JP2007249423A - 業務処理システムにおける処理画面切替方法、業務処理システム、そのサーバ、プログラム - Google Patents

業務処理システムにおける処理画面切替方法、業務処理システム、そのサーバ、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の部署に所属するユーザが利用する場合であっても、複数の部署/立場に応じた業務画面切替えに関して面倒な操作を行う必要が無くなる。
【解決手段】Webアプリケーション・サーバ2の業務処理部21は、ログイン処理の際、認証OKであった場合は、処理権限チケットを作成して、端末装置3のWebブラウザ11に送る。端末装置3側ではこの処理権限チケットを保存しておき、任意のサーバ2にアクセスする毎に、所望の立場(兼任部署、役職)での業務処理要求と共に処理権限チケットを送信する。サーバ2側では、この処理権限チケットに基づき、該要求に対応する処理画面を作成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、業務処理システムに係わり、特に複数部署を兼任するユーザにも対応できる処理画面切替方法に関する。
近年、企業や公共団体等の組織における勤怠、旅費精算、財務会計等の各種業務について、業務の効率化によるコスト削減や紙資料の削減等を背景に、処理の電子化が益々進められている。この様な業務処理の電子化にあたっては、パソコンに標準搭載されているWebブラウザをクライアントソフトとし、インターネット標準であるHTTPを通信プロトコルとして用いたWeb技術によるアプリケーション構築が盛んである。この様なWebアプリケーション利用にあたっては、当該Webアプリケーションを利用する社員/職員(以下、ユーザと呼ぶ)やその部署等の組織構成に関する情報を登録しておき、部署やユーザ等の処理権限を設定し、ユーザ毎にWebアプリケーションにログインする為のユーザIDやパスワード等を発行しておく必要がある。
また、組織内で業務を進めるうえでは、意思決定や合意形成等の過程が必要であり、その為には上司や他部署の担当者等による決裁や承認が必要である。この様な業務の流れを電子化したものの中で代表的なものが、一般的にワークフローと呼ばれる、電子的な決裁・承認処理である。この様な処理を含む、業務に係わる様々な業務処理サービスを提供するシステムを、以下、業務処理システムと呼ぶものとする。
ところで、ここで、組織内において、一人のユーザが複数の部署に所属している(複数部署を兼任している)場合がある。この様なユーザがワークフローによる承認処理等を行う際には、所属している複数部署の何れの立場で処理を行うかを予め選択しておく必要があるため、例えばWebアプリケーションのログイン画面等で所属部署の選択を行う。
しかしながら、ログイン時に任意の所属部署を選択して処理を行った後、続けて他の所属部署の立場で処理を行いたい場合、従来では、一旦Webアプリケーションからログアウトして再度ログインし直すか、あるいは初期メニュー等に戻って所属部署を選択してから再び処理画面に進む等の様に、所属部署の切替えに関して面倒な画面操作を行う必要があった。
ユーザが複数の部署を兼任する場合に対応する従来技術としては、例えば、特許文献1記載の発明が知られているが、この発明は、兼任先の部署においても兼任ユーザのスケジュールデータを参照したり変更可能にする為に、所属情報の入力に対して、所属部署表からユーザIDを取得する手段と、取得したユーザIDを基にスケジュール表から当該兼任ユーザのスケジュールデータを取得する手段とを備えるものであり、上述した問題点を解決することはできない。
特開平10−74219号公報
本発明の課題は、複数の部署に所属するユーザが利用する場合であっても、複数の部署/立場に応じた業務画面切替えに関して面倒な操作を行う必要が無く、更に複数のサーバの各々が別々の業務処理を実行する構成においても有効な、業務処理システム、そのサーバ、端末装置、プログラム等を提供することである。
本発明の業務処理システムにおける処理画面切替方法は、1以上の端末装置と、各々特定の業務処理を実行する複数のサーバとがネットワークに接続されて成る業務処理システムにおける処理画面切替方法であって、前記サーバは、任意の端末装置によるログイン処理の際に、認証が正常終了した場合には、該端末装置のユーザの個人情報と該ユーザが兼任する全ての部署を検索して求め、該求めた情報を用いて処理権限チケットを作成し、該処理権限チケットを要求元の端末装置に送信し、前記端末装置は、前記処理権限チケットを保存し、所望の業務処理に係わる所望の兼任部署に対応する業務処理画面を要求する際に前記保存した処理権限チケットを要求先のサーバに送信し、該要求と処理権限チケットを受信したサーバは、該処理権限チケットに含まれる情報を取り出し、該取り出した情報を用いて、前記所望の兼任部署に対応する業務処理画面を作成して前記端末装置に表示させるものである。
前記端末装置はWebブラウザ機能を有しており、前記処理権限チケットはCookie情報であり、前記サーバは全て同じドメインに属するようにしている。また、例えば、前記作成される業務処理画面には、前記処理権限チケットから取り出した情報のうち前記全ての兼任部署の情報用いた部署選択欄が含まれる。
上記処理画面切替方法では、ログイン処理の際、認証が正常終了した場合には、その端末装置に対して処理権限チケットを与えておく。処理権限チケットは、例えばCookie情報であり、そのユーザの個人情報(ユーザID、氏名、従業員コード等)とそのユーザが兼任する全ての部署情報が含まれ、任意のサーバにアクセスする毎に、そのサーバに送信されるものである。サーバ側では、この処理権限チケットの内容を参照することで、処理画面データを作成できる。これより、例えばユーザが別の立場(別の兼任部署)で業務処理を行いたい場合や、業務処理の種類を変更したい場合でも、面倒な操作を行う必要はない。
尚、本発明は、上記の方法に限らず、業務処理システム、そのサーバ、プログラム自体として構成することもできる。
本発明の業務処理システム等によれば、複数の部署に所属するユーザが利用する場合であっても、複数の部署/立場に応じた業務画面切替えに関して面倒な操作を行う必要が無くなる。これは、複数のサーバの各々が別々の業務処理を実行する構成においても有効なものとなる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本実施の形態によるネットワークシステム全体の概略構成図である。
図1に示すように、本ネットワークシステム(業務処理システム)は、LANやWAN等のネットワーク1に、クライアントである多数の端末装置(例えばパーソナルコンピュータ等)3と、ワークフロー等の処理サービスを行う1又は複数のWebアプリケーション・サーバ2が、接続されて成る構成となっている。
尚、Webアプリケーション・サーバ2は、複数のアプリケーションを1つのサーバ内に実装してもよいし、データベースサーバ若しくはディレクトリサーバを用いてユーザ情報を管理する部分を、分散配置してもよい。また、複数のWebアプリケーション・サーバ2は、各々特定の業務処理サービスを提供するものである。以下の説明では、一例として、複数のサーバ2としてサーバA、サーバB、サーバCがあるものとし、サーバAは文書作成システム、サーバBは決裁システム、サーバCは経理システムを提供するものとして説明する。また、本例では複数のWebアプリケーション・サーバ2全てが1つのドメインに属するものとする。ドメイン名が同じであるので、あるサーバ2にアクセスして取得したCookie情報(処理権限チケット)は、別のサーバ2にアクセスした際にも当該サーバ2に送信されるので、そのユーザに係わる所定の情報、及びそのユーザが現在選択している部署が何であるのかを、どのサーバ2にアクセスしたときでも当該アクセス先のサーバ2は知ることが出来る。詳しくは後述する。
また、ネットワーク1は、LANやWANに限るものではない。例えば、インターネット等を用いても良い。
図2は、上記端末装置3及びWebアプリケーション・サーバ2による処理フローを示す。
ここで、図2におけるWebブラウザ11は端末装置3に搭載されているWebブラウザである。また、業務処理部21、ユーザ情報取得部22は、Webアプリケーション・サーバ2において各々所定のアプリケーションを実行することにより実現される機能部であり、例えばWebアプリケーションに組み込まれている。これら2つの機能部は、本例では1つのWebアプリケーション・サーバ2上で実現するが、複数のサーバ2に分散させてもよい。
図2(a)〜(c)に示す処理は、それぞれ、Webアプリケーション・サーバ2へのログイン時、任意の業務処理の処理画面の要求時、及び所属部署切替え時における処理である。
まず、図2(a)を参照して、Webアプリケーション・サーバ2へのログイン時の処理について説明する。
この処理は、まず、任意のユーザが任意の端末装置3のWebブラウザ11を起動してログイン要求を行うと、Webブラウザ11は、複数のサーバ2のうち任意のサーバ2に対して、ログイン画面要求コマンドを送信する(ステップS11)。このログイン画面要求コマンドを受信した業務処理部21は、要求元の端末装置3に対してログイン画面の表示用データを送信する(ステップS12)。Webブラウザ11は、受信した表示用データより、ログイン画面をディスプレイに表示する(ステップS13)。
ログイン画面は特に図示しないが、ユーザIDやパスワード等のユーザ識別情報を入力させる画面であり、ユーザがこれらの情報を入力すると、Webブラウザ11は、入力されたユーザ識別情報を業務処理部21に送信する(ステップS14)。
ユーザ識別情報を受信した業務処理部21は、所定の照合処理を行う(ステップS15)。この照合処理は一般的なものであり、予め登録されている不図示のユーザ登録情報の一部(ユーザIDやパスワード等)と、上記入力されたユーザ識別情報とが一致するか否かを確認する処理である。そして、照合の結果、一致すると判定された場合には、上記予め登録されているユーザ登録情報(上記ユーザIDだけでなく、氏名や全ての所属(兼任)部署名、役職名等)を用いて処理権限チケットを生成して、この処理権限チケットをWebのCookieとしてWebブラウザ11に送信する(ステップS16)。その際、初期メニューの表示用データも一緒に送信する。これらの情報を受け取ったWebブラウザ11は、初期メニューを表示すると共に、処理権限チケットを端末装置3の記憶装置(メモリやハードディスク等)に保存する(ステップS17)。この保存処理は、Webブラウザに標準搭載されているCookie処理機能によって行われる。
尚、上記照合の結果、不一致であった場合には、再度の入力を行わせるか又はログインを許可しない。また、尚、上記ログイン処理は、端末装置3側でユーザが、所望の業務処理、所望の立場(兼任部署)を指定して行うようにしてもよい。この場合は、指定された業務処理と立場に対応した処理画面が作成されてWebブラウザ11側で表示されることになる。
上記処理権限チケットの内容の一例を図3に示す。
図示の処理権限チケットには、所属部署に拠らないユーザ個人の情報(氏名、ユーザID、E-mailアドレス等;図示の例では、山田太郎、m98021、[email protected])と共に、所属部署に関する情報(部署名、部署コード、役職等)が所属数分含まれている。図示の例では、山田太郎は、総務部人事課と経理部と情報システム企画室とを兼任しており、各々の役職は、課長、次長、室長代理となっている。この様に、複数部署を兼任しているだけでなく、兼任する各部署毎に、立場(役職)が異なる場合もある。尚、図示していないが、更に職員(従業員)コード、役職コード等が含まれていても良い。
この様に、そのユーザに関する情報(上記個人情報と兼任部署情報)を処理権限チケットに含めて、ログイン時に端末装置3側に渡して保存させておけば、任意のサーバ2にアクセスする毎に、Cookie機能によりアクセス先のサーバ2に処理権限チケットが自動的に渡されるので、Webブラウザ11側で任意の所属部署が選択される毎にWebアプリケーション・サーバ2側で保存・管理されているユーザ登録情報を検索する等といった処理を行う必要はなくなる。
ログイン時に上述した処理を行ったら、その後は、まず、ユーザは、初期メニュー上で任意の業務処理サービスを指定する。初期メニューは、特に図示しないが、例えば図5におけるサービス選択欄43の部分等が表示され、これよりユーザが所望の業務処理サービスを指定すると、図2(b)に示す処理画面表示時の処理が実行される。更にその後、図5に示す処理画面のサービス選択欄43において所望の業務処理サービスが指定される毎に図2(b)の処理が実行され、あるいは図5に示す処理画面の選択リストボックス41においてユーザが所望の所属部署を指定する毎に図2(c)に示す所属部署切替え時の処理が実行される。
まず、図2(b)の処理について説明する。
上記初期メニュー又は処理画面上の上記サービス選択欄43において、ユーザが、所望の業務処理サービスを選択・指定する操作を行うと、Webブラウザ11は、複数のサーバ2のうち当該指定された業務処理サービスを提供しているサーバ2に対して、処理画面要求と共に上記保存してあった処理権限チケットを送信する(ステップS21)。尚、この処理権限チケット(Cookie情報)の送信は、Webブラウザに標準搭載されているCookie処理機能により、当該Cookie情報に含まれるドメイン名と同じドメイン名を持つ情報処理装置へアクセスする毎に、自動的に行われる。
上記処理画面要求と処理権限チケットを受信したサーバ2の業務処理部21は、この処理権限チケットをユーザ情報取得部22に渡す(ステップS22)。ユーザ情報取得部22は、Cookie情報を解読してその内容を取得する機能を有する機能部である。尚、処理権限チケットが送られてくるということは、要求元のユーザは既にステップS15の処理で認証OKとなっていることになるので、ここでは認証処理を行う必要はない。これは、図2(c)の処理でも同様である。
ここで、本処理は、基本的には後述する所属部署切替え時の処理と同様に、所属部署・役職に応じた処理画面を表示するものであるが、少なくとも初期メニュー時の処理では所属部署の選択は行われていない為、これに対応させて予めデフォルトの所属部署を登録しておく。このデフォルトの所属部署は、例えばそのユーザが主に所属する部署である。但し、これに限らず、例えば前回のアクセス時に最後に選択された所属部署等としてもよい。これより、ユーザ情報取得部22は、受け取った処理権限チケットを解読して、その内容、すなわちそのユーザの個人情報(氏名、ユーザID、E-mailアドレス等)とそのユーザが兼任する全ての所属部署について部署名、部署コード、役職名、役職コード等を取得すると共に、この中から上記デフォルトの所属部署に関する情報を抽出して、これを“選択した部署の情報”として、これら取得・抽出した情報全てを、ユーザ情報として業務処理部21に渡す(ステップS23)。但し、ステップS23の処理を、デフォルトの所属部署の情報を用いないで行う場合もある。この場合は、後述する“新たな処理権限チケット”の情報を用いるのであり、詳しくは後に説明する。
ここで、上記処理権限チケットを発行したサーバ2にアクセスした場合には、処理権限チケットの内容を抽出する必要はないかもしれない(ステップS16で処理権限チケット生成の際に用いた情報を保存させておけばよい)。しかし、例えばログイン時にサーバAにアクセスして処理権限チケットを取得し、続いて例えば決裁システムを選択・指定した場合、アクセス先となるサーバBには処理権限チケットの内容は当然保存されていないので、処理権限チケットから取得することになる。また、更に続けて他の業務処理を行いたい場合もあり、例えば経理システムを指定した場合、サーバCにアクセルすることになるが、サーバCにおいても上記サーバBと同様の事となる。これによって、サーバB,Cではデータベースのユーザ登録情報を検索する必要が無い分、処理時間が短くて済むようになる。
業務処理システム等において、複数のサーバ2がネットワークに接続され、各サーバ2が特定の役割を実行する(例えば、サーバAは文書システム、サーバBは決裁システム、サーバCは経理システム等)ようなネットワークシステムを構築することは、よく行われていることであり、本手法ではこの様な構成のネットワークシステムにも対応できる。
図4に、ステップS23で業務処理部21に渡されるユーザ情報の一例を示す。
図示の通り、ユーザ情報は、基本的には処理権限チケットの内容そのものであり、これに上記“選択した部署の情報”が加わっている。この“選択した部署の情報”は、業務処理部21においては、後述するステップS31の所属部署選択情報と同様に扱われる。これより、後述するステップS33の処理において業務処理部21に渡されるユーザ情報には、“選択した部署の情報”は含まれていない(ステップS31で所属部署選択情報が通知されているので)。
業務処理部21は、上記ユーザ情報に基づいて、選択された部署・役職に応じた(更にそのユーザ個人に応じた)処理画面データを作成する。処理画面データの作成処理自体は、従来と略同様であるので特に説明しない。従来では、上記ユーザ情報に相当する情報を取得する為に、ユーザはログインし直すといった手間が掛かり、サーバ側では検索処理等が必要であったが、本手法では処理権限チケットを用いれば済むようになる。更に、ユーザ情報に含まれる“全ての兼任部署の情報(例えば部署名等)”を取得して所属部署の選択リストボックスを作成し、これを上記処理画面データに追加することで処理画面データを完成させる。尚、サービス選択欄も付ける。そして、この様にして作成した処理画面データをWebブラウザ11に送信する(ステップS24)。
Webブラウザ11は、この処理画面データを用いて、処理画面を表示させる(ステップS25)。これにより、例えば、図5に示す処理画面が表示される。
図5に示す処理画面40において、符号42の部分は、上記選択した部署(及び役職)に応じた処理画面本体部分である。また、選択リストボックス41の▼をクリックすることで、このユーザが兼任する全ての部署の部署名が一覧表示され、ユーザが所望の部署名を選択すると、図2(c)の所属部署切替え時の処理が実行され、その結果、選択した部署等に応じた処理画面に切り換わることになる。また、サービス選択欄43も表示される。ユーザは、この処理画面上で所望の作業を行った後、引き続き別の作業を行いたい場合には、サービス選択欄43において別の業務処理サービスを選択するか、あるいは選択リストボックス41において別の兼任部署を選択することになる。
サービス選択欄43において別のサービスが選択された場合には、このサービスを提供するサーバ2にアクセスして、上記図2(b)の処理が実行されることになる。但し、ユーザ情報取得部22は、上記ステップS23の処理において、処理権限チケットの内容として“現在選択されている部署”の情報が含まれている場合には、上記デフォルトの所属部署ではなく、“現在選択されている部署”を、上記“選択した部署の情報”とする。この“現在選択されている部署”の情報は、上記ステップS16で生成した処理権限チケットには含まれていないが、更新後の処理権限チケットには含まれている。更新後の処理権限チケットについては後に説明する。
一方、選択リストボックス41において別の兼任部署が選択された場合には、図2(c)に示す所属部署切替え時の処理が行われることになる。
図2(c)に示す所属部署切替え時の処理において、Webブラウザ11は、ユーザによって上記選択リストボックス41において任意の部署の選択が行われると、この選択された部署名(所属部署選択情報)と共に処理権限チケットを業務処理部21に送信する(ステップS31)。業務処理部21は、受信した所属部署選択情報と処理権限チケットを、ユーザ情報取得部22に渡す(ステップS32)。但し、所属部署選択情報は記憶しておく。
ユーザ情報取得部22は、受け取った処理権限チケットを解読して、その内容、すなわちそのユーザの個人情報(氏名、ユーザID、E-mailアドレス等)とそのユーザが兼任する全ての所属部署について部署名、部署コード、役職名、役職コード等を取得して、これをユーザ情報として業務処理部21に渡す。更に、ユーザ情報取得部22は、受け取った所属部署選択情報を上記“現在選択されている部署”として、この“現在選択されている部署”+上記ユーザ情報を用いた新たな処理権限チケット(更新後の処理権限チケット)を作成し、これも業務処理部21に渡す。(ステップS33)
業務処理部21は、受け取ったユーザ情報とステップS31で受信した所属部署選択情報とを用いて、上記ステップS24と同様にして、選択された部署等に応じた処理画面データを作成し、これをWebブラウザ11に送信する。加えて、上記更新後の処理権限チケットもWebブラウザ11に送信する。(ステップS34)
Webブラウザ11は、受信した処理画面データを用いて処理画面を表示する。つまり、ユーザによって選択された部署(更にその役職)に応じた処理画面が表示されることになる。尚、選択リストボックス41の内容は変わらない。また、Webブラウザ11は、更に、保存していた処理権限チケットを破棄し、代わりに上記更新後の処理権限チケットを保存する。(ステップS35)
これによって、続いてサービス選択欄43において他のサービスを選択することで別のサーバ2にアクセスした場合でも、上記の通り、当該別のサーバ2は“現在選択されている部署”を知ることができ、これに応じた処理画面をWebブラウザ11に表示させることができる。但し、新たな処理権限チケットの作成は、必ずしも必要なものではない。図5の処理画面において所属部署は変更せずに業務処理サービスを変更した場合でも、サーバ2に対して、所属部署の情報も送られるからである。
ユーザが複数の部署に所属している場合(更に所属部署によって役職が異なる場合もある)、従来ではログイン時に所望の業務処理サービス及び部署を指定して、指定内容に応じた処理画面を表示させており、複数の所属部署の仕事をまとめて行いたい場合等には、処理画面を切替える為にはその都度一旦初期画面(ログイン画面)に戻る必要があったが、本例のシステムでは、この様な手間が掛かることなく、処理画面を切替えることができる。よって、ユーザの利便性が向上する。そして、これは、上述してあるように、複数のサーバ2がネットワークに接続され、各サーバ2が特定の役割を実行する(例えば、サーバAは文書システム、サーバBは決裁システム、サーバCは経理システム等)ような業務システムにおいても、実現できる。
図6に、上記ネットワークシステムを構成する各コンピュータ(端末装置3、Webアプリケーション・サーバ2)のハードウェア構成の一例を示す。
同図に示すコンピュータ50は、CPU51、メモリ52、入力部53、出力部54、記憶部55、記録媒体駆動部56、及びネットワーク接続部57を有し、これらがバス58に接続された構成となっている。同図に示す構成は一例であり、これに限るものではない。
CPU51は、当該コンピュータ50全体を制御する中央処理装置である。
メモリ52は、プログラム実行、データ更新等の際に、記憶部55(あるいは可搬型記録媒体59)に記憶されているプログラムあるいはデータを一時的に格納するRAM等のメモリである。CPU51は、メモリ52に読み出したプログラム/データを用いて、上述してある各種機能・処理を実行する。また、メモリ52には処理権限チケットやユーザ情報等も一時的に格納される。
出力部54は、例えばディスプレイ等である。
入力部53は、例えば、キーボード、マウス等であり、ユーザはこれらを操作して、上記図5等の画面上で所望の入力操作等を行う。
ネットワーク接続部57は、例えばイントラネットやインターネット等のネットワークに接続して、他の情報処理装置とのコマンド/データ送受信を行う為の構成である。
記憶部55は、例えばハードディスク等であり、上述した図2等の処理を上記CPU51により実行させるための所定のアプリケーション・プログラムや各種データ(不図示のユーザ登録情報や処理画面の基本データ等)が格納される。
あるいは、これらプログラム/データは、可搬型記録媒体59に記憶されているものであってもよい。この場合、可搬型記録媒体59に記憶されているプログラム/データは、記録媒体駆動部56によって読み出される。可搬型記録媒体59とは、例えば、FD(フレキシブル・ディスク)59a、CD−ROM59b、その他、DVD、光磁気ディスク等である。
あるいは、また、上記プログラム/データは、ネットワーク接続部57により接続しているネットワークを介して、他の装置内に記憶されているものをダウンロードするものであってもよい。あるいは、更に、インターネットを介して、外部の他の装置内に記憶されているものをダウンロードするものであってもよい。
また、本発明は、上記本発明の各種処理をコンピュータ上で実現するプログラムを記録した可搬型記憶媒体として構成できるだけでなく、当該プログラム自体として構成することもできる。
ネットワークシステム全体の概略構成図である。 (a)〜(c)は、端末装置及びWebアプリケーション・サーバによって実行される処理を説明する為のフローチャート図である。 処理権限チケットの内容の一例を示す図である。 ステップS23で業務処理部に渡されるユーザ情報の一例を示す図である。 処理画面の一例である。 コンピュータ・ハードウェア構成図である。
符号の説明
1 ネットワーク
2 Webアプリケーション・サーバ
3 端末装置
40 処理画面
41 選択リストボックス
42 処理画面本体部分
43 サービス選択欄
50 コンピュータ
51 CPU
52 メモリ
53 入力部
54 出力部
55 記憶部
56 記録媒体駆動部
57 ネットワーク接続部
58 バス
59 可搬型記録媒体
59a FD(フレキシブル・ディスク)
59b CD−ROM

Claims (6)

  1. 1以上の端末装置と、各々特定の業務処理を実行する複数のサーバとがネットワークに接続されて成る業務処理システムにおける処理画面切替方法であって、
    前記サーバは、任意の端末装置によるログイン処理の際に、認証が正常終了した場合には、該端末装置のユーザの個人情報と該ユーザが兼任する全ての部署を検索して求め、該求めた情報を用いて処理権限チケットを作成し、該処理権限チケットを要求元の端末装置に送信し、
    前記端末装置は、前記処理権限チケットを保存し、所望の業務処理に係わる所望の兼任部署に対応する業務処理画面を要求する際に前記保存した処理権限チケットを要求先のサーバに送信し、
    該要求と処理権限チケットを受信したサーバは、該処理権限チケットに含まれる情報を取り出し、該取り出した情報を用いて、前記所望の兼任部署に対応する業務処理画面を作成して前記端末装置に表示させることを特徴とする業務処理システムにおける処理画面切替方法。
  2. 前記端末装置はWebブラウザ機能を有しており、前記処理権限チケットはCookie情報であり、前記サーバは全て同じドメインに属することを特徴とする請求項1記載の業務処理システムにおける処理画面切替方法。
  3. 前記作成される業務処理画面には、前記処理権限チケットから取り出した情報のうち前記全ての兼任部署の情報用いた部署選択欄が含まれることを特徴とする請求項1又は2記載の業務処理システムにおける処理画面切替方法。
  4. 1以上の端末装置と、各々特定の業務処理を実行する複数のサーバとがネットワークに接続されて成る業務処理システムにおいて、
    前記サーバは、任意の端末装置によるログイン処理の際に、認証が正常終了した場合には、該端末装置のユーザの個人情報と該ユーザが兼任する全ての部署を検索して求め、該求めた情報を用いて処理権限チケットを作成し、該処理権限チケットを要求元の端末装置に送信する業務処理手段を有し、
    前記端末装置は、前記処理権限チケットを保存し、所望の業務処理に係わる所望の兼任部署に対応する業務処理画面を要求する際に前記保存した処理権限チケットを要求先のサーバに送信するブラウザ手段を有し、
    前記サーバは、更に、前記要求と処理権限チケットを受信した場合に、該処理権限チケットに含まれる情報を取り出し、該取り出した情報を用いてユーザ情報を作成して前記業務処理手段に渡すユーザ情報取得手段を備え、
    前記業務処理手段は、該ユーザ情報を用いて、前記所望の兼任部署に対応する業務処理画面を作成して前記端末装置に表示させることを特徴とする業務処理システム。
  5. 1以上の端末装置と、各々特定の業務処理を実行する複数のサーバとがネットワークに接続されて成る業務処理システムにおける前記各サーバにおいて、
    任意の端末装置によるログイン処理の際に、認証が正常終了した場合には、該端末装置のユーザの個人情報と該ユーザが兼任する全ての部署を検索して求め、該求めた情報を用いて処理権限チケットを作成し、該処理権限チケットを要求元の端末装置に送信する業務処理手段と、
    任意の端末装置から自己が担当する業務処理の処理画面要求と共に前記の又は他のサーバが作成した処理権限チケットが送られてくると、該処理権限チケットに含まれる情報を取り出し、該取り出した情報を用いてユーザ情報を作成して前記業務処理手段に渡すユーザ情報取得手段とを有し、
    前記業務処理手段は、該ユーザ情報を用いて、前記所望の兼任部署に対応する業務処理画面を作成して前記端末装置に表示させることを特徴とする業務処理システムにおけるサーバ。
  6. 1以上の端末装置と、各々特定の業務処理を実行する複数のサーバとがネットワークに接続されて成る業務処理システムにおける前記各サーバとしてのコンピュータに、
    任意の端末装置によるログイン処理の際に、認証が正常終了した場合には、該端末装置のユーザの個人情報と該ユーザが兼任する全ての部署を検索して求め、該求めた情報を用いて処理権限チケットを作成し、該処理権限チケットを要求元の端末装置に送信する機能と、
    任意の端末装置から自己が担当する業務処理の処理画面要求と共に前記の又は他のサーバが作成した処理権限チケットが送られてくると、該処理権限チケットに含まれる情報を取り出し、該取り出した情報を用いてユーザ情報を作成する機能と、
    該ユーザ情報を用いて、前記所望の兼任部署に対応する業務処理画面を作成して前記端末装置に表示させる機能と、
    を実現させる為のプログラム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010140337A (ja) * 2008-12-12 2010-06-24 Canon Software Inc ワークフローシステム、ワークフロー制御装置、ワークフロー処理待ち工程情報取得方法、プログラム、及び、記録媒体
JP2011209843A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Nomura Research Institute Ltd 画面生成装置
JP2014002631A (ja) * 2012-06-20 2014-01-09 Konica Minolta Inc 画像形成装置、携帯端末、認証システムおよびプログラム

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