JP2007296959A - 車両の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シフトレバーへの操作がなされた場合に運転者の要求通りに車両を減速させる。
【解決手段】ECUは、ブレーキペダルの操作量に基づいて操作車両の目標減速度を設定するステップ(S100)と、ブレーキ装置からの制動力による減速度が目標減速度になるように、ブレーキ装置を制御するステップ(S120)と、ベルト式無段変速機をダウンシフトさせるようにシフトレバーが操作された場合(S150にてYES)、パワートレーンからの制動力、すなわちエンジンブレーキによる減速度が目標減速度になる変速比になるようにベルト式無段変速機を制御するステップ(S160)と、ブレーキ装置による減速度が漸増するように、ブレーキ装置を制御するステップ(S170)とを含む、プログラムを実行する。
【選択図】図7

Description

本発明は、車両の制御装置に関し、特に、摩擦力により車輪の回転を抑制する制動機構およびパワートレーンにより車両を減速させる技術に関する。
従来より、車両を減速させるには、摩擦力により車輪の回転を抑制するフットブレーキが用いられていた。このフットブレーキは、ブレーキペダルの操作量に応じた制動力を発生する。車両を減速させるためにフットブレーキを作動させると、車両の挙動が変化する。たとえば、各車輪に作用する制動力が不均等であると、車両がスピンする場合もある。したがって、ブレーキペダルの操作量以外に、車両の状態を考慮して制動力を調整する技術が提案されている。
特開平10−264791号公報(特許文献1)は、車両の運転条件、車両周囲環境に対して最適な制動を得ることができる車両用制動力制御装置を開示する。特許文献1に記載の車両用制動力制御装置は、ブレーキペダルの踏み込み量を検出するブレーキペダル踏み込み量検出部と、ブレーキペダルの踏み込み量から目標制動力を生成する目標制動力生成部と、原動機の運転点を求める原動機運転点検出部と、変速機の変速比を検出する変速比検出部と、原動機のマイナストルクによる駆動輪側の制動力を求める原動機マイナストルク分制動力算出部と、車両の運転条件から駆動輪側と非駆動輪側のそれぞれが分担する制動力の割合を決定する制動力分担比決定部と、目標制動力と制動力分担比と原動機マイナストルク分制動力から駆動輪側の制動指令値と非駆動輪側の制動指令値を求める制動指令値生成部と、その制動指令値に応じて該当する車輪に制動力を発生させるブレーキアクチュエータとを含む。
この公報に記載の車両用制動力制御装置によれば、ブレーキペダルが踏み込まれるとブレーキアクチュエータによる制動が行われる。原動機の運転点がマイナストルク側になるとマイナストルクによる駆動輪側の制動が行われる。ブレーキペダルの踏み込み量、原動機のマイナストルクによる駆動輪側の制動力、車両の運転条件から決定される駆動輪側と非駆動輪側の制動力分担比に基づいて、駆動輪側と非駆動輪側の制御指令値が求められ、該当するブレーキアクチュエータが作動される。これにより、道路勾配、車両重量配分等の車両の運転条件の変化に対して、適切な制動力分担比を得ることができる。そのため、全ての車輪で同一のスリップ率で制動力を発生することができる。その結果、車両を安定かつ最適な状態で減速・停止させることができる。
特開平10−264791号公報
運転者が車両を減速させる場合、ブレーキペダルを操作すること以外に、変速機がダウンシフトするようにシフトレバーを操作する場合がある。ダウンシフトによりエンジンブレーキによる制動力が増大する。この場合、ダウンシフトにより得られる制動力は変速比の変化量に依存する。そのため、ダウンシフトを行なった場合に、運転者が期待する制動力よりも大きな制動力が発生したり、ダウンシフトを行なった場合でも制動力が不足したりする場合があり得る。しかしながら、特開平10−264791号公報においては、このような問題は何等考慮されていない。
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、運転者の要求通りに車両を減速させることができる車両の制御装置を提供することである。
第1の発明に係る車両の制御装置は、摩擦力を用いて車輪の回転を抑制する制動機構と、動力源から出力された駆動力を変速機を介して車輪に伝達するパワートレーンとを有する車両を制御する。この制御装置は、第1の操作部材への運転者の操作に応じて、車両の減速度合を表わす物理量を設定するための設定手段と、制動機構からの制動力による車両の減速度合が設定された物理量に対応した減速度合になるように制動機構を制御するための第1の制御手段と、パワートレーンからの制動力による車両の減速度合が設定された物理量に対応した減速度合になる変速比を算出するための算出手段と、制動機構による車両の減速中において、第2の操作部材への操作が運転者によりなされた場合、算出された変速比になるように、変速機を制御するための第2の制御手段と、第2の制御手段が変速機を制御することにより制動力が増大した場合、制動機構による制動力が減少するように制動機構を制御するための第3の制御手段とを含む。
第1の発明によると、第1の操作部材への運転者の操作に応じて、車両の減速度合を表わす物理量が設定される。制動機構からの制動力による車両の減速度合が設定された物理量に対応した減速度合になるように制動機構が制御される。これにより、運転者の操作に応じた減速度合で車両を減速させることができる。この状態において、運転者が第2の操作部材を操作すると、パワートレーンからの制動力による車両の減速度合が設定された物理量に対応した減速度合になる変速比になるように、変速機が制御される。変速比が変更されてパワートレーンからの制動力が増大した場合、制動機構による制動力が減少するように制動機構が制御される。これにより、運転者の操作に応じた減速度合で車両を減速させるように変速比を変更することができる。そのため、運転者の要求通りに車両を減速させることができる車両の制御装置を提供することができる。
第2の発明に係る車両の制御装置においては、第1の発明の構成に加え、自動変速機は、無段変速機である。
第2の発明によると、変速比を無段階に調整できる無段変速機を用いることにより、パワートレーンによる車両の減速度合を精度よく調整することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1を参照して、本実施の形態に係る制御装置を搭載した車両について説明する。この車両に搭載されたパワートレーン100のエンジン200の出力は、トルクコンバータ300および前後進切換装置400を介して、ベルト式無段変速機500に入力される。ベルト式無段変速機500の出力は、減速歯車600および差動歯車装置700に伝達され、左右の駆動輪800へ分配される。駆動輪800の回転は、ブレーキ装置1300により抑制される。ブレーキ装置1300は、摩擦力により駆動輪800の回転を抑制する。
パワートレーン100は、後述するECU(Electronic Control Unit)900により制御される。本実施の形態に係る制御装置は、たとえばECU900により実行されるプログラムにより実現される。なお、ベルト式無段変速機500の代わりに、その他、トロイダル式無段変速機などを用いるようにしてもよい。
トルクコンバータ300は、エンジン200のクランク軸に連結されたポンプ翼車302と、タービン軸304を介して前後進切換装置400に連結されたタービン翼車306とから構成されている。ポンプ翼車302およびタービン翼車306の間にはロックアップクラッチ308が設けられている。ロックアップクラッチ308は、係合側油室および解放側油室に対する油圧供給が切換えられることにより、係合または解放されるようになっている。
ロックアップクラッチ308が完全係合させられることにより、ポンプ翼車302およびタービン翼車306は一体的に回転させられる。ポンプ翼車302には、ベルト式無段変速機500を変速制御したり、ベルト挟圧力を発生させたり、各部に潤滑油を供給したりするための油圧を発生する機械式のオイルポンプ310が設けられている。
前後進切換装置400は、ダブルピニオン型の遊星歯車装置から構成されている。トルクコンバータ300のタービン軸304はサンギヤ402に連結されている。ベルト式無段変速機500の入力軸502はキャリア404に連結されている。キャリア404とサンギヤ402とはフォワードクラッチ406を介して連結されている。リングギヤ408は、リバースブレーキ410を介してハウジングに固定される。フォワードクラッチ406およびリバースブレーキ410は油圧シリンダによって摩擦係合させられる。フォワードクラッチ406の入力回転数は、タービン軸304の回転数、すなわちタービン回転数NTと同じである。
フォワードクラッチ406が係合させられるとともに、リバースブレーキ410が解放されることにより、前後進切換装置400は前進用係合状態となる。この状態で、前進方向の駆動力がベルト式無段変速機500に伝達される。リバースブレーキ410が係合させられるとともにフォワードクラッチ406が解放されることにより、前後進切換装置400は後進用係合状態となる。この状態で、入力軸502はタービン軸304に対して逆方向へ回転させられる。これにより、後進方向の駆動力がベルト式無段変速機500に伝達される。フォワードクラッチ406およびリバースブレーキ410が共に解放されると、前後進切換装置400は動力伝達を遮断するニュートラル状態になる。
ベルト式無段変速機500は、入力軸502に設けられたプライマリプーリ504と、出力軸506に設けられたセカンダリプーリ508と、これらのプーリに巻き掛けられた伝動ベルト510とから構成される。各プーリと伝動ベルト510との間の摩擦力を利用して、動力伝達が行われる。
各プーリは溝幅が可変であるように、油圧シリンダから構成されている。プライマリプーリ504の油圧シリンダの油圧が制御されることにより、各プーリの溝幅が変化する。これにより、伝動ベルト510の掛かり径が変更され、変速比GR(=プライマリプーリ回転数NIN/セカンダリプーリ回転数NOUT)が連続的に変化させられる。
図2に示すように、ECU900には、エンジン回転数センサ902、タービン回転数センサ904、車速センサ906、スロットル開度センサ908、冷却水温センサ910、油温センサ912、アクセル開度センサ914、ストロークセンサ916、踏力センサ919、ポジションセンサ920、プライマリプーリ回転数センサ924およびセカンダリプーリ回転数センサ926が接続されている。
エンジン回転数センサ902は、エンジン200の回転数(エンジン回転数)NEを検出する。タービン回転数センサ904は、タービン軸304の回転数(タービン回転数)NTを検出する。車速センサ906は、車速Vを検出する。スロットル開度センサ908は、電子スロットルバルブの開度θ(TH)を検出する。冷却水温センサ910は、エンジン200の冷却水温T(W)を検出する。油温センサ912は、ベルト式無段変速機500などの油温T(C)を検出する。アクセル開度センサ914は、アクセルペダルの開度A(CC)を検出する。ストロークセンサ916は、ブレーキペダル918の操作量(ストローク量)を検出する。踏力センサ919は、ブレーキペダル918の踏力(運転者がブレーキペダル918を踏み込む力)を検出する。ポジションセンサ920は、シフトポジションと対応する位置に設けられた接点がONであるかOFFであるかを判別することにより、シフトレバー922のポジションP(SH)を検出する。プライマリプーリ回転数センサ924は、プライマリプーリ504の回転数NINを検出する。セカンダリプーリ回転数センサ926は、セカンダリプーリ508の回転数NOUTを検出する。各センサの検出結果を表す信号が、ECU900に送信される。タービン回転数NTは、フォワードクラッチ406が係合された前進走行時にはプライマリプーリ回転数NINと一致する。車速Vは、セカンダリプーリ回転数NOUTと対応した値になる。したがって、車両が停車状態にあり、かつフォワードクラッチ406が係合された状態では、タービン回転数NTは0となる。
ECU900は、CPU(Central Processing Unit)、メモリおよび入出力インターフェースなどを含む。CPUはメモリに記憶されたプログラムに従って信号処理を行なう。これにより、エンジン200の出力制御、ベルト式無段変速機500の変速制御、ベルト挟圧力制御、フォワードクラッチ406の係合/解放制御およびリバースブレーキ410の係合/解放制御などを実行する。
エンジン200の出力制御は電子スロットルバルブ1000、燃料噴射装置1100、点火装置1200などによって行なわれる。ベルト式無段変速機500の変速制御、ベルト挟圧力制御、フォワードクラッチ406の係合/解放制御およびリバースブレーキ410の係合/解放制御は、油圧制御回路2000によって行なわれる。
本実施の形態において、ECU900は、オートモードおよびマニュアルモードのいずれか一方のモードでベルト式無段変速機500の変速制御を行なう。オートモードとは、アクセル開度と車速とに応じて自動で変速を行なう制御である。マニュアルモードとは、シフトレバー922への運転者の操作に応じて変速比を変更したり、変速比が変化可能な範囲を変更したりする制御である。なお、オートモードおよびマニュアルモードについては、周知の一般的な技術を利用すればよいため、ここではその詳細な説明は繰り返さない。
図3を参照して、油圧制御回路2000の一部について説明する。オイルポンプ310が発生した油圧は、ライン圧油路2002を介してプライマリレギュレータバルブ2100、モジュレータバルブ(1)2310およびモジュレータバルブ(3)2330に供給される。
プライマリレギュレータバルブ2100には、SLTリニアソレノイドバルブ2200およびSLSリニアソレノイドバルブ2210のいずれか一方から選択的に制御圧が供給される。本実施の形態において、SLTリニアソレノイドバルブ2200およびSLSリニアソレノイドバルブ2210の両方は、ノーマルオープン(非通電時に出力される油圧が最大になる)のソレノイドバルブである。なお、SLTリニアソレノイドバルブ2200およびSLSリニアソレノイドバルブ2210がノーマルクローズ(非通電時に出力される油圧が最小(「0」)になる)であるようにしてもよい。
プライマリレギュレータバルブ2100のスプールは、供給された制御圧に応じて上下に摺動する。これにより、オイルポンプ310で発生した油圧がプライマリレギュレータバルブ2100により調圧(調整)される。プライマリレギュレータバルブ2100により調圧された油圧がライン圧PLとして用いられる。本実施の形態においては、プライマリレギュレータバルブ2100に供給される制御圧が高いほど、ライン圧PLがより高くなる。なお、プライマリレギュレータバルブ2100に供給される制御圧が高いほど、ライン圧PLがより低くなるようにしてもよい。
SLTリニアソレノイドバルブ2200およびSLSリニアソレノイドバルブ2210には、ライン圧PLを元圧としてモジュレータバルブ(3)2330により調圧された油圧が供給される。
SLTリニアソレノイドバルブ2200およびSLSリニアソレノイドバルブ2210は、ECU900から送信されたデューティ信号によって決まる電流値に応じて制御圧を発生させる。
SLTリニアソレノイドバルブ2200の制御圧(出力油圧)およびSLSリニアソレノイドバルブ2210の制御圧(出力油圧)うち、プライマリレギュレータバルブ2100へ供給される制御圧は、コントロールバルブ2400により選択される。
コントロールバルブ2400のスプールが図3において(A)の状態(左側の状態)にある場合、SLTリニアソレノイドバルブ2200からプライマリレギュレータバルブ2100へ制御圧が供給される。すなわち、SLTリニアソレノイドバルブ2200の制御圧に応じて、ライン圧PLが制御される。
コントロールバルブ2400のスプールが図3において(B)の状態(右側の状態)にある場合、SLSリニアソレノイドバルブ2210からプライマリレギュレータバルブ2100へ制御圧が供給される。すなわち、SLSリニアソレノイドバルブ2210の制御圧に応じて、ライン圧PLが制御される。
なお、コントロールバルブ2400のスプールが図3において(B)の状態にある場合、SLTリニアソレノイドバルブ2200の制御圧は、後述するマニュアルバルブ2600に供給される。
コントロールバルブ2400のスプールは、スプリングにより一方向へ付勢される。このスプリングの付勢力に対向するように、変速制御用デューティソレノイド(1)2510および変速制御用デューティソレノイド(2)2520から油圧が供給される。
変速制御用デューティソレノイド(1)2510および変速制御用デューティソレノイド(2)2520の両方からコントロールバルブ2400に油圧が供給された場合、コントロールバルブ2400のスプールは図3において(B)の状態になる。
変速制御用デューティソレノイド(1)2510および変速制御用デューティソレノイド(2)2520の少なくともいずれか一方からコントロールバルブ2400に油圧が供給されていない場合、コントロールバルブ2400のスプールは、スプリングの付勢力により図3において(A)の状態になる。
変速制御用デューティソレノイド(1)2510および変速制御用デューティソレノイド(2)2520には、モジュレータバルブ(4)2340により調圧された油圧が供給される。モジュレータバルブ(4)2340は、モジュレータバルブ(3)2330から供給された油圧を一定の圧力に調圧する。
モジュレータバルブ(1)2310は、ライン圧PLを元圧として調圧された油圧を出力する。モジュレータバルブ(1)2310から出力された油圧は、セカンダリプーリ508の油圧シリンダに供給される。セカンダリプーリ508の油圧シリンダには、伝動ベルト510が滑りを生じないような油圧が供給される。
モジュレータバルブ(1)2310には、軸方向へ移動可能なスプールおよびそのスプールを一方へ付勢するスプリングが設けられている。モジュレータバルブ(1)2310は、ECU900によりデューティ制御されるSLSリニアソレノイドバルブ2210の出力油圧をパイロット圧として、モジュレータバルブ(1)2310に導入されるライン圧PLを調圧する。モジュレータバルブ(3)により調圧された油圧は、セカンダリプーリ508の油圧シリンダに供給される。モジュレータバルブ(1)2310からの出力油圧に応じてベルト挟圧力が増減させられる。
SLSリニアソレノイドバルブ2210は、アクセル開度A(CC)および変速比GRをパラメータとしたマップに従い、ベルト滑りが生じないベルト挟圧力になるように制御される。具体的には、SLSリニアソレノイドバルブ2210に対する励磁電流をベルト挟圧力に対応するデューティ比で制御する。なお、加減速時などに伝達トルクが急に変化する場合には、ベルト挟圧力を増大補正してベルト滑りを抑制してもよい。
セカンダリプーリ508の油圧シリンダに供給される油圧は、プレッシャセンサ2312により検出される。
図4を参照して、マニュアルバルブ2600について説明する。マニュアルバルブ2600は、シフトレバー922の操作に従って機械的に切換えられる。これにより、フォワードクラッチ406およびリバースブレーキ410は係合させられたり、解放させられたりする。
シフトレバー922は、駐車用の「P」ポジション、後進走行用の「R」ポジション、動力伝達を遮断する「N」ポジション、前進走行用の「D」ポジションおよび「B」ポジションへ操作される。
「P」ポジションおよび「N」ポジションでは、フォワードクラッチ406およびリバースブレーキ410内の油圧は、マニュアルバルブ2600からドレンされる。これにより、フォワードクラッチ406およびリバースブレーキ410は解放される。
「R」ポジションでは、マニュアルバルブ2600からリバースブレーキ410に油圧が供給される。これによりリバースブレーキ410が係合させられる。一方、フォワードクラッチ406内の油圧がマニュアルバルブ2600からドレンされる。これによりフォワードクラッチ406が解放される。
コントロールバルブ2400が図4において(A)の状態(左側の状態)にある場合、図示しないモジュレータバルブ(2)から供給されたモジュレータ圧PMが、コントロールバルブ2400を介してマニュアルバルブ2600に供給される。このモジュレータ圧PMによりリバースブレーキ410が係合状態に保持される。
コントロールバルブ2400が図4において(B)の状態(右側の状態)にある場合、SLTリニアソレノイドバルブ2200により調圧された油圧が、マニュアルバルブ2600に供給される。SLTリニアソレノイドバルブ2200により油圧を調圧することにより、リバースブレーキ410が緩やかに係合され、係合時のショックが抑制される。
「D」ポジションおよび「B」ポジションでは、マニュアルバルブ2600からフォワードクラッチ406に油圧が供給される。これによりフォワードクラッチ406が係合させられる。一方、リバースブレーキ410内の油圧がマニュアルバルブ2600からドレンされる。これによりリバースブレーキ410が解放される。
コントロールバルブ2400が図4において(A)の状態(左側の状態)にある場合、図示しないモジュレータバルブ(2)から供給されたモジュレータ圧PMが、コントロールバルブ2400を介してマニュアルバルブ2600に供給される。このモジュレータ圧PMによりフォワードクラッチ406が係合状態に保持される。
コントロールバルブ2400が図4において(B)の状態(右側の状態)にある場合、SLTリニアソレノイドバルブ2200により調圧された油圧が、マニュアルバルブ2600に供給される。SLTリニアソレノイドバルブ2200により油圧を調圧することにより、フォワードクラッチ406が緩やかに係合され、係合時のショックが抑制される。
SLTリニアソレノイドバルブ2200は、通常はコントロールバルブ2400を介してライン圧PLを制御する。SLSリニアソレノイドバルブ2210は、通常はモジュレータバルブ(1)2310を介してベルト挟圧力を制御する。
一方、シフトレバー922が「D」ポジションである状態で車両が停止した(車速が「0」になった)という条件を含むニュートラル制御実行条件が成立した場合、SLTリニアソレノイドバルブ2200は、フォワードクラッチ406の係合力が低下するように、フォワードクラッチ406の係合力を制御する。SLSリニアソレノイドバルブ2210は、モジュレータバルブ(1)2310を介してベルト挟圧力を制御するとともに、SLTリニアソレノイドバルブ2200に代わって、ライン圧PLを制御する。
シフトレバー922が「N」ポジションから「D」ポジションまたは「R」ポジションへ操作されるガレージシフトが行なわれた場合、SLTリニアソレノイドバルブ2200は、フォワードクラッチ406もしくはリバースブレーキ410が緩やかに係合するように、フォワードクラッチ406もしくはリバースブレーキ410の係合力を制御する。SLSリニアソレノイドバルブ2210は、モジュレータバルブ(1)2310を介してベルト挟圧力を制御するとともに、SLTリニアソレノイドバルブ2200に代わって、ライン圧PLを制御する。
図5を参照して、変速制御を行なう構成について説明する。変速制御は、プライマリプーリ504の油圧シリンダに対する油圧の供給および排出を制御することにより行なわれる。プライマリプーリ504の油圧シリンダに対する作動油の給排は、レシオコントロールバルブ(1)2710およびレシオコントロールバルブ(2)2720を用いて行なわれる。
プライマリプーリ504の油圧シリンダには、ライン圧PLが供給されるレシオコントロールバルブ(1)2710と、ドレンに接続されたレシオコントロールバルブ(2)2720とが連通されている。
レシオコントロールバルブ(1)2710は、アップシフトを実行するためのバルブである。レシオコントロールバルブ(1)2710は、ライン圧PLが供給される入力ポートとプライマリプーリ504の油圧シリンダに連通された出力ポートとの間の流路をスプールによって開閉するように構成されている。
レシオコントロールバルブ(1)2710のスプールの一端部にはスプリングが配置されている。スプールを挟んでスプリングとは反対側の端部に、変速制御用デューティソレノイド(1)2510からの制御圧が供給されるポートが形成されている。また、スプリングが配置されている側の端部に、変速制御用デューティソレノイド(2)2520からの制御圧が供給されるポートが形成されている。
変速制御用デューティソレノイド(1)2510からの制御圧を高くするとともに、変速制御用デューティソレノイド(2)2520から制御圧を出力しないようにすると、レシオコントロールバルブ(1)2710のスプールが図5において(D)の状態(右側の状態)になる。
この状態では、プライマリプーリ504の油圧シリンダに供給される油圧が増加してプライマリプーリ504の溝幅が狭くなる。そのため、変速比が低下する。すなわちアップシフトする。またその際の作動油の供給流量を増大させることにより、変速速度が速くなる。
レシオコントロールバルブ(2)2720は、ダウンシフトを実行するためのバルブである。レシオコントロールバルブ(2)2720のスプールの一端部にはスプリングが配置されている。スプリングが配置されている側の端部に、変速制御用デューティソレノイド(1)2510からの制御圧が供給されるポートが形成されている。スプールを挟んでスプリングとは反対側の端部に、変速制御用デューティソレノイド(2)2520からの制御圧が供給されるポートが形成されている。
変速制御用デューティソレノイド(2)2520からの制御圧を高くするとともに、変速制御用デューティソレノイド(1)2510から制御圧を出力しないようにすると、レシオコントロールバルブ(2)2720のスプールが図5において(C)の状態(左側の状態)になる。同時に、レシオコントロールバルブ(1)2710のスプールが図5において(C)の状態(左側の状態)になる。
この状態では、レシオコントロールバルブ(1)2710およびレシオコントロールバルブ(2)2720を介して、プライマリプーリ504の油圧シリンダから作動油が排出される。そのため、プライマリプーリ504の溝幅が広くなる。その結果、変速比が増大する。すなわちダウンシフトする。またその際の作動油の排出流量を増大させることにより、変速速度が速くなる。
図6を参照して、ECU900についてさらに説明する。ECU900は、目標減速度設定部930と、ブレーキ制御部940と、変速制御部950とを含む。
目標減速度設定部930は、ストロークセンサ916により検出されたブレーキペダル918の操作量および踏力センサ919により検出されたブレーキペダル919の踏力の少なくともいずれか一方に基づいて、車両の目標減速度を設定する。目標減速度は、たとえばブレーキペダル918の操作量もしくは踏力をパラメータとして予め作成されたマップに従って設定される。ブレーキペダル918の操作量もしくは踏力が大きいほど、目標減速度が小さく設定される。なお、本実施の形態において、減速度は負値として表わされる。減速度が小さいほど、制動力が大きい。
ブレーキ制御部940は、目標減速度に基づいて、ブレーキ装置1300を制御する。ブレーキ装置1300により車両を減速させる場合、目標減速度を実現する制動力を発生するように、ブレーキ装置1300が制御される。この場合、ブレーキ装置1300は、減速度をパラメータとして予め作成されたマップに従って制御される。
変速制御部950は、パワートレーンからの制動力、すなわちエンジンブレーキによる減速度が目標減速度になるような変速比を車速に基づいて設定する。この変速比になるように油圧制御回路2000を介してベルト式無段変速機500が制御される。変速比は、車速および減速度をパラメータとして予め作成されたマップにより算出される。目標減速度が小さいほど(制動力が大きいほど)、変速比が大きくなるように算出される。
図7を参照して、本実施の形態に係る制御装置のECU900が実行するプログラムの制御構造について説明する。なお、以下に説明するプログラムは、予め定められた周期で繰返し実行される。
ステップ(以下、ステップをSと略す)100にて、ECU900は、ストロークセンサ916から送信された信号に基づいて、ブレーキペダル918の操作量を検出するとともに、踏力センサ919から送信された信号に基づいて、ブレーキペダル918の踏力を検出する。
S110にて、ECU900は、ブレーキペダル918の操作量および踏力の少なくともいずれか一方に基づいて操作車両の目標減速度を設定する。
S120にて、ECU900は、ブレーキ装置1300からの制動力による減速度が目標減速度になるように、ブレーキ装置1300を制御する。
S130にて、ECU900は、車速センサ906から送信される信号に基づいて、車速を検出する。S140にて、ECU900は、パワートレーンからの制動力、すなわちエンジンブレーキによる減速度が目標減速度になるような変速比を車速に基づいて算出する。
S150にて、ECU900は、ベルト式無段変速機500をダウンシフトさせるようにシフトレバー922が操作されたか否かを判別する。ベルト式無段変速機500をダウンシフトさせるようにシフトレバー922が操作されると(S150にてYES)、処理はS160に移される。もしそうでないと(S150にてNO)、この処理は終了する。
S160にて、ECU900は、S140において算出した変速比になるようにベルト式無段変速機500を制御する。S170にて、ECU900は、ブレーキ装置1300による減速度が漸増するように(制動力が漸減するように)、ブレーキ装置1300を制御する。図8に示すように、パワートレーン100からの制動力、すなわちエンジンブレーキによる減速度が目標加速度に到達したタイミングで、ブレーキ装置1300による減速度が漸増される。
以上のような構造およびフローチャートに基づく、本実施の形態にかかる制御装置であるECU900の動作について説明する。
車両の走行中、ストロークセンサ916から送信された信号に基づいて、ブレーキペダル918の操作量が検出されるとともに、踏力センサ919から送信された信号に基づいて、ブレーキペダル919の踏力が検出される(S100)。検出されたブレーキペダル918の操作量および踏力の少なくともいずれか一方に応じた目標減速度が設定される(S110)。ブレーキ装置1300からの制動力による減速度が目標減速度になるように、ブレーキ装置1300が制御される(S120)。
さらに、車速センサ906から送信される信号に基づいて、車速が検出され(S130)、パワートレーンからの制動力、すなわちエンジンブレーキによる減速度が目標減速度になるような変速比が車速に基づいて算出される(S140)。
減速中において、運転者がシフトレバー922を操作することなく(S150にてNO)、ブレーキペダル918のみを操作していれば、図9に示すように、ブレーキ装置1300により目標減速度が実現される。
一方、車両の減速中において、ベルト式無段変速機500をダウンシフトさせてエンジンブレーキを効かせるために、運転者がシフトレバー922を操作すると(S150にてYES)、パワートレーンからの制動力により目標減速度を実現する変速比になるように、ベルト式無段変速機500が制御される(S160)。
さらに、前述した図8に示すように、パワートレーンによる減速度が目標加速度に到達したタイミングで、ブレーキ装置1300による減速度が漸増される(S170)。これにより、ダウンシフトを行なった場合に、乗員が要求する減速度で車両を減速させることができる。
以上のように、本実施の形態に係る制御装置であるECUによれば、ブレーキペダルの操作量および踏力の少なくともいずれか一方に応じて目標減速度が設定される。ブレーキ装置による減速度が設定された目標減速度になるようにブレーキ装置が制御される。ブレーキ装置を用いた減速中において、ベルト式無段変速機をダウンシフトするようにシフトレバーが操作された場合、パワートレーンによる減速度が目標加速度になる変速比になるようにベルト式無段変速機が制御される。パワートレーンによる減速度が目標加速度に到達したタイミングで、ブレーキ装置による減速度が漸増される。これにより、ダウンシフトを行なった場合に、乗員が要求する減速度で車両を減速させることができる。
なお、本実施の形態においては、ブレーキペダル918の操作量および踏力の少なくともいずれか一方に応じて目標減速度を設定していたが、目標減速度の代わりに制動力を設定するようにしてもよい。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態に係る制御装置を搭載した車両のスケルトン図である。 本発明の実施の形態に係る制御装置を示す制御ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る制御装置により制御される油圧制御回路を示す図(その1)である。 本発明の実施の形態に係る制御装置により制御される油圧制御回路を示す図(その2)である。 本発明の実施の形態に係る制御装置により制御される油圧制御回路を示す図(その3)である。 図2のECUを示す制御ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る制御装置のECUが実行するプログラムの制御構造を示すフローチャートである。 ブレーキ装置による減速度とパワートレーンによる減速度とを示す図である。 ブレーキ装置による減速度を示す図である。
符号の説明
100 パワートレーン、200 エンジン、300 トルクコンバータ、310 オイルポンプ、400 前後進切換装置、500 ベルト式無段変速機、600 減速歯車、700 差動歯車装置、800 駆動輪、902 エンジン回転数センサ、904 タービン回転数センサ、906 車速センサ、908 スロットル開度センサ、910 冷却水温センサ、912 油温センサ、914 アクセル開度センサ、916 ストロークセンサ、918 ブレーキペダル、919 踏力センサ、920 ポジションセンサ、922 シフトレバー、924 プライマリプーリ回転数センサ、926 セカンダリプーリ回転数センサ、1000 電子スロットルバルブ、1100 燃料噴射装置、1200 点火装置、1300 ブレーキ装置、2000 油圧制御回路。

Claims (2)

  1. 摩擦力を用いて車輪の回転を抑制する制動機構と、動力源から出力された駆動力を変速機を介して前記車輪に伝達するパワートレーンとを有する車両の制御装置であって、
    第1の操作部材への運転者の操作に応じて、前記車両の減速度合を表わす物理量を設定するための設定手段と、
    前記制動機構からの制動力による前記車両の減速度合が前記設定された物理量に対応した減速度合になるように前記制動機構を制御するための第1の制御手段と、
    前記パワートレーンからの制動力による前記車両の減速度合が前記設定された物理量に対応した減速度合になる変速比を算出するための算出手段と、
    前記制動機構による前記車両の減速中において、第2の操作部材への操作が運転者によりなされた場合、前記算出された変速比になるように、前記変速機を制御するための第2の制御手段と、
    前記第2の制御手段が前記変速機を制御することにより前記パワートレーンからの制動力が増大した場合、前記制動機構による制動力が減少するように前記制動機構を制御するための第3の制御手段とを含む、車両の制御装置。
  2. 前記自動変速機は、無段変速機である、請求項1に記載の車両の制御装置。
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