JP2007268853A - 印刷方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】インキの使用量の無駄を省いて低コスト化を実現でき、また、高精細な画像の形成が可能な印刷方法を提供する。
【解決手段】ブランケット12上にインキを塗布してインキ塗布面1を形成し、該インキ塗布面1に凸版14を押圧して該凸版14に接触する部分のインキ2をブランケット12上から除去したのち、前記ブランケット12上に残ったインキ3を被印刷体4に転写する印刷方法において、前記ブランケット12上のインキ塗布面1は、インクジェット方式により、被印刷体4に形成される画像パターンに対応する部分及びその近傍からなる領域に形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ブランケット上にインキを塗布してインキ塗布面を形成し、該インキ塗布面に凸版を押圧して該凸版に接触する部分のインキを除去したのち、前記ブランケット上に残ったインキを被印刷体に転写する印刷方法(本明細書ではこの印刷方法を凸版反転印刷法とも称する。)に関する。
従来の一般的な印刷法では、平版、凹版、凸版等で作製した印刷版にインキをつけて画線部にインキ層を形成し、このインキ層を転写することにより印刷画像を形成している。このため、印刷画像の品質は、いかにして画線部のみにインキをつけるか、また、いかにして被印刷体へのインキの転写率を高めるかにかかっている。
これに対して近年開発された凸版反転印刷法(特許文献1参照)では、図6に示すように、胴21の表面に取り付けたブランケット22上に、インキ塗布装置23から均一にインキを塗布してインキ塗布面1を形成し、該インキ塗布面1に凸版24を押圧して該凸版24に接触する部分のインキ2をブランケット22上から除去したのち、ブランケット22上に残ったインキ3を被印刷体4に転写するようにしている。
この凸版反転印刷法によれば、シリコーンゴムのように離型性の高いブランケット22を用いることにより、非画線部のインキ2をブランケット22から凸版24へを転写するとき、また、画線部のインキ3をブランケット22から被印刷体4へを転写するとき、100%またはそれに近い転写率が得られるので、凸版24の凸部25のパターンを正確に反転した画像パターンを有する印刷画像を、被印刷体4上に形成することができる。
また、印刷版を使用しない印刷方法としてインクジェット方式が知られている。特許文献2には、インクジェットを用いてシリコーンゴム若しくは一定の離型性を持つ材料からなる転写体に画像形成を行い、さらにこの転写体上のインキを被印刷体に転写することで、目的の画像を得る無版転写印刷法が開示されている。
特許第3689536号公報 特開2004−42584号公報
しかしながら、非画線部に対して画線部の面積が小さい場合は、凸版反転印刷法によるとブランケット上に塗布したインキのうち大部分を凸版で除去する必要があり、被印刷体への転写・印刷に使用される量はわずかである。インキ成分の蒸発等による組成変化、成分の沈殿や凝集等が起こる場合、凸版で除去したインキの再利用は困難であるため、被印刷体に転写するよりも格段に多量のインキを使用せざるを得ず、インキのコスト増、廃棄に伴う環境負荷の増大につながる。
特許文献2に記載されたようにインクジェットを用いる場合、インクジェット画像は液滴の集合によって形成されるため、画線部の寸法に比べて液滴径が無視できない程度である場合、画像の縁が液滴の外周形状に基づいて波打ったような形状となり、精細かつシャープな画線は得られない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、インキの使用量の無駄を省いて低コスト化を実現でき、また、高精細な画像の形成が可能な印刷方法を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、ブランケット上にインキを塗布してインキ塗布面を形成し、該インキ塗布面に凸版を押圧して該凸版に接触する部分のインキをブランケット上から除去したのち、前記ブランケット上に残ったインキを被印刷体に転写する印刷方法において、前記ブランケット上のインキ塗布面は、インクジェット方式により、被印刷体に形成される画像パターンに対応する部分及びその近傍からなる領域に形成されることを特徴とする印刷方法を提供する。
本発明によれば、ブランケットから凸版で除去するインキの量を削減することができ、インキの使用量の無駄を省いて低コスト化を実現できる。凸版によってブランケット上のインキの縁(画像部と非画像部との境界部)の形状を整えることができるので、高精細な画像の形成が可能である。
以下、最良の形態に基づき、図面を参照して本発明を説明する。図1(a)〜(c)は、本発明の印刷方法の第1形態例に係る各工程を例示する説明図であり、図2(a)〜(c)は、本発明の印刷方法の第2形態例に係る各工程を例示する説明図である。なお、本明細書の各図面は、印刷工程の説明のため模式的に示す図面であって、寸法の比例関係などは特に実態を反映させたものではない。
図1に示すように、本発明の印刷方法の第1形態例において用いる装置は、従来の凸版反転印刷法で用いる装置と同様であって、胴11の表面に取り付けたブランケット12と、ブランケット12上にインキを塗布するためのインキ塗布装置13と、被印刷体4に形成する目的の画像パターンを反転させたパターンに凸部15を有する凸版14とを必須として構成されている。目的の画像パターンを反転させたパターンを有する凸版14とは、被印刷体4に印刷画像が形成される画線部に対応して凹部16を、また、画線部以外の領域(すなわち非画線部)に対応して凸部15を有するものである。
本発明においてインキ塗布装置13としてはインクジェット方式による装置が用いられる。また、ブランケット12としては、シリコーンゴム等の一定の離型性を持つ材料を用いることが好ましい。
本発明で用いるインキは、凸版反転印刷法に適しており、かつインクジェットによりブランケット上に吐出して塗布されることに適したものであることが必要である。前記の適性を備えたものであれば、インキとしては例えば、樹脂(高分子)や溶剤などを主体とし、任意に種々の成分を添加したものが挙げられる。例えば、黒色インキあるいは着色インキの場合には染料や顔料等の色材を、また導電性インキの場合には金属粉等の導電材を配合する。本発明で用いるインキには、その他、必要に応じて各種の添加剤を添加することができる。
被印刷体にも特に限定はなく、例えばプラスチック、紙、ガラス、セラミックス、金属などが挙げられる。
(インキ塗布工程)
本発明の印刷方法を実施するには、まず、図1(a)に示すように、ブランケット12上にインキを塗布してインキ塗布面1を形成する。本発明ではブランケット12上のインキ塗布面1は、インクジェット方式により、被印刷体4に形成する画像パターン(画線部)に対応する部分及びその近傍からなる領域にのみ形成する。例えば線状パターンを形成しようという場合には、目的とするパターンの線幅よりも若干太い線幅でインキ塗布面1を形成すればよい。
従来の凸版反転印刷法において、非画線部に対応する部分のインキ2はブランケット12上に塗布しても凸版で除去されてしまうため、インキの無駄につながっていた。そこで本発明においては、非画線部に対応する領域においてインキを塗布しない部分5を設け、凸版14で除去されるインキ2の量を低減できるようにした。これにより、インキの使用量の無駄を省いて低コスト化を実現できる。
(画像形成工程)
次に、図1(b)に示すように、インキ塗布面1に凸版14を押圧して該凸版14に接触する部分のインキ2をブランケット12上から除去する。この工程では、非画像部のインキ2が凸版14へと転移して除去されるが、インキ塗布工程においてインキ塗布面1は、被印刷体4に形成する画像パターンに対応する部分及びその近傍からなる領域にのみ形成されているので、凸版14に転移させるインキは画像パターンの近傍部分のみで済む。これにより、インキの使用量の無駄を省くことができる。また、凸版14によってブランケット12上のインキ塗布面1から非画像部のインキ2を除去することによって、ブランケット12上に残る画像部となるインキ3の縁(画像部と非画像部との境界部)の形状を整えることができるので、インクジェットにより形成したインキ塗布面1の縁が液滴の外周形状に基づいて波打ったような形状となっても印刷精度に問題とならず、精細かつシャープな画線を得ることが可能となる。
(転写工程)
次に、図1(c)に示すように、ブランケット12上に残ったインキ3を被印刷体4に転写する。この工程では、従来の凸版反転印刷法と同様に、ブランケット12上で画線部のみにインキ3が残っているので、所望の画線部を有する画像を被印刷体4に形成することが可能である。
ブランケット12上に残ったインキ3は、転写に先立って溶剤が一部乾燥するので、転写時にインキのパターンが崩れにくく、印刷版のパターン再現性が良好となる。
本発明の印刷方法の改変例として、図2は、凸版14として非画線部に凹部17が含まれるものを用いた例を示す。すなわち本発明によれば画像形成工程において、ブランケット12上にインキを塗布しない部分5には凸版14の凸部15を接触させる必要がないので、図2(b)に示すように、凸版14上において、ブランケット12上にインキを塗布しない部分5の一部または全部に対応する箇所を凹部17としても、画像の形成に支障を生じることはない。
<複数の異なった画像パターンを1枚の凸版にて画像形成する方法>
また、本発明では、複数の異なった画像パターン(2通り以上)を1枚の凸版にて画像形成することも可能である。このためには、複数の異なった画像パターンを凹部として形成した1枚の凸版を使用する。
はじめに、1枚の凸版に凹部として形成した複数の異なった画像パターンのうち、いずれかの画像パターンを任意に選択し、インキ塗布工程においてはインキ塗布装置による塗布場所を制御し、選択した画像パターンに対応する部分及びその近傍からなる領域に、ブランケット上のインキ塗布面を形成する。画像形成工程においては、複数の異なった画像パターンを凹部として形成した1枚の凸版を前記インキ塗布面に押圧して該凸版に接触する部分のインキをブランケット上から除去することにより、選択した画像パターンを画像形成することができる。そして、ブランケット上に残ったインキを被印刷体に転写することにより、任意に選択した画像パターンを印刷することができる。
1枚の凸版に凹部として形成した複数の異なった画像パターン(当該凸版で形成可能な画像パターンをすべて用いる必要はない。)を使用するためには、各々の画像パターンを任意の順序で選択して、選択した画像パターンごとに、インキ塗布・画像形成・転写の工程により印刷を行う。これら一連の印刷において、ブランケットとして、異なるブランケットを使用してもよく、又は同じブランケットを複数回使用してもよい。これにより、複数の異なった画像パターンを1枚の凸版にて画像形成することが可能となる。これにより凸版を作製するコストの削減、印刷の都度凸版を洗浄する工程の削減、印刷装置全体のコンパクト化及び印刷装置の設置スペースの削減等を図ることができる。
例えば図3は、複数の異なった画像パターンが、ピッチの異なる平行細線パターンである場合を示す。図3(b)及び図3(e)において、ピッチaで凹部16を形成した凸版14は、ピッチaの平行細線パターン、ピッチ2aの平行細線パターン、ピッチ3aの平行細線パターン、ピッチ4aの平行細線パターン等、複数のパターンが含まれているとみなすことができる。すなわち、この凸版14は、ピッチがa,2a,3a,4a,・・・等の複数のピッチの平行細線パターンを画像形成できるものである。
具体例として、図3を参照しながら、ピッチaで凹部16を形成した凸版14を用いて、ピッチaの平行細線パターンと、ピッチ2aの平行細線パターンを印刷する方法を説明する。
ピッチaの平行細線パターンを印刷するためには、インキ塗布工程において、図3(a)に示すように、平行細線パターンの線幅分及びその近傍からなる領域に、インキ塗布面1をピッチaにて形成する。画像形成工程では、図3(b)に示すように、ブランケット12上にピッチaにて塗布されたインキ塗布面1を凸版14の凸部15に接触させることによって線幅の近傍部である余分なインキ2をブランケット12上から除去する。これにより、ブランケット12上にピッチaの平行細線パターンが画像形成される。転写工程では、図3(c)に示すように、ブランケット12上に残ったインキ3を被印刷体4に転写する。これにより、ピッチaの平行細線パターンが被印刷体4に印刷される。
また、ピッチ2aの平行細線パターンを印刷するためには、インキ塗布工程において、図3(d)に示すように、平行細線パターンの線幅分及びその近傍からなる領域に、インキ塗布面1をピッチ2aにて形成する。画像形成工程では、図3(e)に示すように、ブランケット12上にピッチ2aにて塗布されたインキ塗布面1を凸版14の凸部15に接触させることによって線幅の近傍部である余分なインキ2をブランケット12上から除去する。これにより、ブランケット12上にピッチ2aの平行細線パターンが画像形成される。転写工程では、図3(f)に示すように、ブランケット12上に残ったインキ3を被印刷体4Aに転写する。これにより、ピッチ2aの平行細線パターンが被印刷体4Aに印刷される。
同様にして、ピッチ3a、4a、・・・の平行細線パターンの印刷も、インクジェット方式によるインキ塗布ピッチの制御によって簡単に実施することができる。なお、図3では、ピッチaの平行細線パターンが印刷される被印刷体4と、ピッチ2aの平行細線パターンが印刷される被印刷体4Aは、説明の都合上符号を変えて区別したが、本発明では複数の異なった画像パターンを複数の異なる被印刷体に印刷する場合に限るものではなく、複数の異なった画像パターンを1つの被印刷体に印刷する場合にも適用が可能である。
複数の異なった画像パターンを1枚の凸版にて画像形成する方法において、複数の画像パターンは、凸版上の任意の場所に存在させることができる。例えば、図3に示す例のように、複数の異なるピッチの平行細線パターンを形成する場合、平行細線パターンのピッチの最大公約数となるピッチで凹部を形成した凸版(すなわち、平行細線パターンの単位長さ当たり本数の最小公倍数となる単位長さ当たり本数で凹部を形成した凸版)を使用すれば、平行細線パターンのピッチはすべて、凸版の凹部のピッチの倍数となり、1枚の凸版にて画像形成が可能となる。
他の例として、1つの凸版内に長方形のパターンと三角形のパターンがあり、あるときは長方形の部分だけを用い、またあるときは三角形の部分だけを用い、またあるときは長方形の部分と三角形の部分を両方同時に用いることもできる。
また、複数の異なった画像パターンを1枚の凸版にて画像形成する場合において、下記に説明する、1つの被印刷体に複数の画像パターンを印刷する方法を適用することも可能である。例えば、1つの凸版内に長方形のパターンと三角形のパターンがあり、長方形の部分と三角形の部分を両方同時に用いて印刷するときに、長方形のパターンには赤色インキを、三角形のパターンには青色インキを用いて2色刷りとすることができる。別の例としては、平行細線パターンを形成する場合に、各々の細線の色を所望の組み合わせで変更し、例えば赤色の細線と青色の細線が交互に繰り返されるパターンを形成するといった応用も可能である。
<1つの被印刷体に複数の画像パターンを印刷する方法>
また、本発明では、ブランケット上のインキ塗布面は、インクジェット方式により、被印刷体に形成される画像パターンに対応する部分及びその近傍からなる領域に形成されるものとしたので、1つのブランケット上に複数のインキ塗布面を形成し、これら複数のインキ塗布面を前記1つのブランケット上から一度に被印刷体に転写することが可能である。そこで、1つの被印刷体に複数(2つ以上)の画像パターンを各々のインキにより印刷するため、複数のインキヘッドが装着された1つのブランケットを使用することができる。この場合、1つのブランケットに複数のインキヘッドを装着する方法は、複数のインキヘッドを備えた1つのインキ塗布装置の装着による方法、1つまたは2つ以上のインキヘッドを備えたインキ塗布装置を2つ以上装着して(各インキ塗布装置が備えるインキヘッドは同数でも異なる本数でも良い。)所要のインキヘッドを揃える方法が挙げられる。
各々のインキヘッドより塗布される各々のインキとして、異なる種類のインキを用いることにより、複数の種類のインキによる印刷が1回の転写で実現できる。
例えば、図4は、ブラックマトリックスBM(格子状の黒線パターン)が被印刷面上に形成された被印刷体に、カラーフィルターの赤(R)、緑(G)、青(B)の3色のパターンを形成する方法の一例を示す。この方法によれば、3色のフィルター用パターンを一度に形成でき、工程の短縮と生産性の向上が図れる。
インキ塗布工程では、図4(a)に示すように、赤色インキを塗布するインキヘッド13Rと、緑色インキを塗布するインキヘッド13Gと、青色インキを塗布するインキヘッド13Bとを装着したブランケット12を用いて、各々のインキヘッド13R,13G,13Bより各々の画像パターンに対応する部分及びその近傍からなる領域に、各々のインキ塗布面1R,1G,1Bを1つのブランケット12の異なる位置に形成する。
画像形成工程では、図4(b)に示すように、赤色の画像パターンに対応する凹部16Rと、緑色の画像パターンに対応する凹部16Gと、青色の画像パターンに対応する凹部16Bと、これらの凹部16R,16G,16Bの間に形成された凸部15を有する凸版14を使用し、ブランケット12上に塗布された3色のインキ塗布面1R,1G,1Bを凸版14の凸部15に接触させることによって各画像パターンの間の余分なインキ2R,2G,2Bをブランケット12上から除去する。これにより、1つのブランケット12上に3色の画像パターン3R,3G,3Bが画像形成される。
転写工程では、図4(c)に示すように、ブランケット12上に残ったインキ3R,3G,3Bを被印刷体4に転写する。これにより、3色の画像パターンが被印刷体4に印刷される。図4(c)の例では、ブラックマトリックスBMは、3色の画像パターンの境界部にあらかじめ形成されており、ブランケット12上の3色のインキ3R,3G,3Bは、ブラックマトリックスBM上の一部を含む被印刷体4上に転写されている。被印刷体4にブラックマトリックスBMを形成する方法としては、本発明の凸版反転印刷法や、従来の凸版反転印刷法が例示される。
以上、図4を参照しながら、1つの被印刷体4に複数の画像パターン3R,3G,3Bを各々のインキにより印刷する方法であって、当該各々のインキを塗布するため複数のインキヘッド13R,13G,13Bが装着された1つのブランケット12を使用して、各々のインキヘッド13R,13G,13Bより各々の画像パターンに対応する部分及びその近傍からなる領域に各々のインキ塗布面1R,1G,1Bを1つのブランケット12の異なる位置に形成した後、複数の画像パターンを凹部16R,16G,16Bとして形成した1枚の凸版14を、各々のインキ塗布面1R,1G,1Bに押圧して該凸版14に接触する部分のインキ2R,2G,2Bをブランケット12上から除去することにより、1つのブランケット12上に複数の画像パターン3R,3G,3Bを1枚の凸版14にて一度に画像形成する方法を具体例を挙げて示した。
図4では、ブランケット12への3色R,G,Bのインキの塗布パターンは、円筒状の胴11の長さ方向の平行線状パターンである場合を例としている。これは一つの例であって、別の例として、胴11の円周方向に円状に塗布したパターン(図5(a)参照)や、矩形状のインキ塗布部を胴11の長さ方向及び円周方向に二次元配列したモザイク状の塗布パターン(図5(b)参照)を用いても、各塗布パターンに対応する凸版を用いて、図4(a)〜(c)に示す方法によりカラーフィルターのパターンを被印刷体上に形成することができる。
なお、複数の画像パターン3R,3G,3Bの画像形成に用いる凸版は、1枚に限らず、2枚以上の凸版を併せ用いることもできる。例えば、各々の画像パターン3R,3G,3Bに対応する凹部を有する複数の凸版を使用し、各々のインキ塗布面1R,1G,1Bに各々の凸版を押圧して該凸版に接触する部分のインキをブランケット上から除去することにより、1つのブランケット12上に複数の画像パターン3R,3G,3Bを画像形成することができる。
例えば3色の画像パターン3R,3G,3Bを画像形成する凸版の組としては、以下に示す組が例示できる。画像パターンの種類の数が異なる場合も、この例にならって適宜の枚数の凸版を用意して用いることが可能であろう。
(1)赤色の画像パターン3Rを凹部16Rとして形成した赤色用凸版と、緑色の画像パターン3Gを凹部16Gとして形成した緑色用凸版と、青色の画像パターン3Bを凹部16Bとして形成した青色用凸版の3枚からなる組、
(2)赤色の画像パターン3R及び緑色の画像パターン3Gを凹部16R,16Gとして形成した赤色・緑色用凸版と、青色の画像パターン3Bを凹部16Bとして形成した青色用凸版の2枚からなる組、
(3)赤色の画像パターン3R及び青色の画像パターン3Bを凹部16R,16Bとして形成した赤色・青色用凸版と、緑色の画像パターン3Gを凹部16Gとして形成した緑色用凸版の2枚からなる組、
(4)赤色の画像パターン3Rを凹部16Rとして形成した赤色用凸版と、緑色の画像パターン3G及び青色の画像パターン3Bを凹部16G,16Bとして形成した緑色・青色用凸版の2枚からなる組。
各々の凸版において、余分なインキを除去するための凸部は、該凸版で画像形成される画像パターンの近傍の位置を含み、かつ1つのブランケット上で画像形成されるすべての画像パターンを含まない位置に形成する必要がある。
例えば、赤色の画像パターン3Rを凹部16Rとして形成した赤色用凸版(緑色及び青色は画像形成しないもの)の場合を例に取ると、その凸部15は、赤色の画像パターン3Rの近傍の位置を含んでいて、赤色の画像パターン3Rをブランケット12上に残しつつ、余分な赤色インキ2Rを接触除去することができるとともに、緑色及び青色の画像パターン3B,3Gとなるインキには接触しないものとする必要がある。ただし、当該赤色用凸版の凸部15が、緑色及び青色の画像パターン3G,3Bの近傍の位置を含んでいて、緑色及び青色の接触除去すべきインキ2G,2Bと接触することは差し支えない。
以上、説明したように、本発明の印刷方法によれば、ブランケット12から凸版14で除去するインキの量を削減することができ、インキの使用量の無駄を省いて低コスト化を実現できる。また、凸版14によってブランケット12上のインキの縁(画像部と非画像部との境界部)の形状を整えることができるので、高精細な画像の形成が可能である。
また、1つの凸版にて複数の異なる画像パターンを形成することにより、版の数の削減、1つのブランケット及び版のユニットで多種多様な画像パターンを作成すること、印刷装置全体のコンパクト化及び印刷装置の設置スペースの削減等を図ることができる。
また、1つのブランケットに複数のインキ種類による塗布を一度に行うことにより、版及びブランケットの数の削減、多色刷りを1つのブランケット及び版のユニットで一度に行うこと、印刷装置のコンパクト化及び印刷装置の設置スペースの削減等を図ることができる。
本発明は、カラーフィルターの形成やレジストのパターニングや電子部品の製造等に利用することができる。
本発明の印刷方法の第1形態例に係る各工程を説明する概念図であり、(a)はインキ塗布工程、(b)は画像形成工程、(c)は転写工程を示す。 本発明の印刷方法の第2形態例に係る各工程を説明する概念図であり、(a)はインキ塗布工程、(b)は画像形成工程、(c)は転写工程を示す。 本発明の印刷方法を用いて複数の異なった画像パターンを1枚の凸版にて画像形成する方法を説明する概念図であり、(a)、(b)、(c)はピッチaの平行細線パターンを印刷するためのインキ塗布工程、画像形成工程、転写工程を示し、(d)、(e)、(f)はピッチ2aの平行細線パターンを印刷するためのインキ塗布工程、画像形成工程、転写工程を示す。 本発明の印刷方法を用いて1つの被印刷体に複数の画像パターンを印刷する方法を説明する概念図であり、(a)はインキ塗布工程、(b)は画像形成工程、(c)は転写工程を示す。 (a)は胴の円周方向に円状に塗布したパターンの例を示す斜視図であり、(b)はモザイク状の塗布パターンの例を示す斜視図である。 従来の凸版反転印刷法の各工程を説明する概念図であり、(a)はインキ塗布工程、(b)は画像形成工程、(c)は転写工程を示す。
符号の説明
1…インキ塗布面、2…非画線部のインキ、3…画線部のインキ、4…被印刷体、11…胴、12…ブランケット、13…インキ塗布装置、14…凸版、15…凸版の凸部。

Claims (3)

  1. ブランケット上にインキを塗布してインキ塗布面を形成し、該インキ塗布面に凸版を押圧して該凸版に接触する部分のインキをブランケット上から除去したのち、前記ブランケット上に残ったインキを被印刷体に転写する印刷方法において、
    前記ブランケット上のインキ塗布面は、インクジェット方式により、被印刷体に形成される画像パターンに対応する部分及びその近傍からなる領域に形成されることを特徴とする印刷方法。
  2. 複数の異なった画像パターンを凹部として形成した1枚の凸版を使用するとともに、異なるブランケットを使用し又は同じブランケットを複数回使用して、当該ブランケット上の各々の画像パターンに対応する部分及びその近傍からなる領域にインキ塗布面を形成した後、該インキ塗布面に前記1枚の凸版を押圧して該凸版に接触する部分のインキをブランケット上から除去することにより、前記複数の異なった画像パターンを1枚の凸版にて画像形成する、請求項1に記載の印刷方法。
  3. 1つの被印刷体に複数の画像パターンを各々のインキにより印刷する方法であって、当該各々のインキを塗布するため複数のインキヘッドが装着された1つのブランケットを使用して、当該各々のインキヘッドより各々の画像パターンに対応する部分及びその近傍からなる領域に各々のインキ塗布面を前記1つのブランケットの異なる位置に形成した後、各々の画像パターンを凹部として形成した1枚又は複数枚の凸版を使用し、前記各々のインキ塗布面に前記1枚又は複数枚の凸版を押圧して該凸版に接触する部分のインキをブランケット上から除去することにより、前記1つのブランケット上に複数の画像パターンを画像形成する、請求項1に記載の印刷方法。
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