JP2007290638A - 旅客誘導システム - Google Patents
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Abstract
【課題】駅ホーム上において、旅客が好んで乗車ドア付近や、階段脇の狭小部分では、旅客流動が滞りやすく、混雑が発生する。これにより、列車の提示運行が阻害される。
【解決手段】駅ホームにおいて、旅客の切符,定期券へポイントを付与するポイント付与装置と、前記指定された列車の指定されたドアの位置を表示する表示灯と、旅客の乗車したドア位置情報を検出する位置検出装置を設置し、混雑していないドアからの乗車旅客にポイントを付与する。
【効果】旅客が、混雑しているドアから混雑していないドアに移動するため、混雑が解消される。
【選択図】図1
【解決手段】駅ホームにおいて、旅客の切符,定期券へポイントを付与するポイント付与装置と、前記指定された列車の指定されたドアの位置を表示する表示灯と、旅客の乗車したドア位置情報を検出する位置検出装置を設置し、混雑していないドアからの乗車旅客にポイントを付与する。
【効果】旅客が、混雑しているドアから混雑していないドアに移動するため、混雑が解消される。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両又は駅ホーム上の旅客を誘導する旅客誘導システムに関するものである。
駅ホームからの転落事故を防ぐため、ホームドアの設置が進んでいる。ホームドアを設置すると、従来よりもホームの幅が狭くなり、列車を待っている旅客と、ホーム上を移動している旅客が交錯し、旅客流動が滞る。そのため、ホーム上が混雑したり、あるいは、列車の乗降に時間がかかり、列車の定時運行に支障をきたす。そのため、特に、ホームが狭い既設路線の駅にホームドアを設置するためには、混雑解消方法も合わせて提供する必要がある。
混雑解消方法の第一の公知例として、特許文献1に示された定期券の運賃可変装置がある。この装置では乗車利用が集中するラッシュ時の乗車運賃を割高に、非ラッシュ時の乗車運賃を割安に異ならせて乗車利用させる定期券の運賃可変装置を、改札に設置するものである。これにより、時差乗車を促進でき、ホーム上の混雑を解消できる。
また、混雑解消方法の第二の公知例として、特許文献2に示された大量交通システムのための個人案内システムがある。列車がホームに停車しているときに、個々の乗客がどのドアで乗降すべきかを表示するものである。これにより、ホーム上の混雑を平準化できるように旅客に移動をうながすものである。
これらの公知例のうち、第一の公知例では、ホーム上の混雑をある程度緩和できるかもしれないが、旅客の乗降時間を短縮できるほどの効果はない。なぜなら、旅客がある特定の部分に局在する、局所的混雑を解消できないからである。例えば、階段近くで乗車しやすい場所,降車駅で階段に近く乗換えに便利な場所,空いている車両が停車する場所などは、旅客が好んで乗車するため、混雑する。また、階段脇の狭小部分も、旅客流動が滞りやすいため、局所的に混雑する。他方、ホームの端や、階段下などの不便な場所は、ほとんど空いている。このように、第一の公知例では、駅ホーム上の旅客総数を減少させることはできるが、前記の局所的な混雑を解消することはできない。また、第二の公知例では、ホームの局所的な混雑を平準化できるように旅客に移動をうながすことができるが、旅客が誘導指示にしたがわなければ無意味である。旅客は、乗換えなどの利便性を捨ててまで、混雑解消のために移動する必要性がなく効果が得られない。
本発明は上述した公知例と比較して、ホーム上の混雑を緩和して、旅客の乗降時間を短縮可能にした旅客誘導システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、現金、または旅客の利益になる物品やサービスに還元できるポイントを、旅客に付与するポイントプログラムシステムを有する旅客誘導システムにおいて、
指定された列車の指定されたドアから乗車した旅客に対して、旅客の切符,定期券、または前記マイレージ用の口座にポイントを付与するポイント付与手段と、前記指定された列車の指定されたドアの位置を表示するドア表示手段と、前記指定された列車の指定されたドアから旅客が乗車したかどうかを確認するため、旅客の乗車したドア位置情報を検出する位置検出手段を備えたことを特徴とするものである。
指定された列車の指定されたドアから乗車した旅客に対して、旅客の切符,定期券、または前記マイレージ用の口座にポイントを付与するポイント付与手段と、前記指定された列車の指定されたドアの位置を表示するドア表示手段と、前記指定された列車の指定されたドアから旅客が乗車したかどうかを確認するため、旅客の乗車したドア位置情報を検出する位置検出手段を備えたことを特徴とするものである。
また、上記目的を達成するために、本発明の旅客誘導システムは、各列車のドアごとの旅客数を測定し、前記旅客数を、平日,祝日,曜日,月日,四半期、または特定の時間周期ごとに履歴データを保存する旅客集計手段と、前記履歴データと特定の閾値の比較から、ポイントを付与するドアを決定するドア選択手段をもつことを特徴とするものである。
また、上記目的を達成するために、本発明の旅客誘導システムは、ポイント管理手段を有し、該ポイント管理手段は、ポイント付与の日時や時刻、あるいは駅,列車,ドア等の位置などのポイント付与データを記録するポイント記録手段と、前記ポイントプログラムシステムからあらたにポイント付与の要求があったときに、前記ポイント付与データを参照して指定された制限を満たしているかどうか判定し、制限を満たさないときはポイント付与しないポイント付与選択手段をもつことを特徴とするものである。
また、上記目的を達成するために、本発明の旅客誘導システムは、前記ドア前の前記駅ホームの広さ、あるいは前記駅ホームの形状、あるいは待機できる旅客数に対応して、前記特定の閾値を個別に設定することを特徴とするものである。更に、上記目的を達成するために、本発明は、現金、または旅客の利益になる物品やサービスに還元できるポイントを、列車に乗車した旅客に付与する旅客誘導方法において、
指定された列車の指定されたドアから乗車した旅客に対して、旅客の切符,定期券、または前記マイレージ用の口座にポイントを付与すること、
前記指定された列車の指定されたドアの位置を表示すること、
前記指定された列車の指定されたドアから旅客が乗車したかどうかを確認するため、旅客の乗車したドア位置情報を検出することを特徴とするものである。
指定された列車の指定されたドアから乗車した旅客に対して、旅客の切符,定期券、または前記マイレージ用の口座にポイントを付与すること、
前記指定された列車の指定されたドアの位置を表示すること、
前記指定された列車の指定されたドアから旅客が乗車したかどうかを確認するため、旅客の乗車したドア位置情報を検出することを特徴とするものである。
また、上記目的を達成するために、前記各列車のドアごとの旅客数を測定し、該旅客数を、平日,祝日,曜日,月日,四半期、または特定の時間周期ごとに履歴データを保存すること、前記履歴データと特定の閾値の比較から、ポイントを付与するドアを決定することを特徴とするものである。
また、上記目的を達成するために、ポイント管理を行い、ポイント付与の日時や時刻、あるいは駅,列車,ドア等の位置などのポイント付与データを記録すること、新たにポイント付与の要求があったときに、前記ポイント付与データを参照して指定された制限を満たしているかどうか判定し、制限を満たさないときはポイント付与しないことを特徴とするものである。
また、上記目的を達成するために、前記ドア前の前記駅ホームの広さ、あるいは前記駅ホームの形状、あるいは待機できる旅客数に対応して、前記特定の閾値を個別に設定することを特徴とするものである。
本発明によれば、旅客はポイントを収集するため、表示灯の点灯するドアを優先して使用するようになり、駅ホーム上の旅客を平準化できるように旅客を誘導することができるようになる。また、旅客を列車に押し込むための要員も不要になるため、旅客誘導のコストを低減できる。さらに、旅客乗車時間が短縮されるため、列車の停車時間が減少する。これにより、列車の運行密度を上昇させて、さらに多くの旅客を乗車させることを実現した旅客システムを提供することが実現出来る。
以下、図1〜図13を使用して、実施例を示す。
本発明は、鉄道システムがポイントプログラムシステムを導入していることを前提としている。ポイントプログラムシステムは、現金、または旅客の利益になる物品や特典サービスに還元できるポイントを、鉄道会社やその契約会社や個人が、旅客に付与するプログラムシステムである。旅客が切符,指定席,定期などの旅客運賃を支払ったり、駅構内の小売店で物品を購入したり、レンタカーなどのサービスを購入する際に、その支払い金額や乗車距離に応じてポイントを付与する。これにより、鉄道の旅客増加が見込める。航空会社ではマイレージプログラム、薬局などの小売店ではポイントプログラムがすでに実施されており、これを鉄道に応用したものである。本発明は、前記ポイントプログラムシステムのポイントを用いて、効率的な旅客誘導を実現することを目的とする。
まず、図1を用いて実施例の動作を示す。図1では、列車1001が駅ホームに到着し、ホームドア1002が開ドアしている状態を示す。ポイント付与されるドアの表示するドア表示手段である表示灯81,82が、ホームドア側面にドアごとに設置される。旅客誘導装置1は、混雑しているドアの表示灯82を消灯し、混雑しないドアの表示灯81を点灯する。さらに、旅客誘導装置1は、位置検出装置1004により、旅客が乗車したドアを検出する。旅客71が、点灯した表示灯81に対応するドアから乗車した場合は、旅客誘導装置1は、ポイント付与装置1003を用いて、当該旅客の切符,定期、またはあらかじめ開設されたポイント用の口座にポイントを付与する。旅客72が、消灯した表示灯82に対応するドアから乗車した場合は、ポイントを付与しない。これにより、旅客はポイントを収集することを目的として、表示灯の点灯するドアを優先して使用するようになる。これにより、旅客誘導装置1は、各列車のドアごとに表示灯の点灯を設定することにより、駅ホーム上の旅客7を平準化できるように旅客を誘導できる。
実施例1では、RFカードを、定期券あるいは乗車券として用い、位置検出装置1004として、ドアごとにRFカードのリーダライタを設置する実施例を示す。RFカード内部の不揮発性メモリに、定期券の有効期限,区間や、切符の乗車駅,運賃を記録する。RFカードは、内蔵するアンテナを用いて、リーダライタと無線通信することができる。RFカードのデータを非接触で通信できるので、改札口における改札が容易になる。RFカードやリーダライタの動作原理や構成については、「これでわかったRFID」(社団法人日本自動認識システム協会編、オーム社)や「鉄道と電気技術 2005.8 VOL16No.8 3−9頁」を参照されたい。
図2は、実施例1の旅客誘導システムのハードウェア構成を示したものである。旅客誘導装置1は、ポイント付与されるドア位置を表示するドア表示手段である表示灯8と、乗客が乗車したドア位置情報を検出する位置検出装置1004とポイント付与装置1003を兼ねるリーダライタ4と、シリアル101,102等で接続される。また、旅客誘導装置1は、ポイント管理装置2にインターネット9等の通信回線を通して接続される。表示灯8とリーダライタ4は、停車列車のドア位置ごとに、駅ホーム上に、1つ以上設置する。後述するように、旅客誘導装置1に接続されるリーダライタ4から、旅客のRFカード3にポイントを付与する場合は、ポイント管理装置2は設けなくてもよい。ドア表示手段は、液晶パネルや有機SEDなどの平面ディスプレイを用いてもよい。なお、駅ホームの停車列車のドア位置ごとに、位置を識別するためのドアIDを静的に割り当てる。ホームドアが設置されている場合は、ホームドアごとにドアIDを割り当てる。
図4は、リーダライタ4のハードウェア構成を示したものである。CPU41,RAM42,ROM43,シリアルモジュール47,インタフェースモジュール46,暗号モジュール44,符号復号モジュール45が、バスにより結合されている。シリアルモジュール47は、LON,CAN,RS485などの複数のノードを接続できる標準化ネットワークのドライバモジュールである。また、シリアルの代わりに、DIO(デジタル入出力)を使用することもできる。暗号モジュール44は、RFカード3への送信データや受信データが盗聴されないように、データを暗号化したり暗号を解読したりするモジュールである。符号復号モジュール45は、無線通信時に、送信データを通信プロトコルにしたがって符号化したり、受信データを復号化したりするモジュールである。インタフェースモジュール46は、アンテナ48に送信データを送信したり、アンテナ48からの受信データを受信したりするモジュールである。ROM43は書き換え不可能なメモリであり、リーダライタ4のプログラムや、データの初期値が格納される。プログラムとしては、OSや周辺モジュールのデバイスドライバや、RFカード3へのリードコマンドを処理するリード部,ライトコマンドを処理するライト部がある。RAM42は、書き換え可能なメモリであり、プログラムが使用するデータが保存される。
リーダライタ4のリード部の動作を説明する。旅客誘導装置1からリードコマンドを受信すると、リードコマンドを、暗号モジュール44で暗号化する。次に、暗号化されたリードコマンドを、符号復号モジュール45により符号化し、インタフェースモジュール
46により、RFカード3に送信する。その後、RFカード3から受信データをインタフェースモジュール46が受信すると、受信データを符号復号モジュール45で復号したあと、暗号モジュール44で解読する。解読した受信データをシリアルモジュール47により、旅客誘導装置1に送信する。
46により、RFカード3に送信する。その後、RFカード3から受信データをインタフェースモジュール46が受信すると、受信データを符号復号モジュール45で復号したあと、暗号モジュール44で解読する。解読した受信データをシリアルモジュール47により、旅客誘導装置1に送信する。
次に、リーダライタ4のライト部の動作を説明する。旅客誘導装置1からライトコマンドとライトデータを受信すると、リードコマンドとライトデータを、暗号モジュール44で暗号化し、送信データとする。次に、暗号化された送信データを、符号復号モジュール45により符号化し、インタフェースモジュール46により、RFカード3に送信する。
図5は、RFカード3のハードウェア構成を示したものである。CPU31,RAM
32,ROM33,インタフェースモジュール37,暗号モジュール35,符号復号モジュール36,不揮発性メモリ34,電源装置38が、バスにより結合されている。インタフェースモジュール37,暗号モジュール35,符号復号モジュール36は、リーダライタ4のものと同一である。不揮発性メモリ34は、書き換え可能なメモリであり、供給電力がなくても、現在の値を保持できる。不揮発性メモリ34には、RFカード3を識別するためのカードIDや、切符,定期などの運賃情報を格納する。ポイント管理装置2がない場合には、ポイント情報を格納することもできる。運賃情報は、定期券の有効期限,有効区間,経由地や、切符の乗車駅名,運賃などがある。電源装置38は、アンテナからの搬送波エネルギーを直流電源電圧に変換する整流回路である。電源装置38は、RFカード3全体に電力を供給する。電源装置38の代わりに内蔵電池を備えて、ここから、電力を供給してもよい。ROM33は書き換え不可能なメモリであり、RFカード3のプログラムや、データの初期値が格納される。プログラムとしては、OSや周辺モジュールのデバイスドライバや、リードコマンドやライトコマンドを処理するコマンド部がある。RAM32は、書き換え可能なメモリであり、プログラムが使用するデータが保存される。
32,ROM33,インタフェースモジュール37,暗号モジュール35,符号復号モジュール36,不揮発性メモリ34,電源装置38が、バスにより結合されている。インタフェースモジュール37,暗号モジュール35,符号復号モジュール36は、リーダライタ4のものと同一である。不揮発性メモリ34は、書き換え可能なメモリであり、供給電力がなくても、現在の値を保持できる。不揮発性メモリ34には、RFカード3を識別するためのカードIDや、切符,定期などの運賃情報を格納する。ポイント管理装置2がない場合には、ポイント情報を格納することもできる。運賃情報は、定期券の有効期限,有効区間,経由地や、切符の乗車駅名,運賃などがある。電源装置38は、アンテナからの搬送波エネルギーを直流電源電圧に変換する整流回路である。電源装置38は、RFカード3全体に電力を供給する。電源装置38の代わりに内蔵電池を備えて、ここから、電力を供給してもよい。ROM33は書き換え不可能なメモリであり、RFカード3のプログラムや、データの初期値が格納される。プログラムとしては、OSや周辺モジュールのデバイスドライバや、リードコマンドやライトコマンドを処理するコマンド部がある。RAM32は、書き換え可能なメモリであり、プログラムが使用するデータが保存される。
RFカード3のコマンド部の動作を説明する。アンテナからインタフェースモジュール37が受信データを受信すると、受信データを符号復号モジュール36で復号した後、暗号モジュール35で解読する。解読した受信データからコマンドを検索し、リードコマンドか、ライトコマンドかを判定する。リードコマンドであれば、コマンドで指定されたデータを不揮発性メモリ34からリードする。リードデータを、暗号モジュール35により暗号化,符号復号モジュール36により符号化して、アンテナ39より送信する。ライトコマンドであれば、コマンドにより指定された値を、コマンドにより指定された不揮発性メモリ34のデータにライトする。
図6は、ポイント管理装置2のハードウェア構成を示したものである。ポイント管理装置2は、RFカード3ごとに付与されたポイントを記録し、必要であればRFカード3にポイントを付与する装置である。CPU21,RAM22,ROM23,シリアルモジュール24,ネットワークコントローラ26,パラレルモジュール25が、バスにより結合されている。シリアルモジュール24は、リーダライタ4のものと同一である。シリアルモジュール24により、券売機や切符,定期の販売窓口に設置されたリーダライタ4に接続される。ネットワークコントローラ26は、インターネット9に接続するために用いる通信処理モジュールである。イーサネット(登録商標)の下位プロトコルを処理する。
ROM23は書き換え不可能なメモリであり、ポイント管理装置2のプログラムや、データの初期値が格納される。プログラムとしては、OS,周辺モジュールのデバイスドライバ、ポイントを付与するかどうか選択するポイント付与選択部、ポイントを現金,景品,その他サービスに交換する、ポイント交換部がある。RAM22は、書き換え可能なメモリであり、プログラムが使用するデータが保存される。後述のポイント付与テーブル3003は記憶装置に保存される。
ROM23は書き換え不可能なメモリであり、ポイント管理装置2のプログラムや、データの初期値が格納される。プログラムとしては、OS,周辺モジュールのデバイスドライバ、ポイントを付与するかどうか選択するポイント付与選択部、ポイントを現金,景品,その他サービスに交換する、ポイント交換部がある。RAM22は、書き換え可能なメモリであり、プログラムが使用するデータが保存される。後述のポイント付与テーブル3003は記憶装置に保存される。
ポイント管理装置2は、RFカード3ごとのポイントを記録するため、図12に示すポイント付与テーブル3003を保持する。テーブルには、RFカード3ごとに、カード
ID,ポイント,ポイントを付与した最新の時刻,ポイントを付与した場所、および、ポイントを換金する場合に振込みする口座情報を記録する。
ID,ポイント,ポイントを付与した最新の時刻,ポイントを付与した場所、および、ポイントを換金する場合に振込みする口座情報を記録する。
ポイント管理装置2のポイント付与選択部は、旅客に重複してポイントを付与しないための制限機能を提供する。ポイント付与選択部の動作を以下に説明する。ポイント付与選択部は、旅客誘導装置1から、指定されたカードIDのポイント付与が可能かどうかの質問コマンドが送信されると、実行開始する。指定されたカードIDをポイント付与テーブル3003から検索する。次に、指定されたカードIDが、ポイント付与の条件を満たすか確認する。ポイント付与の条件としては、たとえば、更新時間から指定された時間だけ時間経過しているか、更新場所が近接したホームやドアでないか、あるいは、ポイント目的のためにだけに短時間に不自然に旅客が乗車降車を繰り返していないか、などの条件がある。ポイント付与の条件が満たされている場合、ポイント付与選択部は、更新時間,更新場所を、質問コマンドに指定されたデータに変更し、ポイント付与可であることを、旅客誘導装置1に通知する。ポイント付与の条件が満たされていない場合、ポイント付与選択部は、ポイント付与不可であることを、旅客誘導装置1に通知する。
ポイント交換部は、ポイントを現金,景品、その他サービスに交換するプログラムである。ポイント交換部の動作を以下に説明する。ポイント交換部は、リーダライタ4にリードコマンドを送信する。旅客がリーダライタ4にRFカード3をリードさせると、リーダライタ4はカードIDとポイントを送信する。ポイント交換部は、ポイントに相当する金額を、ポイント付与テーブル3003の口座に振り込む。その後、ポイント交換部は、リーダライタ4にライトコマンドを送信する。リーダライタ4は、当該RFカード3のポイントに0を書き込む。上記では、現金の場合を示したが、景品の場合は、ポイント付与テーブル3003に旅客の住所,氏名を記録しておき、あらかじめ決められたポイント以上あれば、景品を郵送するようにすればよい。景品の郵送は、インターネット9で接続されたオンラインショップを使うことで実現できる。
図3は、旅客誘導装置1のハードウェア構成を示したものである。CPU11,RAM12,ROM13,不揮発性メモリ14,シリアルモジュール16,ネットワークコントローラ17が、バスにより結合されている。シリアルモジュール16は、リーダライタ4のものと同一である。シリアルモジュール16により、表示灯8とリーダライタ4に接続される。ネットワークコントローラ17は、ポイント管理装置2と同一のものである。
ROM13は書き換え不可能なメモリであり、旅客誘導装置1のプログラムや、データの初期値が格納される。プログラムとしては、OSや周辺モジュールのデバイスドライバや、旅客誘導システムを制御する旅客誘導制御部を持つ。RAM12は、書き換え可能なメモリであり、プログラムが使用するデータが保存される。不揮発性メモリ14には、列車のドアごとにポイント付与するかどうかを記録するドア選択テーブル3002を保持する。
ROM13は書き換え不可能なメモリであり、旅客誘導装置1のプログラムや、データの初期値が格納される。プログラムとしては、OSや周辺モジュールのデバイスドライバや、旅客誘導システムを制御する旅客誘導制御部を持つ。RAM12は、書き換え可能なメモリであり、プログラムが使用するデータが保存される。不揮発性メモリ14には、列車のドアごとにポイント付与するかどうかを記録するドア選択テーブル3002を保持する。
図11は、ドア選択テーブル3002の構成を示したものである。ドア選択テーブル
3002は、旅客誘導装置1が管理する全ての駅ホームに停車する列車ごとに用意する。ドア選択テーブル3002には、ドアを識別するドアIDと、ポイントを「付与」するか、「なし」にするかを記録する。ドア選択テーブル3002のポイントは、あらかじめ測定されたドアごとの旅客数,ドア前の駅ホームの広さや形状、あるいはドア前に待機できる旅客数により、「付与」か「なし」かを静的に記録しておく。ポインタテーブル3001は、列車に対応したドア選択テーブル3002を検索するためのテーブルである。ポインタテーブル3001には、列車を識別する列車IDと、列車の停車するホーム番号と、ドア選択テーブル3002へのポインタを保存する。
3002は、旅客誘導装置1が管理する全ての駅ホームに停車する列車ごとに用意する。ドア選択テーブル3002には、ドアを識別するドアIDと、ポイントを「付与」するか、「なし」にするかを記録する。ドア選択テーブル3002のポイントは、あらかじめ測定されたドアごとの旅客数,ドア前の駅ホームの広さや形状、あるいはドア前に待機できる旅客数により、「付与」か「なし」かを静的に記録しておく。ポインタテーブル3001は、列車に対応したドア選択テーブル3002を検索するためのテーブルである。ポインタテーブル3001には、列車を識別する列車IDと、列車の停車するホーム番号と、ドア選択テーブル3002へのポインタを保存する。
旅客誘導装置1の旅客誘導制御部は、旅客誘導システム全体を統括制御するプログラムである。この旅客誘導制御部の動作について、図16を用いて説明する。まず、旅客誘導装置1が、インターネット9などのネットワークを経由して、列車の運行を管理する運行管理システム(図示しない)から駅ホームに接近する列車IDを受信すると、旅客誘導制御部が起動される。旅客誘導制御部は、ポインタテーブル3001から指定された列車
IDを検索し、対応するホーム番号とドア選択テーブル3002を検出し、ドア選択テーブル3002のポイントが「付与」となっているドアIDを選択する(ステップ8001)。次に、旅客誘導制御部は、選択されたドアIDに対応する表示灯8を点灯し、選択されなかったドアIDの表示灯8を消灯する(ステップ8002)。また、旅客誘導制御部は、選択されたドアIDに対応するリーダライタ4に、リードコマンドを送信する。その後、列車が駅ホームに到着(列車が出発していない)すると、旅客がドアごとのリーダライタ4に、RFカード3を接近させてリードさせる。リーダライタ4は、RFカード3のカードIDを旅客誘導制御部に送信する(ステップ8004)。旅客誘導制御部は、ポイント管理装置2に、質問コマンド,カードID,ドアIDを送信する(ステップ8005)。ポイント管理装置2が質問コマンドを受信すると、ポイント付与選択部を実行し、「ポイント付与可」、または「ポイント付与不可」を旅客誘導制御部に送信する。旅客誘導制御部がポイント管理装置2からの受信データを調べ、「ポイント付与可」であった場合
(ステップ8006)、カードIDを送信したリーダライタ4へ、ライトコマンドと付与ポイント数を送信する(ステップ8007)。リーダライタ4は、RFカード3の現在のポイント数をリードし、付与ポイント数を加算して、RFカード3にライトする。その後、旅客制御部は、当該リーダライタ4に、リードコマンドを送信する。旅客誘導制御部が、「ポイント付与不可」を受信した場合、カードIDを送信したリーダライタ4へ、リードコマンドを送信する。最後に、インターネット9などのネットワークを経由して、列車の運行を管理する運行管理システム(図示しない)から、当該列車IDの列車が駅ホームから出発したことを確認すると(ステップ8003)、旅客誘導制御部は全リーダライタ4へのリードコマンドをキャンセルし、全ての表示灯8を消灯する(ステップ8008)。
IDを検索し、対応するホーム番号とドア選択テーブル3002を検出し、ドア選択テーブル3002のポイントが「付与」となっているドアIDを選択する(ステップ8001)。次に、旅客誘導制御部は、選択されたドアIDに対応する表示灯8を点灯し、選択されなかったドアIDの表示灯8を消灯する(ステップ8002)。また、旅客誘導制御部は、選択されたドアIDに対応するリーダライタ4に、リードコマンドを送信する。その後、列車が駅ホームに到着(列車が出発していない)すると、旅客がドアごとのリーダライタ4に、RFカード3を接近させてリードさせる。リーダライタ4は、RFカード3のカードIDを旅客誘導制御部に送信する(ステップ8004)。旅客誘導制御部は、ポイント管理装置2に、質問コマンド,カードID,ドアIDを送信する(ステップ8005)。ポイント管理装置2が質問コマンドを受信すると、ポイント付与選択部を実行し、「ポイント付与可」、または「ポイント付与不可」を旅客誘導制御部に送信する。旅客誘導制御部がポイント管理装置2からの受信データを調べ、「ポイント付与可」であった場合
(ステップ8006)、カードIDを送信したリーダライタ4へ、ライトコマンドと付与ポイント数を送信する(ステップ8007)。リーダライタ4は、RFカード3の現在のポイント数をリードし、付与ポイント数を加算して、RFカード3にライトする。その後、旅客制御部は、当該リーダライタ4に、リードコマンドを送信する。旅客誘導制御部が、「ポイント付与不可」を受信した場合、カードIDを送信したリーダライタ4へ、リードコマンドを送信する。最後に、インターネット9などのネットワークを経由して、列車の運行を管理する運行管理システム(図示しない)から、当該列車IDの列車が駅ホームから出発したことを確認すると(ステップ8003)、旅客誘導制御部は全リーダライタ4へのリードコマンドをキャンセルし、全ての表示灯8を消灯する(ステップ8008)。
旅客は、付与されたポイントを、現金,景品,サービスに交換するために、ポイント管理装置2に接続されたリーダライタ4に、RFカード3をリードさせる。リーダライタ4は、RFカード3のカードIDとポイントをリードし、ポイント管理装置2のポイント交換部に送信する。ポイント交換部は、上記のように、ポイントを確認し、現金振込み、または景品の郵送を行う。
実施例2は、実施例1において静的に設定されたドア選択テーブル3002を、旅客数の測定により動的に設定する旅客誘導システムを示す。図7に実施例2の旅客誘導システム構成を示す。実施例2は、実施例1にドア選択装置5を付加したものである。
図8は、ドア選択装置5のハードウェア構成を示したものである。CPU51,RAM52,ROM53,画像キャプチャモジュール54,パラレルモジュール55,ネットワークコントローラ56が、バスにより結合されている。パラレルモジュール55は、記憶装置58にデータをリードライトするモジュールである。記憶装置58には、カメラで撮影した画像データや、後述する旅客集計部により測定された旅客数が記録される。画像キャプチャモジュール54は、カメラ57で撮影した画像データを、記憶装置58に転送するモジュールである。カメラ57は、1台以上接続される。ドアごとに設置してもよいし、複数のドアを撮影できるのであれば、複数のドアにつき1台ずつ設置する。ROM53は書き換え不可能なメモリであり、ドア選択装置5のプログラムや、データの初期値が格納される。プログラムとしては、OSや周辺モジュールのデバイスドライバや、画像データより旅客数を計測する旅客集計部や、ポイント付与のドアを選択するドア選択部がある。RAM52は、書き換え可能なメモリであり、プログラムが使用するデータが保存される。記憶装置58は、ハードディスクやフラッシュメモリなどの不揮発性記録装置である。記憶装置58には、画像データや旅客数テーブル3005を記録する。
図13に旅客数テーブル3005の構造を示す。旅客数テーブル3005は、列車のドアごとに旅客数を記録するものであり、駅ホームに停車発車する列車だけ用意する。旅客数テーブル3005は、「ドアID」,「現在」の旅客数、「平日」,「祝日」,「曜日」,「月日」ごとの旅客数の平均値、および、「閾値」を保存する。また、旅客数テーブル3005を検索するために、各旅客数テーブル3005へのポインタを、ポインタテーブル3004に保存する。
ドア選択装置5の旅客集計部の動作を説明する。旅客集計部は、列車の運行を管理する運行管理システム(図示しない)から、列車1001の駅ホームへの進入通知を受信すると、動作を開始する。旅客集計部は、カメラ57によりドア前の旅客画像を撮影し、画像キャプチャモジュール54を用いて、旅客画像を記憶装置58に転送する。その後、旅客画像からドアごとの旅客を検出し、旅客数を計測する。画像データから人物検出を行う画像処理アルゴリズムについては、例えば、特開2001−243475号公報に示されるものがあるので、これを用いる。次に、旅客集計部は、ポインタテーブル3004を検索して、当該列車の旅客テーブルへのポインタを探し、旅客数テーブル3005の「現在」の旅客数に、旅客数を記録する。ドア選択装置5のCPUは、内部にタイマを持っており、タイマにより、現在時刻が、平日か,祝日か、あるいは、曜日,日時などの属性を求める。この属性と、「現在」の旅客数と、各データの更新回数と、現状の「平日」,「祝日」,「曜日」,「月日」ごとの旅客数を用いて、最新の「平日」,「祝日」,「曜日」,「月日」ごとの旅客数を求め、旅客数テーブル3005を更新する。
次に、ドア選択装置5のドア選択部の動作を説明する。ドア選択部は、列車が運行しない深夜,早朝等などに、ある周期(1日,1週間,1ヶ月,四半期,1年)ごとに実行する。ドア選択部は、旅客数テーブル3005に記録された「平日」,「祝日」,「曜日」,「月日」ごとのいずれかの選択された旅客数と、あらかじめ設定された閾値を比較して、旅客数が少なければ、ポイントを付与するドアとして選択する。閾値は、旅客数テーブル3005にドアIDごとに記録する。閾値は、あらかじめ測定されたドアごとの旅客数、ドア前の駅ホームの広さや形状、あるいはドア前に待機できる旅客数により、静的に決定しておく。たとえば、ドア前が広く、かつ、旅客が常に少ないドアでは、閾値を「∞」にし、常にポイント付与するようにする。逆に、ドア前が狭く、かつ、旅客が常に集中するドアでは、閾値を「0」にし、常にポイントを付与しないようにする。列車のすべてのドアについて上記比較を実行し、ポイント付与するドアを選択する。その後、ドア選択装置5は、インターネット9を介して、ポイント付与の列車IDとドアIDを、旅客誘導装置1に送信する。旅客誘導装置1の旅客誘導制御部は、受信した列車IDとドアIDを受信すると、ドア選択テーブル3002の全てのポイントを「なし」にした後、受信した列車IDとドアIDに対応するドア選択テーブル3002のポイントのみを「付与」に設定する。
実施例1では、ポイントをRFカード3の不揮発性メモリで管理する例を示したが、これではRFカード3紛失時に、ポイントの情報も失われる問題点がある。そこで、実施例3では、ポイントをポイント管理装置2のポイント付与テーブル3003に保存する実施例を示す。
実施例3のハードウェア構成は、図2と同じである。ただし、ポイントをリード,ライトする各プログラム、具体的には、ポイント管理装置2のポイント付与選択部,ポイント交換部、および、旅客誘導装置1の旅客誘導制御部を変更する。実施例3における、これらのプログラムの動作を以下に示す。
まず、ポイント付与選択部の動作を示す。ポイント付与選択部は、旅客誘導装置1から、指定されたカードIDのポイント付与が可能かどうかの質問コマンドが送信されると、実行開始する。指定されたカードIDをポイント付与テーブル3003から検索する。次に、指定されたカードIDが、ポイント付与の条件を満たすか確認する。ポイント付与の条件が満たされている場合、ポイント付与選択部は、更新時間,更新場所を、質問コマンドに指定されたデータに変更し、ポイント付与テーブル3003の「ポイント」にポイントを加算する。ポイント付与の条件が満たされていない場合、ポイント付与選択部は、なにもしない。
次に、ポイント交換部の動作を以下に説明する。ポイント交換部は、リーダライタ4にリードコマンドを送信する。旅客がリーダライタ4にRFカード3をリードさせると、リーダライタ4はカードIDを送信する。ポイント交換部は、ポイント付与テーブル3003を検索し、カードIDに対応するポイントに相当する金額を、ポイント付与テーブル3003の口座に振り込む。このポイント交換部の動作では、乗車毎に切符に還付することになる。月ごとにまとめて、一括で還付したい場合は、ポイント付与テーブル3003に、当月のポイントを別に記録しておき、月が変わると、先月のポイントを、ポイント付与テーブル3003のポイントに加算するようにすればよい。
最後に、旅客誘導制御部の動作について説明する。まず、旅客誘導制御部は、インターネット9などのネットワークを経由して、列車の運行を管理する運行管理システム(図示しない)から、駅ホームに接近する列車IDを受信する。旅客誘導制御部は、ポインタテーブル3001から指定された列車IDを検索し、対応するホーム番号と、ドア選択テーブル3002を探し、ポイント付与するドアIDを選択する。次に、旅客誘導制御部は、選択されたドアIDに対応する表示灯8を点灯し、選択されなかったドアIDの表示灯8を消灯する。また、旅客誘導制御部は、選択されたドアIDに対応するリーダライタ4に、リードコマンドを送信する。その後、列車が駅ホームに到着すると、旅客がドアごとのリーダライタ4に、RFカード3をリードさせる。リーダライタ4は、RFカード3のカードIDを旅客誘導制御部に送信する。旅客誘導制御部は、ポイント管理装置2に、質問コマンド,カードID,ドアIDを送信する。ポイント管理装置2が質問コマンドを受信すると、ポイント付与選択部が起動する。ポイント付与選択部は、ポイント付与可であれば、ポイント付与テーブル3003のポイントにポイントを加算する。ポイント付与不可であればなにもしない。その後、旅客誘導制御部が、カードIDを受信したリーダライタ4へ、リードコマンドを送信する。
実施例4では、RFカードの代わりに、RFカード内蔵携帯電話を定期,切符として用いた例を示す。RFカード内蔵携帯電話についての詳細は、「鉄道と電気技術 2005.8 VOL16 No.8 3−9頁」を参照されたい。
図9は、実施例4の旅客誘導システムのハードウェア構成を示したものである。旅客誘導装置1は、ポイント付与されるドア位置を表示するドア表示手段である表示灯8と、リーダライタ4とシリアル101,102等で接続される。また、旅客誘導装置1は、ポイント管理装置2とゲートウェイ2001にインターネット9を通して接続される。表示灯8は、停車列車のドア位置ごとに、駅ホーム上に、1つ以上設置する。リーダライタ4は、駅の改札口に設置する。ドア表示手段は、表示灯以外に、液晶パネルや有機SEDなどの平面ディスプレイを用いてもよい。ゲートウェイ2001はRFカード内蔵携帯電話6の無線通信を受信し、インターネット通信に変換する装置である。これにより、RFカード内蔵携帯電話6は、インターネットを介して、旅客誘導装置1や、ポイント管理装置2や、その他のインターネット上のサイトと通信することができる。表示灯8,リーダライタ4,ポイント管理装置2は、実施例1のものと同じハードウェア構成であり、内部のプログラムも同一である。
図10は、RFカード内蔵携帯電話6のハードウェア構成を示したものである。CPU61,RAM62,ROM63,RFカード3,GPSモジュール64,画像キャプチャモジュール65,グラフィックモジュール66,インタフェースモジュール67が、バスにより結合されている。
GPSモジュールは、現在の位置を計測する位置情報システムであり、ナビゲーションシステムに用いられている。画像キャプチャモジュール65は、カメラ6001で撮影した画像データをROM63に転送するモジュールである。グラフィックモジュール66は、RAM上のグラフィックデータをLCD6002に表示するモジュールである。インタフェースモジュール67は、アンテナ6003に送信データを送信したり、アンテナ6003からの受信データを受信したりするモジュールである。RFカード3の構成は、実施例1と同一である。RFカードのバスは、RFカード内蔵携帯電話のバスに直結されている。したがって、CPU31とCPU61は、お互いのRAM,ROM、その他の周辺モジュールを直接リードライトできる。また、CPU31とCPU61は、お互いに割り込み可能であり、割り込みルーチンにより、相手のプログラムを実行開始させることができる。ROM63は書き換え不可能なメモリであり、RFカード内蔵携帯電話6のプログラムや、データの初期値が格納される。プログラムとしては、OS,周辺モジュールのデバイスドライバ,通話制御,インターネット通信制御のほかに、旅客誘導装置1からの位置情報問い合わせを処理するGSPコマンド部を持つ。また、ROM63には、RFカード内蔵携帯電話6の固有IPアドレスも記録する。RAM62は、書き換え可能なメモリであり、プログラムが使用するデータが保存される。
GPSコマンド部の動作を示す。CPU61は、インタフェースモジュール67がデータを受信すると、データがGPSコマンドであるか調べる。GPSコマンドであれば、コマンドの送信元のIPアドレスを記録する。GPSモジュール64を起動し、現在位置を求め、結果の格納されたレジスタをリードする。最後に、現在位置を、送信元IPアドレスに対し、インタフェースモジュール67を用いて送信する。
図9における旅客誘導装置1の構成は、図3に示すものと同じである。ただし、ROM13は、実施例1に示したデータに加え、ドア位置テーブル3006と、RFカードテーブル3007を持つ。また、ROM13は、実施例1に示したプログラムに加え、携帯登録部,位置検出部,携帯誘導制御部を持つ。
図14に、ドア位置テーブル3006の構成を示す。ドア位置テーブル3006は、ドア位置を識別するドアIDと向かってドア左端の位置である「左端位置」と、向かってドア右端の位置である「右端位置」を持つ。「左端位置」と「右端位置」は、これらを結ぶ直線上に、ドアIDに対応するドアが含まれるように静的に設定される。位置は、図14では、緯度,経度であらわされているが、他の座標を用いてもよい。
図15に、RFカードテーブル3007の構成を示す。RFカードテーブル3007は、RFカードを識別するカードIDと、RFカードのIPアドレスを保存する。カード
IDが記録されていないエントリは、「未使用」と記録される。
IDが記録されていないエントリは、「未使用」と記録される。
旅客誘導装置1の携帯登録部は、駅構内に入場したRFカード内蔵携帯電話を記録するためのプログラムである。以下、携帯登録部の動作を説明する。携帯登録部は、旅客誘導装置1の電源投入直後に起動される。まず、携帯登録部は、リーダライタ4に、RFカードのカードIDとIPアドレスのリードコマンドを送信する。リーダライタ4がリードコマンドを受信すると、リード部が起動される。改札口から駅構内に入場するとき、旅客がRFカード内蔵携帯電話6をリーダライタ4に接近させると、リーダライタ4のリード部が、RFカード内蔵携帯電話6からカードIDとIPアドレスをリードする。その後、リーダライタ4は、カードIDとIPアドレスを携帯登録部に送信する。携帯登録部は、受信したカードIDをRFカードテーブル3007から検索する。もし、同一のカードIDが見つからなければ、RFカードテーブル3007の「未使用」のエントリに、受信したカードIDとIPアドレスを記録する。その後、再度、リーダライタ4にカードIDと
IPアドレスのリードコマンドを送信する。
IPアドレスのリードコマンドを送信する。
旅客誘導装置1の位置検出部は、RFカード内蔵携帯電話6の現在位置を検出し、列車のドア位置を通過したかどうかを求めるプログラムである。以下、位置検出部の動作を示す。位置検出部は、携帯誘導制御部から、カードID,IPアドレスを引数として渡されて起動される。位置検出部は、指定されたIPアドレスのRFカード内蔵携帯電話6に、インターネット9を介して、GPSコマンドを送信する。RFカード内蔵携帯電話6は、GPSコマンドを受信すると、GPSコマンド部を実行してRFカード内蔵携帯電話6の現在位置を求め、インターネット9を介して位置検出部に送信する。その後、位置検出部は、RFカード内蔵携帯電話6の現在位置が、ドア位置テーブルの「左端位置」と「右端位置」を結ぶ直線上に位置する様なエントリを、ドア位置テーブルから検索する。該当するエントリがあれば、携帯誘導制御部に、当該ドアIDをリターン値として返す。該当するエントリがなければ、「なし」を返す。
旅客誘導装置1の携帯誘導制御部は、RFカード内蔵携帯電話6を用いた旅客誘導システム全体を統括制御するプログラムである。この携帯誘導制御部の動作について図17を用いて説明する。まず、旅客誘導装置1が、インターネット9などのネットワークを経由して、列車の運行を管理する運行管理システム(図示しない)から、駅ホームに接近する列車IDを受信すると、携帯誘導制御部が起動される。携帯誘導制御部は、ポインタテーブル3001から指定された列車IDを検索し、対応するホーム番号とドア選択テーブル3002を検出し、ドア選択テーブル3002のポイントが「付与」となっているドア
IDを選択する(ステップ8101)。次に、携帯誘導制御部は、選択されたドアIDに対応する表示灯8を点灯し、選択されなかったドアIDの表示灯8を消灯する(ステップ8102)。その後、携帯誘導制御部は、RFカードテーブルに記録されている全ての
RFカードを検索し(ステップ8104)、カードID,IPアドレスを引数として、位置検出部を起動する(ステップ8105)。携帯誘導制御部は位置検出部のリターン値を調べ(ステップ8106)、リターン値がドアIDであれば、旅客がドアから列車に乗り込んだものと判断して、RFカードテーブル3007から当該カードIDのエントリを、「未使用」にする。その後、携帯誘導制御部は、ドア選択テーブル3002を用いてポイント付与のドアかどうかを検索する(ステップ8107)。もしポイント付与のドアならば、携帯誘導制御部は、ポイント管理装置2に、質問コマンド,カードID,ドアIDを送信する。ポイント管理装置2が質問コマンドを受信すると、ポイント付与選択部が起動する。ポイント付与選択部は、ポイント付与可であれば、ポイント付与テーブル3003のポイントにポイントを加算する。ポイント付与不可であればなにもしない(ステップ
8108)。最後に、インターネット9などのネットワークを経由して、列車の運行を管理する運行管理システム(図示しない)から、当該列車IDの列車が駅ホームから出発したことを確認する(ステップ8103)と、旅客誘導制御部は全ての表示灯8を消灯する(ステップ8109)。
IDを選択する(ステップ8101)。次に、携帯誘導制御部は、選択されたドアIDに対応する表示灯8を点灯し、選択されなかったドアIDの表示灯8を消灯する(ステップ8102)。その後、携帯誘導制御部は、RFカードテーブルに記録されている全ての
RFカードを検索し(ステップ8104)、カードID,IPアドレスを引数として、位置検出部を起動する(ステップ8105)。携帯誘導制御部は位置検出部のリターン値を調べ(ステップ8106)、リターン値がドアIDであれば、旅客がドアから列車に乗り込んだものと判断して、RFカードテーブル3007から当該カードIDのエントリを、「未使用」にする。その後、携帯誘導制御部は、ドア選択テーブル3002を用いてポイント付与のドアかどうかを検索する(ステップ8107)。もしポイント付与のドアならば、携帯誘導制御部は、ポイント管理装置2に、質問コマンド,カードID,ドアIDを送信する。ポイント管理装置2が質問コマンドを受信すると、ポイント付与選択部が起動する。ポイント付与選択部は、ポイント付与可であれば、ポイント付与テーブル3003のポイントにポイントを加算する。ポイント付与不可であればなにもしない(ステップ
8108)。最後に、インターネット9などのネットワークを経由して、列車の運行を管理する運行管理システム(図示しない)から、当該列車IDの列車が駅ホームから出発したことを確認する(ステップ8103)と、旅客誘導制御部は全ての表示灯8を消灯する(ステップ8109)。
以上の実施例で示したように、指定された列車の指定されたドアから乗車した旅客に対して、旅客の切符,定期券、または前記マイレージ用の口座にポイントを付与するポイント付与装置1003と、前記指定された列車の指定されたドアの位置を表示する表示灯8と、前記指定された列車の指定されたドアから旅客が乗車したかどうかを確認するため、旅客の乗車したドア位置情報を検出する位置検出装置1004を持つ旅客誘導システムを持つことを特徴とする。
これによって、旅客はポイントを収集するため、表示灯8の点灯するドアを優先して使用するようになる。旅客誘導装置1は、各列車のドアごとに表示灯8の点灯を設定することにより、駅ホーム上の旅客を平準化できるように旅客を誘導できるようになる。また、旅客を列車に押し込むための要員も不要になるため、旅客誘導のコストを低減できる。さらに、旅客乗車時間が短縮されるため、列車の停車時間が減少する。結果として、列車の運行密度を上昇させて、さらに多くの旅客を乗車させ利益を得ることができる。
また、この発明は以上に示したように、各列車のドアごとの旅客数を測定し、前記旅客数を、平日、あるいは祝日、あるいは曜日、あるいは月日、あるいは四半期、あるいは特定の時間周期ごとに履歴データを保存する旅客集計部と、前記履歴データと特定の閾値の比較から、ポイントを付与するドアを決定するドア選択部をもつドア選択装置5をもつことを特徴とする。
これによって、旅客の変動に合わせて、ポイントを付与するドアを選択できるようになる。たとえば、平日ラッシュ時には混雑する列車のドアの場合、旅客テーブルの「平日」の旅客数が閾値より多ければポイント付与し、そうでなければポイントを付与しない。したがって、旅客誘導が必要なときだけ、ポイント付与を行うことになる。
また、この発明は以上に示したように、ポイント管理装置2をもち、ポイント管理装置2は、ポイント付与の日時や時刻、あるいは駅,列車,ドア等の位置などのポイント付与データを記録するポイント付与テーブル3003と、ポイント付与部からあらたにポイント付与の要求があったときに、ポイント付与データを参照して指定された制限を満たしているかどうか判定し、制限を満たさないときはポイント付与しない、ポイント付与選択部をもつことを特徴とする。
これにより、旅客がポイント目的のためだけに無意味に乗車降車を繰り返すことを防ぎ、適正なポイント付与を実現する。たとえば、更新時間から指定された時間だけ時間経過しているか、更新場所が近接したホームやドアでないか、あるいは、短時間に不自然に旅客が乗車降車を繰り返していないか、などを判定し、不要なポイント付与を防止することができる。
また、この発明は以上に示したように、ドア選択手段が用いる閾値を、ドア前の駅ホームの広さ、あるいは駅ホームの形状、あるいは待機できる旅客数に対応して、個別に設定することを特徴とする。
これにより、駅ホームの状態に即した旅客誘導が可能になる。たとえば、ドア前が広く、かつ、旅客が常に少ないドアでは、閾値を「∞」もしくは、列車の乗車可能数程度に設定し、ポイント付与しやすくするようにする。逆に、階段脇のように、ドア前が狭く、かつ、旅客が常に集中するドアでは、閾値を「0」または0近傍の値に設定し、ほとんどポイントを付与しないようにする。これにより、駅ホームでの旅客の平準化をはかることができる。
本発明によれば、ホーム上の混雑を緩和して、旅客の乗降時間を短縮可能にした旅客誘導システムを提供することが実現出来る。
1…旅客誘導装置、2…ポイント管理装置、3…RFカード、4…リーダライタ、5…ドア選択装置、6…RFカード内蔵携帯電話、7…旅客、8…表示灯、9…インターネット、11,21,31,41,51,61…CPU、12,22,32,42,52,
62…RAM、13,23,33,43,53,63…ROM、14,34…不揮発性メモリ、15,16,24,46…シリアルモジュール、17,26,56…ネットワークコントローラ、25,55…パラレルモジュール、27,58…記憶装置、35,44…暗号モジュール、36,45…符号復号モジュール、37,46,67…インタフェースモジュール、38…電源装置、39,48,6003…アンテナ、54,65…画像キャプチャモジュール、57,6001…カメラ、64…GPSモジュール、66…グラフィックモジュール、71…点灯した表示灯のドアから乗車した旅客、72…消灯した表示灯のドアから乗車した旅客、81…点灯した表示灯、82…消灯した表示灯、101,102…シリアル、103…無線通信、1001…列車、1002…ホームドア、1003…ポイント付与装置、1004…位置検出装置、2001…ゲートウェイ、3001,3004…ポインタテーブル、3002…ドア選択テーブル、3003…ポイント付与テーブル、
3005…旅客数テーブル、3006…ドア位置テーブル、3007…RFカードテーブル、6002…LCD、8001,8002,8003,8004,8005,8006,8007,8008…旅客誘導制御部のフローチャートのステップ、8101,8102,8103,8104,8105,8106,8107,8108,8109…携帯誘導制御部のフローチャートのステップ。
62…RAM、13,23,33,43,53,63…ROM、14,34…不揮発性メモリ、15,16,24,46…シリアルモジュール、17,26,56…ネットワークコントローラ、25,55…パラレルモジュール、27,58…記憶装置、35,44…暗号モジュール、36,45…符号復号モジュール、37,46,67…インタフェースモジュール、38…電源装置、39,48,6003…アンテナ、54,65…画像キャプチャモジュール、57,6001…カメラ、64…GPSモジュール、66…グラフィックモジュール、71…点灯した表示灯のドアから乗車した旅客、72…消灯した表示灯のドアから乗車した旅客、81…点灯した表示灯、82…消灯した表示灯、101,102…シリアル、103…無線通信、1001…列車、1002…ホームドア、1003…ポイント付与装置、1004…位置検出装置、2001…ゲートウェイ、3001,3004…ポインタテーブル、3002…ドア選択テーブル、3003…ポイント付与テーブル、
3005…旅客数テーブル、3006…ドア位置テーブル、3007…RFカードテーブル、6002…LCD、8001,8002,8003,8004,8005,8006,8007,8008…旅客誘導制御部のフローチャートのステップ、8101,8102,8103,8104,8105,8106,8107,8108,8109…携帯誘導制御部のフローチャートのステップ。
Claims (8)
- 現金、または旅客の利益になる物品やサービスに還元できるポイントを、列車に乗車した旅客に付与するポイントプログラムシステムを有する旅客誘導システムにおいて、
指定された列車の指定されたドアから乗車した旅客に対して、旅客の切符,定期券、または前記マイレージ用の口座にポイントを付与するポイント付与手段と、
前記指定された列車の指定されたドアの位置を表示するドア表示手段と、
前記指定された列車の指定されたドアから旅客が乗車したかどうかを確認するため、旅客の乗車したドア位置情報を検出する位置検出手段を備えたことを特徴とする旅客誘導システム。 - 請求項1の旅客誘導システムにおいて、
前記旅客誘導システムは、各列車のドアごとの旅客数を測定し、前記旅客数を、平日,祝日,曜日,月日,四半期、または特定の時間周期ごとに履歴データを保存する旅客集計手段と、
前記履歴データと特定の閾値の比較から、ポイントを付与するドアを決定するドア選択手段をもつことを特徴とする旅客誘導システム。 - 前記請求項1の旅客誘導システムにおいて、
前記旅客誘導システムは、ポイント管理手段を有し、該ポイント管理手段は、ポイント付与の日時や時刻、あるいは駅,列車,ドア等の位置などのポイント付与データを記録するポイント記録手段と、
前記ポイントプログラムシステムから新たにポイント付与の要求があったときに、前記ポイント付与データを参照して指定された制限を満たしているかどうか判定し、制限を満たさないときはポイント付与しないポイント付与選択手段をもつことを特徴とする旅客誘導システム。 - 前記請求項2の旅客誘導システムにおいて、
前記ドア前の前記駅ホームの広さ、あるいは前記駅ホームの形状、あるいは待機できる旅客数に対応して、前記特定の閾値を個別に設定することを特徴とする旅客誘導システム。 - 現金、または旅客の利益になる物品やサービスに還元できるポイントを、列車に乗車した旅客に付与する旅客誘導方法において、
指定された列車の指定されたドアから乗車した旅客に対して、旅客の切符,定期券、または前記マイレージ用の口座にポイントを付与すること、
前記指定された列車の指定されたドアの位置を表示すること、
前記指定された列車の指定されたドアから旅客が乗車したかどうかを確認するため、旅客の乗車したドア位置情報を検出することを特徴とする旅客誘導方法。 - 請求項5の旅客誘導方法において、
前記各列車のドアごとの旅客数を測定し、該旅客数を、平日,祝日,曜日,月日,四半期、または特定の時間周期ごとに履歴データを保存すること、
前記履歴データと特定の閾値の比較から、ポイントを付与するドアを決定することを特徴とする旅客誘導方法。 - 前記請求項5の旅客誘導方法において、
ポイント管理を行い、ポイント付与の日時や時刻、あるいは駅,列車,ドア等の位置などのポイント付与データを記録すること、
新たにポイント付与の要求があったときに、前記ポイント付与データを参照して指定された制限を満たしているかどうか判定し、制限を満たさないときはポイント付与しないことを特徴とする旅客誘導方法。 - 前記請求項6の旅客誘導方法において、
前記ドア前の前記駅ホームの広さ、あるいは前記駅ホームの形状、あるいは待機できる旅客数に対応して、前記特定の閾値を個別に設定することを特徴とする旅客誘導方法。
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