JP2007269695A - 乳化型化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】肌に潤いを与え、使用直後だけではなく、使用12時間後でも肌の乾燥を防ぎ、小じわを目立ちにくくする等の化粧効果に優れ、肌へのなじみが良く、べたつきが無い等の使用感にも優れる乳化型化粧料を提供する。
【解決手段】次の成分(A)〜(D);(A)オレイン酸エチル、(B)非極性油剤、(C)界面活性剤、(D)水、を配合することを特徴とする乳化型化粧料であり、更に、成分(E)ホホバアルコールを配合することを特徴とし、成分(C)が水素添加リン脂質であることを特徴とする乳化型化粧料。
【選択図】なし

Description

本発明は、オレイン酸エチルと非極性油剤を配合した乳化型化粧料に関するものであり、更に詳しくは、肌に潤いを与え、使用直後だけではなく、使用12時間後でも肌の乾燥を防ぎ、小じわを目立ちにくくする等の化粧効果に優れ、肌へのなじみが良く、べたつきが無い等の使用感にも優れる乳化型化粧料に関するものである。
女性にとって肌の悩みは尽きないものであり、例えば、日焼けによるシミ・そばかすや、加齢による小じわや、肌の潤いの不足などが挙げられる。中でも肌の潤いが不足することにより生じる乾燥肌や小じわは、実年齢よりも年老いて見られる可能性があるため深刻であり、潤いを与える化粧料が望まれている。また、一般的な女性が化粧料を使用するのは朝と夜の2回であり、少なくとも化粧効果は12時間持続することが好ましいと考えられている。そして、肌に潤いを与える従来の技術としては、グリセリンなどの水溶性グリコール類で水分を補い保湿効果を演出したり、非極性油剤でエモリエント効果を付与して肌の水分保持能を高めたりする手法が挙げられる(例えば、非特許文献1、2)。
新化粧品学第2版(2001年発行 南山堂)p152〜156 新化粧品学第2版(2001年発行 南山堂)p140〜142
ところが、水溶性グリコール類による保湿効果は、使用直後の潤いは改善されるが、時間が経つとともに乾燥し肌が突っ張り、小じわを目立ちにくくするには難しい方法であった。また非極性油剤は、エモリエント効果はあるものの、肌とのなじみが悪くべたつきを生じ、使用感に満足のいかないことが実情である。
従って、使用直後だけではなく、使用12時間後でも肌の乾燥を防ぎ、小じわを目立ちにくくする等の化粧効果に優れ、肌へのなじみが良く、べたつきが無い等の使用感にも優れる化粧料の開発が望まれていた。
かかる実情において、本発明者は上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、オレイン酸エチルと非極性油剤を配合する乳化型化粧料は、使用直後だけではなく、使用12時間後でも肌の乾燥を防ぎ、小じわを目立ちにくくする等の化粧効果に優れ、肌へのなじみが良く、べたつきが無い等の使用感にも優れることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、次の成分(A)〜(D);
(A)オレイン酸エチル
(B)非極性油剤
(C)界面活性剤
(D)水
を配合することを特徴とする乳化型化粧料を提供するものである。また更に、成分(E)ホホバアルコールを配合することを特徴とする前記乳化型化粧料を提供するものである。
本発明の乳化型化粧料は、オレイン酸エチルと非極性油剤を配合することにより、使用直後だけではなく、使用12時間後でも肌の乾燥を防ぎ、小じわを目立ちにくくする等の化粧効果に優れ、肌へのなじみが良く、べたつきが無い等の使用感にも優れたものである。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明は油剤と水を乳化する乳化型化粧料において、肌へのなじみが良く、べたつきがない等の使用感に優れた効果を得ることができる。
本発明の乳化型化粧料に用いられる成分(A)のオレイン酸エチルは、肌への浸透性が高く、角質層の細胞を活性化させ、さらには成分(B)の非極性油剤と溶け合うことにより、成分(B)の非極性油剤の肌へのなじみを向上させ、相乗的に肌内部を柔軟にして、小じわを目立たなくする効果を向上させるために用いられる。
オレイン酸エチルは、混合脂肪酸を分離・精製して得られるオレイン酸とエタノールとのエステルであり、化粧料に用いられるものであれば特に限定はしないが、エステル化時に、オレイン酸以外にリノール酸やリノレイン酸等を不純物として多量に含むと、経時での変臭を起こすため、エステル化時にはオレイン酸の純分が高いものを使用した方がよく、オレイン酸エチルとしては、オレイン酸純分が80質量%(以下、単に「%」と記す)以上であることが好ましく、最適なのはオレイン酸純分が99%以上である。市販品としては、オレイン酸純分が80%以上のオレイン酸エチルとして、オレイン酸エチル(新栄化学社製)、NOFABLE EO−85S(日本油脂社製)、KAK EOV(高級アルコール工業社製)、NIKKOL EOO(日光ケミカルズ社製)等が挙げられ、オレイン酸純分が99%以上のオレイン酸エチルとして、NOFABLE EO−99(日本油脂社製)等が挙げられる。
本発明の乳化型化粧料における成分(A)の配合量は、特に限定されないが、肌への安全性の点から、化粧料中0.01〜5%が好ましく、成分(B)非極性油剤との相溶性を良好にし、肌へのなじみが良い、べたつきがないといった使用感を良好なものとするために、0.1〜1%がより好ましい。
本発明の乳化型化粧料に用いられる成分(B)の非極性油剤はエモリエント効果が高く、肌の乾燥を長時間防ぐために用いられる。非極性油剤としては、通常化粧料に用いられている非極性油剤であれば、動物油、植物油、合成油等の起源及び、固形油、半固形油、液体油等の性状を問わず、炭化水素類、シリコーン油類等の油剤が挙げられる。具体的に例示すれば、流動パラフィン、スクワラン、ワセリン、ポリイソブチレン、ポリブテン、パラフィンワックス、セレシンワックス、マイクロクリスタリンワックス、フィッシャトロプスワックス等の炭化水素類;低重合度ジメチルポリシロキサンなどが挙げられ、これらを1種又は2種以上用いることができる。これらの中でも特に液状の流動パラフィン、スクワランや半固形状のワセリン、ポリブテンが成分(A)のオレイン酸エチルとの相溶性が高いため特に好ましい。
本発明の乳化型化粧料における成分(B)の配合量は目的によって決められるが、特に0.1〜50%の範囲であるとべたつきが少なく、肌の乾燥を長時間防ぐ効果も高いため好ましい。
本発明の乳化型化粧料に用いられる成分(C)の界面活性剤は、成分(A)のオレイン酸エチル及び成分(B)の非極性油剤と、成分(D)の水を乳化するために用いられるものであり、化粧料一般に用いられている界面活性剤であればいずれのものも使用でき、非イオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤等が挙げられる。
非イオン性界面活性剤としては、例えば、グリセリン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ポリグリセリン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、プロピレングリコール脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ソルビタン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ソルビトールの脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ポリアルキレングリコール脂肪酸エステル、蔗糖脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、グリセリンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ラノリンのアルキレングリコール付加物、ポリオキシアルキレンアルキル共変性シリコーン、ポリエーテル変性シリコーン等が挙げられる。
アニオン性界面活性剤としては、例えば、ステアリン酸、ラウリン酸のような脂肪酸の無機及び有機塩、アルキルベンゼン硫酸塩、アルキルスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、α−スルホン化脂肪酸塩、アシルメチルタウリン塩、N−メチル−N−アルキルタウリン塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、アルキル燐酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル燐酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル燐酸塩、N−アシルアミノ酸塩、N−アシル−N−アルキルアミノ酸塩、ο−アルキル置換リンゴ酸塩、アルキルスルホコハク酸塩等が挙げられる。
カチオン性界面活性剤としては、例えば、アルキルアミン塩、ポリアミン及びアルカノルアミン脂肪酸誘導体、アルキル四級アンモニウム塩、環式四級アンモニウム塩等が挙げられる。
両性界面活性剤としては、アミノ酸タイプやベタインタイプのカルボン酸型、硫酸エステル型、スルホン酸型、リン酸エステル型のものがあり、人体に対して安全とされるものが使用できる。例えば、N,N−ジメチル−N−アルキル−N−カルボキシルメチルアンモニウムベタイン、N,N−ジアルキルアミノアルキレンカルボン酸、N,N,N−トリアルキル−N−スルフォアルキレンアンモニウムベタイン、N,N−ジアルキル−N,N−ビス(ポリオキシエチレン硫酸)アンモニウムベタイン、2−アルキル−1−ヒドロキシエチル−1−カルボキシメチルイミダゾリニウムベタイン、水素添加リン脂質等が挙げられる。これらを1種又は2種以上用いることができる。
これら成分(C)の中でも、水素添加リン脂質は、安全性が高く、肌へのなじみが良く、べたつきが無い等の使用感を良好なものにするため特に好ましい。
本発明の乳化型化粧料における成分(C)の配合量は、特に限定されないが、乳化物の経時安定性の点から、化粧料中0.1〜10%が好ましく、べたつきの無さといった使用感を良好なものとするために、1〜5%がより好ましい。
本発明の乳化型化粧料に用いられる成分(D)の水は、化粧料に用いられるものであれば特に限定されず、例えば精製水、温泉水、深層水、又は植物等の水蒸気蒸留水等が挙げられる。イオン交換水や蒸留水等の精製水であると、金属イオンなどの不純物が少ないため特に好ましい。
さらに、本発明の乳化型化粧料に用いられる成分(E)のホホバアルコールは、成分(A)のオレイン酸エチル及び成分(B)の非極性油剤と組み合わせて配合することにより、それらの肌への浸透性を相乗的に高めることで、肌へのなじみを向上させ、肌の乾燥を長時間防ぐために用いられる成分である。ホホバアルコールは、ホホバの乾燥種子より得られたホホバ油を還元することにより得られる不飽和高級アルコールであり、その本質として、炭素数が20のエイコセノールや炭素数が22のドコセノールを約90%含有するものであり、化粧料に用いられるものであれば特に限定されず、例えば市販品としてホホバアルコール(香栄興業社製)、NIKKOL ホホバアルコール(日光ケミカルズ社製)などを使用することが出来る。
本発明の乳化型化粧料における成分(E)の配合量は、特に限定されないが、肌への安全性の点から、化粧料中0.01〜5%が好ましく、成分(A)と成分(B)との相溶性を良好にし、肌へのなじみが良い、べたつきがないといった使用感を良好なものとするために、0.1〜1%がより好ましい。
本発明の乳化型化粧料には、必須成分として配合される成分(D)の水以外に水性成分を配合することができる。水性成分とは、化粧料に用いられる、水に溶解もしくは親和性のある成分であれば特に限定されず、例えば、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール等の液状多価アルコール類;グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン等のグリセロール類;エチルアルコール、イソプロピルアルコール等のアルコール類;カルボキシビニルポリマー、アルキル変性カルボキシビニルポリマー、カラギーナン、寒天、キサンタンガム、ジェランガム、キャロブガム、ゼラチン、ローカストビーンガム、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ペクチン等の水溶性高分子類;ソルビトール、エリスリトール、マルトース、マルチトール、トレハロース、イノシトール、グルコース、キシリトール、蔗糖及びその誘導体、デキストリン及びその誘導体、ハチミツ等の糖類及びその誘導体類;ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸等のムコ多糖類;アミノ酸及びその誘導体類;塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、乳酸ナトリウム等の電解質類;ポリエチレングリコール、ポリオキシエチレンメチルグルコシド、ポリオキシプロピレンメチルグルコシド等が挙げられる。
本発明の乳化型化粧料には、上記成分に加え、目的に応じて本発明の効果を損なわない量的、質的範囲において、粉体、油剤、保湿剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐剤、香料、美容成分等の通常化粧料に汎用される成分の配合が可能である。
本発明の乳化型化粧料の剤型としては、水中油型、油中水型等のいずれの乳化型においても適用でき、形態としては、液状、低粘度乳液状、クリーム状のいずれも適用できる。また、本発明の乳化型化粧料としては、化粧水、美容液、乳液、クリーム、日焼け止め、ファンデーション等の肌に直接適用する化粧料が好適に挙げられる。
以下に実施例を挙げて、本発明を更に詳細に説明する。尚、これらは本発明を何ら限定するものではない。
本発明品1〜4及び比較品1〜2:乳液(水中油型乳化タイプ)
表1に示す組成及び下記製法にて乳液を調製し、化粧効果;使用直後の肌の乾燥の無さ、使用12時間後の肌の乾燥の無さ、小じわの目立ちにくさ、及び使用感;肌なじみの良さ、べたつきの無さ、について、下記評価方法により評価した結果を、併せて表1に示した。
(製法)
A.成分1〜9を75℃に加熱し、均一に混合する。
B.成分10〜13を75℃に加熱し、均一に混合溶解する。
C.BにAを添加し、乳化する。
D.Cを冷却し乳液(水中油型乳化タイプ)を得た。
(評価方法)
20名の専門パネルにより、本発明品及び比較品の乳液を使用試験し、各々のサンプルに対して、「肌の乾燥の無さ(使用直後)」、「肌の乾燥の無さ(使用12時間後)」、「小じわの目立ちにくさ」、「肌なじみの良さ」、「べたつきの無さ」の各項目について、下記の評価基準に基づき7段階評価した。更に、その評点の全パネルの平均点より、下記判定基準により判定した。 [評価基準]
(評価) : (評点)
非常に良好 : 6
良好 : 5
やや良好 : 4
普通 : 3
やや不良 : 2
不良 : 1
非常に不良 : 0
[判定基準]
(評点の平均点) : (判定)
5.5点以上 : ◎
4.5点以上5.5点未満 : ○
2.5点以上4.5点未満 : △
2.5点未満 : ×
表1の結果から明らかなように、本発明品1〜4の乳液は、使用直後だけではなく、使用12時間後でも肌の乾燥を防ぎ、小じわを目立ちにくくする等の化粧効果に優れ、肌へのなじみが良く、べたつきが無い等の使用感に優れたものであった。一方、オレイン酸エチルを配合しない比較品1では、肌なじみの良さやべたつきの無さが劣り、非極性油剤を配合しない比較品2では使用12時間後の肌の乾燥の無さや、小じわの目立ちにくさが劣っていた。
クリーム(油中水型乳化タイプ)
(成分) (%)
1.マイクロクリスタリンワックス 1.5
2.ミツロウ 1.5
3.オレイン酸エチル(注5) 3
4.ホホバアルコール(注6) 3
5.スクワラン(注7) 35
6.ソルビタンセスキオレイン酸エステル 4
7.ポリオキシエチレン(20モル)
ソルビタンモノオレイン酸エステル 1
8.ジプロピレングリコール 10
9.パラオキシ安息香酸メチル 0.1
10.香料 適量
11.精製水 残量
(注5):NOFABLE EO−85S(日本油脂社製)
(注6):NIKKOL ホホバアルコール(日光ケミカルズ社製)
(注7):SQUALANE(岸本特殊肝油工業所製)
(製造方法)
A.成分1〜6を75℃に加熱し、均一に混合溶解する。
B.成分7〜9、11を75℃に加熱し、均一に混合溶解する。
C.AにBを添加し、乳化する。
D.Cを冷却し、成分10を添加しクリーム(油中水型乳化タイプ)を得た。
実施例2のクリームは、使用直後だけではなく、使用12時間後でも肌の乾燥を防ぎ、小じわを目立ちにくくする等の化粧効果に優れ、肌へのなじみが良く、べたつきが無い等の使用感に優れたクリームであった。
美白用美容液(水中油型乳化タイプ)
(成分) (%)
1.ペンタステアリン酸デカグリセリル 0.5
2.ポリオキシエチレン(10モル)コレステリルエーテル 0.2
3.オレイン酸エチル(注2) 1.0
4.ホホバアルコール(注3) 1.0
5.水素添加大豆リン脂質(注8) 2.0
6.ポリブテン(注9) 5.0
7.ジプロピレングリコール 10.0
8.アルブチン 7.0
9.エチレンジアミンテトラ酢酸ジナトリウム塩 0.1
10.コハク酸 0.1
11.エタノール 5.0
12.精製水 残量
(注8):レシノールS−10(日光ケミカルズ社製)
(注9):ポリブテン35R(出光興産社製)
(製造方法)
A.成分1〜7を75℃に加熱し、均一に混合する。
B.成分8〜10、12を75℃に加熱し、均一に混合溶解する。
C.AにBを添加し乳化する。
D.Cを冷却し、成分11を添加し、美白用美容液(水中油型乳化タイプ)を得た。
実施例3の美白用美容液は、使用直後だけではなく、使用12時間後でも肌の乾燥を防ぎ、小じわを目立ちにくくする等の化粧効果に優れ、肌へのなじみが良く、べたつきが無い等の使用感に優れた美白用美容液であった。
日焼け止め(水中油型乳化タイプ)
(成分) (%)
1.ペンタオレイン酸デカグリセリル 1.5
2.ポリオキシエチレン(10モル)コレステリルエーテル 1.0
3.オレイン酸エチル(注2) 0.5
4.ホホバアルコール(注6) 5.0
5.水素添加大豆リン脂質(注1) 1.0
6.ジメチルポリシロキサン(注10) 5.0
7.パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 8.0
8.ジプロピレングリコール 10.0
9.ジエチレントリアミンペンタ酢酸ペンタナトリウム塩 0.1
10.リンゴ酸 0.2
11.エタノール 2.0
12.香料 適量
13.パラオキシ安息香酸メチル 0.1
14.精製水 残量
(注10):シリコンKF−96(6cs)(信越化学工業社製)
(製造方法)
A.成分1〜7を75℃に加熱し、均一に混合分散する。
B.成分8〜10、13、14を75℃に加熱し、均一に混合溶解する。
C.AにBを添加し乳化する。
D.Cを冷却し、成分11、12を添加し、日焼け止め(水中油型乳化タイプ)を得た。
実施例4の日焼け止めは、使用直後だけではなく、使用12時間後でも肌の乾燥を防ぎ、小じわを目立ちにくくする等の化粧効果に優れ、肌へのなじみが良く、べたつきが無い等の使用感にも優れた日焼け止めであった。
低粘度乳液状ファンデーション(水中油型乳化タイプ)
(成分) (%)
1.ステアリン酸 1.0
2.セタノール 0.5
3.ポリオキシエチレン(20モル)硬化ヒマシ油 1.0
4.オレイン酸エチル(注2) 1.0
5.ホホバアルコール(注3) 1.0
6.水素添加大豆リン脂質(注1) 0.5
7.ワセリン(注11) 5.0
8.パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 0.1
9.1,3−ブチレングリコール 15.0
10.酸化チタン 10.0
11.ベンガラ 0.2
12.黄酸化鉄 0.2
13.黒酸化鉄 0.1
14.雲母チタン 3.0
15.カルボキシビニルポリマー 0.2
16.トリエタノールアミン 0.7
17.精製水 残量
(注11):ペン白色ワセリン(ペンレコ社製)
(製造方法)
A.成分1〜14を75℃に加熱し、均一に混合分散する。
B.成分15〜17を75℃に加熱し、均一に混合溶解する。
C.AにBを添加し乳化する。
D.Cを冷却し、乳液状ファンデーション(水中油型乳化タイプ)を得た。
実施例5の乳液状ファンデーションは、使用直後だけではなく、使用12時間後でも肌の乾燥を防ぎ、小じわを目立ちにくくする等の化粧効果に優れ、肌へのなじみが良く、べたつきが無い等の使用感にも優れ、肌のシミやそばかす等を隠すメイクアップ効果も高い、低粘度乳液状ファンデーションであった。

Claims (3)

  1. 次の成分(A)〜(D);
    (A)オレイン酸エチル
    (B)非極性油剤
    (C)界面活性剤
    (D)水
    を配合することを特徴とする乳化型化粧料。
  2. 更に、成分(E)ホホバアルコールを配合することを特徴とする請求項1に記載の乳化型化粧料。
  3. 成分(C)が水素添加リン脂質であることを特徴とする請求項1又は2に記載の乳化型化粧料。
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