JP2007305265A - ディスクの欠陥検査方法及びディスクの欠陥検査装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】磁気ディスクの欠陥検出テストの時間を短縮する。
【解決手段】本発明の一つの実施形態において、磁気ディスクの欠陥検出テストは、外周側から内周側に向かって、各データ・トラックのライト・テストを行い、各データ・トラックにテスト・データをライトする。その後、外周側から内周側に向かって、各データ・トラックのリード及びライト・テストを実行する。具体的には、データ・トラック113aのリード・テストを行った後、そのデータ・トラックのライト・テストを行う。次に、内周側隣接トラック113bのリード・テストを行う。このリード・テストにおいて、データ・トラック113bには、両側トラック113a、113cよりも前にテスト・データがライトされている。これにより、データ・トラックの欠陥を効果的に検出し、また、そのテスト時間を短縮する。
【選択図】図6
【解決手段】本発明の一つの実施形態において、磁気ディスクの欠陥検出テストは、外周側から内周側に向かって、各データ・トラックのライト・テストを行い、各データ・トラックにテスト・データをライトする。その後、外周側から内周側に向かって、各データ・トラックのリード及びライト・テストを実行する。具体的には、データ・トラック113aのリード・テストを行った後、そのデータ・トラックのライト・テストを行う。次に、内周側隣接トラック113bのリード・テストを行う。このリード・テストにおいて、データ・トラック113bには、両側トラック113a、113cよりも前にテスト・データがライトされている。これにより、データ・トラックの欠陥を効果的に検出し、また、そのテスト時間を短縮する。
【選択図】図6
Description
本発明はディスクの欠陥検査方法及びディスクの欠陥検査装置に関する。
ディスク・ドライブ装置として、光ディスク、光磁気ディスク、あるいはフレキシブル磁気ディスクなどの様々な態様のディスクを使用する装置が知られているが、その中で、ハードディスク・ドライブ(Hard Disk Drive:HDD)は、コンピュータの記憶装置として広く普及し、現在のコンピュータ・システムにおいて欠かすことができない記憶装置の一つとなっている。更に、コンピュータにとどまらず、動画像記録再生装置、カーナビゲーション・システム、携帯電話、あるいはデジタル・カメラなどで使用されるリムーバブルメモリなど、HDDの用途は、その優れた特性により益々拡大している。
ヘッド素子部によりデータの記録再生を行うHDDは、磁気ディスク上に形成されたサーボ・データに基づき、ヘッドの位置決め制御を行う。磁気ディスク上で同心円状に形成されたトラックのそれぞれは複数のサーボ・セクタを備え、各サーボ・セクタはサーボ・データとユーザ・データから構成されている。サーボ・データは、HDDの製造工程において、磁気ディスク上にサーボ・ライタ等により記録される。
近年、HDDにおける記憶容量高密度化のため、データ・トラック及びサーボ・トラックの間隔、データ・セクタの間隔が狭くなってきている。そのため、ヘッド素子部の揺らぎに対する許容量が減少してきている。HDDの構造上のばらつきや、サーボ・ライトにおけるヘッド位置のばらつきに起因して、サーボ・トラックの間隔のばらつきが生じる。このサーボ・トラック間隔のばらつきは、トラック又はセクタの間隔が狭くなるにつれて、無視できない大きさになってきている。
例えば、サーボ・トラックの間隔がばらつくことによって、サーボ・トラックが局部的に狭くなるところが生じる。局部的にサーボ・トラックが狭くなると、所望のトラックの隣のトラックに寄ってライトを行いその隣のトラックのデータを消去してしまうスクイーズ(Squeeze)・エラーというエラーをひきおこす可能性がある。スクイーズ・エラーは、ヘッド素子部がサーボ・トラックを正常にリードできないことや、サーボ・トラックが局部的に狭くなるなどの原因によって、所望のデータ・トラックに隣接するデータ・トラックに、データを上書きしてしまう現象である。
そこで、HDDの製造工程において、SRST(Self Run Self Test)とよばれる磁気ディスク上の欠陥を検出するテストを行う(例えば、特許文献1を参照)。SRSTにおいては、磁気ディスクへのデータ・ライトとデータ・リード行ってキズが形成された欠陥領域などを検出するSAT(Surface Analysis Test)と呼ばれるテストを行う。SRSTにおいて検出された欠陥データ領域は、PDM(Primary Defect Map)とよばれる欠陥管理テーブルに登録される。PDMに登録された領域はスキップされ、ユーザ・データの記録には使用されない。
特開2002−260355号公報
HDDの用途拡張と、記録密度の向上に伴い、その信頼性をさらに高めることが要求されている。信頼性向上のためには、SATにおいて加速テストを行い、製品出荷後において顕在化する欠陥領域を低減することが好ましい。欠陥領域の検出に好適な加速条件の一つは、ターゲットとしているデータ・トラックの両側の隣接データ・トラックにデータを書き込むことである。この加速テストは、トラック幅が異常な欠陥データ・トラックの検出、あるいは、スクイーズ・マージンがないために、エラー・レートが悪化して顕在化するような欠陥の検出に有効である。
両側隣接トラックにデータをライトした状態におけるSATのシーケンスの一例は、まず、偶数番目の各データ・トラックにデータを順次ライトする。その後、奇数番目の各データ・トラックにデータを順次ライトする。次に、偶数番目の各データ・トラックのデータのリード・テストを行う。これによって、偶数番目の各データ・トラックについて、両側のデータ・トラックがライトされた状態におけるSATが完了する。
続いて、このテスト・シーケンスは、偶数番目の各データ・トラックにデータを順次ライトする。さらに、奇数番目の各データ・トラックのデータのリード・テストを行う。これによって、奇数番目の各データ・トラックのSATが完了する。以上のシーケンスによって、記録面上の全てのデータ・トラックについて、両側データ・トラックがライトされた状態におけるSATが完了する。
しかし、上記シーケンスはデータのライトとリードを繰り返し行うため、多くのテスト時間を必要とする。例えば、4つのヘッド素子部及び記録面を有するHDDにおいて、上記のシーケンスによるテストは10時間程の時間を必要とする。HDDのトータルの製造時間を短縮するためには、そのテスト時間を短縮することが強く要求される。
本発明の一態様はデータを記憶するディスクの欠陥検査方法である。この方法は、まず、ディスク上の一定半径方向において、順次、連続するデータ・トラックのそれぞれにデータをライトする。その後、一つのデータ・トラックにおいて、前記ライトしたデータのリード・テストを行う。さらに、前記リード・テストの後に、そのリード・テストを行ったデータ・トラックに新たなデータをライトする。その後、前記新たなデータをライトしたデータ・トラックの前記一定半径方向における隣接データ・トラックにシークする。上記方法は、前記リード・テストの実行、新たなデータのライト及び隣接データ・トラックへのシークを繰り返す。このシーケンスにより、両側が後にライトされた状態におけるデータ・トラックのリード・テストを効率的に行うことができる。
前記リード・テストを行った後にそのデータ・トラックのライト・テストを行い、前記ライト・テストにおいて前記新たなデータをライトすることが好ましい。これによって、ライト・テストを効率的に行うことができる。あるいは、前記リード・テストは、そのデータ・トラックを複数周回リードすることが好ましい。これによって、欠陥領域の検出率を上げることができる。
前記一定半径方向における各データ・トラックへのデータ・ライト及び前記新たなデータのライトは、ランダム・パターンをライトすることが好ましい。これによって、欠陥領域の検出率を上げることができる。また、前記新たにライトしたデータのリード・テストをさらに行うことが好ましい。これによって、欠陥領域の検出率を上げることができる。
前記ライトしたデータのリード・テストと前記新たにライトしたデータのリード・テストとは、異なる欠陥判定基準を有することが好ましい。これによって、ライトされたデータの状態に応じた欠陥判定を行うことができる。さらに、前記新たにライトしたデータのリード・テストの欠陥判定基準は、前記ライトしたデータのリード・テストの欠陥判定基準よりも厳しいことが好ましい。また、前記新たにライトしたデータのリード・テストにおけるエラー・レートに関する欠陥判定基準値は、前記ライトしたデータのリード・テストにおける欠陥判定基準値よりも小さいことが好ましい。これによって、欠陥と判定される領域が徒に増加することを防ぐことができる。
本発明の他の態様は、データを記憶するディスクの欠陥検査装置である。この欠陥検査装置は、ディスクにアクセスするヘッドと、前記ヘッドを支持し、そのヘッドをディスク上で移動する移動機構と、コントローラとを備える。コントローラは、前記ヘッド及び移動機構を使用して、前記ディスク上の一定半径方向において、順次、連続するデータ・トラックのそれぞれにデータをライトする。コントローラは、さらに、前記一定半径方向において、順次、各データ・トラック上における前記ライトしたデータのリード・テスト及びそのリード・テストの後の新たなデータ・ライトを実行する。本態様によれば、両側が後にライトされた状態におけるデータ・トラックのリード・テストを効率的に行うことができる。
本発明によれば、データを記憶するディスクの信頼性を高めると共に、その検査時間を短縮することができる。
以下に、本発明を適用可能な実施の形態を説明する。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略及び簡略化がなされている。又、各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略されている。以下においては、ディスク・ドライブ装置の一例であるハードディスク・ドライブ(HDD)を例として、本発明の実施形態を説明する。
本実施形態は、特に、HDDにおける磁気ディスクの欠陥検出テストに関する。本形態の欠陥検出テストは、各データ・トラックの加速テストを行う。具体的には、テスト対象のデータ・トラックにテスト・データをライトした後に、その両側データ・トラックにテスト・データを書き込む。その後、テスト対象のデータ・トラックのリード・テストを行う。欠陥検出テストのシーケンスにおける各工程の実行順序を適切なものとすることで、加速テストのためのテスト時間を短縮する。
本実施形態の特徴点の理解を容易とするため、最初に、HDDの全体構成を説明する。図1は、本実施の形態に係るHDD1の全体構成を模式的に示すブロック図である。図1に示すように、HDD1は、エンクロージャ10内に、メディア(記録媒体)の一例である磁気ディスク11、ヘッド素子部12、アーム電子回路(アームエレクトロニクス:AE)13、スピンドル・モータ(SPM)14、ボイス・コイル・モータ(VCM)15、そしてアクチュエータ16を備えている。
HDD1は、エンクロージャ10の外側に固定された回路基板20を備えている。回路基板20上には、リード・ライト・チャネル(RWチャネル)21、モータ・ドライバ・ユニット22、ハードディスク・コントローラ(HDC)とMPUの集積回路(以下、HDC/MPU)23及び半導体メモリの一例であるRAM24などの各ICを備えている。尚、各回路構成は一つのICに集積すること、あるいは、複数のICに分けて実装することができる。
SPM14は、そこに固定されている磁気ディスク11を、所定の角速度で回転する。HDC/MPU23からの制御データに従って、モータ・ドライバ・ユニット22がSPM14を駆動する。本例の磁気ディスク11は、データを記録する記録面を両面に備え、各記録面に対応するヘッドの一例であるヘッド素子部12が設けられている。
各ヘッド素子部12はスライダ(不図示)に固定されている。また、スライダはアクチュエータ16に固定されている。ヘッドを移動する機構の一例であるアクチュエータ16はVCM15に連結され、回動軸を中心に回動することによって、ヘッド素子部12(及びスライダ)を磁気ディスク11上において半径方向に移動する。モータ・ドライバ・ユニット22は、HDC/MPU23からの制御データに従ってVCM15を駆動する。ヘッド素子部12には、典型的には、ライト・データに応じて電気信号を磁界に変換するライト素子及び磁気ディスク11からの磁界を電気信号に変換するリード素子を備えている。なお、磁気ディスク11は、1枚以上あればよく、記録面は磁気ディスク11の片面あるいは両面に形成することができる。また、本発明をリード素子のみを備えるデータ記憶装置に適用することができる。
AE13は、複数のヘッド素子部12の中からデータ・アクセスが行われる1つのヘッド素子部12を選択し、選択されたヘッド素子部12により再生される再生信号を一定のゲインで増幅(プリアンプ)し、RWチャネル21に送る。また、RWチャネル21からの記録信号を選択されたヘッド素子部12に送る。
RWチャネル21は、ライト処理において、HDC/MPU23から供給されたライト・データをコード変調し、更にコード変調されたライト・データをライト信号に変換してAE13に供給する。リード処理において、RWチャネル21はAE13から供給されたリード信号を一定の振幅となるように増幅し、取得したリード信号からデータを抽出し、デコード処理を行う。読み出されるデータは、ユーザ・データとサーボ・データを含む。デコード処理されたリード・データは、HDC/MPU23に供給される
HDC/MPU23において、MPUはRAM24にロードされたマイクロ・コードに従って動作する。HDD1の起動に伴い、RAM24には、MPU上で動作するマイクロ・コードの他、制御及びデータ処理に必要とされるデータが磁気ディスク11あるいはROM(不図示)からロードされる。HDCはロジック回路として構成され、MPUと一体的に様々な処理を実行する。例えば、HDC/MPU23は、コマンド実行順序の管理、ヘッド素子部12のポジショニング制御、インターフェース制御、ディフェクト管理などのデータ処理に関する必要な処理の他、HDD1の全体制御を実行する。本形態のHDC/MPU23は、磁気ディスク11の欠陥検出テストの実行制御を行う。この点については、後に説明する。
HDC/MPU23は、RWチャネル21から取得した磁気ディスク11からのリード・データを、ホスト51に転送する。磁気ディスク11からのリード・データは、RAM24内のリード・バッファに一旦格納された後、HDC/MPU23を介してホスト51に転送される。また、ホスト51からのライト・データは、HDC/MPU23を介して、RAM24内のライト・バッファに一旦格納され、その後、所定のタイミングでHDC/MPU23を介して磁気ディスク11に転送される。
図2を参照して、磁気ディスク11上の記録データについて説明する。図2は、磁気ディスク11の記録面の記録データの状態を模式的に示している。磁気ディスク11の記録面には、磁気ディスク11の中心から半径方向に放射状に延び、所定の角度毎に形成された複数のサーボ領域111と、隣り合う2つのサーボ領域111の間にデータ領域112が形成されている。サーボ領域111とデータ領域112は、所定の角度で交互に設けられている。各サーボ領域111には、ヘッド素子部12の位置決め制御を行うためのサーボ・データが記録される。各データ領域112には、ユーザ・データが記録される。
磁気ディスク11の記録面には、半径方向の所定幅を有し、同心円状に形成された複数本のデータ・トラック113が形成されている。ユーザ・データは、データ・トラック113に沿って記録される。また、磁気ディスク11の記録面上には、同心円状に形成された複数のサーボ・トラックが形成されており、各サーボ・トラックは同一半径位置の各サーボ領域111によって構成されている。サーボ・トラック・ピッチとデータ・トラック・ピッチとは、同一もしくは異なる。
各データ・トラック113において、ユーザ・データは、データ・セクタ単位で記録されている。また、データ・トラック113は、磁気ディスク11の半径方向の位置に従って、複数のゾーン114a−114cにグループ化されている。1つのデータ・トラック113に含まれるセクタの数は、ゾーンのそれぞれに設定される。
本形態のHDD1は、その製造工程において、SRST(Self Run Self Test)を実行する。SRSTにおいて、HDD1は、インストールされているテスト・プログラムを実行することによって、自ら磁気ディスク11上の欠陥検出テストを行う。従って、HDD1自身が、磁気ディスク11の欠陥検査装置として働く。図3のブロック図に示すように、HDC/MPU23内のMPUがテスト・プログラムに従って処理を行うことで、テスト実行制御部231として機能する。
テスト実行制御部231は、HDD1に実装されている通常機能としてのリード・ライト処理制御部232を利用して、SRSTを実行する。テスト実行制御部231は、リード・ライト処理制御部(RW処理制御部)232に指示を行い、ヘッド素子部12をターゲット・トラックにシークし、また、そのヘッド素子部12によってターゲット位置におけるテスト・データのライト及びリードを行う。RW処理制御部232は、テスト実行制御部231からの指示に従い、モータ・ドライバ・ユニット22を使用してアクチュエータ16の移動を制御し、さらに、RWチャネル21を制御することでデータのリード及びライトを実行する。
SRSTにおいて、テスト実行制御部231は、磁気ディスク11へのデータ・ライトとデータ・リード行って欠陥を検出するSAT(Surface Analysis Test)に加えて、データ・ライトのみを行ってライト・エラーを引き起こす領域を検出するライト・テスト(以下、FILL-DATAと呼ぶ)を行う。図3に示すように、テスト実行制御部231は、SRSTにおいて検出された欠陥データ領域を、PDM(Primary Defect Map)241とよばれる欠陥管理テーブルに登録する。HDD1は、通常動作において、PDM241に登録されたデータ・セクタを使用せず、スキップする。SRST及び通常動作時において、PDM241は磁気ディスク11上の管理領域からRAM24にロードされる。
図4に示すように、本形態のSRSTにおいて、テスト実行制御部231は、最初にFILL-DATAを実行し(S11)、その後にSATを実行する(S12)。FILL-DATAは、磁気ディスク11の記録面において、データ領域全面にデータのライト処理を行い、ライト・エラーが発生するデータ・トラックを検出する(ライト・テスト)。FILL-DATAは、ライトしたデータの正確なリードの有無を確認するリード・テストは実行しない。テスト実行制御部231は、そのデータ・トラックに含まれるすべてのデータ・セクタを欠陥領域としてPDM241に登録する。ここで、ライト処理は、ターゲットへのシークから磁気ディスク11へのデータ書き込みまでの一連の処理である。
FILL-DATAは、サーボ・トラックが狭いことやサーボ・トラックがリードすることができない等のサーボ・トラック・エラーによってライト・エラーが頻繁に発生する欠陥領域を検出する。一つのデータ・トラックについてのライト・テストは、例えば、規定回数のライト・リトライでデータを書き込むことができるか、サーボ・データのリード・エラーが発生するセクタが基準数をこえることがないか、などを確認する。これらの条件を満たさないデータ・トラックは、PDM241に欠陥領域として登録される。
図5に示すように、本形態のFILL-DATAにおいて、テスト実行制御部231は、外周側(OD側)から内周側(ID側)に向かって、各データ・トラックのライト・テストを順次実行する。テスト実行制御部231は、記録面におけるひとつのデータ・トラックについてライト・テストを終了すると、その内周側の隣接データ・トラックにシークし、その隣接データ・トラックのライト・テストを実行する。
図5の例においては、データ・トラック113aのライト・テストが終了すると、ヘッド素子部12はその内周側隣接データ・トラック113bに移動し、テスト実行制御部231は、そのデータ・トラック113bのライト・テストを実行する。以下、テスト実行制御部231は、内周側の隣接データ・トラックに順次ヘッド素子部12を移動しながら、各データ・トラックのライト・テストを実行する。
テスト実行制御部231は、各記録面においてユーザ・データを記録する全てのデータ・トラックについて、順次、ライト・テストを実行する。HDD1が複数の記録面を有する場合、テスト実行制御部231は各記録面の同一半径位置の各データ・トラック(同一シリンダ)のライト・テストを行った後、内周側の隣接データ・トラックに各ヘッド素子部12を移動し、同様に各記録面のデータ・トラックのライト・テストを行う。
図4に示したように、テスト実行制御部231は、各記録面の全面についてFILL-DATAを終了すると(S11)、SATを開始する(S12)。本形態のSATは、テスト対象のデータ・トラックにデータを書き込んだ後にその両側隣接データ・トラックにデータを書き込んだ状態において、そのテスト対象のデータ・トラックのリード・テストを実行する。この加速テストによって、出荷後に顕在化しうる欠陥領域を、テスト工程において効果的に検出することができる。
本形態のSRSTは、テスト・シーケンスにおける各工程の手順を適切化することによって、上述の両側隣接データ・トラックにデータを書き込んだ状態におけるSATのテスト時間を大きく短縮する。本形態のSRSTにおいては、各データ・トラックへのデータのライト及びそのリード・テンスとの順序が重要となる。
重要な点の一つとして、上記FILL-DATAが終了した各記録面において、各データ・トラックにはデータがライトされており、さらに、その内周側の隣接データ・トラックが後にライトされた状態になっている。図5の例においては、データ・トラック113aにデータがライトされた後にその内周側隣接データ・トラック113bにデータがライトされ、データ・トラック113bにデータがライトされた後にその内周側隣接データ・トラック113cにデータがライトされる。
テスト実行制御部231は、本形態のSATにおいて、外周側から内周側に向かって、各データ・トラックのテストを順次行っていく。具体的に、図6(a)−(e)を参照して説明する。図6(a)−(e)は、一つの記録面におけるデータ・トラックの一部を模式的に示している。図6(a)に示すように、テスト実行制御部231は、データ・トラック113aにヘッド素子部12をシークし、そのリード・テストを行う。
図6(b)に示すように、テスト実行制御部231は、データ・トラック113aのリード・テストの後に、データ・トラック113aのライト・テストを実行する。このライト・テストにおいて、データ・トラック113aにデータがライトされる。その後、図6(c)に示すように、テスト実行制御部231は、ヘッド素子部12を内周側の隣接データ・トラック113bに移動し、そのデータ・トラック113bのリード・テストを実行する。
データ・トラック113bのリード・テストが終了すると、図6(d)に示すように、テスト実行制御部231は、データ・トラック113bのライト・テストを実行する。その後、図6(e)に示すように、テスト実行制御部231は、ヘッド素子部12を内周側の隣接データ・トラック113cに移動し、同様のシーケンスでテストを実行する。
上記のシーケンスにおいて、各データ・トラックのリード・テストは、そのデータ・トラックよりも後に両側の隣接データ・トラックにデータ・ライトされた状態において行われる。具体的には、図6(b)において、ヘッド素子部12がデータ・トラック113aにデータを書き込んだ状態において、その内周側隣接データ・トラック113bのデータは、その両側データ・トラックにデータが上書きされた状態にある。これは、データ・トラック113cは、FILL-DATAにおいて、データ・トラック113bよりも後にデータ・ライトされており、また、上記のように、SATにおいてデータ・トラック113aにデータ・ライトされているからである(図6(b))。
同様に、図6(d)においてデータ・トラック113bにデータがライトされた状態において、その内周側隣接データ・トラック113bのデータについて、その両側データ・トラックのデータがそれよりも後に書き込まれている。なお、データ・トラック113aのリード・テストも、同様の加速テストになっている。このように、本形態のSATにおいては、各データ・トラックへの1回のデータ・ライトによって、上記加速テストを行うことができる。これにより、加速テストに必要とされるテスト時間を大きく短縮することができる。
上述のSATシーケンスについて、図7のフローチャートを参照して説明する。テスト実行制御部231は、テスト対象のデータ・トラックにヘッド素子部12をシークさせ、そのデータ・トラックのリード・テストを実行する(S21)。リード・テストは、データ・トラックに書き込まれているデータを予め定められた基準に従ってリードすることができることを確認する。正確にデータをリードすることができない場合、あるいは、予め設定された基準に従ってデータをリードすることができない場合、テスト実行制御部231は、そのデータ・セクタをPDM241に登録する。
好ましくは、テスト実行制御部231は、一つのデータ・トラックにおいて、複数周回のリード・テストを行う。これによって、出荷後に顕在しうる欠陥領域を効果的に検出することができる。例えば、テスト実行制御部231は、一つのデータ・トラックにおいて複数周回のリードを実行し(例えば5周回)、基準回数(例えば3回)以上のリード・エラーが発生した場合に、そのデータ・セクタをPDM241に欠陥領域として登録する。
その後に、テスト実行制御部231は、リード・テストを行ったデータ・トラックのライト・テストを行う(S22)。具体的には、テスト実行制御部231は、そのデータ・トラックにデータをライトし、所定のライト・エラーが発生した場合には、そのデータ・トラックを欠陥領域としてPDM241に登録する。ライト・テストは、FILL-DATAと同様のテストとしてよい。このライト・テストにおいて、データ・トラックにデータがライトされる。
その後、テスト実行制御部231は、テスト対象となっている領域の最後(最内周)のデータ・トラックについてSATを終了したかを判定する、つまり、全てのデータ・トラックについてSATが終了したかを判定する(S23)。全てのデータ・トラックについてSATが終了したと判定すると(S23におけるYES)、その領域におけるSATが終了する。
テスト対象のデータ・トラックが最後のデータ・トラックでない場合(S23におけるNO)、テスト実行制御部231は、ヘッド素子部12を1データ・トラック分、内周側にシークする(S24)。シークした先のデータ・トラックにおいて、テスト実行制御部231は、同様にリード・テストと、その後のデータ・ライトを行う。以下、同様の処理を繰り返す。これによって、両側隣接データ・トラックにデータを書き込んだ状態におけるリード・テストを効率的に行うことができる。
上述のように、一定半径方向(上記好ましい例において外周側から内周側)において、各データ・トラックにデータをライトし、その後、同様の方向において各データ・トラックのリード・テスト及びその後のデータ・ライトを行うことで、両側データ・トラックがライトされた状態における加速テストを効率的に行うことができる。なお、テストするデータ・トラックの順次選択は、テスト対象の全領域において一定であることが好ましいが、一部連続領域を内周側から外周側に向かってテストし(FILL-DATA及びSAT)、他の連続領域を外周側から内周側に向かってテストしてもよい。各セクションにおけるテストにおいては、上記加速テストを効率的に行うことができる。
また、テスト方向は、データ・トラックのシリンダ番号(データ・トラック番号)の昇順であることが好ましい。上述の例においては、外周側から内周側に向かってシリンダ番号が増加し、テストも外周側から内周側に向かっている。これは、エラー・データ・トラックを欠陥領域として登録しスキップする場合、ゾーン境界がずれることを避けるためである。なお、ユーザ・データを記録する全データ領域を一定半径方向においてテストする場合においても、HDD1の制御プログラムや制御データが記録されている管理領域はスキップされる。
上記FILL-DATA及びSATにおいてライトするテスト・データは、ランダム・データであることが好ましい。ランダム・データの隣接データ・トラックへの影響が大きいため、加速テストとして好ましいからである。具体的処理においては、例えば、RWチャネル21がランダム・データを生成する機能を有することができる。
テスト実行制御部231は、RWチャネル21のレジスタにランダム・データ・ライトの指示をセットする。RWチャネル21は、RW処理制御部232からの制御信号に従って、AE13に生成したランダム・データを転送する。AE13及びヘッド素子部12は、転送されたランダム・データを各ターゲット・セクタにライトする。なお、ランダム・データをHDC/MPU23内で生成し、それをRWチャネル21に転送してもよい。
上述のように、FILL-DATAのようなライト・テストにおいてライトされたデータに対してSATを行うことが好ましいが、FILL-DATAとは別のステップとして、一定半径方向において、各データ・トラックに順次データをライトし、そのデータに対して上記SATを行ってもよい。また、上記SATのように、ライト・テストにおいて新たにデータをライトすることが好ましいが、テスト実行制御部231は、欠陥領域の検出を行うことなく、SATにおいて、各データ・トラックに新たにデータを単にライトしてもよい。これらの点は、以下の説明において同様である。
次に、SATの他の好ましい態様について説明する。本例において、テスト実行制御部231は、FILL-DATAでライトしたデータのリード・テスト(第1リード・テスト)に加えて、SATにおいて新たにライトしたデータのリード・テスト(第2リード・テスト)を行う。これによって、欠陥領域の検出をより効果的に行うことができる。図8(a)−(f)を参照して具体的に説明する。まず、図8(a)に示すように、テスト実行制御部231は、データ・トラック113aにヘッド素子部12をシークし、そのリード・テストを行う(第1リード・テスト)。
その後、図8(b)に示すように、テスト実行制御部231は、データ・トラック113aのライト・テストを実行する。その後、図8(c)に示すように、テスト実行制御部231は、図8(b)のライト・テストで新たに書き込まれたデータのリード・テストを行う(第2リード・テスト)。
その後、図8(d)に示すように、テスト実行制御部231は、ヘッド素子部12を内周側の隣接データ・トラック113bに移動し、そのデータ・トラック113bのリード・テストを実行する(第1リード・テスト)。データ・トラック113bの第1リード・テストが終了すると、図8(e)に示すように、テスト実行制御部231は、データ・トラック113bのライト・テストを実行する。その後、その後、図8(f)に示すように、テスト実行制御部231は、図8(e)のライト・テストで新たに書き込まれたデータのリード・テストを行う(第2リード・テスト)。以上の処理を繰り返し、記録面の全てのユーザ・データ領域のSATを行う。
上記のシーケンスにおいて、第1リード・テストは、テスト対象のデータ・トラックよりも後に両側の隣接データ・トラックにデータ・ライトされた状態において行われる。一方、第2リード・テストは、テスト対象のデータ・トラックが両側の隣接データ・トラックよりも後にライトされた状態におけるリード・テストである。このように、異なる条件におけるリード・テストを行うことで、欠陥領域もしくは潜在的な欠陥領域を効果的に検出することができる。
図9のフローチャートを参照して、1データ・トラックにおいて条件の異なる2種のリード・テストを行う上記のSATの処理手順を説明する。まず、テスト実行制御部231は、テスト対象のデータ・トラックにヘッド素子部12をシークさせ、そのデータ・トラックのリード・テストを実行する(S31)。これが第1リード・テストであり、FILL-DATAでライトしたデータのリード・テストである。なお、テスト方法は、図7を参照して説明した例と同様でよい。
その後に、テスト実行制御部231は、リード・テストを行ったデータ・トラックのライト・テストを行う(S32)。このテスト方法も、図7を参照して説明した例と同様でよい。さらに、テスト実行制御部231は、新たに書き込んだデータのリード・テストを実行する(S33)。これが第2リード・テストであり、両側データ・トラックよりも後にライトされたデータのリード・テストとなる。好ましくは、第2リード・テストにおいて、テスト実行制御部231は、複数周回のリード・テストを行う。これによって、欠陥領域を効果的に検出することができる。
第2リード・テストは、好ましくは、第1リード・テストと異なる欠陥判定基準を有する。具体的には、テスト実行制御部231は、第1及び第2リード・テストにおいて、データ・セクタのエラー・レートが基準値を超えると欠陥領域としてPDM241に登録し、第1及び第2リード・テストにおいて異なる基準値を使用する。好ましくは、第2リード・テストにおける基準値が、第1リード・テストにおける基準値よりも小さい。
つまり、第2リード・テストの欠陥判定基準を第1リード・テストの欠陥判定基準よりも厳しくする。これは、第1リード・テストは、両側が上書きされた状態におけるデータ・トラックをテストするため、データがライトされた状態としてより厳しい条件にある。このため、欠陥判定基準を緩めることによって、欠陥領域と判定されるデータ・セクタが無用に増加することを防止することができる。なお、エラー・レートは、エラー・ビット数あるいはエラー・シンボル数などを基準とすることができる。また、エラー・レート以外の判定基準において条件を変えてもよい。
具体的処理において、図4に示すように、テスト実行制御部231は、RW処理制御部232から、各データ・セクタのエラー・レートを取得する。RW処理制御部232は誤り訂正処理部233を有している。誤り訂正処理部233は、RWチャネル21から転送されたリード・データのエラー訂正処理を行うと共に、そのときのエラー・レートを特定し、HDC/MPU23内のレジスタ(不図示)に保存する。テスト実行制御部231は、そのレジスタからエラー・レートを取得して、欠陥セクタの判定に使用する。
誤り訂正処理部233は、通常動作において、オンライン訂正処理であるOn The Flyモード(OTFモード)とオフライン訂正処理である消失訂正処理モードの二つのモードを備える。SRSTにおいては、誤り訂正処理部233は、OTFモードにおいてのみ動作する。OTFモードは、データ・セクタのシンボルを連続的に読み込み、誤り訂正をしながらデータをRAM24に転送する。エラー訂正は、RWチャネル21から転送されたデータに付加されているCRCC及びECCを使用する。ECCおよびCRCCには、例えば、ガロア拡大体GF(28)上での演算が可能なリード・ソロモン符号を用いることができる。なお、誤り訂正の手法は広く知られた技術であり、本稿での詳細な説明は省略する。
第2リード・テストが終了すると(S33)、テスト実行制御部231は、テスト対象となっている領域の最後(最内周)のデータ・トラックについてSATを終了したかを判定する、つまり、全てのデータ・トラックについてSATが終了したかを判定する(S34)。全てのデータ・トラックについてSATが終了したと判定すると(S34におけるYES)、その領域におけるSATが終了する。
テスト対象のデータ・トラックが最後のデータ・トラックでない場合(S34におけるNO)、テスト実行制御部231は、ヘッド素子部12を1データ・トラック分、内周側にシークする(S35)。シークした先のデータ・トラックにおいて、テスト実行制御部231は、同様にリード・テストと、その後のデータ・ライトを行う。以下、同様の処理を繰り返す。以上のように、本態様はSATにおいて新たにライトしてデータに対してもリード・テストを行い、欠陥領域の検出制度を向上することができる。
以上、本発明を好ましい実施形態を例として説明したが、本発明が上記の実施形態に限定されるものではない。当業者であれば、上記の実施形態の各要素を、本発明の範囲において容易に変更、追加、変換することが可能である。例えば、本発明は磁気ディスク装置に限らず、他のタイプのメディアを使用するディスク・ドライブ装置に適用することができる。本形態のテスト方法は、SRSTと異なるテストに適用することができる。
1 ハードディスク・ドライブ、10 エンクロージャ、11 磁気ディスク
12 ヘッド素子部、14 スピンドル・モータ、15 ボイス・コイル・モータ
16 アクチュエータ、20 回路基板、21 リード・ライト・チャネル
22 モータ・ドライバ・ユニット、23 ハードディスク・コントローラ/MPU
51 ホスト、111 サーボ領域、112 データ領域、113 データ・トラック
231 テスト実行制御部、232 RW処理制御部、233 誤り訂正処理部
12 ヘッド素子部、14 スピンドル・モータ、15 ボイス・コイル・モータ
16 アクチュエータ、20 回路基板、21 リード・ライト・チャネル
22 モータ・ドライバ・ユニット、23 ハードディスク・コントローラ/MPU
51 ホスト、111 サーボ領域、112 データ領域、113 データ・トラック
231 テスト実行制御部、232 RW処理制御部、233 誤り訂正処理部
Claims (13)
- ディスクの欠陥検査方法であって、
ディスク上の一定半径方向において、順次、連続するデータ・トラックのそれぞれにデータをライトし、
一つのデータ・トラックにおいて、前記ライトしたデータのリード・テストを行い、
前記リード・テストの後に、そのリード・テストを行ったデータ・トラックに新たなデータをライトし、
前記新たなデータをライトしたデータ・トラックの前記一定半径方向における隣接データ・トラックにシークし、
前記リード・テストの実行、新たなデータのライト及び隣接データ・トラックへのシークを繰り返す、方法。 - 前記リード・テストを行った後にそのデータ・トラックのライト・テストを行い、
前記ライト・テストにおいて、前記新たなデータをライトする、
請求項1に記載の方法。 - 前記リード・テストは、そのデータ・トラックを複数周回リードする、
請求項1に記載の方法。 - 前記一定半径方向における各データ・トラックへのデータ・ライト及び前記新たなデータのライトは、ランダム・パターンをライトする、
請求項1に記載の方法。 - 前記新たにライトしたデータのリード・テストをさらに行う、
請求項1に記載の方法。 - 前記ライトしたデータのリード・テストと前記新たにライトしたデータのリード・テストとは、異なる欠陥判定基準を有する、
請求項5に記載の方法。 - 前記新たにライトしたデータのリード・テストの欠陥判定基準は、前記ライトしたデータのリード・テストの欠陥判定基準よりも厳しい、
請求項6に記載の方法。 - 前記新たにライトしたデータのリード・テストにおけるエラー・レートに関する欠陥判定基準値は、前記ライトしたデータのリード・テストにおける欠陥判定基準値よりも小さい、
請求項6に記載の方法。 - データを記憶するディスクの欠陥検査装置であって、
ディスクにアクセスするヘッドと、
前記ヘッドを支持し、そのヘッドをディスク上で移動する移動機構と、
コントローラと、を備え、
前記コントローラは、
前記ヘッド及び移動機構を使用して、前記ディスク上の一定半径方向において、順次、連続するデータ・トラックのそれぞれにデータをライトし、
さらに、前記一定半径方向において、順次、各データ・トラック上における前記ライトしたデータのリード・テスト及びそのリード・テストの後の新たなデータ・ライトを実行する、
欠陥検査装置。 - 前記リード・テストを行ったデータ・トラックへの新たなデータのライトは、各データ・トラックにおけるライト・テストにおいて行われる、
請求項9に記載の欠陥検査装置。 - 前記コントローラは、前記リード・テストにおいて、前記ヘッドを使用してそのデータ・トラックを複数周回リードする、
請求項9に記載の欠陥検査装置。 - 前記コントローラは、前記新たにライトしたデータのリード・テストをさらに行う、
請求項9に記載の欠陥検査装置。 - 前記コントローラは、前記ライトしたデータのリード・テストと前記新たにライトしたデータのリード・テストにおいて、異なる欠陥判定基準を使用する、
請求項12に記載の欠陥検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006134941A JP2007305265A (ja) | 2006-05-15 | 2006-05-15 | ディスクの欠陥検査方法及びディスクの欠陥検査装置 |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007305265A true JP2007305265A (ja) | 2007-11-22 |
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ID=38839049
Family Applications (1)
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JP2006134941A Pending JP2007305265A (ja) | 2006-05-15 | 2006-05-15 | ディスクの欠陥検査方法及びディスクの欠陥検査装置 |
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Country | Link |
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-
2006
- 2006-05-15 JP JP2006134941A patent/JP2007305265A/ja active Pending
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