JP2007271828A - 立体画像投射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】1台のプロジェクタを用いて構成でき、また、垂直周波数の高周波化や画像情報を圧縮を要することなく、かつ、使用する立体メガネの製造が容易で、安価に製造できる立体画像投射装置を提供する。
【解決手段】表示領域の略半分の領域1aにおいて右目用(または左目用)の画像を表示し表示領域の他の略半分の領域1bにおいて左目用(または右目用)の画像を同一のフレーム期間において表示する表示デバイス1と、右目用の画像からの光と左目用の画像からの光との光路を分離させるスプリットミラー3と、右目用の画像からの光と左目用の画像からの光とに互いに異なる光学的特性を付与する光学フィルタ7a,7bとを備え、光学フィルタ7a,7bを経た右目用の画像からの光及び左目用の画像からの光をスクリーン6上に重ね合わせて投射する。
【選択図】図1

Description

本発明は、表示デバイスにより表示した画像をスクリーン上に投射して結像させ、立体画像の表示を行う立体画像投射装置に関する。
従来、投射型画像表示装置において、立体画像の表示が可能となされた装置が提案されている。
例えば、図4に示すように、2台のプロジェクタ101a,101bを有し、これら各プロジェクタ101a,101bにより、右目用画像及び左目用画像を同一のスクリーン102上に重ねて投射するようにした立体画像投射装置が提案されている。各プロジェクタ101a,101bにより投射される画像光は、投射レンズからの光路中、または、プロジェクタ内の光路中において光学フィルタ103a,103bを通ることにより、互いに異なる光学的特性を付与されている。これら光学フィルタ103a,103bは、例えば、偏光フィルタや波長選択フィルタ(Infitec)等であって、右目用画像を表示する光と左目用画像を表示する光とを互いに異なる偏光方向の光とし、または、互いに異なる波長分布を有する光とする。
これらプロジェクタ101a,101bによって投射された画像は、いわゆる立体メガネ104を透して観察することにより、立体画像として認識される。この立体メガネ104は、右目用フィルタ104a及び左目用フィルタ104bからなっている。右目用フィルタ104aは、右目用画像を表示する光のみを透過する特性を有している。また、左目用フィルタ104bは、左目用画像を表示する光のみを透過する特性を有している。
また、従来の立体画像投射装置として、図5に示すように、1台のプロジェクタ101を有し、このプロジェクタ101により、右目用画像及び左目用画像を同一のスクリーン102上に時分割的に投射するようにしたものが提案されている。このプロジェクタ101は、第1の垂直期間において右目用画像を投射し、第2の垂直期間において左目用画像を投射する。このようにして、右目用画像と左目用画像とが交互に投射される。
このプロジェクタ101によって投射された画像は、いわゆる立体メガネ105を透して観察することにより、立体画像として認識される。この立体メガネ105は、右目用シャッタ105a及び左目用シャッタ105bからなっている。右目用シャッタ105aは、右目用画像が表示されている期間のみに光を透過させるように駆動される。また、左目用シャッタ105bは、左目用画像が表示されている期間のみに光を透過させるように駆動される。なお、このようなシャッタとしては、液晶シャッタ等を用いることができる。
さらに、特許文献1には、「超多眼領域」を利用した立体画像投射装置が記載されている。この立体画像投射装置は、多数のカメラを用いて撮影された僅かずつ視差を有する画像情報に基づいて、これら各画像情報を僅かずつ異なる方向に投射するように構成されており、この投射光を拡散板を介して観察することにより、立体画像が認識されるものである。
特許第3667245号公報
ところで、図4に示した立体画像投射装置においては、プロジェクタを2台用意しなければならないために装置構成が大型化してしまい、また、これら2台のプロジェクタを同期して駆動することを要するため、これらプロジェクタを同期駆動するための駆動手段が必要となり、装置構成が複雑化してしまう。
そして、図5に示した立体画像投射装置においては、プロジェクタは1台で済むが、右目用画像と左目用画像とを交互に表示するため、これら画像のフリッカが目立たないようにするためには、垂直周波数を通常のプロジェクタの2倍にしなければならない。そのため、この立体画像投射装置においては、プロジェクタ自体の製造が困難であり、高価なものになってしまう。
また、この立体画像投射装置においては、使用する立体メガネの製造が困難であり、また、高価なものとなってしまう。さらに、この立体画像投射装置においては、プロジェクタに入力する画像信号について、垂直期間が短いことに合わせて、各画像信号を変調して1/2周期に圧縮する必要があり、装置構成の複雑化が招来される。
さらに、「超多眼領域」を利用した立体画像投射装置においては、画像情報を得るために多数のカメラを用いなければならず、また、画像情報も膨大なものとなる。表示画像のカラー化や表示装置の構成についても課題が多く、実用化は未だ困難な状態である。
そこで、本発明は、前述の実情に鑑みて提案されるものであって、1台のプロジェクタを用いて構成でき、また、垂直周波数の高周波化や画像情報を圧縮を要することなく、かつ、使用する立体メガネの製造が容易で、安価に製造できる立体画像投射装置を提供することを目的とする。
前述の課題を解決し、前記目的を達成するため、本発明に係る立体画像投射装置は、表示領域の一側側の略半分の領域において右目用または左目用の画像のうちの一方を表示し該表示領域の他側側の略半分の領域において右目用または左目用の画像のうちの他方を表示する表示デバイスと、この表示デバイスに表示された右目用の画像からの光と該表示デバイスに表示された左目用の画像からの光との光路を分離させるスプリットミラーと、右目用の画像からの光と左目用の画像からの光とに互いに異なる光学的特性を付与する光学フィルタと、光学フィルタを経た右目用の画像からの光及び左目用の画像からの光をスクリーン上に投射して結像させこれら各画像をスクリーン上において互いに重ね合わせる投射レンズとを備え、表示デバイスは、右目用の画像及び左目用の画像を同一のフレーム期間において表示することを特徴とするものである。
本発明に係る立体画像投射装置においては、表示領域の一側側の略半分の領域において右目用(または左目用)の画像を表示し表示領域の他側側の略半分の領域において左目用(または左目用)の画像を表示する表示デバイスは、右目用の画像及び左目用の画像を同一のフレーム期間において表示するので、1台のプロジェクタを用いて構成でき、また、垂直周波数の高周波化や画像情報を圧縮をする必要がない。
また、この立体画像投射装置においては、スプリットミラーによって光路を分離された右目用の画像からの光と左目用の画像からの光とが光学フィルタによって互いに異なる光学的特性を付与されるので、立体メガネとして、偏光フィルタや波長選択フィルタ(Infitec)等からなる製造が容易で安価に製造できるものを使用することができる。
すなわち、本発明は、1台のプロジェクタを用いて構成でき、また、垂直周波数の高周波化や画像情報を圧縮を要することなく、かつ、使用する立体メガネの製造が容易で、安価に製造できる立体画像投射装置を提供することができるものである。
以下、本発明を実施するための最良の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係る立体画像投射装置の構成を示す平面図である。
本発明に係る立体画像投射装置は、図1に示すように、表示デバイス1を有している。この表示デバイス1は、例えば、反射型液晶表示素子(LCOS:Liquid Crystal on Silicon)などであり、従来の投射型画像表示装置において使用されているものと同様のものである。この表示デバイス1は、表示領域の一側側の略半分の領域1aにおいて、右目用(または左目用)の画像を表示し、表示領域の他側側の略半分の領域1bにおいて、左目用(または右目用)の画像を表示するようになっている。この表示デバイス1においては、右目用の画像及び左目用の画像は、同一のフレーム期間において表示される。したがって、この表示デバイス1においては、従来の投射型画像表示装置における表示デバイスに比較して、垂直周波数を高周波化したり、画像情報を圧縮する必要はない。
そして、表示デバイス1に表示された右目用の画像からの光と、表示デバイス1に表示された左目用の画像からの光とは、投射レンズの一部をなす集光レンズ2によって集光された後、スプリットミラー3に入射されて、光路を分離させる。このスプリットミラー3は、集光レンズ2側に向けた2面の反射面を有している。スプリットミラー3の一方の反射面は、右目用の画像からの光を集光レンズ2の光軸から離れる方向に略90°偏向させる。また、スプリットミラー3の他方の反射面は、左目用の画像からの光を集光レンズ2の光軸から離れる方向に略90°偏向させる。これら右目用の画像からの光及び左目用の画像からの光は、それぞれ集光レンズ2の光軸から離れる方向に互いに反対側に偏向される。
なお、このスプリットミラーとしては、反射面を集光レンズ2側に向けた2枚のミラーを用いてもよい。この場合には、一方のミラーを、右目用の画像からの光を集光レンズ2の光軸から離れる方向に略90°偏向させるように配置し、他方のミラーを、左目用の画像からの光を集光レンズ2の光軸から離れる方向に略90°偏向させるように配置する。
そして、右目用の画像からの光は、ミラー4aによって反射されて略90°偏向され、前方側(スクリーン側)に向かう。また、左目用の画像からの光も、ミラー4bによって反射されて略90°偏向され、前方側(スクリーン側)に向かう。右目用の画像からの光は、投射レンズを構成する出射レンズ5aを経て、スクリーン6上に投射されて結像される。左目用の画像からの光は、投射レンズを構成する出射レンズ5bを経て、スクリーン6上に投射されて結像される。これら右目用の画像からの光及び左目用の画像からの光は、スクリーン6上において互いに重ね合わされて投射され、重なり合った画像を表示する。
そして、右目用の画像からの光及び左目用の画像からの光は、それぞれスプリットミラー3からスクリーン6に至る光路上において、光学フィルタ7a,7bを透過する。すなわち、右目用の画像からの光は、出射レンズ5aに入射する前に、光学フィルタ7aを透過するようになっている。また、左目用の画像からの光は、出射レンズ5bに入射する前に、光学フィルタ7bを透過するようになっている。なお、これら光学フィルタ7a,7bは、出射レンズ5a,5bから出射された光が透過するように設置してもよい。
これら光学フィルタ7a,7bは、右目用の画像からの光及び左目用の画像からの光に対して、互いに異なる光学的特性を付与するようになっている。これら光学フィルタ7a,7bは、例えば、偏光フィルタや波長選択フィルタ(Infitec)等であり、右目用の画像からの光と左目用の画像からの光とを互いに異なる偏光方向の光とし、または、互いに異なる波長分布を有する光とする。
このようにしてスクリーン6上に重ねて表示された右目用の画像及び左目用の画像は、いわゆる立体メガネ8を透して観察することにより、立体画像として認識される。この立体メガネ8は、右目用フィルタ8a及び左目用フィルタ8bからなっている。右目用フィルタ8aは、右目用の画像を表示する光のみを透過する特性を有している。また、左目用フィルタ8bは、左目用の画像を表示する光のみを透過する特性を有している。
これら右目用フィルタ8a及び左目用フィルタ8bは、例えば、偏光フィルタであって、右目用フィルタ8aが右目用の画像を表示する光の偏光方向に対応した透過特性を有しており、左目用フィルタ8bが左目用の画像を表示する光の偏光方向に対応した透過特性を有している。
また、これら右目用フィルタ8a及び左目用フィルタ8bは、例えば、周波数選択フィルタであって、右目用フィルタ8aが右目用の画像を表示する光の周波数特性に対応した透過特性を有しており、左目用フィルタ8bが左目用の画像を表示する光の周波数特性に対応した透過特性を有している。
図2は、この立体画像投射装置の表示デバイスにおいて表示される画像の周期を示すグラフである。
このように構成される立体画像投射装置において、表示デバイス1は、図2に示すように、右目用の画像及び左目用の画像を、左右の領域1a,1bにおいて同一のフレーム期間において表示する。なお、図2は、画面上部の白から画面下部の黒に亘るグレースケールを表示した場合を示している。この表示デバイス1として、4096画素×2160画素の横長のアスペクトレシオの表示画面を有するものを用いると、右目用の画像及び左目用の画像は、それぞれ表示画面の片側半分にあたる2048画素×2160画素が最大表示領域となる。この場合、これら右目用の画像及び左目用の画像の最大表示領域は、略1:1のアスペクトレシオを有する略正方形となり、特に、プラネタリウム装置やシュミレータ装置に用いて有用な表示領域となる。
なお、図2では、右目用の画像及び左目用の画像の表示領域を2024画素×2024画素の正方形としている状態を示している。図2における駆動波形は、表示デバイス1として反射型液晶表示素子(LCOS)を用いた場合のものであり、VCOM電圧を中心に対象の電圧波形が1垂直期間内に繰り返されるものとなる。図2中の9a+及び9a−で示す期間において右目用の画像が表示され、図2中の9b+及び9b−で示す期間において左目用の画像が表示される。
このようにして、本発明に係る立体画像投射装置においては、1台のプロジェクタを用いて、また、垂直周波数の高周波化や画像情報を圧縮を要することなく、かつ、製造が容易で安価な立体メガネを使用して、立体画像の表示を行うことができる。なお、この立体画像投射装置におけるプロジェクタは、従来の投射型画像表示装置の投射レンズを、前述した集光レンズ2、スプリットミラー3、ミラー4a,4b、光学フィルタ7a,7b及び出射レンズ5a,5bからなる投射レンズユニットに交換することによっても構成することができるため、製造が容易であり、また、メンテナンスも容易である。
図3は、表示デバイスを3枚用いてカラー画像の表示を行うようにした本発明に係る立体画像投射装置の構成を示す平面図である。
本発明に係る立体画像投射装置は、図3に示すように、R(赤色)、G(緑色)及びB(青色)用の各1枚の表示デバイス1R,1G,1Bを用いることによって、カラー画像の表示が行えるように構成することができる。
この立体画像投射装置においては、光源10から発せられた照明光は、ツインタイプのリフレクタ11によって反射集光され、コンデンサレンズ12を経ることにより、略平行光束となされる。光源10としては、キセノンランプ(Xenon Lamp)や、いわゆるUHPランプ等が使用される。コンデンサレンズ12を経た照明光は、コールドミラー13で反射されることによって赤外光成分をカットされ、さらに、UV/IRフィルタ14を透過して、画像表示に不要な色範囲の光をカットされる。UV/IRフィルタ14を経た照明光は、フライアイインテグレータ15,16を経て、それぞれのフライアイで素子に向かって集光されて、照度を均一化される。
フライアイインテグレータ15,16を経た照明光は、リレーレンズ17を経て、クロスダイクロプレート18に入射される。このクロスダイクロプレート18は、入射された照明光をB光及びY(イエロー)光に分離させる。なお、Y光は、RとGとの混色である。
クロスダイクロプレート18において反射されたB光は、プリPBS(Polarized Beam Splitter)19に入射される。このプリPBS19は、反射面に対するS偏光のみを反射し、P偏光を透過させることにより、Bの照明光をS偏光成分に揃える。プリPBS19から出射されたBの照明光は、フィールドレンズ20を介して、メインPBS21に入射される。このメインPBS21は、反射面に対するS偏光のみを反射し、P偏光を透過させることにより、Bの照明光のS偏光成分を波長板22を介して、B用の表示デバイス1Bに入射させる。
一方、クロスダイクロプレート18において反射されたY光は、プリPBS23に入射される。このプリPBS23は、反射面に対するS偏光のみを反射し、P偏光を透過させることにより、Yの照明光をS偏光成分に揃える。プリPBS23から出射されたYの照明光は、ダイクロプレート24に入射される。このダイクロプレート24は、入射された照明光をR光及びG光に分離させる。
ダイクロプレート24を透過したRの照明光は、フィールドレンズ25を介して、メインPBS26に入射される。このメインPBS26は、反射面に対するS偏光のみを反射し、P偏光を透過させることにより、Rの照明光のS偏光成分を波長板27を介して、R用の表示デバイス1Rに入射させる。
また、ダイクロプレート24により反射されたGの照明光は、フィールドレンズ28を介して、メインPBS29に入射される。このメインPBS29は、反射面に対するS偏光のみを反射し、P偏光を透過させることにより、Gの照明光のS偏光成分を波長板30を介して、G用の表示デバイス1Gに入射させる。
B用の表示デバイス1Bに入射されたBの照明光は、右目用の画像のB成分及び左目用の画像のB成分に応じて偏光変調されて反射される。この変調光は、波長板22を介して、メインPBS21に戻り、変調されたP偏光成分がメインPBS21の反射面を透過し、クロスダイクロイックプリズム31に入射する。
R用の表示デバイス1Rに入射されたRの照明光は、右目用の画像のR成分及び左目用の画像のR成分に応じて偏光変調されて反射される。この変調光は、波長板27を介して、メインPBS26に戻り、変調されたP偏光成分がメインPBS26の反射面を透過し、クロスダイクロイックプリズム31に入射する。
G用の表示デバイス1Gに入射されたGの照明光は、右目用の画像のG成分及び左目用の画像のG成分に応じて偏光変調されて反射される。この変調光は、波長板30を介して、メインPBS29に戻り、変調されたP偏光成分がメインPBS29の反射面を透過し、クロスダイクロイックプリズム31に入射する。
このようにしてクロスダイクロイックプリズム31に三方から入射したR、G、Bの各変調光は、このクロスダイクロイックプリズム31によって合成され、クロスダイクロイックプリズム31の前方側に出射される。クロスダイクロイックプリズム31からの出射光は、投射レンズユニットに入射される。この投射レンズユニットは、前述したように、集光レンズ2、スプリットミラー3、ミラー4a,4b、光学フィルタ7a,7b及び出射レンズ5a,5bからなるものである。この投射レンズユニットにより、R、G、Bの各変調光が合成された右目用の画像と、R、G、Bの各変調光が合成された左目用の画像とは、スクリーン6上において互いに重ね合わされて投射され、重なり合わされて表示される。
このようにしてスクリーン6上に重ねて表示された右目用の画像及び左目用の画像は、前述したように、いわゆる立体メガネ8を透して観察することにより、立体画像として認識される。この立体メガネ8は、右目用フィルタ8a及び左目用フィルタ8bからなっている。右目用フィルタ8aは、光学フィルタ7aを経た右目用の画像を表示する光のみを透過する特性を有している。また、左目用フィルタ8bは、光学フィルタ7bを経た左目用の画像を表示する光のみを透過する特性を有している。これら右目用フィルタ8a及び左目用フィルタ8bは、例えば、偏光フィルタや周波数選択フィルタである。
なお、この立体画像投射装置の投射レンズユニットの出射レンズ5a,5b間の間隔は、観察者の左右の目の間隔に合わせるためや、左右画像の視差角を調整するために、調整可能としておくことが望ましい。
本発明に係る立体画像投射装置の構成を示す平面図である。 本発明に係る立体画像投射装置の表示デバイスにおいて表示される画像の周期を示すグラフである。 表示デバイスを3枚用いてカラー画像の表示を行うようにした本発明に係る立体画像投射装置の構成を示す平面図である。 従来の立体画像投射装置の構成を示す平面図である。 従来の立体画像投射装置の他の例を示す平面図である。
符号の説明
1 表示デバイス
1R R用表示デバイス
1G G用表示デバイス
1B B用表示デバイス
2 集光レンズ
3 スプリットミラー
5a,5b 出射レンズ
6 スクリーン
7a,7b 光学フィルタ

Claims (1)

  1. 表示領域の一側側の略半分の領域において右目用または左目用の画像のうちの一方を表示し、該表示領域の他側側の略半分の領域において右目用または左目用の画像のうちの他方を表示する表示デバイスと、
    前記表示デバイスに表示された右目用の画像からの光と該表示デバイスに表示された左目用の画像からの光との光路を分離させるスプリットミラーと、
    前記右目用の画像からの光と前記左目用の画像からの光とに互いに異なる光学的特性を付与する光学フィルタと、
    前記光学フィルタを経た前記右目用の画像からの光及び前記左目用の画像からの光をスクリーン上に投射して結像させ、これら各画像を前記スクリーン上において互いに重ね合わせる投射レンズと
    を備え、
    前記表示デバイスは、前記右目用の画像及び前記左目用の画像を同一のフレーム期間において表示する
    ことを特徴とする立体画像投射装置。
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