JP2007261758A - エレベータの無線データ伝送システム - Google Patents

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好彦 中田
Shigeo Nakagaki
薫雄 中垣
Kimito Idemori
公人 出森
Masaaki Shigeta
正昭 繁田
Akira Otsubo
亮 大坪
Akira Yamamoto
山本  明
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Abstract

【課題】エレベータの昇降高さに合わせてデータ伝送距離を延長することができるとともに、安定した高速大容量の無線データを伝送することができるエレベータの無線データ伝送システムを提供する。
【解決手段】建屋に設置されたエレベータ制御装置10と、建屋の昇降路1内で昇降するエレベータの乗りかご7に設置されたかご制御装置20との間でやり取りする制御信号や状態データを無線伝送するエレベータの無線データ伝送システムであって、エレベータ制御装置10とかご制御装置20とに、それぞれ通信インターフェース及び無線データ伝送手段15,21を設け、エレベータ制御装置10の無線データ伝送手段15に、複数本の漏洩同軸ケーブル12a,12b,12cを中継手段13a,13bを介してカスケード接続してなる無線送受信アンテナを接続し、この無線送受信アンテナを昇降路1内の乗りかごの昇降行程に渡って延びるように敷設する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、エレベータを制御するエレベータ制御装置と、エレベータの乗りかごに設けられたかご制御装置との間で各種のデータを無線で送受信するエレベータの無線データ伝送システムに関する。
従来一般のエレベータのデータ伝送システムにおいては、テールコードを介して有線でエレベータ制御装置と乗りかごとの間でデータを伝送する方法が主流であった。しかしながら、テールコードを用いる手段では、近年の建築物の高層化や、データ伝送量の増加に伴い、テールコードが径大化して重量が増し、またエレベータの高速化に伴うテールコードの挙動によって、エレベータの乗り心地に悪影響を及ぼすという問題が生じている。このため、無線によるデータ伝送システムの開発が進められている。
エレベータの無線によるデータ伝送システムとしては、エレベータホールの乗りかご呼び登録釦や現在階床案内表示、サービス階案内表示などを制御する無線端末装置を設け、データを無線端末経由で中継して、目的とする端末や制御装置に伝送する方式(例えば特許文献1及び特許文献2)、あるいは漏洩同軸ケーブルを用いて無線送受信する方法が提案され、また高速大容量の無線伝送を行うため漏洩同軸ケーブルに無線LANを適用する方法も知られている。
特開2001−151429 特開2002−348061 特開平2−66086
ところが、上述のエレベータの無線伝送方法においては、
(1)無線端末を数メートル置きに設置するため装置コストが高くなる。また、データを複数の無線端末を中継して伝送するため、データ伝送の遅延時間が大きくなり、エレベータの実動作と乗りかごの階床表示遅れなどが発生する。この補正を行うには、ハードウェアあるいはソフトウェアの追加変更が必要となるため、さらに装置コスト並びに調整コストが高くなる。
(2)昇降路側に複数の光無線送受信機や指向性の強い無線電波用送受信機あるいはアンテナを設けて切換える方式では、指向性が強過ぎると、昇降路側の無線送受信機の設置間隔を広くできなくなるため装置コストが高くなる。
(3)漏洩同軸ケーブルを用いた無線伝送においては、乗りかご内への映像表示や乗りかご内の監視カメラ映像信号などを無線伝送する場合に、無線周波数帯域が不足するため、高解像度化が困難である。
(4)漏洩同軸ケーブル方式無線LANにおいては、2.4GHz近傍の電波周波数帯で、10mW以下の出力であれば免許不要で利用可能な領域であるISM帯を利用する無線機器であるため、日本の電波法に基づいて、無線機とアンテナを組合せて技術基準適合証明(技適)あるいは工事設計認証(認証)を取得する必要があり、アンテナとなる漏洩同軸ケーブルの長さが異なるごとに、新規に技適あるいは認証を取得しなければならない。また、利用する周波数帯が比較的高く、伝播減衰が大きいため、安定して無線伝送が行える距離(ケーブル長)が制限されるという課題がある。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、エレベータの昇降高さに合わせてデータ伝送距離を延長することができるとともに、安定した高速大容量の無線データを伝送することができるエレベータの無線データ伝送システムを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、建屋に設置されたエレベータ制御装置と、建屋の昇降路内で昇降するエレベータの乗りかごに設置されたかご制御装置との間でやり取りする制御信号や状態データを無線伝送するエレベータの無線データ伝送システムであって、エレベータ制御装置とかご制御装置とに、それぞれ通信インターフェース及び無線データ伝送手段を設け、エレベータ制御装置の無線データ伝送手段に少なくとも1本の漏洩同軸ケーブルからなる無線送受信アンテナを接続し、この無線送受信アンテナを昇降路内の乗りかごの昇降行程に渡って延びるように敷設してなることを特徴としている。
請求項2の発明は、建屋に設置されたエレベータ制御装置と、建屋の昇降路内で昇降するエレベータの乗りかごに設置されたかご制御装置との間でやり取りする制御信号や状態データを無線伝送するエレベータの無線データ伝送システムであって、エレベータ制御装置とかご制御装置とに、それぞれ通信インターフェース及び無線データ伝送手段を設け、エレベータ制御装置の無線データ伝送手段に、複数本の漏洩同軸ケーブルを中継手段を介してカスケード接続してなる無線送受信アンテナを接続し、この無線送受信アンテナを昇降路内の乗りかごの昇降行程に渡って延びるように敷設してなることを特徴としている。
請求項3の発明は、建屋に設置されたエレベータ制御装置と、建屋の昇降路内で昇降するエレベータの乗りかごに設置されたかご制御装置との間でやり取りする制御信号や状態データを無線伝送するエレベータの無線データ伝送システムであって、エレベータ制御装置に、通信インターフェースと信号変換手段と無線データ伝送手段を設け、無線データ伝送手段に漏洩同軸ケーブルを接続し、この漏洩同軸ケーブルを昇降路内の乗りかごの昇降行程に渡って延びるように敷設し、信号変換手段により無線データ伝送手段に合わせて信号及びプロトコルを変換し、信号変換手段と無線データ伝送手段とを有線で接続し、前記漏洩同軸ケーブルを無線送受信アンテナとして用いることを特徴としている。
請求項4の発明は、請求項3に記載のエレベータの無線データ伝送システムにおいて、無線送受信アンテナとして用いられる漏洩同軸ケーブルは複数本であって、その複数本の漏洩同軸ケーブルが乗りかごの昇降行程に沿って並ぶとともに、その隣り合う双方の漏洩同軸ケーブルの少なくとも一部が互いにオーバーラップしていることを特徴としている。
請求項5の発明は、請求項3又は4に記載のエレベータの無線データ伝送システムにおいて、信号変換手段に有線で接続された無線データ伝送手段は、ブリッジやルータやスイッチングハブ機能を有し、信号を分岐延長可能としてあることを特徴としている。
請求項6の発明は、請求項3乃至5のいずれかに記載のエレベータの無線データ伝送システムにおいて、エレベータ制御装置に、乗りかごの昇降高さに応じる少なくとも1つ以上の無線データ伝送手段の伝送可能範囲を記憶する手段と、無線データ伝送手段に無線送受信を許可及び禁止する機能を設け、乗りかごの昇降高さに応じる適切な無線データ伝送手段を無線伝送許可及び禁止することにより無線データ伝送系統の切換えを可能にしたことを特徴としている。
請求項7の発明は、請求項6に記載のエレベータの無線データ伝送システムにおいて、乗りかごの昇降高さに応じて、近接する2台の無線データ伝送手段の無線伝送を予め決められた範囲の間でともに許可して無線データ伝送系統の切換えを可能にしてあることを特徴としている。
請求項8の発明は、請求項3乃至7のいずれかに記載のエレベータの無線データ伝送システムにおいて、長さの異なる漏洩同軸ケーブルとそれに対応する無線データ伝送手段を予め用意しておき、これらの組合せで昇降路の長さに対応する無線送受信アンテナを構成して昇降路内に敷設することを特徴としている。
請求項9の発明は、請求項2乃至8のいずれかに記載のエレベータの無線データ伝送システムにおいて、無線データ伝送手段間の信号線の配線敷設経路が、エレベータ制御装置と建屋の各階のホール機器との間の接続線の配線敷設経路と、少なくとも一部がオーバーラップしていることを特徴としている。
本発明によれば、エレベータの昇降高さに合わせてデータ伝送距離を延長することができるとともに、安定した高速大容量の無線データを伝送することができる。
以下、エレベータの無線データ伝送システムに関する本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、各図に示す実施形態において、同一の構成部分には同一の符号を付してその重複する説明は省略する。
図1には第1の実施形態を示してある。図1はエレベータの全体の構成を示す構成図であり、建屋の昇降路1の上部には機械室2が設けられ、この機械室2に巻上機3が設置され、この巻上機3にメインロープ6が巻き掛けられている。メインロープ6の両端側は昇降路1内に導出され、その一端側の端部に乗りかご7が、他端側の端部に釣合い重り8がそれぞれ取り付けられ、これら乗りかご7及び釣合い重り8がメインロープ6を介して昇降路1内に吊り下げられている。
機械室2にはエレベータ制御装置10が設けられ、また昇降路1内には無線送受信アンテナとして複数の漏洩同軸ケーブル12a,12b,12cが敷設されている。なお、エレベータ制御装置10は、エレベータホールのホールドア戸袋部などに設置することも可能である。
複数の漏洩同軸ケーブル12a,12b,12cは、共用器や分配器や混合器や双方向増幅器などからなる中継手段13a,13bを介して乗りかご7の全昇降行程に渡って一連に延びるようにカスケード接続されている。
エレベータ制御装置10には、図示しない通信インターフェースを介して乗りかご7との間でやり取りする制御信号などを信号変換処理して双方向に無線伝送する無線LANアクセスポイントや無線LANアダプタや無線モデムなどからなる無線データ伝送手段15が接続され、この無線データ伝送手段15が給電線16を介して昇降路1内の最上部の漏洩同軸ケーブル12aに接続されている。そして、乗りかご7の昇降行程の末端となる最下部の漏洩同軸ケーブル12cの下端側端部に終端抵抗器17が取り付けられている。
乗りかご7には、図示しないドア制御装置、インジケータ、行先階登録釦などの機器を統括制御するかご制御装置20が搭載されている。このかご制御装置20には、図示しない通信インターフェースを介してエレベータ制御装置10との間でやり取りする制御信号などを信号変換処理して双方向に無線伝送する無線LANアクセスポイントや無線LANアダプタや無線モデムなどからなる無線データ伝送手段21が接続されている。そして、この無線データ伝送手段21が給電線22を介してダイポールアンテナや漏洩同軸ケーブルなどからなるかご側送受信アンテナ23に接続されている。この送受信アンテナ23は、乗りかご7の側面に取り付けられ、その取り付け位置及び角度を調整することが可能となっている。
建屋の各階のエレベータホールには乗りかご呼び釦25a,25b,25c,25dや図示しないインジケータなどのホール機器が設けられている。そして、エレベータ制御装置10は図示しない通信インターフェースを介して各階のエレベータホールの乗りかご呼び釦25a,25b,25c,25dやインジケータなどのホール機器に接続線26を介して接続されている。
このような構成において、エレベータ制御装置10は、エレベータホールの乗りかご呼び釦25a,25b,25c,25dや乗りかご7の図示しない行先階登録釦、あるいは図示しないセキュリティ装置と連携して生成されるエレベータ乗りかご呼びの信号に基づいて巻上機3を駆動し、乗りかご7が所定の階に着床するように制御する。
エレベータの運転時には、エレベータ制御装置10に無線データ伝送手段15を介して接続された無線送受信アンテナとしての漏洩同軸ケーブル12a,12b,12cと、かご制御装置20に無線データ伝送手段21を介して接続されたかご側送受信アンテナ23との間で制御信号や状態データなどの無線データの送受信が双方向で行われる。
昇降路1内の無線送受信アンテナとしての漏洩同軸ケーブル12a,12b,12cは、共用器や分配器や混合器や双方向増幅器などからなる中継手段13a,13bを介して一連に繋がれており、その中継手段13a,13bにより各漏洩同軸ケーブル12a,12b,12cにおける信号が相互に増幅され、この状態で無線送受信アンテナの漏洩同軸ケーブル12a,12b,12cとかご側送受信アンテナ23との間で無線データの送受信が行われる。漏洩同軸ケーブル12cの下端側の端末には終端抵抗器17が設けられており、この終端抵抗器17により無線送受信アンテナとのインピーダンス整合が行われ、電波の反射や輻射が抑制される。
第1の実施形態では、昇降路1内に無線送受信アンテナとしての漏洩同軸ケーブル12a,12b,12cを中継手段13a,13bでカスケード接続して延長する構成としているが、漏洩同軸ケーブルの長さによる無線電波の電界強度の減衰が、無線データ伝送を行うために実用上問題とならないエレベータ昇降行程の場合は、図2に第2の実施形態として示すように、昇降路1内に1本の漏洩同軸ケーブル12を設けて無線送受信アンテナとし、この1本の漏洩同軸ケーブル12にエレベータ制御装置10に通じる無線データ伝送手段15を接続し、漏洩同軸ケーブル12の下端の端末に終端抵抗器17を取り付ける構成としてもよい。
この構成の場合には、1本の漏洩同軸ケーブル12と、乗りかご7に取り付けられたダイポールアンテナや漏洩同軸ケーブルなどからなる送受信アンテナ23との間で無線データの送受信が双方向で行なわれる。
図3には第3の実施形態を示してある。この実施形態においては、昇降路1内におけるエレベータ昇降行程のほぼ中間位置に無線データ伝送手段15が設けられ、この無線データ伝送手段15がエレベータ制御装置10に図示しない通信インターフェースを介してRS−232やRS−422やRS−485やイーサネット(登録商標)や光伝送規格に準拠した信号線27により接続されている。
無線データ伝送手段15はエレベータ昇降行程のほぼ中間位置に設けられた分配器30に給電線31を介して接続されている。分配器30には、その上方に延びる漏洩同軸ケーブル12a及びその下方に延びる漏洩同軸ケーブル12bが接続され、これら漏洩同軸ケーブル12a,12bにより昇降行程に渡る長さの送受信アンテナが構成されている。そして、漏洩同軸ケーブル12aの上端の端末及び漏洩同軸ケーブル12bの下端の端末にそれぞれ終端抵抗器17a,17bが取り付けられている。
乗りかご7に設けられたかご制御装置20は、第1の実施形態の場合と同様に、図示しない通信インターフェースを介してエレベータ制御装置10との間でやり取りする制御信号などを信号変換処理して双方向に無線伝送する無線LANアクセスポイントや無線LANアダプタや無線モデムなどからなる無線データ伝送手段21に接続されている。そして、この無線データ伝送手段21が給電線22を介してダイポールアンテナや漏洩同軸ケーブルなどからなるかご側送受信アンテナ23に接続されている。
この構成においては、エレベータ制御装置10が分配器30を介して送受信アンテナを構成する双方の漏洩同軸ケーブル12a,12bに分岐して接続されているため、漏洩同軸ケーブルが1本の場合におけるその終端抵抗器側での無線電波の電界強度の減衰に比べ、漏洩同軸ケーブル12a,12bの終端抵抗器17a,17b側での無線電波の電界強度の減衰が軽減される。
したがって、昇降路1内に設ける送受信アンテナの長さ、つまり漏洩同軸ケーブル12a,12bの長さを、無線電波の電界強度の減衰を考慮しながら延長できるため、安定した無線データ伝送を行うことができる。
次に、第4の実施形態について図4及び図5を参照して説明する。
エレベータ制御装置10には図示しない通信インターフェースを介して信号変換手段34が接続されている。そしてこの信号変換手段34からRS−232やRS−422やRS−485やイーサネット(登録商標)や光伝送規格に準拠した複数本、例えば3本の信号線35a,35b,35cが導出されている。
昇降路1内には、各信号線35a,35b,35cに対応する3つの無線データ伝送手段15a,15b,15cが設けられている。これら無線データ伝送手段15a,15b,15cにはそれぞれその下方に延びる無線送受信アンテナとしての漏洩同軸ケーブル12a,12b,12cが接続され、これら漏洩同軸ケーブル12a,12b,12cの下端側の端末にそれぞれ終端抵抗器17a,17b,17cが取り付けられている。
複数の漏洩同軸ケーブル12a,12b,12cは、順次上下に位置をずらしながら段階的に並んで乗りかご7の全昇降行程に渡るように昇降路1内に配置されている。そして前記各信号線35a,35b,35cがその対応する漏洩同軸ケーブル12a,12b,12cの無線データ伝送手段15a,15b,15cに接続されている。
このように構成された本実施形態においては、エレベータ制御装置10が有線で、あるいは伝送コマンドにより信号変換手段34に信号を伝送し、無線データ伝送手段15a,15b,15cのデータ伝送の送受信を同期制御したり、無線搬送周波数の設定を切換える。
ところで、巻上機3を低速動作させて、乗りかご7の着床位置を検出する図示しない着床位置検出用センサがその乗りかご7の着床位置を検出したときの乗りかご7の昇降高さを、エレベータ制御装置10の図示しないEEPROMなどのメモリに記憶し、メインロープ6の初期伸びや経年変化や夏冬の温度差による建屋の伸縮の影響を調整する機能を有するエレベータがある。
このようなエレベータの場合、本実施形態では、着床位置検出用センサが乗りかご7の着床位置を検出したときに、無線データ伝送手段15a,15b,15cにそれぞれ接続されている漏洩同軸ケーブル12a,12b,12cと、乗りかご7との間で無線データ伝送が安定して行えるような組合せを、昇降高さと併せてエレベータ制御装置10の図示しないEEPROMなどのメモリに記憶し、データ伝送の送受信に用いる無線データ伝送手段15a,15b,15cの切換え判断用データとする。
エレベータの点検運転や通常の運転時には、エレベータ制御装置10が、図5に示すように、乗りかご7の昇降高さに応じた適切な無線データ伝送手段15a,15b,15cを選択し、その選択した無線データ伝送手段15a,15b,15cに対して無線伝送許可信号や無線伝送許可コマンドを出力する。そして、予め定められた時間を経過するか、または乗りかご7の位置が予め定められた範囲を超えるときに、無線データ伝送手段15a,15b,15cのうちの使用しなくなった無線データ伝送手段15a,15b,15cに対する無線伝送許可信号をOFFにするか無線伝送禁止コマンドを出力して無線データ伝送を停止するか、あるいは休止する。漏洩同軸ケーブル12a,12b,12cのそれぞれの末端に設けられた終端抵抗器17a,17b,17cは、無線送受信アンテナとのインピーダンス整合を行って電波の反射や輻射を抑制する。
本実施形態によれば、乗りかご7の昇降高さに応じてそれに対応する無線データ伝送手段15a,15b,15cを選択して用い、明らかに不要な無線データ伝送手段15a,15b,15cによる無線データ伝送を停止あるいは休止するため、昇降路1内での不要な電波の送受信を防止し、また無線データ伝送手段15a,15b,15cに対する外来ノイズの影響を低減し、安定したエレベータの無線データ伝送を行うことができる。
次に、本発明の第5の実施形態について図6を参照して説明する。
この実施形態においては、昇降路1内に設けられた無線データ伝送手段15a,15b,15cに、ブリッジやルータやスイッチングハブのうちの少なくとも1つの機能が付加され、RS−232やRS−422やRS−485やイーサネット(登録商標)や光伝送規格に準拠した信号線35a,35b,35cから伝送される信号を前記ブリッジやルータやスイッチングハブ機能を用いて分岐延長可能な構成となっている。
すなわち、信号変換手段34から導出された1本の信号線35aが昇降路1内の最上部の無線データ伝送手段15aに接続され、この無線データ伝送手段15aから分岐した信号線35bが昇降路1内の中間部の無線データ伝送手段15bに接続され、この無線データ伝送手段15bから分岐した信号線35cが昇降路1内の最下部の無線データ伝送手段15cに接続されている。
エレベータの点検運転や通常の運転時には、エレベータ制御装置10が、乗りかご7の昇降高さに応じる適切な無線データ伝送手段15a,15b,15cを選択し、その選択した無線データ伝送手段15a,15b,15cに対して無線伝送を許可する。無線データ伝送手段15a,15b,15cにネットワーク機器電源供給機能を付加することも可能で、この場合は、信号線35a,35b,35cにより電源の給電及び受電が可能になるため電源線を省略できる。
本実施形態によれば、信号線の敷設距離を節減できるとともに、無線データ伝送手段15a,15b,15cにネットワーク機器電源供給機能を付加すれば、信号線の本数も節減可能となり、無線データ伝送手段15a,15b,15cの配置設計並びに施工が容易になる。
次に、本発明の第6の実施形態を図7を参照して説明する。
この実施形態においては、第4の実施形態の場合と同様に、エレベータ制御装置10に信号変換手段34が接続され、この信号変換手段34から複数本の信号線35a,35b,35cが導出されている。昇降路1内には、各信号線35a,35b,35cに対応する複数の無線データ伝送手段15a,15b,15cが設けられ、これら無線データ伝送手段15a,15b,15cにそれぞれその下方に延びる漏洩同軸ケーブル15a,15b,15cが接続され、これら漏洩同軸ケーブル15a,15b,15cの下端側の端末にそれぞれ終端抵抗器17a,17b,17cが取り付けられている。
そしてこの第6の実施形態の場合には、上部の漏洩同軸ケーブル12aの下端側つまり終端抵抗器17a側の一部と、中間部の漏洩同軸ケーブル12bの上端側つまり無線データ伝送手段15b側の一部とが互いにオーバーラップしながら近接して並び、中間部の漏洩同軸ケーブル12bの下端側つまり終端抵抗器17b側の一部と、下部の漏洩同軸ケーブル12cの上端側つまり無線データ伝送手段15c側の一部とが互いにオーバーラップしながら近接して並ぶように配置されている。そして、乗りかご7の昇降高さに応じる無線データ伝送手段15a,15b,1cが選択され、その選択された無線データ伝送手段15a,15b,15cを用いて無線データの送受信が行なわれる。
昇降路1内に敷設された漏洩同軸ケーブル12a,12b,12cは無線データ伝送手段15a,15b,15c側の端部では電界強度が強く、終端抵抗器17a,17b,17c側の端部では電界強度が不安定になりやすい。しかし、本実施形態によれば、互いに隣り合う漏洩同軸ケーブル12a,12b,12cは、その一方の漏洩同軸ケーブルの電界強度が不安定になりやすい終端抵抗器側の領域と、他方の漏洩同軸ケーブルの電界強度の強い無線データ伝送手段側の領域とが互いに近接してオーバーラップするため、乗りかご7の昇降高さに関係なく、安定した無線データ伝送を行うことができる。
次に、本発明の第7の実施形態を図8を参照して説明する。
この実施形態においては、第6の実施形態の場合と同様に、エレベータ制御装置10に信号変換手段34が接続され、この信号変換手段34から導出された1本の信号線35aが昇降路1内の上部の無線データ伝送手段15aに接続され、この無線データ伝送手段15aから分岐した信号線35bが昇降路1内の中間部の無線データ伝送手段15bに接続され、この無線データ伝送手段15bから分岐した信号線35cが昇降路1内の下部の無線データ伝送手段15cに接続され、これら無線データ伝送手段15a,15b,15cにそれぞれその下方に延びる漏洩同軸ケーブル12a,12b,12cが接続され、これら漏洩同軸ケーブル12a,12b,12cの下端側の端末にそれぞれ終端抵抗器17a,17b,17cが取り付けられている。
漏洩同軸ケーブル12a,12b,12cは、第7の実施形態の場合と同様に、上部の漏洩同軸ケーブル12aの下端側つまり終端抵抗器17a側の一部と、中間部の漏洩同軸ケーブル12bの上端側つまり無線データ伝送手段15b側の一部とが互いにオーバーラップしながら近接して並び、中間部の漏洩同軸ケーブル12aの下端側つまり終端抵抗器17b側の一部と、下部の漏洩同軸ケーブル12cの上端側つまり無線データ伝送手段15c側の一部とが互いにオーバーラップしながら近接して並ぶように配置されている。
そして、乗りかご7の昇降高さに応じる無線データ伝送手段15a,15b,1cが選択され、その選択された無線データ伝送手段15a,15b,15cを用いて無線データの送受信が行なわれる。
本実施形態においても、第7の実施形態の場合と同様に、互いに隣り合う漏洩同軸ケーブル12a,12b,12cは、その一方の漏洩同軸ケーブルの電界強度が不安定になりやすい終端抵抗器側の領域と、他方の漏洩同軸ケーブルの電界強度の強い無線データ伝送手段側の領域とが互いに近接してオーバーラップするため、乗りかご7の昇降高さに関係なく、安定した無線データ伝送を行うことができる。
次に、本発明の第8の実施形態について図9を参照して説明する。
この実施形態においては、エレベータ制御装置10に信号変換手段34が接続され、この信号変換手段34から導出された1本の信号線35aが昇降路1内の上部の無線データ伝送手段15aに接続され、この無線データ伝送手段15aから分岐した信号線35bが昇降路1内の中間部の無線データ伝送手段15bに接続され、この無線データ伝送手段15bから分岐した信号線35cが昇降路1内の下部の無線データ伝送手段15cに接続されている。
そして、各無線データ伝送手段15a,15b,15cには個々にそれぞれ給電線31a,31b,31cを介して漏洩同軸ケーブル12a,12b,12cが接続され、これら漏洩同軸ケーブル12a,12b,12cの下端側の端末にそれぞれ終端抵抗器17a,17b,17cが取り付けられている。
漏洩同軸ケーブル12a,12b,12cは予め長さの異なる複数本のものが用意され、そのうちから適切な長さの漏洩同軸ケーブル12a,12b,12cが選択され、その選択された漏洩同軸ケーブル12a,12b,12cと無線データ伝送手段15a,15b,15cと給電線31a,31b,31cとの組合せで昇降路1内のエレベータ昇降行程に対応する長さの無線伝送路が構成されている。
この実施形態の実施にあたっては、異なる長さの漏洩同軸ケーブル12a,12b,12cと給電線31a,31b,31cと無線データ伝送手段15a,15b,15cとの個々の組合せごとにおいて、予め技術基準適合証明(技適)あるいは工事設計認証(認証)を取得しておき、昇降路1に応じる適切な長さとなるように、異なる長さの漏洩同軸ケーブル12a,12b,12cを適宜組合せて無線伝送路を構成する。
この場合、漏洩同軸ケーブル12a,12b,12cの全てが異なる長さとしも、同一の長さの漏洩同軸ケーブルと異なる長さの漏洩同軸ケーブルとの組合せとする場合でもよい。そして、各漏洩同軸ケーブル12a,12b,12をその上部及び下部の一部がオーバーラップしながら近接するように段階的に位置をずらして昇降路1に敷設し、そのオーバーラップ量を調整するとともに、無線伝送路の終端となる漏洩同軸ケーブル12cの終端抵抗器17c側を乗りかご7との無線伝送路の形成に影響しないよう屈曲させる。
本実施形態によれば、予め技術基準適合証明(技適)あるいは工事設計認証(認証)を取得した漏洩同軸ケーブル12a,12b,12cと給電線31a,31b,31cと無線データ伝送手段15a,15b,15cとで無線伝送路を構成するため、長さの異なる昇降路1ごとでの電波法適用確認作業などを削減することができる。
また、この図9に示す実施形態では、エレベータ制御装置10と無線データ伝送手段15a,15b,15cとを順次接続する信号線35a,35b,35cと、各階のエレベータホールの乗りかご呼び釦25a,25b,25c,25dや図示しないインジケータなどのホール機器をエレベータ制御装置10に接続する接続線26とが可能な限り近接するように配置されている。すなわち、接続線26の分岐引出し部分を除く他の部分が信号線35a,35b,35cに添うように、つまりオーバーラップするように配線されている。
この構成によれば、接続線26と信号線35a,35b,35cとを個々に配線する場合に比べ、配線の固定や養生のコストを削減できるとともに、昇降路1内の空間を有効に利用することができる。
本発明の第1の実施形態に係る無線データ伝送システムを示す説明図。 本発明の第2の実施形態に係る無線データ伝送システムを示す説明図。 本発明の第3の実施形態に係る無線データ伝送システムを示す説明図。 本発明の第4の実施形態に係る無線データ伝送システムを示す説明図。 その伝送システムにおける無線データ伝送手段切換えのタイミングチャート。 本発明の第5の実施形態に係る無線データ伝送システムを示す説明図。 本発明の第6の実施形態に係る無線データ伝送システムを示す説明図。 本発明の第7の実施形態に係る無線データ伝送システムを示す説明図。 本発明の第8の実施形態に係る無線データ伝送システムを示す説明図。
符号の説明
1…昇降路
2…機械室
3…巻上機
6…メインロープ
7…乗りかご
10…エレベータ制御装置
12.12a.12b.12c…漏洩同軸ケーブル
13a.13b…中継手段
15.15a.15b.15c…無線データ伝送手段
16…給電線
17.17a.17b.17c…終端抵抗器
20…かご制御装置
21…無線データ伝送手段
22…給電線
23…かご側送受信アンテナ
25a.25b…かご呼び釦
26…接続線
27…信号線
30…分配器
31.31a.31b…給電線
34…信号変換手段
35a.35b.35c…信号線

Claims (9)

  1. 建屋に設置されたエレベータ制御装置と、建屋の昇降路内で昇降するエレベータの乗りかごに設置されたかご制御装置との間でやり取りする制御信号や状態データを無線伝送するエレベータの無線データ伝送システムであって、
    エレベータ制御装置とかご制御装置とに、それぞれ通信インターフェース及び無線データ伝送手段を設け、エレベータ制御装置の無線データ伝送手段に少なくとも1本の漏洩同軸ケーブルからなる無線送受信アンテナを接続し、この無線送受信アンテナを昇降路内の乗りかごの昇降行程に渡って延びるように敷設してなることを特徴とするエレベータの無線データ伝送システム。
  2. 建屋に設置されたエレベータ制御装置と、建屋の昇降路内で昇降するエレベータの乗りかごに設置されたかご制御装置との間でやり取りする制御信号や状態データを無線伝送するエレベータの無線データ伝送システムであって、
    エレベータ制御装置とかご制御装置とに、それぞれ通信インターフェース及び無線データ伝送手段を設け、エレベータ制御装置の無線データ伝送手段に、複数本の漏洩同軸ケーブルを中継手段を介してカスケード接続してなる無線送受信アンテナを接続し、この無線送受信アンテナを昇降路内の乗りかごの昇降行程に渡って延びるように敷設してなることを特徴とするエレベータの無線データ伝送システム。
  3. 建屋に設置されたエレベータ制御装置と、建屋の昇降路内で昇降するエレベータの乗りかごに設置されたかご制御装置との間でやり取りする制御信号や状態データを無線伝送するエレベータの無線データ伝送システムであって、
    エレベータ制御装置に、通信インターフェースと信号変換手段と無線データ伝送手段を設け、無線データ伝送手段に漏洩同軸ケーブルを接続し、この漏洩同軸ケーブルを昇降路内の乗りかごの昇降行程に渡って延びるように敷設し、信号変換手段により無線データ伝送手段に合わせて信号及びプロトコルを変換し、信号変換手段と無線データ伝送手段とを有線で接続し、前記漏洩同軸ケーブルを無線送受信アンテナとして用いることを特徴とするエレベータの無線データ伝送システム。
  4. 請求項3に記載のエレベータの無線データ伝送システムにおいて、
    無線送受信アンテナとして用いられる漏洩同軸ケーブルは複数本であって、その複数本の漏洩同軸ケーブルが乗りかごの昇降行程に沿って並ぶとともに、その隣り合う双方の漏洩同軸ケーブルの少なくとも一部が互いにオーバーラップしていることを特徴とするエレベータの無線データ伝送システム。
  5. 請求項3又は4に記載のエレベータの無線データ伝送システムにおいて、
    信号変換手段に有線で接続された無線データ伝送手段は、ブリッジやルータやスイッチングハブ機能を有し、信号を分岐延長可能としてあることを特徴とするエレベータの無線データ伝送システム。
  6. 請求項3乃至5のいずれかに記載のエレベータの無線データ伝送システムにおいて、
    エレベータ制御装置に、乗りかごの昇降高さに応じる少なくとも1つ以上の無線データ伝送手段の伝送可能範囲を記憶する手段と、無線データ伝送手段に無線送受信を許可及び禁止する機能を設け、乗りかごの昇降高さに応じる適切な無線データ伝送手段を無線伝送許可及び禁止することにより無線データ伝送系統の切換えを可能にしたことを特徴とするエレベータの無線データ伝送システム。
  7. 請求項6に記載のエレベータの無線データ伝送システムにおいて、
    乗りかごの昇降高さに応じて、近接する2台の無線データ伝送手段の無線伝送を予め決められた範囲の間でともに許可して無線データ伝送系統の切換えを可能にしてあることを特徴とするエレベータの無線データ伝送システム。
  8. 請求項3乃至7のいずれかに記載のエレベータの無線データ伝送システムにおいて、
    長さの異なる漏洩同軸ケーブルとそれに対応する無線データ伝送手段を予め用意しておき、これらの組合せで昇降路の長さに対応する無線送受信アンテナを構成して昇降路内に敷設することを特徴とするエレベータの無線データ伝送システム。
  9. 請求項2乃至8のいずれかに記載のエレベータの無線データ伝送システムにおいて、
    無線データ伝送手段間の信号線の配線敷設経路が、エレベータ制御装置と建屋の各階のホール機器との間の接続線の配線敷設経路と、少なくとも一部がオーバーラップしていることを特徴とするエレベータの無線データ伝送システム。
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