JP2007303519A - 変速機 - Google Patents

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Abstract

【課題】特定の速度段にあるときの動力伝達系の潤滑油量を低減してロス馬力の低減を図ることができるとともに、特定の速度段にあるときの変速時における動力伝達系の潤滑油量を確保することのできる変速機を提供する。
【解決手段】複数の速度段を持つ動力伝達系を有し、前記複数の速度段のうち特定の速度段では前記動力伝達系に供給される潤滑油の油量を低減する潤滑油量低減機構70を備える変速機において、予め定められた変速マップに基づいて前記特定の速度段に関する変速点車速を求めるとともに、現在の速度段が前記特定の速度段にあり、かつ前記変速点車速と実車速との差が予め定められた第1所定値を超えたときに、前記潤滑油量低減機構70を作動させるコントローラ41を備えるものとする。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばダンプトラック等の作業車両に搭載されて好適な変速機に関するものである。
この種の従来の変速機として、複数の速度段(例えば、前進1速〜前進7速、後進1速および後進2速)を持つ動力伝達系を有し、この動力伝達系に供給される潤滑油の油量を低減する潤滑油量低減機構を備えるものがある。この変速機においては、現在の速度段が前記複数の速度段のうちの特定の速度段(例えば、比較的負荷の小さい前進6速または前進7速)にあるときに、前記潤滑油量低減機構を作動させて潤滑油量を低減することにより、ロス馬力の低減を図るようにされている。
しかしながら、前記従来の変速機では、現在の速度段が前記特定の速度段にあるときの変速動作が、前記潤滑油量低減機構によって潤滑油量が低減された状態で行われてしまうために、変速時における動力伝達系の潤滑油量が不足して、動力伝達系の耐久性の低下を招く恐れがあるという問題点がある。
本発明は、このような問題点を解消するためになされたもので、特定の速度段にあるときの動力伝達系の潤滑油量を低減してロス馬力の低減を図ることができるとともに、特定の速度段にあるときの変速時における動力伝達系の潤滑油量を確保することのできる変速機を提供することを目的とするものである。
前記目的を達成するために、本発明による変速機は、
複数の速度段を持つ動力伝達系を有し、前記複数の速度段のうち特定の速度段では前記動力伝達系に供給される潤滑油の油量を低減する潤滑油量低減機構を備える変速機であって、
予め定められた変速マップに基づいて前記特定の速度段に関する変速点車速を求めるとともに、現在の速度段が前記特定の速度段にあり、かつ前記変速点車速と実車速との差が予め定められた第1所定値を超えたときに、前記潤滑油量低減機構を作動させる制御装置を備えることを特徴とするものである(第1発明)。
本発明において、前記制御装置は、前記潤滑油量低減機構が作動状態にあり、かつ前記変速点車速と実車速との差が前記第1所定値よりも小さな第2所定値未満となったときに、前記潤滑油量低減機構の作動を解除するのが好ましい(第2発明)。
本発明において、前記制御装置は、前記特定の速度段に切り換えられてから予め定められた所定時間が経過したときに、前記潤滑油量低減機構の作動を解除するのが好ましい(第3発明)。
本発明においては、現在の速度段が特定の速度段にあり、かつ変速点車速と実車速との差が予め定められた第1所定値を超えたときに、潤滑油量低減機構が作動されて動力伝達系に供給される潤滑油の油量が低減される。一方、変速点車速と実車速との差が零となって変速動作が行われる際には、潤滑油量低減機構の作動が解除されているため、変速時における動力伝達系の潤滑油量が確保される。本発明によれば、特定の速度段にあるときの動力伝達系の潤滑油量を低減してロス馬力の低減を図ることができるとともに、特定の速度段にあるときの変速時における動力伝達系の潤滑油量を確保することができる。
また、第2発明によれば、潤滑油量低減機構の作動を解除する判断基準値として定められる第2所定値が、潤滑油量低減機構を作動させる判断基準値として定められる第1所定値よりも小さくされて両者の間に差が設けられるので、潤滑油量低減機構の作動と作動解除とを繰り返す所謂ハンチングが防止されるという効果を奏する。
さらに、第3発明によれば、特定の速度段に切り換えられてから予め定められた所定時間が経過したときに、潤滑油量低減機構の作動が解除されるので、特定の速度段が連続使用となった場合に、動力伝達系が潤滑油量不足に陥るのを確実に防止することができる。
次に、本発明による変速機の具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下に述べる実施の形態は作業車両としてダンプトラックに搭載される変速機に本発明が適用された例であるが、これに限定されるものでなく、ホイールローダやブルドーザ等の作業車両に搭載される変速機にも本発明を適用することができる。
図1には、本発明の一実施形態に係る変速機の概略システム構成図が示されている。
図1に示される変速機1は、遊星歯車形式の自動変速機であって、エンジン2の出力軸に接続される入力軸3と、差動装置4および終減速装置5を介して駆動輪6に接続される出力軸7とを備えている。前記入力軸3と出力軸7との間の動力伝達系には、入力軸3側から順に、トルクコンバータ8、副変速機9および主変速機10がそれぞれ設けられている。こうして、エンジン2からの動力が、入力軸3、トルクコンバータ8、副変速機9、主変速機10、出力軸7、差動装置4および終減速装置5を介して駆動輪6に伝達される。なお、前記トルクコンバータ8には、当該トルクコンバータ8のポンプとタービンを接続または切断する油圧作動式のロックアップクラッチ11が付設されている。
前記副変速機9は、第1歯車列21および第2歯車列22と、各歯車列21,22に対応するNo.1クラッチ(Hi)31およびNo.2クラッチ(Low)32とを備えて構成されている。一方、前記主変速機10は、第3歯車列23、第4歯車列24、第5歯車列25、第6歯車列26および第7歯車列27と、各歯車列23〜27に対応するNo.3クラッチ(1st)33、No.4クラッチ(2nd)34、No.5クラッチ(3rd)35、No.6クラッチ(4th)36およびNo.7クラッチ(Rev)37とを備えて構成されている。ここで、前記No.1クラッチ31〜No.7クラッチ37はいずれも油圧作動式摩擦クラッチであって、これらNo.1クラッチ31〜No.7クラッチ37のうち作動圧油が作用して係合状態となったクラッチに対応する歯車列が動力伝達要素として機能するようになっている。そして、前記No.1クラッチ31〜No.7クラッチ37を表1に示される組み合わせによって選択的に作動させる(作動状態を丸印で示す)ことにより、前進1速〜前進7速、後進1速および後進2速のそれぞれの速度段を得ることができる。なお、前進6速または前進7速が本発明における「特定の速度段」に相当する。
Figure 2007303519
前記ロックアップクラッチ11および前記No.1クラッチ31〜No.7クラッチ37には、それぞれ電子コントロールモジュレーションバルブ(以下、「ECMV」という。)40が接続されている。各ECMV40は、それ自体公知のものであって、図示による詳細説明は省略するが、各クラッチ31〜37に油圧接続される圧力制御弁と、この圧力制御弁を作動させるパイロット圧の大きさを調整する電磁比例弁とを備え、コントローラ41からの指令電流によって電磁比例弁を制御することで、各クラッチ31〜37に対する作動圧油の漸増流入制御を行うことができるように構成されている。
前記コントローラ41は、中央演算処理装置(CPU)や、所定プログラムおよび各種データを記憶するメモリ、その他の周辺回路等よりなるマイクロコンピュータを主体に構成されている。このコントローラ41には、(1)エンジン回転情報として入力軸3の回転速度を検出する入力軸回転速度検出器42からの入力軸回転速度信号、(2)車速情報として出力軸7の回転速度を検出する出力軸回転速度検出器43からの出力軸回転速度信号、(3)図示されないアクセルペダルに付設されてアクセル開度を検出するアクセル開度検出器44からのアクセル開度信号、(4)図示されないブレーキペダルに付設されてその操作状態(ブレーキON/OFF)を検出するブレーキ操作検出器45からのブレーキ操作信号、および(5)潤滑油の温度を検出する潤滑油温検出器46からの潤滑油温信号が、それぞれ入力される。なお、本実施形態では、車速情報として出力軸回転速度信号を採用したが、ロックアップクラッチ11が係合状態にあるときには入力軸3の回転速度(=エンジン2の回転速度)と車速とが線形関係にあるため、車速情報として入力軸回転速度信号を採用することも可能である。
前記コントローラ41のメモリには、後述するフローチャート(図3参照)に基づいて作成された所定プログラムや、例えば図2(a)(b)に示される変速マップが記憶されている。この図2(a)(b)に示される変速マップは、ブレーキ操作信号がOFF時における変速マップであって、アクセル開度(%)と変速を行う出力軸回転速度(変速点車速)とをパラメータとして各変速ラインL1,L2,L3,L4が設定されてなるものである。ここで、図2(a)において、変速ラインL1は前進6速から前進7速へのシフトアップ用変速ラインであり、変速ラインL2は前進7速から前進6速へのシフトダウン用変速ラインであり、シフトアップ用変速ラインL1とシフトダウン用変速ラインL2とは、前進6速−7速間での変速を繰り返す変速ハンチングを防止するために、変速点車速が互いにオフセットされている。また、図2(b)において、変速ラインL3は前進5速から前進6速へのシフトアップ用変速ラインであり、変速ラインL4は前進6速から前進5速へのシフトダウン用変速ラインであり、シフトアップ用変速ラインL3とシフトダウン用変速ラインL4とは、やはり前進5速−6速間での変速を繰り返す変速ハンチングを防止するために、変速点車速が互いにオフセットされている。なお、図示による説明は省略するが、その他の速度段切換えパターンについても図2(a)(b)に示される変速マップと同主旨の変速マップが設定されてコントローラ41のメモリに記憶されている。
前記コントローラ41においては、アクセル開度信号やブレーキ操作信号、必要な変速マップに基づいて変速点車速(シフトアップ点車速、シフトダウン点車速)を演算するとともに、前記各クラッチ31〜37に対する作動圧油を制御する出力信号を演算するようになっている。
今、例えば、現在の速度段が前進6速にあり、ブレーキ操作信号がOFFである場合のシフトアップ(前進6速→前進7速)を例にコントローラ41の処理内容を説明すると、アクセル開度検出器44からのアクセル開度信号を基に図2(a)に示される変速マップを参照してシフトアップ点車速を演算し、アクセル開度が例えばα2%〜α3%である場合、図2(a)の変速マップからシフトアップ点車速としてVsuを算出する。次いで、出力軸回転速度検出器43からの出力軸回転速度信号を基にして実車速が前記シフトアップ点車速Vsuに到達したと判断すると、No.1クラッチ31を漸次に接続すると同時にNo.2クラッチ32を切断するようにそれらクラッチ31,32に対する作動圧油を制御する出力信号を演算して、その演算結果に基づく指令電流をそれらクラッチ31,32に対応するECMV40に出力する。
また、例えば、現在の速度段が前進6速にあり、ブレーキ操作信号がOFFである場合のシフトダウン(前進6速→前進5速)を例にコントローラ41の処理内容を説明すると、アクセル開度検出器44からのアクセル開度信号を基に図2(b)に示される変速マップを参照してシフトダウン点車速を演算し、アクセル開度が例えばα1%〜α4%である場合、図2(b)の変速マップからシフトダウン点車速としてVsdを算出する。次いで、出力軸回転速度検出器43からの出力軸回転速度信号を基にして実車速が前記シフトダウン点車速Vsdに到達したと判断すると、No.1クラッチ31を漸次に接続すると同時にNo.2クラッチ32を切断し、またNo.5クラッチ35を漸次に接続すると同時にNo.6クラッチ36を切断するようにそれらクラッチ31,32,35,36に対する作動圧油を制御する出力信号を演算して、その演算結果に基づく指令電流をそれらクラッチ31,32,35,36に対応するECMV40に出力する。
なお、前記コントローラ41においては、タイマーが内蔵されており、前記各速度段が選択されてからの経過時間や、変速完了後の経過時間などを計時することができるようになっている。
次に、本実施形態の変速機1の油圧系統について主に図1を用いて以下に説明する。
前記エンジン2により駆動される第1の油圧ポンプ50からの圧油はフィルタ51を介して変速機1に装備されるメインバルブ52に供給され、このメインバルブ52に供給された圧油はその一部がトルクコンバータ8に供給されるとともに、その残部が前記各ECMV40の油圧源として各ECMV40に供給されるようになっている。一方、前記エンジン2により駆動される第2の油圧ポンプ53からの圧油はフィルタ54を介してリターダブレーキ(油冷湿式多板ブレーキ)55に供給され、このリターダブレーキ55を通過した圧油はオイルクーラ56に導入されるようになっている。
本実施形態の変速機1においては、入力軸3と出力軸7との間の動力伝達系に潤滑油を流通させるための潤滑油回路60が設けられ、この潤滑油回路60に潤滑油が供給されることにより、前記歯車列21〜27やクラッチ31〜37の潤滑・冷却が行われるようになっている。また、この潤滑油回路60と前記オイルクーラ56との間には潤滑油量切換弁61が介設されており、オイルクーラ56にて冷却された後の圧油はその一部がこの潤滑油量切換弁61を介して潤滑油回路60に供給され、その残部がリリーフ弁62を介して変速機1のオイルパン63にドレンされるようになっている。
前記潤滑油量切換弁61は、パイロット圧油管路64を介して、前記メインバルブ52から前記各ECMV40に圧油を導く管路65と接続されている。さらに、この潤滑油量切換弁61は、前記パイロット圧油管路64から分岐する分岐パイロット圧油管路66を介して潤滑油量可変弁67と接続されている。この潤滑油量可変弁67は、コントローラ41からの切換ON/OFF信号が操作部67aに入力されることによって切り換えられるようになっている。
前記潤滑油量可変弁67において、コントローラ41から操作部67aに向けて出力される信号が切換OFF信号である場合には、図1中A位置とされる。このとき、パイロット圧油管路64に流通されるパイロット圧油はオイルパン63にドレンされる。このため、潤滑油量切換弁61は図1中A位置とされ、オイルクーラ56から当該潤滑油量切換弁61に供給される圧油の全量が潤滑油回路60に供給される。ここで、潤滑油量切換弁61から潤滑油回路60に供給される圧油(潤滑油)は、低速側速度段(前進1速〜前進5速)が選択された際において歯車列やクラッチの潤滑・冷却が十分に行える程度の所定流量(本例では280L/min:以下、この所定流量を「第1の所定流量」と称する。)に設定される。
また、前記潤滑油量可変弁67において、コントローラ41から操作部67aに向けて出力される信号が切換ON信号である場合には、図1中B位置とされる。このとき、パイロット圧油管路64に流通されるパイロット圧油は潤滑油量切換弁61の弁作動閾値を超えるように作用する。このため、潤滑油量切換弁61は図1中B位置とされ、オイルクーラ56から当該潤滑油量切換弁61に供給される圧油は一部が絞り管路を介してオイルパン63にドレンされ、その残部が潤滑油回路60に供給される。ここで、潤滑油量切換弁61から潤滑油回路60に供給される圧油(潤滑油)は、高速側速度段(前進6速、前進7速)が選択された際において歯車列やクラッチの潤滑・冷却が十分に行える程度で、前記第1の所定流量より少ない所定流量(本例では240L/min:以下、この所定流量を「第2の所定流量」と称する。)に設定される。
こうして、前記潤滑油量切換弁61と前記潤滑油量可変弁67とにより、動力伝達系に供給される潤滑油の油量を低減する潤滑油量低減機構70が構成されている。
なお、前記コントローラ41が本発明における「制御装置」に相当し、後述する図3のフローチャートに基づき作成された所定プログラムがCPUで実行されることにより、その機能が実現される。また、本発明における「潤滑油量低減機構を作動させる」とは、「コントローラ41から潤滑油量可変弁67の操作部67aに向けて切換ON信号を出力する」ということであり、本発明における「潤滑油量低減機構の作動を解除する」とは、「コントローラ41から潤滑油量可変弁67の操作部67aに向けて切換OFF信号を出力する」ということである。
以上に述べたように構成される変速機1の潤滑油量切換動作について、図3のフローチャートを主に用い、図1、図2および図4を適宜参照しつつ以下に説明する。なお、図3中記号「S」はステップを表わす。また、後述するステップS7により潤滑油量可変弁67が切換OFFとされる状態を「切換OFF−1状態」と称し、後述するステップS9により潤滑油量可変弁67が切換OFFとされる状態を「切換OFF−2状態」と称することとする。また、以下の説明において、アクセル開度はα2%〜α3%の範囲(図2参照)にあるものとする。
まず、現在、潤滑油量可変弁67が切換OFF−1状態または切換ON状態にあるか否かを判断する(S1)。潤滑油量可変弁67が切換OFF−1状態または切換ON状態にある場合には、現在の速度段が前進6速または前進7速であるか否かを判断する(S2)。現在の速度段が前進6速または前進7速である場合には、前進6速または前進7速となってからの経過時間が設定値G〔sec〕未満であるか否かを判断する(S3)。前進6速または前進7速が選択されてからの経過時間が設定値G〔sec〕未満である場合には、潤滑油の油温が設定値E〔℃〕以上であるか否かを判断する(S4)。潤滑油の油温が設定値E〔℃〕以上である場合には、現在変速中ではなく、言い換えれば現在ECMV40に対して指令電流を出力していない状態で、かつ変速完了後、設定値F〔sec〕以上経過しているか否かを判断する(S5)。
前記ステップS1において潤滑油量可変弁67が切換OFF−1状態または切換ON状態でないと判断した場合、つまり潤滑油量可変弁67が切換OFF−2状態であると判断した場合には、潤滑油量可変弁67が切換OFF−2状態となってからの経過時間が設定値H〔sec〕未満であるか否かを判断する(S6)。潤滑油量可変弁67が切換OFF−2状態となってからの経過時間が設定値H〔sec〕未満である場合には、その切換OFF−2状態を維持する(S9)。一方、潤滑油量可変弁67が切換OFF−2状態となってからの経過時間が設定値H〔sec〕以上となった場合には、潤滑油量可変弁67を切換OFF−1状態に更新する(S7)。
前記ステップS2において現在の速度段が前進1速〜前進5速、後進1速および後進2速のいずれかである判断した場合、前記ステップS4において潤滑油の油温が設定値E〔℃〕未満であると判断した場合、前記ステップS5において現在変速中もしくは変速完了後の経過時間が設定値F〔sec〕未満であると判断した場合、のいずれかの場合には、潤滑油量可変弁67を切換OFF−1状態とする(S7)。これにより、潤滑油量可変弁67が図1中A位置とされてパイロット圧油管路64に流通されるパイロット圧油がオイルパン63にドレンされるため、潤滑油量切換弁61は図1中A位置とされ、オイルクーラ56から当該潤滑油量切換弁61に供給される潤滑油の全量が潤滑油回路60に供給される。
こうして、比較的負荷の大きい前進1速〜前進5速のいずれかが選択されている場合には、潤滑油量切換弁61から潤滑油回路60に供給される潤滑油の流量が第1の所定流量(280L/min)とされるので、歯車列やクラッチの潤滑・冷却を十分に行うことができる。また、変速時と変速完了直後においても、潤滑油量切換弁61から潤滑油回路60に供給される潤滑油の流量が第1の所定流量(280L/min)とされるので、変速時におけるクラッチの潤滑油量を確実に確保することができる。
前記ステップS3において前進6速または前進7速となってからの経過時間が設定値G〔sec〕以上である判断した場合には、タイマーをゼロクリアして後に、潤滑油量可変弁67を切換OFF−2状態とする(S8〜S9)。こうして、前進6速または前進7速が連続使用となったときに、潤滑油量を第1の所定流量(280L/min)として潤滑状態の改善を図ることができる。
前記ステップS5において、現在変速中ではなく、かつ変速完了後、設定値F〔sec〕以上経過していると判断した場合には、図2(a)(b)の変速マップに基づいて求められた前進6速または前進7速に関する変速点車速(シフトアップ点車速、シフトダウン点車速)と、出力軸回転速度検出器43からの出力軸回転速度信号に基づく実車速Vrとから、以下の式(1)を満足するか否かを判断する(S10)。
Vsd+C≦Vr≦Vsu−D ・・・(1)
この式(1)において
Vsu:シフトアップ点車速
Vsd:シフトダウン点車速
C,D:設定値(本発明における「第2所定値」に相当し、本例ではエンジン回転速度換算(T/M入力軸回転速度換算)で30rpmである。)
すなわち、このステップS10では、変速点車速Vsd,Vsuと実車速Vrとの差の大きさが設定値C,D(第2所定値)以上であるか否かを、つまり実車速Vrが図4に示される車速領域M(V1〜V4)の範囲にあるか否かを判断する。
なお、現在の速度段が前進6速である場合には、ステップS10の判断に際して前記式(1)が用いられるが、現在の速度段が前進7速である場合には、シフトアップを考慮する必要がないため、実質的には以下の式(1)′によりステップS10の判断が行われることになる。
Vsd′+C≦Vr ・・・(1)′
この式(1)′において
Vsd′:シフトダウン点車速(図2(a)参照)
前記ステップS10において、前記式(1)もしくは式(1)′を満足していないと判断した場合には、潤滑油量可変弁67を切換OFF−1状態とする(S7)。こうして、変速点車速Vsd,Vsuと実車速Vrとの差の大きさがエンジン回転速度換算(T/M入力軸回転速度換算)で30rpmを切ると、潤滑油量が第1の所定流量(280L/min)とされるので、変速時における動力伝達系の潤滑油量を確実に確保することができる。
前記ステップS10において、前記式(1)もしくは式(1)′を満足していると判断した場合には、図2(a)(b)の変速マップに基づいて求められた前進6速または前進7速に関する変速点車速(シフトアップ点車速、シフトダウン点車速)と、出力軸回転速度検出器43からの出力軸回転速度信号に基づく実車速Vrとから、以下の式(2)を満足するか否かを判断する(S11)。
Vsd+A≦Vr≦Vsu−B ・・・(2)
この式(2)において
Vsu:シフトアップ点車速
Vsd:シフトダウン点車速
A,B:設定値(本発明における「第1所定値」に相当し、本例ではエンジン回転速度換算(T/M入力軸回転速度換算)で80rpmである。)
すなわち、このステップS11では、変速点車速Vsd,Vsuと実車速Vrとの差の大きさが設定値A,B(第1所定値)以上であるか否かを、つまり実車速Vrが図4に示される車速領域N(V2〜V3)の範囲にあるか否かを判断する。
なお、現在の速度段が前進6速である場合には、ステップS11の判断に際して前記式(2)が用いられるが、現在の速度段が前進7速である場合には、シフトアップを考慮する必要がないため、実質的には以下の式(2)′によりステップS11の判断が行われることになる。
Vsd′+A≦Vr ・・・(2)′
この式(2)′において
Vsd′:シフトダウン点車速(図2(a)参照)
前記ステップS11において、前記式(2)もしくは式(2)′を満足していると判断した場合には、潤滑油量可変弁67を切換ON状態とする(S12)。これにより、潤滑油量可変弁67が図1中B位置とされてパイロット圧油管路64に流通されるパイロット圧油が潤滑油量切換弁61の弁作動閾値を超えるように作用するため、潤滑油量切換弁61は図1中B位置とされ、オイルクーラ56から当該潤滑油量切換弁61に供給される圧油は一部が絞り管路を介してオイルパン63にドレンされ、その残部が潤滑油回路60に供給される。こうして、第1の所定流量(280L/min)より少ない第2の所定流量(240L/min)に切り換えられるので、動力伝達系における撹拌抵抗が小さくなり、ロス馬力を低減することができる。
前記ステップS11において、前記式(2)もしくは式(2)′を満足していないと判断した場合、つまり実車速Vrが図4に示される車速領域Q,Q′の範囲にあると判断した場合には、現在、潤滑油量可変弁67が切換ON状態であるか否かを判断する(S13)。現在、潤滑油量可変弁67が切換ON状態にある場合には、その切換ON状態を維持する(S12)。一方、現在、潤滑油量可変弁67が切換ON状態にない場合、つまり潤滑油量可変弁67が切換OFF−1状態にある場合には、その切換OFF−1状態を維持する(S7)。
今、例えば、現在の速度段が前進6速で、車両が車速領域Nからシフトダウン点車速Vsdに向かって減速する場合(図4中記号a矢印参照)を考えると、実車速が車速領域Nの範囲にあるときには潤滑油量可変弁67は切換ON状態にあり(図3中S11→S12参照)、実車速が車速領域Q(V1〜V2)の範囲にあるときには潤滑油量可変弁67は切換ON状態にあり(図3中S11→S13→S12参照)、実車速が車速領域R(Vsd〜V1)の範囲にあるときには潤滑油量可変弁67は切換OFF−1状態にある(図3中S10→S7参照)。これとは逆に、車両がシフトダウン点車速Vsdから車速領域Nに向かって増速する場合(図4中記号b矢印参照)を考えると、実車速が車速領域Rの範囲にあるときには潤滑油量可変弁67は切換OFF−1状態にあり(図3中S10→S7参照)、実車速が車速領域Qの範囲にあるときには潤滑油量可変弁67は切換OFF−1状態にあり(図3中S11→S13→S7参照)、実車速が車速領域Nの範囲にあるときには潤滑油量可変弁67は切換ON状態にある(図3中S11→S12参照)。また、例えば、現在の速度段が前進6速で、車両が車速領域Nからシフトアップ点車速Vsuに向かって増速する場合(図4中記号c矢印参照)を考えると、実車速が車速領域Nの範囲にあるときには潤滑油量可変弁67は切換ON状態にあり(図3中S11→S12参照)、実車速が車速領域Q′(V3〜V4)の範囲にあるときには潤滑油量可変弁67は切換ON状態にあり(図3中S11→S13→S12参照)、実車速が車速領域R′(V4〜Vsu)の範囲にあるときには潤滑油量可変弁67は切換OFF−1状態にある(図3中S10→S7参照)。これとは逆に、車両がシフトアップ点車速Vsuから車速領域Nに向かって減速する場合(図4中記号d矢印参照)を考えると、実車速が車速領域R′の範囲にあるときには潤滑油量可変弁67は切換OFF−1状態にあり(図3中S10→S7参照)、実車速が車速領域Q′の範囲にあるときには潤滑油量可変弁67は切換OFF−1状態にあり(図3中S11→S13→S7参照)、実車速が車速領域Nの範囲にあるときには潤滑油量可変弁67は切換ON状態にある(図3中S11→S12参照)。
このように、前記車速領域Q(Q′)においては、車両の増速時と減速時とで潤滑油量可変弁67の切換ON/OFF状態を異ならせるようにされている。仮にこのような車速領域Q(Q′)が設けられなかった場合には、車速V1あるいは車速V2(車速V3あるいは車速V4)の近傍で走行しているときに、潤滑油量可変弁67のON/OFFが繰り返される所謂ハンチングが生じてしまうが、かかる車速領域Q(Q′)を設けることにより、このようなハンチングの発生を未然に防ぐことができる。
本実施形態によれば、現在の速度段が前進6速または前進7速にあり、かつ変速点車速Vsd,Vsuと実車速Vrとの差が予め定められた第1所定値(エンジン回転速度換算で80rpm)を超えたときに、つまり実車速Vrが車速領域Nの範囲内に入ったときに(図4参照)、潤滑油量低減機構70が作動されるので、前進6速または前進7速にあるときの動力伝達系の潤滑油量を低減してロス馬力の低減を図ることができる。また、変速点車速Vsd,Vsuと実車速Vrとの差が予め定められた第2所定値(エンジン回転速度換算で30rpm)未満となったときには、潤滑油量低減機構70の作動が解除されるので、前進6速または前進7速にあるときの変速時における動力伝達系の潤滑油量を確実に確保することができる。さらに、潤滑油量低減機構70を作動させる判断基準値としての第1所定値と、潤滑油量低減機構70の作動を解除する判断基準値としての第2所定値との間にエンジン回転速度換算で50rpmの差を持たせて車速領域Q,Q′が設けられ、この車速領域Q,Q′において車両の増速時と減速時とで潤滑油量可変弁67の切換ON/OFF状態を異ならせるようにされているので、潤滑油量可変弁67のハンチングを未然に防ぐことができ、潤滑油量低減機構70による潤滑油量低減動作を安定的に実施することができる。また、前進6速または前進7速に切り換えられてから予め定められた所定時間(設定値G〔sec〕)が経過したときに、潤滑油量低減機構70の作動が解除されるので(図3中S3→S8→S9参照)、前進6速または前進7速が連続使用となった場合に、動力伝達系が潤滑油量不足に陥るのを確実に防止することができる。
なお、本実施形態においては、前記潤滑油量切換弁61が図1中B位置に切り換えられたときに、オイルクーラ56から当該潤滑油量切換弁61に供給された潤滑油の一部が絞り管路を介してオイルパン63にドレンされることにより、この潤滑油量切換弁61を介して潤滑油回路60に供給される潤滑油が前記第2の所定流量にされる例を示したが、この潤滑油量切換弁61に代えて、図5に示される潤滑油量切換弁61Aを採用することも可能である。この潤滑油量切換弁61Aは、図5中B位置に切り換えられたときに、オイルクーラ56から当該潤滑油量切換弁61Aに供給された潤滑油の流量を前記第2の所定流量に調整する絞り68を備える点が前記潤滑油量切換弁61と異なる点で、その他の点については前記潤滑油量切換弁61と同様である。
本発明の一実施形態に係る変速機の概略システム構成図 ブレーキOFF時の変速マップを例示する図 潤滑油量切換動作を説明するフローチャート 潤滑油量可変弁の切換タイミングを説明する図 潤滑油量切換弁の他の態様を例示する図
符号の説明
1 変速機
3 入力軸
7 出力軸
21〜27 歯車列
31〜37 クラッチ
41 コントローラ(制御装置)
60 潤滑油回路
61,61A 潤滑油量切換弁
67 潤滑油量可変弁
70,70A 潤滑油量低減機構

Claims (3)

  1. 複数の速度段を持つ動力伝達系を有し、前記複数の速度段のうち特定の速度段では前記動力伝達系に供給される潤滑油の油量を低減する潤滑油量低減機構を備える変速機であって、
    予め定められた変速マップに基づいて前記特定の速度段に関する変速点車速を求めるとともに、現在の速度段が前記特定の速度段にあり、かつ前記変速点車速と実車速との差が予め定められた第1所定値を超えたときに、前記潤滑油量低減機構を作動させる制御装置を備えることを特徴とする変速機。
  2. 前記制御装置は、前記潤滑油量低減機構が作動状態にあり、かつ前記変速点車速と実車速との差が前記第1所定値よりも小さな第2所定値未満となったときに、前記潤滑油量低減機構の作動を解除する請求項1に記載の変速機。
  3. 前記制御装置は、前記特定の速度段に切り換えられてから予め定められた所定時間が経過したときに、前記潤滑油量低減機構の作動を解除する請求項1または2に記載の変速機。
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