JP2007276987A - 搬送装置 - Google Patents

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Yoshimasa Kobayashi
由昌 小林
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Abstract


【構成】 スタッカークレーン4の台車6に前後で連通したダクト16を設け、走行方向前方の空気をダクト16から走行方向後方へ排出し、床面からの汚染空気の巻き上げを防止する。
【効果】 スタッカークレーンの走行方向後方で、汚染空気が巻き上げられ、ステーションへ侵入するのを防止できる。
【選択図】 図1

Description

この発明はスタッカークレーンや有軌道台車等の搬送装置に関し、特にクリーンルームでの汚染空気の巻き上げの防止に関する。
クリーンルーム内で物品を搬送するスタッカークレーンや有軌道台車の場合、走行風による汚染空気の巻き上げが問題になる。出願人はこのため、スタッカークレーンの前後に風防を設け、スタッカークレーンの外形を流線化することを提案した(特許文献1)。しかしながらスタッカークレーンの機体長には自ずと制約が有り、限られた範囲に風防を設けても流線化は不十分で、スタッカークレーンの走行方向後方で床面付近の汚染空気が巻き上げられることが判明した。
図6に特許文献1のスタッカークレーンを示すと、台車6には駆動輪10と従動輪11が設けられて、走行レール20を走行し、スライドフォーク7を備えた昇降台8はマスト9に沿って昇降する。12は走行モータ、14は昇降モータで、40,40は前後一対の風防である。ここでスタッカークレーンが図6の右向きに走行すると、周囲の空気は白抜き矢印のように流れ、走行方向後方では走行で生じた気流のため乱流が生じて、床面付近の汚染空気が巻き上げられて、図の破線のような乱流が生じ、ステーション内へ侵入する。風防40の長さを充分に大きくすると、走行により生じた気流が走行方向後方で床面付近まで層流のまま導かれて、乱流の発生を防止できる。しかしこのようにすると、スタッカークレーンの機体長が著しく長くなり、現実的ではない。
特開2000−16520号公報
この発明の課題は、床面付近の汚染空気が巻き上がりステーションへ侵入することを防止することにある。
請求項2の発明での追加の課題は、走行方向左右何れの側のステーションに対しても、汚染空気の侵入を防止することにある。
請求項3の発明での追加の課題は、汚染空気の巻き上がりをより確実に防止することにある。
この発明の搬送装置は、搬送方向に沿って前後に延びるダクトを形成すると共に、少なくとも前記ダクトの排気高さを、搬送装置と物品を受け渡しするステーションの移載レベルよりも低くしたものである。搬送装置の種類は例えばスタッカークレーンや有軌道台車とし、例えば搬送台車に移載装置を設置したものである。
好ましくは、前記ダクトを左右両側に設ける。
また好ましくは、少なくとも前記ダクトの排気側に整流手段を設ける。
この発明では、搬送装置の走行に伴い、走行方向前方の空気がダクトから走行方向後方へ排気される。排気された空気は一種のエアカーテンとして作用し、床面付近の空気が巻き上げられるのを防止する。そしてダクトの排気高さをステーションの移載レベルよりも低くすると、床面付近の汚染空気のみならずダクトからの排気も、ステーションへ侵入するのを防止できる。
ステーションは一般に搬送装置の双方向の左右両側に設けられることが多いので、ダクトを搬送装置の左右両側に設けると、左右何れのステーションに対しても、汚染空気の侵入をより確実に防止できる。
ダクトの排気側に整流手段を設けて、ダクトから層流として排気すると、床面からの汚染空気の巻き上げをより確実に防止できる。
以下に本発明を実施するための最適実施例を示す。
図1〜図5に、実施例のスタッカークレーン4とその変形とを示す。各図において、2は自動倉庫で、クリーンルーム内に設置され、液晶ディスプレイパネルやプラズマディスプレイパネル、半導体カセット、医薬品などを取り扱う。スタッカークレーン4の下部には台車6があり、例えば前後一対のマスト9,9により昇降台8を昇降させて、スライドフォーク7により図示しない物品を、ステーション22やラック24との間で移載する。台車6には例えば駆動輪10と従動輪11とを設け、走行モータ12により駆動輪10を駆動し、昇降モータ14により図示しない吊持材により昇降台8を昇降させる。
台車6の前後を連通するように左右一対のダクト16,16を設け、その空気取り入れ口と排気口とにそれぞれ整流板18を設ける。実施例のスタッカークレーン4は往復動するので、ダクト16や整流板18は前後対称であるが、周回走行する場合、ダクト16は前後非対称で、整流板18は走行方向後方のダクトの出口のみに設けても良い。さらに実施例ではダクト16,16を左右一対設けるが、一方にのみ設けても良い。またダクト16,16の空気取り入れ口や排気口は、台車6の走行方向中央部付近でのダクト16の幅よりも幅広とするが、同じ幅としても良い。この場合、台車6の前後での左右両端付近の空気を集中的に吸引して、台車6の前後の左右両端付近から集中的に排気する。ここでは整流板18として板状の部材を用いているが、金網などの他の整流部材でもよい。
スタッカークレーン4の走行方向の左右に、ステーション22,22とラック24,24を設ける。ラック24の背面側にはフィルタファンユニット26を設けて、ラック24内にクリーンエアを吹き込む。クリーンエアはラック24からスタッカークレーン4の走行スペース側へ吹き出すので、走行風により汚染空気が巻き上げられても、クリーンエアの流れと衝突して、ラック24内には侵入しにくい。これに対してステーション22側にはフィルタファンユニット26などを設けていないので、走行風により巻き上げられた汚染空気がステーション22上に侵入しやすい。そしてこの発明の目的は、スタッカークレーン4の走行により巻き上げられた汚染空気が、ステーション22上へ侵入することを防止することにある。
図2に示すように、ラック24には支柱28が設けられ、スタッカークレーン4が図2の右側へ走行すると、図の白抜き矢印で示す走行風が生じる。なお台車6の前後に図6の風防40を設けても良い。台車6の前面付近の空気は、整流板18からダクト16内に入り、走行方向後方の整流板18で整流されて、層流状に例えば床面に平行に排気される。台車6の前面からダクト16へ床面付近の空気を吸い込むので、床面付近の汚染された空気を上方や側方へ巻き上げることがなく、ステーション22へ汚染空気が侵入しない。台車6の後方から排気された空気は一種のエアカーテンとして作用し、床面付近から汚染空気が巻き上げられて、ステーション22上へ侵入するのを防止する。特に台車6の後方からの排気は整流板18のために層流として排気され、床面付近から上昇する汚染空気の乱流を防止できる。また走行風のために台車6の後方に気圧の低い部分が生じやすいが、この部分にダクト16からの排気を注入して気圧の低下を抑制し、床面付近やその他の部分から汚染空気が侵入するのを防止できる。ステーション22での物品の載置面はステーション22の上面であり、この高さを移載レベルとし、ダクト16からステーション22の上面高さよりも低い高さに空気を排気する。このためダクト16から排気された空気がステーション22上へ侵入することもなく、またダクト16からの排気よりも下側にある床面付近の汚染空気が侵入することもない。
図3に示すように、ダクト16の空気取り入れ口も排気口も、ステーション22の上面よりも低い位置にあり、かつスタッカークレーン4の走行方向後方では、左右両側のステーション22寄りの部分に、ダクト16からの排気によるエアカーテンが形成される。このためスタッカークレーン4の走行方向後方で、左右方向の中心付近に乱流が生じても、エアカーテンに遮られステーション22上へは到着し難い。
以上のように実施例では、ダクト16からスタッカークレーン4の走行方向後方に、層流として空気を排気することにより、乱流の発生を防止する。排気された空気は一種のエアカーテンとして作用し、これよりも低い高さにある床面付近の汚染空気が巻き上げられるのを防止する。さらに台車の後方に生じる気圧の谷を解消ないしは弱め、適宜の場所から汚染空気が台車の後方に侵入するのを防止する。またスタッカークレーン4の走行方向後方で、左右両側にエアカーテンを形成することにより、走行方向後方での左右方向中心部付近から、汚染空気がステーション22側へ侵入するのを防止できる。そしてダクト16から排気される空気の高さは、ステーション22の上面よりも低く、仮にダクト16からの排気が汚染されていても、ステーション22を汚染しない。
スタッカークレーン4の走行方向前方では、台車6の前面に衝突する空気をダクト16へ吸引し、この空気が巻き上げられてステーション22が汚染されないようにする。なおスタッカークレーン4の付近で最も汚染されているのは床面付近の空気であり、この空気は台車6の底部と床面の間から逃げるため、台車6の前面では汚染空気の巻き上げが少ない。
実施例では整流板18の向きを水平にしたが、図4のようにダクト16内から下向きに排気し、ダクト16内へ上向きに給気しても良い。ただしこのようにすると、ダクト16の空気抵抗が増し好ましくない。
図5に変形例のスタッカークレーンを示し、図1〜図4と同じ符号は同じものを表す。35は走行モータで、台車の左右方向中心から一方に寄せて配置してあるので、左右一対のダクト30,31の内、走行モータ35寄りのダクト31の幅を狭くする。32,33は新たな整流板である。他の点では図1〜図4の実施例と同様である。
実施例ではスタッカークレーンの左右方向双方にダクトを設けたが、その一方にのみダクトを設けても、あるいは左右方向中心部にダクトを設けても良い。実施例ではスタッカークレーン4を例にしたが、クリーンルーム内を走行する有軌道台車や無人搬送車でも、同様に実施できる。この場合、有軌道台車や無人搬送車の前後を連通させるダクトを例えば台車の左右双方に設け、ダクトの入口と出口には整流板を設け、かつダクトの出口の高さ(排気高さ)を、処理装置などに設けたステーションの高さよりも低くする。
実施例のスタッカークレーンと周囲のステーションなどの平面図 実施例のスタッカークレーンの側面図 実施例のスタッカークレーンと周囲のステーションなどの正面図 実施例のスタッカークレーンでの走行方向後方の気流を模式的に示す図 変形例のスタッカークレーンと周囲のステーションなどの平面図 従来例のスタッカークレーンの側面図
符号の説明
2 自動倉庫
4 スタッカークレーン
6 台車
7 スライドフォーク
8 昇降台
9 マスト
10 駆動輪
11 従動輪
12 走行モータ
14 昇降モータ
16 ダクト
18 整流板
20 走行レール
22 ステーション
24 ラック
26 フィルタファンユニット
28 支柱
30,31 ダクト
32,33 整流板
35 走行モータ
40 風防

Claims (3)

  1. 搬送方向に沿って前後に延びるダクトを形成すると共に、少なくとも前記ダクトの排気高さを、搬送装置と物品を受け渡しするステーションの移載レベルよりも低くした搬送装置。
  2. 前記ダクトを左右両側に設けたことを特徴とする、請求項1の搬送装置。
  3. 少なくとも前記ダクトの排気側に整流手段を設けたことを特徴とする、請求項1または2の搬送装置。
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