JP2007289615A - 歯の汚れを取りやすい齒ブラシ - Google Patents

Abstract

【課題】この発明は、歯の表側とともに、裏側や奥の方の歯、及び歯と歯肉との境目を磨きやすく、汚れを除去しやすくする歯ブラシに関するものである。
【解決手段】 毛の束の集合部分（１）の上面を曲面状、すなわち大きな球の面の一部のような形状になるように、それぞれの毛の長さを調整して、外側部分を低くする。こうすることによって、歯を磨くときに、どの歯の、どの部分にも円滑に接して、柄（２）の操作を容易にし、歯の汚れを除去しやすくする。
【選択図】図１

Description

発明の詳細な説明

この発明は、特に歯の裏側や口の奥の方の歯、及び歯肉と歯の境目を磨きやすくするものである。

従来の歯ブラシは、人の歯に接する毛の束の集合部分（１）の毛の長さが、すべて同じであり、毛の束の集合部分（１）の上面は平面であった。
このために、歯への接触具合が悪く、口の奥の方の歯や歯の裏側、歯と歯の間の、すみずみまで汚れを除去するのは困難であった。
また、歯の表側を磨く時も、ブラシを円滑に動かしにくかった。

発明が解決しようとする課題

歯はＵ字型に並んでおり、口を開けたところから、柄を操作しても、柄が斜めに入っているので、奥の方の歯や、歯の裏側、歯肉との境目などは磨きにくい。この状況の歯を、磨きやすくしようとするものである。

課題を解決するための手段

従来の歯ブラシの毛の束の集合部分（１）の上面は、平面状であるので、この部分を曲面状に近い形になるようにする。
そのために、毛の長さを中央部よりも外側部のものを短くする。すなわち、中央部よりも先端部や両側部および柄の手で持つ方などに向かって毛の長さを少しずつ短くしてある歯ブラシとする。
いいかえると、毛の束の集合部分（１）の上面を、ゆるやかで大きな球の表面の形状に似たものとするのである。

従来の歯ブラシと、同じように使用できるが、毛の束の集合部分（１）の上面が、曲面状であるので、歯の表側も、特に裏側や奥の歯などにも円滑に接して磨けるので汚れなどを除去しやすい。
磨く時に柄を動かしやすい。

口を開けて歯ブラシを入れ、奥の歯や歯の裏側を良く磨くのは難しい。それは歯がＵ字型に並んでいるからだ。
この場合、柄は斜めになっているが、この発明の歯ブラシの毛の束の部分（１）の上面は、どこから見ても曲面状とし大きな球の表面のようにしてあるので、どの歯に適切に接して良く磨ける。

発明の効果

毛の束の集合部分（１）の上面が、歯の、どの部分にも密着しやすいので、歯の汚れを除去しやすい。柄を動かしやすく、子供や老人も使いやすい。

本発明の、請求項１の側面図 本発明の、請求項２の側面図 本発明の正面図

符号の説明

１は毛の束の集合部分
２は柄

Claims (3)

1. 毛の束の集合部分（１）につき、毛の長さを中央部を長くし、その外側、即ち先端部と両側部と柄の手元に向かって少しずつ短くした歯ブラシ。
2. 毛の束の集合部分（１）の毛の長さを先端部と両側部へ向かって少しずつ短くした歯ブラシ。
3. 毛の束の集合部分（１）の毛の長さを、先端部へ向かって少しずつ短くした歯ブラシ。

Images