JP2007273304A - Key top plate - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、フイルム板にキートップを取り付けて構成されるキートップ板に関するものである。 The present invention relates to a key top plate configured by attaching a key top to a film plate.
従来、各種携帯機器等の電子機器の操作部には、複数個の押釦スイッチ用のキートップを取り付けたキートップ板が利用されている。この種従来のキートップ板は、例えば特許文献1の図10に示すように、可撓性を有する合成樹脂フイルム製のフイルム板に複数のキートップを形成して構成されている。
2. Description of the Related Art Conventionally, a key top plate to which a plurality of key tops for pushbutton switches are attached is used in an operation unit of electronic devices such as various portable devices. For example, as shown in FIG. 10 of
しかしながらこの種のキートップ板においては、複数のキートップを一枚のフイルム板に取り付けているので、1つのキートップを押圧すると、押圧したキートップの周囲のフイルム板がキートップの押圧方向に引っ張られ、このためキートップの押圧操作感覚が悪くなってスムーズでなくなるばかりか、押圧したキートップの周囲のキートップが共動きしてしまう恐れがあった。 However, in this type of key top plate, a plurality of key tops are attached to a single film plate, so when one key top is pressed, the film plate around the pressed key top is moved in the pressing direction of the key top. As a result, the key top does not feel smooth because it is depressed, and the key tops around the pressed key top may move together.
この問題を解決するには、キートップの周囲のフイルム板にこれを囲む切り欠きを設け、各キートップがそれぞれ独立して動作するようにすれば良い。しかしながらキートップの周囲のフイルム板に切り欠きを設けると、切り欠きを通して水や塵がキートップ板の下面側に侵入してしまう恐れがある。 In order to solve this problem, a notch surrounding the key top may be provided in the film plate around the key top so that each key top operates independently. However, if a notch is provided in the film plate around the key top, water or dust may enter the lower surface side of the key top plate through the notch.
一方フイルム板をゴム板によって構成すれば、各キートップを比較的独立して操作でき、同時にキートップ板に防水・防塵機能を持たせることもできる。しかしながらゴム板は合成樹脂フイルム製のフイルム板に比べて強度がかなり弱いので、例えその厚みを合成樹脂フイルム製のフイルム板の厚みに比べてかなり厚く形成しても、合成樹脂フイルム製のフイルム板ほどの強度はない。一方、ゴム板を合成樹脂フイルム製のフイルム板と同等の薄い厚みに成形しようとしても、成形したゴム板を成形金型から取り出す際に容易に破れるなどの問題が生じるので、現実的にはその製造自体が困難であった。
本発明は上述の点に鑑みてなされたものでありその目的は、各キートップの押圧操作をそれぞれ独立して軽い力でスムーズに行なうことができると同時に、防水・防塵機能があり、強度も強く、製造も容易なキートップ板を提供することにある。 The present invention has been made in view of the above points, and its purpose is to enable each keytop to be pressed independently and smoothly with a light force, and at the same time has waterproof and dustproof functions and strength. The object is to provide a key top plate that is strong and easy to manufacture.
本願請求項1に記載の発明は、可撓性を有するフイルム板にキートップを形成してなるキートップ板において、前記キートップの周囲のフイルム板に切り欠きを設け、この切り欠きをゴム状弾性体で覆ったことを特徴とするキートップ板にある。 According to the first aspect of the present invention, in a key top plate formed by forming a key top on a flexible film plate, a notch is provided in the film plate around the key top, and the notch is formed in a rubber shape. The key top plate is characterized by being covered with an elastic body.
本願請求項2に記載の発明は、前記ゴム状弾性体は、少なくとも前記切り欠き内に埋め込まれていることを特徴とする請求項1に記載のキートップ板にある。
The invention according to claim 2 of the present application is the key top plate according to
本願請求項3に記載の発明は、前記キートップ及びこのキートップの周囲に設ける前記切り欠きは複数組あり、これら複数の切り欠きを一体のゴム状弾性体で覆うことを特徴とする請求項1又は2に記載のキートップ板にある。
The invention according to
本願請求項4に記載の発明は、前記キートップは前記フイルム板とは別体で構成され、前記フイルム板の上面側に形成したゴム状弾性体上に取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2又は3に記載のキートップ板にある。
The invention according to claim 4 is characterized in that the key top is formed separately from the film plate and is mounted on a rubber-like elastic body formed on the upper surface side of the film plate. It exists in the key top board of claim |
本願請求項5に記載の発明は、前記ゴム状弾性体は、前記フイルム板に一体成形されて取り付いていることを特徴とする請求項1乃至4の内の何れかに記載のキートップ板にある。 According to a fifth aspect of the present invention, in the key top plate according to any one of the first to fourth aspects, the rubber-like elastic body is integrally formed and attached to the film plate. is there.
本願請求項6に記載の発明は、前記ゴム状弾性体は、少なくとも前記フイルム板の下面側に形成されるとともに、スイッチ押圧用の押圧部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至5の内の何れかに記載のキートップ板にある。 The invention according to claim 6 is characterized in that the rubber-like elastic body is formed at least on the lower surface side of the film plate and provided with a pressing portion for pressing the switch. 5. The key top plate according to any one of 5 above.
請求項1に記載の発明によれば、キートップの周囲のフイルム板に設けた切り欠きをゴム状弾性体で覆ったので、各キートップの押圧操作をそれぞれ独立して軽い力でスムーズに行なうことができると同時に、キートップ板に防水・防塵機能を持たせることができる。さらにフイルム板によってキートップ板の強度を十分強くでき、また製造も容易に行える。 According to the first aspect of the present invention, since the notch provided on the film plate around the key top is covered with the rubber-like elastic body, the pressing operation of each key top can be performed smoothly and independently with a light force. At the same time, the key top plate can be provided with a waterproof / dustproof function. Further, the film plate can sufficiently increase the strength of the key top plate and can be easily manufactured.
請求項2に記載の発明によれば、ゴム状弾性体が切り欠き内に埋め込まれているので、切り欠き内が完全に塞がれ、防水・防塵機能が確実になる。 According to the invention described in claim 2, since the rubber-like elastic body is embedded in the notch, the notch is completely closed, and the waterproof / dustproof function is ensured.
請求項3に記載の発明によれば、複数の切り欠きであってもこれらを一体のゴム状弾性体で覆うだけでよいので、キートップ板の製造が容易になるばかりか、防水・防塵機能も確実になる。 According to the third aspect of the present invention, since it is only necessary to cover a plurality of notches with an integral rubber-like elastic body, the key top plate can be easily manufactured, and the waterproof / dustproof function can be provided. Will be sure.
請求項4に記載の発明によれば、別体で構成したキートップのフイルム板への取り付け強度を、ゴム状弾性体を介在することで強くできる。 According to invention of Claim 4, the attachment strength to the film board of the key top comprised separately can be strengthened by interposing a rubber-like elastic body.
請求項5に記載の発明によれば、ゴム状弾性体のフイルム板への取り付けが容易且つ確実になる。またフイルム板に別途製造したゴム状弾性体を取り付ける場合に比べて、さらに防水・防塵機能が向上する。
According to the invention described in
請求項6に記載の発明によれば、ゴム状弾性体自体にスイッチ押圧用の押圧部を設けたので、スイッチの押圧が容易になる。また別途スイッチ押圧用の部材を設置しなくても良くなる。 According to the invention described in claim 6, since the pressing portion for pressing the switch is provided on the rubber-like elastic body itself, the pressing of the switch becomes easy. In addition, it is not necessary to install a separate member for pressing the switch.
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の第一実施形態にかかるキートップ板1の分解斜視図、図2はフイルム板30とゴム状弾性体(以下の各実施形態では「ゴム状弾性板」という)70を分離して示す分解斜視図、図3はキートップ板1の斜視図、図4はキートップ板1中の1つのキートップ10−8を図3で示すA−A線で切断した要部断面拡大図である。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
FIG. 1 is an exploded perspective view of a key
図1に示すようにこのキートップ板1は、略マトリクス状に配置された複数のキートップ10−1〜10−18と、可撓性を有するフイルム板30と、フイルム板30の上面に取り付けられる可撓性を有するゴム状弾性板70とを具備して構成されている。以下各構成部品について説明する。
As shown in FIG. 1, the
フイルム板30は図2に示すように、可撓性を有する略矩形状の合成樹脂フイルム(この実施形態では熱可塑性のポリエチレンテレフタレートフイルム〔PETフイルム〕)の各キートップ10−1〜10−18の周囲を囲む位置にスリット状又は開口からなる上下に貫通する切り欠き31を形成し、これによって各キートップ10−1〜10−18をそれぞれ載置する舌片状のキートップ取付部33を設けて構成されている。即ちキートップ取付部33はその周囲を切り欠き31が囲んでおり、切り欠き31を設けない一部の部分で周囲のフイルム板30に連結されている。フイルム板30の厚みは、この実施形態では50μm程度である。なおフイルム板30を構成する合成樹脂フイルムとしては、PETフイルムに限定されず、例えばポリフェニレンスルフイド(PPS)フイルム、ポリイミド(PI)フィルム、ポリエチレンナフタレート(PEN)フイルム、ポリエーテルイミド(PEI)フイルム等、他の各種合成樹脂フイルムやその他の可撓性を有するフイルムであってもよい。
As shown in FIG. 2, the
ゴム状弾性板70は、前記フイルム板30の外形よりも少し小さい略矩形状の薄板で構成され、少なくとも前記切り欠き31の全てを覆う外形形状に形成されている。その厚みは25〜50μm程度である。ゴム状弾性板70は実際には、その原材料(ゴム材)をフイルム板30の上下に設置した金型に入れておき、その後金型を加熱・加圧しながら型締めすることで、前記フイルム板30の面に直接一体に取り付けるように一体成形している。ここで一体成形とは、金型内に部材(フイルム板30)を入れた上でその金型内に樹脂を入れ、その樹脂を硬化させて前記部材と樹脂の両者を一体化することをいい、上記成形方法の他にインサート成形等も含まれる概念である。この実施形態の場合、ゴム状弾性板70は、フイルム板30の上面に形成されるだけでなく、各切り欠き31の内部も埋めるように形成されている(図4参照)。なおフイルム板30の下面にはゴム状弾性体70は設けられていない。ゴム状弾性板70の材質として、この実施形態ではシリコンゴムを用いているが、もちろん他の各種合成ゴムや各種熱可塑性エラストマー樹脂(ポリエステル系エラストマー樹脂、ポリウレタン系エラストマー樹脂、ナイロン系エラストマー樹脂、オレフィン系エラストマー樹脂等)等、ゴム状弾性を有する材質であればどのような材料で構成しても良い。なお熱可塑性エラストマー樹脂を用いる場合は、インサート成形することができる。シリコンゴムのような合成ゴムは、これをPETフイルムのような合成樹脂フイルム製のフイルム板30にそのまま成形することで、直接接着できる。つまり合成ゴムと合成樹脂フイルムの接着性は良く、両者間を接着するための接着材を別途用いる必要はない。この1枚のゴム状弾性板70によってフイルム板30に設けた複数の切り欠き31の全ては容易且つ確実に覆われ、防水・防塵機能が発揮できる。
The rubber-like
キートップ10−1〜10−18は、何れも平板状の透明な合成樹脂フイルム11上に透明な成形樹脂製のキートップ本体13を取り付けて構成されている。合成樹脂フイルム11の材質はこの実施形態ではポリカーボネートフイルム(PCフイルム)であり、キートップ本体13の材質もポリカーボネート樹脂(PC樹脂)である。合成樹脂フイルム11の材質とキートップ本体13の材質とを同一にすれば、接着材を用いなくても合成樹脂フイルム11にキートップ本体13を成形する際の熱と圧力で両者は確実に固着する。なおもちろん合成樹脂フイルム11の材質とキートップ本体13の材質をそれぞれ必要に応じて他の各種合成樹脂としても良い。合成樹脂フイルム11のキートップ本体13を取り付ける面には、所望の文字や記号等の印刷が行なわれており、透明なキートップ本体13の底面からキートップ本体13を通して前記印刷が透けて見える構成となっている。キートップ10−1〜10−18は全体として略マトリクス状に配置され、縦方向に3列並ぶキートップ10−1〜10−6及びキートップ10−7〜11及びキートップ10−12〜17を、それぞれ前記合成樹脂フイルム11間を連結する細帯状の連結部15で連結し、またもう1つの単独のキートップ10−18は、リング状に形成されたキートップ10−7の中央の開口部17内に収納される外形形状に形成されている。
Each of the key tops 10-1 to 10-18 is configured by attaching a transparent resin-made key
そして図1において、前述のようにフイルム板30の面にゴム状弾性板70を金型によって一体成形して一体に取り付けた後、このフイルム板30の各キートップ取付部33上のゴム状弾性板70上にそれぞれ前記各キートップ10−1〜10−18を紫外線硬化型の接着材を介して載置し、その後透明な各キートップ10−1〜10−18の上面側から紫外線を照射し、これによって前記紫外線硬化型の接着材を硬化させ、ゴム状弾性板70上に各キートップ10−1〜10−18を取り付ける。これによって図3に示すキートップ板1が完成する。もちろんゴム状弾性板70に各キートップ10−1〜10−18を取り付ける方法として、紫外線硬化型接着材の代りに、感圧型接着材等の他の各種接着材を用いても良く、さらに接着材以外の各種取付手段を用いても良い。
1, after the rubber-like
即ちキートップ板1は、可撓性を有するフイルム板30にキートップ10−1〜10−18を形成してなるキートップ板1であって、前記各キートップ10−1〜10−18を形成したその周囲のフイルム板30に切り欠き31を設け、この切り欠き31をゴム状弾性板70で覆った構成となっている。その際ゴム状弾性板70は、前記切り欠き31内に埋め込まれている。またこの実施形態においては、キートップ10−1〜10−18及びこのキートップ10−1〜10−18の周囲に設ける切り欠き31は複数組あり、これら複数の切り欠き31を一体の(一枚の)ゴム状弾性板70で覆うように構成している。またこのキートップ板1においては、各キートップ10−1〜10−18はフイルム板30とは別体で構成され、フイルム板30の上面に形成したゴム状弾性板70上に取り付けられている。またこの実施形態においては、ゴム状弾性板70は、フイルム板30に一体成形によって形成されて取り付いている。
That is, the key
なお紫外線硬化型の接着材はフイルム板30よりもゴム状弾性板70の方により接着し易い(接着力が強い)ので、この実施形態のように、各キートップ10−1〜10−18とフイルム板30との間にゴム状弾性板70を介在するのが好ましい。ゴム状弾性板70はフイルム板30に比べてその表面が粗いので、通常、紫外線硬化型の接着材以外の各種接着材の場合でもフイルム板30よりもゴム状弾性板70の方に接着し易く、従ってキートップ10−1〜10−18を接着する接着材として紫外線硬化型の接着材以外の各種接着材を使用する場合でも各キートップ10−1〜10−18とフイルム板30との間にゴム状弾性板70を介在するのが好ましい。
Since the ultraviolet curable adhesive is easier to adhere to the rubber-like
図5は図4に示すキートップ10−8の動作説明図である。同図に示すように、キートップ10−8の上面を下方向(矢印A方向)に向けて押圧すると、キートップ取付部33の周囲には切り欠き31が設けられており、且つこの切り欠き31を覆っているゴム状弾性板70は容易に伸びるので、切り欠き31の周囲のフイルム板30によってキートップ取付部33の下降が阻害されたり、逆に切り欠き31の周囲のフイルム板30がキートップ取付部33の下降に伴なって下降することはなく、押圧したキートップ10−8のみを容易且つ確実且つスムーズに下降させることができる。なお実際は押圧したキートップ10−8は、キートップ取付部33の根元の部分(切り欠き31を設けていない部分)を中心に揺動して下降する動作となる。
FIG. 5 is a diagram for explaining the operation of the key top 10-8 shown in FIG. As shown in the figure, when the top surface of the key top 10-8 is pressed downward (arrow A direction), a
図6は上記キートップ板1を用いて構成したスイッチ機構100の一例を示す要部概略断面図であり、前記キートップ10−8を設置した部分の断面と、外周近傍部分の断面とを示している。同図に示すようにこのスイッチ機構100は、ケース110の上面側に形成した凹状の収納部111内に、スイッチ回路基板(この例ではフレキシブルスイッチ回路基板)130と、スイッチ押圧板150と、前記キートップ板1と、銘板170とを積層するように収納して構成されている。
FIG. 6 is a schematic cross-sectional view of an essential part showing an example of the
ケース110は硬質の合成樹脂製であり、その上面の略全面に凹状の収納部111を形成している。収納部111の底面の外周にはその全周にわたって、下記する接着層195を接着する接着面113が設けられている。スイッチ回路基板130はフレキシブル基板(例えばPETフイルム製)131上の前記各キートップ10−1〜10−18に対向する位置にスイッチ接点パターン(図示せず)を形成してその上に弾性金属板製でドーム形状の反転板133を取り付けることでスイッチ135を形成して構成されている。スイッチ押圧板150はシリコンゴム等のゴム状弾性板151を薄板平板状に成形して構成されており、前記各スイッチ135(即ち各キートップ10−1〜10−18)に対向する位置にその厚みを上下に厚くした略柱状の押圧部153を設けている。キートップ板1の外周全体にはその上下面にそれぞれ両面接着テープからなる接着層190,195が設けられている。銘板170はこの実施形態では硬質の合成樹脂板(例えばポリカーボネート樹脂板)製であり、その表面には所望のデザインが施されている。銘板170は前記ケース110の収納部111を覆ってその内側に入り込む外形寸法に形成され、各キートップ10−1〜10−18に対向する位置には、それぞれこれらを挿入してその表面を露出する開口部171が設けられている。
The
そしてケース110の収納部111内に、スイッチ回路基板130とスイッチ押圧板150とキートップ板1と銘板170とを収納し、キートップ板1の外周に取り付けた接着層195,190をケース110の接着面113と銘板170の下面外周に接着すれば、スイッチ機構100が完成する。このとき図6に示すように、スイッチ135の反転板133上にはスイッチ押圧板150の押圧部153とキートップ板1のキートップ10−8が設置される。
The
そしてキートップ10−8を押圧すれば、前述のようにキートップ10−8は容易に下降し、その真下にある押圧部153によって反転板133の中央が押圧され、反転板153が反転してそのスイッチ135がオンする。前記キートップ10−8への押圧を解除すれば、反転板133の元の形状に戻ろうとする弾性復帰力によって反転板133は元の形状に自動復帰しスイッチ135はオフし、同時にキートップ10−8は元の位置まで上昇する。
When the key top 10-8 is pressed, the key top 10-8 is easily lowered as described above, and the center of the reversing
一方キートップ板1の外周全体は、接着層195によってケース110の収納部111底面の外周(接着面113)に接着されているので、この外周部分からスイッチ回路基板130等を収納した空間(電子部品収納空間)A内に水滴などが入り込むことはない。また銘板170に設けた開口部171とキートップ10−1〜10−18の隙間からキートップ板1の上面には水滴が浸入するが、前述のようにフイルム板30に設けた切り欠き31はゴム状弾性板70によって覆われていて防水・防塵構造となっているので、キートップ板1を通してスイッチ回路基板130等を収納した空間A内に水滴などが入り込むこともない。従って前記空間Aは確実に防水・防塵される。
On the other hand, since the entire outer periphery of the key
図7〜図15はそれぞれ本発明の他の実施形態にかかるキートップ板1A〜1I中の1つのキートップ10A−8〜10I−8の断面拡大図(図4に相当するキートップ10−8部分)である。これらの図7〜図15において、前記図1〜図6に示す実施形態にかかるキートップ板1−1と同一又は相当部分には同一符号を付す。なお以下で説明する事項以外の事項については、前記図1〜図6に示す実施形態と同じである。
7 to 15 are enlarged sectional views of one of the key tops 10A-8 to 10I-8 in the key
図7に示すキートップ板1Aは、ゴム状弾性板70をフイルム板30の上面と切り欠き31内の他に、フイルム板30の下面にも(即ちフイルム板30の両面に)設けたものである。フイルム板30の下面に形成したゴム状弾性板70の厚みも25〜50μmとしている。図8に示すキートップ板1Bは、ゴム状弾性板70をフイルム板30の上面に設ける代りに、フイルム板30の下面に(即ちフイルム板30の切り欠き31内と下面とに)設けたものである。従ってこの実施形態の場合、キートップ10B−8は直接フイルム板30のキートップ取付部33の上面に接着等によって取り付けられる。
The key
図9に示すキートップ板1Cは、ゴム状弾性板70をフイルム板30の切り欠き31を設けた部分近傍のみに設けたものである。即ちゴム状弾性板70は、切り欠き31内と切り欠き31上面の切り欠き31近傍部分に設けられている。従ってこの実施形態の場合もキートップ10C−8は直接フイルム板30のキートップ取付部33の上面に接着等によって固定される。この実施形態(下記する図10,図11のキートップ10D−8,10E−8も同じ)の場合、キートップ10C−8は、フイルム板11を上方向に湾曲変形し、湾曲変形した下側の凹部内にキートップ本体13を成形する構造に構成されている。図10に示すキートップ板1Dも、ゴム状弾性板70をフイルム板30の切り欠き31を設けた部分近傍のみに設けたものであるが、この実施形態の場合は、ゴム状弾性板70を、切り欠き31内と切り欠き31上下面の切り欠き31近傍部分に設けている。この実施形態の場合もキートップ10D−8は直接フイルム板30のキートップ取付部33の上面に接着等によって取り付けられる。図11に示すキートップ板1Eも、ゴム状弾性板70をフイルム板30の切り欠き31を設けた部分近傍のみに設けたものであるが、この実施形態の場合は、ゴム状弾性板70を、切り欠き31内と切り欠き31下面の切り欠き31近傍部分に設けている。この実施形態の場合もキートップ10E−8は直接フイルム板30のキートップ取付部33の上面に接着等によって取り付けられる。
A key
図12に示すキートップ板1Fにおいて、前記図4に示すキートップ板1と相違する点は、キートップ10F−8の構造のみである。即ちこの実施形態においてはキートップ10F−8を成形樹脂のみ、即ちキートップ本体13のみで構成し、合成樹脂フイルム11を用いていない。その他の点は図4に示すキートップ1と同じである。図13に示すキートップ板1Gにおいては、キートップ10G−8を直接フイルム板30に形成している。即ち上記実施形態ではキートップ10とフイルム板30とを別体で構成してその後接着したが、フイルム板30に直接成形樹脂を成形することで両者を一体に形成しても良い。このキートップ10G−8の場合、フイルム板30を上方向に湾曲してその下面側の凹部に直接成形樹脂(キートップ本体13)を充填して構成されているが、平板状のフイルム板30上に成形樹脂を直接成形して取り付けても良いし、その他の各種構造のキートップでも良い。一方この実施形態の場合、ゴム状弾性板70はフイルム板30の切り欠き31を設けた部分近傍のみに設けており、ゴム状弾性板70は、切り欠き31内と切り欠き31上面の切り欠き31近傍部分に設けられている。もちろん前記図10,図11に示すように、ゴム状弾性板70を切り欠き31内と切り欠き31上下面の切り欠き31近傍部分に設けてもよいし、切り欠き31内と切り欠き31下面の切り欠き31近傍部分に設けてもよい。
The key
また図14に示すキートップ板1Hにおいて、前記図7に示すキートップ板1Aと相違する点は、フイルム板30のキートップ取付部33の下面側(即ちキートップ10H−8の下側)に設けたゴム状弾性板70に、下方向に突出する押圧部71を設けた点のみである。このように構成すれば、このキートップ板1H自体に前記図6に示すスイッチ押圧板150の機能を持たせることができ、前記図6に示すスイッチ押圧板150を省略することができる。なおもちろん図6に示すスイッチ機構100において、スイッチ押圧板150を省略するだけで、キートップ取付部33の平面状の下面で直接スイッチ135を押圧操作するように構成しても良い。
Further, the key
また上記各実施形態では、ゴム状弾性体70を、フイルム板30に一体成形によって形成したが、図15に示すキートップ板1Iのように、フイルム板30の上面に、切り欠き31を覆うように、フイルム板30とは別途成形したゴム状弾性板70を接着等によって積層して取り付けてもよい。特にゴム状弾性体70が厚い場合、この構造は有効である。この実施形態の場合、キートップ10I−8はゴム状弾性体70上に紫外線硬化型の接着材などによって取り付けられている。またこの実施形態の場合、切り欠き31内部にはゴム状弾性板70は入り込んでいない。なおこのキートップ板1Iの場合、ゴム状弾性板70を単品で製造することとなる。そして薄いゴム状弾性板70を単独で金型内で成形した場合、その強度が弱い上に、その粘着性によって成形した金型内面に張り付きが生じ易く、このため金型からゴム状弾性板70を取り出す際に破れてしまう等の問題が生じるが、ゴム状弾性体70を比較的厚く形成した場合は問題ない。なおこの実施形態以外の、フイルム板30に一体成形によってゴム状弾性体70を取り付けた上記各実施形態では、金型から取り出す際に強度の強いフイルム板30と一緒に取り出せるので、全体としての強度が強く、薄いゴム状弾性板70に破れなどが生じる恐れがなく、好適である。
In each of the above embodiments, the rubber-like
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお直接明細書及び図面に記載のない何れの形状・構造・材質であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。例えばキートップの形状構造は上記各実施形態で示した形状構造に限定されず、種々の変形が可能である。切り欠きの形状もフイルム板の上下に貫通していればどのような形状であっても良い。また切り欠きを覆うゴム状弾性板の形状も種々の変形が可能である。また複数ある切り欠きは、これら各切り欠きを1つずつ又は複数個ずつ、複数の箇所に設けたゴム状弾性板によって覆っても良い。またゴム状弾性体は必ずしも板状でなくても良い。 Although the embodiments of the present invention have been described above, the present invention is not limited to the above-described embodiments, and various modifications can be made within the scope of the technical idea described in the claims and the specification and drawings. Is possible. It should be noted that any shape, structure, and material not directly described in the specification and drawings are within the scope of the technical idea of the present invention as long as the effects and advantages of the present invention are exhibited. For example, the shape structure of the key top is not limited to the shape structure shown in the above embodiments, and various modifications can be made. The shape of the cutout may be any shape as long as it penetrates up and down the film plate. The rubber-like elastic plate covering the notch can be variously modified. Further, the plurality of notches may be covered with rubber-like elastic plates provided at a plurality of locations, one by one or each of these notches. Further, the rubber-like elastic body is not necessarily plate-shaped.
1 キートップ板
10−1〜10−18 キートップ
11 合成樹脂フイルム
13 キートップ本体
30 フイルム板
31 切り欠き
33 キートップ取付部
70 ゴム状弾性板(ゴム状弾性体)
100 スイッチ機構
110 ケース
130 スイッチ回路基板
150 スイッチ押圧板
170 銘板
1A〜1I キートップ板
10A−8〜10I−8 キートップ
DESCRIPTION OF
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記キートップの周囲のフイルム板に切り欠きを設け、この切り欠きをゴム状弾性体で覆ったことを特徴とするキートップ板。 In a key top plate formed by forming a key top on a flexible film plate,
A key top plate, wherein a film plate around the key top is provided with a notch, and the notch is covered with a rubber-like elastic body.
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2006
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