JP2007295709A - スイッチング電源 - Google Patents

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Abstract

【課題】 アクティブクランプ方式のスイッチング電源において、トランスのインダクタンスのリセット時間が負荷電流により異なるので、軽負荷から重負荷まで安定して同期整流ができないという課題を解決する。
【解決手段】 ダイオードが並列接続されトランスの1次巻線に直流電源電圧を印加する主スイッチと、クランプダイオードが並列接続されたクランプスイッチとクランプコンデンサとが先の1次巻線に並列に接続されたアクティブクランプ回路を有し、先のトランスの2次巻線から得られる交流電圧を同期整流して負荷に直流電圧を供給するスイッチング電源において、先の1次巻線の一端と先のクランプコンデンサの一端との間に電流によりインダクタンスが変化する可変インダクタンスを挿入接続するようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、アクティブクランプ方式のスイッチング電源に係り、特に軽負荷から重負荷まで安定して同期整流ができるように改良したスイッチング電源に関する。
図5は従来のアクティブクランプ方式のスイッチング電源の構成を示す。図5において、直流電源電圧Eは、寄生ダイオード(ダイオード)D2が並列に接続され、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)で構成された主スイッチQ2を介してトランスT2の1次巻線N6に印加されている。
なお、図5では1次巻線N6の持つインダクタンスを、以後の説明に際して具体的に分かりよくするために、インダクタンスL3(N6)の回路素子として独立して分離記載している。
そして、1次巻線N6に、図5ではインダクタンスL3(N6)を介した形で、アクティブクランプ回路10が並列に接続されている。アクティブクランプ回路10は寄生ダイオード(クランプダイオード)D1が並列に接続され、MOSFETで構成されたクランプスイッチQ1とクランプコンデンサC1とが直列接続されて構成されている。
トランスT2は、1次巻線N6、2次巻線N7、およびドライブ巻線N8で構成されている。そして、2次巻線N7には寄生ダイオード(フォワードダイオード)D3が並列に接続され、MOSFETで構成されたフォワードスイッチQ3およびインダクタンスL2を介して、負荷抵抗RとコンデンサC2の並列回路に接続されている。
また、負荷抵抗RとコンデンサC2の並列回路に直列接続された平滑用のインダクタンスL2には、寄生ダイオード(フライバックダイオード)D4が並列に接続され、MOSFETで構成されたフライバックスイッチQ4が並列に接続されている。
軽負荷/重負荷切替回路11には、ドライブ巻線N8からのドライブ電圧が入力されると共に、負荷電流検出回路12で検出された負荷電流が入力されており、負荷電流検出回路12はこれらを用いてフォワードスイッチQ3とフライバックスイッチQ4を相補的に制御する。
そして、フォワードスイッチQ3、フォワードダイオードD3、フライバックスイッチQ4、フライバックダイオードD4、軽負荷/重負荷切替回路11等により同期整流回路13を構成している。
次に、図6に示す波形図を用いて図5に示すスイッチング電源の動作について説明する。軽負荷状態において、図6(A)は巻線N6の電圧VN6の波形を、図6(B)はインダクタンスL3(N6)の電流I3波形を、図6(C)はインダクタンスL3(N6)の電圧VL3(N6)の波形をそれぞれ示している。
先ず、クランプスイッチQ1がオフで、主スイッチQ2をPWM信号によりオンにすると、図6(A)に示すように1次巻線N6の両端にオン電圧Vonが発生し、インダクタンスL3(N6)には電磁エネルギーが蓄積される。
この状態では、インダクタンスL3(N6)に流れる電流I3は、図6(B)に示すように時間tの経過と共に一定の割合で増加する電流Isとなる。さらに、インダクタンスL3(N6)の両端には、図6(C)に示すように、電流I3が一定割合で変化しているので、一定の電圧Vcとして現れる。そして、以上の変化を踏まえて、2次巻線N7の両端には一定の電圧VN7が現れる。
2次側では、フライバックスイッチQ4とフライバックダイオードD4はオフ状態で、フォワードスイッチQ3はオン状態になるように制御されるので、電圧VN7はインダクタンスL2を介して負荷抵抗Rに印加される。
次に、クランプスイッチQ1がオフで、主スイッチQ2をオフにすると、インダクタンスL3(N6)に蓄積された電磁エネルギーはクランプダイオードD1を介してクランプコンデンサC1に放電する。この放電時間は、インダクタンスL3(N6)の電圧VL3(N6)がゼロになる時まで続く。この時間が図6(A)に示すゼロ電圧期間T1に対応する。
そして、 このゼロ電圧期間T1は、トランスT2のインダクタンスL3(N6)をリセットする時間であり、このインダクタンスL3(N6)に蓄積された電磁エネルギーの大きさは電流I3の大小に関連する。
このゼロ電圧期間T1の終了付近で、図示しない制御信号により主スイッチQ2がオフで、クランプスイッチQ1をオンにすると、図6(A)に示すように、クランプコンデンサC1に蓄積された静電エネルギーによる放電電圧が巻線N6に、図6(A)に示すように、逆方向に一定のリセット電圧Vrとして印加される。
2次側では、ゼロ電圧期間T1の終了付近でフォワードスイッチQ3がオフで、フライバックスイッチQ4がオンになるように軽負荷/重負荷切替回路11により切り替えられ、これにより負荷抵抗Rへの電力はこのインダクタンスL2の放電電流で供給される。
なお、軽負荷/重負荷切替回路11がフォワードスイッチQ3とフライバックスイッチQ4を切り替えるタイミングは、負荷電流検出回路12で検出された負荷電流の大きさを考慮して行う。
また、このとき、フォワードスイッチQ3はオフなので、2次巻線N7には電流が流れていない状態であり、理想的には1次巻線N6には励磁電流だけが流れ、クランプコンデンサC1の放電電圧は十分に一定電圧を供給し得る。またそのようなクランプコンデンサC1を選ぶ必要がある。
以上のようにして、図5に示すスイッチング電源は、図6に示すように、オン電圧Von期間、ゼロ電圧期間、リセット電圧Vr期間を1サイクルとして繰り返して、直流電源電圧Eから負荷抵抗Rに電力を供給する。
そして、図5に示すスイッチング電源では、ゼロ電圧期間T1の終了付近で、クランプスイッチQ1、主スイッチQ2、フォワードスイッチQ3、およびフライバックスイッチQ4等に対して図示しない制御信号により協調同期をとってオン/オフする必要がある。
特開平11―32479号公報
特開2001―292571号公報
しかし、このようなスイッチング電源には、次のような課題がある。2次側の整流回路にMOSFETを使用して同期整流を実現する場合に、駆動回路はフォワード側Q3とフライバック側Q4の切替時間の遅れ等を十分に考慮する必要がある。
負荷電流が常に一定ならば容易であるが、一般的には軽負荷から重負荷まで安定に動作しなければならない。この切替の遅れ時間に寄与するものが、トランスT2のインダクタンスL3(N6)をリセットする時間であるトランスの1次巻線電圧VN6がゼロの時間である。
しかしながら、トランスT2のインダクタンスL3(N6)のリセット時間は電流I3に依存するため、負荷電流が大きいほどリセット時間は長く、軽負荷ほど短い。
従って、軽負荷時はトランスT2の2次巻線N7の電圧VN7がゼロである時間が短くなり、フォワードスイッチQ3とフライバックスイッチQ4との切替時間を早くする必要があり、軽負荷/重負荷切替回路11が複雑になるという課題がある。
従って、本発明の目的は、トランスのインダクタンスのリセット時間を一定にして、スイッチ素子の切替を容易にし、負荷電流に依存しない同期整流回路を提供することにある。
このような課題を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、
ダイオードが並列接続されトランスの1次巻線に直流電源電圧を印加する主スイッチと、クランプダイオードが並列接続されたクランプスイッチとクランプコンデンサとが先の1次巻線に並列に接続されたアクティブクランプ回路を有し、先のトランスの2次巻線から得られる交流電圧を同期整流して負荷に直流電圧を供給するスイッチング電源において、
先の1次巻線の一端と先のクランプコンデンサの一端との間に電流によりインダクタンスが変化する可変インダクタンスを挿入接続したものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、
先の2次巻線と先の負荷との間に直列に接続されフォワードダイオードが並列接続されたフォワードスイッチと、負荷に並列に接続されフライバックダイオードが並列接続されたフライバックスイッチを有し、先のトランスに設けたれたドライブ巻線により先のフォワードスイッチと先のフライバックスイッチを相補的にかつ直接的に開閉制御して、先の同期整流を行うようにしたものである。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明において、
前記可変インダクタンスとして、スイングチョークを用いるようにしたものである。
請求項4記載の発明は、請求項2記載の発明において
先のフォワードスイッチと先のフライバックスイッチは、MOSFETを用いるようにしたものである。
請求項1,2,3および4に記載された発明によれば、次のような効果がある。
1次巻線の一端とクランプコンデンサの一端との間に電流によりインダクタンスが変化する可変インダクタンスを挿入接続した構成であるので、軽負荷時は可変インダクタンスのインダクタンス値が大きく、重負荷時はインダクタンス値が小さくなる。
これにより、可変インダクタンスをリセットする時間であるデッドタイムを負荷電流に影響されないほぼ一定値とすることが可能になる。
このため、デッドタイムが、軽負荷、重負荷等の負荷に関わらず一定であるため、主スイッチ、およびクランプスイッチのオン/オフのタイミングの設定が簡単となり、駆動が簡単になる効果がある。
また、2次側の同期整流回路の整流素子であるフォワードスイッチとフライバックスイッチは、トランスのドライブ巻線の電圧により直接駆動が可能になるので、複雑な遅れ時間等の調整が不要となり、高効率のスイッチング電源となる効果がある。
以下、本発明について図面を用いて詳細に説明する。なお、従来のスイッチング電源である図5に記載した構成要素と同一の機能を有する部分には、説明を簡単にするため、同一の符号を付して、適宜にその説明を省略する。
図1は本発明に係るスイッチング電源の1実施例を示す構成図である。図1において、直流電源電圧Eは、寄生ダイオード(ダイオード)D2が並列に接続され、MOSFETで構成された主スイッチQ2を介してトランスT1の1次巻線N1に印加されている。
そして、1次巻線N1に、外付けの可変インダクタンスL1を介してアクティブクランプ回路10が並列に接続されている。アクティブクランプ回路10は寄生ダイオード(クランプダイオード)D1が並列に接続されMOSFETで構成されたクランプスイッチQ1とクランプコンデンサC1とが直列接続されて構成されている。
そして、この外付けの可変インダクタンスL1としては、例えば、電流I1の増加によりインダクタンスが減少するスイングチョークなどが用いられる。
トランスT1は、1次巻線N1、2次巻線N2、およびドライブ巻線N3、およびドライブ巻線N4で構成されている。そして、端部P1とP2を持つドライブ巻線N3の端部P2と、端部P3とP4を持つドライブ巻線N4の端部P2とP3は互いに接続されており、これらは共通電位点Cに接続されている。さらに、端部P1と端部P4に発生する電圧は、共通電位点Cに対して逆極性で変化する。
トランスT1の2次巻線N2には寄生ダイオード(フォワードダイオード)D3が並列に接続されてMOSFETで構成されたフォワードスイッチQ3およびインダクタンスL2を介して、負荷抵抗RとコンデンサC2の並列回路に接続されている。そしてこの並列回路の一端は共通電位点Cに接続されている。
また、抵抗RとコンデンサC2の並列回路に直列接続された平滑用のインダクタンスL2よりなる直列回路には、寄生ダイオード(フライバックダイオード)D4が並列に接続されてMOSFETで構成されたフライバックスイッチQ4が並列に接続されている。
そして、フォワードスイッチQ3のゲートにはドライブ巻線N3の端部P1が、フライバックスイッチQ4のゲートにはドライブ巻線N4の端部P4がそれぞれ接続され、互いに相補的にオン/オフされる構成である。
以上のフォワードダイオードD3が並列に接続されたフォワードスイッチQ3、フライバックダイオードD4が並列に接続されフライバックスイッチQ4、ドライブ巻線N3、N4等で同期整流回路14が構成されている。
次に、図2〜図4に示す波形図等を用いて図1に示すスイッチング電源の動作について説明する。図2は可変インダクタンスL1の特性を示す特性図を示している。
図3は、軽負荷における各部の状態を示したものであって、図3(A)は巻線N1の電圧VN1の波形を、図3(B)は可変インダクタンスL1の電流I1波形を、図3(C)は可変インダクタンスL1の電圧VL1の波形をそれぞれ示している。
図4は重負荷における各部の状態を示したものであって、図4(A)は巻線N1の電圧VN1の波形を、図4(B)は可変インダクタンスL1の電流I1波形を、図4(C)は可変インダクタンスL1の電圧VL1の波形をそれぞれ示している。
先ず、軽負荷における従来の波形図である図6との対比の関係から、軽負荷状態について説明する。クランプスイッチQ1がオフで、主スイッチQ2を図示しない制御回路からPWM信号によりオンにすると、インダクタンスL1には電磁エネルギーが蓄積されると共に、図3(A)に示すように1次巻線N1の両端にオン電圧Vonが発生する。
この状態では、可変インダクタンスL1に流れる電流I1は、図3(B)に示すように時間tの経過と共に一定の割合で増加する電流Isとなる。さらに、可変インダクタンスL1の両端には、図3(C)に示すように、電流I1が一定割合で変化しているので、一定の電圧Vcとして現れ、2次巻線N2の両端には一定の電圧VN2が現れる。
2次側では、フライバックスイッチQ4はドライブ巻線N4の端部P4の電圧により、オフに制御され、フォワードスイッチQ3はドライブ巻線N3の端部P1(端部P4とは逆極性の電圧)の電圧によりオン状態になるように制御されるので、電圧VN2はインダクタンスL2を介して負荷抵抗Rに印加される。
次に、図示しない制御信号によりクランプスイッチQ1がオフで、主スイッチQ2をオフにすると、可変インダクタンスL1に蓄積された電磁エネルギーはクランプダイオードD1を介してクランプコンデンサC1に放電されて図3(B)に示すように減少しながら流れる。 この放電は、図3(C)に示すように、可変インダクタンスL1の電圧VL1がゼロになる時まで続く。この期間が図3(A)に示すゼロ電圧期間T3に対応する。
このゼロ電圧期間T3は、可変インダクタンスL1の電磁エネルギーをリセットする時間であるデッドタイムに相当し、このデッドタイムは可変インダクタンスL1に蓄積された電磁エネルギー、つまり電流I1の大小に関連する。
可変インダクタンスL1は、図2に示すように、電流I1が大きくなるに従ってインダクタンスが小さくなる特性を有している。従って、軽負荷時はインダクタンスが大きく、重負荷時はインダクタンスが小さくなる。この特性により、可変インダクタンスL1をリセットする時間であるゼロ電圧期間T3は負荷電流I1に影響されないほぼ一定値とすることが可能になる。
このゼロ電圧期間T3の終了付近で、主スイッチQ2がオフで、クランプスイッチQ1をオンにすると、クランプコンデンサC1に蓄積された電荷による放電電圧が巻線N1に、図3(A)に示すように、逆方向に一定のリセット電圧Vrとして印加される。
このため、2次側には、逆方向の2次電圧VN2(=N2・Vr/N1)が発生すると共にドライブ巻線N3、N4にも逆電圧が発生し、フォワードスイッチQ3はオフに、フライバックスイッチQ4はオンに自動的に制御される。これにより負荷抵抗Rへの電力はこのインダクタンスL2の放電電流で供給され、2次側で同期整流が行われる。
この状態は、2次巻線N2には電流が流れていない状態であり、理想的には1次巻線N1には励磁電流だけが流れるので、クランプコンデンサC1の放電電圧は十分に一定電圧を供給し得る。またそのようなクランプコンデンサC1を選ぶ必要がある。
以上のようにして、図1に示すスイッチング電源は、図3に示すように、オン電圧Von期間、ゼロ電圧期間、リセット電圧Vr期間を1サイクルとして繰り返して、直流電源電圧Eから負荷抵抗Rに電力を供給する。
以上は、軽負荷の場合について説明したものであるが、重負荷の場合でも図4の波形図で示すように、ゼロ電圧期間T4は、軽負荷時のゼロ電圧期間T3(=T4)と等しくなっており、基本的に同一の動作を行う。
図1に示す本発明のスイッチング電源では、ゼロ電圧期間T3、T4が、軽負荷、重負荷等の負荷に関わらず一定であるため、主スイッチQ2、およびクランプスイッチQ1のオン/オフのタイミングの設定が簡単となり、駆動が簡単になる効果がある。
さらに、図1に示す本発明のスイッチング電源では、ゼロ電圧期間T3、T4が、軽負荷、重負荷等の負荷に関わらず一定であるため、ドライブ巻線の電圧でフォワードスイッチQ3、およびフライバックスイッチQ4を直接駆動できるので、簡単な回路構成で高効率の電源構成が実現できる効果がある。
また、可変インダクタンスL1をトロイダルコイルにすると、その構造から磁束が外部に漏れ難いので、外部への磁束の影響が低減でき、近傍の磁性体等に悪影響を与えることが避けられる。
そして、このようなアクティブクランプ方式では、2次巻線N2の電圧VN2がオン時もオフ時も一定電圧となるため、フォワードスイッチQ3、およびフライバックスイッチQ4としてMOSFETの使用が可能となり、低オン抵抗のFETを選ぶことにより損失の低減も図れる。
また、図1に示す本発明のスイッチング電源では、従来の重負荷/軽負荷回路11が不要であり、このため部品点数が少なく、安価に構成することができるメリットがある。
本発明の一実施例を示す構成図である。 図1に示す可変インダクタンスの特性を示す特性図である。 図1に示すスイッチング電源の軽負荷時の動作を説明する波形図である。 図1に示すスイッチング電源の重負荷時の動作を説明する波形図である。 従来のスイッチング電源の構成図である。 図5に示すスイッチング電源の軽負荷時の動作を説明する波形図である。
符号の説明
10 アクティブクランプ回路
11 軽負荷/重負荷切替回路
12 負荷電流検出回路
13、14 同期整流回路
L1 可変インダクタンス
L2 インダクタンス
Q1 クランプスイッチ
Q2 主スイッチ
Q3 フォワードスイッチ
Q4 フライバックスイッチ
D1 クランプダイオード
D2 ダイオード
D3 フォワードダイオード
D4 フライバックダイオード
C 共通電位点
C1 クランプコンデンサ
C2 コンデンサ
E 直流電源電圧
R 負荷抵抗
T1、T2 トランス
N1、N6 1次巻線
N2、N7 2次巻線
N3、N4、N8 ドライブ巻線

Claims (4)

  1. ダイオードが並列接続されトランスの1次巻線に直流電源電圧を印加する主スイッチと、クランプダイオードが並列接続されたクランプスイッチとクランプコンデンサとが前記1次巻線に並列に接続されたアクティブクランプ回路を有し、前記トランスの2次巻線から得られる交流電圧を同期整流して負荷に直流電圧を供給するスイッチング電源において、
    前記1次巻線の一端と前記クランプコンデンサの一端との間に電流によりインダクタンスが変化する可変インダクタンスを挿入接続したことを特徴とするスイッチング電源。
  2. 前記2次巻線と前記負荷との間に直列に接続されフォワードダイオードが並列接続されたフォワードスイッチと、負荷に並列に接続されフライバックダイオードが並列接続されたフライバックスイッチを有し、前記トランスに設けたれたドライブ巻線により前記フォワードスイッチと前記フライバックスイッチを相補的にかつ直接的に開閉制御して、前記同期整流を行うことを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源。
  3. 前記可変インダクタンスは、スイングチョークとすることを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源。
  4. 前記フォワードスイッチと前記フライバックスイッチは、MOSFETとすることを特徴とする請求項2に記載のスイッチング電源。



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