即ち、当該パイロットレプリカは、サブキャリアマッピング部61にて、送信局1側と同じサブキャリア配置(分散配置)でサブキャリアにマッピングされた上で、チャネル推定部49に入力される。
得られたチャネル推定値は、時間・周波数補間部50とSIR推定部62とに入力され、SIR推定部62では、当該チャネル推定値を用いて、データ信号用の各RBに対する受信SIRを推定するとともに、重み係数生成部51で用いる雑音電力推定値を算出し、受信SIRの推定値はRB割当部63に、雑音電力推定値は重み係数生成部51にそれぞれ入力される。
周波数等化部52では、FFT部47でFFT処理された受信データ信号について重み係数生成部51で生成された重み係数(MMSEウェイト)Wを用いて周波数等化(チャネル補償)する。
サブキャリアマッピング部53では、この有効サブキャリア判定部65で判定された有効サブキャリアの情報を用いて、周波数等化部52による周波数等化後の各FFTブロックの受信信号から、対象とする送信局1のデータ信号が配置されたRBの信号を抽出する。
つまり、受信局4では、送信局1から送信されるパイロット信号のレプリカを生成し(パイロットレプリカ生成過程)、生成したパイロットレプリカの少なくともシステム帯域の部分帯域(分割帯域)についてロールオフ率αの波形整形フィルタ60−iを用いて波形整形し(波形制御過程)、波形整形されたパイロットレプリカと送信局1から受信されるパイロット信号とに基づいて前記部分帯域の受信データ信号についての復調処理を行なう(復調過程)のである。
ここで、図5に、図2に示すデータ信号のサブキャリア配置と、図3に示すパイロット信号のサブキャリア配置とを比較して示す。
また、本例ではRB単位(部分帯域)のデータ信号及びパイロット信号に対する波形整形を周波数領域で実施するため、任意の帯域についての波形整形を容易に実現することが可能となっている。
図6は図1により上述した送信局の変形例、図8は図4により上述した受信局の変形例をそれぞれ示す機能ブロック図で、図6に示す送信局(無線送信装置)1Aは、図1に示す送信局1に比して、パイロット信号についてのRB分割部21とサブキャリアマッピング部23との間に、PSF切替部32,34と複数(NRBall個)の波形整形フィルタ33−1〜33−NRBall〔PSFq(1)〜PSFq(NRBall)〕とが追加されている点が異なり、図8に示す受信局4Aは、図4に示す受信局4に比して、パイロットレプリカについてのRB分割部59とサブキャリアマッピング部61との間に、送信局1A側と同様に、PSF切替部66,68と複数(NRBall個)の波形整形フィルタ67−1〜67−NRBall〔PSFq(1)〜PSFq(NRBall)〕とが追加されている点が異なる。その他の既述の同一符号を付した構成要素については、特に断らない限り、既述の構成要素と同一若しくは同様のものである。
PSF切替部34は、前記RBの割り当て情報に基づいて、PSF切替部32と同期してその入出力が切り替えられることにより、各波形整形フィルタ33−iによる波形整形後のパイロット信号をサブキャリアマッピング部23に出力するものである。
つまり、本例の受信局4Aは、DFT部58によるDFT処理後の周波数領域の送信パイロットレプリカを、送信局1Aと同様にして、RB分割部59により全RB数(NRBall個)で分割した後、前記RBの割り当て情報に基づいて、有効なデータ信号が割り当てられたRBに対応するパイロットレプリカについては、分割した単位で波形整形フィルタ60−iを適用し、有効なデータ信号が割り当てられていない2以上の隣接RBに対応するパイロットレプリカについては、PSF切替部66及び68を同期して切り替えて適切な波形整形フィルタ67−iを適用することで、連続した周波数帯域で一括して同じロールオフ率αの波形整形フィルタ67−iを適用できるようになっているのである。
したがって、データ信号のサブキャリア配置(図2参照)と、図7に示すパイロット信号(パイロットレプリカ)のサブキャリア配置とを比較して示すと、図9に示すようになる。この図9から理解されるように、有効なデータ信号がマッピングされた有効サブキャリアに対しては、パイロット信号が既述の実施形態(図5参照)と同様にマッピングされているため、データ信号についての復調性能(チャネル推定精度、チャネル補償の正確性)が向上し、データ信号の受信特性が向上する。
例えば、上述した例においては、システム帯域を一定周波数幅で帯域分割しているが、少なくとも有効なデータ信号が存在するサブキャリア(システム帯域の部分帯域)においてデータ信号とパイロット信号とで同じロールオフ率αの波形整形フィルタを適用することを前提とすれば、分割する帯域幅は自由に変更可能である(一定の帯域単位である必要はない)。
〔C〕付記
(付記1)
データ信号と当該データ信号の復調処理に用いられるパイロット信号とを無線により送信する無線送信方法であって、
前記パイロット信号を所定の周波数帯域にて送信するパイロット送信過程と、
前記データ信号を前記周波数帯域における部分帯域にて送信するデータ送信過程と、
少なくとも前記部分帯域にて送信されるパイロット信号とデータ信号とについて、それぞれ周波数領域で同じ形状になるように波形整形する波形制御過程とを有することを特徴とする、無線送信方法。
前記データ送信過程において、
前記所定の周波数帯域を所定の帯域単位で分割して、当該分割帯域をそれぞれ前記部分帯域として前記データ信号を送信するとともに、
前記波形制御過程において、
前記データ信号と前記パイロット信号とについて、前記分割帯域単位で、周波数領域で同じ形状になるように波形整形することを特徴とする、付記1記載の無線送信方法。
前記波形制御過程において、
前記データ信号が存在しない連続する複数の前記分割帯域における前記パイロット信号については、当該複数の分割帯域を一帯域として一括して波形整形することを特徴とする、付記2記載の無線送信方法。
前記データ信号が存在しない連続する複数の前記分割帯域におけるパイロット信号の周波数領域の形状が、前記データ信号が存在する前記分割帯域におけるパイロット信号の周波数領域の形状と異なることを特徴とする、付記3記載の無線送信方法。
(付記5)
前記波形制御過程において、
前記波形整形を周波数領域で実施することを特徴とする、付記1〜4のいずれか1項に記載の無線送信方法。
データ信号の復調処理に用いられるパイロット信号を所定の周波数帯域にて送信するとともに、前記データ信号を前記周波数帯域における部分帯域にて送信し、且つ、少なくとも前記部分帯域にて送信されるパイロット信号とデータ信号とについて、それぞれ周波数領域で同じ形状になるように波形整形する無線送信装置から前記パイロット信号と前記データ信号とを無線により受信する無線受信方法であって、
前記パイロット信号のレプリカを生成するパイロットレプリカ生成過程と、
該パイロットレプリカ生成過程で生成された前記レプリカの少なくとも前記部分帯域について波形整形する波形制御過程と、
該波形制御過程で波形整形されたレプリカと該無線送信装置から受信される前記パイロット信号とに基づいて前記部分帯域の受信データ信号についての復調処理を行なう復調過程とを有することを特徴とする、無線受信方法。
前記波形制御過程において、
前記所定の周波数帯域を所定の帯域単位で分割した分割帯域をそれぞれ前記部分帯域とし、当該分割帯域単位で、波形整形することを特徴とする、付記6記載の無線受信方法。
(付記8)
前記波形制御過程において、
前記受信データ信号が存在しない連続する複数の前記分割帯域における前記レプリカについては、当該複数の分割帯域を一帯域として一括して波形整形することを特徴とする、付記7記載の無線受信方法。
前記データ信号が存在しない連続する複数の前記分割帯域におけるパイロット信号の周波数領域の形状が、前記データ信号が存在する前記分割帯域におけるパイロット信号の周波数領域の形状と異なることを特徴とする、付記8記載の無線受信方法。
(付記10)
前記波形制御過程において、
前記波形整形を周波数領域で実施することを特徴とする、付記6〜9のいずれか1項に記載の無線受信方法。
データ信号と当該データ信号の復調処理に用いられるパイロット信号とを無線により送信する無線送信装置であって、
前記パイロット信号を所定の周波数帯域にて送信するパイロット送信手段と、
前記データ信号を前記周波数帯域における部分帯域にて送信するデータ送信手段と、
少なくとも前記部分帯域にて送信されるパイロット信号とデータ信号とについて、それぞれ周波数領域で同じ形状になるように波形整形する波形制御手段とを有することを特徴とする、無線送信装置。
前記データ送信手段が、
前記データ信号を、前記所定の周波数帯域を所定の帯域単位で分割した分割帯域に対応して分割するデータ信号帯域分割部と、
該データ信号帯域分割部により分割されたデータ信号単位で波形整形するデータ信号フィルタ部と、
該データ信号フィルタ部による波形整形後のデータ信号を前記部分帯域である前記分割帯域にマッピングするデータ信号マッピング部とをそなえて構成されるとともに、
前記パイロット送信手段が、
前記パイロット信号を前記分割帯域単位で分割するパイロット信号帯域分割部と、
周波数領域でデータ信号と同じ形状となるように、該パイロット信号帯域分割部により分割されたパイロット信号単位で波形整形するパイロット信号フィルタ部と、
該パイロット信号フィルタ部による波形整形後のパイロット信号を前記分割帯域にマッピングするパイロット信号マッピング部とをそなえて構成され、且つ、
前記のデータ信号帯域分割部、データ信号フィルタ部、パイロット信号帯域分割部、及び、パイロット信号フィルタ部が該波形制御手段を構成していることを特徴とする、付記11記載の無線送信装置。
該パイロット信号フィルタ部が、
前記データ信号が存在しない連続する複数の前記分割帯域における前記パイロット信号については、当該複数の分割帯域を一帯域として一括して波形整形すべく構成されたことを特徴とする、付記12記載の無線送信装置。
前記データ信号が存在しない連続する複数の前記分割帯域におけるパイロット信号の周波数領域の形状が、前記データ信号が存在する前記分割帯域におけるパイロット信号の周波数領域の形状と異なることを特徴とする、付記13記載の無線送信装置。
(付記15)
前記波形整形を周波数領域で実施することを特徴とする、付記11〜14のいずれか1項に記載の無線送信装置。
データ信号の復調処理に用いられるパイロット信号を所定の周波数帯域にて送信するとともに、前記データ信号を前記周波数帯域における部分帯域にて送信し、且つ、少なくとも前記部分帯域にて送信されるパイロット信号とデータ信号とについて、それぞれ周波数領域で同じ形状になるように波形整形する無線送信装置から前記パイロット信号と前記データ信号とを無線により受信する無線受信装置であって、
前記パイロット信号のレプリカを生成するパイロットレプリカ生成手段と、
該パイロットレプリカ生成手段により生成された前記レプリカの少なくとも前記部分帯域について波形整形する波形制御手段と、
該波形制御手段により波形整形されたレプリカと該無線送信装置から受信される前記パイロット信号とに基づいて前記部分帯域のデータ信号についての復調処理を行なう復調手段とをそなえて構成されたことを特徴とする、無線受信装置。
11 ターボ符号器
12 データ変調部
13 DFT部
14 RB分割部(データ信号帯域分割部)
15−1〜15−NRBall 波形整形フィルタ(データ信号フィルタ部)
16 サブキャリアマッピング部(データ信号マッピング部)
17 IFFT部
18 CP挿入部
19 パイロット信号生成部
20 DFT部
21 RB分割部(パイロット信号帯域分割部)
22−1〜22−NRBall 波形整形フィルタ(パイロット信号フィルタ部)
23 サブキャリアマッピング部(パイロット信号マッピング部)
24 IFFT部
25 CP挿入部
26 データ・パイロット信号多重部
27 ディジタル/アナログ(D/A)変換部
28 送信RF部
29 送信アンテナ
30 受信アンテナ
31 制御信号復調部
32,34 PSF切替部
33−1〜33−NRBall 波形整形フィルタ(波形制御手段)
4,4A 受信局(無線受信装置)
41 受信アンテナ
42 受信RF部
43 アナログ/ディジタル(A/D)変換部
44 CP削除部
45 パスサーチ部
46 データ・パイロット信号分離部
47,48 FFT部
49 チャネル推定部
50 時間・周波数補完部
51 重み係数生成部
52 周波数等化部
53 サブキャリアデマッピング部
54 IDFT部
55 データ復調部
56 ターボ復号器
57 パイロット信号生成部
58 DFT部
59 RB分割部
60−1〜60−NRBall 波形整形フィルタ
61 サブキャリアマッピング部
62 SIR推定部
63 RB割当部
64 バッファ
65 有効サブキャリア判定部
66,68 PSF切替部
67−1〜67−NRBall 波形整形フィルタ
71 制御信号変調部
72 送信アンテナ
Claims (10)
- データ信号と当該データ信号の復調処理に用いられるパイロット信号とを無線により送信する無線送信方法であって、
前記パイロット信号を所定の周波数帯域にて送信するパイロット送信過程と、
前記データ信号を前記周波数帯域における部分帯域にて送信するデータ送信過程と、
少なくとも前記部分帯域にて送信されるパイロット信号とデータ信号とについて、それぞれ周波数領域で同じ形状になるように波形整形する波形制御過程とを有することを特徴とする、無線送信方法。 - 前記データ送信過程において、
前記所定の周波数帯域を所定の帯域単位で分割して、当該分割帯域をそれぞれ前記部分帯域として前記データ信号を送信するとともに、
前記波形制御過程において、
前記データ信号と前記パイロット信号とについて、前記分割帯域単位で、周波数領域で同じ形状になるように波形整形することを特徴とする、請求項1記載の無線送信方法。 - 前記波形制御過程において、
前記データ信号が存在しない連続する複数の前記分割帯域における前記パイロット信号については、当該複数の分割帯域を一帯域として一括して波形整形することを特徴とする、請求項2記載の無線送信方法。 - データ信号の復調処理に用いられるパイロット信号を所定の周波数帯域にて送信するとともに、前記データ信号を前記周波数帯域における部分帯域にて送信し、且つ、少なくとも前記部分帯域にて送信されるパイロット信号とデータ信号とについて、それぞれ周波数領域で同じ形状になるように波形整形する無線送信装置から前記パイロット信号と前記データ信号とを無線により受信する無線受信方法であって、
前記パイロット信号のレプリカを生成するパイロットレプリカ生成過程と、
該パイロットレプリカ生成過程で生成された前記レプリカの少なくとも前記部分帯域について波形整形する波形制御過程と、
該波形制御過程で波形整形されたレプリカと該無線送信装置から受信される前記パイロット信号とに基づいて前記部分帯域の受信データ信号についての復調処理を行なう復調過程とを有することを特徴とする、無線受信方法。 - データ信号と当該データ信号の復調処理に用いられるパイロット信号とを無線により送信する無線送信装置であって、
前記パイロット信号を所定の周波数帯域にて送信するパイロット送信手段と、
前記データ信号を前記周波数帯域における部分帯域にて送信するデータ送信手段と、
少なくとも前記部分帯域にて送信されるパイロット信号とデータ信号とについて、それぞれ周波数領域で同じ形状になるように波形整形する波形制御手段とを有することを特徴とする、無線送信装置。 - 前記データ送信手段が、
前記データ信号を、前記所定の周波数帯域を所定の帯域単位で分割した分割帯域に対応して分割するデータ信号帯域分割部と、
該データ信号帯域分割部により分割されたデータ信号単位で波形整形するデータ信号フィルタ部と、
該データ信号フィルタ部による波形整形後のデータ信号を前記部分帯域である前記分割帯域にマッピングするデータ信号マッピング部とをそなえて構成されるとともに、
前記パイロット送信手段が、
前記パイロット信号を前記分割帯域単位で分割するパイロット信号帯域分割部と、
周波数領域でデータ信号と同じ形状になるように、該パイロット信号帯域分割部により分割されたパイロット信号単位で波形整形するパイロット信号フィルタ部と、
該パイロット信号フィルタ部による波形整形後のパイロット信号を前記分割帯域にマッピングするパイロット信号マッピング部とをそなえて構成され、且つ、
前記のデータ信号帯域分割部、データ信号フィルタ部、パイロット信号帯域分割部、及び、パイロット信号フィルタ部が該波形制御手段を構成していることを特徴とする、請求項5記載の無線送信装置。 - 該パイロット信号フィルタ部が、
前記データ信号が存在しない連続する複数の前記分割帯域における前記パイロット信号については、当該複数の分割帯域を一帯域として一括して波形整形すべく構成されたことを特徴とする、請求項6記載の無線送信装置。 - 前記データ信号が存在しない連続する複数の前記分割帯域におけるパイロット信号の周波数領域の形状が、前記データ信号が存在する前記分割帯域におけるパイロット信号の周波数領域の形状と異なることを特徴とする、請求項7記載の無線送信装置。
- 前記波形整形は、周波数領域で実施することを特徴とする、請求項6〜8のいずれか1項に記載の無線送信装置。
- データ信号の復調処理に用いられるパイロット信号を所定の周波数帯域にて送信するとともに、前記データ信号を前記周波数帯域における部分帯域にて送信し、且つ、少なくとも前記部分帯域にて送信されるパイロット信号とデータ信号とについて、それぞれ周波数領域で同じ形状になるように波形整形する無線送信装置から前記パイロット信号と前記データ信号とを無線により受信する無線受信装置であって、
前記パイロット信号のレプリカを生成するパイロットレプリカ生成手段と、
該パイロットレプリカ生成手段により生成された前記レプリカの少なくとも前記部分帯域について波形整形する波形制御手段と、
該波形制御手段により波形整形されたレプリカと該無線送信装置から受信される前記パイロット信号とに基づいて前記部分帯域の受信データ信号についての復調処理を行なう復調手段とをそなえて構成されたことを特徴とする、無線受信装置。
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