JP2007249351A - 印刷装置およびプログラムインストール方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】端末装置からの印刷操作可能な状態へのセッティングが容易な印刷装置および該印刷装置を操作するためのプログラムを端末装置にインストールするプログラムインストール方法を得ること。
【解決手段】接続された端末装置からの操作により印刷を実行する印刷装置であって、自装置における印刷動作を制御する前記端末装置を特定する情報を認識する情報認識手段と、前記情報に基づいて前記端末装置を特定する特定手段と、前記特定した前記端末装置にインストールする、自装置を操作するためのプログラムを記憶する記憶手段と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、印刷装置およびプログラムインストール方法に関するものであり、特に、文字情報、画像情報、図形情報を端末装置を用いて印刷装置に対して印刷情報として送出することにより、該印刷情報を印刷することができる印刷装置および端末装置において印刷装置を操作するためのプログラムをインストールするプログラムインストール方法に関するものである。
従来、一般的にコンピュータ端末装置では、コンピュータ端末装置を効率良く動作させるための基本ソフトウェアであるOS(Operation System)が動作しており、OSは自システムが有する機能の活用やハードウェア操作を行うためにAPI(Application Programming Interface)を、OS上で動作するプログラムに対して提供する。
また、OSが動作しているコンピュータ端末装置において、印刷装置を用いて印刷を行う場合、プリンタドライバと呼称される特殊なプログラムを利用する。プリンタドライバは、OSから呼び出されるソフトウェアの一種である。一般のプログラムから印刷を行いたい場合には、上述のAPIを用いてOSの機能を利用し、OSがプリンタドライバを呼び出すことにより印刷機能が利用できるという仕組みが一般的である。
通常、コンピュータ端末装置にプリンタドライバをインストールする際は、印刷装置の機種名やIPアドレスなど、印刷装置を特定する情報が必要となる。また、プリンタドライバは、印刷装置の機種それぞれに対して存在するため、コンピュータ端末装置の利用者が使用する印刷装置の機種名やモデルバージョンの情報を取得しなければならない。
しかし、プリンタドライバをインストールする際に必要となる各印刷装置の詳細な情報を一般の印刷装置の利用者が既知であること場合はまれである。また、印刷装置の詳しい情報を基に、印刷装置に適合したプリンタドライバを入手する負担も発生する。印刷装置を物理的に発見することは容易であるが、その印刷装置のIPアドレスや機種名、必要なプリンタドライバを調べ、入手することは、印刷装置の利用者にとって大きな負担となる。
昨今では、印刷装置の利用頻度が非常に高く、その機種数も指数関数的に増えている。このため、印刷装置の詳細情報と該印刷装置に適合するプリンタドライバとを印刷装置の利用者が容易に入手することができ、コンピュータ端末装置に容易にインストールできることが望まれている。
プリンタドライバを容易に入手し、インストールするための技術としては、たとえば、接続されたホスト装置で動作する、自装置を制御する制御プログラムであるドライバを格納する格納手段と、ドライバをホスト装置へ転送する通信手段を有する情報処理装置であって、通信手段の転送プロトコルがHTTPプロトコルである情報処理装置が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
また、第2の装置によって第1の装置を監視し、第2の装置によって第1の装置内の現行のデバイスドライバが所望のデバイスドライバであるかどうかを判定し、第1の装置内の現行のデバイスドライバが所望のデバイスドライバと異なると判定されたときに所望の装置を第2の装置から第1の装置へ伝送し、現行のデバイスドライバおよび所望のデバイスドライバが第1の装置の動作を制御する技術が提案されている(たとえば、特許文献2参照)。
また、接続されたホスト装置によって実行可能な、自装置を制御する制御プログラムの種類を認識し、認識された種類の制御プログラムが予め格納し、格納された制御プログラムをホスト装置に送信する技術が提案されている(たとえば、特許文献3参照)。
特開2004−220452号公報 特開2001−249885号公報 特開2000−132378号公報
しかしながら、上記従来の技術によれば、いずれの方法においてもコンピュータ端末装置から印刷装置へアクセスを行った反応として印刷装置が動作している。このため、印刷装置の利用者が、該印刷装置を識別するための情報を事前に取得していることが前提とされ、これらの情報を事前に取得していない場合には印刷ができない、という問題があった。
また、特許文献2、特許文献3においては、コンピュータ端末装置にデバイスドライバまたはこれに類するプログラムがインストールされている必要があるため、新規にプリンタドライバをインストールすることは不可能である、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、端末装置からの印刷操作可能な状態へのセッティングが容易な印刷装置および該印刷装置を操作するためのプログラムを端末装置にインストールするプログラムインストール方法を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、接続された端末装置からの操作により印刷を実行する印刷装置であって、自装置における印刷動作を制御する端末装置を特定する情報を認識する情報認識手段と、情報に基づいて端末装置を特定する特定手段と、特定した端末装置にインストールする、自装置を操作するためのプログラムを記憶する記憶手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項2にかかる発明は、請求項1にかかる発明において、特定手段は、端末装置を特定する情報として物理識別子を用いることを特徴とする。
また、請求項3にかかる発明は、請求項1にかかる発明において、特定手段は、端末装置を特定する情報として論理識別子を用いることを特徴とする。
また、請求項4にかかる発明は、請求項1にかかる発明において、情報認識手段は、端末装置を特定する情報を自動で取得することを特徴とする。
また、請求項5にかかる発明は、請求項1にかかる発明において、特定した端末装置に対してプログラムを送信するプログラム送信手段を備えることを特徴とする。
また、請求項6にかかる発明は、請求項5にかかる発明において、プログラム送信手段で送信したプログラムを特定した端末装置に自動でインストールする自動インストール手段を備えることを特徴とする。
また、請求項7にかかる発明は、請求項1にかかる発明において、プログラムのインストールに必要な自印刷装置に関する情報を端末装置に自動でコピーするコピー手段を備えることを特徴とする。
また、請求項8にかかる発明は、請求項5または7にかかる発明において、プログラムを端末装置ごとに選択するプログラム選択手段を備えることを特徴とする。
また、請求項9にかかる発明は、請求項8にかかる発明において、プログラム選択手段は、端末装置の制御を管理する基本ソフトウェアに関する情報に基づいてプログラムを端末装置ごとに選択することを特徴とする。
また、請求項10にかかる発明は、請求項8にかかる発明において、プログラム選択手段は、端末装置が既に有する、自印刷装置を操作するためのプログラムの内容を判断してプログラムを端末装置ごとに選択することを特徴とする。
また、請求項11にかかる発明は、請求項8にかかる発明において、プログラム選択手段は、プログラムを端末装置ごとに選択するための情報を自動取得することを特徴とする。
また、請求項12にかかる発明は、印刷装置に保持された該印刷装置の印刷操作を行うための印刷操作プログラムを、該印刷装置に接続された端末装置にインストールするプログラムインストール方法であって、印刷装置が、自印刷装置における印刷動作を制御する端末装置を特定する情報を認識する情報認識工程と、印刷装置が、情報に基づいて端末装置を特定する端末装置特定工程と、を含むことを特徴とする。
また、請求項13にかかる発明は、請求項12にかかる発明において、端末装置特定工程において、端末装置を特定する情報として物理識別子を用いることを特徴とする。
また、請求項14にかかる発明は、請求項12にかかる発明において、端末装置特定工程において、端末装置を特定する情報として論理識別子を用いることを特徴とする。
また、請求項15にかかる発明は、請求項12にかかる発明において、情報認識工程において、自装置が端末装置を特定する情報を自動で取得することを特徴とする。
また、請求項16にかかる発明は、請求項12にかかる発明において、特定した端末装置に対して印刷装置がプログラムを送信するプログラム送信工程を含むことを特徴とする。
また、請求項17にかかる発明は、請求項16にかかる発明において、プログラム送信工程で送信したプログラムを印刷装置が特定した端末装置に自動でインストールする自動インストール工程を含むことを特徴とする。
また、請求項18にかかる発明は、請求項12にかかる発明において、印刷装置が、プログラムのインストールに必要な自印刷装置に関する情報を端末装置に自動でコピーするコピー工程を含むことを特徴とする。
また、請求項19にかかる発明は、請求項16または18にかかる発明において、プログラム送信工程またはコピー工程は、印刷装置がプログラムを端末装置ごとに選択するプログラム選択工程を含むことを特徴とする。
また、請求項20にかかる発明は、請求項19にかかる発明において、プログラム選択工程において、端末装置の制御を管理する基本ソフトウェアに関する情報に基づいて印刷装置がプログラムを端末装置ごとに選択することを特徴とする。
また、請求項21にかかる発明は、請求項19にかかる発明において、プログラム選択工程において、端末装置が既に有する、自印刷装置を操作するためのプログラムの内容を判断して印刷装置がプログラムを端末装置ごとに選択することを特徴とする。
また、請求項22にかかる発明は、請求項19にかかる発明において、プログラム選択工程において、プログラムを端末装置ごとに選択するための情報を印刷装置が自動取得することを特徴とする。
請求項1にかかる発明によれば、端末装置に対して自装置を操作するためのプログラムをインストールするために、印刷装置が、自印刷装置における印刷動作を制御する端末装置を特定する情報を認識し、情報に基づいて端末装置を特定することによって、端末装置からの印刷操作が可能な状態へのセッティングが容易な印刷装置を提供することができる、という効果を奏する。また、この発明によれば、印刷装置を識別するための情報を事前に取得していない場合においても、容易に上記のセッティングが可能となり、印刷装置の利用者が、容易に印刷装置を使用することができる、という効果を奏する。
また、請求項2にかかる発明によれば、請求項1にかかる発明において、特定手段が、端末装置を特定する情報として物理識別子を用いることによって、必ず一意に端末装置を特定することができる、という効果を奏する。
また、請求項3にかかる発明によれば、請求項1にかかる発明において、特定手段が、端末装置を特定する情報として論理識別子を用いることによって、端末装置を容易に特定することができる、という効果を奏する。
また、請求項4にかかる発明によれば、請求項1にかかる発明において、情報認識手段が、端末装置を特定する情報を自動で取得することによって、端末装置を特定するための情報を印刷装置の利用者が印刷装置に入力する負担を軽減することができる、という効果を奏する。
また、請求項5にかかる発明によれば、請求項1にかかる発明において、特定した端末装置に対してプログラムを送信することによって、印刷装置の利用者がプログラムをインストールする負担を軽減することができる、という効果を奏する。
また、請求項6にかかる発明によれば、請求項5にかかる発明において、プログラム送信手段で送信したプログラムを特定した端末装置に自動でインストールすることによって、印刷装置の利用者がプログラムをインストールする負担を軽減することができる、という効果を奏する。
また、請求項7にかかる発明によれば、請求項1にかかる発明において、プログラムのインストールに必要な自印刷装置に関する情報を端末装置に自動でコピーすることによって、印刷装置の利用者がインストールするために必要なデータを探す負担を軽減することができる、という効果を奏する。
また、請求項8にかかる発明によれば、請求項5または7にかかる発明において、プログラムを端末装置ごとに選択することによって、端末装置に最適な情報を送信することができる、という効果を奏する。
また、請求項9にかかる発明によれば、請求項8にかかる発明において、プログラム選択手段が、端末装置の制御を管理する基本ソフトウェアに関する情報に基づいてプログラムを端末装置ごとに選択することによって、端末装置のOSに適合したプログラムを選択することができる、という効果を奏する。
また、請求項10にかかる発明によれば、請求項8にかかる発明において、プログラム選択手段が、端末装置が既に有する、自印刷装置を操作するためのプログラムの内容を判断してプログラムを端末装置ごとに選択することによって、より新しい情報を送信することができる、という効果を奏する。
また、請求項11にかかる発明によれば、請求項8にかかる発明において、プログラム選択手段が、プログラムを端末装置ごとに選択するための情報を自動取得することによって、印刷装置の利用者が印刷装置に入力する負担を軽減することができる、という効果を奏する。
また、請求項12にかかる発明によれば、印刷装置に保持された該印刷装置の印刷操作を行うための印刷操作プログラムをインストールする対象として、印刷装置が、自印刷装置における印刷動作を制御する端末装置を特定する情報を認識し、さらに情報に基づいて端末装置を特定することによって、端末装置からの印刷操作可能な状態へのセッティングが容易に行える、という効果を奏する。また、この発明によれば、印刷装置を識別するための情報を事前に取得していない場合においても、容易に上記のセッティングが可能となり、印刷装置の利用者が、容易に印刷装置を使用することができる、という効果を奏する。
また、請求項13にかかる発明によれば、請求項12にかかる発明の端末装置特定工程において、端末装置を特定する情報として物理識別子を用いることによって、必ず一意に端末装置を特定することができる、という効果を奏する。
また、請求項14にかかる発明によれば、請求項12にかかる発明の端末装置特定工程において、端末装置を特定する情報として論理識別子を用いることによって、端末装置を容易に特定することができる、という効果を奏する。
また、請求項15にかかる発明によれば、請求項12にかかる発明の情報認識工程において、自装置が端末装置を特定する情報を自動で取得することによって、端末装置を特定するための情報を印刷装置の利用者が印刷装置に入力する負担を軽減することができる、という効果を奏する。
また、請求項16にかかる発明によれば、請求項12にかかる発明において、特定した端末装置に対して印刷装置がプログラムを送信することによって、印刷装置の利用者がプログラムをインストールする負担を軽減することができる、という効果を奏する。
また、請求項17にかかる発明によれば、請求項16にかかる発明において、プログラム送信工程で送信したプログラムを印刷装置が特定した端末装置に自動でインストールすることによって、印刷装置の利用者がプログラムをインストールする負担を軽減することができる、という効果を奏する。
また、請求項18にかかる発明によれば、請求項12にかかる発明において、印刷装置が、プログラムのインストールに必要な自印刷装置に関する情報を端末装置に自動でコピーすることによって、印刷装置の利用者がインストールするために必要なデータを探す負担を軽減することができる、という効果を奏する。
また、請求項19にかかる発明によれば、請求項16または18にかかる発明において、プログラム送信工程またはコピー工程が、印刷装置がプログラムを端末装置ごとに選択するプログラム選択工程を含むことによって、端末装置に最適な情報を送信することができる、という効果を奏する。
また、請求項20にかかる発明によれば、請求項19にかかる発明のプログラム選択工程において、端末装置の制御を管理する基本ソフトウェアに関する情報に基づいて印刷装置がプログラムを端末装置ごとに選択することによって、端末装置のOSに適合したプログラムを選択することができる、という効果を奏する。
また、請求項21にかかる発明によれば、請求項19にかかる発明のプログラム選択工程において、端末装置が既に有する、自印刷装置を操作するためのプログラムの内容を判断して印刷装置がプログラムを端末装置ごとに選択することによって、より新しい情報を送信することができる、という効果を奏する。
また、請求項22にかかる発明によれば、請求項19にかかる発明のプログラム選択工程において、プログラムを端末装置ごとに選択するための情報を印刷装置が自動取得することによって、印刷装置の利用者が印刷装置に入力する負担を軽減することができる、という効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる印刷装置およびプログラムインストール方法の最良な実施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は以下の記述に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態1にかかる印刷装置システムの概略構成を示す図である。図1に示すように、実施の形態1にかかる印刷装置システムは、コンピュータ端末装置101と印刷装置103とがネットワーク102によって接続されて構成されている。
コンピュータ端末装置101と印刷装置103とは、TCP/IPプロトコルによるEthernet(登録商標)によって接続されており、該コンピュータ端末装置101および印刷装置103には、それぞれIPアドレスが割り振られている。また、ネットワーク102はインターネットとも接続されていることが好ましい。
コンピュータ端末装置101には、たとえば一般的なパーソナルコンピュータ端末装置を使用する。そのOSとしては、たとえばMicrosoft(登録商標)のWindows XP(登録商標)がインストールされており、OSの標準機能として、他の装置との遠隔操作を可能とする遠隔操作機能としてリモートデスクトップ(登録商標)、および他の装置との通信機能としてSNMP(Simple Network Management Protocol)による通信機能が備わっている。
また、印刷装置103は、たとえば、外部から情報を入力できる外部入力部としてのタッチパネル、Microsoft(登録商標)のWindows XP(登録商標)の標準機能であるリモートデスクトップ(登録商標)を利用して印刷装置103から HYPERLINK "http://e-words.jp/w/Windows.html" Windowsを遠隔操作するための遠隔操作手段、コンピュータ端末装置101の共有フォルダにアクセス可能なアクセス手段、ネットワーク内のコンピュータ端末装置を自動検出するブロードキャストが可能な通信手段、およびSNMP(Simple Network Management Protocol)による通信が可能な通信手段と、を備えている。
また、印刷装置103は、自装置の使用に関する情報の1つとして、自装置を使用するためのプリンタドライバを内臓HDD等の記憶部に保持している。
ただし、パーソナルコンピュータ端末装置、遠隔操作機能、外部からの情報入力手段、ネットワーク内のコンピュータ端末装置の自動検出機能、通信機能、印刷装置の使用に関する情報、印刷装置の使用に関する情報の保存形態、ネットワークプロトコル、各装置の接続形態の種類は、本発明を限定するものではない。したがって、以下の説明においては、特に限定する記載がない限り、本発明はこれらの実施形態に限られるものではない。
そして、本発明を適用するコンピュータ端末装置および印刷装置は、たとえば図2および図3に示すような構成を有するコンピュータ端末装置101gおよび印刷装置103gとして一般化することができる。図2は、本発明を適用可能に一般化したコンピュータ端末装置101gの主要な概略構成の一例を示すブロック図である。図3は、本発明を適用可能に一般化した印刷装置103gの主要な概略構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、コンピュータ端末装置101gは、遠隔操作機能部203と通信機能部205を有するOS201と、各種データやプログラムを記憶する記憶部207と、を備えて構成される。なお、本実施の形態においては、遠隔操作機能部203と通信機能部205とは実際にはOSの機能であり、プログラムにより実現されている。また、記憶部202には、上述したような印刷装置103がアクセス可能な共有フォルダ等も含まれる。
また、図3に示すように、印刷装置103gは、タッチパネル等の外部入力部301と、印刷装置103gからコンピュータ端末装置101gのOSを遠隔操作する遠隔操作部303と、コンピュータ端末装置101gの記憶部202にアクセス可能なアクセス部305と、ネットワーク内のコンピュータ端末装置を自動検出するブロードキャストおよびSNMPによる通信が可能な通信部307と、各種データやプログラムを記憶する記憶部309と、各種データに対する処理を行うデータ処理部311と、を備えて構成される。なお、本実施の形態においては、遠隔操作部303と、アクセス部305と、通信部307と、データ処理部311と、は実際にはプログラムにより実現されている。
なお、印刷装置103gに備わっている遠隔操作部303とアクセス部305とは、必ずしも両方備えている必要はない。また、外部入力部301(外部からの情報入力手段)と、通信部307におけるコンピュータ端末装置の自動検出機能においても同様のことが言える。
上記のような動作環境においてコンピュータ端末装置101から印刷装置103を使用可能な状態にするために、印刷装置103の使用に関する情報を印刷装置103からコンピュータ端末装置101へ送信する処理について、図4を参照しながら説明する。図4は、本実施の形態にかかる印刷装置システムの処理フローを説明するためのフローチャートである。
以下に、印刷装置103gの使用に関する情報をコンピュータ端末装置101へ送信する処理の具体例として、コンピュータ端末装置101から印刷装置103gを使用するために該印刷装置103gのプリンタドライバをコンピュータ端末装置101へインストールする処理について説明する。
まず、印刷装置103gの利用者が、コンピュータ端末装置101gを特定するための識別情報をタッチパネルなどの印刷装置103gの外部入力部301を使って印刷装置103gに入力する。識別情報が入力されると、印刷装置103gのデータ処理部311は入力された識別情報を取得して認識し(ステップS101)、該識別情報から、該当するコンピュータ端末装置101gを特定する(ステップS102)。
ここで、コンピュータ端末装置101gを識別するための識別情報としては、たとえば物理識別子または論理識別子を使用する。本発明においては、物理識別子は、MAC(Media Access Control)アドレスのように唯一に固定された識別子とする。また、論理識別子はIPアドレスやホスト名のように、環境や条件が変わることによって変化する可能性のある識別子である。コンピュータ端末装置101gを特定する情報として物理識別子を用いることによって、必ず一意にコンピュータ端末装置を特定することができる。また、コンピュータ端末装置101gを特定する情報として論理識別子を用いることによって、コンピュータ端末装置101gを容易に特定することができる。
つぎに、印刷装置103gの利用者は、特定したコンピュータ端末装置101gのOSの種類やバージョンなどのコンピュータ端末装置101gに関する情報を、印刷装置103gのタッチパネルを使って印刷装置103gに入力する。コンピュータ端末装置101gのOSに関する情報を用いることによって、該コンピュータ端末装置101gのOSに適合したプログラムを選択することができる。
また、特定したコンピュータ端末装置101gに既に印刷装置103g用のプリンタドライバがインストールされている場合は、印刷装置103gの利用者は、そのプリンタドライバに関する情報を印刷装置103gのタッチパネルを使って印刷装置103gに入力する。コンピュータ端末装置101gに既に送られている印刷装置103gの使用に関する情報の内容を判断することによって、より新しい情報を送信することができる。
OSの種類やバージョンなどのコンピュータ端末装置101gに関する情報が入力されると、データ処理部311は該コンピュータ端末装置101gに関する情報を取得して認識し(ステップS103)、これらの情報を基に、特定したコンピュータ端末装置101gに最適なプリンタドライバ(送信情報)を選択する(ステップS104)。コンピュータ端末装置101gに送信する情報を、コンピュータ端末装置101gごとに選択することによって、コンピュータ端末装置101gに最適な情報を送信することができる。
つぎに、印刷装置103gの利用者は、特定したコンピュータ端末装置101gへのログイン指示情報をタッチパネルなどの印刷装置103gの外部入力部301を使って印刷装置103gに入力する。印刷装置103gの遠隔操作部303はリモートデスクトップ(遠隔操作機能)により、このログイン指示情報に従って、特定したコンピュータ端末装置101gにログインする(ステップS105)。
ログイン指示情報にはコンピュータ端末装置101gにログインするためのユーザ名とパスワードが含まれ、印刷装置103gの利用者は印刷装置103gのタッチパネルを使ってこれらを印刷装置103gに入力する。ログインするユーザの権限は、Adminisitrator権限であることが好ましい。
印刷装置103gは、特定したコンピュータ端末装置101gにログインした後、ステップS104で選択したプリンタドライバのファイルを通信部307を用いて該コンピュータ端末装置101gへ自動で送信し、該プリンタドライバをコンピュータ端末装置101gにインストールする(ステップS106)。これにより、コンピュータ端末装置101gから印刷装置103gが使用可能な状態にすることができる。印刷装置103gによるコンピュータ端末装置101gへのプリンタドラバの自動インストールは、たとえば、印刷装置103gがプリンタドライバをインストールするための手順を記述したバッチファイルを用いることによって可能となる。
上述したように、本実施の形態によれば、印刷装置103gが、自印刷装置103gにおける印刷動作を制御するコンピュータ端末装置101gを特定し、該コンピュータ端末装置101gに対して自印刷装置103gを操作するためのプログラムを送信することによって、コンピュータ端末装置101gからの印刷操作が可能な状態へのセッティングが容易に行える。また、本実施の形態によれば、印刷装置103gの利用者が印刷装置103gを識別するための情報を事前に取得していない場合においても、容易に上記のセッティングが可能となり、印刷装置103gの利用者が、容易に印刷装置を使用することができる。
また、本実施の形態によれば、印刷装置103gが自装置の使用に関するプログラム(プリンタドライバ)をコンピュータ端末装置101gに自動でインストールすることによって、印刷装置103の利用者が該プログラムをコンピュータ端末装置101gにインストールする負担を軽減することができる。
(第2の実施の形態)
つぎに、第2の実施の形態として、印刷装置自体の使用に関する情報をコンピュータ装置内のフォルダへコピーする場合について説明する。具体的には、本実施の形態においては、印刷装置103gを使用するために必要なプリンタドライバのダウンロード元のアドレスと、印刷装置103g自体のIPアドレスと、をコンピュータ端末装置101gの記憶部207内のフォルダへコピーする場合について説明する。
まず、印刷装置103gの利用者が、コンピュータ端末装置101gを特定するための識別情報をタッチパネルなどの印刷装置103gの外部入力部301を使って印刷装置103gに入力する。識別情報が入力されると、印刷装置103gのデータ処理部311は入力された識別情報を取得して認識し(ステップS201)、該識別情報から、該当するコンピュータ端末装置101gを特定する(ステップS202)。
ここで、コンピュータ端末装置101gを識別するための識別情報としては、たとえば物理識別子または論理識別子を使用する。本発明においては、物理識別子は、MAC(Media Access Control)アドレスのように唯一に固定された識別子とする。また、論理識別子はIPアドレスやホスト名のように、環境や条件が変わることによって変化する可能性のある識別子である。
つぎに、印刷装置103gの利用者は、特定したコンピュータ端末装置101gのOSの種類やバージョンなどのコンピュータ端末装置101gに関する情報を、印刷装置103gのタッチパネルを使って印刷装置103gに入力する。コンピュータ端末装置101gのOSに関する情報を用いることによって、該コンピュータ端末装置101gのOSに適合したプログラムを選択することができる。
また、特定したコンピュータ端末装置101gに既に印刷装置103g用のプリンタドライバがインストールされている場合は、印刷装置103gの利用者は、そのプリンタドライバに関する情報を印刷装置103gのタッチパネルを使って印刷装置103gに入力する。コンピュータ端末装置101gに既に送られている印刷装置103gの使用に関する情報の内容を判断することによって、より新しい情報を送信することができる。
OSの種類やバージョンなどのコンピュータ端末装置101gに関する情報が入力されると、データ処理部311は該コンピュータ端末装置101gに関する情報を取得して認識し(ステップS203)、これらの情報を基に、特定したコンピュータ端末装置101gに最適なプリンタドライバ(送信情報)を選択する(ステップS204)。コンピュータ端末装置101gに送信する情報を、コンピュータ端末装置101gごとに選択することによって、コンピュータ端末装置101gに最適な情報を送信することができる。
つぎに、印刷装置103gの利用者は、特定したコンピュータ端末装置101g内のフォルダへのアクセス権限の取得指示情報をタッチパネルなどの印刷装置103gの外部入力部301を使って印刷装置103gに入力する。印刷装置103gは、アクセス部305により、このアクセス権限の取得指示情報に従ってコンピュータ端末装置101g内のフォルダへのアクセス権限を取得する(ステップS205)。
特定したコンピュータ端末装置101g内のフォルダへのアクセス権限の取得指示情報にはユーザ名とパスワードとが含まれ、印刷装置103gの利用者は印刷装置103gのタッチパネルを使ってこれらを印刷装置103gに入力する。このときのアクセスするユーザの権限は、フルアクセス可能であることが好ましい。
アクセス権限の取得後、印刷装置103gは、遠隔操作部303および通信部307を用いて、自装置が記憶部309に保持しているプリンタドライバのダウンロード元アドレスと自印刷装置103gのIPアドレスとをコンピュータ端末装置101g内のフォルダにコピーする(ステップS206)。
印刷装置103gの利用者は、印刷装置103gからコンピュータ端末装置101g内のフォルダにコピーされたプリンタドライバのダウンロード元アドレスより、プリンタドライバをダウンロードする。また、同じく印刷装置103gから渡された印刷装置103g自体のIPアドレスを使ってプリンタドライバをインストールする。これにより、コンピュータ端末装置101gから印刷装置103gが使用可能な状態にすることができる。
上述したように、本実施の形態によれば、印刷装置103gが、自印刷装置103gにおける印刷動作を制御するコンピュータ端末装置101gを特定し、自装置の使用に関する情報についてのデータを印刷装置103gがコンピュータ端末装置101gにコピーすることによって、コンピュータ端末装置101gからの印刷操作が可能な状態へのセッティングが容易に行える。また、本実施の形態によれば、印刷装置103gの利用者が印刷装置103gを識別するための情報を事前に取得していない場合においても、容易に上記のセッティングが可能となり、印刷装置103gの利用者が、容易に印刷装置を使用することができる。
また、上述したように、本実施の形態においては、自装置の使用に関する情報についてのデータを印刷装置103gがコンピュータ端末装置101gにコピーすることによって、印刷装置103gの利用者がインストールするために必要なデータを探す負担を軽減することができる。
(第3の実施の形態)
上述した第1の実施の形態においては印刷装置103gのタッチパネルを使ってコンピュータ端末装置101gを特定するための識別情報を入力する場合について説明したが、第3の実施の形態では該識別情報を印刷装置103gが自動取得する場合について図6を用いて説明する。図6は、第3の実施の形態における処理を説明するためのフローチャートである。
まず、印刷装置103gが、ネットワーク102に接続されたコンピュータ端末装置101gを特定する識別情報を自動取得する(ステップS301)。そして、自動取得した認識情報に基づいてデータ処理部311がコンピュータ端末装置101gを特定する(ステップS302)。
たとえば、印刷装置103gがあるネットワーク102に接続された不特定多数の機器に向かって通信部307を用いてデータを送信し、その返信からネットワーク102内のコンピュータ端末装置のIPアドレスを取得するブロードキャスト機能を使うことによって、ネットワーク102内のコンピュータ端末装置を一括特定する。
なお、本実施の形態においては、図6に示した工程のうち、上記のコンピュータ端末装置101gの特定(ステップS302)より後の工程であるステップS303〜ステップS306は、第1の実施の形態におけるステップS103〜ステップS106と同様であるため、上記の説明を参照することとして、ここでは詳細な説明は省略する。
上述したように、本実施の形態によれば、印刷装置103gが、自印刷装置103gにおける印刷動作を制御するコンピュータ端末装置101gを特定し、該コンピュータ端末装置101gに対して自印刷装置103gを操作するためのプログラムを送信することによって、コンピュータ端末装置101gからの印刷操作が可能な状態へのセッティングが容易に行える。また、本実施の形態によれば、印刷装置103gの利用者が印刷装置103gを識別するための情報を事前に取得していない場合においても、容易に上記のセッティングが可能となり、印刷装置103gの利用者が、容易に印刷装置を使用することができる。
また、本実施の形態によれば、印刷装置103gが自装置の使用に関するプログラム(プリンタドライバ)をコンピュータ端末装置101gに自動でインストールすることによって、印刷装置103の利用者が該プログラムをコンピュータ端末装置101gにインストールする負担を軽減することができる。
さらに、上述したように、本実施の形態においては、印刷装置103gがコンピュータ端末装置101gを特定する情報を自動で取得することによって、コンピュータ端末装置101gを特定するための情報を、印刷装置103gの利用者が印刷装置103gに入力する負担を軽減することができる。
(第4の実施の形態)
上述した第2の実施の形態においては印刷装置103gのタッチパネルを使ってコンピュータ端末装置101gを特定するための識別情報を入力する場合について説明したが、第4の実施の形態では該識別情報を印刷装置103gが自動取得する場合について図7を用いて説明する。図7は、第4の実施の形態における処理を説明するためのフローチャートである。
まず、印刷装置103gが、ネットワーク102に接続されたコンピュータ端末装置101gを特定する識別情報を自動取得する(ステップS401)。そして、自動取得した認識情報に基づいてデータ処理部311がコンピュータ端末装置101gを特定する(ステップS402)。
たとえば、印刷装置103gがあるネットワーク102に接続された不特定多数の機器に向かって通信部307を用いてデータを送信し、その返信からネットワーク102内のコンピュータ端末装置のIPアドレスを取得するブロードキャスト機能を使うことによって、ネットワーク102内のコンピュータ端末装置を一括特定する。
なお、本実施の形態においては、図7に示した工程のうち、上記のコンピュータ端末装置101gの特定(ステップS402)より後の工程であるステップS403〜ステップS406は、第2の実施の形態におけるステップS203〜ステップS206と同様であるため、上記の説明を参照することとして、ここでは詳細な説明は省略する。
上述したように、本実施の形態によれば、印刷装置103gが、自印刷装置103gにおける印刷動作を制御するコンピュータ端末装置101gを特定し、自装置の使用に関する情報についてのデータを印刷装置103gがコンピュータ端末装置101gにコピーすることによって、コンピュータ端末装置101gからの印刷操作が可能な状態へのセッティングが容易に行える。また、本実施の形態によれば、印刷装置103gの利用者が印刷装置103gを識別するための情報を事前に取得していない場合においても、容易に上記のセッティングが可能となり、印刷装置103gの利用者が、容易に印刷装置を使用することができる。
また、上述したように、本実施の形態においては、自装置の使用に関する情報についてのデータを印刷装置103gがコンピュータ端末装置101gにコピーすることによって、印刷装置103gの利用者がインストールするために必要なデータを探す負担を軽減することができる。
さらに、上述したように、本実施の形態においては、印刷装置103gがコンピュータ端末装置101gを特定する情報を自動で取得することによって、コンピュータ端末装置101gを特定するための情報を、印刷装置103gの利用者が印刷装置103gに入力する負担を軽減することができる。
(第5の実施の形態)
上述した第1の実施の形態においては特定したコンピュータ端末装置101gに関する情報を印刷装置103gのタッチパネルを使って入力する場合について説明したが、第5の実施の形態では該コンピュータ端末装置101gに関する情報を印刷装置103gが自動取得する場合について図8を用いて説明する。図8は、第5の実施の形態における処理を説明するためのフローチャートである。
まず、印刷装置103gの利用者が、コンピュータ端末装置101gを特定するための識別情報をタッチパネルなどの印刷装置103gの外部入力部301を使って印刷装置103gに入力する。識別情報が入力されると、印刷装置103gのデータ処理部311は入力された識別情報を取得して認識し(ステップS501)、該識別情報から、該当するコンピュータ端末装置101gを特定する(ステップS502)。
つぎに、印刷装置103gは、標準的な通信方式を用いて、特定したコンピュータ端末装置101gから該コンピュータ端末装置101gに関する情報を自動取得する(ステップS503)。
たとえば、標準的なコンピュータ端末装置や印刷装置はSNMPによる通信機能を備えている。SNMPはTCP/IPネットワークにおいて、コンピュータ端末装置や印刷装置など、ネットワークに接続された機器をネットワーク経由で監視・制御するためのプロトコルである。SNMPを備えた機器はたとえばMIB(Management Information Base)と呼ばれる管理情報データベースを持っており、このデータベースに記述されたデータは、SNMP通信によって取得することや設定することが可能となる。
そこで、本実施の形態においては、通信部307の機能を用いてSNMP通信を利用することにより、印刷装置103gはコンピュータ端末装置101gのIPアドレスを指定することで、特定したコンピュータ端末装置101gのOS名を自動で取得する。
また、既にコンピュータ端末装置101gにインストールされているプリンタドライバが自身のバージョン情報をMIBに記述することで、印刷装置103gはこれらの情報もコンピュータ端末装置101gから自動で取得することができる。
つぎに、印刷装置103gは自動取得されたコンピュータ端末装置101gに関する情報を基に、特定したコンピュータ端末装置101gに最適なプリンタドライバ(送信情報)を選択する(ステップS504)。コンピュータ端末装置101gに送信する情報を、コンピュータ端末装置101gごとに選択することによって、コンピュータ端末装置101gに最適な情報を送信することができる。
なお、本実施の形態においては、上記のプリンタドライバ(送信情報)の選択(ステップS504)より後の工程であるステップS505およびステップS506は、第1の実施の形態におけるステップS105およびステップS106と同様であるため、上記の説明を参照することとして、ここでは詳細な説明は省略する。
上述したように、本実施の形態によれば、印刷装置103gが、自印刷装置103gにおける印刷動作を制御するコンピュータ端末装置101gを特定し、該コンピュータ端末装置101gに対して自印刷装置103gを操作するためのプログラムを送信することによって、コンピュータ端末装置101gからの印刷操作が可能な状態へのセッティングが容易に行える。また、本実施の形態によれば、印刷装置103gの利用者が印刷装置103gを識別するための情報を事前に取得していない場合においても、容易に上記のセッティングが可能となり、印刷装置103gの利用者が、容易に印刷装置を使用することができる。
また、本実施の形態によれば、印刷装置103gが自装置の使用に関するプログラム(プリンタドライバ)をコンピュータ端末装置101gに自動でインストールすることによって、印刷装置103の利用者が該プログラムをコンピュータ端末装置101gにインストールする負担を軽減することができる。
さらに、本実施の形態においては、コンピュータ端末装置101gに関する情報を印刷装置103gが自動取得することによって、印刷装置103gの利用者が印刷装置103gに入力する負担を軽減することができる。
(第6の実施の形態)
上述した第2の実施の形態においては特定したコンピュータ端末装置101gに関する情報を印刷装置103gのタッチパネルを使って入力する場合について説明したが、第6の実施の形態では該コンピュータ端末装置101gに関する情報を印刷装置103gが自動取得する場合について図9を用いて説明する。図9は、第6の実施の形態における処理を説明するためのフローチャートである。
まず、印刷装置103gの利用者が、コンピュータ端末装置101gを特定するための識別情報をタッチパネルなどの印刷装置103gの外部入力部301を使って印刷装置103gに入力する。識別情報が入力されると、印刷装置103gのデータ処理部311は入力された識別情報を取得して認識し(ステップS601)、該識別情報から、該当するコンピュータ端末装置101gを特定する(ステップS602)。
つぎに、印刷装置103gは、標準的な通信方式を用いて、特定したコンピュータ端末装置101gから該コンピュータ端末装置101gに関する情報を自動取得する(ステップS603)。
たとえば、標準的なコンピュータ端末装置や印刷装置はSNMPによる通信機能を備えている。SNMPはTCP/IPネットワークにおいて、コンピュータ端末装置や印刷装置など、ネットワークに接続された機器をネットワーク経由で監視・制御するためのプロトコルである。SNMPを備えた機器はたとえばMIB(Management Information Base)と呼ばれる管理情報データベースを持っており、このデータベースに記述されたデータは、SNMP通信によって取得することや設定することが可能となる。
そこで、本実施の形態においては、通信部307の機能を用いてSNMP通信を利用することにより、印刷装置103gはコンピュータ端末装置101gのIPアドレスを指定することで、特定したコンピュータ端末装置101gのOS名を自動で取得する。
また、既にコンピュータ端末装置101gにインストールされているプリンタドライバが自身のバージョン情報をMIBに記述することで、印刷装置103gはこれらの情報もコンピュータ端末装置101gから自動で取得することができる。
つぎに、印刷装置103gは自動取得されたコンピュータ端末装置101gに関する情報を基に、特定したコンピュータ端末装置101gに最適なプリンタドライバ(送信情報)を選択する(ステップS604)。
なお、本実施の形態においては、上記のプリンタドライバ(送信情報)の選択(ステップS604)より後の工程であるステップS605およびステップS606は、第2の実施の形態におけるステップS205およびステップS206と同様であるため、上記の説明を参照することとして、ここでは詳細な説明は省略する。
上述したように、本実施の形態によれば、印刷装置103gが、自印刷装置103gにおける印刷動作を制御するコンピュータ端末装置101gを特定し、自装置の使用に関する情報についてのデータを印刷装置103gがコンピュータ端末装置101gにコピーすることによって、コンピュータ端末装置101gからの印刷操作が可能な状態へのセッティングが容易に行える。また、本実施の形態によれば、印刷装置103gの利用者が印刷装置103gを識別するための情報を事前に取得していない場合においても、容易に上記のセッティングが可能となり、印刷装置103gの利用者が、容易に印刷装置を使用することができる。
また、上述したように、本実施の形態においては、自装置の使用に関する情報についてのデータを印刷装置103gがコンピュータ端末装置101gにコピーすることによって、印刷装置103gの利用者がインストールするために必要なデータを探す負担を軽減することができる。
さらに、本実施の形態においては、コンピュータ端末装置101gに関する情報を印刷装置103gが自動取得することによって、印刷装置103gの利用者が印刷装置103gに入力する負担を軽減することができる。
本発明の実施の形態1にかかる印刷装置システムにおけるコンピュータ端末装置と印刷装置との接続構成の一例を示す図である。 本発明を適用可能に一般化したコンピュータ端末装置の概略構成の一例を示すブロック図である。 本発明を適用可能に一般化した印刷装置の概略構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1にかかる印刷装置の処理フローを説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態2にかかる印刷装置の処理フローを説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態3にかかる印刷装置の処理フローを説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態4にかかる印刷装置の処理フローを説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態5にかかる印刷装置の処理フローを説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態6にかかる印刷装置の処理フローを説明するためのフローチャートである。
符号の説明
101 コンピュータ端末装置
101g コンピュータ端末装置
102 ネットワーク
103 印刷装置
103g 印刷装置
202 記憶部
203 遠隔操作機能部
205 通信機能部
207 記憶部
301 外部入力部
303 遠隔操作部
305 アクセス部
307 通信部
309 データ処理部
309 記憶部
311 データ処理部

Claims (22)

  1. 接続された端末装置からの操作により印刷を実行する印刷装置であって、
    自装置における印刷動作を制御する前記端末装置を特定する情報を認識する情報認識手段と、
    前記情報に基づいて前記端末装置を特定する特定手段と、
    前記特定した前記端末装置にインストールする、自装置を操作するためのプログラムを記憶する記憶手段と、
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 前記特定手段は、前記端末装置を特定する情報として物理識別子を用いること
    を特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記特定手段は、前記端末装置を特定する情報として論理識別子を用いること
    を特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  4. 前記情報認識手段は、前記端末装置を特定する情報を自動で取得すること
    を特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  5. 前記特定した前記端末装置に対して前記プログラムを送信するプログラム送信手段を備えること
    を特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  6. 前記プログラム送信手段で送信した前記プログラムを前記特定した端末装置に自動でインストールする自動インストール手段を備えること
    を特徴とする請求項5に記載の印刷装置。
  7. 前記プログラムのインストールに必要な自印刷装置に関する情報を前記端末装置に自動でコピーするコピー手段を備えること
    を特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  8. 前記プログラムを端末装置ごとに選択するプログラム選択手段を備えること
    を特徴とする請求項5または7に記載の印刷装置。
  9. 前記プログラム選択手段は、前記端末装置の制御を管理する基本ソフトウェアに関する情報に基づいて前記プログラムを端末装置ごとに選択すること
    を特徴とする請求項8に記載の印刷装置。
  10. 前記プログラム選択手段は、前記端末装置が既に有する、自印刷装置を操作するためのプログラムの内容を判断して前記プログラムを端末装置ごとに選択すること
    を特徴とする請求項8に記載の印刷装置。
  11. 前記プログラム選択手段は、前記プログラムを端末装置ごとに選択するための情報を自動取得すること
    を特徴とする請求項8に記載の印刷装置。
  12. 印刷装置に保持された該印刷装置の印刷操作を行うための印刷操作プログラムを、該印刷装置に接続された端末装置にインストールするプログラムインストール方法であって、
    前記印刷装置が、自印刷装置における印刷動作を制御する前記端末装置を特定する情報を認識する情報認識工程と、
    前記印刷装置が、前記情報に基づいて前記端末装置を特定する端末装置特定工程と、
    を含むことを特徴とするプログラムインストール方法。
  13. 前記端末装置特定工程において、前記端末装置を特定する情報として物理識別子を用いること
    を特徴とする請求項12に記載のプログラムインストール方法。
  14. 前記端末装置特定工程において、前記端末装置を特定する情報として論理識別子を用いること
    を特徴とする請求項12に記載のプログラムインストール方法。
  15. 前記情報認識工程において、自装置が前記端末装置を特定する情報を自動で取得すること
    を特徴とする請求項12に記載のプログラムインストール方法。
  16. 前記特定した前記端末装置に対して前記印刷装置が前記プログラムを送信するプログラム送信工程を含むこと
    を特徴とする請求項12に記載のプログラムインストール方法。
  17. 前記プログラム送信工程で送信した前記プログラムを前記印刷装置が前記特定した端末装置に自動でインストールする自動インストール工程を含むこと
    を特徴とする請求項16に記載のプログラムインストール方法。
  18. 前記印刷装置が、前記プログラムのインストールに必要な自印刷装置に関する情報を前記端末装置に自動でコピーするコピー工程を含むこと
    を特徴とする請求項12に記載のプログラムインストール方法。
  19. 前記プログラム送信工程または前記コピー工程は、前記印刷装置が前記プログラムを端末装置ごとに選択するプログラム選択工程を含むこと
    を特徴とする請求項16または18に記載のプログラムインストール方法。
  20. 前記プログラム選択工程において、前記端末装置の制御を管理する基本ソフトウェアに関する情報に基づいて前記印刷装置が前記プログラムを端末装置ごとに選択すること
    を特徴とする請求項19に記載のプログラムインストール方法。
  21. 前記プログラム選択工程において、前記端末装置が既に有する、自印刷装置を操作するためのプログラムの内容を判断して前記印刷装置が前記プログラムを端末装置ごとに選択すること
    を特徴とする請求項19に記載のプログラムインストール方法。
  22. 前記プログラム選択工程において、前記プログラムを端末装置ごとに選択するための情報を前記印刷装置が自動取得すること
    を特徴とする請求項19に記載のプログラムインストール方法。
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