JP2007283884A - 自動車の下部構造 - Google Patents

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裕士 山本
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和久 波多野
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Abstract

【課題】 フロアパネルと、該フロアパネルの下面左右両側に取り付けられ、リヤサスペンション装置の略前後に延びるトレーリングアームの前端部を車幅方向に延びるボルトを介して支持するトレーリングアーム支持ブラケットとが設けられていると共に、フロアパネルの下方において前記アームの前端部に近接して設けられた燃料タンクと、燃料タンクと前記ブラケットとの間の空間を前後方向に通って配策されたパーキングブレーキケーブルとが設けられた自動車の下部構造において、前記ケーブルの支持と燃料タンクの保護とを実現可能な自動車の下部構造を提供する。
【解決手段】パーキングブレーキケーブル71aを、前記ブラケット30の燃料タンク側の縦面部31cに、該縦面部31cに取り付けられたケーブル取付ブラケット84を介して支持すると共に、該ブラケット84を燃料タンク60側から見てボルト41を覆うように設ける。
【選択図】図5

Description

本発明は、自動車の下部構造に関し、車体構造の技術分野に属する。
自動車の下部には、例えば、フロアパネルと、該フロアパネルの下面左右両側い取り付けられ、リヤサスペンション装置の略前後に延びるトレーリングアームの前端部を車幅方向に延びるボルトを介して支持するトレーリングアーム支持ブラケットとが設けられる場合がある。
また、自動車の下部には、例えば特許文献1に開示されているように、左右のトレーリングアームの間の空間に燃料タンクが配設されると共に、該燃料タンクとトレーリングアームとの間の空間にパーキングブレーキケーブルが配策される場合がある。
特開平6−92121号公報
ところで、燃料タンク容量はできるだけ大きいのが好ましいが、これを達成するためには、燃料タンクを例えば車両前後方向や車幅方向にできるだけ拡大する必要がある。しかし、この場合、前記トレーリングアームの前端部を支持するボルトの先端が燃料タンクに近接することとなり、側突等が発生したときに、該ボルトの先端が燃料タンク側に変位して該タンクに当接する虞がある。
また、前記特許文献1には、燃料タンクとトレーリングアームとの間の空間内にパーキングブレーキケーブルをいかに支持するかについては開示されていない。
そこで、本発明は、パーキングブレーキケーブルの支持と燃料タンクの保護とを実現可能な自動車の下部構造を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明は、次のように構成したことを特徴とする。
まず、本願の請求項1に記載の発明は、フロアパネルと、該フロアパネルの下面左右両側に取り付けられ、リヤサスペンション装置の略前後に延びるトレーリングアームの前端部を車幅方向に延びるボルトを介して支持するトレーリングアーム支持ブラケットとが設けられていると共に、前記フロアパネルの下方において前記トレーリングアームの前端部に近接して設けられた燃料タンクと、該燃料タンクと前記ブラケットとの間の空間を前後方向に通って配策されたパーキングブレーキケーブルとが設けられた自動車の下部構造であって、前記パーキングブレーキケーブルは、前記トレーリングアーム支持ブラケットにおける燃料タンク側の面に、該面に取り付けられたケーブル取付ブラケットを介して支持されていると共に、該ケーブル取付ブラケットは、前記燃料タンク側から見て前記ボルトを覆うように設けられていることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の自動車の下部構造において、前記ケーブル取付ブラケットは、トレーリングアーム支持ブラケットに取り付けられたカバー部材と、パーキングブレーキケーブルを支持する支持部材とで構成されており、かつ、前記カバー部材が前記ボルトを覆うように設けられていると共に、該カバー部材が前記支持部材よりも薄い板材で形成されていることを特徴とする。
そして、請求項3に記載の発明は、前記請求項2に記載の自動車の下部構造において、前記ケーブル取付ブラケットの支持部材が前記ボルトを覆うように設けられていることを特徴とする。
さらに、請求項4に記載の発明は、前記請求項2または請求項3に記載の自動車の下部構造において、前記ケーブル取付ブラケットのカバー部材及び支持部材がそれぞれほぼ水平な面部を有しており、両水平な面部同士が取付ボルトにより固定されていることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、前記請求項2から請求項4のいずれかに記載の自動車の下部構造において、前記ケーブル取付ブラケットの支持部材は、パーキングブレーキケーブルの外周に巻き付られて該ケーブルを保持する巻き付け部を有し、該巻き付け部の先端が反燃料タンク側を向いていることを特徴とする。
次に、本発明の効果について説明する。
まず、請求項1に記載の発明によれば、パーキングブレーキケーブルは、トレーリングアーム支持ブラケットにおける燃料タンク側の面に、該面に取り付けられたケーブル取付ブラケットを介して支持されていると共に、該ケーブル取付ブラケットは、燃料タンク側から見て前記ボルトを覆うように設けられているので、ケーブル取付ブラケット一部材で、パーキングブレーキケーブルを前記ブラケットに支持させることができると共に、側突時等にボルトが燃料タンクに直接当接するのを防止することができる。
ところで、パーキングケーブルを支持するためには、ケーブル取付ブラケットは十分な剛性を有している必要があるが、ボルトを覆う部分を設けると、該ブラケットの重量が増加する。
しかし、請求項2に記載の発明によれば、前記ケーブル取付ブラケットは、トレーリングアーム支持ブラケットに取り付けられたカバー部材と、パーキングブレーキケーブルを支持する支持部材とで構成されており、かつ、前記カバー部材が前記ボルトを覆うように設けられていると共に、該カバー部材が前記支持部材よりも薄い板材で形成されているので、パーキングブレーキの支持剛性を確保しつつ、ケーブル取付ブラケットを軽量化することができる。
そして、請求項3に記載の発明によれば、前記ケーブル取付ブラケットの支持部材が前記ボルトを覆うように設けられているので、ブラケットのカバー部材だけでなく支持部材によっても燃料タンクの保護が可能となる。
さらに、請求項4に記載の発明によれば、前記ケーブル取付ブラケットのカバー部材及び支持部材がそれぞれほぼ水平な面部を有しており、両水平な面部同士が取付ボルトにより固定されているので、支持部材をカバー部材に取り付けるためのボルトの軸芯方向が、燃料タンク方向に対してほぼ直交する方向となる。したがって側突等が発生しても、このボルトが燃料タンクに当接するのが防止されることとなる。
また、請求項5に記載の発明によれば、前記ケーブル取付ブラケットの支持部材は、パーキングブレーキケーブルの外周に巻き付られて該ケーブルを保持する巻き付け部を有し、該巻き付け部の先端が反燃料タンク側を向いているので、巻き付け部の先端と燃料タンクとの接触を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態に係る自動車の下部構造について説明する。
図1は、本実施の形態に係る自動車1の下部の上面斜視図(内装品等は省略してある)であり、この図に示すように、この自動車1の下部は、床面を構成するフロアパネル2と、該フロアパネル2の左右両側縁部に沿って前後方向に延びるサイドシル3,3とを有している。
フロアパネル2の車幅方向中央には、前後方向に延び、基準面2aから上方に膨出するトンネル部2bが設けられている。また、図2、図3にも示すように、フロアパネル2におけるトンネル部2bの後方には、ほぼ上方に立ち上がる縦面部2cと、該縦面部2cの上端から後方に略水平に後方に延びる平面部2dとが形成され、後部座席の底面、及び荷室フロアを構成している。なお、フロアパネル2は、フロントリヤパネル、リヤフロアパネル、及びこれらとサイドシル3,3とを接合するサイドフロアパネル等の複数のパネルで構成されているが、本実施の形態においては、これらを区別することなく、フロアパネル2として説明する。フロアパネル2の上面には、サイドシル3,3とトンネル部2bとの間で車幅方向に延びる複数のクロスメンバ4,4,5,5が設けられている。
図2に示すように、フロアパネル2の下面には、左右のサイドシル3,3の内側で、かつ縦面部2cよりも後方側で略前後方向に延びる左右のフロアフレーム6,6が設けられている。フロアフレーム6,6は、断面逆ハット状とされ、フロアパネル2との間に閉断面空間X1を形成している(図5参照)。また、フロアフレーム6,6の前部は、サイドシル3,3に接合されている。
フロアパネル2の水平面部2eの下面には、左右のフロアフレーム6,6を連結する断面逆ハット状のクロスメンバ7が設けられ、該クロスメンバ7とフロアパネル2とで閉断面空間X2が形成されている(図3参照)。
また、フロアパネル2の平面部2dの左右には、後輪(不図示)が収容されるリヤホイールハウス10,10が設けられ、該ホイールハウス10,10内に、左右の後輪を懸架するリヤサスペンション装置20,20がそれぞれ設けられている。
このリヤサスペンション装置20(左右対称であり、一方のみについて説明する)は、フロアフレーム6の下方に設けられた後述するトレーリングアーム支持ブラケット30により前端部が揺動自在に支持され、後端部がホイルサポート(不図示)を介して後輪に連結されるトレーリングアーム21と、左右のトレーリングアーム21,21を連結する断面逆U字状のトーションバー22と、トレーリングアーム21の外面における内方側の部分に接合された皿状のスプリング下端受部材23と、該スプリング下端受部材23の上方で前記フロアフレーム6の外側の縦面部6cに接合される縦面部24a及び該縦面部24aの下端から内方にほぼ水平に延びる水平面部24bを有するL字状のスプリング上端受部材24と、両受部材23,24の間に介設されたコイルスプリング25と、前記スプリング下端受部材23の後端部に接合された支持部材26と、ホイールハウス10の上端部との間に設けられ、上下方向に伸縮可能なダンパ部材27とを有し、車体の上下動が生じたときに、トレーリングアーム21が前端部を中心として揺動すると共に、この揺動による後端側の上下変位をダンパ部材27及びコイルスプリング25が伸縮することにより吸収するようになっている。ここで、左右のトレーリングアーム21,21は、トーションバー22により連結されているので連動してほぼ同様の挙動を示すこととなる。なお、トーションバー21は、この連動に際して捩れることが可能となっている。
トーションバー22の内面左右両端側には断面U字状の部材28が該トーションバー22とで閉断面を形成するように接合されると共に、部材28の外端部がトレーリングアーム21に接合されている。つまり、トーションバー22とトレーリングアーム21との接合部が補強されており、これにより、トーションバー22の捩れにより該トーションバー22とトレーリングアーム21との接合部に剥離力が作用した場合に、この剥離力を分担可能となっている。
前記トレーリングアーム支持ブラケット30は、図4、図5に示すように、左右一対の第1、第2部材31,32を有している。第1部材31は、フロアフレーム6の内側の縦面部6aに接合された縦面部31aと、該縦面部31aの下端から外方に延び、フロアフレーム6の横面部6bに接合された横面部31bと、該横面部31bの先端から下方に延びる縦面部31cとを有している。また、第2部材32は、上部がフロアフレーム6の外側の縦面部6cに接合され、前記第1部材31の縦面部31cに対向する縦面部32aを有している。第1部材31における燃料タンク60側の面を構成する縦面部31cには、該縦面部31cを補強する補強板33が接合されている。
第1、第2部材31,32の左右の縦面部31c,32aの前部間には、これらの縦面部31c,32aを橋渡して補強し、該縦面部31c,32aが車幅方向に倒れるのを防止する補強部材35が設けられている。この補強部材35は、ボルトナットにより、第1、第2部材31,32の下端に設けられたフランジ部及びフロアフレーム6の横面部6bに固定されている。
トレーリングアーム21の前端部には、該トレーリングアーム21を前記トレーリングアーム支持ブラケット30の左右の縦壁31c,32a間に揺動自在に支持させるための支持機構40が内蔵されている。すなわち、該支持機構40は、トレーリングアーム支持ブラケット30の左右の縦面部31c,32a、補強板33,サイドシルインナパネル51、及びホイールハウスインナパネル52を略車幅方向に貫通して揺動軸心を構成すると共に支持機構40を縦面部31c,32a間に係止するボルト41及びナット42と、該ボルト41に挿通された内筒43と、該内筒43を取り巻くラバー部材44と、該ラバー部材44の外周に設けられた外筒45と、トレーリングアーム21の本体部材46の前端部に形成され、前記外筒45が嵌合された略車幅方向に開口する孔部46aとを有している。
なお、前記トレーリングアーム支持ブラケット30の車幅方向外側の縦面部32a、サイドシルインナパネル51、及びホイールハウスインナパネル52におけるボルト41が挿通される部位の周辺部は、互いに接合されている。また、前記ナット42は、いずれの部材にも接合されず、頭部が、前記トレーリングアーム支持ブラケット30の内側の縦面部31cの補強板33に前後両端部が接合された取付ブラケット47の孔47aに嵌入されている。
ここで、フロアパネル2の平面部2dの下面には、燃料を貯蔵する燃料タンク60がバンド61を介して固定されている。なお、フロアパネル2の水平面部2dと縦面部2cとが接続されるキックアップ部の下方にはクロスメンバが設けられておらず、該燃料タンク60の前端部は縦面部2cにできるだけ接近させて設けられており、これにより、燃料タンク容量を増加させている。
また、フロアパネル2のトンネル部2bの前部上方には、前後に揺動可能なパーキングブレーキレバーが設けられていると共に、該レバーの揺動を左右の後輪の制動装置に伝達して該制動装置を作動させるためのパーキングブレーキケーブル71が、トンネル部2bの上方で後方に延び、該トンネル部2bの後端近傍に取り付けられたグロメット72を通って上面側から下面側に貫通し、分岐部材73を介して左右に分岐している。そして、この分岐したケーブル71a,71aは、トンネル部2b内でそれぞれ後方に延び、燃料タンク60の前面近傍で互いに離反する方向に左右に折曲した後、該燃料タンク60の外周に略沿うように制動装置にまで延びている。
ここで、前記パーキングブレーキケーブル71a(左右の一方について説明する。なお、他方は、これと左右対称とされている)は、フロアパネル2の下面側においては、レバー側から順に、フロアパネル2の縦面部2cの上端部近傍の2ケ所、フロアフレーム6、トレーリングアーム支持ブラケット30の第1部材31に、ケーブル取付ブラケット81,82,83,84を介して取り付けられている。このうち、ブラケット81,82,83は、クリップ式のものが用いられている。
これに対し、トレーリングアーム支持ブラケット30の第1部材31に固定されるケーブル取付ブラケット84は、第1部材31の縦面部31c及び補強部材35に固着されるカバー部材91と、パーキングブレーキケーブル71aを支持する支持部材92とを有している。
カバー部材91は、前記支持機構40のボルト41の軸心上に位置し、トレーリングアーム支持ブラケット30の第1部材31の縦面部31cにほぼ平行で、燃料タンク60側からの側面視で前記ボルト41の先端を覆うように設けられた本体部91aと、該本体部91aの上端部の前後端から第1部材31の縦面部31c側に延びる第1、第2脚部91b,91cと、本体部91aの下端から縦面部31c側にほぼ水平に延びる第3脚部91dと、各脚部91b,91c,91dの先端に形成され、補強部材35、または縦面部31cに接合されるフランジ部91e,91f,91gとを有している。
支持部材92は、カバー部材91よりも厚い板状の素材を用いて形成され(カバー部材91は、支持部材92よりも薄い板状の素材を用いて形成され)、カバー部材91の第3脚部91dの下面に取付ボルト93,ナット94により固定される基部92aと、該基部92aの先端から上方に延び、パーキングブレーキケーブル71aの外周に巻き付けられて該ケーブル71aを保持する巻き付け部92bとを有している。このケーブル保持部92bの先端92cは、反燃料タンク側60を向いている。また、このケーブル保持部92bは、前記ボルト41の軸心上に位置し、燃料タンク60側からの側面視で前記ボルト41の先端を覆うように設けられている。
次に本実施の形態に係る自動車の下部構造の作用効果について説明する。
まず、パーキングブレーキケーブル71aは、前記トレーリングアーム支持ブラケット30における燃料タンク60側の面にケーブル取付ブラケット84を介して支持されていると共に、該ケーブル取付ブラケット84は、燃料タンク60側から見て前記ボルト41を覆うように設けられているので、ケーブル取付ブラケット84一部材で、パーキングブレーキケーブル71aを前記トレーリングアーム支持ブラケット30に支持させることができると共に、側突時等に、ボルト41の先端が燃料タンク60に直接当接するのを防止することができる。
また、ケーブル取付ブラケット84は、トレーリングアーム支持ブラケット30に取り付けられたカバー部材91と、パーキングブレーキケーブル71aを支持する支持部材92とで構成されており、かつ、前記カバー部材91が前記ボルト41を覆うように設けられていると共に、該カバー部材91が前記支持部材92よりも薄い板材で形成されているので、パーキングブレーキ71aの支持剛性を確保しつつ、ケーブル取付ブラケット84を軽量化することができる。
そして、前記ケーブル取付ブラケット84の支持部材92が前記ボルト41を覆うように設けられているので、支持部材92によっても燃料タンク60の保護が可能となる。
さらに、前記ケーブル取付ブラケット84のカバー部材91及び支持部材92がそれぞれほぼ水平な面部91d,92aを有しており、両水平な面部91d,92a同士がボルト93、ナット94により固定されているので、該ボルト93の軸芯方向が、燃料タンク60方向に対してほぼ直交する方向となる。したがって側突等が発生しても、このボルト93が燃料タンク60に当接するのが防止されることとなる。
また、ケーブル取付ブラケット84の支持部材92は、パーキングブレーキケーブル71aの外周に巻き付られて該ケーブル71aを保持する巻き付け部92bを有し、該巻き付け部92bの先端92cが反燃料タンク60側を向いているので、巻き付け部92bの先端と燃料タンク60との接触を防止することができる。
本発明は、自動車の下部構造に広く適用することができる。
本発明の実施の形態に係る自動車の下部の上面斜視図(内装品は省略した状態)である。 本自動車の後部左側下面図である。 図2のA−A断面図である。 図3におけるトレーリングアーム支持ブラケット部分の拡大図である。 図2のB−B断面図である。
符号の説明
1 自動車
2 フロアパネル
6 フロアフレーム
10 リヤサスペンション
21 トレーリングアーム
30 トレーリングアーム支持ブラケット
31c 縦面部(トレーリングアーム支持ブラケットにおける燃料タンク側の面)
32a 縦面部
41 ボルト(トレーリングアームの前端部をトレーリングアーム支持ブラケットに支持させるボルト)
42 ナット
60 燃料タンク
71a,71a パーキングブレーキケーブル
84 ケーブル取付ブラケット(トレーリングアーム支持ブラケットに取り付けられるケーブル取付ブラケット)
91 カバー部材
91d 第3脚部(カバー部材におけるほぼ水平な面部)
92 支持部材
92a 基部(支持部材におけるほぼ水平な面部)
92b 巻き付け部
93 取付ボルト(カバー部材及び支持部材のほぼ水平な面部同士を固定する取付ボルト)
94 取付ナット

Claims (5)

  1. フロアパネルと、該フロアパネルの下面左右両側に取り付けられ、リヤサスペンション装置の略前後に延びるトレーリングアームの前端部を車幅方向に延びるボルトを介して支持するトレーリングアーム支持ブラケットとが設けられていると共に、前記フロアパネルの下方において前記トレーリングアームの前端部に近接して設けられた燃料タンクと、該燃料タンクと前記ブラケットとの間の空間を前後方向に通って配策されたパーキングブレーキケーブルとが設けられた自動車の下部構造であって、
    前記パーキングブレーキケーブルは、前記トレーリングアーム支持ブラケットにおける燃料タンク側の面に、該面に取り付けられたケーブル取付ブラケットを介して支持されていると共に、
    該ケーブル取付ブラケットは、前記燃料タンク側から見て前記ボルトを覆うように設けられていることを特徴とする自動車の下部構造。
  2. 前記請求項1に記載の自動車の下部構造において、
    前記ケーブル取付ブラケットは、トレーリングアーム支持ブラケットに取り付けられたカバー部材と、パーキングブレーキケーブルを支持する支持部材とで構成されており、
    かつ、前記カバー部材が前記ボルトを覆うように設けられていると共に、
    該カバー部材が前記支持部材よりも薄い板材で形成されていることを特徴とする自動車の下部構造。
  3. 前記請求項2に記載の自動車の下部構造において、
    前記ケーブル取付ブラケットの支持部材が前記ボルトを覆うように設けられていることを特徴とする自動車の下部構造。
  4. 前記請求項2または請求項3に記載の自動車の下部構造において、
    前記ケーブル取付ブラケットのカバー部材及び支持部材がそれぞれほぼ水平な面部を有しており、
    両水平な面部同士が取付ボルトにより固定されていることを特徴とする自動車の下部構造。
  5. 前記請求項2から請求項4のいずれかに記載の自動車の下部構造において、
    前記ケーブル取付ブラケットの支持部材は、パーキングブレーキケーブルの外周に巻き付られて該ケーブルを保持する巻き付け部を有し、
    該巻き付け部の先端が反燃料タンク側を向いていることを特徴とする自動車の下部構造。
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