JP2007296667A - キャップ本体と頭冠との連結構造 - Google Patents

キャップ本体と頭冠との連結構造 Download PDF

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JP2007296667A JP2006124609A JP2006124609A JP2007296667A JP 2007296667 A JP2007296667 A JP 2007296667A JP 2006124609 A JP2006124609 A JP 2006124609A JP 2006124609 A JP2006124609 A JP 2006124609A JP 2007296667 A JP2007296667 A JP 2007296667A
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Abstract

【課題】 頭冠とキャップ本体との係合を、キャップ本体の先端に頭冠の後端を挿入し、次いで、その頭冠の外面に設けた突出部がキャップ本体の内面に設けた環状突起を乗り越えることによってなしている。しかし、この様な頭冠とキャップ本体との係合方法にあっては、頭冠のキャップ本体に対する露出部分が少なく、デザイン上の制約を受けてしまっていた。
【解決手段】 キャップ本体と頭冠との連結構造であって、キャップ本体の長手方向に係合部を形成すると共に、その係合部に係合する係合受部を頭冠に形成し、それら係合部と係合受部を前記キャップ本体の中心軸線から外れた位置に形成したキャップ本体と頭冠との連結構造。
【選択図】 図1

Description

本発明は、キャップ本体と頭冠との連結構造に関するものであり、特に、クリップが頭冠に設けられたたキャップ本体との連結構造に関する。
1例として、内キヤツプを内在させたキヤツプ本体の取付部にクリップの折曲片を挿入し、頭冠の装着によりクリップを固定する構造の筆記具用キヤツプにおいて、上端部の1個所に凹欠部を形成して前記凹欠部に連通する中心孔となる空間を残して、上端部に内向の周縁が設けられたパイプ状キヤツプ本体の凹欠部に、帯状金属板の一端をコ字形状に折曲げたクリップのコ字形部をまたがせ、一方、有蓋かつ気密性のペン先の収容部と頭冠の環状凸部を備えた突出部を挿着させるための、内側壁に環状突起を備えた挿着部からなる筒体の外側壁に軸方向の帯状溝を設けてなる内キヤツプを前記パイプ状キヤツプ本体中に、帯状溝とクリップの脚片とが合致するよう嵌挿した状態で頭冠の突出部をパイプ状キヤツプ本体の中心孔に挿入して、頭冠の環状凸部を内キヤツプの環状突起を越えて係合させることによりクリップを一体的に固定されるようにした筆記具用キヤツプの構造がある。
実公昭59−17675号公報。
前記の従来技術にあっては、頭冠とキャップ本体との係合を、キャップ本体の先端に頭冠の後端を挿入し、次いで、その頭冠の外面に設けた突出部がキャップ本体の内面に設けた環状突起を乗り越えることによってなしている。しかし、この様な頭冠とキャップ本体との係合方法にあっては、頭冠のキャップ本体に対する露出部分が少なく、デザイン上の制約を受けてしまっていた。
そこで、前記頭冠をキャップ本体とは反対方向の後方に向けて延設すると共に、その延設部分にクリップなどを形成する試みもなされたが、クリップが操作されそのクリップがキャップ本体から離隔した際、てこの原理が発生し、クリップとともに頭冠がキャップ本体から抜け出てしまう危険性があった。
本発明は、キャップ本体と頭冠との連結構造であって、キャップ本体の長手方向に係合部を形成すると共に、その係合部に係合する係合受部を頭冠に形成し、それら係合部と係合受部を前記キャップ本体の中心軸線から外れた位置に形成したことを要旨とする。
本発明は、キャップ本体と頭冠との連結構造であって、キャップ本体の長手方向に係合部を形成すると共に、その係合部に係合する係合受部を頭冠に形成し、それら係合部と係合受部を前記キャップ本体の中心軸線から外れた位置に形成したので、頭冠にデザイン上の制約もなく、また、安定したキャップ本体と頭冠との連結構造が得られる。
ボールペンの先端を覆うキャップの例であるが、マーキングペンやシャープペンシルの先端を覆うキャップであっても良い。
軸筒1の内部には、油性インキなどを収容したボールペンリフィル2が配置されており、そのボールペンリフィル2の前端(図中、上方)に取り付けられているボールペンチップ3が、前記軸筒1の先部4から突出している。その先部4の中間部外周には、後述するキャップが嵌合する環状突起5が形成されている。一方、軸筒1の後部(図中、下方)には、尾栓6が螺合などの手段によって着脱自在に取り付けられており、その尾栓6の内面に前記リフィル2の後端部が圧入されることによって、そのリフィル2の軸筒1に対する移動が規制されている。符号7は、軸筒1の把持する部分に挿着されたゴム状弾性体からなるグリップ部材である。
前記軸筒1の前方部には、ボールペンチップ3を覆うようにキャップ8が着脱自在に取り付けられている。そのキャップ8は、キャップ本体9と頭冠10とより基本的に構成されている。以下、詳述する。キャップ本体9の中間部内面には、前記軸筒1の環状突起5と係脱する凹凸部11が円周上ではあるが、部分的な位置に形成されている。また、キャップ本体9の内面上方には、前記ボールペンチップ3の先端部(筆記部)を密閉するエラストマーやシリコーンゴムなどの弾性体からなるシール部材12が配置されているが、そのシール部材12はキャップ本体9の内面に形成されたリブ13に圧入され支えられている。また、キャップ本体9の前方部には縮径部14が形成されているが、その縮径部14の外周部には後述するクリップの方向に向けて低く傾斜する傾斜面15が形成されているが、その傾斜面は円弧状の傾斜面部となっている。符号16は、キャップ本体9に形成された貫通孔であって、前記軸筒1が挿入される後端部から前端部に架けて形成されており、前記シール部材12が変形した際の逃げ空間部ともなっている。
前記キャップ本体9の縮径部14の外面の中間部には、外周リブ17が形成されており、また、キャップ本体9の長手方向における中心軸線から離れた位置には、その中心軸線と平行に係合突起18が前記キャップ本体9の外周縁部を超えない範囲で形成されている。その係合突起18の頂部19は前端が尖った山形状をなしており、その頂部19は前記縮径部14の前端部20に達している。次に説明する頭冠の溝が嵌まり込み易くしているのである。
前記キャップ本体8の縮径部14には、頭冠10が連結・固定されている。その頭冠10について説明する。頭冠10の内面には、前記キャップ本体9の外周リブ17を乗り越え係合する内周リブ21が形成されており、その内周リブ21と交差するように前記係合突起18が嵌まり込む係合溝22が形成されている。また、頭冠10の後端には、前記キャップ本体8の傾斜面15に合致すべく傾斜面23が形成されている。符号24は、頭冠10に一体形成されたクリップであるが、各々を別部材で構成し、接着や係合、螺合と言った手段で固定しても良い。
前記キャップ本体8の外周リブ17の前方部は、前方に向けて縮径する円錐部25が形成されている。一方、外周リブ17の後端部は垂直に切り落とされた段部となっている。頭冠10をキャップ本体8に組み付け易くしているとともに、組み付け後においては抜けにくい構造としている。
尚、本例においては、前記キャップ8の係合突起18と頭冠10の係合溝22を、キャップ本体8の中心軸線に対して外れた位置であって、クリップ24の近い側に平行に設けたが、クリップ24とは反対側、即ち、遠い側に設けても良い。しかし、前記互いの係合部(係合突起、係合溝)をクリップ24の近い側に設けた方が、クリップ24をキャップ本体8から持ち上げ、離隔させた際、前記係合突起18と係合溝22との係合による引っ掛かり作用が向上し、その結果、キャップ本体8からの頭冠10の脱落防止作用が向上する。
また、キャップ本体8の係合溝を形成する一方、その係合溝に嵌まり込む係合突起を頭冠10に形成しても良いが、射出成形などによって形成する場合には、肉厚差が大きい部分が形成され、その結果、成形品の外観にひけと称される凹部が発生してしまう可能性がある。よって、本実施例のようにキャップ本体8に係合突起を、頭冠10に係合溝を形成するのが好ましい。
第2例を図6に示し説明する。キャップ本体26の縮径部14には、前例と同様に長手方向における中心軸線から離れた位置であって、その中心軸線と平行に係合突起27が形成されているが、前記第1例のように縮径部14の長手方向の全域に亘って形成されているのではなく、中間部までしか形成されていない。また、縮径部14の前方部には、螺旋状のリブ(雄ねじ)28が形成されているが、その螺旋状のリブ28は、後方に向かって順次時低く形成されている。本例において、その螺旋状のリブは、1周のみの形成となっているが、これに限定されることなく、2周や3周形成しても良い。
一方、頭冠29の内面には、前記キャップ本体26の係合突起27が嵌まり込む係合溝が形成されており(図示せず)、また、螺旋状のリブ28と係合する螺旋状の溝(雌ねじ)30が形成されているが、その螺旋状の溝30は、頭冠29の開口部側の浅い溝30aと、先端側(底部側)の深い溝30bから構成されており、それら浅い溝30aと深い溝30bは、独立した位置に形成されている。
本例においては、頭冠29をキャップ本体26に組み付ける際、先ず、キャップ本体26が頭冠29の浅い溝30aの終点まで螺合して位置決めされる。その後、圧入により、キャップ本体26に形成された螺旋状のリブ28が頭冠29の浅い溝30aを乗り越え、深い溝30bに没入し係合する。その結果、キャップ本体29の方向を視認しなくても、そのキャップ本体26と頭冠29との位置決めができ、もって、生産性の向上が図れるものとなっている。また、前記の螺合させる動作は機械でも行える為、その機械によっても位置決めができ、その組み付け作業を機械化することも容易にできる。
第3例を図7に示し説明する。キャップ本体31の縮径部14の中間部には、前記傾斜面15に沿って外面突起32が形成されている。一方、頭冠33の内面には、前記外面突起32を乗り越え・係合する内面突起34が形成されている。勿論、その内面突起34も頭冠33の傾斜面23に沿って形成されている。そして、これら外面突起32と内面突起34との係合によって、頭冠33のキャップ本体31からの脱落が防止されている。傾斜した突起同士のみを係合させることによって、頭冠33のキャップ本体31に対する脱落が防止されると共に、相対的な回転も防止されるものとなっている。
本例においては、クリップ24の玉部35から外面突起32と内面突起34との係合部までの距離が短くなり、即ち、玉部(力点)35から係合部(作用点)32、34までの距離が短くなる為、クリップ24を持ち上げ、キャップ本体31から離隔させた際、てこの作用によって働く、玉部(力点)35を持ち上げる力と同方向に係合部(作用点)が持ち上げられようとする力とが小さくなり、その結果、頭冠33のキャップ本体31に対する脱落防止効果が向上する。
本発明の1例を示す縦断面図。 キャップ本体を示す側面図。 図2の上面図。 頭冠を示す縦断面図。 図4の底面図。 第2例を示す要部断面斜視図。 第3例を示す要部縦断面図。
符号の説明
1 軸筒
2 ボールペンリフィル
3 ボールペンチップ
4 先部
5 環状突起
6 尾栓
7 グリップ部材
8 キャップ
9 キャップ本体
10 頭冠
11 凹凸部
12 シール部材
13 リブ
14 縮径部
15 傾斜面
16 貫通孔
17 外周リブ
18 係合突起
19 頂部
20 前端部
21 内周リブ
22 係合溝
23 傾斜面
24 クリップ
25 円錐部
26 キャップ本体
27 係合突起
28 螺旋状のリブ
29 頭冠
30 螺旋状の溝
31 キャップ本体
32 外面突起
33 頭冠
34 内面突起
35 玉部

Claims (3)

  1. キャップ本体と頭冠との連結構造であって、キャップ本体の長手方向に係合部を形成すると共に、その係合部に係合する係合受部を頭冠に形成し、それら係合部と係合受部を前記キャップ本体の中心軸線から外れた位置に形成したことを特徴とするキャップ本体と頭冠との連結構造。
  2. 前記頭冠にクリップを設けたことを特徴とするキャップ本体と頭冠との連結構造。
  3. 前記係合部と係合受部とを中心軸線よりもクリップ側に設けたことを特徴とするキャップ本体と頭冠との連結構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009202361A (ja) * 2008-02-26 2009-09-10 Zebra Pen Corp 筆記具

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