JP2007288197A - 温度制御装置 - Google Patents

温度制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007288197A
JP2007288197A JP2007107407A JP2007107407A JP2007288197A JP 2007288197 A JP2007288197 A JP 2007288197A JP 2007107407 A JP2007107407 A JP 2007107407A JP 2007107407 A JP2007107407 A JP 2007107407A JP 2007288197 A JP2007288197 A JP 2007288197A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
refrigerant
temperature control
compressor
bypass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007107407A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5228170B2 (ja
Inventor
Shintaro Hayashi
伸太郎 林
Osamu Urakawa
修 浦川
Mitsuo Koizumi
光雄 小泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daytona Control Co Ltd
Original Assignee
Daytona Control Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US11/405,423 external-priority patent/US20070240870A1/en
Application filed by Daytona Control Co Ltd filed Critical Daytona Control Co Ltd
Publication of JP2007288197A publication Critical patent/JP2007288197A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5228170B2 publication Critical patent/JP5228170B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

【課題】温度制御系統の内部に含まれるコンプレッサの破壊をヒータの発生熱量を厳格に管理すること無く未然に防止でき、温度制御装置全体のコストを下げ、温度制御の下限と上限の間の温度制御可能な幅が広く、広い範囲の電子デバイスのテストが可能となる温度制御装置を提供する。
【解決手段】電子デバイス11のテストの温度条件に従って、バイパス路15A、15B、23を流れる冷媒の温度を制御し、電子デバイスのテスト温度範囲を広くするとともにコンプレッサ18の温度上昇を抑制する。
【選択図】図2

Description

本発明は温度制御装置に係り、特にテスト時に電子デバイスの温度を制御するための温度制御装置に関する。
出荷前に電子デバイス、例えば半導体チップの性能テストを室温或いはそれより高温、或いは低温で行う必要がある。室温において半導体チップの性能テストを定格の電流を流して行う場合にはこの電流により半導体チップの内部に熱が発生し、チップの温度が室温より高くなるのでこれを室温に維持するために適度に冷却する必要がある。また、高温テストの場合には半導体チップをヒータ等で加熱するが、設定温度以上の高温にならないように冷却する必要がある。これらの冷却は半導体チップを載置した温度設定ヘッドを所定の冷却システムに連結して行う。
従来の温度制御装置として例えば特許文献1に記載されたものが知られている。この従来の装置はそのFIG.1に示されているように、冷媒が流れる通路36とヒータ30とを組み合わせたサーマルヘッド14を電子デバイス11に接触させてこの電子デバイス11の温度制御を行っている。このように構成されたサーマルヘッド14を用いた冷却系では電子デバイス11とヒータ30とから熱が発生し、この熱を冷却系によって吸収する。
米国特許No.6,668,570号公報
したがって、例えば高温テストにおいてヒータからの発生熱量が増加するとサーマルヘッド14において冷媒に吸収される熱量が増加し、コンプレッサ32に供給される冷媒の温度が上昇する。この結果、冷媒が圧縮されたときに発生する熱によりコンプレッサ32内の温度が上昇し、この温度がコンプレッサ32の設定最大温度を越えるとコンプレッサ32内部の部品に大きな熱ストレスが与えられ、コンプレッサ32が破壊されるおそれがある。したがってこれを未然に防止するためには例えばヒータから発生される熱量の管理を厳格に行う必要がある。このことは温度制御装置全体のコスト上昇につながるとともに、温度制御の下限と上限の間の温度制御可能な幅が狭くなり、テスト可能な電子デバイスが限定されることになる。
この発明は、温度制御系統の内部に含まれるコンプレッサの破壊をヒータの発生熱量を厳格に管理すること無く未然に防止でき、温度制御装置全体のコストを下げ、温度制御の下限と上限の間の温度制御可能な幅が広く、広い範囲の電子デバイスのテストが可能となる温度制御装置を提供することを目的としている。
以上の課題を解決するために請求項1に記載の発明は、テスト対象の電子デバイスに熱接触される温度制御ヘッドと、この温度制御ヘッドに取り付けられた電気ヒータと、この温度制御ヘッド内に形成されその内部を貫流する冷媒通路と、この温度制御ヘッドを出た冷媒を圧縮するコンプレッサと、このコンプレッサの出口側における冷媒の温度を検知する温度センサと、前記コンプレッサから出た冷媒を凝縮するコンデンサと、このコンデンサにより凝縮された冷媒を前記温度制御ヘッドに還流させる手段と、前記凝縮された冷媒を前記温度センサの出力に応じて前記コンプレッサの入り口側に所定量バイパスさせる制御部とを具備する温度制御装置である。
また、請求項7に記載の発明は、テスト対象の電子デバイスに熱接触される温度制御ヘッドと、この温度制御ヘッドに取り付けられた電気ヒータと、この温度制御ヘッド内に形成されその内部を貫流する冷媒通路と、前記電子デバイスの温度を検知する第1の温度センサと、前記温度制御ヘッドを出た冷媒を圧縮するコンプレッサと、このコンプレッサの出口側における冷媒の温度を検知する第2の温度センサと、前記コンプレッサから出た冷媒を凝縮するコンデンサと、このコンデンサにより凝縮された冷媒を前記温度制御ヘッドに還流させる還流部と、前記第1の温度センサの出力に応じて前記電気ヒータの通電量および前記冷媒通路を貫流する冷媒量を制御して前記電子デバイスの温度を制御するとともに、前記第2の温度センサの出力に応じて前記コンプレッサの入り口側に対する前記凝縮された冷媒のバイパス量を制御する制御部とを具備する温度制御装置である。
また、請求項13に記載の発明は、テスト対象の電子デバイスに熱接触される温度制御ヘッドと、この温度制御ヘッドに取り付けられた電気ヒータと、この温度制御ヘッド内に形成されその内部を貫流する冷媒通路と、前記電子デバイスの温度を検知する第1の温度センサと、前記温度制御ヘッドを出た冷媒を圧縮するコンプレッサと、このコンプレッサの出口側における冷媒の温度を検知する第2の温度センサと、前記コンプレッサから出た冷媒を凝縮するコンデンサと、このコンデンサにより凝縮された冷媒を前記温度制御ヘッドに還流させる還流路と、前記コンデンサにより凝縮された冷媒を前記温度制御ヘッドをバイパスさせて前記コンプレッサに還流させる互いに並列に接続された第1、第2のバイパス路を含むバイパス部と、前記第1の温度センサの出力に応じて前記電気ヒータの通電量および前記第1のバイパス路を流れる冷媒量および前記温度制御ヘッド内部の冷媒通路を貫流する冷媒量を制御して前記電子デバイスの温度を制御する第1の制御部と、前記第2の温度センサの出力に応じて前記第2のバイパス路を流れる冷媒量を制御して前記コンプレッサの入り口側における前記冷媒の温度を制御する第2の制御部とを具備する温度制御装置である。
この発明によれば、温度制御系統の内部に含まれるコンプレッサの破壊をヒータの発生熱量を厳格に管理すること無く未然に防止でき、温度制御装置全体のコストを下げ、温度制御の下限と上限の間の温度制御可能な幅が広く、広い範囲の電子デバイスのテストが可能となる温度制御装置を提供することができる。
以下、この発明の実施形態について図を参照して詳細に説明する。
図1において、例えば半導体チップなどのテスト対象の電子デバイス11が熱接触された温度制御ヘッド12内にはエバポレータ13が設けられる。このヘッド12には後で説明する電気ヒータが取り付けられ、エバポレータ13内にはその内部を貫流する冷媒通路14aが形成される。エバポレータ13は冷媒の通路となるパイプ15を介して冷却回路に結合される。エバポレータ13の冷媒入り口側には膨張弁16が接続され、出口側はアキュムレータ17を介してコンプレッサ18に連結される。膨張弁16の入り口側は高圧の冷媒、出口のエバポレータ13より下流は低圧の冷媒となっている。
温度制御ヘッド12を出た低圧の冷媒はアキュムレータ17に集められ、その後コンプレッサ18に送られて圧縮され、高温となる。このコンプレッサ18により圧縮された高温、高圧のガス状冷媒は次のコンデンサ19によりファン20を用いて凝縮されてミスト状となる。凝縮されたミスト状の冷媒はパイプ15を介して膨張弁16に還流されるとともに、電磁弁21およびキャピラリチューブ22を介してアキュムレータ17に還流される。更に、コンプレッサ18の出口側と膨張弁16の入り口側とは電磁弁24を介して分岐路23で連結され、高温、高圧のガス状冷媒が電磁弁24から膨張弁16の入り口側においてパイプ15を流れるミスト状冷媒と混合されるように構成されている。
このように構成された冷却システムには、温度制御ヘッド12内の温度を検知する第1の温度センサT1と、コンプレッサ18の出口側の冷媒の温度を検知する第2の温度センサT2とが設けられ、更に前記第1の温度センサT1の出力に応じて前記電気ヒータの通電量および前記冷媒通路15を貫流する冷媒量を制御して前記電子デバイス11の温度を制御するとともに、前記第2の温度センサT2の出力に応じて前記コンプレッサ18の入り口側に対するキャピラリチューブ22を介した前記凝縮されたミスト状冷媒のバイパス量を制御するための制御部として例えばPID制御を行う後述のシステムコントローラが設けられる。コンプレッサ18の出口側から膨張弁16の入り口側に対する冷媒のバイパスはテスト対象の電子デバイス11の仕様に応じて電磁弁24の開度を一定にして一定量で行われるが、この説明は後で詳細に行う。
図1に示した冷却システムには、必要に応じてドライヤーDR、高圧ゲージG1,押圧圧力スイッチP1、電磁弁S、サービスポートSP、ボールバルブV、低圧ゲージG2、低圧圧力スイッチP2などを夫々目的に応じて設けることができる。
以下、図2を参照してこの図1の冷却システムの構成を更に詳細に説明する。
図2において図1と対応する部分には同一の参照番号を付してある。温度制御ヘッド12は、複数の冷媒通路14aを有するエバポレータ13と電気ヒータ14bとを組み合わせて構成される。温度制御ヘッド12の下面には高熱伝導率体12aを介して半導体チップ11が圧着される。半導体チップ11の下面には複数の半田ボール端子11aが形成され、半導体チップ11はこの半田ボール端子11aを介してソケット10sに設けられた図示しない接続端子に接続され、更に外部テスト装置に接続されて所定のテストが行われる。半導体チップ11には温度センサT1のプローブT1Pが接触され、温度センサT1の検知出力はPID制御用のシステムコントローラ31に供給される。温度制御ヘッド12に設けられている電気ヒータ14bはシステムコントローラ31の制御の下でヒータドライバ14bDにより駆動される。このPID制御用のシステムコントローラ31は、例えばマイクロプロセッサなどのコンピュータを代用することもできる。
エバポレータ13内に形成された複数の冷媒通路14aはまとめて入り口側の冷媒パイプ15および出口側の冷媒パイプ15に連結される。温度制御ヘッド12の出口側に接続された冷媒パイプ15はアキュムレータ17を介してコンプレッサ18に接続される。このコンプレッサ18の出口側の冷媒パイプ15には他の温度センサT2のプローブT2Pが取り付けられてコンプレッサ18の出口側の冷媒の温度を検知できるように構成される。この温度センサT2の検知出力もシステムコントローラ31に供給される。
コンプレッサ18の出口側に連結された冷媒パイプ15はコンデンサ19の入り口側に結合される。このコンデンサ19は放熱器であり、ファン20により放熱器19に風を送って冷媒を放熱させ、気体状の冷媒温度を低下させ、ミスト状の冷媒とする。コンデンサ19の出口側に接続された冷媒パイプ15は順次、第1の分岐パイプ15A、第2の分岐パイプ15Bに分岐される。これらの第1、第2の分岐パイプ15A、15Bは、それぞれ電磁バルブ15AV、15BVを介してアキュムレータ17の入り口側に接続された冷媒パイプ15に連通される。これらの電磁バルブ15AV、15BVは夫々所定の条件の下でシステムコントローラ31により開閉されるが、その説明は後で行う。
コンデンサ19の出口側に接続された冷媒パイプ15はエバポレータ13の入り口側に設けられた電子膨張弁16の入り口側に接続される。この電子膨張弁16の出口側はエバポレータ13の入り口側に接続される。
更に、図2に示した実施形態では図1に示したようにコンプレッサ18の出口側からコンデンサ19をバイパスして膨張弁16の入り口側に至るバイパス路23が設けられる。このバイパス路23の途中には電磁バルブ24が設けられる。バイパス路23は、コンプレッサ18の出口側の冷媒パイプ15からコンデンサ19をバイパスしてその出口側と電子膨張弁16の入り口との間の所定の位置の冷媒パイプ15に電磁バルブ24を介して接続される。この電磁バルブ24の出口側は図2では二つのバイパス路15A、15Bの間の冷媒パイプ15に連結されるように構成されているが、これに限らず、バイパス路15Bの分岐部と膨張弁16との間に結合するのが最も都合がよい。なお、電磁バルブ24はシステムコントローラ31からの信号によりその開度が制御される。
次に、以上のように構成された温度制御装置の動作を図3、図4を参照して説明する。例えば、電子デバイス11の性能テストを室温より高い所定温度で行う場合、この実施形態の温度制御装置は冷却器として動作し、ユーザはテスト対象の電子デバイスの仕様に応じてシステムコントローラ31あるいはコンピュータのソフトウエアにおいて設定温度範囲の下限値STLを設定入力する。この場合、温度制御のスタート時点で電気ヒータ14bに通電が開始されるが、電子デバイス11が設置されるべき温度制御ヘッド12の温度DTはまだ低く、温度センサT1がプローブT1Pを介して検出する温度が例えば室温に等しく、図3の最初のステップS1では(DT<STL?)の判断の結果がYESとなり、制御はステップS2に進む。この結果、システムコントローラ31から電磁膨張弁16には“閉”の指令が与えられて冷媒はエバポレータ13に流れず、弁15BVが“開”となって冷媒がバイパス路15Bを通る。一方、ヒータドライバ14bDが駆動されて電気ヒータ14bが通電され続け、テストされる電子デバイス11が置かれる温度制御ヘッド12が何ら冷却されることなくテスト温度になるように加熱され続ける。
また、この状態で、電磁弁24も所定開度で開かれており、コンプレッサ18からの高温、高圧のガス状冷媒が膨張弁16の入り口側に供給されるが、膨張弁16が閉じられているので、コンデンサ19をバイパスした冷媒も膨張弁16を通らずにバイパス路15Bを通って循環される。この時、テスト対象の電子デバイス11はまだ温度制御ヘッド12に設置されず、所定の待機場所で高温のテスト温度に保持されている。ここで、電磁弁24の開度はテストが開始された後の電子デバイス11自体の発熱量および周囲温度によって温度制御ヘッド12が所定の設定温度制御範囲に保持される程度の値にテスト開始時に設定されて保持される。
この状態で温度制御ヘッド12の温度DTが下限設定温度STLを越えると、ステップS1における判断の結果がNOとなり、デバイス11が温度制御ヘッド12内のデバイス設置位置に置かれ、テストが開始され、制御がステップS3に進む。ここで、温度センサT1により検出される温度制御ヘッド12内のデバイス11の温度DTがテスト温度範囲の上限値STHを越えたか(DT>STH?)が判断される。NOの場合はステップS4に進み、システムコントローラ31から電磁膨張弁16には“閉”の指令が与えられ続け、冷媒がエバポレータ13に流れない状態が維持され、弁15BVが“開”となって冷媒がバイパス路15Bを通る状態が続く。同時に、ヒータドライバ14bDの駆動状態が解除されて電気ヒータ14bが非通電状態とされ、電子デバイス11の加熱が停止される。但し、テストされている電子デバイス11にはテスト用の電流が流れており、これに伴う電子デバイス11からの不定期の発熱がある。
一方、ステップS3の状態で、もし電子デバイス11の温度が上がりすぎて(DT>STH?)がYESとなると、制御はステップS5に進み、システムコントローラ31から電磁膨張弁16には“開”の指令が与えられ、ミスト状の冷媒がエバポレータ13に流れ込む。これと同時に弁15BVが“閉”となって冷媒がバイパス路15Bを通らなくなる。このとき、ヒータドライバ14bDの駆動状態が解除されて電気ヒータ14bが非通電状態とされ、電子デバイス11の外部からの加熱が停止され、加熱は内部の電流による発熱のみによる状態が続く。この結果、電子デバイス11はエバポレータ13を流れるミスト状の冷媒の熱吸収により冷却され、温度DTが下限設定温度STLに向かって低下して行く。ここで、電磁弁24は一定の開度で開いているから、高温、高圧のガス状冷媒はコンプレッサ18の出口側から直接膨張弁16の入り口側に供給されてパイプ15のミスト状の冷媒と混合される。このバイパス路23が無い場合と比較すると、膨張弁16から温度制御ヘッド12に供給されるミスト状の冷媒の温度は高くなる。これにより、テスト温度が例えば100℃のような高温の場合には、高温のテスト温度の保持性が向上することになる。
DT<STLとなると、制御はステップS1においてYESとなり、同様の温度制御動作が下限、上限温度設定範囲STL、STHとの間で維持されるように継続される。
このように、この電気ヒータ14bと膨張弁16の制御をPIDによるシステムコントローラ31によるハードウエア制御あるいはコンピュータによるソフトウエアにより行うことができる。
前述したように、この図2の実施例において電子デバイス11の性能テストを室温より高い高温で行う場合には、ユーザはシステムコントローラ31においてヒータドライバ14bDによってヒータ14bに通電して発熱させ、且つ、テスト開始時には温度制御ヘッド12の温度も電子デバイス11のテスト温度に設定してある。この実施例では、高温のテストのときにはバイパス路23は最初から電磁弁24を開放するように設定される。この時、電磁弁15AV、15BVは閉止され、電磁膨張弁16は開放しておく。この状態で電子デバイス11にテスト電流を流してテストを開始すると、コンプレッサ18の出口側に排出された高温のガス状の冷媒はバイパス路23から電磁バルブ24を介して膨張弁16の入り口側の冷媒パイプ15内に流入する。この冷媒パイプ15にはコンデンサ19からの低温のミスト状の冷媒が流れており、両者はここで混合されて膨張弁16に供給される。したがって、テスト開始直後において、図2で説明した実施形態では膨張弁16の入り口側における冷媒の温度が速やかに上昇する。この冷媒は膨張弁16の出口側で圧力が低下され、この状態で温度制御ヘッド12に供給されてエバポレータ13で気化され、既にテスト温度である高温になっている電子デバイス11のテスト雰囲気の温度を電子デバイス11内部の発熱量に応じて適度に低下させてテスト温度に保持するように作用する。
従って、テストされる電子デバイス11の定格電流変動が分かっていればテスト時に電子デバイス11自体からの例えば最大発熱量が分かるから、この最大発熱量とヒータ14bからの発生熱量とによる温度上昇分に見合うだけの温度低下を膨張弁16から供給される冷媒によって与えるように設定すれば温度制御ヘッド12における電子デバイス11の温度は所望温度範囲に保たれることになる。この設定は、電磁弁24の開度が一定であっても、システムコントローラ31によるヒータドライバ14bDの制御により簡単に行うことができる。コンプレッサ18の保護のために電磁弁15AVを含むバイパス路15Aは重要である。このように、この実施例では電磁弁24および膨張弁16を最初から開いたままで電子デバイス11の高温テストを行うことができ、温度制御を簡単に行うことができる。
一方、テスト温度が例えば室温に近い25℃の場合には、ヒータ14bは駆動されず、熱源は電子デバイス11のみとなる。電子デバイス11のテスト時の供給電力が小さい場合には電子デバイス11からの発熱量が少ないので冷却を行う必要が無いが、テスト時の供給電力が大きいと、電子デバイス11からの発熱量が大きくなり、設定されたテスト温度25±3℃を大きく越えて温度が変動することがある。この場合は電磁弁24を閉じてコンデンサ19からのミスト状の冷媒のみが膨張弁16から温度制御ヘッド12に供給されるようにする。膨張弁16が開いた時の冷媒の流量は一定であり、ミスト状の冷媒は微粒液体とガスとの混合体である。従って、電磁弁24を開いてガス状の冷媒をミスト状の冷媒と混合すると、冷媒中の微粒液体の含有率が減少して温度制御ヘッド12における電子デバイス11の冷却能力がそれだけ減少することになる。低温テスト時に電磁弁24を閉じると、電子デバイス11の冷却に直接関与する微粒液体の含有率が上昇し、テスト電力が急に大きくなって電子デバイス11からの発熱量が増加しても、温度制御ヘッド12において効率よく電子デバイス11の発熱を吸収して例えば25℃に保持できる。
次に、図4を参照してコンプレッサ18を過熱による破壊から防止するためのシステムコントローラ31あるいはコンピュータのソフトウエアによる制御動作を説明する。図3を参照して説明したように電子デバイス11の温度制御を行っているときに、同時に温度センサT2のプローブT2Pによりコンプレッサ18の出口側のパイプ15における冷媒の温度RTを検知してシステムコントローラ31に送る。システムコントローラ31には予めコンプレッサ18を保護するための冷媒上限温度PTが設定されており、ステップS11においてこの冷媒温度RTが設定された冷媒上限温度PTより高くなったか否かが判定される。
ここで、冷媒温度RTが冷媒上限温度PTより低いときはNOとなってステップS12に進み、冷媒バイパス路15A上の電磁バルブ15AVが“閉”のまま維持される。このとき、他方の冷媒バイパス路15B上の電磁バルブ15BVは電子デバイス11の温度DTに応じて開放あるいは閉止のいずれかの動作を行うことができることは図3で説明した通りである。
コンプレッサ18の出口側の冷媒温度RTが上限温度PTより高くなると、ステップS11における判定結果がYESとなり、制御がステップS13に進む。ここで、システムコントローラ31の制御により電磁バルブ15AVが開放され、コンデンサ19により凝縮され、冷却された冷媒がバイパス路15Aを介してアキュムレータ17に流入する。この結果、アキュムレータ17からコンプレッサ18に供給される冷媒の温度RTが低下し、コンプレッサ18の過熱を未然に防止することができる。
この電磁バルブ15AVの開放によるコンプレッサ18の出口側の冷媒温度RTの低下はステップS14で(RT<PT?)がNOの間は継続して行われる。
ステップS14において(RT<PT?)がYESとなると、制御はステップS12に移って、システムコントローラ31の制御により電磁バルブ15AVが閉止され、アキュムレータ17に流入するバイパス冷媒が無くなる。これによりコンプレッサ18出口側の冷媒温度RTは再び上昇し始める。尚、この電磁バルブ15AVの開閉動作によるコンプレッサ18の出口側の冷媒の温度の制御は電子デバイス11の温度制御動作には殆ど影響を与えないで行うことができる。
以上説明したようにこの実施形態によれば、例えば高温テストにおいてヒータ14bからの発生熱量が増加して、コンプレッサ18に供給される冷媒の温度が上昇しても、この温度がコンプレッサ18の設定最大温度を越えることがないので、コンプレッサ18内部の部品に大きな熱ストレスが与えられるのを未然に防止でき、コンプレッサ18が破壊されることがない。また、テスト温度が高温の場合も低温の場合も電子デバイスの温度を効率良く一定温度に保持できる。
従って、例えばヒータ14bから発生される熱量の管理を厳格に行う必要がなくなり、温度制御装置全体のコストを低く押さえることができ、温度制御の下限と上限の間の温度制御可能な幅を広く取れ、テスト可能な電子デバイスが限定されることもない。
この発明の一実施形態の電子デバイスの温度制御装置の冷却回路の構成を概略的に示す図。 図1に示した実施形態の全体の構成を示す構成図。 この一実施形態の温度制御動作を説明する流れ図。 この一実施形態の冷却回路の保護動作を説明する流れ図。
符号の説明
11 電子デバイス
12 温度制御ヘッド
14b 電気ヒータ
15A、15B、23 バイパス路
18 コンプレッサ
T1P、T2P 温度センサ
31 システムコントローラ

Claims (18)

  1. テスト対象の電子デバイスに熱接触される温度制御ヘッドと、
    この温度制御ヘッドに取り付けられた電気ヒータと、
    この温度制御ヘッド内に形成されその内部を貫流する冷媒通路と、
    この温度制御ヘッドを出た冷媒を圧縮するコンプレッサと、
    このコンプレッサの出口側における冷媒の温度を検知する温度センサと、
    前記コンプレッサから出た冷媒を凝縮するコンデンサと、
    このコンデンサにより凝縮された冷媒を前記温度制御ヘッドに還流させる手段と、
    前記凝縮された冷媒を前記温度センサの出力に応じて前記コンプレッサの入り口側に所定量バイパスさせる制御部と、
    を具備する温度制御装置。
  2. 更に、前記コンプレッサの出口側の冷媒を前記コンデンサをバイパスさせて前記温度制御ヘッドに流すバイパス路を含む、請求項1に記載の温度制御装置。
  3. 前記バイパス路は途中に前記コンプレッサからの冷媒の流量を制御するための制御バルブを含む、請求項2に記載の温度制御装置。
  4. 前記制御部は、前記温度センサの出力温度値を予め設定された前記コンプレッサの出口側の冷媒温度の上限値と比較してこの上限値を越えたときに前記冷媒をバイパスさせる手段を含む、請求項1に記載の温度制御装置。
  5. 前記バイパスさせる手段は、前記コンデンサの出口側とコンプレッサの入り口側を連通させるバイパス路と、このバイパス路を流れる冷媒を前記制御部によりオンオフさせる手段とを含む、請求項4に記載の温度制御装置。
  6. 前記制御部はPID制御のためのシステムコントローラを含む、請求項1に記載の温度制御装置。
  7. テスト対象の電子デバイスに熱接触される温度制御ヘッドと、
    この温度制御ヘッドに取り付けられた電気ヒータと、
    この温度制御ヘッド内に形成されその内部を貫流する冷媒通路と、
    前記電子デバイスの温度を検知する第1の温度センサと、
    前記温度制御ヘッドを出た冷媒を圧縮するコンプレッサと、
    このコンプレッサの出口側における冷媒の温度を検知する第2の温度センサと、
    前記コンプレッサから出た冷媒を凝縮するコンデンサと、
    このコンデンサにより凝縮された冷媒を前記温度制御ヘッドに還流させる還流部と、
    前記第1の温度センサの出力に応じて前記電気ヒータの通電量および前記冷媒通路を貫流する冷媒量を制御して前記電子デバイスの温度を制御するとともに、前記第2の温度センサの出力に応じて前記コンプレッサの入り口側に対する前記凝縮された冷媒のバイパス量を制御する制御部と、
    を具備する温度制御装置。
  8. 更に、前記コンプレッサの出口側の冷媒を前記コンデンサをバイパスさせて前記温度制御ヘッドに流すバイパス路を含む、請求項7に記載の温度制御装置。
  9. 前記バイパス路は途中に前記コンプレッサからの冷媒の流量を制御するための制御バルブを含む、請求項8に記載の温度制御装置。
  10. 前記制御部は、前記温度センサの出力温度値を予め設定された前記コンプレッサの出口側の冷媒温度の上限値と比較してこの上限値を越えたときに前記冷媒をバイパスさせる手段を含む、請求項7に記載の温度制御装置。
  11. 前記バイパスさせる手段は、前記コンデンサの出口側とコンプレッサの入り口側を連通させるバイパス路と、このバイパス路を流れる冷媒を前記制御部によりオンオフさせる手段とを含む、請求項10に記載の温度制御装置。
  12. 前記制御部はPID制御のためのシステムコントローラを含む、請求項7に記載の温度制御装置。
  13. テスト対象の電子デバイスに熱接触される温度制御ヘッドと、
    この温度制御ヘッドに取り付けられた電気ヒータと、
    この温度制御ヘッド内に形成されその内部を貫流する冷媒通路と、
    前記電子デバイスの温度を検知する第1の温度センサと、
    前記温度制御ヘッドを出た冷媒を圧縮するコンプレッサと、
    このコンプレッサの出口側における冷媒の温度を検知する第2の温度センサと、
    前記コンプレッサから出た冷媒を凝縮するコンデンサと、
    このコンデンサにより凝縮された冷媒を前記温度制御ヘッドに還流させる還流路と、
    前記コンデンサにより凝縮された冷媒を前記温度制御ヘッドをバイパスさせて前記コンプレッサに還流させる互いに並列に接続された第1、第2のバイパス路を含むバイパス部と、
    前記第1の温度センサの出力に応じて前記電気ヒータの通電量および前記第1のバイパス路を流れる冷媒量および前記温度制御ヘッド内部の冷媒通路を貫流する冷媒量を制御して前記電子デバイスの温度を制御する第1の制御部と、
    前記第2の温度センサの出力に応じて前記第2のバイパス路を流れる冷媒量を制御して前記コンプレッサの入り口側における前記冷媒の温度を制御する第2の制御部と、
    を具備する温度制御装置。
  14. 前記第2の制御部は、前記第2の温度センサの出力温度値を予め設定された前記コンプレッサの出口側の冷媒の温度の上限値と比較してこの上限値を越えた時に前記第2のバイパス路に前記冷媒をバイパスさせる手段を含む、請求項13に記載の温度制御装置。
  15. 前記バイパス部は、前記第2のバイパス路に設けられた電磁バルブと、前記第2のバイパス路を流れる冷媒を前記電磁バルブによりオンオフさせる手段とを含む、請求項13に記載の温度制御装置。
  16. 前記第1、第2の制御部の少なくとも一方はPID制御のためのコントローラを含む、請求項13に記載の温度制御装置。
  17. 前記バイパス部は更に、前記コンプレッサの出口側の冷媒を前記コンデンサをバイパスさせて前記還流路に流す第3のバイパス路を含む、請求項13に記載の温度制御装置。
  18. 前記第3のバイパス路は途中に前記コンプレッサからの冷媒の流量を制御するための制御バルブを含む、請求項17に記載の温度制御装置。
JP2007107407A 2006-04-18 2007-04-16 温度制御装置 Active JP5228170B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11/405,423 2006-04-18
US11/405,423 US20070240870A1 (en) 2006-04-18 2006-04-18 Temperature control apparatus
US11/705,452 US7819179B2 (en) 2006-04-18 2007-02-13 Temperature control apparatus
US11/705,452 2007-02-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007288197A true JP2007288197A (ja) 2007-11-01
JP5228170B2 JP5228170B2 (ja) 2013-07-03

Family

ID=38759610

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007107407A Active JP5228170B2 (ja) 2006-04-18 2007-04-16 温度制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5228170B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011506975A (ja) * 2007-12-14 2011-03-03 ヴェンチャーダイン,リミテッド 温度及び湿度制御を有するテスト・チャンバー
CN112342532A (zh) * 2019-08-09 2021-02-09 Asm Ip私人控股有限公司 温控化学品递送***及包括该***的反应器***
CN115167559A (zh) * 2022-06-23 2022-10-11 北京京仪自动化装备技术股份有限公司 温控***的控制方法、控制***及温控***

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0650614A (ja) * 1992-07-31 1994-02-25 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 冷凍装置
JP2002134664A (ja) * 2000-10-20 2002-05-10 Hitachi Ltd 半導体冷却装置及びその制御方法
JP2003269809A (ja) * 2002-01-10 2003-09-25 Espec Corp 冷却装置及び恒温装置
JP2004527764A (ja) * 2001-05-31 2004-09-09 クライオテック インコーポレイテッド 電子デバイスの温度制御装置及び温度制御方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0650614A (ja) * 1992-07-31 1994-02-25 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 冷凍装置
JP2002134664A (ja) * 2000-10-20 2002-05-10 Hitachi Ltd 半導体冷却装置及びその制御方法
JP2004527764A (ja) * 2001-05-31 2004-09-09 クライオテック インコーポレイテッド 電子デバイスの温度制御装置及び温度制御方法
JP2003269809A (ja) * 2002-01-10 2003-09-25 Espec Corp 冷却装置及び恒温装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011506975A (ja) * 2007-12-14 2011-03-03 ヴェンチャーダイン,リミテッド 温度及び湿度制御を有するテスト・チャンバー
CN112342532A (zh) * 2019-08-09 2021-02-09 Asm Ip私人控股有限公司 温控化学品递送***及包括该***的反应器***
CN115167559A (zh) * 2022-06-23 2022-10-11 北京京仪自动化装备技术股份有限公司 温控***的控制方法、控制***及温控***
CN115167559B (zh) * 2022-06-23 2023-11-17 北京京仪自动化装备技术股份有限公司 温控***的控制方法、控制***及温控***

Also Published As

Publication number Publication date
JP5228170B2 (ja) 2013-07-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7819179B2 (en) Temperature control apparatus
US9157667B2 (en) Heat pump-type heating device
US8875528B2 (en) Test chamber with temperature and humidity control
RU2706761C2 (ru) Транспортное средство
KR20100049681A (ko) 압축기 보호 시스템 및 방법
JP2003289195A (ja) 冷却装置
WO2006075592A1 (ja) 冷凍装置
US10401070B2 (en) Constant temperature liquid circulation apparatus and temperature adjustment method for constant temperature liquid
JP2008075919A (ja) チラー装置
JP5228170B2 (ja) 温度制御装置
JP6714696B2 (ja) 半導体検査装置用の冷却装置
JP2007051841A (ja) 冷凍サイクル装置
JP2006511777A (ja) 改良型蒸気圧縮ヒートポンプシステム
KR20060035242A (ko) 저온 냉방 운전 영역에서의 실외기 팬모터 제어 방법
JP6375256B2 (ja) 給湯システム
JPH1038421A (ja) 冷凍サイクル
JP2019158302A (ja) 熱源システム
US20220397323A1 (en) Heat pump device, heat pump system, air conditioner, and refrigeration machine
KR100825714B1 (ko) 차량용 냉난방 시스템
TWI576549B (zh) Thermostatic liquid circulation device and temperature adjustment method of constant temperature liquid
JP2002081793A (ja) 温調装置
JP2983858B2 (ja) 空気調和機の暖房運転方法
JP2004239539A (ja) ヒートポンプ式給湯機
JP2004125252A (ja) 室内冷暖房装置
JP2024066056A (ja) 冷凍装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100203

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120207

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120329

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20120529

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130108

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20130207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130207

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20130208

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160329

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5228170

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250