JP2007304935A - 修理交換部品指示システム、修理交換部品指示装置、修理交換部品指示方法、コンピュータプログラム、及び、記録媒体 - Google Patents

修理交換部品指示システム、修理交換部品指示装置、修理交換部品指示方法、コンピュータプログラム、及び、記録媒体 Download PDF

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JP2007304935A JP2006133608A JP2006133608A JP2007304935A JP 2007304935 A JP2007304935 A JP 2007304935A JP 2006133608 A JP2006133608 A JP 2006133608A JP 2006133608 A JP2006133608 A JP 2006133608A JP 2007304935 A JP2007304935 A JP 2007304935A
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政治 長澤
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Abstract

【課題】修理品の診断を行う前に使用する可能性の高い交換部品を予め作業者に知らせる

【解決手段】修理交換部品指示装置1は、修理品の故障内容、修理方法、及び、修理に使
用される可能性のある交換部品を対応付けた情報を記憶する診断情報記憶部と、修理方法
、及び、実際に修理に使用された交換部品を対応付けた情報を記憶する修理実績記憶部と
、故障内容に対応して診断情報記憶部から修理方法及び修理に使用される可能性のある交
換部品を読み出し、読み出した修理方法に対応して修理実績記憶部から修理に使用された
交換部品を読み出して、修理に使用される可能性のある各交換部品について実際に修理に
使用された頻度を求め、求めた頻度が所定以上である交換部品を抽出する抽出部と、端末
装置3に入力された故障内容の情報に対応して実際に修理に使用された頻度が所定以上で
あるとして抽出された交換部品の情報を出力する出力部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、修理交換部品指示システム、修理交換部品指示装置、修理交換部品指示方法
、コンピュータプログラム、及び、記録媒体に関する。
従来の修理故障診断システムでは、修理品の不良現象から想定される不良部品に対する
修理手順を予め登録されたデータベースから導き出し、修理作業者に修理指示を与えてい
た。そして、修理完了後は、実際に交換した部品と、交換しなかった部品の情報を修理故
障診断システムへ登録し、データベースを更新していた(例えば、特許文献1〜3)。
特開2002−358383号公報 特開2004−13594号公報 特開2001−297099号公報
従来の修理故障診断システムから導き出された交換部品の指示は、修理品の不良現象か
ら故障診断を行った結果として出力されるため、故障診断を行ってからでないと交換部品
を知ることができず、事前に交換部品を払い出すことができなかった。
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、修理品の診断を
行う前に使用する可能性の高い交換部品を予め作業者に知らせることのできる修理交換部
品指示システム、修理交換部品指示装置、修理交換部品指示方法、コンピュータプログラ
ム、及び、記録媒体を提供することにある。
この発明は、上記の課題を解決すべくなされたもので、端末装置と、修理交換部品指示
装置とを有する修理交換部品指示システムであって、前記修理交換部品指示装置は、故障
内容、修理方法、及び、修理に使用される可能性のある交換部品を対応付けた情報を記憶
する診断情報記憶部と、修理方法、及び、実際に修理に使用された交換部品を対応付けた
情報を記憶する修理実績記憶部と、故障内容に対応して前記診断情報記憶部から修理方法
及び修理に使用される可能性のある交換部品の情報を読み出し、さらに、読み出した修理
方法に対応して前記修理実績記憶部から実際に修理に使用された交換部品の情報を読み出
して、前記故障内容に対応して読み出した修理に使用される可能性のある各交換部品につ
いて実際に修理に使用された頻度を求め、求めた頻度が所定以上である交換部品を抽出す
る抽出部と、前記端末装置に入力された故障内容の情報を受信し、前記抽出部により当該
故障内容に対応して実際に修理に使用された頻度が所定以上であるとして抽出された交換
部品の情報を出力する出力部とを備え、前記端末装置は、入力を受けた修理品の故障内容
の情報を送信する情報送信部を備える、ことを特徴とする修理交換部品指示システムであ
る。
上記発明によれば、修理交換部品指示装置は、診断情報記憶部に故障内容、修理方法、
及び、修理に使用される可能性のある交換部品を対応付けた情報を、修理実績記憶部に修
理方法、及び、実際に修理に使用された交換部品を対応付けた情報を登録しておき、この
登録されている情報を参照し、修理に使用される可能性のある各交換部品のうち実際に修
理に使用された頻度の高い交換部品を故障内容に対応して抽出する。修理交換部品指示装
置は、端末装置に入力された故障内容について、実際に修理に使用された頻度が所定以上
であるとして抽出された交換部品の情報を、プリンタへ印刷するなどして出力する。
これにより、修理サービス提供事業者は、顧客から依頼された修理品の故障原因の診断
を行う前、例えば、修理サービスを受け付けた時点で、修理品の故障現象に対応した、使
用頻度の高い交換部品を予め用意することがきる。従って、故障診断後にすみやかに修理
作業に入ることができるケースが増加し、顧客へより迅速な修理サービスを提供すること
が可能となる。
また、本発明は、端末装置と、修理交換部品指示装置とを有する修理交換部品指示シス
テムであって、前記修理交換部品指示装置は、修理品の機種識別、及び、修理に使用され
る可能性のある交換部品を対応付けた情報を記憶する診断情報記憶部と、機種識別、及び
、実際に修理に使用された交換部品を対応付けた情報を記憶する修理実績記憶部と、機種
識別に対応して前記診断情報記憶部から修理に使用される可能性のある交換部品の情報を
読み出し、さらに、当該機種識別に対応して前記修理実績記憶部から実際に修理に使用さ
れた交換部品の情報を読み出して、前記機種識別に対応して読み出した修理に使用される
可能性のある各交換部品について実際に修理に使用された頻度を求め、求めた頻度が所定
以上である交換部品を抽出する抽出部と、前記端末装置に入力された機種識別の情報を受
信し、前記抽出部により当該機種識別に対応して実際に修理に使用された頻度が所定以上
であるとして抽出された交換部品の情報を出力する出力部とを備え、前記端末装置は、入
力を受けた修理品の機種識別の情報を送信する情報送信部を備える、ことを特徴とする修
理交換部品指示システムである。
上記発明によれば、修理交換部品指示装置は、診断情報記憶部に修理品の機種識別、及
び、修理に使用される可能性のある交換部品を対応付けた情報を、修理実績記憶部に機種
識別、及び、実際に修理に使用された交換部品を対応付けた情報を登録しておき、この登
録されている情報を参照し、修理に使用される可能性のある各交換部品のうち実際に修理
に使用された頻度の高い交換部品を機種識別に対応して抽出する。修理交換部品指示装置
は、端末装置に入力された機種識別について、実際に修理に使用された頻度が所定以上で
あるとして抽出された交換部品の情報を、プリンタへ印刷するなどして出力する。
これにより、修理サービス提供事業者は、顧客から依頼された修理品の故障原因の診断
を行う前、例えば、修理サービスを受け付けた時点で、修理品の機種識別に対応した、使
用頻度の高い交換部品を予め用意することがきる。従って、故障診断後にすみやかに修理
作業に入ることができるケースが増加し、顧客へより迅速な修理サービスを提供すること
が可能となる。
また、本発明は、故障内容、修理方法、及び、修理に使用される可能性のある交換部品
を対応付けた情報を記憶する診断情報記憶部と、修理方法、及び、実際に修理に使用され
た交換部品を対応付けた情報を記憶する修理実績記憶部と、故障内容に対応して前記診断
情報記憶部から修理方法及び修理に使用される可能性のある交換部品の情報を読み出し、
さらに、読み出した修理方法に対応して前記修理実績記憶部から実際に修理に使用された
交換部品の情報を読み出して、前記故障内容に対応して読み出した修理に使用される可能
性のある各交換部品について実際に修理に使用された頻度を求め、求めた頻度が所定以上
である交換部品を抽出する抽出部と、を備えることを特徴とする修理交換部品指示装置で
ある。
上記発明によれば、修理交換部品指示装置は、診断情報記憶部に故障内容、修理方法、
及び、修理に使用される可能性のある交換部品を対応付けた情報を、修理実績記憶部に修
理方法、及び、実際に修理に使用された交換部品を対応付けた情報を登録しておき、この
登録されている情報を参照し、修理に使用される可能性のある各交換部品のうち実際に修
理に使用された頻度の高い交換部品を故障内容に対応して抽出する。
これにより、修理実績に基づき、修理品に発生している故障現象から、修理に用いられ
る可能性の高い交換部品を抽出することがきる。
また、本発明は、上述する修理交換部品指示装置であって、故障内容の情報を受信し、
前記抽出部により当該故障内容に対応して実際に修理に使用された頻度が所定以上である
として抽出された交換部品の情報を出力する出力部をさらに備える、ことを特徴とする。
上記発明によれば、修理交換部品指示装置は、端末装置に入力された故障内容に対応し
て、実際に修理に使用された頻度が所定以上であるとして抽出された交換部品の情報を、
プリンタへ印刷するなどして出力する。
これにより、修理サービス提供事業者は、顧客から依頼された修理品の故障原因の診断
を行う前、例えば、修理サービスを受け付けた時点で、使用頻度の高い交換部品を予め用
意することがきる。従って、故障診断後にすみやかに修理作業に入ることができるケース
が増加し、顧客へより迅速な修理サービスを提供することが可能となる。
また、本発明は、修理品の機種識別、及び、修理に使用される可能性のある交換部品を
対応付けた情報を記憶する診断情報記憶部と、機種識別、及び、実際に修理に使用された
交換部品を対応付けた情報を記憶する修理実績記憶部と、機種識別に対応して前記診断情
報記憶部から修理に使用される可能性のある交換部品の情報を読み出し、さらに、当該機
種識別に対応して前記修理実績記憶部から実際に修理に使用された交換部品の情報を読み
出して、前記機種識別に対応して読み出した修理に使用される可能性のある各交換部品に
ついて実際に修理に使用された頻度を求め、求めた頻度が所定以上である交換部品を抽出
する抽出部と、を備えることを特徴とする修理交換部品指示装置である。
上記発明によれば、修理交換部品指示装置は、診断情報記憶部に修理品の機種識別、及
び、修理に使用される可能性のある交換部品を対応付けた情報を、修理実績記憶部に機種
識別、及び、実際に修理に使用された交換部品を対応付けた情報を登録しておき、この登
録されている情報を参照し、修理に使用される可能性のある各交換部品のうち実際に修理
に使用された頻度の高い交換部品を機種識別に対応して抽出する。
これにより、修理実績に基づき、修理品の機種識別から、修理に用いられる可能性の高
い交換部品を抽出することがきる。
また、本発明は、上述する修理交換部品指示装置であって、機種識別の情報を受信し、
前記抽出部により当該機種識別に対応して実際に修理に使用された頻度が所定以上である
として抽出された交換部品の情報を出力する出力部をさらに備える、ことを特徴とする。
上記発明によれば、修理交換部品指示装置は、端末装置に入力された機種識別に対応し
て、実際に修理に使用された頻度が所定以上であるとして抽出された交換部品の情報を、
プリンタへ印刷するなどして出力する。
これにより、修理サービス提供事業者は、顧客から依頼された修理品の故障原因の診断
を行う前、例えば、修理サービスを受け付けた時点で、使用頻度の高い交換部品を予め用
意することがきる。従って、故障診断後にすみやかに修理作業に入ることができるケース
が増加し、顧客へより迅速な修理サービスを提供することが可能となる。
また、本発明は、端末装置と、修理交換部品指示装置とを有する修理交換部品指示シス
テムに用いられる修理交換部品指示方法であって、前記修理交換部品指示装置は、故障内
容、修理方法、及び、修理に使用される可能性のある交換部品を対応付けた情報を記憶す
る診断情報記憶部と、修理方法、及び、実際に修理に使用された交換部品を対応付けた情
報を記憶する修理実績記憶部とを備えており、前記修理交換部品指示装置が、故障内容に
対応して前記診断情報記憶部から修理方法及び修理に使用される可能性のある交換部品の
情報を読み出し、さらに、読み出した修理方法に対応して前記修理実績記憶部から実際に
修理に使用された交換部品の情報を読み出して、前記故障内容に対応して読み出した修理
に使用される可能性のある各交換部品について実際に修理に使用された頻度を求め、求め
た頻度が所定以上である交換部品を抽出する抽出ステップと、前記端末装置が、入力を受
けた修理品の故障内容の情報を送信する情報送信ステップと、前記修理交換部品指示装置
が、前記端末装置に入力された故障内容の情報を受信し、前記抽出ステップにより当該故
障内容に対応して実際に修理に使用された頻度が所定以上であるとして抽出された交換部
品の情報を出力する出力ステップと、を有することを特徴とする修理交換部品指示方法で
ある。
上記発明によれば、修理交換部品指示装置は、診断情報記憶部に故障内容、修理方法、
及び、修理に使用される可能性のある交換部品を対応付けた情報を、修理実績記憶部に修
理方法、及び、実際に修理に使用された交換部品を対応付けた情報を登録しておき、この
登録されている情報を参照し、修理に使用される可能性のある各交換部品のうち実際に修
理に使用された頻度の高い交換部品を故障内容に対応して抽出する。修理交換部品指示装
置は、端末装置に入力された故障内容について、実際に修理に使用された頻度が所定以上
であるとして抽出された交換部品の情報を、プリンタへ印刷するなどして出力する。
これにより、修理サービス提供事業者は、顧客から依頼された修理品の故障原因の診断
を行う前、例えば、修理サービスを受け付けた時点で、修理品の故障現象に対応した、使
用頻度の高い交換部品を予め用意することがきる。従って、故障診断後にすみやかに修理
作業に入ることができるケースが増加し、顧客へより迅速な修理サービスを提供すること
が可能となる。
また、本発明は、端末装置と、修理交換部品指示装置とを有する修理交換部品指示シス
テムに用いられる修理交換部品指示方法であって、前記修理交換部品指示装置は、修理品
の機種識別、及び、修理に使用される可能性のある交換部品を対応付けた情報を記憶する
診断情報記憶部と、機種識別、及び、実際に修理に使用された交換部品を対応付けた情報
を記憶する修理実績記憶部とを備えており、前記修理交換部品指示装置が、機種識別に対
応して前記診断情報記憶部から修理に使用される可能性のある交換部品の情報を読み出し
、さらに、当該機種識別に対応して前記修理実績記憶部から実際に修理に使用された交換
部品の情報を読み出して、前記機種識別に対応して読み出した修理に使用される可能性の
ある各交換部品について実際に修理に使用された頻度を求め、求めた頻度が所定以上であ
る交換部品を抽出する抽出ステップと、前記端末装置が、入力を受けた修理品の機種識別
の情報を送信する情報送信ステップと、前記修理交換部品指示装置が、前記端末装置に入
力された機種識別の情報を受信し、前記抽出ステップにおいて当該機種識別に対応して実
際に修理に使用された頻度が所定以上であるとして抽出された交換部品の情報を出力する
出力ステップと、を有することを特徴とする修理交換部品指示方法である。
上記発明によれば、修理交換部品指示装置は、診断情報記憶部に修理品の機種識別、及
び、修理に使用される可能性のある交換部品を対応付けた情報を、修理実績記憶部に機種
識別、及び、実際に修理に使用された交換部品を対応付けた情報を登録しておき、この登
録されている情報を参照し、修理に使用される可能性のある各交換部品のうち実際に修理
に使用された頻度の高い交換部品を機種識別に対応して抽出する。修理交換部品指示装置
は、端末装置に入力された機種識別について、実際に修理に使用された頻度が所定以上で
あるとして抽出された交換部品の情報を、プリンタへ印刷するなどして出力する。
これにより、修理サービス提供事業者は、顧客から依頼された修理品の故障原因の診断
を行う前、例えば、修理サービスを受け付けた時点で、修理品の機種識別に対応した、使
用頻度の高い交換部品を予め用意することがきる。従って、故障診断後にすみやかに修理
作業に入ることができるケースが増加し、顧客へより迅速な修理サービスを提供すること
が可能となる。
また、本発明は、修理交換部品指示装置として用いられるコンピュータを、故障内容、
修理方法、及び、修理に使用される可能性のある交換部品を対応付けた情報を記憶する診
断情報記憶手段、修理方法、及び、実際に修理に使用された交換部品を対応付けた情報を
記憶する修理実績記憶手段、故障内容に対応して前記診断情報記憶手段から修理方法及び
修理に使用される可能性のある交換部品の情報を読み出し、さらに、読み出した修理方法
に対応して前記修理実績記憶手段から実際に修理に使用された交換部品の情報を読み出し
て、前記故障内容に対応して読み出した修理に使用される可能性のある各交換部品につい
て実際に修理に使用された頻度を求め、求めた頻度が所定以上である交換部品を抽出する
抽出手段、として機能させることを特徴とするコンピュータプログラムである。
上記発明によれば、修理交換部品指示装置として用いられるコンピュータは、診断情報
記憶手段に故障内容、修理方法、及び、修理に使用される可能性のある交換部品を対応付
けた情報を、修理実績記憶手段に修理方法、及び、実際に修理に使用された交換部品を対
応付けた情報を登録しておき、この登録されている情報を参照し、修理に使用される可能
性のある各交換部品のうち実際に修理に使用された頻度の高い交換部品を故障内容に対応
して抽出する。
これにより、修理実績に基づき、修理品に発生している故障現象から、修理に用いられ
る可能性の高い交換部品を抽出することがきる。
また、本発明は、修理交換部品指示装置として用いられるコンピュータを、修理品の機
種識別、及び、修理に使用される可能性のある交換部品を対応付けた情報を記憶する診断
情報記憶手段、機種識別、及び、実際に修理に使用された交換部品を対応付けた情報を記
憶する修理実績記憶手段、機種識別に対応して前記診断情報記憶手段から修理に使用され
る可能性のある交換部品の情報を読み出し、さらに、当該機種識別に対応して前記修理実
績記憶手段から実際に修理に使用された交換部品の情報を読み出して、前記機種識別に対
応して読み出した修理に使用される可能性のある各交換部品について実際に修理に使用さ
れた頻度を求め、求めた頻度が所定以上である交換部品を抽出する抽出手段、として機能
させることを特徴とするコンピュータプログラムである。
上記発明によれば、修理交換部品指示装置として用いられるコンピュータは、診断情報
記憶手段に修理品の機種識別、及び、修理に使用される可能性のある交換部品を対応付け
た情報を、修理実績記憶手段に機種識別、及び、実際に修理に使用された交換部品を対応
付けた情報を登録しておき、この登録されている情報を参照し、修理に使用される可能性
のある各交換部品のうち実際に修理に使用された頻度の高い交換部品を機種識別に対応し
て抽出する。
これにより、修理実績に基づき、修理品の機種識別から、修理に用いられる可能性の高
い交換部品を抽出することがきる。
また、本発明は、上述するコンピュータプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可
能な記録媒体である。
上記発明によれば、修理交換部品指示装置として用いられるコンピュータに、上述する
コンピュータプログラムを読み込ませることができる。
これにより、修理交換部品指示装置として用いられるコンピュータは、修理実績に基づ
き、修理品に発生している故障現象または修理品の機種識別から、修理に用いられる可能
性の高い交換部品を抽出することがきる。
図1は、本発明の第1の実施形態による修理交換部品指示システムの全体構成を示す図
である。
同図に示す修理交換部品指示システムは、修理センターに設置された修理交換部品指示
装置1と、修理拠点に設置された修理情報管理装置2及び端末装置3とをネットワーク4
を介して接続してなる。修理拠点は、修理センターと同じ場所にあってもよく、全国の大
都市など、複数の地域に設置されていてもよい。ネットワーク4は、LAN(Local Area
Network)や専用線などの私設ネットワーク、または、インターネットなどの公衆ネット
ワークあるいはその組合せからなる。
図2は、第1の実施形態による修理交換部品指示装置1の内部構成を示すブロック図で
あり、本発明と関係する機能ブロックのみ抽出して示してある。修理交換部品指示装置1
は、例えば、1または複数のサーバで構成することができ、記憶部10、通信部11、抽
出部12、出力部13、及び、情報更新部14を備える。
記憶部10は、診断情報記憶部15、修理実績記憶部16、及び、高頻度交換部品記憶
部17を備える。診断情報記憶部15は、修理品の機種コードや製品名などの機種識別と
、故障の症状などを示す故障内容と、修理方法及び当該修理方法において使用される可能
性のある交換部品を示す診断結果とを対応付けた情報を含む診断情報を記憶する。修理実
績記憶部16は、修理品の機種識別と、故障診断により提示された診断結果と、診断結果
の真偽や実際に修理に使用された交換部品などの作業の実績とを対応付けた情報を含む修
理実績情報を記憶する。高頻度交換部品記憶部17は、故障内容と、当該故障内容が発生
している修理品に対して交換頻度が高い部品のリストとを示す高頻度交換部品情報を記憶
する。
通信部11は、ネットワーク4と接続し、ネットワーク4を介したデータの送受信を行
う。抽出部12は、診断情報記憶部15内の診断情報と、修理実績記憶部16内の修理実
績情報とを基に、故障内容に対応して実際に修理に使用された頻度が所定以上である交換
部品を抽出し、高頻度交換部品記憶部17内の高頻度交換部品情報を更新する。出力部1
3は、高頻度交換部品記憶部17内の高頻度交換部品情報を参照し、故障内容に対応した
交換頻度が高い部品の情報を出力する。情報更新部14は、実際に行われた修理結果の情
報を受信し、修理実績記憶部16内の修理実績情報に登録する。
図3は、第1の実施形態による修理情報管理装置2の内部構成を示すブロック図であり
、本発明と関係する機能ブロックのみ抽出して示してある。修理情報管理装置2は、例え
ば、1または複数のサーバで構成することができ、記憶部20、通信部21、修理情報管
理部22、及び、出力指示部23を備える。
記憶部20は、修理拠点に修理品が送られてきたときにその修理受け付けを行う受付工
程、その修理品に修理を行う修理工程、修理済みの製品を顧客へ発送する発送工程までの
一連の工程に関する情報を修理サービスの受付番号に対応させて記憶する。受付工程に関
する情報は、修理サービスを依頼した顧客の顧客情報、修理品の機種識別や製造番号、修
理品の故障内容などの情報である。修理工程の情報は、故障原因、修理方法、交換部品、
処置日時などの情報である。また、発送工程の情報は、修理料金請求情報を含む。通信部
21は、ネットワーク4と接続し、ネットワーク4を介したデータの送受信を行う。修理
情報管理部22は、記憶部20内の情報の読み出し及び書き込みを行う。出力指示部23
は、端末装置3への情報出力や、プリンタなどへの印刷を指示する。
図4は、第1の実施形態による端末装置3の内部構成を示すブロック図であり、本発明
と関係する機能ブロックのみ抽出して示してある。端末装置3は、パーソナルコンピュー
タなどであり、通信部31、情報送信部32、及び、表示制御部33を備える。通信部3
1は、ネットワーク4と接続し、ネットワーク4を介したデータの送受信を行う。情報送
信部32は、修理交換部品指示装置1または修理情報管理装置2へ各種情報を送信する。
表示制御部33は、情報をディスプレイなどの表示装置へ出力させる。
図5は、第1の実施形態による修理交換部品指示装置1のハードウェア構成を示す装置
構成図である。修理交換部品指示装置1は、CPU51、ROM52、RAM53、記憶
装置54、通信インタフェース55、及び、ユーザインタフェース56から構成される。
CPU51は演算や制御を行う中央演算装置であり、図2の抽出部12、出力部13、
及び、情報更新部14を実現する。ROM52は、読み出し専用のメモリであって、シス
テムプログラムなどが記憶されている。RAM53は、読み出し・書き込み可能なメモリ
であって、CPU51が各種プログラムを実行する際のワークエリアなどがある。記憶装
置54は、ハードディスクなどであり、抽出部12、出力部13、及び、情報更新部14
の処理を実行するためのプログラムなどを記憶するとともに、記憶部10を実現する。通
信インタフェース55は、他装置と通信可能に接続するものであり、図2の通信部11を
実現する。ユーザインタフェース56は、キーボード、マウスなどのポインティングデバ
イスなどの入力装置やディスプレイなどの表示装置である。
なお、修理情報管理装置2及び端末装置3のハードウェア構成も、図5に示す修理交換
部品指示装置1のハードウェア構成と同様である。但し、修理情報管理装置2の場合、C
PU51は、図3の修理情報管理部22、及び、出力指示部23を実現し、記憶装置54
は、修理情報管理部22、及び、出力指示部23の処理を実行するためのプログラムなど
を記憶するとともに、記憶部20を実現する。また、通信インタフェース55は、図3の
通信部21を実現する。他方、端末装置3の場合、CPU51は、図4の情報送信部32
、及び、表示制御部33を実現し、記憶装置54は、情報送信部32、及び、表示制御部
33の処理を実行するためのプログラムなどを記憶する。また、通信インタフェース55
は、図4の通信部31を実現する。
図6は、第1の実施形態による修理交換部品指示装置1の診断情報記憶部15が記憶す
る診断情報のデータ構成例を示す図である。
同図に示す診断情報には、修理品の機種コード「K001」、及び、故障内容「(故障
コード001)故障内容α」に対応した診断結果として「修理方法A」、当該修理品の修
理に使用される可能性のある交換部品(以下、「使用見込み交換部品」と記載)「交換部
品B100〜交換部品B199」が登録されている。故障内容αは、例えば、「騒音が発
生する」などの故障現象である。また、修理方法Aは、例えば、「(1)XXXの場合、
部品B100を交換、(2)部品B101を交換してYYYに設定、(3)WWWが発生
している場合、部品B102を交換、…」のような修理手順を示す。
図7は、第1の実施形態による修理交換部品指示装置1の修理実績記憶部16が記憶す
る修理実績情報のデータ構成例を示す図である。
同図において、修理実績情報には、修理品の機種コード「K001」、及び、診断結果「
修理方法A、交換部品B100〜交換部品B199」に対応して、診断結果の真偽及び実
際に修理で使用した交換部品(以下、「使用交換部品」と記載)を示す実績として、受付
番号「001」では「真、交換部品B101、B105、…」が、受付番号「050」で
は「真、交換部品B101、B102、…」が、受付番号「070」では「偽、交換部品
B105、B201、…」が登録されている。
図8は、第1の実施形態による修理交換部品指示装置1の高頻度交換部品記憶部17が
記憶する高頻度交換部品情報のデータ構成例を示す図である。同図において、高頻度交換
部品情報には、故障内容が「(故障コード001)故障内容α」である場合の部品リスト
として、交換頻度が高い順に「交換部品B105、B101、…」であることが登録され
ている。
図9は、第1の実施形態による修理交換部品指示装置1における高頻度交換部品情報生
成処理の処理手順を示す。高頻度交換部品情報生成処理は、定期的に実行することでもよ
く、診断情報記憶部15内の診断情報、あるいは、修理実績記憶部16内の修理実績情報
が更新されたタイミングで実行することでもよい。
修理交換部品指示装置1の抽出部12は、診断情報記憶部15内の診断情報を参照して
、例えば、最も故障コードが若い故障内容など、最初に注目する故障内容を特定する(ス
テップS110)。抽出部12は、この特定した現在注目している故障内容をキーにして
、診断情報記憶部15の診断情報から、修理方法及び使用見込み交換部品の情報を読み出
す(ステップS120)。さらに、抽出部12は、読み出した修理方法をキーにして、修
理実績記憶部16内の修理実績情報から、使用交換部品の情報を全て読み出す(ステップ
S130)。このとき、実績に真が登録されているもののみから読み出しても良いし、真
または偽によらず読み出すことでもよい。
抽出部12は、ステップS120において読み出した使用見込み交換部品のそれぞれに
ついて、ステップS130において読み出した使用交換部品の中に出現する数をカウント
し、使用回数や使用確率などの使用頻度を得る。そして、抽出部12は、ステップS12
0において読み出した使用見込み交換部品の中から使用頻度が所定以上のものを抽出する
(ステップS140)。これは、例えば、使用回数や使用率が最も多いものから10個な
ど所定数を抽出することでもよく、修理に使用された確率が50%以上など修理における
使用率が所定の割合以上であるものを抽出することでもよい。
抽出部12は、ステップS140において抽出された使用見込み交換部品を、使用頻度
が高い順に並べて部品リストを生成する。抽出部12は、現在注目している故障内容が高
頻度交換部品記憶部17内の高頻度交換部品情報にまだ登録されていなければ、現在注目
している故障内容と、生成した部品リストとを対応付けた情報を高頻度交換部品情報に追
加登録する。また、現在注目している故障内容がすでに登録されている場合には、登録済
みの部品リストを、生成した部品リストにより書き換える(ステップS150)。
抽出部12は、まだ注目していない故障内容があるか否かを判断する(ステップS16
0)。まだ注目していない故障内容がある場合には(ステップS160:YES)、次に
故障コードが若いものなど、次に注目すべき故障内容を特定し(ステップS170)、ス
テップS120からの処理を繰り返す。そして、次に注目すべき故障内容がなくなった場
合には(ステップS160:NO)、処理を終了する。
図10は、第1の実施形態による修理サービス実施時の修理交換部品指示装置システム
の処理手順を示す。
まず、受付工程において受付担当者は、端末装置3に修理サービスを依頼した顧客、修
理品の機種コード及び製品番号、故障内容等の情報を含む受付工程情報を入力し、登録ボ
タンを押す(ステップS210)。端末装置3の情報送信部32は、入力された受付工程
情報を修理情報管理装置2へ送信する(ステップS220)。修理情報管理装置2の修理
情報管理部22は、受付番号を割り当て、端末装置3から受信した受付工程情報と対応さ
せて記憶部20に書き込む(ステップS230)。
次に、修理情報管理装置2は、端末装置3から受信した受付工程情報内の故障内容の情
報を修理交換部品指示装置1へ送信する(ステップS240)。修理交換部品指示装置1
の出力部13は、高頻度交換部品記憶部17の高頻度交換部品情報を参照し、受信した故
障内容の情報に対応した部品リストを読み出して修理情報管理装置2へ返送する(ステッ
プS250、S260)。修理情報管理装置2は、受付番号、故障内容、機種コード、修
理交換部品指示装置1から受信した部品リスト等の情報を含んだ修理現品票を印刷するよ
うネットワーク4を介して接続されるプリンタ(図示せず)へ指示する(ステップS27
0)。受付工程の担当者は、現品票に印刷された部品リストにより修理に使用する可能性
のある部品を予め用意しておく。
修理工程において修理担当者は、修理品の機種コード及び故障内容に対応して、修理交
換部品指示装置1の診断情報記憶部15内の診断情報から読み出された診断結果(修理方
法及び使用見込み交換部品)の情報に基づいて修理を行う。修理担当者は、修理が終了す
ると、受付番号、修理品の故障原因、提示された診断結果、診断結果の真偽、実際に行っ
た修理、使用交換部品、処置日時等の修理工程情報を入力し、登録ボタンを押す(ステッ
プS310)。端末装置3の情報送信部32は、入力された修理工程情報を修理情報管理
装置2へ送信する(ステップS320)。修理情報管理装置2の修理情報管理部22は、
端末装置3から受信した修理工程情報を記憶部20に書き込む(ステップS330)。さ
らに、情報管理部22は、端末装置3から受信した修理工程情報内の受付番号に対応して
記憶部20から機種コードを読み出し、読み出した機種コードと、端末装置3から受信し
た修理工程情報内の受付番号、診断結果、ならびに、診断結果の真偽及び使用交換部品を
示す実績の情報とを含む修理実績情報を修理交換部品指示装置1に送信する(ステップS
340)。修理交換部品指示装置1の情報更新部14は、修理情報管理装置2から受信し
た修理実績情報を、修理実績記憶部16に書き込む(ステップS350)。
出荷工程において出荷担当者が、受付番号を端末装置3に入力し、登録ボタンを押すと
、情報送信部32は、入力された受付番号を修理情報管理装置2へ送信する。修理情報管
理装置2の修理情報管理部22は、受付番号に対応して記憶部20から実際に行った修理
方法、使用交換部品の情報を読み出し、実施された修理方法に対応する技術レベルや使用
交換部品の種類や数等を基に修理料金を算出して記憶部20内に書き込む。
なお、上記ステップS240において、修理交換部品指示装置1の出力部13は、高頻
度交換部品記憶部17に登録している高頻度交換部品情報から、修理情報管理装置2より
受信した故障内容に対応した部品リストを読み出して修理情報管理装置2へ返送している
が、抽出部12が、修理情報管理装置2から受信した故障内容の情報を注目する故障内容
として、図9のステップS120〜ステップS140の処理を都度行い、生成された部品
リストを修理情報管理装置2へ返送することでもよい。
また、上記ステップステップS340において、修理交換部品指示装置1は、修理情報
管理装置2から修理実績情報を受信しているが、端末装置3に入力された修理実績情報を
直接受信することでもよい。
次に本発明の第2の実施形態を説明する。ここでは、上述した第1の実施形態との差分
のみを記載する。第1の実施形態においては、修理品の故障内容に対応して、修理に用い
られる可能性の高い交換部品を抽出しているが、第2の実施形態においては、修理品の機
種に対応して修理に用いられる可能性の高い交換部品を抽出する。
そのため、第2の実施形態においては、修理交換部品指示装置1の高頻度交換部品記憶
部17は、機種コードと、当該機種の修理品に対して交換頻度が高い部品のリストとを示
す高頻度交換部品情報を記憶する。
図11は、第2の実施形態による修理交換部品指示装置1の高頻度交換部品記憶部17
が記憶する高頻度交換部品情報のデータ構成例を示す図である。同図において、高頻度交
換部品情報には、機種コードが「K001」の場合の部品リストとして、交換頻度が高い
順に「交換部品B105、B101、…」であることが登録されている。
図12は、第2の実施形態による修理交換部品指示装置1における高頻度交換部品情報
生成処理の処理手順を示す。
修理交換部品指示装置1の抽出部12は、診断情報記憶部15内の診断情報を参照して
、例えば、最も番号が若い機種コードなど、最初に注目する機種コードを特定する(ステ
ップS410)。抽出部12は、この特定した現在注目している機種コードをキーにして
、診断情報記憶部15の診断情報から、使用見込み交換部品の情報を読み出す(ステップ
S420)。さらに、抽出部12は、現在注目している機種コードをキーにして、修理実
績記憶部16内の修理実績情報から、使用交換部品の情報を全て読み出す(ステップS4
30)。
抽出部12は、ステップS420において読み出した使用見込み交換部品のそれぞれに
ついて、ステップS430において読み出した使用交換部品の中に出現する数をカウント
し、使用回数や使用確率などの使用頻度を得る。そして、抽出部12は、ステップS42
0において読み出した使用見込み交換部品の中から使用頻度が所定以上のものを抽出する
(ステップS440)。
抽出部12は、ステップS440において抽出された使用見込み交換部品を、使用頻度
が高い順に並べて部品リストを生成する。抽出部12は、現在注目している機種コードが
高頻度交換部品記憶部17内の高頻度交換部品情報にまだ登録されていなければ、現在注
目している機種コードと、生成した部品リストとを対応付けた情報を高頻度交換部品情報
に追加登録する。また、現在注目している機種コードがすでに登録されている場合には、
登録済みの部品リストを生成した部品リストにより書き換える(ステップS450)。
抽出部12は、まだ注目していない機種コードがあるか否かを判断する(ステップS4
60)。まだ注目していない機種コードがある場合には(ステップS460:YES)、
次に機種コードが若いものなど、次に注目すべき機種コードを特定し(ステップS470
)、ステップS420からの処理を繰り返す。そして、次に注目すべき機種コードがなく
なった場合には(ステップS460:NO)、処理を終了する。
次に第2の実施形態による修理サービス実施時の修理交換部品指示装置システムの処理
手順を、図10に示す第1の処理手順との差分により示す。
受付工程において、修理情報管理装置2の修理情報管理部22が、端末装置3から受信
した受付工程情報と、割り当てた受付番号とを対応させて記憶部20に書き込むステップ
S210〜S230までの処理は図10に示す第1の実施の形態と同様である。
ステップS240において、修理情報管理装置2は、端末装置3から受信した受付工程
情報内の機種コードの情報を修理交換部品指示装置1へ送信する。修理交換部品指示装置
1の出力部13は、ステップS250及びS260を実行する代わりに、高頻度交換部品
記憶部17の高頻度交換部品情報を参照し、受信した機種コードの情報に対応した部品リ
ストを読み出して修理情報管理装置2へ返送する。修理情報管理装置2が、部品リスト等
の情報を含む修理現品票を印刷するようネットワーク4を介して接続されるプリンタ(図
示せず)へ指示するステップS270の処理、それ以降の修理工程及び出荷工程における
処理は、図10に示す第1の実施の形態と同様である。
なお、修理交換部品指示装置1の抽出部12は、修理情報管理装置2から機種コードの
情報を受信したときに、その機種コードを注目する機種コードとして、図12のステップ
S420〜ステップS440の処理を都度行い、生成された部品リストを修理情報管理装
置2へ返送することでもよい。
上記実施の形態によれば、修理サービスの受付を行った時に、修理品の故障現象または
機種コードから交換が必要となる可能性の高い部品を担当者に提示し、修理工程に入る前
に予め交換部品を確保しておくことができ、スムーズに修理を行うことができる。これに
より、修理サービスにかかる時間を短縮し、顧客へより早い修理サービスを提供すること
ができる。
本発明の第1の実施形態による修理交換部品指示システムの構成図。 同実施形態による修理交換部品指示装置の機能ブロック図。 同実施形態による修理情報管理装置の機能ブロック図。 同実施形態による端末装置の機能ブロック図。 同実施形態による修理交換部品指示装置のハードウェア構成を示す図。 同実施形態による診断情報のデータ構成例を示す図。 同実施形態による修理実績情報のデータ構成例を示す図。 同実施形態による高頻度交換部品情報のデータ構成例を示す図。 同実施形態による修理交換部品指示装置の処理フローを示す図。 同実施形態による修理交換部品指示システムの動作手順を示す図。 第2の実施形態による高頻度交換部品情報のデータ構成を示す図。 同実施形態による修理交換部品指示装置の処理フローを示す図。
符号の説明
1…修理交換部品指示装置、 2…修理情報管理装置、 3…端末装置、 4…ネットワ
ーク、 10、20…記憶部、 11、21、31…通信部、 12…抽出部、 13…
出力部、 14…情報更新部、 15…診断情報記憶部、 16…修理実績記憶部 17
…高頻度交換部品記憶部、 22…修理情報管理部、 23…出力指示部、 32…情報
送信部、 33…表示制御部

Claims (11)

  1. 端末装置と、修理交換部品指示装置とを有する修理交換部品指示システムであって、
    前記修理交換部品指示装置は、
    故障内容、修理方法、及び、修理に使用される可能性のある交換部品を対応付けた情報
    を記憶する診断情報記憶部と、
    修理方法、及び、実際に修理に使用された交換部品を対応付けた情報を記憶する修理実
    績記憶部と、
    故障内容に対応して前記診断情報記憶部から修理方法及び修理に使用される可能性のあ
    る交換部品の情報を読み出し、さらに、読み出した修理方法に対応して前記修理実績記憶
    部から実際に修理に使用された交換部品の情報を読み出して、前記故障内容に対応して読
    み出した修理に使用される可能性のある各交換部品について実際に修理に使用された頻度
    を求め、求めた頻度が所定以上である交換部品を抽出する抽出部と、
    前記端末装置に入力された故障内容の情報を受信し、前記抽出部により当該故障内容に
    対応して実際に修理に使用された頻度が所定以上であるとして抽出された交換部品の情報
    を出力する出力部とを備え、
    前記端末装置は、
    入力を受けた修理品の故障内容の情報を送信する情報送信部を備える、
    ことを特徴とする修理交換部品指示システム。
  2. 端末装置と、修理交換部品指示装置とを有する修理交換部品指示システムであって、
    前記修理交換部品指示装置は、
    修理品の機種識別、及び、修理に使用される可能性のある交換部品を対応付けた情報を
    記憶する診断情報記憶部と、
    機種識別、及び、実際に修理に使用された交換部品を対応付けた情報を記憶する修理実
    績記憶部と、
    機種識別に対応して前記診断情報記憶部から修理に使用される可能性のある交換部品の
    情報を読み出し、さらに、当該機種識別に対応して前記修理実績記憶部から実際に修理に
    使用された交換部品の情報を読み出して、前記機種識別に対応して読み出した修理に使用
    される可能性のある各交換部品について実際に修理に使用された頻度を求め、求めた頻度
    が所定以上である交換部品を抽出する抽出部と、
    前記端末装置に入力された機種識別の情報を受信し、前記抽出部により当該機種識別に
    対応して実際に修理に使用された頻度が所定以上であるとして抽出された交換部品の情報
    を出力する出力部とを備え、
    前記端末装置は、
    入力を受けた修理品の機種識別の情報を送信する情報送信部を備える、
    ことを特徴とする修理交換部品指示システム。
  3. 故障内容、修理方法、及び、修理に使用される可能性のある交換部品を対応付けた情報
    を記憶する診断情報記憶部と、
    修理方法、及び、実際に修理に使用された交換部品を対応付けた情報を記憶する修理実
    績記憶部と、
    故障内容に対応して前記診断情報記憶部から修理方法及び修理に使用される可能性のあ
    る交換部品の情報を読み出し、さらに、読み出した修理方法に対応して前記修理実績記憶
    部から実際に修理に使用された交換部品の情報を読み出して、前記故障内容に対応して読
    み出した修理に使用される可能性のある各交換部品について実際に修理に使用された頻度
    を求め、求めた頻度が所定以上である交換部品を抽出する抽出部と、
    を備えることを特徴とする修理交換部品指示装置。
  4. 故障内容の情報を受信し、前記抽出部により当該故障内容に対応して実際に修理に使用
    された頻度が所定以上であるとして抽出された交換部品の情報を出力する出力部をさらに
    備える、
    ことを特徴とする請求項3に記載の修理交換部品指示装置。
  5. 修理品の機種識別、及び、修理に使用される可能性のある交換部品を対応付けた情報を
    記憶する診断情報記憶部と、
    機種識別、及び、実際に修理に使用された交換部品を対応付けた情報を記憶する修理実
    績記憶部と、
    機種識別に対応して前記診断情報記憶部から修理に使用される可能性のある交換部品の
    情報を読み出し、さらに、当該機種識別に対応して前記修理実績記憶部から実際に修理に
    使用された交換部品の情報を読み出して、前記機種識別に対応して読み出した修理に使用
    される可能性のある各交換部品について実際に修理に使用された頻度を求め、求めた頻度
    が所定以上である交換部品を抽出する抽出部と、
    を備えることを特徴とする修理交換部品指示装置。
  6. 機種識別の情報を受信し、前記抽出部により当該機種識別に対応して実際に修理に使用
    された頻度が所定以上であるとして抽出された交換部品の情報を出力する出力部をさらに
    備える、
    ことを特徴とする請求項5に記載の修理交換部品指示装置。
  7. 端末装置と、修理交換部品指示装置とを有する修理交換部品指示システムに用いられる
    修理交換部品指示方法であって、
    前記修理交換部品指示装置は、
    故障内容、修理方法、及び、修理に使用される可能性のある交換部品を対応付けた情報
    を記憶する診断情報記憶部と、
    修理方法、及び、実際に修理に使用された交換部品を対応付けた情報を記憶する修理実
    績記憶部とを備えており、
    前記修理交換部品指示装置が、
    故障内容に対応して前記診断情報記憶部から修理方法及び修理に使用される可能性のあ
    る交換部品の情報を読み出し、さらに、読み出した修理方法に対応して前記修理実績記憶
    部から実際に修理に使用された交換部品の情報を読み出して、前記故障内容に対応して読
    み出した修理に使用される可能性のある各交換部品について実際に修理に使用された頻度
    を求め、求めた頻度が所定以上である交換部品を抽出する抽出ステップと、
    前記端末装置が、
    入力を受けた修理品の故障内容の情報を送信する情報送信ステップと、
    前記修理交換部品指示装置が、
    前記端末装置に入力された故障内容の情報を受信し、前記抽出ステップにより当該故障
    内容に対応して実際に修理に使用された頻度が所定以上であるとして抽出された交換部品
    の情報を出力する出力ステップと、
    を有することを特徴とする修理交換部品指示方法。
  8. 端末装置と、修理交換部品指示装置とを有する修理交換部品指示システムに用いられる
    修理交換部品指示方法であって、
    前記修理交換部品指示装置は、
    修理品の機種識別、及び、修理に使用される可能性のある交換部品を対応付けた情報を
    記憶する診断情報記憶部と、
    機種識別、及び、実際に修理に使用された交換部品を対応付けた情報を記憶する修理実
    績記憶部とを備えており、
    前記修理交換部品指示装置が、
    機種識別に対応して前記診断情報記憶部から修理に使用される可能性のある交換部品の
    情報を読み出し、さらに、当該機種識別に対応して前記修理実績記憶部から実際に修理に
    使用された交換部品の情報を読み出して、前記機種識別に対応して読み出した修理に使用
    される可能性のある各交換部品について実際に修理に使用された頻度を求め、求めた頻度
    が所定以上である交換部品を抽出する抽出ステップと、
    前記端末装置が、
    入力を受けた修理品の機種識別の情報を送信する情報送信ステップと、
    前記修理交換部品指示装置が、
    前記端末装置に入力された機種識別の情報を受信し、前記抽出ステップにおいて当該機
    種識別に対応して実際に修理に使用された頻度が所定以上であるとして抽出された交換部
    品の情報を出力する出力ステップと、
    を有することを特徴とする修理交換部品指示方法。
  9. 修理交換部品指示装置として用いられるコンピュータを、
    故障内容、修理方法、及び、修理に使用される可能性のある交換部品を対応付けた情報
    を記憶する診断情報記憶手段、
    修理方法、及び、実際に修理に使用された交換部品を対応付けた情報を記憶する修理実
    績記憶手段、
    故障内容に対応して前記診断情報記憶手段から修理方法及び修理に使用される可能性の
    ある交換部品の情報を読み出し、さらに、読み出した修理方法に対応して前記修理実績記
    憶手段から実際に修理に使用された交換部品の情報を読み出して、前記故障内容に対応し
    て読み出した修理に使用される可能性のある各交換部品について実際に修理に使用された
    頻度を求め、求めた頻度が所定以上である交換部品を抽出する抽出手段、
    として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  10. 修理交換部品指示装置として用いられるコンピュータを、
    修理品の機種識別、及び、修理に使用される可能性のある交換部品を対応付けた情報を
    記憶する診断情報記憶手段、
    機種識別、及び、実際に修理に使用された交換部品を対応付けた情報を記憶する修理実
    績記憶手段、
    機種識別に対応して前記診断情報記憶手段から修理に使用される可能性のある交換部品
    の情報を読み出し、さらに、当該機種識別に対応して前記修理実績記憶手段から実際に修
    理に使用された交換部品の情報を読み出して、前記機種識別に対応して読み出した修理に
    使用される可能性のある各交換部品について実際に修理に使用された頻度を求め、求めた
    頻度が所定以上である交換部品を抽出する抽出手段、
    として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  11. 請求項9または請求項10に記載のコンピュータプログラムを記憶したコンピュータ読
    み取り可能な記録媒体。

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010231376A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Osaka Gas Co Ltd 機器品質管理方法、機器品質管理システム
JP2011076313A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Kubota Corp 作業機の故障診断用データベースの自動更新システム
JP2012190302A (ja) * 2011-03-11 2012-10-04 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 部品情報管理システム及び部品情報管理方法
WO2016003035A1 (ko) * 2014-07-03 2016-01-07 이문재 생산공정 자동 카운팅 시스템
JP2020009068A (ja) * 2018-07-05 2020-01-16 ダイキン工業株式会社 部品提示システム

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