JP2007255031A - 型枠構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】建物の梁などをコンクリートの打設により構築する際に必要な型枠の組み立てを容易にする。
【解決手段】水平型枠板10とこの水平型枠板10の側辺下側に取り付けられた桟木11とから成る水平型枠8と、前記桟木11を介して当該水平型枠8を支持する水平バタ材14と、この水平バタ材14と水平型枠8とを連結する連結部材1とを備えた型枠構造であって、連結部材1は、水平バタ材14を支持する水平部分2と、この水平部分2の両端から立ち上がって水平バタ材14を挟む左右一対の垂直部分5a,5bと、当該垂直部分5a,5bの少なくとも一方の上端から連設されて水平型枠板10と桟木11との間に差し込まれる水平差し込み部分3とを有する構成。
【選択図】図1

Description

本発明は、建物の梁やベランダをコンクリートの打設により構築する際に必要な型枠構造に関するものである。
梁やベランダを構築する場合、梁の底面又はベランダの床部分を形成する水平型枠が使用される。この水平型枠は、水平型枠板とこの水平型枠板の側辺下側に取り付けられた桟木とから構成されるもので、水平バタ材を介して支持用支柱で所定高さに水平に支持される。この場合、前記水平バタ材の位置を決めるために当該水平バタ材と前記水平型枠とを連結する連結部材が併用されている。この連結部材としては、特許文献1に記載のように、水平バタ材に対し上向きに外嵌するもので、その上端には前記水平型枠の桟木の側面に釘止めする上向き延出部が設けられ、下部には前記支持用支柱の上端に内嵌する軸部が構成されたものであった。
意匠登録第1101557号公報
上記のような従来の連結部材を併用する型枠構造では、水平型枠の桟木に対する連結部材の釘止め作業が必要不可欠のもので、組み立てに際して手間がかかるという問題点があった。
本発明は上記のような従来の問題点を解消し得る型枠構造を提供することを目的とするものであって、その手段を後述する実施形態の参照符号を付して示すと、水平型枠板10,20とこの水平型枠板10,20の側辺下側に取り付けられた桟木11,21とから成る水平型枠8,19と、前記桟木11,21を介して当該水平型枠8,19を支持する水平バタ材14,22と、この水平バタ材14,22と前記水平型枠8,19とを連結する連結部材1とを備えた型枠構造であって、前記連結部材1は、前記水平バタ材14,22を支持する水平部分2と、この水平部分2の両端から立ち上がって前記水平バタ材14,22を挟む左右一対の垂直部分5a,5bと、当該垂直部分5a,5bの少なくとも一方の上端から連設されて前記水平型枠板10,20と桟木11,21との間に差し込まれる水平差し込み部分3とを有する構成となっている。
上記構成の本発明を実施するについて、具体的には請求項2に記載のように、前記連結部材1の水平部分2は、左右一対の垂直部分5a,5bの下端から前記水平差し込み部分3の突出方向とは反対方向へ水平に連設することができる。この請求項2に記載の型枠構造を梁構築用に使用する場合、請求項3に記載のように、前記連結部材1の前記桟木11に隣接する部分は、この桟木11と当該桟木11の外側に取り付けられた垂直型枠板12との間に挟まれるようにし、前記水平バタ材14は、支持用支柱15の上端に嵌装されて前記桟木11の下側位置で当該水平バタ材14に外嵌するバタ材支持金具17によって支持し、前記連結部材1の水平部分2は、前記支持用支柱15の上端に設けられた鍔部15aと前記水平バタ材14との間に挟まれるように構成することができる。
又、請求項4に記載のように、前記連結部材1の左右一対の垂直部分5a,5bは、その上端側でも連結部分6により互いに一体化し、当該連結部分6と前記水平部分2との間で水平バタ材14,22が貫通する矩形孔4を形成させることができる。この場合、請求項5に記載のように、前記連結部材1は、1枚の矩形板の上側辺を折曲して前記水平差し込み部分3を形成すると共に、当該矩形板の下側辺を折曲して前記水平部分2を形成し、この水平部分2の上側に水平バタ材14,22が貫通する前記矩形孔4を形成することができる。
又、請求項6に記載のように、前記連結部材1の少なくとも前記桟木11,21に隣接する部分には、前記水平差し込み部分3の突出方向と同一側に突出する補強用リブ7a〜7cを形成することができる。
尚、本発明の型枠構造をベランダ構築用に使用するときは、請求項7に記載のように、前記連結部材1の前記桟木21に隣接する部分は、この桟木21に釘止めすることができる。
上記構成の本発明に係る型枠構造によれば、水平型枠における水平型枠板と桟木との間に連結部材上端の水平差し込み部分をハンマーでの打ち叩きなどにより差し込むことにより当該連結部材を水平型枠に取り付け、前記桟木から下方に突出している連結部材の左右一対の垂直部分間に水平型枠を支持させる水平バタ材を挿通させることにより、当該水平バタ材を連結部材下端の水平部分で支持する状態で水平型枠に連結することができる。梁構築用の型枠の場合には、前記水平型枠の左右両側辺に、梁の左右両側面を形成するための垂直型枠板の下端部が前記桟木の外側面に取り付けられるが、このように構成された梁型枠を地上で組み上げるとき、上記のように水平型枠の左右両側辺下側に連結部材を介して支持用の水平バタ材を一体に組み込み、これを吊り上げて所定位置にセットし、前記水平バタ材を支持用支柱で従来周知のように支持させることができるのであるが、本発明の構成では、前記水平バタ材を支持する連結部材を水平型枠の桟木に釘止めする必要がなくなり、水平バタ材を水平型枠下側に組み込む作業を簡単容易に行うことができる。
尚、請求項2に記載の構成によれば、連結部材の水平部分が水平バタ材から下方に大きく突出しないで、当該水平バタ材の下側に近接することになるので、当該水平バタ材を支持用支柱で支持するときに前記連結部材の水平部分が邪魔になることが少ない。特に本発明によって水平バタ材を備えた梁型枠を地上で組み上げるとき、組み上げた梁型枠を水平バタ材が下になる正規の向きで地面上に載置しても、連結部材の下端、即ち、接地する水平部分が荷重で屈曲したり破損するような恐れが無くなる。
又、本発明によって水平バタ材を備えた梁型枠を構成するとき、請求項3に記載の構成によれば、最終的に連結部材は水平型枠の桟木と垂直型枠板との間で挟持されるので、水平差し込み部分を桟木と水平型枠板との間に差し込んで連結部材を取り付ける構造でありながら、当該連結部材が不測に外れる恐れが皆無となり、安全に使用できる。又、桟木の側面に隣接する連結部材を併用する構造でありながら、当該桟木の真下位置で水平型枠(梁型枠)を支持用支柱で支持させることができ、安全性の高い梁型枠を構成できる。
又、請求項4に記載の構成によれば、連結部材の左右一対の垂直部分が下端側のみで水平部分でつながっている構造と比較して、連結部材の強度、延いては水平バタ材の支持強度を高めることができる。この場合、請求項5に記載の構成によれば、連結部材を1枚の矩形板の折り曲げと孔空け加工とで容易且つ安価に構成することができる。
更に、請求項6に記載の構成によれば、連結部材を薄板で構成する場合でも補強用リブにより必要な曲げ強度を持たせることができるのであるが、その補強用リブが水平差し込み部分の突出方向と同一側に突出しているので、水平差し込み部分を水平型枠の桟木と水平型枠板との間に差し込んでこの連結部材を取り付けたとき、補強用リブが桟木の側面に当接して、当該桟木の側面と連結部材との間に補強用リブの高さに相当する隙間が形成される。従って、型枠解体時に連結部材を取り外すとき、前記隙間にマイナスドライバーなど適当な工具を差し込んで連結部材を桟木から引き剥がすように操作することができ、連結部材の取り外し作業を容易に行える。
又、本発明はベランダ型枠を組み立てる場合にも活用できるが、この場合は、水平型枠における水平型枠板の上に垂直型枠板が配設されるので、梁型枠を組み立てる場合のように連結部材を桟木と垂直型枠板との間で挟む付けることができないが、請求項7に記載の構成によれば、連結部材が桟木に釘止めされるので、連結部材が不測に外れるのを防止して安全に使用することができる。
以下に本発明の具体的実施例を添付図に基づいて説明すると、図1A及び図2に示すように、連結部材1は1枚の金属製矩形板から成るもので、当該矩形板の下辺を一側方へ直角に折曲して形成された水平部分2と、当該矩形板の上辺を他側方(水平部分2とは反対側)へ直角に折曲して形成された水平差し込み部分3と、水平部分2と水平差し込み部分3との間の中間高さ位置と水平部分2との間に設けられた矩形孔4とを有し、この矩形孔4の形成により、当該矩形孔4を挟む左右一対の垂直部分5a,5bと両垂直部分5a,5bを矩形孔4の上側で連結一体化する連結部分6とが形成されている。又、連結部分6には左右巾方向3箇所に上下方向の補強用リブ7a〜7cが設けられている。これら補強用リブ7a〜7cは、水平差し込み部分3が突出する側と同一側へ突出する平坦な頂面を有するもので、その突出高さは連結部材1を構成する矩形板の板厚程度であり、左右両端の補強用リブ7a,7cは、垂直部分5a,5bの下端近傍位置まで延びている。
図1B及び図3は、上記構成の連結部材1を使用して構成された梁型枠の一側辺部分を示しており、梁型枠は梁底面を形成する水平型枠8と梁側面を形成する左右一対の垂直型枠9とから構成されるもので、水平型枠8は、水平型枠板10の少なくとも左右両側辺の下側に規定サイズ(例えば30mm×60mm)の桟木11を釘止めなどにより固着して構成され、垂直型枠9は、前記桟木11の外側に釘止めなどにより固着される垂直型枠板12の少なくとも上下両側辺の外側に規定サイズ(例えば30mm×60mm)の桟木13を釘止めなどにより固着して構成されている。そしてこの梁型枠は、水平型枠8の下側に左右横方向に配置されて当該水平型枠8を支持する水平バタ材(例えば60mm角の鋼管バタ材)14を介して、床面上に垂直に配置された支持用支柱15によって所定高さに支持される。このとき、必要に応じて水平バタ材14と水平型枠板10との間に桟木11と同一高さの水平バタ材(例えば60mm角の鋼管バタ材)16が桟木11と平行に配置される。支持用支柱15による水平バタ材14の支持には、従来周知の通り、バタ材支持金具17が併用される。
上記構成の梁型枠に連結部材1を組み込む手順について説明すると、先ず図4に示すように、水平型枠8に垂直型枠9を組み付ける前に、水平型枠8の長さ方向の複数箇所(水平バタ材14を配置する複数箇所)において、水平型枠8における水平型枠板10の左右両側辺下側の桟木11と当該水平型枠板10との間に連結部材1の水平差し込み部分3を外側からハンマーで打ち叩くなど適当な方法で差し込み、連結部分6(補強用リブ7a〜7cの突出頂面)が桟木11の外側面に当接する状態に連結部材1を水平型枠8の左右両側辺に取り付ける。このとき、連結部材1の矩形孔4は、当該矩形孔4の上側辺が桟木11の下側面より僅か上に位置すると共に、当該桟木11の下側で矩形孔4に前記水平バタ材(例えば60mm角の鋼管バタ材)14を無理なく挿通できるサイズに構成されている。又、矩形孔4に挿通された水平バタ材14が完全に水平部分2の上面に載ることができるように、矩形孔4の下辺は水平部分2に若干入り込むように形成されている。
水平型枠8の水平バタ材14を配置する箇所に左右一対の連結部材1を取り付けたならば、図5に示すように、連結部材1の連結部分6を水平型枠8の桟木11と垂直型枠9の垂直型枠板12との間で挟む状態に、水平型枠8の左右両側辺に垂直型枠9を組み付け、梁型枠を完成させる。而して連結部材1は、水平型枠8の桟木11と垂直型枠9の垂直型枠板12との間から左右一対の垂直部分5a,5bと水平部分2とが突出する状態(矩形孔4が突出する状態)に取り付けられたことになる。
上記のように連結部材1を組み込んで梁型枠を組み立てたならば、図6に示すように、水平型枠8の左右巾よりも適当に長い複数本の水平バタ材14を、各水平バタ材配置箇所における左右一対の連結部材1の矩形孔4に挿通し、更に必要に応じて当該複数本の水平バタ材14と水平型枠8の水平型枠板10との間に当該水平型枠8の長さ方向に沿って水平バタ材16を挿通した状態で、梁型枠を吊り上げて所定位置に搬送し、当該梁型枠に隣接する壁型枠やスラブ型枠に結合する。この梁型枠の吊り上げ搬送時には、各水平バタ材14は左右一対の連結部材1によって支持され、水平型枠8の桟木11や垂直型枠9の垂直型枠板12及び桟木13から僅かに下がった状態で、梁型枠と一体に吊り上げ搬送される。水平バタ材16は複数本の水平バタ材14で支持されて梁型枠と一体に吊り上げ搬送される。
この後、各水平バタ材14の左右両端近傍2箇所ずつを支持用支柱15で支持させるのであるが、支持用支柱15は、図示していないが、従来周知のように長さを複数段に調整可能で且つ長さを微調整するねじジャッキ部を中間に備えており、上端には、中央に支柱内と連通する開口部を有する角形鍔部15aを備えている。而して、全体の長さを上記梁型枠における水平バタ材14の下側面高さより若干短く調整されている支持用支柱15の上端に、角形鍔部15aの中央開口部を利用してバタ材支持金具17の下端軸部17aを嵌装し、当該バタ材支持金具17の左右一対のバタ材挟持片17b,17cを上記梁型枠における水平バタ材14に下から上向きに外嵌させ、支持用支柱15を床面上に垂直に起立させる。そして当該支持用支柱15の長さを伸長させるようにねじジャッキ部を操作し、図1B及び図3に示すように、バタ材支持金具17(左右一対のバタ材挟持片17b,17c)で水平バタ材14を押し上げ、当該水平バタ材14が水平型枠8の左右一対の桟木11の下側面に当接して、梁型枠全体の重量が支持用支柱15にかかる状態で梁型枠を所定高さに支持させる。このとき連結部材1の矩形孔4の下側辺、即ち、水平部分2に対して水平バタ材14は若干浮き上がった状態になっている。
以上のようにして各水平バタ材14の左右両端近傍2箇所ずつを支持する支持用支柱15で梁型枠を支持させるのであるが、図1B及び図3に示すように、バタ材支持金具17が水平型枠8の左右両側辺下側の桟木11の真下に位置するように各支持用支柱15を位置決めするのが望ましい。このように支持用支柱15を配置することにより、梁型枠は安定的に支持用支柱15で支持され、コンクリート打設時に水平バタ材14に無理な曲げ力が作用することも防げるが、このように支持用支柱15を配置することができるのは、連結部材1の水平部分2が水平差し込み部分3とは反対側に折曲されていて、水平バタ材14の下側面に近接する状態となるためである。即ち、バタ材支持金具17を水平型枠8の左右両側辺下側の桟木11の真下に位置させて左右一対のバタ材挟持片17b,17cを連結部材1の内側に隣接させても、当該連結部材1の水平部分2とバタ材支持金具17とが干渉し合うことがなく、そしてこのとき当該連結部材1の水平部分2が、支持用支柱15の上端角型鍔部15aと水平バタ材14との間の隙間内、換言すれば、バタ材挟持片17b,17cの水平バタ材14を支持する水平部分の厚さ領域内に位置することになって、支持用支柱15の上端角型鍔部15aと連結部材1の水平部分2とが干渉し合うことがないからである。
上記構成の連結部材1は、図7に示すように、ベランダ型枠の組み立てにも活用できる。即ち、ベランダスラブの基部を支える壁の外側面を形成するための壁型枠18の上端にベランダスラブを形成するための水平型枠19が連設されるが、この水平型枠19の水平型枠板20と当該水平型枠板20の外側辺下側に取り付けられている桟木21との間に、連結部材1の水平差し込み部分3を差し込んで当該連結部材1を取り付ける。而して、前記水平型枠板20を支持する水平バタ材22は、前記壁型枠18に取り付けられたバタ受け23に内端部が支持され、上端にバタ材持金具17を備えた支持用支柱15によって外端側が支持されるが、当該水平バタ材22の外端側を前記連結部材1に挿通させておくことにより、当該水平バタ材22の向きを前記バタ受け23と連結部材1とで決めることができるのである。
尚、水平型枠19の水平型枠板20には、その外側辺近傍位置に、ベランダ手摺り壁の外側面を形成するための垂直型枠24が立設される。この垂直型枠24は、垂直型枠板25の下端外側に取り付けられた桟木26において前記水平型枠19に釘止めなどにより取り付けられる。バタ受け23は従来周知のもので、水平バタ材22の内端部を上から嵌め込むことができる溝形部材27の内端近傍位置から垂直上向きに取付板28が連設されたもので、当該取付板28を壁型枠18の上端の桟木29の垂直外側面に釘止めなどにより取り付けることにより、溝形部材27が所定高さに水平に配置される。水平バタ材22の内端部は、取付板28より外側の溝形部材27に内嵌支持される。
上記のように連結部材1は、ベランダ型枠の組み立てにも活用できるのであるが、この使用状態においては、連結部材1を桟木21と垂直型枠24の垂直型枠板25との間で挟み付けることができないので、安全を期するために、連結部材1の桟木21に当接する部分を釘30により桟木21に止着することができる。従って連結部材1には、桟木21に当接する部分に釘孔を設けておくのが望ましい。
尚、連結部材1に設けた補強用リブ7a〜7cは本発明に必須のものではなく、連結部材1を構成する矩形板の板厚を適当に厚くすることにより補強用リブ7a〜7cを無くすことができる。又、水平差し込み部分3は、連結部分6の上側辺の中央部にのみ折曲連設することができる。更に図8に示すように、連結部材1に設けた連結部分6を無くし、上端にそれぞれ水平差し込み部分3を備えた左右一対の垂直部分5a,5bを水平部分2から独立的に立設することもできる。この構成によれば、水平差し込み部分3の差し込み作業が、水平型枠板10,20と桟木11,21とを止着する釘に比較的邪魔されずに容易に行うことができる。勿論、この図8に示すような構成を採用する場合は、全体を板材ではなく1本の線材の曲げ加工により構成することも可能である。
A図は連結部材の斜視図、B図は当該連結部材を使用して組み立てられた梁型枠の要部を示す縦断正面図である。 A図は連結部材の中央縦断側面図、B図は連結部材の横断平面図である。 図1Bの左側面図である。 A図は連結部材を取り付けた水平型枠を示す縦断正面図、B図は同左側面図である。 図4Aの水平型枠に垂直型枠を取り付けた状態を示す縦断正面図である。 A図は支持用支柱の上端部と当該支持用支柱で支持する直前の梁型枠の要部とを示す縦断正面図、B図は同左側面図である。 連結部材を使用して組み立てられたベランダ型枠の要部を示す一部切欠き縦断正面図である。 連結部材の変形例を示す斜視図である。
符号の説明
1 連結部材
2 水平部分
3 水平差し込み部分
4 矩形孔
5a,5b 左右一対の垂直部分
6 連結部分
7a〜7c 補強用リブ
8,19 水平型枠
9,24 垂直型枠
10,20 水平型枠板
11,13,21,26,29 桟木
12,25 垂直型枠板
14,16,22 水平バタ材
15 支持用支柱
15a 支持用支柱上端の鍔部
17 バタ材支持金具
18 壁型枠
23 バタ材受け

Claims (7)

  1. 水平型枠板とこの水平型枠板の側辺下側に取り付けられた桟木とから成る水平型枠と、前記桟木を介して当該水平型枠を支持する水平バタ材と、この水平バタ材と前記水平型枠とを連結する連結部材とを備えた型枠構造であって、前記連結部材は、前記水平バタ材を支持する水平部分と、この水平部分の両端から立ち上がって前記水平バタ材を挟む左右一対の垂直部分と、当該垂直部分の少なくとも一方の上端から連設されて前記水平型枠板と桟木との間に差し込まれる水平差し込み部分とを有する、型枠構造。
  2. 前記連結部材の水平部分は、左右一対の垂直部分の下端から前記水平差し込み部分の突出方向とは反対方向へ水平に連設されている、請求項1に記載の型枠構造。
  3. 前記連結部材の前記桟木に隣接する部分は、この桟木と当該桟木の外側に取り付けられた垂直型枠板との間に挟まれ、前記水平バタ材は、支持用支柱の上端に嵌装されて前記桟木の下側位置で当該水平バタ材に外嵌するバタ材支持金具によって支持され、前記連結部材の水平部分は、前記支持用支柱の上端に設けられた鍔部と前記水平バタ材との間に挟まれている、請求項2に記載の型枠構造。
  4. 前記連結部材の左右一対の垂直部分は、その上端側でも連結部分により互いに一体化され、当該連結部分と前記水平部分との間で水平バタ材が貫通する矩形孔が形成されている、請求項1〜3の何れか1項に記載の型枠構造。
  5. 前記連結部材は、1枚の矩形板の上側辺を折曲して前記水平差し込み部分が形成されると共に、当該矩形板の下側辺を折曲して前記水平部分が形成されたもので、この水平部分の上側に水平バタ材が貫通する前記矩形孔が形成されている、請求項4に記載の型枠構造。
  6. 前記連結部材の少なくとも前記桟木に隣接する部分に、前記水平差し込み部分の突出方向と同一側に突出する補強用リブが形成されている、請求項1〜5の何れか1項に記載の型枠構造。
  7. 前記連結部材の前記桟木に隣接する部分は、この桟木に釘止めされている、請求項1〜6の何れか1項に記載の型枠構造。
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