JP2007264373A - インモールド成形容器用ラベルおよびインモールド成形容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】プラスチック成形用の金型内に、印刷加工等が施されたラベルを挿入し、成形と同時に成形品に貼り付けるインモールド成形容器用ラベルおよびインモールド成形容器に関する。詳しくはインモールドラベル方式の成形で作製されるカップ状容器であって、容器としての性能に優れると共に、特に意匠性、装飾性に優れたインモールド成形容器用ラベルおよびインモールド成形容器に関する。
【解決手段】プラスチック成形用の金型内に印刷加工あるいは装飾加工が施されたラベル材を挿入し、成形と同時に貼り付けるインモールド成形容器用ラベルであって、前記該ラベルは少なくとも印刷基材層1、ホログラム形成層4、断熱基材層9を順次に積層してなる積層材料により形成されていることを特徴としたインモールド成形容器用ラベル。
【選択図】図5

Description

本発明は、プラスチック成形用の金型内に、印刷加工等が施されたラベルを挿入し、成形と同時に成形品にラベルを貼り付けるインモールド成形容器用ラベルおよびインモールド成形容器に関する。詳しくはインモールドラベル方式の成形で作製されるカップ状容器であって、容器としての性能に優れると共に、特に意匠性、装飾性に優れたインモールド成形容器用ラベルおよびインモールド成形容器に関する。
従来、各種飲料やデザート食品などを密封包装するカップ状容器としては、容器の保形性がよく強度に優れることからプラスチックの成形によるカップ状容器が多く用いられている。
そして、このようなカップ状容器にも、内容物に関する表示事項や絵柄などの印刷を施す必要があり、通常は容器周壁の外周面に、(1)カップ容器の寸法や形状に対応して専用の印刷機を作製して直接印刷する方法、或いは、(2)印刷したラベルをラベリング装置等を用いて貼着する方法などが行なわれていた。
しかし、(1)の直接印刷する方法では、印刷デザインがイラスト調など比較的簡単で色数も少ない場合は問題がないが、写真調など、多色のカラー印刷の場合は、印刷の見当精度が不足し、美しい印刷物を得られないという問題があった。
また、(2)の印刷したラベルを貼着する方法では、印刷上の問題はないが、特に容器がテーパー付きのカップ状容器の場合など、貼り位置のズレが生じ易く、また、貼着されたラベルと容器の一体感が乏しく、高級感に欠ける問題があった。
このような問題から、印刷したラベルを成形の金型内に挿入して樹脂を射出したり、またはシートを加熱して、容器周壁の外周面に印刷または装飾加工されたラベルを一体化させて成形を行うインモールドラベル成形法が行われるようになっている。
前記インモールドラベル成形は、ブロー成形、延伸ブロー成形、射出成形、圧空成形、真空成形等、プラスチック成形品の表面加飾技術の一つとして知られ、また、使用されている。
前記射出成形用インモールド成形法は図10に示すように雄金型101と雌金型102およびゲート104とゲート孔105が施されている底金型103(雌金型102とゲート104およびゲート孔105が施されている底金型103が一体型に形成されているものも使用されている。)から射出成形用金型100が形成されている。
更に図11に示すように予め印刷および裁断されたラベル106をラベルフィールド部(図には示していないが)に供給し、1ショット毎に雌金型102内にラベルが供給される。
また、雌金型102内にラベルを供給する方式は上記の他、予め印刷等されているラベル原反をラベル裁断機等で裁断しながらラベル106を製造すると共にこれを1ショット毎に雌金型102内に供給する方式もある。
また、雌金型102内にラベルが供給されると図12に示すように雄金型101が上方
から降下してラベル106が供給されている雌金型102内に挿入される。そして、図13に示すように底金型103に形成されているゲート104およびゲート穴105を通じて溶融されている熱可塑性樹脂がキャビティに注入された後、雄金型101が上方に上昇する。
そして、インモールド射出成形加工100が終了し、キャビティ内からインモールド射出成形加工100された図14に示すようなインモールド射出成形品110が取り出される。
また、インモールドブロー成形法はダイレクトブローインモールド成形法と延伸ブローインモールド成形法があり、さらにダイレクトブローインモールド成形法にはロータリーブロー方式とレシプロブロー方式がある。
また、延伸ブローインモールド成形法にはコールドパリソン方式とホットパリソン方式があるがコールドパリソン方式の場合インモールドラベル成形の際に、成形サイクルが大幅に低下するために採用されていない。
インモールドブロー成形法は上記のようにダイレクトブローインモールド成形法と延伸ブローインモールド成形法があるが、延伸ブローインモールド成形の加工工程は基本的にはダイレクトブローインモールド成形の場合と同一である。
また、インモールドブロー成形の加工工程は図15に示すように金型109が開口され、上部からパリソン108が押し出されている間に図には示していないがインサーターによりラベル106が金型109内に供給される。
そして、パリソン108が所定量押し出された後、開口していた金型109が密封され、さらにパリソン108の内側から空気が送入され金型109の内側形状にパリソン108が形成されると同時に金型内に供給されていたラベル106と貼り付けられる。
さらに、金型内でインモールドブロー成形加工300された加工品が冷却された後、金型109の開口によりインモールドブロー成形品301取り出される。
また、インモールド真空成形法は図16〜図20に示すような加工工程によってインモールド真空成形品が作製されている。図16に示すように熱可塑性樹脂より形成されているプラスチックシート112を加熱部111の輻射熱で加熱する。
そして、加熱している間に図には示していないがインサーターによりラベル106が図17に示すように輻射熱で加熱されたプラスチックシート112が真空吸引されるために多数の小孔114が形成されている型113内に供給される。
さらにプラスチックシート112が加熱部の輻射熱で加熱され軟化し始めると加熱部111がプラスチックシート112と共に降下し、加熱により軟化したプラスチックシート112を図18に示すように型113面に押しつける。
さらに図19に示すように型113の底部に形成されている多数の小孔114からの吸引により加熱により軟化しているプラスチックシート112が賦形されると同時に型113内に供給されていたラベル106と貼り合わされる。
そして、インモールド真空成形加工400された成型加工品が冷却された後、図20に示すように加熱部111が上昇しインモールド真空成形品が型113から取り出され、イ
ンモールド真空成形加工400が終了する。
また、インモールド真空成形加工400が終了した後、さらにプラスチックシートからインモールド真空成形加工400されたインモールド真空成型品が打ち抜き加工機等で所定の形状に打ち抜かれる。
このような成形法で作製されるインモールドラベル容器では、ラベルに印刷などの装飾加工を行なえるため、多色のカラー印刷なども精度よく印刷することができる。
そして、そのラベルをカップ状容器などの周壁の外周面に一体化して成形できるので、意匠性に優れると共に、ラベルを接着剤などで貼着した容器と比較して、より高級感に優れた容器を製造することができる。
さらに、意匠性や装飾性に優れ、且つ、高級感に優れたホログラムラベルを用いたて射出成形するインサート成形用ホログラムフィルムが知られている。(例えば、特許文献1参照。)。また、カップ状容器にホログラムラベルを射出成形でインサート成形したインモーロドラベル容器も知られている。
以下に先行技術文献を示す。
特開2005−3853号公報
しかしながら、前記ホログラムラベルはラベルを作製する工程が煩雑であるために製造コストが上昇するという問題がある。そして、さらに大きな問題として、インサート成形時の位置ズレ等の原因となるカールが発生する。
本発明は、このような従来技術の問題点を解決しようとするものであり、インサート成形時のカール発生がなく、且つ、製造工程が煩雑でなく、容易で、コストが低減できる。そして、射出成形だけでなく、ブロー成形、延伸ブロー成形、圧空成形、真空成形等、プラスチック成形加工に使用できる、優れた性能を備えたインモールド成形容器用ラベルおよびインモールド成形容器を提供することを目的とする。
上記問題点を解決するために、本発明の請求項1に係る発明は、
プラスチック成形用の金型内に印刷加工あるいは装飾加工が施されたラベル材を挿入し、成形と同時に貼り付けるインモールド成形容器用ラベルであって、前記該ラベルは少なくとも印刷基材層、ホログラム形成層、断熱基材層を順次に積層してなる積層材料により形成されていることを特徴としたインモールド成形容器用ラベルである。
次に、本発明の請求項3に係る発明は、
前記ホログラム形成層が、溶融押出法でホログラム形成用樹脂を溶融した直後に、該ホログラム成形用樹脂の表面にインライン方式でエンボスが形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のインモールド成形容器用ラベルである。
次に、本発明の請求項4に係る発明は、
前記光反射層が金属、金属酸化物又は無機酸化物の蒸着薄膜からなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のインモールド成形容器用ラベルである。
次に、本発明の請求項5に係る発明は、
前記印刷基材層と断熱基材層を形成する樹脂の比重が共に1以上であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載のインモールド成形容器用ラベルである。
次に、本発明の請求項6に係る発明は、
前記印刷基材層と断熱基材層が共にMD方向2%以下、TD方向1%以下であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載のインモールド成形容器用ラベルである。(150℃ 30分保持、JIS C−2318に準拠)。
次に、本発明の請求項7に係る発明は、
請求項1乃至6記載のいずれか1項記載のインモールド成形容器用ラベル用いてカップ状容器を成形したことを特徴とするインモールド成形容器である。
次に、本発明の請求項8に係る発明は、
前記カップ状容器の樹脂が、ポリスチレン系樹脂またはポリプロピレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂であることを特徴とする請求項7に記載のインモールド成形容器である。
本発明のインモールド成形容器用ラベルおよびインモールド成形容器は、以上の構成からなるので、該ラベル材は印刷基材層と断熱基材層を形成する樹脂の比重と、加熱収縮率を限定することにより、ホログラム形成層、詳しくはホロトーン基材層由来の保存環境変化によるカール状態の変化を抑制できる。そして、アイキャッチ性に優れたホログラム表現ラベルが可能である。
また、本発明のインモールド成形容器用ラベルは、射出成形だけでなく、ブロー成形、延伸ブロー成形、圧空成形、真空成形等、プラスチック成形加工で使用できる。そして、意匠性、装飾性に富んだインモールド成形容器が作製される。
本発明のインモールド成形容器用ラベルはカールがない。そして、インモールド成形容器のラベル位置のズレが低減され、且つ、生産効率を上昇することができる。
以下に、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明のインモールド成形容器用ラベルの一実施例の断面を示す断面図である。また、図2は本発明のインモールド成形容器用ラベルの他の一実施例の断面を示す断面図である。
図1に示すように、本発明に係るインモールド成形容器用ラベルは、合成樹脂フィルムからなる印刷基材層1、ホログラム形成層基材4、断熱基材層7が順次に積層してなる積層材料により形成されている。
また、図2に示すように、印刷基材層1とホログラム形成層基材4との接着性を考慮して、該印刷基材層1と該ホログラム形成層4の間に接着層5を設けることもできる。
また、図1または図2に示すように印刷基材層1は合成樹脂フィルムからなる基材2の裏側面に絵柄や文字などの印刷層3が形成されている。
前記印刷層3は図には示していないが、合成樹脂フィルムからなる基材2の表側面に設けても良い。そして、該基材2の表側面に設ける場合は、さらに印刷層3を保護するための保護層(図には示していない)を必要に応じて設けることもできる。
該印刷層3を形成する印刷インキは、インキに色彩を与える顔料や染料からなる色材と該色材を微細な粒子に分散・保持しつつ、被印刷体に固着させる樹脂と該樹脂を安定して溶解する。
そして、色材の分散性、インキの流動性を保持し、且つ、印刷の版からインキの適正量を転移できる溶剤とから構成されるビヒクル、更に色材の分散性、発色性向上や沈殿防止、流動性の改良を目的に界面活性剤などからなる助剤から形成されている。そして、特に色材は、耐熱性、耐候性の良い顔料が好ましい。
また、印刷方式はグラビア印刷方式、フレキソ印刷方式、シルクスクリーン印刷方式などを用いることができる。そして、美麗な印刷を施すのには、グラビア印刷方式が好ましい。
前記合成樹脂フィルムからなる基材2は、透明性、剛性(引張り強度、破裂強さなどの力学的強さ)、表面の平滑性、作業性(インサート成形性など)、商品性(印刷適性など)、経済性(価格など)、安全・衛生性(無毒、易廃棄性など)が満足されれば特に種類に制約はない。
例えば、ポリプロピレンフィルム(PP)、ポリアミドフィルム(Ny)、ポリエチレンテレフタレートフィルム(PET)などを挙げることができるが、ポリプロピレンフィルム(PP)の内、ニ軸延伸ポリプロピレンフィルム(OPP)は熱による収縮が大きく、また未延伸ポリプロピレンフィルム(CPP)は透明性が良くなく、ポリアミドフィルム(Ny)も透明性が良くないので、透明性、耐熱性、剛性などに優れたポリエチレンテレフタレートフィルム(PET)を使用することが好ましい。
さらに、前記樹脂の中でも比重が1以上、熱収縮率がMD方向2%以下、TD方向1%以下(150℃ 30分保持、JISC−2318に準拠)のものを用いることによりカールが減少できる。
また、前記合成樹脂フィルムからなる基材2の厚みは、強度、剛性などについて必要最小限に保持され得る厚さであればよい。そして、厚すぎるとコストが高くなり、薄すぎると強度、剛性などが低下して好ましくないので12μm〜125μm程度、好ましくは25μm程度が望ましい。
次に、前記ホログラム形成層4は、図1または図2に示すように微小な凹凸の面に隣接して光反射層5が形成されている。
前記ホログラム形成層4の樹脂6は、例えば、低密度ポリエチレン樹脂、中密度ポリエチレン樹脂、高密度ポリエチレン樹脂、線状低密度ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸メチル共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、メチルペンテンポリマー樹脂、ポリブテンポリマー樹脂、ポリエチレンまたはポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂をアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマール酸、イタコン酸などの不飽和カルボン酸で変性した酸変性ポリオレフィン樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、ポリビニル系樹脂、その他の公知の熱可塑性樹脂樹脂から任意に選択して使用することができる。
また、不飽和ポリエステル樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン(メタ)アク
リレート、エポキシ(メタ)アクリレート、ポリオール(メタ)アクリレート、メラミン(メタ)アクリレート、トリアジン(メタ)アクリレートなどの熱硬化性樹脂、或いはこれらの混合物、さらにはラジカル重合性不飽和基を有する熱成形性物質などが挙げられる。
そして、溶融押出加工ができ、かつ、ホログラム用スタンパーでプレスした時に凹凸状にエンボスされるものであれば良い。その厚みは加工性、経済性を考慮すると5μm〜200μmの範囲のものが利用できる。
上術のように、ホログラムの凹凸状が形成することが可能な安定性を有するものであれば、いずれのものであっても良いが、成形加工性、成形保持性、コストなどから任意に選択して使用することができる。
また、ホログラム画像は、特に限定されないが、例えば微小な凹凸により像を表現するエンボスタイプが好ましい。
そして、前記ホログラム形成層の表面に接着性向上の為にアンカーコート処理、コロナ処理、プラズマしょりなどの前処理を施しても良い。
次に、ホログラム形成層4の樹脂6上側表面の凹凸状に隣接して形成される光反射層5は、光を反射させ、エンボスホログラムを明瞭化させると共に保護するために積層され、金属蒸着薄膜や透明な蒸着薄膜から形成される。
前記金属蒸着薄膜は表面反射率の高い材料を使用するのが好ましく、銅、錫、金、銀、ステンレス、アルミニウム及びこれらの合金材料が使用される。
また、透明な蒸着薄膜の材料としては、ホログラム形成層に使用した樹脂の屈折率との差がおおきいものが好ましく、例えば酸化チタン、酸化珪素、酸化錫、酸化亜鉛、酸化インジウム、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、硫化亜鉛、硫化カドミウムなどの屈折率が高いものが良い。
また、上記のほかにフッ化アルミニウム、フッ化マグネシウム、フッ化カルシウム、フッ化セリウム、二酸化チタン、二酸化ジルコニウム、二酸化セリウム、酸化タンタルなどが挙げられるが、透明性、加工性、コスト面などから二酸化珪素が好ましい。
前記光反射層5は、例えば、物理気相成長法、または、化学気相成長法、あるいは、その両者を併用して、無機酸化物の蒸着膜層の1層からなる単層膜あるいは2層以上からなる多層膜または複合膜を形成して製造することができる。
前記無機酸化物としては、基本的に金属の酸化物ならば使用可能であり、例えば、珪素、アルミニウム、マグネシウム、カルシウム、カリウム、セリウム、錫、ナトリウム、ホウ素、チタン、鉛、ジルコニウム、イットリウム、インジウム、タンタルなどの酸化物を使用することができる。
前記、物理気相成長法による無機酸化物の蒸着膜としては、例えば、真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレ−ティング法、イオンクラスタ−ビ−ム法等の物理気相成長法(Physical Vapor Deposition法、PVD法)を用いて無機酸化物の蒸着膜を形成することができる。
また、酸化アルミあるいは酸化珪素等の金属の酸化物を原料とし、これを加熱して基材
フィルム面に蒸着する真空蒸着法、または、原料として金属または金属の酸化物を使用し、酸素を導入して酸化させて基材フィルム面に蒸着する酸化反応蒸着法、さらに酸化反応をプラズマで助成するプラズマ助成式の酸化反応蒸着法等を用いて蒸着膜層を形成することができる。
前記蒸着材料の加熱方式としては、例えば、抵抗加熱方式、高周波誘導加熱方式、エレクトロンビ−ム加熱方式(EB)等にて行なうことができる。
前記無機酸化物の蒸着膜層の膜厚としては、使用する金属、または金属の酸化物の種類等によって異なるが、例えば、50〜4000Å位、好ましくは、100〜1000Å位の範囲内で任意に選択して、ポリエチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリビニルアルコール等のフィルムないしシートの、表裏面のいずれかの面に形成することができる。
また、前記化学気相成長法による無機酸化物の蒸着膜としては、例えば、プラズマ化学気相成長法、熱化学気相成長法、光化学気相成長法等の化学気相成長法(Chemical Vapor Deposition法、CVD法)等を用いて無機酸化物の蒸着膜を形成することができる。
そして、具体的には、ホログラム形成樹脂6の上側表面の微少な凹凸状の面に、有機珪素化合物等の蒸着用モノマ−ガスを原料とし、キャリヤ−ガスとして、アルゴンガス、ヘリウムガス等の不活性ガスを使用する。
さらに、酸素供給ガスとして、酸素ガス等を使用し、低温プラズマ発生装置等を利用する低温プラズマ化学気相成長法を用いて酸化珪素等の無機酸化物の蒸着膜を形成することができる。
前記低温プラズマ発生装置としては、例えば、高周波プラズマ、パルス波プラズマ、マイクロ波プラズマ等の発生装置を使用することができる。そして、高活性の安定したプラズマを得るためには、高周波プラズマ方式による発生装置を使用することが望ましい。
また、無機酸化物の蒸着膜に使用する金属、または金属の酸化物としては、1種または2種以上の混合物で使用し、異種の材質で混合した無機酸化物の蒸着膜を構成することもできる。そして、光反射層5に積層される厚みは5〜500nmの範囲が好ましい。
また、図には示していないが光反射層5の上側表面に保護層を設けることもできる。そして、保護層と印刷基材層が積層される。
前記保護層としては、耐熱性がある樹脂ならば特に制約されないが、例えばポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)、ポリイミド樹脂(PI)、ポリカーボネート樹脂(PC)、ポリアミド樹脂(Ny)、ポリアセタール樹脂、フッ素樹脂、ポリフェニレンスルフィド樹脂(PPS)、ポリエーテルスルホン系樹脂(PES)、ポリエーテルケトン系樹脂(PEK)、ポリアリレート樹脂(PAr)などを挙げることができる。そして、透明性、加工性、コスト面などからポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)が好ましい。
また、該保護層の厚みは、15μmから50μmであることが好ましいが、加工性、コスト面などを考慮すると、30μmから80μmの範囲であることが望ましく、更には30μmから50μmが好ましく使用される。
また、ホログラム形成層4の樹脂6上側表面の微小な凹凸は図4に示すような公知のシ
ングル型押し出しラミネーター機80で成される。
そして、図3あるいは図4に示すようにホログラム形成層4の樹脂6の表面に冷却ロール22外周面に設けられているエンボスホログラムスタンパー23で微小な凹凸(エンボスホログラム24)が形成されると同時に断熱基材層7が積層される。
エンボスホログラム24を形成するシングル型押しラミネート機80は、図4に示すように断熱基材層7が繰り出される巻き出し部19と、アンカー剤を塗工するアンカー塗工部31と、塗工されたアンカー剤を乾燥する乾燥部32と、プレスロール18と冷却ロール22が設けられている冷却ロール部21と、冷却ロール部21の上方に繰り出された断熱基材層7と積層するホログラム形成層4の樹脂6を溶融し、成膜降下させる押し出し機26およびTダイ25と、積層と同時にエンボスホログラムが形成される。
そして、冷却されたエンボスホログラムフィルム10を巻き取る巻き取り部17が具備されている。
また、図3に示すように巻き出し部19から繰り出された、断熱基材層7はアンカー剤等が塗工されて、さらに乾燥された後、冷却ロール部21の上方に設けられている、押し出し機26のTダイ25から溶融したホログラム形成層4の樹脂6が冷却ロール部21方向に成膜降下し、積層される。
そして、同時に、プレスロール18とエンボスホログラムスタンパー23が外周面に形成されている冷却ロール22によりホログラム形成層4の樹脂6の表面にエンボスホログラム24が形成される。さらに冷却されて、ホログラム形成層4と断熱基材層7の積層材料が作製される。
前記断熱基材層7の基材は、特に限定されないが、熱可塑性樹脂、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸メチル共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、メチルペンテンポリマー、ポリブテンポリマー、ポリエチレンまたはポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂をアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマール酸、イタコン酸などの不飽和カルボン酸で変性した酸変性ポリオレフィン樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、ポリビニル系樹脂等などのフィルムが使用される。
そして、成形される樹脂等との接着性、密着性、平滑性の良い樹脂が好ましい。特に樹脂の中でも比重が1以上、熱収縮率がMD方向2%以下、TD方向1%以下(150℃ 30分保持、JISC−2318に準拠)のものがより好ましい。そして、適宜の形状のラベルに形成された際にカール等が発生し難くなる。
前記断熱基材層7の基材は、樹脂の他、合成紙またはプラスチック積層フィルムないしシート等を用いることができる。そして、成形物との接着性を向上させるために断熱基材層7の基材の裏側面に図には示していないが接着層を設けても良い。
前記接着層は成形される樹脂と接着するものであれば特に限定されないかが、成形方法が射出成形の場合には射出する樹脂と同じ樹脂のプラスチックフィルムや、エチレン・酢酸ビニルを含有するポリエチレン等の接着性を有する樹脂が共押し出し加工あるいはコーティング加工されたプラスチックフィルムないしシート等が使用できる。
また、ダイレクトブローインモールド成形あるいは延伸ブローインモールド成形またはインモールド真空成形の場合には接着層にアクリル系、セルロース系、ビニル樹脂系、変成ワックス系などの感熱接着剤を全面あるいは部分的に塗工させることもできる。
また、塗工される形状も帯状、格子縞状あるいはドット状に形成させることができる。そして、塗工する際は、ロールコーター、エアナイフコーター、グラビアコーター、メタリングバーコーター、ファウンテンブレードコーター、ベベルブレードコーター、ショート・ドゥエルコーターあるいはカーテンコーター等、特に限定されないがいずれかの適宜の塗工機を用いて形成することができる。
また、該印刷基材層1と該ホログラム形成層4と該保護層7との積層は接着強度を向上させるために接着層を設けることもできる。そして、例えば、ウエットラミネーション法、ドライラミネーション法、無溶剤型ラミネーション法、溶融押出しラミネーション法、Tダイ押し出し成形法、Tダイ共押し出しラミネーション法、インフレーション法、共押し出しインフレーション法等によって形成される。
前記ドライラミネーション法とは、例えば、該印刷基材層1の積層面または該ホログラム形成層4の積層面に、接着剤溶液を塗布し、乾燥直後に接着剤表面が未硬化で多少粘着性(タック)を帯びている状態時に該ホログラム形成層4の積層面を加圧接着させて巻き取る。そして、接着剤の硬化で積層される。
前記接着剤は通常、少なくとも主剤と硬化剤とからなる公知のドライラミネーション用接着剤が使用できる。
前記主剤は芳香族カルボン酸、脂環式カルボン酸、脂肪族カルボン酸、不飽和カルボン酸等の酸類とそのエステル化合物およびラクトン類、例えば、β―プロピオラクトン、γ―ブチロラクトン、δ−バレロラクトン、ε―カプロラクトン等から選ばれた1乃至3種の化合物と、1乃至3種のグリコール類、例えば、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリエチレングリコール、3−シクロヘキサンジメタノールグリコール、ダイマー酸還元グリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等との反応によりできるポリエステルレジン、または、該ポリエステルレジンをジイソシアネートにより伸長してなるポリエステルウレタンジオールレジン等からなる。
そして、前記硬化剤トリメロールプロパンのジイソシアネート類、例えば、イソホロンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート、ヘキサンメチレンジイソシアネート、水素添加キシリンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート等付加体、もしくは該ジイソシアネート類のビューレット体もしくは三量体等からなる。
また、前記溶融押出しラミネーション法で該印刷基材層1と該蒸着層5と該保護層を積層することもできる。そして、積層する際の樹脂は接着強度を向上させる樹脂などであれば特に制約されないが、例えば、ポリエチレンテレフタレート樹脂、酢酸ビニル樹脂、アクリル樹脂、酢酸ビニル−アクリル共重合体樹脂、酢酸ビニル−塩化ビニル共重合体樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、エチレン−アクリル共重合体樹脂、ポリアミド樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポリビニルアルコール、ポリウレタン樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂、レゾルシノール樹脂、エポキシ樹脂、天然ゴム、クロロプレンゴム、ニトリルゴム、ウレタンゴム、SBR、再生ゴム、ブチルゴム、SBS、SISなどが挙げられるが、耐熱性、加工性、コスト面などからポリエチレンテレフタレート樹脂が好ましい。
そして、積層する際には、接着性を良くするためにコロナ処理あるいはオゾン処理、フレーム処理等の処理が積層される面に施される。
次に、本発明のインモールド成形容器用ラベルが貼り合わされる成形品に使用される樹脂は熱によって溶融し、ヒートシール性を有する熱可塑性樹脂ならば特に制約されない。例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸メチル共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、メチルペンテンポリマー、ポリブテンポリマー、ポリエチレンまたはポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂をアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマール酸、イタコン酸などの不飽和カルボン酸で変性した酸変性ポリオレフィン樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、ポリビニル系樹脂など公知の樹脂が用いられる。
また、これらの熱可塑性樹脂の中でも、作業性、経済性あるいは成形される成形品に収納される収納物の品目・原料・内容、または収納物の保存期間、保存方法、流通条件などなどによって成形品に使用される樹脂が適宜選択される。
さらに、適宜の樹脂が選定されると同時に成形品に要求される品質、耐性、使用条件などによって副資材である可塑剤あるいは酸化防止剤、紫外線吸収剤等の安定剤、または無機顔料、有機顔料、界面活性剤、老化防止剤、離型剤、染料なども適宜選定され、使用される樹脂と均一に攪拌された後に押出機等により形成される。
また、上記、使用される副資材は通常公知のものが用いられる。例えば、容器を着色する場合にはカラードペレット(着色ペレット)、マスターバッチ、ドライカラー等が用いられる。
また、マスターバッチは着色する樹脂と同種の材料にあらかじめ顔料を高濃度に分散させてあるもので、計量しやすく、取り扱いやすいために広く使用されている。
また、ドライカラーは粉末状のものを表面処理して分散性を向上させたもので、ポリエチレン(PE)、ポリスチレン(PS)、ポリアミド(PA)アクリル樹脂などに用いられている。
さらに、プラスチックは、一般に電気絶縁性が非常に優れているために、摩擦したり、重ね合わせたりすると容易に帯電が起こる。その結果ゴミが付着して美観を損ねたり、製造現場では作業者に電撃を与え、時には火災を起こすこともある。
そのようなことを防止するために用いられるのが帯電防止剤である。そして、その選択に際しては、成形される成形品の収納物、成形品に使用される樹脂、成形条件などの違いが考慮される。
また、使用方法には練り込み型と塗布型があるが、防止効果の持続性では練り込み型の方が優れている。そして、公知の帯電防止剤としては、非イオン系、カチオン系のものが主に使用されている。
また、紫外線吸収剤は紫外線(400nm以下の光)エネルギーを吸収し、吸収剤分子の内部変化にそれを消費してしまって、ポリマーにエネルギーを及ぼさないために用いられる。
次に、真空成形法または圧空成形法でインサート成形容器を作成する際の、シートないしフィルム基材としては、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸メチル共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、メチルペンテンポリマー、ポリブテンポリマー、ポリエチレンまたはポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂をアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマール酸、イタコン酸などの不飽和カルボン酸で変性した酸変性ポリオレフィン樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、ポリビニル系樹脂等の熱可塑性樹脂の単体シートないしフィルムまたは積層シートないしフィルムが使用できる。
次に、本発明のインモールド成形容器用ラベルの形状形成は、通常成形加工する前に打ち抜き機(プレス加工機)等により、適宜の形状に形成される。
また、打ち抜き加工はビクタイプあるいはプラテンタイプまたはオードンタイプの平圧方式で切り刃が施されている木型と面盤により打ち抜かれるか、あるいは雄雌彫刻金型を使用する円圧方式によりインモールド成形容器用ラベルが所定の形状に打ち抜かれる。
そして、さらに手むしり、あるいはドロッパー方式、スピンドル方式等の機械ムシリによりインモールド成形容器用ラベルが作成される。
前記作製された本発明のインモールド成形容器用ラベルを用いてブロー成形、延伸ブロー成形、射出成形、圧空成形、真空成形等の方法で、効率良く、位置ズレのない、意匠性、装飾性に優れた本発明のインモールド成形容器が作製される。
以下に、本発明の具体的実施例を挙げて、さらに詳しく説明するが、それに限定されるものではない。
〈実施例1〉
本発明のインモールド成形容器用ラベル30を構成する積層材料は、図5に示すように、印刷基材層1とホログラム形成層4と断熱基材層9が積層されている。そして、ホログラム形成層4の裏側面にポリエチレンテレフタレートフィルム(PET)7が積層されている。
前記印刷基材層1は厚み12μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(PET)を用いて、裏側面に有機溶剤タイプの公知のグラビア用インキを用いて、グラビア印刷で印刷層を形成した。
また、ホログラム形成層4の形成は、図3または図4に示すシングル型押出しラミネーター機80を使用した。そして、該ラミネーター機80のホッパー(図には示していない)にポリプロピレン樹脂のペレットを供給し、押出し機でポリプロピレン樹脂11のペレットを溶融して、Tダイ25から成膜された樹脂が冷却ロール部21方向に降下し、微小な凹凸(エンボスホログラム)を上側面に形成すると同時に、裏側面に12μmのポリエチレンテレフタレートフィルムを積層した。
前記12μmのポリエチレンテレフタレートの積層面は、アンカー剤を塗工するアンカー塗工部31でポリエステル系のアンカー剤を塗工した。そして、乾燥部32で乾燥した後、冷却ロール部21でホログラム形成層4と積層した。
さらに、ポリエチレンテレフタレートフィルムが積層されたホログラム形成層4のエンボスホログラム面に真空蒸着法により、膜厚40nm(ナノメーター)のアルミニウムの光反射層5を形成し、反射型ホログラムタイプのホログラム形成層4を作製した。
そして、50μmのポリエチレンテレフタレート合成紙の断熱基材層9とホログラム形成層4と印刷基材層1を公知のドライラミネーション用接着剤を用いてドライラミネーション法で積層してインモールド成形容器用ラベル30シートを作製した。
〈実施例2〉
また、本発明のインモールド成形容器用ラベル40を構成する積層材料は、図6に示すように、印刷基材層1とホログラム形成層4と断熱基材層9が積層されている。そして、断熱基材層14に80μmのポリプロピレン合成紙からなる断熱基材層9が積層されている。
前記印刷基材層1は厚み12μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(PET)を用いて、裏側面に有機溶剤タイプの公知のグラビア用インキを用いて、グラビア印刷で印刷層を形成した。
また、ホログラム形成層4の形成は、図3または図4に示すシングル型押出しラミネーター機80を使用した。そして、該ラミネーター機80のホッパー(図には示していない)にポリプロピレン樹脂のペレットを供給し、押出し機でポリプロピレン樹脂のペレットを溶融して、Tダイ25から成膜された樹脂が冷却ロール部21方向に降下し、微小な凹凸(エンボスホログラム)を上側面に形成すると同時に、裏側面に前記厚み12μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(PET)の裏側面にグラビア印刷で印刷層を形成した印刷基材層1を積層した。
前記印刷基材層1の積層面は、アンカー剤を塗工するアンカー塗工部31でウレタン系のアンカー剤を塗工した。そして、乾燥部32で乾燥した後、冷却ロール部21でホログラム形成層4と積層した。
さらに、印刷基材層1が積層されたホログラム形成層4のエンボスホログラム面に真空蒸着法により、膜厚40nm(ナノメーター)のアルミニウムの光反射層5を形成し、反射型ホログラムタイプのホログラム形成層4を作製した。
そして、断熱基材層9と印刷基材層1が積層されているホログラム形成層4を公知のドライラミネーション用接着剤を用いてドライラミネーション法で積層してインモールド成形容器用ラベル40シートを作製した。
〈実施例3〉
本発明のインモールド成形容器用ラベル50を構成する積層材料は、図7に示すように、印刷基材層1とホログラム形成層4と断熱基材層12が積層されている。そして、ホログラム形成層4の裏側面に30μmのヒートシール性二軸延伸ポリプロピレン(HS−OPP)フィルムからなる断熱基材層12が積層されている。
前記印刷基材層は厚み12μmのポリプロピレン15を用いて、裏側面に有機溶剤タイプの公知のグラビア用インキを用いて、グラビア印刷で印刷層を形成した。
また、ホログラム形成層4の形成は、図3または図4に示すシングル型押出しラミネーター機80を使用した。そして、該ラミネーター機80のホッパー(図には示していない
)にポリプロピレン樹脂のペレットを供給し、押出し機でポリプロピレン樹脂6のペレットを溶融して、Tダイ25から成膜された樹脂が冷却ロール部21方向に降下し、微小な凹凸(エンボスホログラム)を上側面に形成すると同時に、裏側面に12μmのポリエチレンテレフタレートフィルムを積層した。
前記12μmのポリエチレンテレフタレートの積層面は、アンカー剤を塗工するアンカー塗工部31でウレタン系のアンカー剤を塗工した。そして、乾燥部32で乾燥した後、冷却ロール部21でホログラム形成層4と積層した。
さらに、ポリエチレンテレフタレートフィルムが積層されたホログラム形成層4のエンボスホログラム面に真空蒸着法により、膜厚40nm(ナノメーター)のアルミニウムの光反射層5を形成し、反射型ホログラムタイプのホログラム形成層4を作製した。
そして、印刷基材層1とホログラム形成層4と断熱基材層12を公知のドライラミネーション用接着剤を用いてドライラミネーション法で積層してインモールド成形容器用ラベル50シートを作製した。
〈実施例4〉
本発明のインモールド成形容器用ラベル60を構成する積層材料は、図8に示すように、印刷基材層1とホログラム形成層4と断熱基材層16が積層されている。そして、ホログラム形成層4の裏側面に二軸延伸ポリスチレンフィルムからなる断熱基材層16が積層されている。
前記印刷基材層1は厚み12μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(PET)を用いて、裏側面に有機溶剤タイプの公知のグラビア用インキを用いて、グラビア印刷で印刷層を形成した。
また、ホログラム形成層4の形成は、図3または図4に示すシングル型押出しラミネーター機80を使用した。そして、該ラミネーター機80のホッパー(図には示していない)にポリプロピレン樹脂のペレットを供給し、押出し機でポリプロピレン樹脂11のペレットを溶融して、Tダイ25から成膜された樹脂が冷却ロール部21方向に降下し、微小な凹凸(エンボスホログラム)を上側面に形成すると同時に、裏側面に12μmのポリエチレンテレフタレートフィルムにグラビア印刷で印刷層を形成した印刷基材層1を積層した。
前記印刷基材層1の積層面は、アンカー剤を塗工するアンカー塗工部31でポリエステル系のアンカー剤を塗工した。そして、乾燥部32で乾燥した後、冷却ロール部21でホログラム形成層4と積層した。
さらに、印刷基材層1が積層されたホログラム形成層4のエンボスホログラム面に真空蒸着法により、膜厚40nm(ナノメーター)のアルミニウムの光反射層5を形成し、反射型ホログラムタイプのホログラム形成層4を作製した。
そして、厚さ50μmの延伸ポリスチレンフィルムからなる断熱基材層16と印刷基材層1が積層されているホログラム形成層4を公知のドライラミネーション用接着剤を用いてドライラミネーション法で積層してインモールド成形容器用ラベル60シートを作製した。
〈実施例5〉
本発明のインモールド成形容器用ラベル70を構成する積層材料は、図9に示すように
、印刷基材層1とホログラム形成層4と断熱基材層9が積層されている。
前記印刷基材層1は厚み12μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(PET)を用いて、裏側面に有機溶剤タイプの公知のグラビア用インキを用いて、グラビア印刷で印刷層を形成した。
また、ホログラム形成層4の形成は、図21示す公知の押出し機90を使用した。そして、該押出し機90のホッパー(図には示していない)にポリエチレンテレフタレート樹脂のペレットを供給し、押出し機でポリエチレンテレフタレート樹脂11のペレットを溶融して、Tダイ25から成膜された樹脂が冷却ロール部21方向に降下し、微小な凹凸(エンボスホログラム)を上側面に形成したフィルムを作成した。
そして、微小な凹凸(エンボスホログラム)を上側面に形成したフィルムのエンボスホログラム面に真空蒸着法により、膜厚40nm(ナノメーター)のアルミニウムの光反射層5を形成し、反射型ホログラムタイプのホログラム形成層4を作製した。
そして、50μmのポリエチレンテレフタレート合成紙の断熱基材層9とホログラム形成層4と印刷基材層1を公知のドライラミネーション用接着剤を用いてドライラミネーション法で積層してインモールド成形容器用ラベル70シートを作製した。
〈評価1〉
実施例1〜5で作製したインモールド成形容器用ラベル30〜70シート所定の形状に打ち抜きした。そして、カール内面を上に静置し、打ち抜きした該ラベル端部の高さを測定した。また、測定環境は5℃、20℃、50℃で保存して測定した。評価として、カールの高さが5mm以下であれば○、5mm以上であれば×とした。
〈評価2〉
前記打ち抜きした各該ラベルを用いて射出法でインモールド成形容器を作製し、該ラベル端部合わせ目の位置ズレを測定いした。そして、評価として、位置ズレが1mm以下であれば○、1mm以上であれば×とした。
〈評価3〉
前記作製したインモールド成形容器を20人のパネラーにより高級感、アイキャッチ性の有無を官能評価した。そして、評価として、良好な該容器は○、不満な該容器は×とした。
〈総合評価〉
インモールド成形容器に用いる該ラベルおよびインモールド成形容器の総合評価を行なった。その結果を表1に示す。
Figure 2007264373
表1は該ラベルのカールとインモールド成形容器の該ラベルの成形位置ズレおよびアイキャッチ性の総合評価を記す。
そして、同時に、プレスロール20とエンボスホログラムスタンパー23が外周面に形成されている冷却ロール22によりホログラム形成層4の樹脂6の表面にエンボスホログラム24が形成される。さらに冷却されて、ホログラム形成層4と断熱基材層7の積層材料が作製される。
〈評価結果〉
実施例1〜5で作製したインモールド成形容器用ラベル30〜70シートのなかで実施例1の該ラベルはカール評価も、成形した際の該ラベルの位置ズレ評価およびアイキャッチ性にも優れ、総合評価は合格であった。
本発明のインモールド成形容器用ラベルおよびインモールド成形容器は食品等の内容物を収納する容器として意匠性、装飾性当に優れていることはもとより、建築分野での装飾部材等にも利用できる素晴らしい発明である。
本発明のインモールド成形容器用ラベルの一実施例の断面を示す断面図である。 本発明のインモールド成形容器用ラベルの他の一実施例の断面を示す断面図である。 本発明のインモールド成形容器用ラベルの製造方法の一実施例の一部の部分拡大を示す概略図である。 本発明のインモールド成形容器用ラベルの製造方法の一実施例を説明するための説明図である。 本発明のインモールド成形容器用ラベルの他の一実施例の断面を示す断面図である。 本発明のインモールド成形容器用ラベルの他の一実施例の断面を示す断面図である。 本発明のインモールド成形容器用ラベルの他の一実施例の断面を示す断面図である。 本発明のインモールド成形容器用ラベルの他の一実施例の断面を示す断面図である。 本発明のインモールド成形容器用ラベルの他の一実施例の断面を示す断面図である。 従来の射出成形法によるインモールド成形容器の製造を説明するための説明図である。 従来の射出成形法によるインモールド成形容器の製造を説明するための説明図である。 従来の射出成形法によるインモールド成形容器の製造を説明するための説明図である。 従来の射出成形法によるインモールド成形容器の製造を説明するための説明図である。 従来の射出成形法によるインモールド成形容器の製造を説明するための説明図である。 従来のブロー成形法によるインモールド成形容器の製造を説明するための説明図である。 従来の真空成形法によるインモールド成形容器の製造を説明するための説明図である。 従来の真空成形法によるインモールド成形容器の製造を説明するための説明図である。 従来の真空成形法によるインモールド成形容器の製造を説明するための説明図である。 従来の射出法によるインモールド成形容器の製造を説明するための説明図である。 従来の射出法によるインモールド成形容器の製造を説明するための説明図である。 従来から使用されている溶融押出し機の概略を説明するための概略図である。
符号の説明
1…印刷基材層
2…印刷基材
3…印刷層
4…ホログラム形成層
5…光反射層
6…ホログラム樹脂
7…樹脂層
9…断熱基材層
10…インモールド成形容器用ラベルシート
11…樹脂層
12…断熱基材層
13…断熱基材層
14…断熱基材層
15…印刷樹脂層
16…断熱基材層
18…冷却ロール
19…巻き出し部
20…インモールド成形容器用ラベルシート
21…冷却ロール部
22…冷却ロール
23…エンボスホログラムスタンパー
24…微小な凹凸(エンボスホログラム)
25…Tダイ
26…溶融押出し機
27…巻き取り部
30…インモールド成形容器用ラベルシート
40…インモールド成形容器用ラベルシート
50…インモールド成形容器用ラベルシート
60…インモールド成形容器用ラベルシート
70…インモールド成形容器用ラベルシート
80…シングル型押しラミネート機

Claims (8)

  1. プラスチック成形用の金型内に印刷加工あるいは装飾加工が施されたラベル材を挿入し、成形と同時に貼り付けるインモールド成形容器用ラベルであって、前記ラベルは少なくとも印刷基材層、ホログラム形成層、断熱基材層を順次に積層してなる積層材料により形成されていることを特徴としたインモールド成形容器用ラベル。
  2. 前記ホログラム形成層に隣接して光反射層が積層されていることを特徴とする請求項1記載のインモールド成形容器用ラベル。
  3. 前記ホログラム形成層が、溶融押出法でホログラム形成用樹脂を溶融した直後に、該ホログラム成形用樹脂の表面にインライン方式でエンボスが形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のインモールド成形容器用ラベル。
  4. 前記光反射層が金属、金属酸化物又は無機酸化物の蒸着薄膜からなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のインモールド成形容器用ラベル。
  5. 前記印刷基材層と断熱基材層を形成する樹脂の比重が共に1以上であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載のインモールド成形容器用ラベル。
  6. 前記印刷基材層と断熱基材層が共にMD方向2%以下、TD方向1%以下であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載のインモールド成形容器用ラベル。(150℃ 30分保持、JIS C−2318に準拠)。
  7. 請求項1乃至6記載のいずれか1項記載のインモールド成形容器用ラベル用いてカップ状容器を成形したことを特徴とするインモールド成形容器。
  8. 前記カップ状容器の樹脂が、ポリスチレン系樹脂またはポリプロピレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂であることを特徴とする請求項7に記載のインモールド成形容器。
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