JP2007264970A - プリント注文システム - Google Patents

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Abstract

【課題】顧客の保有する画像データ群の中から顧客が写真プリント作成対象の画像を選択しやすいようにし写真プリント注文の機会を増加可能なプリント注文システムを提供する。
【解決手段】顧客から提供された画像データ群を保存する画像保存部15と、この画像保存部15に保存されている画像データ群の中から所定条件に基づいて、所定量の画像データ一覧を抽出する画像抽出手段11gと、抽出された画像データ一覧を顧客に提供可能な形態に加工する画像加工手段11hと、加工された画像データ一覧を顧客へ定期的に提供するための画像提供手段11iとを備えている。好ましくは、画像加工手段11hは、画像データ一覧をサーバーに格納されるオンラインアルバムデータの形態に加工する機能を有し、画像提供手段11iは、オンラインアルバムのURLを顧客に電子メールにより送信する機能を備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、顧客が保有する多数の画像データを写真プリントとして注文してもらうためのプリント注文システムに関するものである。
デジタルカメラの普及に伴い、デジタルカメラを用いて写真撮影を行う機会は急速に増加してきている。デジタルカメラにより撮影した画像についても、フィルムカメラと同様に写真プリントとして出力することが可能である。また、デジタルカメラにより撮影された画像は、パソコン内部に取り込むことができ、画像データとしてハードディスクなどの記憶装置に保存される。
一方、インターネットの普及に伴い、インターネットを経由して写真プリントの注文を行なうシステムも知られている。例えば、下記特許文献1に開示されるネットワークフォトサービスシステムは、プリントサービスの注文を受け付けるサービスセンターと、各地域に点在するミニラボをネットワークを介して通信可能とし、ラボサーバに顧客の画像データが保存される。サービスセンターのセンターサーバでは、画像データのプリントが仕上がったことを電子メールにより顧客に知らせるようにしている。このようなシステムを利用すれば、デジタルカメラにより撮影した画像のプリント注文をインターネットを利用して行なえるため顧客には便利なシステムである。
特開2002−214719号公報
以上のシステムにおいては、写真プリントの対象となる画像データについては、顧客自身が選択する必要があるが、パソコン内部に蓄積されている画像データの量が膨大になると、画像の選択を行なう作業も多大な労力を有することになる。特に、デジタルカメラの場合は撮影失敗を気にすることなく撮影をできることから、フィルムカメラの場合と比べると、撮影ショット数も多くなりがちである。従って、パソコン内部に蓄積されていく画像データの数も時の経過と共に増加していく傾向にある。このような画像データについて、全てを写真プリントとして作成するとコストも膨大になり、また、膨大な量の画像データの中から写真プリント作成対象の画像データを抽出する作業も労力を有することから、結果的に、写真プリントの注文を行う機会が減少し、写真店における利益も伸び悩む傾向にあった。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その課題は、顧客の保有する画像データ群の中から顧客が写真プリント作成対象の画像を選択しやすいようにし写真プリント注文の機会を増加可能なプリント注文システムを提供することである。
上記課題を解決するため本発明に係るプリント注文システムは、
顧客から提供された画像データ群を保存する画像保存手段と、
この画像保存手段に保存されている画像データ群の中から所定条件に基づいて、所定量の画像データ一覧を抽出する画像抽出手段と、
抽出された画像データ一覧を顧客に提供可能な形態に加工する画像加工手段と、
加工された画像データ一覧を顧客へ定期的に提供するための画像提供手段と、を備えていることを特徴とするものである。
かかる構成によるプリント注文システムの作用・効果を説明する。画像保存手段は顧客から提供された画像データ群を保存するものである。顧客に提供してもらう形態としては、顧客のパソコンに保存されている画像データ群を写真店側のサーバーにアップロードする方法や、顧客から画像データ群が格納された記録媒体(コンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア(登録商標)、CD−Rなど)で提供してもらう方法がある。いずれにせよ、顧客としては、保有する画像データのすべてを提供するようにすればよく、この段階で画像選択の作業を行う必要がない。写真店側は、この提供された画像データ群の中から所定条件に基づいて、所定量の画像データ一覧を抽出する。所定条件としては、例えば、アップロードされた順番、撮影年月日の古い順などが例としてあげられる。そして、抽出された画像データ一覧を顧客に提供可能な形態に加工する。これは、顧客に抽出された画像データ一覧を見てもらえるようにするためである。画像提供手段は、この加工された画像データ一覧を顧客に定期的に提供する。顧客は、この定期的に提供される画像データ一覧を確認して、写真プリントとして作成したい画像データを選択することができる。画像データ一覧は、全ての画像データ群の中の一部であることから、画像の確認にもそれほど労力を要さずにすむ。また、定期的に(例えば、2週間あるいは1ヶ月に1回)確認をすることができ、時間をかけて写真プリントにしたい画像の選別を行なうことができる。その結果、顧客の保有する画像データ群の中から顧客が写真プリント作成対象の画像を選択しやすいようにし写真プリント注文の機会を増加可能なプリント注文システムを提供することができる。
本発明に係る画像加工手段は、画像データ一覧をサーバーに格納されるオンラインアルバムデータの形態に加工する機能を有し、画像提供手段は、当該オンラインアルバムのURLを顧客に電子メールにより送信する機能を備えていることが好ましい。
この構成によると、送信されてきたURLにアクセスし、抽出された画像データ一覧をインターネット経由でオンラインアルバムとして確認することができる。顧客は、このアルバムにより写真プリントとして作成したい画像を大きな労力を要することなく、選択することができる。
本発明に係る画像加工手段は、画像データ一覧をインデックスプリント作成用のプリントデータに加工する機能を有し、画像提供手段は、このプリントデータを用いてインデックスプリントを作成する機能を有することが好ましい。
この構成によると、画像データ一覧をインデックスプリントの形態で出力する。このインデックスプリントは、例えば、定期的に顧客に郵送される。顧客は、インデックスプリントにプリントされたサムネイル画像を見ることで、写真プリントにしたい画像を容易に確認することができる。
本発明において、前記所定条件及び/又は前記所定量を予め顧客に設定させる設定手段を備えていることが好ましい。
かかる設定手段を設けることで、顧客は、自分の都合のよいタイミングで写真店からの連絡を受けることができ、また、確実にかつ定期的に写真プリントにしたい画像の確認を行なうことができる。
本発明に係るプリント注文システムの好適な実施形態を図面を用いて説明する。図1は、システム全体の構成を示す概念図である。
<プリント注文システム>
写真店には、写真プリントを作成するための写真処理装置1が設置されており、インターネットに接続されている。写真処理装置1は、デジタルの画像データを用いて、ペーパー(写真感光材料)に画像を焼付露光することで写真プリントを作成する装置である。写真処理装置1をインターネットに接続することにより、オンラインで写真プリントの注文を受けることができる。また、写真店においてLANなどのネットワークを組んでいる場合は、そのLANに接続される受付端末2の1つがインターネットに接続される。この受付端末2により、オンラインでの写真プリントの注文を受けることができる。
受付端末2は、種々の記録メディアを装着して、その記録メディアに格納されている画像データを受付端末2内に取り込む機能も有する。写真店を直接訪問した顧客がデジタルカメラで撮影した画像の写真プリントの依頼をする場合には、顧客が自分自身で記録メディアを受付端末2に装着し、受付端末2内に画像データを取り込ませることで、写真プリントの注文受付を行なうことができる。なお、写真処理装置1自身にも記録メディアを装着して画像データを取り込む機能が備えられている。また、現像済み写真フィルムから写真プリントを作成する場合には、写真処理装置1に設けられたフィルムスキャナーにより、写真フィルムに形成されたコマ画像を読み取ることでコマ画像を電子化した画像データを取得する。
顧客の有するパソコン3もインターネットに接続される環境にあり、顧客がデジタルカメラを使用して撮影された画像は、パソコン3内に取り込まれ、所定のフォルダ内に画像データが保存される。すなわち、デジタルカメラに装着される種々の記録メディアには、撮影された画像データが格納されていき、記録メディアの記憶容量には制限があるため、ある程度の画像データが蓄積されると、パソコン3内に取り込んで保存するようにする。記録メディアとしては、コンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア(登録商標)などが例としてあげられる。
サーバー4は、本発明に係るプリント注文システムの主要な機能が搭載されており、顧客はパソコン3を用いてサーバー4にアクセスすることで、オンラインでプリント注文を行なうことができる。すなわち、パソコン3にインストールされているブラウザを用いて、所定のURLにアクセスし、オンラインプリント注文を行なうためのWebページを開くことで、オンラインでの写真プリントの注文手続を行なうことができる。写真プリントの注文対象となる画像データについては、顧客のパソコン3からサーバー4内の所定のフォルダ(URL)にアップロードされることになる。
デジタルカメラの普及に伴い、写真撮影は、フィルムカメラよりもむしろデジタルカメラにより行われるケースが増加してきている。デジタルカメラの場合、フィルムカメラとは異なり、撮影ショット数が増えても、コストに与える影響がフィルムカメラの場合に比べてほとんどないため、デジタルカメラによる撮影ショット数は、フィルムカメラの場合よりも増加する傾向にあるといえる。撮影された画像は、撮影した場所ですぐに確認できるだけでなく、パソコン3内に取り込むことで、パソコン3のモニターでも確認ができる。パソコン3にインクジェットプリンタを接続することで、パソコン3内に取り込んだ画像データを写真プリントとして出力することもできる。
フィルムカメラの場合は、写真フィルムを現像処理して写真プリントを作成する必要があるが、デジタルカメラの場合は必ずしもそのような必要はないため、ショット数が増えているにもかかわらず、デジタルカメラからのプリント注文は、ショット数に比例して増加するという傾向にはない。一方、銀塩の写真プリントは家庭内で使用するインクジェットプリンタに比べると、画質の面で優れているだけでなく、経年変化も少ないという利点があるため、写真店で銀塩の写真プリントを作成したいという要望も潜在的にかなり存在している。
しかしながら、デジタルカメラの場合、撮影ショット数が増加する傾向にあることから、パソコン3内に保存されて蓄積される画像データの数もかなり膨大な量になっているケースが多い。このように膨大な量の画像データ群から、写真プリントにしたい画像データを選択する作業は、多大な労力が必要となっている。従って、デジタルカメラで撮影した画像から写真プリントを作成したいという潜在的な要望はあるものの、それが実際にプリント注文を行うという結果には結びついていない状況である。そこで、本発明に係るプリント注文システムでは、大量の画像データ群がパソコン3内に保存されているような状況下であったとしても、顧客が写真プリントを行うときの労力を軽減できるようなシステムを構築している。以下、そのプリント注文システムの中心的な機能を説明する。
<サーバーの構成>
本発明に係るプリント注文システムの主要な機能はサーバー4に搭載されており、そのサーバー4の機能を図2のブロック図により説明する。
図2において、データ送受信部10は、インターネット経由でデータなどの送受信を行なう機能を有する。制御部11は、CPUなどのハードウェアや、プリント注文システムを実現するためのソフトウェアなどにより構成される。Webページ保存部12には、例えばHTMLにより既述された種々のWebページが保存される。本システムを利用するためには、所定のトップページ(所定のURLを有する)にアクセスする必要がある。
顧客データ保存部13には、本システムを利用する顧客に関するデータが保存される。顧客データとしては、顧客を特定するためのID(識別情報)、パスワード、住所、氏名、電話番号、電子メールアドレスなどが例としてあげられる。写真店データ保存部14には、各写真店に関するデータが保存される。写真店データとしては、写真店を特定するためのID、パスワード、写真店の名称、住所、電話番号、FAX番号、電子メールアドレス、提供するサービスの内容(プリント価格、仕上がり時間など)などが例としてあげられる。画像保存部15は、顧客がパソコン3からアップロードした画像データ群が保存される。保存される画像データ群は、顧客IDと関連付けされた状態で保存される。
次に、制御部11の主要な機能を説明する。データ解析手段11aは、データ送受信部10を介して受信したデータ内容を解析する。例えば、特定のURLの指定があれか否かを解析し、もしあれば、データ処理手段11bは、そのURLに対応したWebページをWebページ保存部12から抽出して、要求元へとWebページデータを送信させる。また、データ解析手段11aが、顧客のパソコン3からアップロードされてきた画像データ群の保存指令であることを解析した場合、データ処理手段11bは、当該画像データ群を画像保存部15に保存させる。データ解析手段11aが、写真店から特定の顧客からのプリント注文にかかる画像データのダウンロードの要求指令であることを解析した場合、データ処理手段11bは、当該画像データ群を画像保存部15から読み出し、注文データと共に画像データを写真店側(図1の写真処理装置1もしくは受付端末2)へとダウンロードさせる。
顧客データ設定手段11cは、本システムを利用したい顧客に関するデータを設定させる機能を提供する。顧客データの例については、先ほど述べた通りである。写真店データ設定手段11dは、先ほど述べた写真店データを写真店側から設定させる機能を提供する。
注文設定手段11eは、オンラインでプリント注文を行なうときの注文データを設定させる機能を提供する。例えば、画像保存部15に保存されている画像データ群のうち、どの画像データについて写真プリントを依頼するのかという画像の指定、プリントサイズ、プリント枚数、写真プリントの受け取り方法、決済方法、依頼を行う写真店の指定などである。これらの注文データは、顧客データの一部として、顧客データ保存部13に保存される。なお、依頼をする写真店に関しては、最初に顧客データを設定するときに同時に指定しておいてもよいし、オンラインでプリント注文を行なう都度、指定できるようにしてもよい。
画像抽出設定手段11fは、顧客が画像保存部15にアップロードした画像データ群の中から特定の画像データを抽出するときの検索条件を設定させる機能を提供する。この検索条件の一例として、一度の抽出処理で何枚の画像データを抽出するのか、抽出するタイミング(例えば、2週間に一度、1ヶ月に一度、月末ごと、など)、どのような順番で画像データを抽出していくのか、などの設定を顧客側で行うことができる。すなわち、顧客の保有する大量の画像データ群をとりあえず、サーバー4の画像保存部15に保存させ、その中から定期的にサーバー側で画像データを抽出していく機能を提供しようとするものである。例えば、1ヶ月に1回50枚の画像データを抽出するように設定することができる。抽出する順序としては、例えば、アップロードされた順番に50枚ずつ、撮影年月日の古い順から50枚ずつなどのように設定することができる。また、枚数を指定せずに、撮影年月日で1ヵ月ごと、のような設定も可能である。例えば、最初の1回目の抽出は、2005年3月に撮影された画像データの全て、2回目の抽出は、2005年4月に撮影された画像データの全て、のような抽出態様である。このように設定された抽出条件も、顧客データの一部として顧客データ保存部13に保存される。
画像抽出手段11gは、画像抽出設定手段11fにより設定された内容に基づいて、画像データの抽出処理を行う。すなわち、抽出するタイミングが到来すると、設定された枚数の画像データを検索して抽出する。
画像加工手段11hは、抽出された画像データ一覧を顧客に提供可能な形に加工する機能を有し、具体的には、WEB上でオンラインアルバムとして閲覧できるようなデータに加工する。画像提供手段11iは、加工された画像データ一覧を定期的に顧客側に提供する機能を有する。具体的には、画像加工手段11hにより加工されたオンラインアルバムを閲覧するためのURLを顧客に提供する。このURLは、電子メールにより顧客のアドレスに送信する形で提供することができる。このような電子メールは、画像抽出設定手段11fにより設定されたタイミングに基づいて、自動的に作成され、顧客のアドレスへ送信される。
従って、顧客はパソコン3にインストールされているメールソフトを起動して、上記URLが既述された電子メールが来ていることを確認すれば、そのURLにアクセスすることで、サーバー4により自動生成されたオンラインアルバムを閲覧することができる。このアルバムで見ることができる画像は、顧客がアップロードした全ての画像データ群ではなく、予め、画像抽出設定手段11fの機能により設定した枚数の画像データのみがアルバム形式で表示される。表示される画像の数は、顧客がその画像の中から写真プリント対象の画像を選択するのに多大な労力を要しない程度の数を予め設定しておけばよい。
先ほど説明した注文設定手段11eの機能を利用して、オンラインアルバムで表示されている画像の中から、写真プリントの注文を行なう画像を選択することができる。
認証手段11dは、顧客がオンラインでプリント注文をしたり、画像データのアップロードを行うときに入力されるIDやパスワードが正しいか否かを認証するための機能である。すなわち、サーバー4に搭載されたプリント注文システムの機能を利用するためには、予め、会員登録を行っておく必要がある。また、写真店においても同じ会員登録を予め行っておく必要があり、写真店が注文データの確認をしたり、プリント注文に係る画像データのダウンロードを行うためには、IDやパスワードが正しいか否かを確認する。
<写真プリント作成までの手順>
次に、写真プリントを作成するまでの手順を図3〜5のフローチャートにより説明する。まず、顧客が行なう作業について図3のフローチャートにより説明する。顧客はパソコン3のブラウザを立ち上げて、オンラインプリント注文を行なうためのトップページにアクセスする(#1)。会員登録が済んでいなければ所定の会員登録手続を行ない(#2,3)、会員登録が済んでおれば、IDとパスワードを入力する(#4)。認証手段11jにより認証された後、パソコン3から画像データ群のアップロードを行う(#5)。アップロードされた画像データ群は、画像保存部15に保存される(#6)。この画像データのアップロードは、その顧客に対して割り当てられた記憶容量に余裕がある限りは、何度でも行なうことができる。従って、顧客は新たに撮影された画像データに関しても追加してアップロードさせることができる。
次に、アップロードされた画像データ群の中から画像データ一覧を抽出するための検索条件を設定する(#7)。つまり、画像データ一覧を抽出するための条件を設定する、例えば、1ヶ月ごとに1回、撮影年月日の古い順番に50枚ずつと設定する。この検索条件の設定については、必ずしもこの段階で行う必要はなく、例えば、会員登録を行なうときに合わせて行なうこともできる。1ヶ月ごとに1回と設定した場合、例えば、最初に画像データ群をアップロードした日を基準として1ヶ月ごとに抽出を行なうことができる。
次に、画像データ一覧の抽出タイミングがきたか否かを判断し(#8)、抽出タイミングが到来した場合、検索条件に従って、画像データ一覧の抽出を行う(#9)。抽出された画像データ一覧に基づいて、オンラインアルバムを作成する処理が実行される(#10)。オンラインアルバム作成処理がなされると、それを閲覧するためのURLを顧客に電子メールで送信する(#11)。これにより、顧客からのアクセスにより、いつでも抽出された画像データ一覧をオンラインアルバムの形式で閲覧できる状態になる。このような、画像データ一覧の抽出は、例えば、1ヶ月毎のように定期的に行われる処理である。
次に、顧客が行なう手順について説明する。パソコン3を立ち上げて電子メールソフトを開く(#20)。送信されてきた電子メールに記載されているURLにアクセスする(#21)。これにより、パソコン3のモニターにオンラインアルバムが表示される(#22)。このオンラインアルバムの構成例を図6に示す。
この表示例では、全部で50枚の画像が抽出されており、そのうち、1画面に表示されるのは12枚となっている。他の画像を見るためには、ページ表示部30をクリックすればよい。表示されている画像は、サムネイル画像であるが、各画像をクリックすれば、拡大された状態の画面表示を見ることができる。なお、表示されている各画像の下には、その画像のファイル名が表示されている。
次に、オンラインアルバムにより表示されている画像の中でプリント注文したい画像があれば、注文手続を行なうための画面に移行する。例えば、図6に示すプリントボタン31をクリックすることで、図7に示すような注文手続を行なうための画面に移行する。この画面において、各画像の下にチェックボックス32が表示されており、これにチェックを入れることで、写真プリントの対象として選択することができる(#23)。なお、エリア33をクリックすれば、全ての画像を一括して選択することができる。また、エリア34をクリックすれば、選択した画像の選択解除を一括して行なうことができる。
画像の選択が終了すると、注文データの設定を行なう(#24)。かかる設定を行うための画面構成例を図8に示す。この画面では、プリントサイズ及びプリント枚数を設定するための画面構成例が示されている。プリントサイズとしては、Lサイズ、2Lサイズ、A4サイズが例としてあげられており、いずれかのボタン35をチェックすることでプリントサイズの設定を行うことができる。プリント枚数は、枚数設定部36において設定する。この設定方法によれば、全ての画像について、同じプリントサイズ及び同じプリント枚数を設定するようにしているが、個々の画像毎にプリントサイズ及びプリント枚数を設定できるように構成してもよい。プリントサイズについては、図示されるサイズ以外についても設定できるようにすることが好ましい。さらに、図示されていないが、プリント注文を依頼する写真店を選択する。なお、写真店を予め設定をしている場合は、改めて設定する必要はないが、かかる場合であっても異なる写真店に依頼したい場合は、この段階で写真店を設定しなおすことができる。また、プリント代金の決済方法や写真プリントの受け取りに関しても設定する。
注文データの設定が完了すると、注文確定処理を行う(#25)。これにより、注文データが顧客データの一部として、顧客データ保存部13に保存される(#26)。また、指定された写真店データ保存部14に対しても、その写真店に対して写真プリントの注文依頼がされたことを示すデータが保存される。また、写真店に対してプリント注文の依頼があったことを連絡するための電子メールが送信される(#27)。
次に、写真店で行なう手順について説明する。注文確認メールを受信すると(#30)、写真店は注文確認用のWebページを開く(#31)。かかるWebページは、予め、写真店毎に設定される。Webページには、例えば、注文のリストが表示され、まだ処理を行っていない注文依頼があれば、それをクリックすることで、その注文にかかる画像データをダウンロードすることができる(#32)。ダウンロードされた画像データは、写真処理装置1内の記憶装置に保存される(#33)。また、注文データについても、画像データと一緒にダウンロードされる。
次に、各画像データについて画像処理を行なう(#34)。これは、例えば、色・濃度の補正を行うなど、より高画質の写真プリントを作成するための作業である。画像処理が終了すると、プリント用画像データが生成され(#35)、ペーパー(写真感光材料)に画像が焼付露光される(#36)。画像が焼付露光されたペーパーは、現像処理及び乾燥処理が施され(#37)、写真プリントが作成される(#38)。その後、顧客に対して電子メールやその他の手段により、プリント処理が完了したことが連絡される(#39)。完成した写真プリントは、顧客が写真店を訪問して取りに来るか、写真店から顧客側へ適宜の手段で発送される。
以上の構成によれば、顧客はオンラインアルバムを閲覧し、その中からプリント注文したい画像を選択することができ、大きな労力を要することがない。上記の例では、オンラインアルバムにより表示される画像枚数は50枚に設定されており、比較的短時間でプリント注文したい画像の選択作業を終えることができる。このように定期的に決まった枚数の画像をオンラインアルバムで確認することができ、着実にプリント注文したい画像を決めていくことができる。また、顧客は、どのような画像がオンラインアルバムで表示されるのかという楽しみや懐かしさを感じることができるという利点もある。さらに、写真店では、パソコン3内に死蔵されていた画像データのプリント注文を受けることができ、プリント注文が増加することによる利益を享受することができる。
<別実施形態1>
次に、プリント注文システムの別実施形態について説明する。上記説明したシステムにおいて、顧客のパソコン3から画像データをアップロードする作業は、顧客自身の操作により行なわれるのが基本である。また、新たに画像データをパソコン3に取り込んだ場合、再度アップロードを行う必要がある。このアップロードを予め設定されたサーバー4に対して自動的に行なわれるようにしてもよい。例えば、パソコン3内にアップロード用のフォルダを作成し、アップロードの対象となる画像データは、このフォルダに保存するようにする。各画像データについては、アップロード済みか否かの付帯情報が付与されている。そこで、アップロードをしていない画像データがフォルダ内に保存されていることが検出されると、自動的にその画像データをサーバー4にアップロードさせる。
この構成によると、顧客がデジタルカメラで新たに撮影した画像データを当該フォルダに保存させると、その画像データは自動的にサーバーへアップロードされる。これにより、顧客のアップロードするための作業を簡素化することができる。従って、顧客が画像データのアップロードをし忘れるという事態をなくすことができ、また、画像データのアップロードを済ませたのかどうかということで無駄な考慮を払わなくても済む。
<別実施形態2>
さらに、プリント注文システムの別実施形態について説明する。図2に示すシステムでは、画像加工手段11hはオンラインアルバムにより顧客に画像データ一覧を提供するものであった。オンラインアルバムに代えて、あるいは、オンラインアルバムの提供と合わせて、インデックスプリントの形態で顧客に画像データ一覧を提供することができる。インデックスプリントとは、画像を小さなサイズのサムネイル画像として並べた状態でプリントしたものであり、その作成例を図9に示す。
かかる場合、画像加工手段11hは、画像抽出手段11gにより抽出された画像データを加工して、インデックスプリントを作成するためのプリントデータを作成する。この場合、画像提供手段11iの機能は、写真処理装置1に設けられることになり、写真店は、作成されたプリントデータをサーバー4からダウンロードして、インデックスプリントを作成することになる。
作成されたインデックスプリントは、写真店から顧客側へ配送されるか、顧客が写真店を訪問してインデックスプリントを受領する。顧客は、インデックスプリントを見て写真プリントしたい画像があるか否かを判断し、プリント依頼したい画像があれば、インデックスプリントに形成されているチェックボックス20にチェックを入れる。チェックし終わったら、そのインデックスプリントを写真店に手渡し、写真プリントの注文を行なうことができる。また、インデックスプリントにプリント枚数やプリントサイズを指定できるような記入欄も合わせて形成するようにしてもよい。
<別実施形態3>
さらに、別実施形態について説明する。図2に示すシステムでは、顧客のパソコン3から画像データ群をサーバー4にアップロードするように構成されている。これに代えて、パソコン3内にある画像データ群を顧客側で記録媒体に書き込み処理し、この記録媒体を写真店に持参するようにしてもよい。記録媒体としては、CD−Rが一般的であるが、DVD―RAMなどの他の記録媒体を用いてもよい。
写真店では、顧客から受け取った記録媒体に記録されている画像データ群を図2に示すようなサーバー4にアップロードすることができる。サーバー4により行われる処理は、前述の通りであり、画像データ一覧を閲覧するためのURLが顧客に電子メールで送信される。あるいは、インデックスプリントにより提供する形でもよい。
また、写真店において記録媒体で画像データ群を受け取る場合は、図2に示すサーバー4の機能を写真処理装置1や写真処理装置1に接続される端末内部に構築してもよい。
プリント注文システムの全体の構成を示す概念図 サーバーの主要な機能を示すブロック図 写真プリント作成までの手順を示すフローチャート 写真プリント作成までの手順を示すフローチャート 写真プリント作成までの手順を示すフローチャート オンラインアルバムの表示画面の構成例を示す図 注文手続を行なうための表示画面の構成例を示す図 注文手続を行なうための表示画面の構成例を示す図 インデックスプリントの作成例を示す図
符号の説明
1 写真処理装置
2 受付端末
3 パソコン
4 サーバー
10 データ送受信部
11 制御部
11a データ解析手段
11b データ処理手段
11c 顧客データ設定手段
11d 写真店データ設定手段
11e 注文設定手段
11f 画像抽出設定手段
11g 画像抽出手段
11h 画像加工手段
11i 画像提供手段
11j 認証手段
12 Webページ保存部
13 顧客データ保存部
14 写真店データ保存部
15 画像保存部

Claims (4)

  1. 顧客から提供された画像データ群を保存する画像保存手段と、
    この画像保存手段に保存されている画像データ群の中から所定条件に基づいて、所定量の画像データ一覧を抽出する画像抽出手段と、
    抽出された画像データ一覧を顧客に提供可能な形態に加工する画像加工手段と、
    加工された画像データ一覧を顧客へ定期的に提供するための画像提供手段と、を備えていることを特徴とするプリント注文システム。
  2. 画像加工手段は、画像データ一覧をサーバーに格納されるオンラインアルバムデータの形態に加工する機能を有し、画像提供手段は、当該オンラインアルバムのURLを顧客に電子メールにより送信する機能を備えていることを特徴とする請求項1に記載のプリント注文システム。
  3. 画像加工手段は、画像データ一覧をインデックスプリント作成用のプリントデータに加工する機能を有し、画像提供手段は、このプリントデータを用いてインデックスプリントを作成する機能を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のプリント注文システム。
  4. 前記所定条件及び/又は前記所定量を予め顧客に設定させる設定手段を備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のプリント注文システム。
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