JP2007267648A - 収穫用補助作業機 - Google Patents
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Abstract
【課題】作物の茎葉等が接触しても作業に支障をきたしにくく、かつコンパクトな構成の収穫用補助作業機を提供する。
【解決手段】第1に、第1伝動部(B)の前側における左右の第2伝動部(C1,C2)の左右間隔部に、挟持搬送部(D)の後端部まで搬送された作物を圃場面に放置させる通過空間部を形成するよう構成する。 第2に、挟持搬送部(D)の前側の左右の従動回転体(27,27)と後側の左右の駆動回転体(25,25)と左右の遊動回転体(30,30)とに渡って挟持無端体(28,28)を巻き掛けて、前記左右の従動回転体(27,27)と左右の遊動回転体(30,30)との間に作物を挟持する挟持搬送作用域を形成すると共に、前記左右の遊動回転体(30,30)と左右の駆動回転体(25,25)との間に作物を圃場面に放置させる挟持搬送非作用域を形成するよう構成する。
【選択図】 図1
【解決手段】第1に、第1伝動部(B)の前側における左右の第2伝動部(C1,C2)の左右間隔部に、挟持搬送部(D)の後端部まで搬送された作物を圃場面に放置させる通過空間部を形成するよう構成する。 第2に、挟持搬送部(D)の前側の左右の従動回転体(27,27)と後側の左右の駆動回転体(25,25)と左右の遊動回転体(30,30)とに渡って挟持無端体(28,28)を巻き掛けて、前記左右の従動回転体(27,27)と左右の遊動回転体(30,30)との間に作物を挟持する挟持搬送作用域を形成すると共に、前記左右の遊動回転体(30,30)と左右の駆動回転体(25,25)との間に作物を圃場面に放置させる挟持搬送非作用域を形成するよう構成する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、人参や生姜等の作物を収穫する際に、これらの作物を土中から圃場面まで引き上げる収穫用補助作業機に関するものである。
従来の作物の収穫用補助作業機としては、特許文献1に示されるような、圃場に植生する作物の茎葉部を挟持して引き上げて、茎葉の不要な部分を切断し、この引き上げられた作物を人手で抜き取り易くする技術が試みられている。
特開平11‐28009号公報
しかしながら、特許文献1に記載される歩行型の作物の収穫用補助作業機では、茎葉切断装置を機体の前部に設けており、駆動部から走行部及び挟持搬送部への伝動機構が複雑なものとなるためメンテナンスが難しく、また機体重量が重くなるため、圃場での旋回操作には大きな労力を要することとなり、さらには挟持搬送部の駆動スプロケット間の間隔が従動スプロケット間の間隔と略同じであるため、この駆動スプロケットに作物の残葉が巻き付き、挟持搬送部の搬送チェーンが外れてしまうという欠点があった。
本発明は、上記の課題を解決するために次の技術的手段を講じる。
請求項1の発明は、圃場の作物の茎葉部を挟持搬送して引き上げる挟持搬送部(D)と、該挟持搬送部(D)よりも後方に設けられてエンジン(1)の駆動力が入力される第1伝動部(B)と、該第1伝動部(B)の左右両端側から前方へ延出して該第1伝動部(B)へ入力された駆動力を前記挟持搬送装置(D)側へ伝動する左右の第2伝動部(C1,C2)とを設けると共に、平面視において前記第1伝動部(B)の前側における左右の第2伝動部(C1,C2)の左右間隔部に、前記挟持搬送部(D)の後端部まで搬送された作物を圃場面に放置させる通過空間部を形成したことを特徴とする収穫用補助作業機である。
請求項1の発明は、圃場の作物の茎葉部を挟持搬送して引き上げる挟持搬送部(D)と、該挟持搬送部(D)よりも後方に設けられてエンジン(1)の駆動力が入力される第1伝動部(B)と、該第1伝動部(B)の左右両端側から前方へ延出して該第1伝動部(B)へ入力された駆動力を前記挟持搬送装置(D)側へ伝動する左右の第2伝動部(C1,C2)とを設けると共に、平面視において前記第1伝動部(B)の前側における左右の第2伝動部(C1,C2)の左右間隔部に、前記挟持搬送部(D)の後端部まで搬送された作物を圃場面に放置させる通過空間部を形成したことを特徴とする収穫用補助作業機である。
請求項2の発明は、前記挟持搬送部(D)の前側の左右の従動回転体(27,27)と前記第2伝動部(C1,C2)によって駆動される後側の左右の駆動回転体(25,25)と、該駆動回転体(25,25)よりも前側に配置する左右の遊動回転体(30,30)とに渡って挟持無端体(28,28)を巻き掛けて、前記左右の従動回転体(27,27)と左右の遊動回転体(30,30)との間に挟持無端体(28,28)による挟持搬送作用域を形成すると共に、前記左右の遊動回転体(30,30)と左右の駆動回転体(25,25)との間に、挟持無端体(28,28)による挟持状態を解除して作物を圃場面に放置させる挟持搬送非作用域を形成するように構成したことを特徴とする請求項1記載の収穫用補助作業機である。
請求項1記載の発明によれば、第1伝動部(B)の前側における左右の第2伝動部(C1,C2)の左右間隔部に作物を通過させる通過空間部を形成することによって、挟持搬送部(D)の終端部で圃場面に放置される作物の茎葉が機体に引っかかったり絡み付いたりすることが少なくなるため、作業能率を向上させることができる。
請求項2記載の発明によれば、従動回転体(27,27)と遊動回転体(30,30)の間の挟持無端体(28,28)による挟持搬送作用域で作物を引上搬送し、駆動回転体(25,25)と該遊動回転体(30,30)との間の挟持無端体(28,28)による挟持搬送非作用域で作物を圃場面に放置させることによって、挟持搬送される作物の茎葉が前記駆動回転体(25,25)に絡み付きにくくなるため、前記挟持無端体(28,28)が駆動回転体(25,25)から外れることが少なくなるので作業能率が向上すると共に、より安全に作業を行うことができる。
本発明の実施の形態について説明する。
図1〜5に示すように、この作物の収穫用補助作業機は、駆動部Aに接続される第1伝動部Bと、掻き込み部Eを備える挟持搬送部Dとを第2伝動部C1,C2によって連結することによって構成される。以下、各部の詳細を具体的に記載する。
図1〜5に示すように、この作物の収穫用補助作業機は、駆動部Aに接続される第1伝動部Bと、掻き込み部Eを備える挟持搬送部Dとを第2伝動部C1,C2によって連結することによって構成される。以下、各部の詳細を具体的に記載する。
まず、駆動部Aの構成について説明する。エンジン1の上に燃料タンク2を取り付け、該エンジン1の出力軸にミッションケース3の出力軸を取り付ける。そして、該ミッションケース3の左右の出力軸3a、3bをカバー4,4に通すと共に、該出力軸3a,3bにチェーンケース5,5に内装するスプロケット6,6を軸着する。また、該チェーンケース5,5に内装するスプロケット7,7との間にチェーン8,8を無端状に掛け回し、前記スプロケット7,7を車軸9,9に軸着すると共に、該車軸9,9に後輪10,10を取り付ける。そして、前記チェーンケース5,5にハンドル56,56を取り付けるとともに、前記ミッションケース3に作業クラッチレバー11と変速クラッチレバー12を取り付けて駆動部Aが構成される。
次に、第1伝動部Bについて説明する。前記ミッションケース3の出力軸3cにベベルケース13に内装するベベルギア13aを取り付け、該ベベルギア13aと噛み合うベベルギア14aを備えるシャフト14を内装する。そして、該シャフト14の両端にベベルギア15,15を内装し、該ベベルギア15,15と噛み合う、出力軸16a,16aを軸着するベベルギア16,16を内装することによって第1伝動部Bが構成される。
次に、第2伝動部C1,C2について説明する。前記第1伝動部Bの出力軸16a,16aをフレーム17,17に内装するスプロケット18,18に軸着し、該フレーム17,17の略中央部に内装する回動軸24,24に軸着されるスプロケット19,19との間にチェーン20,20を掛け回す。さらに、前記フレーム17,17の前端部に丸パイプ21,21を溶着し、該丸パイプ21,21の端部に所定間隔に複数の穴を設けたロッド22a,22aを溶着するとともに、該ロッド22a、22aに前輪23,23を取り付ける複数の穴を設けたL字ロッド22b,22bを差し込む。そして、ボルト22c,22c及びナット22d、22dで前記ロッド22a,22a及びL字ロッド22b,22bを固定することによって、第2伝動部C1,C2が構成される。
次に、挟持搬送部Dについて説明する。前記伝動機構Bのフレーム17,17の上方に、前記スプロケット19,19を一端に軸着した回動軸24,24の他端に駆動プーリ25,25を軸着する。また、前記フレーム17,17の前端部の上方に出力軸26,26に軸着される従動プーリ27,27を、前記駆動プーリ25,25よりも左右間隔を狭くして取り付ける。そして、該従動プーリ27,27と前記駆動プーリ25,25とテンションローラ30,30の間に無端状の挟持ベルト28,28を掛け回すとともに、駆動プーリ25,25と従動プーリ27,27との間にテンションプーリ29,29を取り付ける。さらに、前記挟持ベルト28,28の挟持搬送作用域に複数のローラ30a,30aを取り付けるとともに、カバー31,31を取り付けることによって、挟持搬送部Dが構成される。
次に、掻き込み部Eについて説明する。前記従動プーリ27,27に回動軸26,26を軸着し、該回動軸26,26をユニバーサルジョイント32,32の一端に取り付け、該ユニバーサルジョイント32,32の他端に回動軸33,33を取り付けて駆動プーリ34,34を軸着する。そして、該駆動プーリ34,34と回動軸35,35に軸着される従動プーリ36,36との間にラグ付きベルト37,37を無端状に掛け回す。また、前記回動軸33,33と回動軸35,35の間にフレーム38,38を取り付け、該カバー38,38に穴を空けたステー40b,40bを溶着するとともに、フレーム38,38上にカバー38a,38aを取り付ける。さらに、前記フレーム17,17の前端部にプレート39,39を取り付け、該プレート39,39に長穴を空けたプレート40a,40aを溶着し、該プレート40a,40aの長穴とステー40b,40bの穴を合わせてボルト42とナット43で固定することによって、掻き込み部Eが構成される。
上記の収穫用補助作業機による作物の引き上げ作業順序について説明する。
まず、駆動部Aのエンジン1を始動させ、ミッションケース3が各出力軸を回転させて駆動力を出力できる状態にする。そして、作業クラッチレバー11を入位置に動かし変速クラッチレバー12を前進位置に動かすことによって該ミッションケース3の左右の出力軸3a,3bが回転し、該出力軸3a,3bに軸着するチェーンケース5,5に内装されるスプロケット6,6が回転する。そして、該スプロケット6,6とスプロケット7,7との間に無端状に掛け回されるチェーン8,8が回転力を伝達することによって、該スプロケット7,7に軸着された車軸9,9を通じて後輪10,10が回転し、機体が前進を開始する。
まず、駆動部Aのエンジン1を始動させ、ミッションケース3が各出力軸を回転させて駆動力を出力できる状態にする。そして、作業クラッチレバー11を入位置に動かし変速クラッチレバー12を前進位置に動かすことによって該ミッションケース3の左右の出力軸3a,3bが回転し、該出力軸3a,3bに軸着するチェーンケース5,5に内装されるスプロケット6,6が回転する。そして、該スプロケット6,6とスプロケット7,7との間に無端状に掛け回されるチェーン8,8が回転力を伝達することによって、該スプロケット7,7に軸着された車軸9,9を通じて後輪10,10が回転し、機体が前進を開始する。
また、前記作業クラッチレバー11を入位置に動かすことによって、前記ミッションケース3の前方の出力軸3cが回転し、該出力軸3cの駆動力は第1伝動部B及び第2伝動部C1,C2を経由して挟持搬送部D及び掻き込み部Eに伝動され、該挟持搬送部D及び掻き込み部Eが駆動を開始する。
この状態で機体を前進させ、圃場に植生する作物の茎葉部を掻き込み部Eのラグ付きベルト37,37で掻き込み、挟持搬送部Dの挟持ベルト28,28の挟持搬送作用域へと誘導する。そして、該挟持ベルト28,28が後上がり傾斜方向に作物の茎葉部を挟持搬送することによって、作物の根部が土中から露出するまで引き上げられる。そして、該挟持ベルト28,28の挟持搬送非作用域で作物の茎葉部が解放されることによって、作物の根部は第1伝動部Bの前側における左右の第2伝動部C1,C2の左右間隔部に設けられる通過空間部から圃場面に放置される。
そして、根部が土中から露出するまで引き上げられた作物は、人手により茎葉部を掴んで圃場から収穫される。
次に、構成の効果について説明する。
次に、構成の効果について説明する。
まず、駆動部Aのように、後輪9,9を左右一対に間隔を空けて設け、第2伝動部C1,C2に設けられる前輪23,23と併せて四輪とすることによって、畦を跨いで作業を行えると共に、走行を安定させることができる。また、機体後方にエンジン1やミッションケース3などの重い部品を設けることによって、重心が機体の後方側となるため、引上作業を行う機体前方に異常な荷重がかかった際に、前傾を抑えることができるため、安全性を向上させることができる。
次に、挟持搬送部Dのように、従動プーリ27,27の左右の間隔を駆動プーリ25,25の左右の間隔よりも狭く設け、該従動プーリ27,27とテンションローラ30,30との間に挟持ベルト28,28による挟持搬送作用域を形成するとともに、該駆動プーリ25,25とテンションローラ30,30との間に挟持ベルト28,28による挟持搬送非作用域を形成することによって、駆動プーリ25,25の設けられる位置が作物の茎葉部の接近しにくい位置となるため、駆動プーリ25,25が作物の茎葉を巻き込むことによって挟持ベルト28,28が外れてしまうことが少なくなり、効率よく作業ができると共に安全性を高めることができる。
また、駆動プーリ25,25は第2伝動部C1,C2のスプロケット19,19を軸着する回動軸24,24に軸着されており、第2伝動部C1,C2の駆動力を共有できるので、機体の構成が簡単になり、機体をコンパクトに構成できると共に、コストダウンを図ることが可能である。
また、第2伝動部C1,C2で第1駆動部Bと挟持搬送部Dとを連結することによって、該第2伝道部C1,C2の左右間隔部に作物を通過させる通過空間部が設けられるため、挟持搬送部Dの挟持ベルト28,28から解放された作物の茎葉が機体に引っかかったり絡み付いたりしにくくなるため、効率よく作業を行うことができる。
また、所定間隔に複数の穴を設けたロッド22a,22aに、所定間隔に穴を空けた前輪23,23を取り付けるL字ロッド22b,22bを指し込み、穴を合わせてボルト22c,22cとナット22d、22dで固定することによって、圃場条件に合わせて機体全体の傾斜角度を変更することができ、効率よく引き上げ作業を行うことができる。
さらに、挟持搬送部Dよりも駆動部Aのミッションケース3の方が上方に取り付けられているため、圃場から引き上げられた作物が該ミッションケース3に接触して機体の進行を妨げることが少なくなるため、効率よく作業を行うことができる。
次に、掻き込み部Eのように、駆動プーリ34,34の駆動力を挟持搬送部Dの従動プーリ27,27から受けることによって、機体の構成が簡単になり、機体をコンパクトに構成できると共に、コストダウンを図ることができる。
また、駆動プーリ34,34を軸着する回動軸35,35と挟持搬送部Dの従動プーリ27,27を軸着する回動軸33をユニバーサルジョイント32,32で連結し、カバー38,38に溶着するステー40b、40bに穴を空けてボルト42を通し、該ボルト42をフレーム17,17の前端部に取り付けるプレート39,39に溶着する、プレート40a、40aに空けた長穴に沿ってスライドさせ、ナット43で締めることによって掻き込み部Eの角度を調節できるようになるので、圃場や作物の条件に合わせた作業を行うことができ、効率よく作業を行うことができる。
以下、本件引上作業方法及び収穫用補助作業機の別実施例を記載する。
図6〜8に示すように、チェーンケース5,5にカウンタースプロケット60,60及び61,61を軸着する回動軸62,62を内装する。そして、該スプロケット60,60とスプロケット6,6との間にチェーン63,63を無端状に巻き掛けると共に、スプロケット61,61とスプロケット7,7との間にチェーン64,64を無端状に巻き掛ける。そして、前記回動軸62,62を第2チェーンケース44,44に内装されるスプロケット45,45に軸着する。また、該スプロケット45,45と第2チェーンケース44,44に内装されるスプロケット46,46との間に無端状にチェーン47,47を巻き掛ける。そして、該スプロケット46,46に回動軸48,48を軸着し、該回動軸48,48に溝付きディスク49,49を取り付けることによって、畦崩し部Fが構成される。
図6〜8に示すように、チェーンケース5,5にカウンタースプロケット60,60及び61,61を軸着する回動軸62,62を内装する。そして、該スプロケット60,60とスプロケット6,6との間にチェーン63,63を無端状に巻き掛けると共に、スプロケット61,61とスプロケット7,7との間にチェーン64,64を無端状に巻き掛ける。そして、前記回動軸62,62を第2チェーンケース44,44に内装されるスプロケット45,45に軸着する。また、該スプロケット45,45と第2チェーンケース44,44に内装されるスプロケット46,46との間に無端状にチェーン47,47を巻き掛ける。そして、該スプロケット46,46に回動軸48,48を軸着し、該回動軸48,48に溝付きディスク49,49を取り付けることによって、畦崩し部Fが構成される。
この畦崩し部Fの溝付きディスク49,49が回転することによって、旋回動作時に該溝付きディスク49,49が畦の泥を掻き出して畦の高さを低くすることができるので、機体を旋回させる際にかかる労力をより軽減することができる。
図9,10で示すように、挟持搬送部Dの駆動プーリ25,25を軸着する回動軸24,24を延長し、駆動プーリ50,50を軸着するとともに、該従動プーリ50,50と掻き込み部Eの従動プーリ36,36との間に延長したラグ付きベルト37,37を掛け回す。そして、回動軸51a,51aに軸着されるテンションプーリ51,51とテンションアーム57a,57aに取り付けられるテンションプーリ57,57を取り付けるとともに、フレーム17,17上に設ける支柱65,65及びプレート39,39上に設ける支柱66,66にカバー58,58を取り付けることによって掻き込み部Gが構成される。これにより挟持搬送部Dと延長掻き込み部Gの駆動軸が同軸となるため、コストダウンを図ることができる。また、掻き込み作用域から駆動プーリ50,50を離して構成することができるため、作物の茎葉部が駆動プーリ50,50に巻き込まれにくく、ラグ付きベルト37,37が外れてしまうことが少なくなるので能率よく作業を行うことができると共に、安全性を高めることができる。
図11,12で示すように、フレーム17,17をC字型の連結パイプ53で連結し、該連結パイプ53の左右支持部にソイラ54,54を取り付けることによって、機体強度を強化できると共に、該ソイラ54,54で作物の周りの土を解しながら引き上げ作業を行うことができるため、作業効率をよくすることができる。
また、掻き込み部Eの代わりに、二又の茎葉案内ガイド55,55を前記ソイラ54,54の正面に溶着して設けることによって、コストダウンを図ることができる。
エンジン 1
駆動回転体 25,25
従動回転体 27,27
挟持無端体 28,28
遊動回転体 30,30
第1伝動部 B
第2伝動部 C1,C2
挟持搬送部 D
駆動回転体 25,25
従動回転体 27,27
挟持無端体 28,28
遊動回転体 30,30
第1伝動部 B
第2伝動部 C1,C2
挟持搬送部 D
Claims (2)
- 圃場の作物の茎葉部を挟持搬送して引き上げる挟持搬送部(D)と、該挟持搬送部(D)よりも後方に設けられてエンジン(1)の駆動力が入力される第1伝動部(B)と、該第1伝動部(B)の左右両端側から前方へ延出して該第1伝動部(B)へ入力された駆動力を前記挟持搬送装置(D)側へ伝動する左右の第2伝動部(C1,C2)とを設けると共に、平面視において前記第1伝動部(B)の前側における左右の第2伝動部(C1,C2)の左右間隔部に、前記挟持搬送部(D)の後端部まで搬送された作物を圃場面に放置させる通過空間部を形成したことを特徴とする収穫用補助作業機。
- 前記挟持搬送部(D)の前側の左右の従動回転体(27,27)と前記第2伝動部(C1,C2)によって駆動される後側の左右の駆動回転体(25,25)と、該駆動回転体(25,25)よりも前側に配置する左右の遊動回転体(30,30)とに渡って挟持無端体(28,28)を巻き掛けて、前記左右の従動回転体(27,27)と左右の遊動回転体(30,30)との間に挟持無端体(28,28)による挟持搬送作用域を形成すると共に、前記左右の遊動回転体(30,30)と左右の駆動回転体(25,25)との間に、挟持無端体(28,28)による挟持状態を解除して作物を圃場面に放置させる挟持搬送非作用域を形成するように構成したことを特徴とする請求項1記載の収穫用補助作業機。
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Cited By (1)
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---|---|---|---|---|
JP2013094101A (ja) * | 2011-10-31 | 2013-05-20 | Iseki & Co Ltd | 根菜類収穫機 |
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- 2006-03-30 JP JP2006095985A patent/JP2007267648A/ja active Pending
Cited By (1)
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JP2013094101A (ja) * | 2011-10-31 | 2013-05-20 | Iseki & Co Ltd | 根菜類収穫機 |
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