JP2007299488A - テープリール - Google Patents

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Abstract

【課題】テープの貼付位置が巻芯の幅方向中央位置から多少ずれた場合であっても、フランジに対するテープの乗り上げやテープの折れを防止し、テープの品質を維持するテープリールを提供することを課題とする。
【解決手段】磁気テープが巻回される円筒状の巻芯11と、この巻芯11の幅方向両端部に設けられる一対のフランジ12,13を有するテープリール1であって、一対のフランジ12,13のうち少なくとも一方の内面12a,13aには、厚み方向に凹んだ凹部14が、巻芯11の端部に沿って環状に設けられているように構成した。
【選択図】図2

Description

本発明は、フランジ付きのテープリールに関し、特に、巻芯に対するテープの貼付位置のズレによるテープ不良の発生を低減するテープリールに関するものである。
一般に、コンピュータ等のデータバックアップ用の外部記録媒体として磁気テープカートリッジが知られている。磁気テープカートリッジは、カートリッジケース内に磁気テープを巻回する単一のリールを収容して構成されている。このような磁気テープカートリッジの製造工程においては、カートリッジケース内にテープリールを組み付けた後、その巻芯に磁気テープの先端部を貼り付け、そのまま所定量の磁気テープを巻き取るようになっている(例えば、特許文献1,2参照)。従来、磁気テープを巻芯に貼付する磁気テープカートリッジの製造装置が種々提案されている。
特許文献1,2には、磁気テープカートリッジの製造装置が記載されている。図5は、従来の磁気テープカートリッジの製造方法について説明する正面図(左側)および側面図(右側)であり、(a)は巻芯に対する液体の塗布時、(b)は巻芯に対する磁気テープの貼付時、(c)は巻芯に対する磁気テープの巻取り時を示す。また、図6は、磁気テープが巻回された従来のテープリールの半側面図である。図5(a)に示すように、磁気テープカートリッジを製造する際は、カートリッジケース内に進退自在な搬送手段(以下、「フィンガアーム100」という。)が用いられる。フィンガアーム100は、塗布用の液体(例えば、アルコール等)を含んだスポンジ状の塗布体101を先端部に有しており、その後ろ側には、外部の負圧源や高圧源に接続される図示しない通孔を有している。通孔は、切替弁を切り替えることで、その接続先を負圧源または高圧源に変えられ、磁気テープを吸着したり浮上させたりするようになっている。
このフィンガアーム100によって、磁気テープカートリッジは以下のように製造される。(1)まず、図5(a)に示すように、カートリッジケース110の内部にテープリール111をセットする。(2)図5(a)に示すように、フィンガアーム100に磁気テープMTの先端部MTaを吸着させる。(3)この状態で、フィンガアーム100をカートリッジケース110の内部に挿入し、塗布体101をテープリール111の巻芯112の表面に接触させる。これにより、塗布用の液体を巻芯112の表面に塗布する。(4)そして、図5(b)に示すように、フィンガアーム100をさらに前進させた位置で、フィンガアーム100から磁気テープMTの先端部MTaを浮上させる。これにより、液体が塗布された巻芯112の表面に磁気テープMTが貼り付けられる。(5)それから、図5(c)に示すように、テープリール111を回転させて磁気テープMTを巻き取る。
特開2005−259273号公報(段落0003〜0010、図10) 特開2005−322353号公報(段落0029〜0031、図3)
しかしながら、巻芯112に磁気テープMTを貼り付けた位置が、巻芯112の幅方向中央位置からずれると、図6(a)に示すように、磁気テープMTのエッジMTedがテープリール111のフランジ113に乗り上げ、磁気テープMTにシワが発生したり、図6(b)に示すように、磁気テープMTの先端部MTaが折れたりする。このような状態で、磁気テープMTを巻芯112に巻き取り続けると、巻回された磁気テープMT間に隙間ができ、巻き取る磁気テープMTの変形が起こる。このような磁気テープMTの変形は、磁気テープMTと記録再生装置の磁気ヘッドとのクリアランスに影響を与えて、磁気信号の書込不良を誘発するため、磁気テープカートリッジの商品価値を損ねてしまうという問題があった。
また、近年は磁気テープの高容量化に伴い、磁気テープMTの厚みが薄く(9μm→6μm)なっているため、磁気テープMT自体の腰が弱くなっている。これによって、テープリール111内での磁気テープMTの巻乱れによって飛び出した部分が、外力により折れやすくなっていることから、テープリール111のフランジ113,113の間隔を狭くする傾向にある。このように、フランジ113,113の間隔が狭くなることで、磁気テープMTのフランジ113への乗り上げや折れが一層多くなるという問題が懸念される。
そこで、本発明では、前記した問題を解決し、テープの貼付位置が巻芯の幅方向中央位置から多少ずれた場合であっても、フランジに対するテープの乗り上げやテープの折れを防止し、テープの品質を維持するテープリールを提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、テープが巻回される円筒状の巻芯と、この巻芯の幅方向両端部に設けられる一対のフランジを有するテープリールであって、一対の前記フランジのうち少なくとも一方の内面には、厚み方向に凹んだ凹部が、前記巻芯の端部に沿って環状に設けられていることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、巻芯にテープを貼り付ける際、テープの貼付位置が巻芯の幅方向中央位置からずれて、凹部が形成されたフランジ側に寄った場合、テープのエッジはそのフランジの凹部に入り込む。このようにテープの貼付可能な領域を従来よりも広げることで、テープのエッジがフランジに乗り上げたりテープが折れたりすることを防止することができる。従って、テープを巻き取る際、巻回されるテープに変形が生じるのを防止し、テープの品質を維持することができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のテープリールにおいて、一対の前記フランジの各内面に、前記凹部がそれぞれ設けられていることを特徴とする。
請求項2に係る発明によれば、巻芯にテープを貼り付ける際、テープの貼付位置が巻芯の幅方向中央位置からずれて、どちらのフランジ側に寄った場合であっても、テープのエッジは寄った方のフランジの凹部に入り込む。このようにテープの貼付可能な領域を従来よりも広げることで、テープのエッジがフランジに乗り上げたりテープが折れたりすることを確実に防止することができる。従って、テープを巻き取る際、巻回されるテープに変形が生じるのを防止し、テープの品質を確実に維持することができる。
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載のテープリールにおいて、このテープリールは磁気テープのテープリールであって、前記凹部の深さは、0.2mm以下であることを特徴とする。
請求項3に係る発明によれば、凹部の深さを0.2mm以下とすることで、フランジの適度な強度を確保しつつ、巻芯の近傍においてテープの貼付可能な領域を適度に確保することができる。なお、従来のテープリールでは、磁気テープの幅が12.65mmに対して、巻芯の近傍のフランジ間隔が13.1mmとなっており、巻芯にテープを貼り付ける際、レンジで0.45mmの余裕しかなかった。そのため、磁気テープの貼付精度は±0.2mm以内にする必要があったが、本発明により、その余裕を、一方のフランジで0.4mm以下、レンジで0.8mm以下に広げることができる。
請求項4に係る発明は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のテープリールにおいて、前記凹部は、前記巻芯から半径方向に15mm以内の幅を有することを特徴とする。
請求項4に係る発明によれば、凹部の幅を15mm以下にすることで、半径方向外側での両フランジの間隔を従来通り確保して、フランジによる位置規制でテープの巻乱れを防止したものである。通常、テープの巻取り速度は、加速し始めてから高速になり、その後減速するようになっている。テープの巻乱れは高速段階に発生しやすいため、半径方向外側(テープ巻取り速度が高速段階)での両フランジの間隔を従来通り確保すべく、巻芯から15mm以下の範囲(加速初期段階)内に凹部が形成されるようにしたものである。
請求項5に係る発明は、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のテープリールにおいて、前記凹部は、前記巻芯と面一に形成される側面部と、この側面部の最深部から前記フランジの前記内面まで連続する底面部とからなり、前記底面部の少なくとも一部には、前記側面部の前記最深部側から前記内面側に向けて傾斜する傾斜部を設けることを特徴とする。
請求項5に係る発明によれば、底面部に傾斜部を設けることで、底面部に急な段差が形成されないようにすることができる。これにより、段差によるテープのエッジの損傷を防止することができる。
請求項6に係る発明は、請求項5に記載のテープリールにおいて、前記傾斜部は30°以下の傾斜角度であることを特徴とする。
請求項6に係る発明によれば、傾斜部の傾斜角度を30°以下にすることで、傾斜部が急傾斜とならないようにして、テープのエッジの損傷を防止することができる。
このようなテープリールによれば、テープの貼付位置が巻芯の幅方向中央位置から多少ずれた場合であっても、フランジに対するテープの乗り上げやテープの折れを防止し、テープの品質を維持することができる。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本実施形態に係るテープリールの分解斜視図である。また、図2(a)は、テープリールの半断面図であり、図2(b)は、(a)のB部分の拡大図である。本実施形態では、本発明に係るテープリールを磁気テープのテープリールに適用した場合を想定して説明する。なお、本発明に係るテープリールは、磁気テープのテープリールに限定されず、あらゆるテープを巻回するテープリールとして適用することができる。
本実施形態に係るテープリールは、磁気テープカートリッジを構成する一部品であって、カートリッジケース内に回転可能に組み付けられる。図1に示すように、テープリール1は、磁気テープが巻回される巻芯11と、この巻芯11の幅方向一方の端部に溶着される第1フランジ12と、巻芯11の幅方向他方の端部に巻芯11と一体に形成される第2フランジ13とから構成される。
巻芯11は、磁気テープが巻回される円筒状の外周壁11aと、この外周壁11aの内側に配設される略円柱状の中央部11bと、外周壁11aと中央部11bとの間に半径方向に沿って延びる複数の補助リブ11cとから構成されている。中央部11bの端面の中心にはピボッド11dが設けられ、このピボッド11dの周りに複数の溶着ボス11eが設けられている。ピボッド11dおよび溶着ボス11eが、第1フランジ12に形成された貫通孔12d,12eに嵌挿された状態で、超音波ホーンで溶解されることで、第1フランジ12が巻芯11に溶着される。
第1フランジ12および第2フランジ13は、円板形状に形成されている。第1フランジ12および第2フランジ13は、図2に示すとおり、その内面12a,13aが半径方向外側に向かうにつれて互いに離間する方向に傾斜して形成されており、磁気テープの巻取り時、磁気テープのエッジの接触を防止するようになっている。
また、第1フランジ12および第2フランジ13の各内面12a,13aには、厚み方向に凹んだ凹部14が、巻芯11の端部に沿って環状に形成されている(図1参照)。図2(a)に示すとおり、凹部14は、各フランジ12,13に同じ形状で形成されるものであるため、以下、第1フランジ12側の凹部14を参照しつつ説明する。なお、第2フランジ13は巻芯11に一体化して形成されているため、その境界が不明確になっているが、第2フランジ13は第1フランジ12と略同じ形状の部分とする。
図2(b)に示すとおり、凹部14は、巻芯11と面一に形成される側面部14aと、この側面部14aの最深部aに直交する平面部14bと、この平面部14bから内面12aに向けて傾斜する傾斜部14cとから形成される。なお、本実施形態における平面部14bと傾斜部14cとは、[特許請求の範囲]の「底面部」に相当する。
側面部14aは、凹部14の深さを確保するための面である。この側面部14aの深さDは、0.2mmに設定されている。従来、テープ幅12.65mmの磁気テープMTを幅13.1mm(軸の長さ)の巻芯に貼り付ける際の貼付精度はレンジで±0.2mmの余裕しかなかったため、2倍のレンジの±0.4mmを確保すべく、深さDを0.2mmとしたものである。なお、この深さDは限定されるものではないが、0.2mm以下であることが好ましい。深さDが深すぎると第1フランジ12が薄くなって強度が悪化するためである。
平面部14bは、巻芯11に対し直交する面である。磁気テープを巻芯11に巻回し始めた時の巻回位置のブレによって、磁気テープのエッジがこの平面部14bに乗り上げたり、折れたりする(図5参照)ことを防止するため、巻芯11の近傍にこの平面部14bが設けられ、この平面部14bの範囲では、両フランジ12,13の間隔を一定に確保するようにしたものである。
傾斜部14cは、平面部14aを第1フランジ12の内面12aに連続させる面である。傾斜部14cと平面部14bの延長線がなす傾斜角度θは30°に設定した。このように傾斜部14cを第1フランジ12の内面12aに滑らかに連続させることで、凹部14内に急な段差が形成されないようにしたものである。急な段差が形成されると、磁気テープのエッジが引っ掛かって損傷するおそれがあるからである。なお、傾斜角度θは限定されるものではないが、30°以下にすることが好ましい。傾斜角度θが急過ぎると、磁気テープを巻芯11に巻回し始めた時の巻回位置のブレによって、磁気テープのエッジが損傷しやすくなるからである。
このように側面部14aと平面部14bと傾斜部14cとから形成される凹部14の幅Wは、15mmに設定されており、好ましくは、15mm以下である。このように設定することで、半径方向外側での両フランジ12,13の間隔を従来通り確保して、この両フランジ12,13による位置規制で、磁気テープを巻き取る際の巻乱れを防止することができる。ちなみに、通常、磁気テープの巻取り速度は、徐々に加速し始めてから高速になり、その後減速するが、磁気テープの巻乱れは高速段階に発生しやすい。この巻乱れを防止するため、半径方向外側(磁気テープの巻取り速度が高速段階)での両フランジ12,13の間隔を従来通り確保したものである。
次に、このように構成されたテープリール1に、磁気テープを巻回した場合について説明する。図3は、磁気テープが巻回されたテープリールの半断面図である。
まず、図5に示すフィンガアーム100を用いて、巻芯11に磁気テープMTの先端部MTaが貼り付けられる。このとき、図3に示すように、巻芯11の幅方向中央位置Cから、磁気テープMTの先端部MTaの貼付位置が幅方向にずれて、第1フランジ12側に寄った場合であっても、磁気テープMTのエッジMTedは、凹部14内に入り込むため、第1フランジ12には接触しないようになっている。これにより、第1フランジ12に対する磁気テープMTの乗り上げ、磁気テープMTの折れ等を防止することができる。
以上によれば、本実施形態において以下の効果を得ることができる。
本実施形態に係るテープリール1では、各フランジ12,13に凹部14が設けられ、磁気テープMTの貼付可能な領域が、従来よりも広く確保されているため、磁気テープMTのエッジMTedが各フランジ12,13に乗り上げたり、磁気テープMTが各フランジ12,13に接触して折れたりすることを防止することができる。これにより、磁気テープMTを巻芯11に巻き取る際、巻回される磁気テープMTに変形が生じるのを防止し、磁気テープMTの品質を維持することができる。
また、特に、磁気テープMTの薄層化に伴い、第1フランジ12と第2フランジ13の間隔が狭くなった場合であっても、凹部14が設けられていることで、磁気テープMTの貼付可能な領域を巻芯11の幅よりも大きくすることができる。
以上、本実施形態について説明したが、本発明のテープリールは前記実施形態に係るテープリールに限定されるものではなく、種々の形態で実施することができる。
図4は、本実施形態のテープリールの凹部の変形例を示す図であり、(a)は第1の変形例、(b)は第2の変形例、(c)は第3の変形例、(d)は第4の変形例を示す図である。
前記実施形態では、凹部14を、側面部14aと、平面部14bと、傾斜部14cとから形成したが、本発明の凹部は限定されるものではない。例えば、図4(a)に示すように、凹部14Aを、巻芯11に面一に形成される側面部14aと、この側面部14aから第1フランジ12の内面12aに向けて傾斜して連続する底面部14d(傾斜部)とから構成してもよい。また、図4(b)に示すように、凹部14Bを、巻芯11に面一に形成される側面部14aと、この側面部14aから第1フランジ12の内面12aに向けて曲面状に連続する底面部14eとから構成してもよい。さらに、図4(c)に示すように、凹部14Cにおいて、前記第2の変形例における底面部14eに替えて、底面部14eとは逆方向の曲面状に形成された底面部14fで構成してもよい。また、図4(d)に示すように、凹部14Dにおいて、前記第2の変形例における底面部14eに替えて、S字状に形成された底面部14gで構成してもよい。
前記実施形態では、テープリール1において、第1フランジ12および第2フランジ13の双方に凹部14を設けたが、本発明のテープリールは限定されるものではなく、片方のフランジ12(または13)のみに設けるものであってもよい。この場合は、凹部は、フィンガアーム100が動作上寄り易い方のフランジに、設けられるようにするとよい。
前記実施形態では、第2フランジ13が一体化された巻芯11に第1フランジ12を溶着して構成されるテープリールとしたが、本発明のテープリールは限定されるものではなく、第2フランジ13も別部品として巻芯11に溶着して構成されるテープリールであってもよい。
図1は、本実施形態に係るテープリールの分解斜視図である。 (a)は、テープリールの半断面図であり、(b)は、(a)のB部分の拡大図である。 磁気テープが巻回されたテープリールの半断面図である。 本実施形態のテープリールの凹部の変形例を示す図であり、(a)は第1の変形例、(b)は第2の変形例を示す図、(c)は第3の変形例、(d)は第4の変形例である。 従来の磁気テープカートリッジの製造方法について説明する正面図(左側)および側面図(右側)であり、(a)は巻芯に対する液体の塗布時、(b)は巻芯に対する磁気テープの貼付時、(c)は巻芯に対する磁気テープの巻取り時を示す。 磁気テープが巻回されたテープリールの半側面図である。
符号の説明
1 テープリール
11 巻芯
12 第1フランジ
12a 内面
13 第2フランジ
14,14A,14B 凹部
14a 側面部
14b 平面部
14c 傾斜部
C 幅方向中央位置
MT 磁気テープ
MTa 先端部
MTed エッジ

Claims (6)

  1. テープが巻回される円筒状の巻芯と、この巻芯の幅方向両端部に設けられる一対のフランジとを有するテープリールであって、
    一対の前記フランジのうち少なくとも一方の内面には、厚み方向に凹んだ凹部が、前記巻芯の端部に沿って環状に設けられていることを特徴とするテープリール。
  2. 一対の前記フランジの各内面に、前記凹部がそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1に記載のテープリール。
  3. 磁気テープのテープリールであって、前記凹部の深さは、0.2mm以下であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のテープリール。
  4. 前記凹部は、前記巻芯から半径方向に15mm以内の幅を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のテープリール。
  5. 前記凹部は、前記巻芯と面一に形成される側面部と、この側面部の最深部から前記フランジの前記内面まで連続する底面部とからなり、
    前記底面部は、前記側面部の前記最深部側から前記内面側に向けて傾斜する傾斜部を少なくとも一部に有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のテープリール。
  6. 前記傾斜部は30°以下の傾斜角度であることを特徴とする請求項5に記載のテープリール。
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