JP2007244937A - スポイド式ポンプディスペンサ - Google Patents

スポイド式ポンプディスペンサ Download PDF

Info

Publication number
JP2007244937A
JP2007244937A JP2006068310A JP2006068310A JP2007244937A JP 2007244937 A JP2007244937 A JP 2007244937A JP 2006068310 A JP2006068310 A JP 2006068310A JP 2006068310 A JP2006068310 A JP 2006068310A JP 2007244937 A JP2007244937 A JP 2007244937A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dome
spoid
pump dispenser
case
trigger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006068310A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Tada
哲也 多田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canyon Corp
Original Assignee
Canyon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canyon Corp filed Critical Canyon Corp
Priority to JP2006068310A priority Critical patent/JP2007244937A/ja
Publication of JP2007244937A publication Critical patent/JP2007244937A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/01Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
    • B05B11/10Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
    • B05B11/1028Pumps having a pumping chamber with a deformable wall
    • B05B11/1029Pumps having a pumping chamber with a deformable wall actuated by a lever
    • B05B11/103Pumps having a pumping chamber with a deformable wall actuated by a lever without substantial movement of the nozzle in the direction of the pressure stroke
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/01Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
    • B05B11/10Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
    • B05B11/1095Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle with movable suction side

Landscapes

  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)

Abstract

【課題】安定した吐出が可能なスポイド式ポンプディスペンサを提供すること。
【解決手段】本発明は、スポイド部10と、スポイド部10の上部に接続されたノズル部20と、スポイド部10に近接したトリガー3と、を備え、トリガー3の回動に基づいてスポイド部10が弾性変形を繰り返すことにより、スポイド部10が所定の容器に収容された液体を吸引し、ノズル部20から液体が吐出されるスポイド式ポンプディスペンサ100であって、スポイド部10が、弾性変形可能なドーム1と、ドーム1の下端が嵌合されたドームケース2とからなり、トリガー3がドームケース2を押し上げることにより、ドーム1が縮小方向に弾性変形することを特徴とするスポイド式ポンプディスペンサ100である。
【選択図】図1

Description

本発明は、スポイド式ポンプディスペンサに関する。
容器口部に取り付けたキャップに、ピストンと共に上下動可能な噴霧ヘッドを設けて、この噴霧ヘッドを下降させることにより容器内の液体に圧力を加えノズル部から液体を噴霧するポンプディスペンサが知られている。
このポンプディスペンサは、容器を手で握りながら指を噴霧ヘッドに掛け、上下方向に動かすことにより液体が吐出される。
このため、吐出する液体の量を多くしたり、吐出速度を速くしたりする場合には、指を上下方向に動かして調整する必要があるため、操作しづらいものとなっている。
一方、操作の簡便性の観点からトリガーを使用したポンプディスペンサが開発されている。例えば、ノズル部と一体となったピストンをトリガーを把持することにより押し下げてシリンダー内の液体をノズル部から噴射するトリガー式ポンプディスペンサが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
ところが、上記トリガー式ポンプディスペンサは、シリンダー内にピストンを押し下げるタイプであるため、シリンダーとピストンとの間に摩擦が生じ、噴射が安定しない場合がある。
これに対し、本発明者等は、上記摩擦を解消するために、ポンプ空間が形成され且つ弾性復元性を有するスポイドを有し、スポイドを変形させて液体を吐出又は噴出するスポイド式ポンプディスペンサを発明し、特許出願を行っている(特許文献2参照)。
特開2005−219003号公報 特願2006−021413号公報
しかしながら、上記特許文献2記載のポンプディスペンサにおいては、トリガーを引くと、必然的にノズル部と一体となったピストンが押し下げられることから、ノズル部が上下方向に動くことになる。
このことより、上記ポンプディスペンサにおいては、吐出を被る物(以下「被吐出物」という。)との距離感がつかみにくく、被吐出物に対する射程圏が定めにくい。したがって、上記特許文献2記載のポンプディスペンサにおいては、安定した吐出という観点では未だ改善の余地がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、安定した吐出が可能なスポイド式ポンプディスペンサを提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決するため鋭意検討したところ、ポンプディスペンサをスポイド式とし、スポイド部を下方から押し上げて弾性変形させる構成とすることにより、上記課題を解決し得ることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明のスポイド式ポンプディスペンサは、スポイド部と、スポイド部の上部に接続されたノズル部と、スポイド部に近接したトリガーと、を備え、トリガーの回動に基づいてスポイド部が弾性変形を繰り返すことにより、スポイド部が所定の容器に収容された液体を吸引し、ノズル部から液体が吐出されるスポイド式ポンプディスペンサであって、スポイド部が、弾性変形可能なドームと、ドームの下端が嵌合されたドームケースとからなり、トリガーがドームケースを押し上げることにより、ドームが縮小方向に弾性変形することを特徴とする。
ここで、上記弾性変形とは、所定の力を加えることにより、弾性体が変形することをいう。なお、当該力を解除することにより、弾性体は元の形状に復元される。
本発明のスポイド式ポンプディスペンサは、トリガーの回動によりスポイド部が弾性変形するトリガー式である。
すなわち、上記スポイド式ポンプディスペンサにおいては、トリガーを引くことにより、スポイド部が弾性変形し、これによりスポイド部内の液体がノズル部に送流され、当該液体がノズル部から吐出されることになる。
そして、トリガーを解放すると、スポイド部が元の状態に復元する。このとき、スポイド部内が負圧となるため、容器からスポイド部内に液体が吸引される。
上記スポイド式ポンプディスペンサは、トリガーを引くと、ドームケースが押し上げられることによりドームが縮小方向に弾性変形する。したがって、上記スポイド式ポンプディスペンサにおいては、ノズル部を動かさずにスポイド部が弾性変形される。
このように、本発明のスポイド式ポンプディスペンサは、ノズル部が動かないため、被吐出物との距離感をつかみやすく、射程圏も定めやすい。
また、スポイド部に液体が充填されている場合は、トリガーがドームケースを押し上げることにより、上記液体がドーム内で均一に圧縮されノズル部に送流される。
これらのことから、本発明のスポイド式ポンプディスペンサによれば、安定した吐出が可能となる。
さらに、上記スポイド式ポンプディスペンサにおいては、上記スポイド部がドームとドームケースとを組み合わせてなるものであるため、ドームが破損した場合であっても、ドームの取替えが容易である。
このことに加え、容器のサイズ、液体の種類、用途等に応じてドームのサイズを所望の大きさに変更することも可能である。
また、この場合、上記スポイド式ポンプディスペンサの組み立ても簡便となる。
上記スポイド式ポンプディスペンサにおいて、ドームケースが、径大部と、径大部に突出形成された径小部とからなり、ドームの下端が径大部の上面に嵌合され、トリガーが径大部の下面を押し上げることにより、ドームが縮小方向に弾性変形することが好ましい。
この場合、ドームケースがドームを嵌合する径大部を有するため、スポイド部を十分な容量とすることができる。
また、上記ドームケースが径大部に突出形成された径小部を有するため、上記スポイド式ポンプディスペンサは、上記スポイド部の容量を維持したままスポイド部をコンパクトにできる。
上記スポイド式ポンプディスペンサにおいて、トリガーが把持部と、径小部を跨ぐように配置された二股状の作用部とからなり、把持部を引くことにより、把持部に連動して作用部が径大部の下面を押し上げることが好ましい。
この場合、トリガーの作用部が二股状の形状を有し、径小部を跨ぐように配置されているため、径大部が直接押し上げられる。
このため、ドームを確実且つ均等に弾性変形させることができる。
また、上記スポイド式ポンプディスペンサにおいては、トリガーをこのような構造とすることにより、スポイド式ポンプディスペンサをよりコンパクトにすることができる。
上記スポイド式ポンプディスペンサにおいて、容器の口部にドームベースが取り付けられており、ドームベースにはドームケースが内挿され、且つ移動可能となっていることが好ましい。
この場合、ドームケースがドームベースに内挿されているので、ドームケースの移動がスムーズに行われる。
また、本発明のスポイド式ポンプディスペンサは、上記ドームベースを介して容易に容器の口部に取り付けられる。
上記スポイド式ポンプディスペンサにおいて、トリガーがドームベースに回動可能となるように取り付けられていることが好ましい。
上記スポイド式ポンプディスペンサにおいて、ドームケースが側面に外壁テーパー部を有し、ドームベースが外壁テーパー部と圧接可能な内壁テーパー部を有し、ドームケースが押し上げられることにより、外壁テーパー部と内壁テーパー部とが離間して外気と容器内とが連通することが好ましい。
この場合、ドームケースが押し上げられる度(液体が吐出される度)に、外壁テーパー部と内壁テーパー部とが離間して外気と容器内とが連通されるため、液体が吐出されることによる容器内の負圧が解消される。
言い換えると、容器内の負圧の蓄積が抑制される。
上記スポイド式ポンプディスペンサにおいて、スポイド部及びノズル部の外側にはシュラウドが設けられており、シュラウドはノズル部とドームベースとで接続されていることが好ましい。
この場合、上記シュラウドはノズル部及びドームベースの2箇所で接続されるため確実に固定される。また、上記シュラウドは、弾性を有するスポイド部を保護する保護カバーとしての役割を果たす。
上記スポイド式ポンプディスペンサにおいて、容器内の液体をスポイド部に導入するための導入用チューブがドームケースと一体化されていることが好ましい。
この場合、部品点数が少なくなり、組み付け工数が低減される。
上記スポイド式ポンプディスペンサにおいて、ノズル部がドームの弾性変形を上方から拘束するための押し付け部を備えることが好ましい。
この場合、ノズル部がドームの弾性変形するのを拘束するため、ドームが弾性変形したときのスポイド部の内圧を向上できる。
上記スポイド式ポンプディスペンサにおいて、ドームケースがドームの弾性変形を案内するためのガイド部材を備えることが好ましい。
この場合、ドームケースがガイド部材を備えるため、ドームが弾性変形する際のドームの形状をドームの周方向に対して均等なものとすることができる。また、このとき液体の吐出量がより一定となる。
上記スポイド式ポンプディスペンサにおいて、ドームが合成ゴム又はエラストマーからなることが好ましい。
この場合、ドームが十分な耐久性及び柔軟性を有することになる。
本発明のスポイド式ポンプディスペンサによれば、安定した吐出が可能となる。
以下、必要に応じて図面を参照しつつ、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
なお、図面中、同一要素には同一符号を付すこととし、重複する説明は省略する。
また、上下左右等の位置関係は、特に断らない限り、図面に示す位置関係に基づくものとする。更に、図面の寸法比率は図示の比率に限られるものではない。
[第1実施形態]
図1は、本発明のスポイド式ポンプディスペンサの第1実施形態を示す断面図である。
図1に示すように、本実施形態に係るスポイド式ポンプディスペンサ100は、スポイド部10と、スポイド部10の上部に接続されたノズル部20と、スポイド部10に近接したトリガー3とを備える。
上記スポイド部10は、弾性変形可能なドーム1と、ドーム1の下端が嵌合されたドームケース2と、液体の一方通行のみを許可するシートバルブ4とからなる。
上記ドーム1は、水平面に略垂直な側面1aと、側面1aに連通したテーパー部1bと、ドーム1の上端にノズル部20に嵌合させるための嵌め込み部1dとを有する。また、かかる嵌め込み部1dの中央には液体をノズル部20に送流するための開口部1cが設けられている。
また、このドーム1は、弾性変形可能な材料で形成されており、内部が空洞となっている。
上記ドームケース2は、径大部2aと、径大部2aに対し下方に突出形成された円筒状の径小部2bとからなる。
このドームケース2は、径小部2bの下端に液体を吸引するための開口部2cを有する。
したがって、上記スポイド部10は、上記ドームケース2の径小部2bの下端の開口部2cから、上記ドーム1の開口部1cにかけて貫通した構造となっている。
上記径大部2aの上面には、ドーム1を嵌合するための周壁5a及び周壁5aの内側に設けられた内壁5bと、シートバルブ4を配置するための環状突起部6とが設けられている。
この径大部2aの上面の周壁5a及び内壁5bは、ドーム1の側面1aの下端が確実に嵌合されるように所定の厚み及び高さを有している。
これによりドーム1の下端が径大部2aの上面に嵌合される。
一方、環状突起部6は、テーパー部6aと凹部6bとからなり、テーパー部6aが内側に向かって傾斜しており、凹部6bがテーパー部6aの下端よりも水平方向に凹んだ構造となっている。
すなわち、環状突起部6の上方からシートバルブ4を押し込むと、シートバルブ4はテーパー部6aを通過し、凹部6bに配置されることになる。
このとき、テーパー部6aと凹部6bとでは段差があるため、配置されたシートバルブ4は抜け出さないようになる。
なお、上記シートバルブ4は、凹部6b内で移動可能となっており、径大部2aの中央の空隙を開閉する弁としての役割を果たす。
上記スポイド式ポンプディスペンサ100において、容器内の液体をスポイド部10に導入するための導入用チューブ70がドームケース2の径小部2bに内挿されている。
このとき組み付け工数低減の観点から導入用チューブ70とドームケース2とは一体化されていることが好ましい。
上記スポイド部10の上部には、ノズル部20が接続されている。詳しくは、このノズル部20は、ノズル部20の基部21においてスポイド部10の上部に嵌合されている。
また、上記ノズル部20は、流路を塞ぐように内設されノズル部20内を水平方向に移動可能なバルブ部26と、一端が上記バルブ部26に接続されたバネ部23と、バネ部23の他端に接続された回転防止リブ27と、回転防止リブ27に接続され吐出口24に当接したスピンナー部25と、を有する。
なお、バルブ部26、バネ部23及び回転防止リブ27はいずれもノズル部20に内設されている。
上記ノズル部20において、基部21は上述したドーム1の嵌め込み部1dを嵌合するための被嵌め込み部21dと、液体を送流するための開口部21cとを有する。
ドーム1の嵌め込み部1dがこの被嵌め込み部21dに嵌め込まれることにより、上記ノズル部20は固定される。
また、ドーム1から送流された液体は、上記開口部21cを通ってノズル部20に送流される。
上記ノズル部20はテーパー状の流路を有し、かかる部分に弁座22aが形成されている。
この弁座22aには、バルブ部26が配置されており、該バルブ26部は弁座22aの形状に対応するようにテーパー状を有している。
このバルブ部26によりノズル部20の流路が開閉可能となっている。
また、バルブ部26にはノズル部20の長さ方向にバネ部23が接続されており、当該バネ部23によりバルブ部26が弁座22aに押圧されている。
上記バネ部23の他端には、回転防止リブ27が接続されている。
かかる回転防止リブ27は、当該回転防止リブ27に接続されたスピンナー部25の回転を防止する機能を有する。
また、スピンナー部25は円柱状であり、ノズル部20内の液体を吐出口24に導く役割を果たす。
なお、上記スピンナー部25はバネ部23が伸びた状態においては吐出口24に当接されている。
上述したスポイド部10及びノズル部20の外側はいずれもシュラウド50によって覆われている。
換言すると、上述したスポイド部10及びノズル部20はいずれもシュラウド50に内装されている。
また、シュラウド50はトリガー3の動きを妨げないように切り欠き部が設けられている。
図2は、図1に示すスポイド式ポンプディスペンサのI−I線断面図である。
図2に示すように、ノズル部20は、上部に長さ方向に対する断面がT字状のフック部22bを有する。
かかるフック部22bは、ノズル部20の長さ方向に沿って直線状に設けられている。
一方、上記シュラウド50は、ノズル部20のフック部22bに対応した被フック部52を有し、該被フック部52にノズル部20のフック部22bが挿嵌されている。
このことにより、ノズル部20とシュラウド50とが固定されている。
本実施形態に係るスポイド式ポンプディスペンサ100において、上記トリガー3は、ノズル部20に略接するように配置されている。
また、上記トリガー3は、後述するドームベースの回転軸42に支持され、回動可能となるように取り付けられている。
図3は、本実施形態に係るスポイド式ポンプディスペンサのトリガーを模式的に示した斜視図である。
図3に示すように、トリガー3は、把持部3aと、作用部3bとを有する。
把持部3aは、ノズル部20の下方に配置され、液体噴射方向側に反って弓形の形状を有している。
一方、作用部3bは二股状の形状を有し、径小部2bを跨ぐように配置されている。
この把持部3aを引くことにより、作用部3bが径小部2bに作用することなく、径大部2aの下面を押し上げる。
詳しくは、作用部3bの先端に、円弧状の小突起部3cが設けられており、この小突起部3cが径大部2aの下面を押し上げることになる。
このとき小突起部3cは、円弧状であるため、トリガー3の回動に応じて小突起部3cが回動すると、小突起部3cが径大部2aを緩やかに押し上げることになる。
このことより、スポイド式ポンプディスペンサ100は円滑に作動される。
図1に戻り、本実施形態に係るスポイド式ポンプディスペンサ100は、ドームケース2が内挿されたドームベース40を備える。
すなわち、ドームベース40には、ドームケース2の径小部2bが内挿されており、ドームケース2が移動可能となっている。
上記スポイド式ポンプディスペンサ100において、上記ドームケース2が側面に外壁テーパー部7を有し、ドームベース40が外壁テーパー部7と圧接可能な内壁テーパー部47を有する。
そして、外壁テーパー部7と内壁テーパー部47とが圧接されることにより、上記ドームケース2がドームベース40に保持された状態となっている。
上記ドームベース40は、容器の口部80に嵌め込まれている。
また、上述したシュラウド50は、上記ドームベース40の係合部43にて係合されている。
したがって、上記シュラウド50はノズル部20のフック部22b及びドームベース40の係合部43の2箇所で接続されている。
このためシュラウド50は確実に固定される。
また、このシュラウド50は、弾性を有するスポイド部10を保護する保護カバーとしての役割を果たす。
本実施形態に係るスポイド式ポンプディスペンサ100は、スポイド部10、ノズル部20、ドームケース40、容器をそれぞれ配置した後に、シュラウド50を横方向から嵌め込むことにより組み立てられる。
次に、本実施形態に係るスポイド式ポンプディスペンサ100を用いて液体を吐出する作用について説明する。
まず、図示しない容器内に所定の液体を注入する。
そして、当該液体が収容された容器の口部80に上記スポイド式ポンプディスペンサ100を取り付ける。
上記液体としては、例えば、化粧水、香水、調味料、頭髪調整剤、塗料、潤滑剤、洗浄液又は殺虫剤等が挙げられる。
また、上記容器としては、容器の口部80に上記スポイド式ポンプディスペンサ100を取り付け可能であれば、形状、材質等、特に限定されない。
図4は、図1のスポイド式ポンプディスペンサのトリガーを途中まで引いた状態を示す断面図である。
図4に示すように、スポイド式ポンプディスペンサ100は、トリガー3の把持部3aを矢印Aの方向に引くことにより、回転軸42を中心として、トリガー3が回動し、それに連動して作用部3bが径大部2aを押し上げる。
これによりスポイド部1は、径大部2aの上昇によりドーム1が縮小方向に弾性変形させられ、ドーム1とドームケース2とにより形成されるポンプ空間S2が小さくなる。
また、作用部3bが径大部2aを押し上げることにより、ドームケース2が上昇し、ドームケース2の外壁テーパー部7とドームベース40の内壁テーパー部47とが離間する。
このとき離間した外壁テーパー部7と内壁テーパー部47との空隙Pから矢印Bの方向に空気が入り込む。
このため、本実施形態に係るスポイド式ポンプディスペンサ100においては、外気と容器内とが連通し、容器内に発生する負圧は解消されることになる。
図5は、図1のスポイド式ポンプディスペンサのトリガーを最後まで引いた状態を示す断面図である。
図5に示すように、上記スポイド式ポンプディスペンサ100は、トリガー3の把持部3aを更に引くことにより、作用部3bがドームケース2の径大部2aの下面を更に押し上げ、ドーム1が更に縮小方向に弾性変形される。
このとき、シートバルブ4はポンプ空間S2の圧力が高くなるため、下方に押圧される。これにより、径小部2b内の液体の導入流路S1と、ポンプ空間S2との間が閉弁される。
そして、把持部3aへの引く力を解消する等して把持部3aを元の位置に戻すと、スポイド部10は、自己に蓄えられた弾性エネルギーを解放すべく自発的に復元変形する。
このとき、ポンプ空間S2は拡大され、ポンプ空間S2に負圧が発生する。
図6は、図5のスポイド式ポンプディスペンサのトリガーを引く力を解放した状態を示す断面図である。
図6に示すように、トリガー3を引く力を解放したスポイド式ポンプディスペンサ100は、スポイド部10のポンプ空間S2内が負圧となるため、シートバルブ4は上方に押し上げられ、径小部2b内の液体の導入流路S1と、ポンプ空間S2との間が開弁される。
これにより容器から導入用チューブ70及び導入流路S1を介して矢印Cの方向に液体がスポイド部10内に吸引され、ポンプ空間S2内に充填される。
ポンプ空間S2の負圧状態が解消されると、シートバルブ4は、ポンプ空間S2内の液体の水圧により下方に押圧される。
これにより、径小部2b内の液体の導入流路S1と、ポンプ空間S2との間が再び閉弁される。
このようにトリガー3を引く操作を繰り返すと、ポンプ空間S2の液体が定量充填されるようになる。
次に、ポンプ空間S2に液体が充填されており、この状態においてトリガー3の把持部3aを引いた場合について説明する。
ポンプ空間S2に液体が充填された状態で、再び把持部3aを引くと、上述したことと同様に、ドーム1が縮小方向に弾性変形され、ポンプ空間S2が小さくなる。
このとき、ポンプ空間S2内の液体は圧縮され、これに伴って、ポンプ空間S2の液体が、スポイド部10の開口部1cからノズル部20に送流される。
そして、上記液体は、ノズル部20の開口部21cを通過する。このとき、開口部21cは、上記バルブ26により塞がっているが、送流される液体の勢いにより、バルブ26が移動し、開口部21cが開放される。
バルブ26が移動することにより、バルブ26に接続されたバネ部23が移動し、液体がスピンナー部25を通過して勢いよく吐出口24から吐出される。
そして、再びトリガー3の把持部3aを元の位置に戻すことにより、ポンプ空間S2内に、再び液体が充填される。
この操作を繰り返すことにより、スポイド部10が所定の容器に充填された液体を吸引し、ノズル部から液体が吐出される操作が繰り返される。
このように本実施形態に係るスポイド式ポンプディスペンサ100においては、トリガー3を引くと、ドームケース2が押し上げられることによりドーム1が縮小方向に弾性変形するため、ノズル部20を動かさずにスポイド部10を弾性変形させることができる。
換言すると、上記スポイド式ポンプディスペンサ100によれば、ノズル部20を動かさずに液体を吐出させることができる。
したがって、本実施形態に係るスポイド式ポンプディスペンサ100によれば、ノズル部20が動かないため、被吐出物との距離感をつかみやすく、射程圏も定めやすい。
また、スポイド部10に液体が充填されている場合において、かかるスポイド部10が、ドームケース2を押し上げることにより、上記液体がドーム1内(ポンプ空間S2)で均一に圧縮されノズル部10に送流されることになる。
これらのことから、本発明のスポイド式ポンプディスペンサによれば、安定した吐出が可能となる。
上記スポイド式ポンプディスペンサ100において、ドームケース2がドーム1を嵌合する径大部2aを有するため、スポイド部10を十分な容量とすることができる。
また、上記ドームケース2は、径大部2aに突出形成された径小部2bを有するため、上記スポイド部10の容量を維持したままスポイド部10をコンパクトにできる。
上記スポイド式ポンプディスペンサ100において、トリガー3の作用部3bが径小部2bを跨ぐように配置された二股状の形状を有し、径大部2aを直接押し上げるため、ドーム1を確実且つ均等に弾性変形させることができる。
また、トリガー3をこのような構造とすることにより、スポイド式ポンプディスペンサ100をよりコンパクトにすることができる。
上記スポイド式ポンプディスペンサ100において、ドームケース2がドームベース40に内挿されているので、ドームケース2の移動がスムーズに行われる。
また、ドームケース2が押し上げられる度(液体が吐出される度)に、外壁テーパー部7と内壁テーパー部47とが離間して外気と容器内とが連通されるため、液体が吐出されることによる容器内の負圧が解消される。
言い換えると、容器内の負圧の蓄積が抑制される。
また、上記スポイド部10は、ドーム1とドームケース2とを組み合わせてなるものであるため、ドーム1が破損した場合であっても、ドーム1の取替えが容易である。
これに加え、容器のサイズ、液体の種類、用途等に応じてドーム1のサイズを所望の大きさに変更することも可能である。
また、上記スポイド式ポンプディスペンサ100の組み立ても簡便となる。
ドーム1の材質は繰返し変形に対する耐久性の観点から、SBR、BR、CR、IIR、EPM、NBR等の合成ゴムやEVA、TPS、TPO、TPEE、TPEA、TPE等のエラストマーであることが好ましい。
合成ゴムやエラストマーは、繰返し変形に対する耐久性に優れるのみならず、各種の添加物を混入して改質処理することができる。
例えば、合成ゴム及びエラストマーに硫黄を添加する加硫処理を施すと、ドーム1は弾性が大きくなったり、引張り強度が大きくなったりする等の効果を奏するようになる。
[第2実施形態]
次に、本実施形態に係るスポイド式ポンプディスペンサの第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一又は同等の構成要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
本実施形態に係るスポイド式ポンプディスペンサは、ノズル部20の基部の形状が異なること以外は上述した第1実施形態と同様である。
図7の(A)は、本発明のスポイド式ポンプディスペンサの第2実施形態における基部及びスポイド部を示す断面図であり、(B)は、(A)の状態からドームケースが押し上げられた状態を示す断面図である。
図7に示すように、ノズル部20の基部31は、基部31の末端と連結したパイプ状の押し付け部31aが取り付けられている。
すなわち、ノズル部20がドーム1の弾性変形を上方から拘束するための押し付け部31aを備えている。
これにより、ドームケース2が押し上げられると、ノズル部20がドーム1の弾性変形の形状を拘束する。
このため、ドーム1は上方に膨らむことが抑制される。このことより、ドーム1が弾性変形したときのスポイド部10の内圧を向上できる。
[第3実施形態]
次に、本実施形態に係るスポイド式ポンプディスペンサの第3実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一又は同等の構成要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
本実施形態に係るスポイド式ポンプディスペンサは、ノズル部20の基部の形状が異なること以外は上述した第1実施形態と同様である。
図8の(A)は、本発明のスポイド式ポンプディスペンサの第3実施形態における基部及びスポイド部を示す断面図であり、(B)は、(A)の状態からドームケースが押し上げられた状態を示す断面図である。
図8に示すように、上記基部32は、基部32の末端に円盤状の押し付け部32aが取り付けられている。すなわち、ノズル部20がドーム1の弾性変形を上方から拘束するための押し付け部32aを備えている。
これにより、ドームケース2が押し上げられると、ノズル部20がドーム1の弾性変形の形状を拘束する。
このため、ドーム1は上方に膨らむことが抑制される。
このことより、ドーム1が弾性変形したときのスポイド部10の内圧を向上できる。
[第4実施形態]
次に、本実施形態に係るスポイド式ポンプディスペンサの第4実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一又は同等の構成要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
本実施形態に係るスポイド式ポンプディスペンサは、ドームケース2がドーム1の弾性変形を案内するためのガイド部材35を備えること以外は上述した第1実施形態と同様である。
図9の(A)は、本発明のスポイド式ポンプディスペンサの第4実施形態における基部及びスポイド部を示す断面図であり、(B)は、(A)の状態からドームケースが押し上げられた状態を示す断面図である。
図9に示すように、上記ドームケース2は、嵌合されたドーム1の内壁に沿ってガイド部材35が取り付けられている。
すなわち、ドームケース2はドーム1の弾性変形を内側から拘束するためのガイド部材35を備えている。
これにより、ドームケース2が押し上げられると、ドーム1はガイド部材35に案内されるように弾性変形する。
このため、ドーム1が弾性変形する際のドーム1の形状をドーム1の周方向に対して均等なものとすることができる。
また、ドーム1が弾性変形したときのスポイド部10の内圧を向上できる。
さらに、この場合、液体の吐出量がより一定となる。
[第5実施形態]
次に、本実施形態に係るスポイド式ポンプディスペンサの第5実施形態について説明する。
なお、第1実施形態と同一又は同等の構成要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
本実施形態に係るスポイド式ポンプディスペンサは、ドーム1がドームケース2の周壁5aを高くし、内壁5bを除いた状態で嵌合されていること以外は上述した第1実施形態と同様である。
図10の(A)は、本発明のスポイド式ポンプディスペンサの第5実施形態における基部及びスポイド部を示す断面図であり、(B)は、(A)の状態からドームケースが押し上げられた状態を示す断面図である。
図10に示すように、ドームケース38は、周壁38aが高くなっている。
このため、内壁が除かれていてもドーム1を上記ドームケース38に十分に嵌合させることができる。
これにより、ドームケース38が押し上げられると、ドーム1が周壁38aに案内されるように弾性変形する。このため、ドーム1は水平方向に膨らむことが抑制される。
このことより、ドーム1が弾性変形したときのスポイド部10の内圧を向上できる。
また、ドーム1の側面1aの高さをHとしたとき、上記周壁38aの高さは、1H〜1.5Hであることが好ましい。
この場合、ドーム1の弾性変形をドーム1の横側から拘束することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、上述した実施形態において、スポイド部10は、ドーム1とドームケース2とを嵌合させて形成しているが、これらが一体となっていてもよい。
トリガー3の形状は、径大部を押し上げ可能であれば二股状に限定されない。例えば、O型、J型、L型等であってもよい。
トリガー3には、トリガーストッパーが係合されていてもよい。
具体的には、トリガー3の裏面に凹部を形成し、この凹部にトリガーストッパーを係合させればよい。
この場合、不作為にトリガーが回動する危険性が少なくなる。
上述した第2及び第3実施形態に係るスポイド式ポンプディスペンサの取り付け部と、第4実施形態に係るスポイド式ポンプディスペンサのガイド部材、又は、第5実施形態に係るスポイド式ポンプディスペンサのドームベースと、を併せて採用してもよい。
図1は、本発明のスポイド式ポンプディスペンサの第1実施形態を示す断面図である。 図2は、図1に示すスポイド式ポンプディスペンサのI−I線断面図である。 図3は、本実施形態に係るスポイド式ポンプディスペンサのトリガーを模式的に示した斜視図である。 図4は、図1のスポイド式ポンプディスペンサのトリガーを途中まで引いた状態を示す断面図である。 図5は、図1のスポイド式ポンプディスペンサのトリガーを最後まで引いた状態を示す断面図である。 図6は、図5のスポイド式ポンプディスペンサのトリガーを引く力を解放した状態を示す断面図である。 図7の(A)は、本発明のスポイド式ポンプディスペンサの第2実施形態における基部及びスポイド部を示す断面図であり、(B)は、(A)の状態からドームケースが押し上げられた状態を示す断面図である。 図8の(A)は、本発明のスポイド式ポンプディスペンサの第3実施形態における基部及びスポイド部を示す断面図であり、(B)は、(A)の状態からドームケースが押し上げられた状態を示す断面図である。 図9の(A)は、本発明のスポイド式ポンプディスペンサの第4実施形態における基部及びスポイド部を示す断面図であり、(B)は、(A)の状態からドームケースが押し上げられた状態を示す断面図である。 図10の(A)は、本発明のスポイド式ポンプディスペンサの第5実施形態における基部及びスポイド部を示す断面図であり、(B)は、(A)の状態からドームケースが押し上げられた状態を示す断面図である。
符号の説明
1・・・ドーム
1a・・・側面
1b・・・テーパー部
1c・・・開口部
1d・・・嵌め込み部
2,38・・・ドームケース
2a・・・径大部
2b・・・径小部
2c・・・開口部
3・・・トリガー
3a・・・把持部
3b・・・作用部
3c・・・小突起部
4・・・シートバルブ
5a,38a・・・周壁
5b・・・内壁
6・・・環状突起部
6a・・・テーパー部
6b・・・凹部
7・・・外壁テーパー部
10・・・スポイド部
20・・・ノズル部
21,31,32・・・基部
21c・・・開口部
21d・・・被嵌め込み部
22a・・・弁座
22b・・・フック部
23・・・バネ部
24・・・吐出口
25・・・スピンナー部
26・・・バルブ部
27・・・回転防止リブ
31a,32a・・・押し付け部
35・・・ガイド部材
40・・・ドームベース
42・・・回転軸
43・・・係合部
47・・・内壁テーパー部
50・・・シュラウド
52・・・被フック部
70・・・導入用チューブ
80・・・容器の口部
100・・・スポイド式ポンプディスペンサ
S1・・・導入流路
S2・・・ポンプ空間
P・・・空隙

Claims (11)

  1. スポイド部と、
    前記スポイド部の上部に接続されたノズル部と、
    前記スポイド部に近接したトリガーと、を備え、
    前記トリガーの回動に基づいて前記スポイド部が弾性変形を繰り返すことにより、前記スポイド部が所定の容器に収容された液体を吸引し、前記ノズル部から前記液体が吐出されるスポイド式ポンプディスペンサであって、
    前記スポイド部が、弾性変形可能なドームと、前記ドームの下端が嵌合されたドームケースとからなり、
    前記トリガーが前記ドームケースを押し上げることにより、前記ドームが縮小方向に弾性変形することを特徴とするスポイド式ポンプディスペンサ。
  2. 前記ドームケースが、径大部と、前記径大部に突出形成された径小部とからなり、
    前記ドームの下端が前記径大部の上面に嵌合され、
    前記トリガーが前記径大部の下面を押し上げることにより、前記ドームが縮小方向に弾性変形することを特徴とする請求項1記載のスポイド式ポンプディスペンサ。
  3. 前記トリガーが把持部と、前記径小部を跨ぐように配置された二股状の作用部とからなり、
    前記把持部を引くことにより、前記把持部に連動して前記作用部が前記径大部の下面を押し上げることを特徴とする請求項2記載のスポイド式ポンプディスペンサ。
  4. 前記容器の口部にドームベースが取り付けられており、
    前記ドームベースには前記ドームケースが内挿され、且つ移動可能となっていることを特徴とする請求項1記載のスポイド式ポンプディスペンサ。
  5. 前記トリガーが前記ドームベースに回動可能となるように取り付けられていることを特徴する請求項4記載のスポイド式ポンプディスペンサ。
  6. 前記ドームケースが側面に外壁テーパー部を有し、
    前記ドームベースが前記外壁テーパー部と圧接可能な内壁テーパー部を有し、
    前記ドームケースが押し上げられることにより、前記外壁テーパー部と前記内壁テーパー部とが離間して外気と前記容器内とが連通することを特徴とする請求項4記載のスポイド式ポンプディスペンサ。
  7. 前記スポイド部及び前記ノズル部の外側にはシュラウドが設けられており、
    前記シュラウドは前記ノズル部と前記ドームベースとで接続されていることを特徴とする請求項4記載のスポイド式ポンプディスペンサ。
  8. 前記容器内の液体を前記スポイド部に導入するための導入用チューブが前記ドームケースと一体化されていることを特徴とする請求項1記載のスポイド式ポンプディスペンサ。
  9. 前記ノズル部が前記ドームの弾性変形を上方から拘束するための押し付け部を備えることを特徴とする請求項1記載のスポイド式ポンプディスペンサ。
  10. 前記ドームケースが前記ドームの弾性変形を案内するためのガイド部材を備えることを特徴とする請求項1記載のスポイド式ポンプディスペンサ。
  11. 前記ドームが合成ゴム又はエラストマーからなることを特徴とする請求項1記載のスポイド式ポンプディスペンサ。
JP2006068310A 2006-03-13 2006-03-13 スポイド式ポンプディスペンサ Pending JP2007244937A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006068310A JP2007244937A (ja) 2006-03-13 2006-03-13 スポイド式ポンプディスペンサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006068310A JP2007244937A (ja) 2006-03-13 2006-03-13 スポイド式ポンプディスペンサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007244937A true JP2007244937A (ja) 2007-09-27

Family

ID=38589789

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006068310A Pending JP2007244937A (ja) 2006-03-13 2006-03-13 スポイド式ポンプディスペンサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007244937A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018069186A (ja) * 2016-10-31 2018-05-10 株式会社吉野工業所 トリガー式液体噴出器
JP2018108835A (ja) * 2016-12-28 2018-07-12 株式会社吉野工業所 トリガー式液体噴出器
US11548022B2 (en) 2018-03-15 2023-01-10 Aptar Dortmund Gmbh Dispensing device and dispenser

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018069186A (ja) * 2016-10-31 2018-05-10 株式会社吉野工業所 トリガー式液体噴出器
JP2018108835A (ja) * 2016-12-28 2018-07-12 株式会社吉野工業所 トリガー式液体噴出器
US11548022B2 (en) 2018-03-15 2023-01-10 Aptar Dortmund Gmbh Dispensing device and dispenser
EP3765205B1 (de) * 2018-03-15 2023-10-18 Aptar Dortmund GmbH Abgabeeinrichtung und spender

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2384991B1 (en) Double container, inner container and outer container
EP2058054B1 (en) Trigger type pump dispenser
EP2233213B1 (en) Pressure accumulation dispenser
EP1449593B1 (en) Pump push-down head
JP4701879B2 (ja) ポンプディスペンサ、並びに、吐出弁機構、吸入弁機構、及びバルブ
EP1712293A1 (en) Pump dispenser with trigger
US20050218163A1 (en) Actuator cap for a container
US20180141066A1 (en) System and method for refilling a bottle with liquid
JP2007289840A (ja) スポイド式ポンプディスペンサ
JP2008055333A (ja) 押下げヘッド
EP2050432A1 (en) Eye drops container
JP2007244937A (ja) スポイド式ポンプディスペンサ
JP2008036488A (ja) トリガー式ポンプディスペンサー
WO2006075753A1 (ja) トリガー式ポンプディスペンサー
JP3929066B1 (ja) 噴射ボタン装置
US20230026887A1 (en) Pump dispenser
JP2007175680A (ja) スポイド式ポンプディスペンサの液漏れ防止構造
JP2005152790A (ja) エアゾール容器のサイドノック式キャップ
EP0513350A1 (en) Liquid spraying vessel
JP2010070062A (ja) パイプの接続構造
JP2007203128A (ja) スポイド式ポンプディスペンサ
JP3848793B2 (ja) 容器
JP3678857B2 (ja) 液体噴出ポンプ
JP4333864B2 (ja) 液体噴出容器
JP2007237755A (ja) タンク注入口構造