JP2007266874A - 無線受信機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ピーク対平均電力比(PAPR)の大きい直交周波数分割多重(OFDM)で変調された信号の通信等に主として用いられる回路規模及び消費電力が削減されたADコンバータを有する無線受信機を提供すること。
【解決手段】無線受信機100は、受信したアナログ信号をデジタル信号へ変換するための複数のユニットを備え、前記複数のユニットの中から動作するユニットを選択することによって、出力の階調数を切り替えることが可能なADコンバータ18,20と、前記ADコンバータ18,20に接続され前記ADコンバータ18,20が出力するデジタル信号に基づいて受信信号レベルを算出する受信信号レベル算出器25とを具備し、前記受信信号レベルに基づいて前記複数のユニットの中から動作するユニットを選択することによって前記ADコンバータ18,20の出力の階調数を切り替える。
【選択図】 図1

Description

本発明は主として無線受信機に関し、特にピーク対平均電力比(PAPR:Peak-to-Average Power Ratio)の大きい直交周波数分割多重(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)変調を用いた通信のための無線受信機に関するものである。
近年、ブロードバンド通信の普及に伴って無線通信において通信速度の高速化が進んでいるが、その一方で供給電源の限られたポータブルな無線通信機器には低消費電力化が強く求められている。
無線受信機の中で消費電力の大きい構成要素としてADコンバータ(ADC:Analog-to-Digital Converter)が挙げられる。ここで述べるADコンバータとは、無線通信機器の中でダウンコンバートしたアナログ信号をデジタル信号に変換するために用いられるデータ用ADコンバータのことである。
通信周波数の広い帯域を必要とする高速無線通信では、ADコンバータに対する要求仕様も高度化している。例えば1チャネルあたり20MHzの帯域を用いるIEEE 802.11a規格の無線LAN(WLAN)では、40MHzでのサンプリングが可能なADコンバータが必要となる。さらにIEEE 802.11a規格の無線LANでは、直交周波数分割多重(OFDM)を信号の変調方式として用いるため、ピーク対平均電力比(PAPR)が非常に大きい。従って、広いダイナミックレンジを有するADコンバータが必要となり、以下で説明するように、実用上9ビットあるいは10ビットの階調数を有するADコンバータが用いられている(例えば非特許文献1、非特許文献2参照)。
IEEE 802.11a規格の理想的な条件で評価した場合、7bit精度以上のADコンバータを用いれば量子化雑音は問題にならず、搬送波対雑音比(Carrier-to-Noise Ratio)対パケットエラーレート(Packet Error Rate)(CNR-PER)特性にほとんど差は現れない。
しかしながら、実際には隣接チャネルからの信号の漏れや無線受信機におけるアナログ部品(特に信号レベルの調整に関わる増幅器など)の特性のばらつきが存在し、信号の振幅を所望のレベルに正確に合せることはできない。また入力信号の全周波数帯域に渡ってADコンバータが一様な特性を出すことは困難であって、入力信号の周波数が大きくなるとADコンバータの出力誤差は一般に大きくなる傾向がある。
無線受信機においては、無線信号がどれぐらいの強さでアンテナに到達するか、即ち受信信号レベルが予測できないため、可変利得アンプを用いて信号のレベルを調整しなければならない。具体的には、受信信号強度(表示)(Received Signal Strength Indicator (RSSI))検出器で可変利得アンプの出力信号強度を測定し、その値を可変利得アンプにフィードバックすることにより、所望のレベルに信号強度を合せる仕組みになっている。
実際には、フィルタで抑圧しきれなかった隣接チャネルからの信号の漏れ込みがあるとRSSI検出器において所望の信号の信号強度が本当の値よりも大きいものとして誤った値を算出してしまう。この誤った値をもとにして可変利得アンプにフィードバックをかけると、可変利得アンプの出力信号のレベルが小さいものとなってしまう。
パケットごとにゲイン制御を行う必要がある無線LANにおいては、ゲイン制御のために測定に利用できる時間がパケット先頭での約10μsという非常に短い時間に限られている。従って、隣接チャネルからの信号の漏れ込み、あるいはアナログ素子の特性のバラつきにより信号レベルのずれが生じ得る。したがって実用上は信号レベルのずれがあったとしてもADコンバータによる量子化雑音が問題にならないようにするためにADコンバータのビット幅に数ビットのマージンを持たせておく必要がある。
これらのことも考慮すると、ADコンバータの出力階調数に2〜3ビットのマージンを持たせる必要があり、IEEE 802.11a規格の無線LAN機器で使用されるADコンバータの階調数としては、実際には9ビットあるいは10ビットが必要となる。
このような高性能のADコンバータの消費電力は非常に大きく、10ビット階調、40M(サンプリング/秒)のADコンバータであれば1個あたり数十mWの電力を必要とする。通常、受信機はアナログ部で直交復調を行うため、ADコンバータは2個必要となり、受信機の消費電力の大きな部分を占めることになる。
特に待ち受け時に関しては、ベースバンド(Base Band (B/B))部の各構成要素の中でフレームを検出する部分以外は動作させる必要がないので、クロックゲーティングおよびパワーゲーティングにより電力の消費を抑えることができる。従って、電力の大部分がADコンバータで消費されることになる。一般的に通信時間のほとんどは待ち受け時間であり、その待ち受け時に大きな電力を消費するADコンバータの消費電力を小さくすることは、低消費電力化が強く求められる無線通信システムで解決すべき大きな課題となっている。
J. Thomson et al., "An Integrated 802.11a Baseband and MAC Processor," ISSCC Digest of Papers, vol. 45, pp.126-127, Feb. 2002. T. Fujisawa et al., "A Single-Chip 802.11a MAC/PHY with a 32b RISC Processor," ISSCC Digest of Papers, vol. 48, pp.144-145, 483, Feb. 2003.
本発明は、ピーク対平均電力比(PAPR)の大きい直交周波数分割多重(OFDM)で変調された信号の通信等に主として用いられる回路規模及び消費電力が削減されたADコンバータを有する無線受信機を提供する。
この発明の一実施態様に係る無線受信機は、受信したアナログ信号をデジタル信号へ変換するための複数のユニットを備え、前記複数のユニットの中から動作するユニットを選択することによって、出力の階調数を切り替えることが可能なADコンバータと、前記ADコンバータに接続され前記ADコンバータが出力するデジタル信号に基づいて受信信号レベルを算出する受信信号レベル算出器とを具備し、前記受信信号レベルに基づいて前記複数のユニットの中から動作するユニットを選択することによって前記ADコンバータの出力の階調数を切り替える。
本発明によれば、ピーク対平均電力比(PAPR)の大きい直交周波数分割多重(OFDM)で変調された信号の通信等に主として用いられる回路規模及び消費電力が削減されたADコンバータを有する無線受信機を提供することが可能である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1に本発明の第1乃至第3の実施形態に係る無線受信機100の基本的な構成を示す。
無線受信機100は、アンテナ10、ダウンコンバータ12、可変利得アンプ14、受信信号強度(RSSI)検出器16、同相(I)成分の信号のためのADコンバータ18及びデジタルフィルタ22、直交(Q)成分の信号のためのADコンバータ20及びデジタルフィルタ24、受信信号レベル算出器25、デジタル復調器26を備える。
無線受信機100の動作を以下に説明する。
例えばOFDM変調された信号がアンテナ10で受信され、周波数変換を行うダウンコンバータ12によってベースバンド信号へとダウンコンバートさせる。ここで同時に、受信信号は直交復調されて、同相成分の信号と直交成分の信号に分けられる。受信信号強度検出器16は可変利得アンプ14の出力信号強度を測定して、受信信号強度としてその値を可変利得アンプ14にフィードバックする。可変利得アンプ14は、受信信号強度に基づいて所望のレベルに信号強度を合せるように利得を変化させる可変利得制御を行う。
その後同相及び直交成分の信号は、それぞれADコンバータ18及び20によってデジタル信号に変換させられる。その後、デジタルフィルタ22及び24で隣接チャンネルの信号等の干渉成分が除去されて、デジタル復調器26に入力されデジタル信号処理による復調が行われる。なおここでは図示しないが、図1のダウンコンバータ12の前後に必要に応じてアナログフィルタ等が備えられていてもよい。
受信信号レベル算出器25は、ADコンバータ18及び20の出力端子に接続されており、ADコンバータ18及び20が出力するデジタル信号に基づいて受信信号レベルを算出する。この受信信号レベルは、ADコンバータ18及び20が出力したデジタル信号の強度そのものでもよいが、制御に安定性を持たせるために、出力されたデジタル信号の強度に基づいてパケット毎に平均する、或いは複数のパケットにわたる平均値として算出してもよい。
ADコンバータ18及び20は、直交復調後のアナログ信号をデジタル信号へ変換するための複数のユニットを内部に備えている。そして、この複数のユニットの中から動作するユニットを選択することによって、出力の階調数を切り替えることが可能な構成になっている。
受信信号レベル算出器25において算出された受信信号レベルの値はADコンバータ18及び20に入力される。この受信信号レベルの値に基づいて、ADコンバータ18及び20はそれぞれの中に含まれる複数のユニットの中から動作するユニットを選択する。
即ち、本実施形態においては、受信信号強度検出器16が測定した受信信号強度(RSSI)ではなく、ADコンバータ18及び20の出力する信号のレベルに基づいてADコンバータ18及び20の出力階調数を切り替える。
受信信号レベル算出器25はADコンバータ18及び20が出力するデジタル信号に基づいて受信信号レベルを算出する。受信信号レベルが小さいときにはADコンバータ18及び20の出力の階調数が小さく、逆に大きいときにはADコンバータ18及び20の出力の階調数が大きくなるように、複数のユニットの中から動作するユニットが選択される。それによってADコンバータの出力の階調数(有効ビット幅)が切り替えられる。
(第1の実施形態)
図2に、本発明の第1の実施形態に係る無線受信機100のADコンバータ18及び20の構成を示す。本実施形態において、図1のADコンバータ18及び20はそれぞれ、図2で示されるパイプライン型のADコンバータで構成されている。
図2に示されるようにパイプライン型のADコンバータは、複数(N個)のステージ(30〜3(N−1))がパイプライン型に接続された構成となっている。即ち、同じ機能を持った基本回路ブロックであるステージが出力ビット数分だけ複数個配置され、ステージ30に入力された入力信号が、各ステージにおいて順次、パイプライン式に処理される。
即ち、入力端子が直接入力されているステージ30では最上位ビット(MSB:Most Significant Bit)が決定され、ステージ3(N−1)では最下位ビット(LSB:Least Significant Bit)が決定される。この複数のステージが上述した複数の選択されるユニットに相当する。
図3に示すように、各ステージはS/H(Sample and Hold)回路40、ADコンバータ42、DAコンバータ44、減算器46、増幅器48から構成される。S/H回路40は入力データを図示せぬクロックに同期してサンプリングし、保持する。ADコンバータ(あるいはコンパレータ)42はS/H回路40で保持されたデータを基準電圧と比較してデジタルデータに変換し、各ステージでの出力ビットDを決定する。
DAコンバータ44はADコンバータ42で決定した出力デジタルデータDをアナログデータに変換する。減算器46はS/H回路40で保持されているデータとDAコンバータ44の出力データとの差を計算する。増幅器48は減算器46の出力を、例えば振幅が2倍となるように増幅し、残差信号として次段のステージに出力する。ステージの段数を増やすことにより、より精密なAD変換の結果を得ることができる。
図2に示すように、ADコンバータ18及び20はさらにステージ選択制御回路300を備えている。ステージ選択制御回路300は、図1の受信信号レベル算出器25から提供される受信信号レベルに基づいて動作させるステージに、動作を制御する信号を送ることによって、ステージを選択することができるようになっている。これによって、ADコンバータ18及び20は出力の階調数を切り替えることが可能である。
具体的には、図2に示される複数のステージを、受信信号レベルが小さいときには、例えば全て動作させて、精度の高いAD変換を行えるようにし、逆に受信信号レベルが大きいときには、例えばステージ3iから右側に存在する全てのステージの動作を停止して、AD変換の精度を粗くする。これによって、従来受信信号レベルが大きいときには、不必要に精度の高いAD変換結果を得るために動作していたステージに含まれるS/H回路40、ADコンバータ(コンパレータ)42、DAコンバータ44、減算器46、増幅器48の電力消費を削減することが可能となる。
(第2の実施形態)
図4に、本発明の第2の実施形態に係る無線受信機100のADコンバータ18及び20の構成を示す。本実施形態において、図1のADコンバータ18及び20はそれぞれ、図4で示されるフラッシュ型のADコンバータで構成されている。
図4に示されるように、本実施形態におけるフラッシュ型のADコンバータは、従来の3つの基本要素である抵抗ラダー140、比較器であるコンパレータC〜C、エンコーダ142に加えて、コンパレータ選択制御回路160を備えている。
抵抗ラダー140は、その両端に接続された第1の電源146が供給する参照電圧Vref0と、第2の電源148が供給するVref0より低い電圧の参照電圧Vref1との間の電位を、抵抗ラダー140を構成する抵抗の抵抗比に従ってm+1(=2N)個の区間に分割する。ここでは、一般のフラッシュ型のADコンバータと同様に階調の間隔が均一となるように、同一の抵抗値Rを有する抵抗のみを用いて抵抗ラダー140が形成されている。
コンパレータC〜Cでは抵抗ラダー140で作られたm(=2N−1)個の電圧と入力電圧Vinを比較する。エンコーダ142はコンパレータC〜Cにおける比較結果をNビットの2進数に変換する。従来のフラッシュ型のADコンバータにおいては、AD変換時にコンパレータC〜Cを全て動作させていた。
本発明の第2の実施形態においては、フラッシュ型のADコンバータがコンパレータ選択制御回路160を更に備えることにより、図1の受信信号レベル算出器25から提供される受信信号レベルに基づいて、コンパレータC〜Cに動作を制御する信号を送れるように構成する。図5はこの様子を概念的に示したブロック図である。本実施形態においては、各コンパレータが上述した選択される各ユニットに相当する。
以上説明したように、動作させるコンパレータを受信信号レベルに応じて選択できるようにすれば、本発明の第1の実施形態と同様に低消費電力化が図れる。即ち、受信信号レベル算出器25が算出した受信信号レベルに応じてADコンバータ18及び20の出力階調を変化させる。
具体的には、受信信号レベルが小さいときにはすべてのコンパレータC〜Cを動作させ、ADコンバータ18及び20の出力階調を、図4で示した抵抗ラダーが形成する階調そのままにして出力精度を最も高くする。
この場合の例えば、N=9(ビット)の出力階調数を有するフラッシュ型ADコンバータの入力値とその入力値に対応する出力値(及びその前後)での階調の間隔(階調の精度)との関係を図6示す。ここで、入力値を示す横軸の単位は、アナログ入力値が9ビットのADコンバータによって9ビット階調のデジタル値に変換されたとした場合の、変換後の値で示されている。また、縦軸は入力値に対応する出力値での階調の間隔の大きさ、即ち、階調の精度を9ビット階調の1ビットの間隔を単位にして示してある。
従って図6の実線は、9ビットの出力階調数を有するADコンバータは、入力ダイナミックレンジ内の全ての値で、等間隔、即ち入力ダイナミックレンジを9ビットで均等に分割した値を量子化の単位として、量子化(デジタル化)を実行していることを示している。
しかし本実施形態においては、受信信号レベルが大きいときに、コンパレータC〜Cの中から1つおき、あるいは2つおきに間引いて動作させる。これにより、図7及び図8で示すようにADコンバータ出力精度を粗くする。こうすることによって、動作させないコンパレータの分だけADコンバータにおける消費電力を節約することができる。
なお、この場合は、コンパレータの選択に応じてエンコーダ142のエンコード方法を変更する必要があるため、コンパレータ選択制御回路160からエンコーダ142にも制御信号を送れるように構成する。
一般にOFDMで変調された信号は、信号強度の分散が大きくピーク対平均電力比(PAPR)が非常に大きいことが知られている。振幅の大きい信号に対してクリッピングを適切に回避するためには、広いダイナミックレンジを有するADコンバータが必要となるが、それに応じて出力の階調数を大きくすることは無駄が多かった。
即ち、ADコンバータの出力の階調数に信号レベルのずれ等を加味してマージンを持たせた場合、信号レベルが可変利得増幅器によって正確に調整できたときにはADコンバータの出力階調の間隔が過度に細かくなってしまい、出力結果の下位ビットは情報としては無駄であった。
本発明の第1及び第2の実施形態においては、ADコンバータが出力するデジタル信号に基づいた受信信号の信号レベルに応じて、ADコンバータを構成するハードウェアユニットを選択的に動作させることにより、不必要に高精度な量子化を行わないようにする。これによって、ADコンバータの無駄な電力消費を回避できることになり、消費電力を削減した無線受信機を実現することが可能となる。また、本発明の本実施形態は、ピーク対平均電力比(PAPR)が非常に大きいOFDM変調された無線信号の受信機において、特に効果を発揮する。
(第3の実施形態)
図9に、本発明の第3の実施形態に係る無線受信機100のADコンバータ18及び20の構成を示す。本実施形態において、図1のADコンバータ18及び20はそれぞれ、図9で示されるフラッシュ型の非線形ADコンバータで構成されている。
図9が、図4で示される第2の実施形態の場合と大きく異なっているのは、ADコンバータ18及び20が、入力アナログ信号の絶対値が小さいときには出力値の階調の間隔が小さく(精度が細かく)、入力アナログ信号の絶対値が大きいときには出力値の階調の間隔が大きく(精度が粗く)なるように構成された非線形ADコンバータとなっている点である。言い換えると、信号レベルが隣接しているデジタル信号にそれぞれ変換される入力アナログ信号のレベルの差が、入力アナログ信号のレベルが大きくなるに従って、等しいか或いは大きくなるようにADコンバータが構成されている。
無線LAN機器の標準規格であるIEEE802.11a規格に従って、加法性白色ガウス雑音(Additive White Gaussian Noise (AWGN))環境下及びマルチパス環境下(ETSI-Aモデルを仮定)において、ADコンバータの出力の階調数(ビット幅)を変えたときの搬送波対雑音比(Carrier-to-Noise Ratio)対パケットエラーレート(Packet Error Rate)(CNR-PER)特性を比較した結果が、それぞれ図10及び図11である。ここで、伝送速度は54Mbps、パケット長は1000バイトとして評価した。
図10及び図11からわかるように、理想的な条件下においては、7ビット精度以上のADコンバータを用いれば量子化雑音は問題にならず、CNR-PER特性にほとんど差は現れない。しかし、実際には、隣接チャネルからの信号の漏れ込みや、アナログ素子の特性の不均一性、等の非理想要因を考慮にいれなければならないため、マージンをとって9〜10ビットの階調数を有する(線型)ADコンバータが従来用いられている。
図12に、9ビットの出力階調数を有する(線型)ADコンバータの入力値とそれに対応する出力階調の間隔(出力階調の精度)との関係を実線で示す。ここで、横軸、及び縦軸の単位は、図6〜図8と同様である。
しかし、上で述べたようにIEEE802.11a規格の無線LANの場合、ADコンバータの出力の階調数は7ビット以上あれば受信性能にほとんど差は現れない。従って、受信信号レベルが正確に調整できたときに−128〜+128[LSB]の部分を使用するものとすれば、図13の実線で示した精度よりも高い精度(実線の下側)を持つADコンバータであれば、振幅が±6dB(ADコンバータの階調数にして2ビット分)ずれたとしてもADコンバータの有効ビット数は7ビット以上が確保される。
従って、例えば図14の階段状の実線で示されるような精度の非線型ADコンバータを用いても、図12のような従来の9ビットのADコンバータを用いた場合と同等の受信性能を有する無線受信機を実現することができる。
図15は、図14で示される非線型ADコンバータの出力階調の精度を示す。図15は、入力アナログ信号のレベルが大きくなるに従って、量子化の単位がステップ関数的に大きくなり精度が粗くなっている様子を表現している。ここで図15の縦軸の単位は、図12〜図14の横軸と同様に、アナログ入力値が9ビットの(線型)ADコンバータによって9ビット階調のデジタル値に(ほぼ)線型に変換された場合の変換後の値で示されている。
図16に、図14で示される非線型ADコンバータの入力アナログ信号と出力コードの非線型な関係を示す。図16からわかるように、ダイナミックレンジの全域にわたる入力アナログ信号がトータルで364階調の出力コードで表現できることになる。
即ち、従来の9ビットの(線型)ADコンバータを用いた場合、出力コードの階調数は512必要となるが、本発明の本実施形態による非線型ADコンバータを用いれば364階調に減らすことができ、かつ従来と同等な性能を有する無線受信機を実現することができる。このように本来必要のない冗長な精度の階調を有さない非線型ADコンバータを用いることでADコンバータのハードウェアの小型化及び低消費電力化を図ることができる。
図9の抵抗ラダー150は、図14で示される階段状の実線で示される精度の非線型ADコンバータを実現している。コンパレータが比較する電位を形成する抵抗ラダー150を構成する抵抗は、図14での入力値が0を含む−128〜+128に相当する電位に対しては、1ビットの階調間隔を実現するような抵抗値Rとなっている。
それに引き続いた入力値128〜192及び−128〜−192に相当する電位に対しては、第1の電源146及び第2の電源148の方にむけて2倍の抵抗値2R、そして残りの抵抗は3倍の手抵抗値3Rとなって、図14及び図15で示した階段状の精度を実現している。
一方、図4で示した従来の抵抗ラダー140は、抵抗ラダー150での最小階調幅に対応する抵抗値であるRを抵抗値として有する抵抗のみを用いて構成されている。従って、抵抗ラダー140の両端の参照電圧Vref0及びVref1が図15の場合と同じ値であるならば、図15に示したフラッシュ型の非線型ADコンバータを用いることによって、コンパレータの個数、エンコーダのハードウェア規模、抵抗の個数がそれぞれ削減できることがわかる。従って本実施形態によると、従来の抵抗ラダーを有するフラッシュ型のADコンバータに比べて、消費電力の低減のみならず、小規模なハードウェアで、従来と同等な受信性能を維持した無線受信機の実現が可能となる。
さらに、本実施形態においては、ADコンバータ出力レベルが大きいときには、不要なコンパレータの動作を停止させることによって、さらにADコンバータにおける消費電力を削減することができる。
例えばADコンバータ出力に基づいた受信信号レベルが小さいときには図14のような出力階調精度にするが、受信信号レベルが大きいときには図17のような出力階調精度にする。図14の入力値−128〜+128に対応するコンパレータ、即ち、図9で示した抵抗ラダー150の中の抵抗値Rの抵抗が形成する電位と入力値を比較するコンパレータを、コンパレータ選択制御回路160が受信信号レベルが大きいときに1つおきに停止させる。これによって、受信信号レベルが大きいときは、不必要に細かい階調精度を粗くして図17のような出力階調精度にしてコンパレータの消費電力の節約が可能になる。
以上延べたように、図9に示した本実施形態に係る非線型ADコンバータを使いることによって、コンパレータ等の数を減らすことが可能となり回路規模および消費電力の削減ができる。その上、ADコンバータの出力レベルに応じて不要な出力精度を得るためのコンパレータの動作を停止させることが可能となるので、従来と同等な受信性能を維持した上で、ハードウェア規模の削減とさらなる消費電力の低減を図った無線受信機の実現が可能となる。
従って、本発明の本実施形態によると無線受信機の受信性能を維持しながら、無線受信機のハードウェア規模の削減が図れると同時に低消費電力化も可能となる。また、本発明の本実施形態は、ピーク対平均電力比(PAPR)が非常に大きいOFDM変調された無線信号の受信機において、特に効果を発揮する。
(第4の実施形態)
図18に本発明の第4の実施形態に係る無線受信機400の基本的な構成を示す。
図1では、受信信号レベル算出器25はADコンバータ18及び20の出力端子に直接接続されているが、図18に示されるように、デジタルフィルタ22及び24の出力端子に接続してもよい。
これによって、デジタルフィルタ22及び24で隣接チャンネルの信号等の干渉成分が除去された後のデジタル信号に基づいて受信信号レベルを算出できるので、より適切にADコンバータ18及び20のAD変換の精度を制御することが期待できる。この構成でも、ADコンバータ18及び20として第1乃至第3の実施形態で示したADコンバータを用いる実施形態が考えられることはいうまでもない。
なお、本願発明は上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。更に、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出されうる。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出されうる。
本発明の第1乃至第3の実施形態に係る無線受信機の基本的な構成を示す図。 本発明の第1の実施形態に係る無線受信機のパイプライン型のADコンバータの構成を示す図。 本発明の第1の実施形態に係るパイプライン型のADコンバータのステージの構成を示す図。 本発明の第2の実施形態に係る無線受信機のフラッシュ型のADコンバータの構成を示す図。 本発明の第2の実施形態に係る無線受信機のフラッシュ型のADコンバータの概念的な構成を示すブロック図。 本発明の第2の実施形態に係るフラッシュ型のADコンバータの入力値とその入力値に対応する出力値での階調精度との関係を示すグラフ。 本発明の第2の実施形態に係るフラッシュ型のADコンバータのコンパレータの動作を間引いたときの入力値と出力階調精度との関係を示すグラフ。 本発明の第2の実施形態に係るフラッシュ型のADコンバータのコンパレータの動作を間引いたときの入力値と出力階調精度との関係を示す別のグラフ。 本発明の第3の実施形態に係る無線受信機のフラッシュ型の非線型ADコンバータの構成を示す図。 加法性白色ガウス雑音(AWGN)環境下における、ADコンバータの出力階調数を変えたときの搬送波対雑音比対パケットエラーレート(CNR-PER)特性を比較したグラフ。 マルチパス(ETSI-Aモデル)環境下における、ADコンバータの出力階調数を変えたときの搬送波対雑音比対パケットエラーレート(CNR-PER)特性を比較したグラフ。 9ビットの出力階調数を有する(線型)ADコンバータの入力値とその入力値に対応する出力値での階調精度との関係を示すグラフ。 ADコンバータの入力値と有効ビット精度7ビットを確保するために必要な出力階調精度との関係を示すグラフ。 本発明の第3の実施形態に係る非線型ADコンバータの入力値とその入力値に対応する出力値での階調精度との関係を示すグラフ。 本発明の第3の実施形態に係る非線型ADコンバータの出力階調の間隔を示す図。 本発明の第3の実施形態に係る非線型ADコンバータの入力アナログ信号と出力コードの関係を示すグラフ。 本発明の第3の実施形態に係る非線型ADコンバータのコンパレータの動作を間引いたときの入力値と出力階調精度との関係を示すグラフ。 本発明の第4の実施形態に係る無線受信機の基本的な構成を示す図。
符号の説明
10…アンテナ、12…ダウンコンバータ、14…可変利得アンプ、16…受信信号強度(RSSI)検出器、18,20…ADコンバータ、22,24…デジタルフィルタ、25…受信信号レベル算出器、26…デジタル復調器、100,400…無線受信機、30〜3i〜3(N−1)…ステージ、300…ステージ選択制御回路、40…S/H(Sample and Hold)回路、42…ADコンバータ(コンパレータ)、44…DAコンバータ、46…減算器、48…増幅器、140、150…抵抗ラダー、C〜C…コンパレータ、142…エンコーダ、146…第1の電源、148…第2の電源、160…コンパレータ選択制御回路。

Claims (5)

  1. 受信したアナログ信号をデジタル信号へ変換するための複数のユニットを備え、前記複数のユニットの中から動作するユニットを選択することによって、出力の階調数を切り替えることが可能なADコンバータと、
    前記ADコンバータに接続され前記ADコンバータが出力するデジタル信号に基づいて受信信号レベルを算出する受信信号レベル算出器とを具備し、
    前記受信信号レベルに基づいて前記複数のユニットの中から動作するユニットを選択することによって前記ADコンバータの出力の階調数を切り替える
    ことを特徴とする無線受信機。
  2. 前記ADコンバータは、前記複数のユニットが入力信号を順次処理する複数のステージであるパイプライン型のADコンバータであって、
    前記受信信号レベルに基づいて前記複数のステージの中から動作するステージを選択することによって前記ADコンバータの出力の階調数を切り替える
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線受信機。
  3. 前記ADコンバータは、前記複数のユニットが入力信号を並列処理する複数の比較器であるフラッシュ型のADコンバータであって、
    前記受信信号レベルに基づいて前記複数の比較器の中から動作する比較器を選択することによって前記ADコンバータの出力の階調数を切り替える
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線受信機。
  4. 前記フラッシュ型のADコンバータは、第1の電源と、前記第1の電源が供給する電圧よりも低い電圧を供給する第2の電源と、前記第1の電源及び前記第2の電源の間に直列接続された複数の抵抗を有して前記複数の比較器の各々に前記入力信号と比較する電位を供給する抵抗ラダーとを備えており、
    前記第1の電源との間に接続されている抵抗の数或いは前記第2の電源との間に接続されている抵抗の数の大きくない方の数がより少ない抵抗ほどその抵抗値が、等しい或いは大きくなるように構成されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の無線受信機。
  5. 前記受信信号レベルは、前記ADコンバータが出力するデジタル信号の強度を所定の期間の間で平均した値である
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線受信機。
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