JP2006273807A - 化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用直後だけではなく、経時でも肌のハリを向上させ、肌のキメを整える等の化粧効果に優れ、伸び広がりが均一で、べたつきが無い等の使用感にも優れる化粧料を提供する。
【解決手段】 次の成分(A)〜(C);(A)オレイン酸エチル、(B)界面活性剤、(C)水を配合することを特徴とする化粧料。更に、(D)ホホバアルコールを配合する。(B)は、特に水素添加リン脂質である。
【選択図】なし

Description

本発明は、オレイン酸エチルを配合した化粧料に関するものであり、更に詳しくは、肌にハリ感を与え、肌のキメを整える等の化粧効果に優れ、伸び広がりが均一で、べたつきが無い等の使用感にも優れる化粧料に関するものである。
女性にとって肌の悩みは尽きないものであり、例えば、日焼けによるシミ・そばかすや、加齢による小じわ・みずみずしさの不足などが挙げられる。中でも、肌のハリが不足することにより生じるたるみ感やしわの目立ちは、実年齢よりも年老いて見られる可能性があるため深刻であり、このようなハリを補う化粧料が望まれている。
ハリを補う従来の技術としては、水溶性や油溶性の樹脂成分を配合して肌上で皮膜を形成し、物理的に肌を引っ張ったり持ち上げたりする手法が挙げられる(例えば、特許文献1、2)。またこれら樹脂成分を油剤、水、界面活性剤と組み合わせて乳化物とすることにより、肌に柔軟性やみずみずしさを付与する手法が挙げられる。
特開2004−149463号公報 特開2005−008521号公報
ところが樹脂による皮膜を用いた方法であると、使用直後にはハリが得られるが、経時で樹脂成分が無くなったり、洗顔したりすると元通りに戻ってしまうため手間が掛かる方法であった。また樹脂成分がべたつきを生じ、肌への伸び広がりが不均一であるなど、使用感・使用性に優れていないことが実情である。また樹脂成分を配合した乳化物は、肌に柔軟性やみずみずしさを付与する効果に優れるものの、その油分や水分のため、樹脂を軟化してハリを減少させてしまうことがあった。
従って、使用直後だけではなく、経時でも肌のハリを向上させ、肌のキメを整える等の化粧効果に優れ、伸び広がりが均一で、べたつきが無い等の使用感にも優れる化粧料の開発が望まれていた。
かかる実情において、本発明者は上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、オレイン酸エチルを配合する化粧料は、使用直後だけではなく、経時でも肌のハリを向上させ、肌のキメを整える等の化粧効果に優れ、伸び広がりが均一で、べたつきが無い等の使用感にも優れることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、次の成分(A)〜(C);
(A)オレイン酸エチル
(B)界面活性剤
(C)水
を配合することを特徴とする化粧料に関するものである。また更に、成分(D)ホホバアルコールを配合することを特徴とし、成分(B)が水素添加リン脂質であることを特徴とする化粧料に関するものである。
本発明の化粧料は、使用直後だけではなく、経時でも肌にハリ感を与え、肌のキメを整える等の化粧効果に優れ、伸び広がりが均一で、べたつきが無い等の使用感にも優れたものである。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に用いられる成分(A)オレイン酸エチルは、肌への浸透性が高く、角質層の細胞を活性化させ、結果的に肌内部を柔軟にしてハリを向上させるために用いられる。
オレイン酸エチルは、混合脂肪酸を分離・精製して得られるオレイン酸とエタノールから合成されるエステルであり、化粧料に用いられるものであれば特に限定はしないが、エステル合成時に、オレイン酸以外に混合脂肪酸中のリノール酸やリノレイン酸等を不純物として多量に含むと、経時での変臭を起こすため、合成時にはオレイン酸の純分が高いものを使用した方がよく、オレイン酸エチルとしては、脂肪酸部のオレイン酸純分が80質量%(以下、単に「%」と記す)以上であることが好ましく、最適なのはオレイン酸純分が99%以上である。市販品としては、オレイン酸純分が80%以上のオレイン酸エチルとして、オレイン酸エチル(新栄化学社製)、NOFABLE EO−85S(日本油脂社製)、KAK EOV(高級アルコール工業社製)、NIKKOL EOO(日光ケミカルズ社製)等が挙げられ、オレイン酸純分が99%以上のオレイン酸エチルとして、NOFABLE EO−99(日本油脂社製)が挙げられる。
本発明に用いられる成分(A)の配合量は、特に限定されないが、肌への安全性の点から、化粧料中0.01〜5%が好ましく、肌のキメを整え、化粧料の伸び広がりを均一にする、べたつきのなさといった使用感を良好なものとするために、0.1〜1%がより好ましい。
本発明に用いられる成分(B)界面活性剤は、成分(A)オレイン酸エチルと成分(C)水を乳化、又は可溶化するために用いられるものであり、化粧料一般に用いられている界面活性剤であればいずれのものも使用でき、非イオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤等が挙げられる。
非イオン界面活性剤としては、例えば、グリセリン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ポリグリセリン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、プロピレングリコール脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ソルビタン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ソルビトールの脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ポリアルキレングリコール脂肪酸エステル、蔗糖脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、グリセリンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ラノリンのアルキレングリコール付加物、ポリオキシアルキレンアルキル共変性シリコーン、ポリエーテル変性シリコーン等が挙げられる。
アニオン界面活性剤としては、例えば、ステアリン酸、ラウリン酸のような脂肪酸の無機及び有機塩、アルキルベンゼン硫酸塩、アルキルスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、α−スルホン化脂肪酸塩、アシルメチルタウリン塩、N−メチル−N−アルキルタウリン塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、アルキル燐酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル燐酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル燐酸塩、N−アシルアミノ酸塩、N−アシル−N−アルキルアミノ酸塩、ο−アルキル置換リンゴ酸塩、アルキルスルホコハク酸塩等が挙げられる。
カチオン界面活性剤としては、例えば、アルキルアミン塩、ポリアミン及びアルカノルアミン脂肪酸誘導体、アルキル四級アンモニウム塩、環式四級アンモニウム塩等が挙げられる。
両性界面活性剤としては、アミノ酸タイプやベタインタイプのカルボン酸型、硫酸エステル型、スルホン酸型、リン酸エステル型のものがあり、人体に対して安全とされるものが使用できる。例えば、N,N−ジメチル−N−アルキル−N−カルボキシルメチルアンモニウムベタイン、N,N−ジアルキルアミノアルキレンカルボン酸、N,N,N−トリアルキル−N−スルフォアルキレンアンモニウムベタイン、N,N−ジアルキル−N,N−ビス(ポリオキシエチレン硫酸)アンモニウムベタイン、2−アルキル−1−ヒドロキシエチル−1−カルボキシメチルイミダゾリニウムベタイン、水素添加リン脂質等が挙げられる。これらを1種又は2種以上用いることができる。
これら成分(B)の中でも、水素添加リン脂質は、安全性が高く、肌のキメを整え、また化粧料の伸び広がりを均一にするといった使用感を良好なものにするため特に好ましい。
本発明に用いられる成分(B)の配合量は、特に限定されないが、乳化物の経時安定性の点から、化粧料中0.1〜10%が好ましく、化粧料の伸び広がりを均一にする、べたつきのなさといった使用感を良好なものとするために、1〜5%がより好ましい。
本発明に用いられる成分(C)水は、化粧料に用いられるものであれば特に限定されず、例えば精製水、温泉水、深層水、又は植物等の水蒸気蒸留水等が挙げられる。イオン交換水や蒸留水等の精製水であると、金属イオンなどの不純物が少ないため特に好ましい。
さらに、本発明に用いられる成分(D)ホホバアルコールは、オレイン酸エチルと組み合わせて配合することにより、オレイン酸エチルの肌への浸透性を相乗的に高めることで、肌のハリを高め、キメを整える効果を持つ成分である。
ホホバアルコールは、ホホバの乾燥種子より得られたホホバ油を還元することにより得られる不飽和高級アルコールであり、その本質として、炭素数が20のエイコセノールや炭素数が22のドコセノールを約90%含有するものであり、化粧料に用いられるものであれば特に限定されず、例えば市販品としてホホバアルコール(香栄興業社製)、NIKKOL ホホバアルコール(日光ケミカルズ社製)などを使用することが出来る。
本発明の化粧料には、必須成分として配合される成分(C)の水以外に、水性成分を配合することができる。水性成分とは、化粧料に用いられる、水に溶解もしくは親和性のある成分であれば特に限定されず、例えば、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール等の液状多価アルコール類;グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン等のグリセロール類;エチルアルコール、イソプロピルアルコール等のアルコール類;カルボキシビニルポリマー、アルキル変性カルボキシビニルポリマー、カラギーナン、寒天、キサンタンガム、ジェランガム、キャロブガム、ゼラチン、ローカストビーンガム、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ペクチン等の水溶性高分子類;ソルビトール、エリスリトール、マルトース、マルチトール、トレハロース、イノシトール、グルコース、キシリトール、蔗糖及びその誘導体、デキストリン及びその誘導体、ハチミツ等の糖類及びその誘導体類;ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸等のムコ多糖類;アミノ酸及びその誘導体類;塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、乳酸ナトリウム等の電解質類;ポリエチレングリコール、ポリオキシエチレンメチルグルコシド、ポリオキシプロピレンメチルグルコシド等が挙げられる。
また、本発明の化粧料には、肌にエモリエント感を与えるため、成分(A)や成分(D)以外の油剤を配合することができる。本発明に用いられる油剤は、通常化粧料に用いられる油剤であれば特に限定されず、動物油、植物油、合成油等の起源及び、固形油、半固形油、液体油、揮発性油等の性状を問わず、炭化水素類、油脂類、ロウ類、硬化油類、エステル油類、脂肪酸類、高級アルコール類、シリコーン油類、フッ素系油類、ラノリン誘導体類等の油剤が挙げられる。具体的に例示すれば、流動パラフィン、スクワラン、ワセリン、ポリイソブチレン、ポリブテン、パラフィンワックス、セレシンワックス、マイクロクリスタリンワックス、フィッシャトロプスワックス等の炭化水素類;モクロウ、オリーブ油、ヒマシ油、ミンク油、マカデミアンナッツ油等の油脂類;モンタンワックス、ミツロウ、カルナウバワックス、キャンデリラワックス、ゲイロウ等のロウ類;セチルイソオクタネート、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、トリオクタン酸グリセリル、ジイソステアリン酸ジグリセリル、トリイソステアリン酸ジグリセリル、トリベヘン酸グリセリル、ロジン酸ペンタエリトリットエステル、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、コレステロール脂肪酸エステル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル・ベヘニル・オクチルドデシル)等のエステル類;ステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ベヘニン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、ロジン酸、12−ヒドロキシステアリン酸等の脂肪酸類;ステアリルアルコール、セチルアルコール、ラウリルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等の高級アルコール類;低重合度ジメチルポリシロキサン、高重合度ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、フッ素変性シリコーン等のシリコーン類;パーフルオロポリエーテル、パーフルオロデカン、パーフルオロオクタン等のフッ素系油剤類;ラノリン、酢酸ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラノリンアルコール等のラノリン誘導体類;等が挙げられ、これらを1種又は2種以上用いることができる。
本発明における油剤の配合量は目的によって決められるが、特に0.1〜50%の範囲であるとべたつきが少なく、エモリエント効果も高いため好ましい。
本発明の化粧料には、上記成分に加え、目的に応じて本発明の効果を損なわない量的、質的範囲において、粉体、保湿剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐剤、香料、美容成分等の通常化粧料に汎用される成分の配合が可能である。
本発明の化粧料の剤型としては、可溶化型、又は水中油型、油中水型等のいずれの乳化型においても適用でき、形態としては、液状、乳液状、クリーム状のいずれも適用できる。また、化粧料としては、化粧水、美容液、乳液、クリーム、日焼け止め、ファンデーション等の肌に直接適用する化粧料が好適に挙げられる。
以下に実施例を挙げて、本発明を更に詳細に説明する。尚、これらは本発明を何ら限定するものではない。
本発明品1〜4及び比較品1〜3:乳液(水中油型乳化タイプ)
表1に示す組成及び下記製法にて乳液(水中油型乳化タイプ)を調製し、化粧効果;使用直後の肌のハリ感、12時間後の肌のハリ感、連続使用での肌のキメの整い方、及び使用感;均一な伸び広がり、べたつきのなさ、について、下記評価方法により評価した結果を、併せて表1に示した。
(製法)
A.成分1〜9を75℃に加熱し、均一に混合する。
B.成分10〜13を75℃に加熱し、均一に混合溶解する。
C.BにAを添加し、乳化する。
D.Cを冷却し乳液(水中油型乳化タイプ)を得る。
(評価方法)
20名の専門パネルにより、本発明品及び比較品の乳液(水中油型乳化タイプ)を使用試験し、各々のサンプルに対して、「肌のハリ感(使用直後)」、「肌のハリ感(使用12時間後)」、「キメの整い方」、「均一な伸び広がり」、「べたつきのなさ」の各項目について、下記の評価基準に基づき7段階評価した。更に、その評点の全パネルの平均点より、下記判定基準により判定した。ここで、「キメの整い方」に関しては、各サンプルについて5人のパネルが、1週間連続使用(1日2回、朝晩に使用)を行い、使用開始から1週間後に評価・判定を行った。
[評価基準]
(評価) : (評点)
非常に良好 : 6
良好 : 5
やや良好 : 4
普通 : 3
やや不良 : 2
不良 : 1
非常に不良 : 0
[判定基準]
(評点の平均点) : (判定)
5.5点以上 : ◎
4.5点以上5.5点未満 : ○
2.5点以上4.5点未満 : △
2.5点未満 : ×
表1の結果から明らかなように、本発明品1〜4の乳液(水中油型乳化タイプ)は、使用直後だけではなく、経時でも肌にハリ感を与え、肌のキメを整える等の化粧効果に優れ、伸び広がりが均一で、べたつきが無い等の使用感にも優れたものであった。一方、オレイン酸エチル(成分6)を配合しない比較品1では、経時でのハリ感が劣り、界面活性剤(成分1、4、5)を配合しない比較品2では乳化安定性が非常に悪く、肌への伸び広がりやべたつきのなさが劣っていた。また更に水(成分13)を配合しない比較品3は油感が非常に強く、同様に肌への伸び広がりやべたつきのなさが劣っていた。
透明化粧水(可溶化型タイプ)
(成分) (%)
1.イソステアリン酸ポリオキシエチレン(50モル)
硬化ヒマシ油 0.5
2.オレイン酸エチル(注4) 0.1
3.エタノール 20.0
4.1,3−ブチレングリコール 5.0
5.グリセリン 5.0
6.香料 適量
7.精製水 残量
注4:NIKKOL EOO(日光ケミカルズ社製)
(製造方法)
A.成分1〜6を均一に混合する。
B.7にAを添加し可溶化し透明化粧水(可溶化型タイプ)を得た。
実施例2の透明化粧水(可溶化型タイプ)は、使用直後だけではなく、経時でも肌にハリ感を与え、肌のキメを整える等の化粧効果に優れ、伸び広がりが均一で、べたつきが無い等の使用感にも優れた透明化粧水であった。
クリーム(油中水型乳化タイプ)
(成分) (%)
1.マイクロクリスタリンワックス 1.5
2.ミツロウ 1.5
3.オレイン酸エチル(注5) 3
4.ホホバアルコール(注6) 3
5.スクワラン 35
6.ソルビタンセスキオレイン酸エステル 4
7.ポリオキシエチレン(20モル)
ソルビタンモノオレイン酸エステル 1
8.ジプロピレングリコール 10
9.パラオキシ安息香酸メチル 0.1
10.香料 適量
11.精製水 残量
注5:NOFABLE EO−85S(日本油脂社製)
注6:ホホバアルコール(香栄興業社製)
(製造方法)
A.成分1〜6を75℃に加熱し、均一に混合溶解する。
B.成分7〜9、11を75℃に加熱し、均一に混合溶解する。
C.AにBを添加し、乳化する。
D.Cを冷却し、成分10を添加しクリーム(油中水型乳化タイプ)を得た。
実施例3のクリーム(油中水型乳化タイプ)は、使用直後だけではなく、経時でも肌にハリ感を与え、肌のキメを整える等の化粧効果に優れ、伸び広がりが均一で、べたつきが無い等の使用感にも優れたクリームであった。
美白用美容液(水中油型乳化タイプ)
(成分) (%)
1.ペンタステアリン酸デカグリセリル 0.5
2.ポリオキシエチレン(10モル)コレステリルエーテル 0.2
3.オレイン酸エチル(注7) 1.0
4.ホホバアルコール(注8) 1.0
5.水素添加大豆リン脂質(注9) 2.0
6.グリセリン 5.0
7.ジプロピレングリコール 10.0
8.アルブチン 7.0
9.エチレンジアミンテトラ酢酸ジナトリウム塩 0.1
10.コハク酸 0.1
11.エタノール 5.0
12.精製水 残量
注7:NOFABLE EO−99(日本油脂社製)
注8:NIKKOL ホホバアルコール(日光ケミカルズ社製)
注9:レシノールS−10(日光ケミカルズ社製)
(製造方法)
A.成分1〜7を75℃に加熱し、均一に混合する。
B.成分8〜10、12を75℃に加熱し、均一に混合溶解する。
C.AにBを添加し乳化する。
D.Cを冷却し、成分11を添加し、美白用美容液(水中油型乳化タイプ)を得た。
実施例4の美白用美容液(水中油型乳化タイプ)は、使用直後だけではなく、経時でも肌にハリ感を与え、肌のキメを整える等の化粧効果に優れ、伸び広がりが均一で、べたつきが無い等の使用感にも優れ、美白効果も高い美白用美容液であった。
乳液状日焼け止め(水中油型乳化タイプ)
(成分) (%)
1.ペンタオレイン酸デカグリセリル 1.5
2.ポリオキシエチレン(10モル)コレステリルエーテル 1.0
3.オレイン酸エチル(注10) 0.5
4.ホホバアルコール(注11) 5.0
5.水素添加大豆リン脂質(注12) 1.0
6.グリセリン 5.0
7.パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 8.0
8.ジプロピレングリコール 10.0
9.ジエチレントリアミンペンタ酢酸ペンタナトリウム塩 0.1
10.リンゴ酸 0.2
11.エタノール 2.0
12.香料 適量
13.パラオキシ安息香酸メチル 0.1
14.精製水 残量
注10:NOFABLE EO−99(日本油脂社製)
注11:NIKKOL ホホバアルコール(日光ケミカルズ社製)
注12:レシノールS−10E(日光ケミカルズ社製)
(製造方法)
A.成分1〜7を75℃に加熱し、均一に混合分散する。
B.成分8〜10、13、14を75℃に加熱し、均一に混合溶解する。
C.AにBを添加し乳化する。
D.Cを冷却し、成分11,12を添加し、乳液状日焼け止め(水中油型乳化タイプ)を得た。
実施例5の日焼け止め(水中油型乳化タイプ)は、使用直後だけではなく、経時でも肌にハリ感を与え、肌のキメを整える等の化粧効果に優れ、伸び広がりが均一で、べたつきが無い等の使用感にも優れ、日焼け防止効果も高い乳液状日焼け止めであった。
乳液状ファンデーション(水中油型乳化タイプ)
(成分) (%)
1.ステアリン酸 1.0
2.セタノール 0.5
3.ポリオキシエチレン(20モル)硬化ヒマシ油 1.0
4.オレイン酸エチル(注13) 1.0
5.ホホバアルコール(注14) 1.0
6.水素添加大豆リン脂質(注15) 0.5
7.グリセリン 5.0
8.パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 0.1
9.1,3−ブチレングリコール 15.0
10.酸化チタン 10.0
11.ベンガラ 0.2
12.黄酸化鉄 0.2
13.黒酸化鉄 0.1
14.雲母チタン 3.0
15.カルボキシビニルポリマー 0.2
16.トリエタノールアミン 0.7
17.精製水 残量
注13:NOFABLE EO−99(日本油脂社製)
注14:ホホバアルコール(香栄興業社製)
注15:レシノールS−10E(日光ケミカルズ社製)
(製造方法)
A.成分1〜14を75℃に加熱し、均一に混合分散する。
B.成分15〜17を75℃に加熱し、均一に混合溶解する。
C.AにBを添加し乳化する。
D.Cを冷却し、乳液状ファンデーション(水中油型乳化タイプ)を得た。
実施例6の乳液状ファンデーション(水中油型乳化タイプ)は、使用直後だけではなく、経時でも肌にハリ感を与え、肌のキメを整える等の化粧効果に優れ、伸び広がりが均一で、べたつきが無い等の使用感にも優れ、肌のシミやそばかす等を隠すメイクアップ効果も高い乳液状ファンデーションであった。

Claims (3)

  1. 次の成分(A)〜(C);
    (A)オレイン酸エチル
    (B)界面活性剤
    (C)水
    を配合することを特徴とする化粧料。
  2. 更に、成分(D)ホホバアルコールを配合することを特徴とする請求項1に記載の化粧料。
  3. 成分(B)が水素添加リン脂質であることを特徴とする請求項1又は2に記載の化粧料。
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