JP2007241649A - 文書管理システム、文書管理方法および文書管理プログラム - Google Patents

文書管理システム、文書管理方法および文書管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】紙文書で作業中にコメント等を指示書に記載できるようにし、そのコメント等を文書管理システムに保管できるようにすることによって、電子文書の属性情報として手書きのコメント等を付加できるようにした文書管理システムを提供する。
【解決手段】文書管理システムでは、電子文書記憶手段は電子文書とその電子文書に関する属性情報を記憶し、前記電子文書に関する属性情報を画像入力装置によって抽出可能に記録した指示書を作成し、前記指示書は、その指示書が印刷された後に操作者からのメッセージを記載でき、該メッセージがその文書の属性情報として前記電子文書記憶手段に記憶できるようにしたメッセージ領域を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子文書を管理する文書管理システム、文書管理方法および文書管理プログラムに関する。
電子文書を管理する文書管理システムでは、格納されている文書を検索する必要性がある。そのため、文書管理システムは、文書毎に属性情報を付加し管理することが可能である。この属性情報は、日付や文書名の他に、文書の概要、付属情報、契約書類の契約条件、契約日、契約期限などの文書の内容や付随情報を示す文字情報がある。また、文字情報以外にも文書管理システムが連携するサービス(コラボレーションサービス、ワークフローサービスなど)が存在した場合、この連携サービスから文書登録されることで、登録元サービスの関連作業を呼出すリンク情報を付加することも可能である。文書管理システムでは、文書のバージョンアップや版改訂など追加登録処理を行った場合、前記した属性情報は常に最新の文書に継承される。このような文書管理システムにおいて、属性検索処理で抽出された文書は、最新状態の文書が取得・閲覧できるのに加えて、過去の改訂文書、作成履歴や連携サービスにおける処理経緯などが確認できる。
しかし、このように管理された電子文書でも、契約書などの紙文書が原本となる文書では、一旦紙に印刷され、紙での処理が必須となる。この場合、最終的な原本は紙文書となり、文書管理システム上で管理される電子文書は、最終成果物ではなくなってしまうことが多い。そこで、その文書は、紙文書の原本をスキャナなどで読み取って電子化し、そのスキャンされた文書を文書管理システムに再度登録することで、最終成果物として管理できるようになる。
このような文書管理システムに関して、例えば、特許文献1には、複数の原稿を一度に読み取り、その読み取った原稿画像に複数の電子文書に対する操作を効率的に実行することができる文書管理装置及びその制御方法、プログラムを提供することを課題とし、リーダ部が、文書IDが付加された原稿を複数読み取り、画像入出力制御部は、その読み取った複数の原稿画像中のそれぞれの文書IDを抽出し、抽出した文書IDに対応する電子文書を、読取手段で前記原稿を読み取った読取順序で検索し、検索した検索順序で電子文書の検索結果一覧を操作部の表示部に出力し、操作部によって、出力した検索結果一覧に対する操作の操作指示を入力し、入力された操作指示に基づいて、検索結果一覧で示される文書情報に対応する電子文書の操作を一括して実行することが記載されている。
また、例えば、特許文献2には、オフィスの大量の文書を簡単な操作で電子ファイル化することができ、電子ファイル化された文書やファイルを容易に管理することができる文書管理支援装置及びその方法、文書管理支援システム、並びにプログラムを提供することを課題とし、本文書管理支援装置は、デジタル複合機から成る文書読取装置と、複数のクライアントコンピュータとにネットワークを介して接続され、予め作成された指示ファイル(電子化基準表)に基づいて、オフィス内の紙文書やファイル等を保存するための文書保存用フォルダを作成すると共に、文書保存用フォルダに保存すべき文書を指示するインデックスシートを出力し、該インデックスシートを表紙に付した紙文書を文書読取装置により読み取らせて電子ファイル化し、文書保存用フォルダに保存することが記載されている。
特開2005−107690号公報 特開2004−171290号公報
しかしながら、このように文書管理システムに登録されたスキャン文書は、新規登録で扱われるため、元の電子文書に付加された属性情報が有効に活用できないという問題点がある。
また、既存の電子文書と、スキャン文書を関連付け(紐付け)て管理する施策としては、同一フォルダ内でファイルを管理し、ファイルに付加した属性をフォルダに付加する管理方法がある。このようなフォルダ管理方法の場合は、改訂履歴を管理しにくいという欠点がある。1つの文書オブジェクトで管理するためには、手作業で属性を継承するような登録(バージョン追加や版追加・改訂)をしなければならないという煩雑さが生じる。
また、スキャン操作から電子文書を操作する既存技術はあるが、スキャンされた文書を既存の電子文書に対して改訂するようなものはない。
また、スキャン操作時の自動処理化のために、文書IDなどのオリジナルコードを、既存文書に埋め込むことでファイル操作を行うような既存技術はいくつかあるが、契約書など公式文書はオリジナル情報を付加するような編集ができないという場合もある。
また、セキュリティ上の問題として、紙文書そのものに元の電子文書に関する格納情報を埋め込むと、文書の流通の過程で、コード解読による電子文書の漏えいや改ざんが行われる危険性もある。
なお、特許文献1に記載された文書管理装置は、固有の文書識別子(ID)により、該電子文書を管理する文書管理装置で、該電子文書を管理する文書管理装置の制御を行うものであり、文書そのものにIDを埋め込むことを行っており、紙文書から関連する電子文書を操作することが目的である。つまり、スキャンされた文書と既存電子文書を関連付けて(紐付けて)管理することは考慮されていない。
更に、特許文献2に記載された文書管理支援装置は、指示ファイル(電子化基準表)に基づいて、オフィス内の紙文書やファイル等を保存するための文書保存用フォルダを作成すると共に、文書保存用フォルダに保存すべき文書を指示するインデックスシートを出力し、該インデックスシートを表紙に付した紙文書を文書読取装置により読み取らせて電子ファイル化し、文書保存用フォルダに保存するものである。しかしながら、フォルダ保管のため、文書そのもののバージョン管理は考慮されていない。
また、紙文書の承認作業と電子文書のワークフローによる承認作業は、別々に行われることが多いが、承認すべき案件は同じ1件であることが多い。電子管理システムを用いている場合でも、一旦印刷すると、その印刷された紙文書に作業メモを貼り付けるなどすることがある。その作業メモの内容としては、配布や承認ルートなど持ちまわる人や作業者への指示事項であることが多い。もしくは、メモを添付せずに文書そのものに配布や承認ルートを記載することが行われる。そして、紙文書での処理が終了すると、電子管理システムに戻す作業が必要であり、その作業は専任の人や管理体系を理解した人が行わなければならず、電子管理システムに関する知識や業務スキルが必要となる。
本発明は、このような従来の技術が有する問題点に着目してなされたもので、紙文書で作業中にコメント等を指示書に記載できるようにし、そのコメント等を文書管理システムに保管できるようにすることによって、電子文書の属性情報として手書きのコメント等を付加できるようにした文書管理システム、文書管理方法および文書管理プログラムを提供することを目的としている。
また、別の発明では、電子文書を印刷する際に、紙文書の作業フローと電子文書のワークフローを関連付けて記載し、紙文書に対する作業と電子文書に対する作業とがわかるようにした指示書を印刷できるようにした文書管理システム、文書管理方法および文書管理プログラムを提供することを目的としている。
また、別の発明では、指示書に電子文書に対するワークフローの手順等を指定でき、紙文書およびその指示書を画像入力し、その入力後の電子文書に対する作業を指示できるようにすることによって、電子文書と紙文書とを用いた作業を一貫して管理できるようにした文書管理システム、文書管理方法および文書管理プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1] 電子文書とその電子文書に関する属性情報を記憶している電子文書記憶手段と、
前記電子文書に関する属性情報を画像入力装置によって抽出可能に記録した指示書を作成する指示書作成手段と、
前記指示書作成手段により作成される指示書は、その指示書が印刷された後に操作者からのメッセージを記載でき、該メッセージがその文書の属性情報として前記電子文書記憶手段に記憶できるようにしたメッセージ領域を含む
ことを特徴とする文書管理システム。
[2] 前記指示書作成手段は、前記電子文書記憶手段に記憶されている対象となっている文書の保管先に関する情報、前記電子文書が印刷された後に行うべき作業に関する情報、印刷された文書が画像入力装置により入力された後に行うべき作業に関する情報、手書きのコメントを記載できる領域、の少なくとも1つ以上を記載した指示書を作成する
ことを特徴とする[1]記載の文書管理システム。
[3] 電子文書とその電子文書に関する属性情報を記憶している電子文書記憶手段と、
前記電子文書に関する属性情報を画像入力装置によって抽出可能に記録した指示書であって、対象となっている文書の版に関する操作者の指示を入力可能なように記載している指示書を作成する指示書作成手段
を具備することを特徴とする文書管理システム。
[4] 電子文書とその電子文書に関する属性情報を記憶している電子文書記憶手段と、
前記電子文書に関する属性情報を画像入力装置によって抽出可能に記録した指示書であって、対象となっている文書に関する属性情報を変更するための操作者の指示を入力可能なように記載している指示書を作成する指示書作成手段
を具備することを特徴とする文書管理システム。
[5] 電子文書とその電子文書に関する属性情報を記憶している電子文書記憶手段と、
前記電子文書に関する属性情報を画像入力装置によって抽出可能に記録した指示書であって、印刷された文書が画像入力装置により入力された後に行うべきワークフローの処理手順について操作者の指示を入力可能なように記載している指示書を作成する指示書作成手段
を具備することを特徴とする文書管理システム。
[6] 電子文書とその電子文書に関する属性情報を記憶している電子文書記憶手段と、
文書と該文書に関する属性情報を抽出可能にした指示書を入力する文書入力手段と、
前記文書入力手段により入力された指示書から文書に関する属性情報を抽出する属性抽出手段と、
前記属性抽出手段により抽出された属性情報に応じて、前記電子文書記憶手段に前記文書入力手段により入力された文書を記憶し、前記指示書を該文書の作業履歴ファイルとして格納する文書格納手段
を具備することを特徴とする文書管理システム。
[7] 電子文書とその電子文書に関する属性情報を記憶している電子文書記憶手段と、
文書と該文書に関する属性情報が抽出可能であるとともに操作者からのメッセージが記載されたメッセージ領域を含む指示書とを入力する文書入力手段と、
前記文書入力手段により入力された指示書内の操作者からのメッセージを前記電子文書記憶手段が記憶する属性情報として記憶する属性情報記憶手段
を具備することを特徴とする文書管理システム。
[8] 電子文書とその電子文書に関する属性情報を記憶している電子文書記憶手段と、
文書と該文書に関する属性情報が抽出可能であるとともに対象となっている文書の版に関する操作者の指示が記載された指示書とを入力する文書入力手段と、
前記文書入力手段により入力された指示書内の文書の版に関する指示に応じて、前記電子文書記憶手段が記憶している属性情報を変更する属性情報変更手段
を具備することを特徴とする文書管理システム。
[9] 電子文書とその電子文書に関する属性情報を記憶している電子文書記憶手段と、
文書と該文書に関する属性情報が抽出可能であるとともに対象となっている文書に関する属性情報を変更するための操作者の指示が記載された指示書とを入力する文書入力手段と、
前記文書入力手段により入力された指示書内の文書に関する属性情報を変更するための指示に応じて、前記電子文書記憶手段が記憶している属性情報を変更する属性情報変更手段
を具備することを特徴とする文書管理システム。
[10] 電子文書とその電子文書に関する属性情報を記憶している電子文書記憶手段と、
文書と該文書に関する属性情報が抽出可能であるとともに印刷された文書が画像入力装置により入力された後に行うべきワークフローの処理手順について操作者の指示が記載された指示書とを入力する文書入力手段と、
前記文書入力手段により入力された指示書内の印刷された文書が画像入力装置により入力された後に行うべきワークフローの処理手順についての指示に応じて、そのワークフローの処理手順を設定するワークフロー処理手段
を具備することを特徴とする文書管理システム。
[11] 電子文書とその電子文書に関する属性情報を記憶している電子文書記憶手段
を具備する文書管理システムにおける文書管理方法であって、
前記電子文書に関する属性情報を画像入力装置によって抽出可能に記録した指示書を作成し、
前記作成される指示書は、その指示書が印刷された後に操作者からのメッセージを記載でき、該メッセージがその文書の属性情報として前記電子文書記憶手段に記憶できるようにしたメッセージ領域を含む
ことを特徴とする文書管理方法。
[12] 電子文書とその電子文書に関する属性情報を記憶している電子文書記憶手段
を具備する文書管理システムにおける文書管理方法であって、
文書と該文書に関する属性情報を抽出可能にした指示書を入力し、
前記入力された指示書から文書に関する属性情報を抽出し、
前記抽出された属性情報に応じて、前記電子文書記憶手段に前記入力された文書を記憶し、前記指示書を該文書の作業履歴ファイルとして格納する
ことを特徴とする文書管理方法。
[13] 電子文書とその電子文書に関する属性情報を記憶している電子文書記憶手段
を具備する文書管理システムにおける文書管理方法であって、
文書と該文書に関する属性情報が抽出可能であるとともに操作者からのメッセージが記載されたメッセージ領域を含む指示書とを入力し、
前記入力された指示書内の操作者からのメッセージを前記電子文書記憶手段が記憶する属性情報として記憶する
ことを特徴とする文書管理方法。
[14] コンピュータに、
電子文書とその電子文書に関する属性情報を記憶している電子文書記憶機能と、
前記電子文書に関する属性情報を画像入力装置によって抽出可能に記録した指示書を作成する指示書作成機能
を実現させ、
前記指示書作成機能により作成される指示書は、その指示書が印刷された後に操作者からのメッセージを記載でき、該メッセージがその文書の属性情報として前記電子文書記憶機能に記憶できるようにしたメッセージ領域を含む
ことを特徴とする文書管理プログラム。
[15] コンピュータに、
電子文書とその電子文書に関する属性情報を記憶している電子文書記憶機能と、
文書と該文書に関する属性情報を抽出可能にした指示書を入力する文書入力機能と、
前記文書入力機能により入力された指示書から文書に関する属性情報を抽出する属性抽出機能と、
前記属性抽出機能により抽出された属性情報に応じて、前記電子文書記憶機能に前記文書入力機能により入力された文書を記憶し、前記指示書を該文書の作業履歴ファイルとして格納する文書格納機能
を実現させることを特徴とする文書管理プログラム。
[16] コンピュータに、
電子文書とその電子文書に関する属性情報を記憶している電子文書記憶機能と、
文書と該文書に関する属性情報が抽出可能であるとともに操作者からのメッセージが記載されたメッセージ領域を含む指示書とを入力する文書入力機能と、
前記文書入力機能により入力された指示書内の操作者からのメッセージを前記電子文書記憶機能が記憶する属性情報として記憶する属性情報記憶機能
を実現させることを特徴とする文書管理プログラム。
前記本発明は次のように作用する。
本発明における文書管理システム、文書管理方法および文書管理プログラムは、電子文書記憶手段は電子文書とその電子文書に関する属性情報を記憶しており、前記電子文書に関する属性情報を画像入力装置によって抽出可能に記録した指示書を作成し、前記作成される指示書は、その指示書が印刷された後に操作者からのメッセージを記載でき、該メッセージがその文書の属性情報として前記電子文書記憶手段に記憶できるようにしたメッセージ領域を含む。
また、文書と該文書に関する属性情報を抽出可能にした指示書を入力し、前記入力された指示書から文書に関する属性情報を抽出し、前記抽出された属性情報に応じて、前記電子文書記憶手段に前記入力された文書を記憶し、前記指示書を該文書の作業履歴ファイルとして格納する。
また、文書と該文書に関する属性情報が抽出可能であるとともに操作者からのメッセージが記載されたメッセージ領域を含む指示書とを入力し、前記入力された指示書内の操作者からのメッセージを前記電子文書記憶手段が記憶する属性情報として記憶する。
本発明にかかる文書管理システム、文書管理方法および文書管理プログラムによれば、紙文書で作業中にコメント等を指示書に記載できるようにし、そのコメント等を文書管理システムに保管できるようにしたので、電子文書の属性情報として手書きのコメント等を付加できる。
また、電子文書を印刷する際に、紙文書の作業フローと電子文書のワークフローを関連付けて記載したので、紙文書に対する作業と電子文書に対する作業とがわかるようにした指示書を印刷できる。
また、指示書に電子文書に対するワークフローの手順等を指定でき、紙文書およびその指示書を画像入力し、その入力後の電子文書に対する作業を指示できるようにしたので、電子文書と紙文書とを用いた作業を一貫して管理できる。
以下、図面に基づき本発明の好適な一実施の形態を説明する。
各図は本発明の一実施の形態を示している。図1は、本発明の一実施の形態の概念的なモジュール構成図を示している。
本実施の形態の概略を説明する。
電子文書を管理する文書管理システムでは、各文書に属性情報を付加して管理することができる。管理されている電子文書に対する処理として、印刷が行われ、その印刷された紙文書で各種手続きを行うことが多々ある。このような紙文書は、処理が完了したところでスキャナ等の画像読み取り装置などでスキャン処理を行い、電子文書化することで、文書管理システムに再登録を行う。こうすることで、電子の世界で管理することが可能である。このような文書に対して、既存の電子文書と紙文書の関連付け(紐付け)を行い、既存の電子文書に設定されている属性情報を継承する管理システムを提供する。
なお、ここで説明する管理部、処理部等の部品は、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア、ハードウェア等のモジュールを指す。したがって、本実施の形態における部品はプログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。したがって、本実施の形態は、プログラム、システムおよび方法の説明をも兼ねている。また、部品は機能にほぼ一対一に対応しているが、実装においては、1部品を1プログラムで構成してもよいし、複数部品を1プログラムで構成してもよく、逆に1部品を複数プログラムで構成してもよい。また、複数部品は1コンピュータによって実行されてもよいし、分散または並列環境におけるコンピュータによって1部品が複数コンピュータで実行されてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続を含む。
また、システムとは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク等で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータによって実現される場合も含まれる。
一実施の形態は、大きく分けて文書管理システム10とスキャン文書処理システム20とを有している。この他にスキャン、プリント、FAX、複写等の機能を有する複合機30と接続されている。文書管理システム10は複合機30と接続され、指示書A紙103A、契約書A紙102A等の紙文書を出力する。ここで、紙文書を出力するものであれば、複合機30に限定されることはなく、プリンタ、FAX等であってもよい。スキャン文書処理システム20は複合機30と接続され、指示書A紙105A、契約書A紙(原本)締結版104Aを入力する。ここで、紙文書を入力するものであれば、複合機30に限定されることはなく、スキャナ、FAX等であってもよい。また、文書管理システム10とスキャン文書処理システム20とは、それぞれ複数存在していてもよい。文書管理システム10、スキャン文書処理システム20はそれぞれサーバにあり、通信回線によって接続されている。もちろんのことながら、文書管理システム10、スキャン文書処理システム20の両方は1つのサーバで実現されてもよく、文書管理システム10またはスキャン文書処理システム20は複合機30によって実現されてもよい。
文書管理システム10は、文書管理部11と登録文書作成アプリケーション12と連携ワークフローサービス13を有している。文書管理部11は、契約書A電子最終版100A等の電子文書とその属性情報を記憶するデータベースである。登録文書作成アプリケーション12は、契約書A電子最終版100A等の電子文書の作成、編集、印刷、入力等の処理を行うアプリケーションである。ワープロ等の汎用的な文書処理アプリケーションであってもよいし、契約文書処理等の専用のアプリケーションであってもよい。文書管理部11、スキャン文書処理システム20内の動的フォーム生成処理部24と接続されており、対象となる電子文書のやり取りが行われる。また、複合機30とも接続されており、文書およびその文書に対応する指示書の印刷を指示する。指示書は、対象となっている文書の前または後に連続して印刷する。または、指示書のみを印刷することもできる。
連携ワークフローサービス13は、契約書Aスキャン画像電子(原本)締結版106A等の電子文書を対象にしたワークフロー管理を行う。ワークフロー管理は、グループウェアの代表的な機能の1つであり、例えば電子文書の流れを電子メッセージの流れとし、必要な手順(ルート)に従ったメッセージの配信、メッセージの配信過程の管理などを行う。連携ワークフローサービス13内は、例えば起動処理部131、処理処理部132、登録処理部133といった一連の処理がある。
起動処理部131は、文書管理部11からの契約書A電子最終版100Aや、スキャン文書処理システム20からの契約書Aスキャン画像電子(原本)締結版106A等の電子文書の入力があり、連携ワークフローサービス13自身を起動させる。つまり、スキャン文書である契約書Aスキャン画像電子(原本)締結版106Aが添付されて、ワークフロー作業が起動される。その際、元の電子文書である契約書A電子最終版100Aをワークフローサービスでのみ編集可能(チェックアウト)とし、文書管理システムでは編集不可能とする。
そして、その起動により予め定められたワークフローによって処理処理部132による処理が行われる。ここでは、電子文書が担当者のPC(パソコン)へ配信され、編集、承認等の処理を促すものである。
その処理が終了すると、登録処理部133によって、対象となっている電子文書を文書管理部11へ登録することが行われる。つまり、元文書(契約書A電子最終版100A)をスキャン文書(契約書Aスキャン画像電子(原本)締結版106A)に改編登録(チェックイン)する。
スキャン文書処理システム20は、スキャン画像処理部21、フォーム解析処理部22、フォームリソース管理部23、動的フォーム生成処理部24、配布処理部25、登録処理部26、WF連携処理部27を有している。スキャン画像処理部21は、複合機30と接続されており、紙文書を複合機30でスキャンした結果であるイメージデータに対して、ノイズ除去、回転、傾き補正等の画像処理を行う。これは、次のフォーム解析処理部22により、適格な解析を行うために画像に対して施されるものである。
フォーム解析処理部22は、スキャン画像処理部21による処理結果を用いて、指示書A紙105A等の指示書のフォームを解析する。ここでのフォーム解析とは、画像内のどの位置にデジタルデータが記載されている文書情報登録エリア191があるか等(指示書のフォームについては図4を用いて後述する)を調べることであり、指示書内に記載(記憶)された情報を読み取ることである。例えば、指示書の識別子等が読み取られる。
動的フォーム生成処理部24は、登録文書作成アプリケーション12から属性情報を受け取り、指示書A電子107A等の指示書を生成する。その際、フォームリソース管理部23に対して、どのような指示書を生成するかを通知し、フォームリソース管理部23からフォームID(指示書の識別子)を受け取る。そして、そのフォームIDを指示書内に記載する。
フォームリソース管理部23は、動的フォーム生成処理部24から通知された指示書に関する情報を管理する。つまり、動的フォーム生成処理部24から生成する指示書に関する情報を受け取り、そのフォームIDを返す。また、フォーム解析処理部22の解析結果を用いて、いままでに生成された指示書のうち、どの指示書が戻ってきたのかのマッチングを行い、もどってきた指示書に関する情報は削除する等の処理を行う。
配布処理部25は、フォーム解析処理部22からの解析処理結果から、対象とする電子文書(スキャン画像)をどの文書管理部11に格納すべきか、どの連携ワークフローサービス13で処理させるべきかを決定する。
登録処理部26は、配布処理部25の結果に応じて、該当する文書管理部11に対象の電子文書である契約書Aスキャン画像電子(原本)締結版106Aを格納する。つまり、指示書A紙105Aから抽出された属性情報(特に保管先情報)に応じて、文書管理部11にその電子文書を記憶する。そして、フォーム解析処理部22によって解析された結果である属性情報も契約書Aスキャン画像電子(原本)締結版106Aに該当する属性情報として文書管理部11に格納する。そして、指示書A紙105Aを契約書A紙(原本)締結版104Aの作業履歴ファイルとして文書管理部11に格納することもできる。
また、WF連携処理部27は、配布処理部25の結果に応じて、該当する連携ワークフローサービス13へ契約書Aスキャン画像電子(原本)締結版106Aを渡す。その場合、指示書A紙105Aから抽出された属性情報(特に、タスクURL、ワークフローURL等のリンク情報)を連携ワークフローサービス13等に渡す。
複合機30のハードウェア構成例を図2を用いて説明する。本ハードウェアは、CPU310、HD330、スキャナ340、プリンタ350、RAM360、ROM370、通信インタフェース380、ユーザインタフェース390、内部バス399を有している。CPU310は、複合機30全体の制御を行う。RAM360は、プログラム、データ、イメージデータを記憶する。ROM370は、固定的なプログラム、データを記憶し、主に複合機30の電源オン時に必要な情報が記憶されている。HD330は、RAM360に記憶されたイメージデータを格納したりする。通信インタフェース380は、通信網との通信処理を行い、他の機器との送受信を行う。ユーザインタフェース390は、複合機30の操作者による操作を受け付け、CPU310からの指示に従い、操作者への表示を行う。スキャナ340は、イメージデータをRAM360に取り込む。プリンタ350は、RAM360内のイメージデータをプリントアウト等する。これらは、内部バス399に接続されており、各部分は連携して処理を行う。
次に作用・働き(動作)を説明する。
まず、図3を用いて、本実施の形態を用いた場合の文書処理の流れの概略を説明する。ここでは、契約処理を例示して、その契約書の流れを中心にして説明する。
操作者は、文書管理システム10内の登録文書作成アプリケーション12を用いて、契約書A電子最終版100A、契約書B電子最終版100B、契約書C電子最終版100Cを作成する。それぞれの文書には、契約書No.、顧客名、タスクURL、ワークフローURL、契約期限等の文書属性が記憶された指示書A電子101A、指示書B電子101B、指示書C電子101C等も登録文書作成アプリケーション12によって自動的に、あるいは操作者が入力することによって作成される。そして、これらの電子文書は、文書管理部11に格納される。
次に、操作者は契約書A電子最終版100A等の電子文書を複合機30を用いて印刷し(プリント901)、紙文書にする。ここで、印刷されるものは契約書A電子最終版100Aに対応する契約書A紙102A、契約書B電子最終版100Bに対応する契約書B紙102B、契約書C電子最終版100Cに対応する契約書C紙102C、そして指示書A電子101Aに対応する指示書A紙103A、指示書B電子101Bに対応する指示書B紙103B、指示書C電子101Cに対応する指示書C紙103Cである。そして、契約書A紙102A等が印刷される前または後に、指示書A紙103A等が印刷される。この指示書は、フェースシートとも呼ばれ、契約書A紙102Aが複数ページの場合に、その境界にプリントアウトされるので、どこまでが契約書A紙102Aであるかを容易に操作者が識別できる。指示書は、文書管理システム10への指示が記載されている他に、紙文書に対する捺印作業などの人への指示書を兼ねたものである。また、指示書には、属性情報が記載されている。さらに、指示書には、紙文書に対する操作者からのメッセージを記載できるメッセージ領域がある。
そして、指示書(指示書A紙103A等)に従って契約処理が紙文書(契約書A紙102A等)を用いて行われる(捺印契約締結902)。捺印等された紙文書(契約書A紙(原本)締結版104A、契約書B紙(原本)締結版104B、契約書C紙(原本)締結版104C)と手書きのコメント(メッセージ)が記された紙の指示書(指示書A紙105A、指示書B紙105B、指示書C紙105C)とがそれぞれ組になっている。したがって、この指示書内にメモ等を記載すれば済むので、新たに作業メモを付すようなことは不要になる。
これらの契約処理が終了した紙文書(契約書A紙(原本)締結版104A等)を複合機30を用いて文書管理システム10に入力する(スキャン903)。複合機30によって、スキャンインする際は、プリント901と同様に、契約書A紙(原本)締結版104A等の前または後に指示書A紙105A等を入力できるようにする。これによって、スキャン画像(電子文書)に対応する指示書が決定される。そして、指示書A紙105A等の指示書を解析し、その指示に従って、契約書A紙(原本)締結版104A等の電子文書の格納先等が決定等される。スキャン時には、指示書を仕切り紙として一括スキャンすることができる。このスキャン処理の後に、本システムが自動的に既存電子ファイルの新規バージョンとしてスキャンイメージの自動登録、属性の自動継承や自動付加等を行う。
次に、スキャンインされた電子文書を文書管理システム10内で新規バージョン登録904し、契約書A紙(原本)締結版104Aに対応する契約書Aスキャン画像電子(原本)締結版106A、契約書B紙(原本)締結版104Bに対応する契約書Bスキャン画像電子(原本)締結版106B、契約書C紙(原本)締結版104Cに対応する契約書Cスキャン画像電子(原本)締結版106Cとして格納する。この際、指示書(指示書A紙105A等)の解析結果から登録方法が決定される。その登録方法として、バージョンアップ登録、文書(コンテンツ)差換え、登録後の属性コピー等がある。ここでは、例えば、契約書A電子最終版100A、契約書B電子最終版100B、契約書C電子最終版100Cがそれぞれ新たなバージョンとして、契約書Aスキャン画像電子(原本)締結版106A、契約書Bスキャン画像電子(原本)締結版106B、契約書Cスキャン画像電子(原本)締結版106Cとして文書管理部11に格納される。属性情報も同様に、指示書A電子107A、指示書B電子107B、指示書C電子107Cとして文書管理部11に格納される。ただし、指示書A電子107Aには、契約書Aスキャン画像電子(原本)締結版106Aのようにイメージデータのみではなく、指示書A紙105Aを解析した結果であるテキスト情報や手書きのコメント領域等のイメージデータが含まれている。
これによって、電子文書と紙文書とが関係付けられ、いったん紙文書として処理されたとしても、文書管理システム10内では電子文書との連携がとられ、一貫した文書処理ができている。属性情報に関しては、スキャン登録作業によって、自動的に属性が継承される。つまり、指示書に追記された情報を新たな属性情報として加えたり、属性情報の値を変更したりすることも可能である。
より具体的に文書処理を説明する。
(1)文書管理システム10は、文書一覧画面に、各文書に紙文書手続き印刷ボタンを配置する。この紙文書手続き印刷ボタンが押下されると、文書格納情報等が記載された指示書と実ファイルとを1つの印刷用ファイルとして作成し、画面に表示、もしくはダウンロード可能にする。
(2)操作者は(1)で取得した印刷用ファイルを印刷指示する。これによって、指定した実ファイルと手続き用指示書は複合機30によって印刷され、紙文書が生成される。
(3)指示書に、元文書格納情報(格納元の文書管理IDや格納フォルダ、キャビネットなど文書管理システム10が管理する情報)を複合機30による入力によって抽出可能に記憶させる。この際、文書管理システム10の属性情報を同時に文字情報として差し込むことも可能である。属性情報に紙文書での承認手順や印刷後の指示を登録しておくことで、印刷した指示書に紙文書で行う作業指示を表記することも可能である。また、スキャン後に連携ワークフローサービス13などによる電子業務フロー処理を行わせる場合、複雑なワークフローが定義されていることが多いので、ワークフローの手順を紙上で指示できる入力エリアも配置可能である。
(4)指示書にしたがって、紙文書での手続きが完了した後、操作者は紙文書を複合機30でスキャンする。
(5)スキャンされた指示書と文書は、指示書読み取り処理が行われる。スキャン作業は、複数の指示書と文書のセットを一度にスキャンすることができる。指示書読み取り処理は、指示書をジョブの仕切りとし、複数ジョブを指示書別に分割することができる。
(6)指示書読み取り処理では、指示書にある情報を読み取り、配布処理へと渡す。指示書にある情報としては、元電子文書の格納先情報、指示書に入力された電子処理の指示情報などである。
(7)配布処理では、指示書の内容にしたがって指示書以降に添付された文書のイメージファイル(スキャン文書)を後工程に渡す。
(8)(7)の後工程として、文書管理システム10に登録する処理を行う。また、各種承認や合議処理などを行う連携ワークフローサービス13との連携もできる。
(9)登録処理部26が文書管理システム10内の文書管理部11に登録する場合、取得した属性情報(特に保管先情報)に対応した該当文書に対して文書改訂の追加登録を行う。文書改訂には、バージョンアップや版追加などがあり、既存文書に設定された属性情報を継承する登録を行う。
(10)連携ワークフローサービス13と連携する場合、指示書の情報に従って、文書管理システム10の該当電子文書をワークフローサービス以外では編集禁止(チェックアウト)もしくは文書そのものの編集をロック処理し、他者の編集作業を禁止した上で、指定された業務フローを起動する。業務フロー終了後、文書管理システム10に最終文書として該当文書に対して追加登録を行う。この際に、該当文書を編集可能(チェックイン)とする。属性情報を継承するのは(9)と同じである。
(11)文書管理システム10から取得する際、または複合機30による印刷が行われた際に、電子文書のチェックアウトをすることもできる。ここでのチェックアウトは、他者のみでなく、電子文書の所有者であっても編集が禁止される。つまり、電子文書と紙文書とが混在した文書処理を行うシステムであるので、紙文書による処理が必要な期間は、電子文書に対する編集を禁止しなければならないからである。この場合は、登録処理部26により登録時にチェックインすることで、紙文書の印刷からその紙文書の再登録までの間における編集や改ざんを防ぐことができる。
以上のような処理によって、文書管理システム10内で管理される文書を、紙文書として出力して利用するというシーンにおいて、元の電子文書に対して、紙文書を文書の追加登録が可能な指示書を自動作成して、1つの印刷用ファイルとしてユーザに提供することで、紙文書の業務と電子管理の効率化を可能とする。
次に、図4を用いて、指示書A紙103A(契約書A紙102Aの指示書)の典型的なフォームについて説明する。指示書A紙103A内には、文書情報登録エリア191、文書登録情報の表示エリア192、紙の配布指示情報表示エリア193、手書き入力エリア194、電子処理指示エリア195の領域がある。手書き入力エリア194、電子処理指示エリア195の領域は、紙文書に対する操作者からのメッセージ(該文書に対する指示、属性情報変更・追加、コメント等)を記載できるものである。そして、該メッセージがその文書の属性情報として文書管理部11に記憶される。
文書情報登録エリア191に記載されるものとして、属性情報を記憶しているもの、例えば、バーコード、2次元バーコード(QRコード等)、グリフコード(例えば特開平6−75795号公報に開示されている)等がある。これらは、その模様から記載されている情報を人間の目で容易に認識できるものではない。また、その模様そのものがウォーターマークのように人間の目には視認できにくいものなどでもよい。さらに、画像に限定されるものではなく、微小のICチップが紙に埋め込まれたものであってもよい。その場合は、複合機30は画像入力または画像出力のみでなく、その画像入力とともにそのICチップの内容を読み込むリーダー、その画像の印刷とともにそのICチップに内容を書きこむライターが付加されている。文書情報登録エリア191に記憶される情報は、登録文書作成アプリケーション12等で生成された属性情報等である。特に、文書情報登録エリア191に記憶される情報として、文書管理部11に記憶されている電子文書の記憶位置に関する保管先情報を記憶し、人間の目で視読できるような文書登録情報の表示エリア192等の欄には記載しないようにすることもできる。
文書登録情報の表示エリア192は、文書の属性情報等をユーザが理解できるように文字情報で表示した領域である。文書管理部11内の文書属性情報やシステムログから自動生成される。紙文書で行う処理と対応する電子文書で行う電子処理とに一連の案件名を付与することで、紙と電子の作業の一貫性を取ることが可能となる。例えば、属性情報の一部であるフォームID、登録シート作成日時、担当者名、文書名、保管先、案件名等が記載されている。特に、文書名等は文書自身(契約書A紙102A)にも記載してもよいが、保管先(電子文書または紙文書の保管先)は、文書自身に記載することは行わず、この指示書のみに記載するようにしている。
紙の配布指示情報表示エリア193は、紙文書で実施する業務フローを表示する領域である。紙の配布指示情報表示エリア193に記載される情報は、指示書作成時に自動作成され、文書属性から取得されたもの、電子文書作成時に操作者が記載したもの、または、印刷指示の際に操作者が追記したものである。例えば、契約書A紙102Aを対象にした担当者への指示事項、承認作業フロー等の紙文書で作業すべきことが記載されている。
手書き入力エリア194は、紙文書による作業中に担当者がコメントを手書きで記載できる領域である。これは、スキャン登録時に抽出可能となっている。この抽出コメントは、文書管理システム10内の文書管理部11に属性情報として登録される際に、イメージデータで保管したり、OCR処理して文書属性に付加したりすることも可能である。
電子処理指示エリア195は、複合機30によるスキャン後の電子文書に対する電子的な作業等を指定可能とする領域であり、紙文書による処理が終了した後に、文書管理システム10内の連携ワークフローサービス13による処理への指示等が記入される欄である。つまり、(1)対象となっている文書に関する属性情報を変更するための操作者の指示、(2)複合機30により入力された文書に対するワークフローの処理手順についての操作者の指示、(3)対象となっている文書の版に関する操作者の指示、等を記入できるようになっている。
具体的に、この欄は、文書の属性である「承認結果」は「承認」または「否決」であるか、ワークフローの処理手順である「合議先」は「A取締役」、「B専務」、「C役員」または「D本部長」であるか、文書の版に関する操作者の指示である「登録種別」は「バージョン追加」、「版改訂」または「原本フラグ有効」であるか等を指定できるようになっている。なお、バージョンは、文書を書き換えた場合等に順次バージョンアップが発生するものである。版は、複数の関係する文書の一部が変更等された場合に、その文書群に対して新たな版が発生するものである。
また、この欄は、チェック欄になっており、担当者がペン等を用いてチェックすると、フォーム解析処理部22によってその画像が解析され、その項目がチェックされていることが判明する。そして、WF連携処理部27は、どの処理を行うべきか等の指示を連携ワークフローサービス13に対して行う。なお、「登録種別」は、本システムで自動的に指定することも可能である。その場合は、登録文書作成アプリケーション12において印刷指示を行う場合に操作者が指定すること、文書の属性情報でバージョン追加のルール指定すること、スキャン登録時は必ず原本フラグが有効になるというルールにすること、ワークフロー中の確認画面で指示すること等である。
文書情報登録エリア191、文書登録情報の表示エリア192、紙の配布指示情報表示エリア193内に記載される情報は、指示書A電子101Aに記憶されている情報である。
次に、図5を用いて、指示書による制御のフローを説明する。文書およびその文書に対応する指示書を複合機30により入力した後に、スキャン文書処理システム20内のフォームリソース管理部23が行う処理であり、その文書が複数ある場合は、文書毎に繰り返される。
ステップS402では、文書形式の確認を行う。つまり、処理の対象となっている文書が、一般の文書であるか指示書であるかの確認を行う。
ステップS403では、フォーム解析処理部22により処理結果である指示書解析ステータスの確認を行う。ステータスとしては3つあり、0:解析失敗、1:解析成功(文書あり)、2:解析成功(文書なし)である。0:解析失敗の場合はステップS406へと進む。1:解析成功(文書あり)の場合はステップS404へと進む。2:解析成功(文書なし)の場合は、指示書のみが複合機30により入力され、その後に文書は入力されなかった場合である。この場合は、エラー処理であるステップS407へと進む。また、ワークフローが不要である文書の場合もあり、その場合はステップS406へ進む。
ステップS404では、連携ワークフローサービス13の操作の準備が行われる。具体的には、連携ワークフローサービス13内の起動処理部131へのコメントを生成することを行う。ここでエラーが発生した場合はステップS407へと進む。
ステップS405では、連携ワークフローサービス13に対してワークフロー操作(起動)を行う。ここでエラーが発生した場合はステップS407へと進む。
ステップS406では、指示書が印刷された後に、その指示書が複合機30により入力されたので、その指示書の役割は終了したことになる。そこで、管理対象とする指示書を削除する処理を行う。
ステップS407では、エラー文書の記録を文書管理システム10に対して行う。
ステップS408では、文書管理部11内の文書属性に対して、指示書の内容を付与する。
ステップS409では、この一連の処理が終了したことを操作者に知らせるためにその旨の表示を行う。より具体的には、処理の成功、失敗等をスキャン文書処理システム20のコンソールに表示する。
次に、図6を用いて、本実施の形態が管理する文書属性を記憶する文書属性管理テーブル500を説明する。文書属性は、文書管理部11内にある文書属性管理テーブル500によって記憶されている。契約書用の文書属性管理テーブル500は、文書ID欄501、文書名欄502、保管先情報欄503、作成日時欄504、契約書No.欄505、顧客名欄506、タスクURL欄507、ワークフローURL欄508、契約期限欄509、版欄510等がある。文書ID欄501には、文書を一意に特定する識別子である文書IDが記憶される。文書名欄502には、登録文書作成アプリケーション12によって作成される文書の名前が記憶される。保管先情報欄503には、その電子文書が文書管理部11内に記憶されている位置に関する情報が記憶される。作成日時欄504には、登録文書作成アプリケーション12によって作成された日時が記憶される。契約書No.欄505には、契約書No.が記憶される。顧客名欄506には、契約書を結ぶ顧客名が記憶される。タスクURL欄507には、本契約書を対象としたタスクのURL(Uniform Resource Locator)が記憶される。ワークフローURL欄508には、本契約書を対象としたワークフローのURLが記憶される。つまり、顧客名欄506、ワークフローURL欄508に記憶される情報は、連携するサービス(登録文書作成アプリケーション12、連携ワークフローサービス13等)から該電子文書を取り出すためのリンク情報である。契約期限欄509には、本契約書による契約の期限が記憶される。版欄510には、本契約書の版番号またはバージョン番号が記憶される。この他の属性を欄を増やすことによって記憶することもできる。
次に、図7を用いて、文書管理システム10からの印刷処理に関するユーザインタフェースおよび処理の実現例を説明する。ステップS701、ステップS702は、文書管理部11により表示され、ステップS703、ステップS704、ステップS705は、登録文書作成アプリケーション12により表示される。
ステップS701は、文書を印刷するための操作画面である。画面上部にはフォルダ名が表示され、そのフォルダに対する操作の一覧が表示される。画面左下には、当該フォルダが文書管理部11内の階層構造でどのような位置にあるかが表示される。画面右下には、そのフォルダ内の文書の一覧とその文書に対する操作の一覧が表示される。ここで、サンプル文書の「操作一覧」が選択されると、ステップS702の画面へと推移する。また、サンプル文書の操作一覧内の操作アイコンである「登録文書作成」が選択されると、ステップS703へと推移する。
ステップS702は、サンプル文書の操作一覧がメニュー形式で表示されている画面である。例えば、操作としてワークフロー起動、登録文書作成等がある。ここで「登録文書作成」が選択されると、ステップS703へと推移する。
ステップS703は、登録文書作成処理が実行される。対象となっている文書とその指示書の印刷用ファイルが作成され、ステップS704へと推移する。ここでエラーが発生すると、ステップS705へ推移し、エラー画面を表示する。
ステップS704は、作成された登録文書(印刷用ファイル)を取得する。取得の方法として、操作者の指示によって、WEBブラウザを介して、画面への表示またはそのファイルが所定の記憶装置にダウンロードされる。このファイルを印刷することによって、紙文書と紙の指示書が生成される。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納することも可能であり、その場合は、以下の発明としても把握することができる。
コンピュータに、
電子文書とその電子文書に関する属性情報を記憶している電子文書記憶機能と、
前記電子文書に関する属性情報を画像入力装置によって抽出可能に記録した指示書を作成する指示書作成機能
を実現させ、
前記指示書作成機能により作成される指示書は、その指示書が印刷された後に操作者からのメッセージを記載でき、該メッセージがその文書の属性情報として前記電子文書記憶機能に記憶できるようにしたメッセージ領域を含む
ことを特徴とする文書管理プログラムを記録したデータ処理装置読み取り可能な記録媒体。
コンピュータに、
電子文書とその電子文書に関する属性情報を記憶している電子文書記憶機能と、
文書と該文書に関する属性情報を抽出可能にした指示書を入力する文書入力機能と、
前記文書入力機能により入力された指示書から文書に関する属性情報を抽出する属性抽出機能と、
前記属性抽出機能により抽出された属性情報に応じて、前記電子文書記憶機能に前記文書入力機能により入力された文書を記憶し、前記指示書を該文書の作業履歴ファイルとして格納する文書格納機能
を実現させることを特徴とする文書管理プログラムを記録したデータ処理装置読み取り可能な記録媒体。
コンピュータに、
電子文書とその電子文書に関する属性情報を記憶している電子文書記憶機能と、
文書と該文書に関する属性情報が抽出可能であるとともに操作者からのメッセージが記載されたメッセージ領域を含む指示書とを入力する文書入力機能と、
前記文書入力機能により入力された指示書内の操作者からのメッセージを前記電子文書記憶機能が記憶する属性情報として記憶する属性情報記憶機能
を実現させることを特徴とする文書管理プログラムを記録したデータ処理装置読み取り可能な記録媒体。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去および書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)等が含まれる。
そして、上記のプログラムまたはその一部は、上記記録媒体に記録して保存や流通等させることが可能である。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにはこれらの組合せ等の伝送媒体を用いて伝送することが可能であり、また、搬送波に乗せて搬送することも可能である。
さらに、上記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。
文書管理システムを例示した概略ブロック図である。 データ処理装置のハードウェアを例示した概略ブロック図である。 文書管理システムを用いた文書の管理例を示す模式図である。 文書管理システムによって作成された指示書例を示す図である。 指示書による制御のフローチャートである。 文書属性のデータ構造例を示す図である。 印刷用文書作成の際のユーザインタフェースである画面例を示す図である。
符号の説明
10…文書管理システム
11…文書管理部
12…登録文書作成アプリケーション
13…連携ワークフローサービス
20…スキャン文書処理システム
21…スキャン画像処理部
22…フォーム解析処理部
23…フォームリソース管理部
24…動的フォーム生成処理部
25…配布処理部
26…登録処理部
27…WF連携処理部
30…複合機

Claims (16)

  1. 電子文書とその電子文書に関する属性情報を記憶している電子文書記憶手段と、
    前記電子文書に関する属性情報を画像入力装置によって抽出可能に記録した指示書を作成する指示書作成手段と、
    前記指示書作成手段により作成される指示書は、その指示書が印刷された後に操作者からのメッセージを記載でき、該メッセージがその文書の属性情報として前記電子文書記憶手段に記憶できるようにしたメッセージ領域を含む
    ことを特徴とする文書管理システム。
  2. 前記指示書作成手段は、前記電子文書記憶手段に記憶されている対象となっている文書の保管先に関する情報、前記電子文書が印刷された後に行うべき作業に関する情報、印刷された文書が画像入力装置により入力された後に行うべき作業に関する情報、手書きのコメントを記載できる領域、の少なくとも1つ以上を記載した指示書を作成する
    ことを特徴とする請求項1記載の文書管理システム。
  3. 電子文書とその電子文書に関する属性情報を記憶している電子文書記憶手段と、
    前記電子文書に関する属性情報を画像入力装置によって抽出可能に記録した指示書であって、対象となっている文書の版に関する操作者の指示を入力可能なように記載している指示書を作成する指示書作成手段
    を具備することを特徴とする文書管理システム。
  4. 電子文書とその電子文書に関する属性情報を記憶している電子文書記憶手段と、
    前記電子文書に関する属性情報を画像入力装置によって抽出可能に記録した指示書であって、対象となっている文書に関する属性情報を変更するための操作者の指示を入力可能なように記載している指示書を作成する指示書作成手段
    を具備することを特徴とする文書管理システム。
  5. 電子文書とその電子文書に関する属性情報を記憶している電子文書記憶手段と、
    前記電子文書に関する属性情報を画像入力装置によって抽出可能に記録した指示書であって、印刷された文書が画像入力装置により入力された後に行うべきワークフローの処理手順について操作者の指示を入力可能なように記載している指示書を作成する指示書作成手段
    を具備することを特徴とする文書管理システム。
  6. 電子文書とその電子文書に関する属性情報を記憶している電子文書記憶手段と、
    文書と該文書に関する属性情報を抽出可能にした指示書を入力する文書入力手段と、
    前記文書入力手段により入力された指示書から文書に関する属性情報を抽出する属性抽出手段と、
    前記属性抽出手段により抽出された属性情報に応じて、前記電子文書記憶手段に前記文書入力手段により入力された文書を記憶し、前記指示書を該文書の作業履歴ファイルとして格納する文書格納手段
    を具備することを特徴とする文書管理システム。
  7. 電子文書とその電子文書に関する属性情報を記憶している電子文書記憶手段と、
    文書と該文書に関する属性情報が抽出可能であるとともに操作者からのメッセージが記載されたメッセージ領域を含む指示書とを入力する文書入力手段と、
    前記文書入力手段により入力された指示書内の操作者からのメッセージを前記電子文書記憶手段が記憶する属性情報として記憶する属性情報記憶手段
    を具備することを特徴とする文書管理システム。
  8. 電子文書とその電子文書に関する属性情報を記憶している電子文書記憶手段と、
    文書と該文書に関する属性情報が抽出可能であるとともに対象となっている文書の版に関する操作者の指示が記載された指示書とを入力する文書入力手段と、
    前記文書入力手段により入力された指示書内の文書の版に関する指示に応じて、前記電子文書記憶手段が記憶している属性情報を変更する属性情報変更手段
    を具備することを特徴とする文書管理システム。
  9. 電子文書とその電子文書に関する属性情報を記憶している電子文書記憶手段と、
    文書と該文書に関する属性情報が抽出可能であるとともに対象となっている文書に関する属性情報を変更するための操作者の指示が記載された指示書とを入力する文書入力手段と、
    前記文書入力手段により入力された指示書内の文書に関する属性情報を変更するための指示に応じて、前記電子文書記憶手段が記憶している属性情報を変更する属性情報変更手段
    を具備することを特徴とする文書管理システム。
  10. 電子文書とその電子文書に関する属性情報を記憶している電子文書記憶手段と、
    文書と該文書に関する属性情報が抽出可能であるとともに印刷された文書が画像入力装置により入力された後に行うべきワークフローの処理手順について操作者の指示が記載された指示書とを入力する文書入力手段と、
    前記文書入力手段により入力された指示書内の印刷された文書が画像入力装置により入力された後に行うべきワークフローの処理手順についての指示に応じて、そのワークフローの処理手順を設定するワークフロー処理手段
    を具備することを特徴とする文書管理システム。
  11. 電子文書とその電子文書に関する属性情報を記憶している電子文書記憶手段
    を具備する文書管理システムにおける文書管理方法であって、
    前記電子文書に関する属性情報を画像入力装置によって抽出可能に記録した指示書を作成し、
    前記作成される指示書は、その指示書が印刷された後に操作者からのメッセージを記載でき、該メッセージがその文書の属性情報として前記電子文書記憶手段に記憶できるようにしたメッセージ領域を含む
    ことを特徴とする文書管理方法。
  12. 電子文書とその電子文書に関する属性情報を記憶している電子文書記憶手段
    を具備する文書管理システムにおける文書管理方法であって、
    文書と該文書に関する属性情報を抽出可能にした指示書を入力し、
    前記入力された指示書から文書に関する属性情報を抽出し、
    前記抽出された属性情報に応じて、前記電子文書記憶手段に前記入力された文書を記憶し、前記指示書を該文書の作業履歴ファイルとして格納する
    ことを特徴とする文書管理方法。
  13. 電子文書とその電子文書に関する属性情報を記憶している電子文書記憶手段
    を具備する文書管理システムにおける文書管理方法であって、
    文書と該文書に関する属性情報が抽出可能であるとともに操作者からのメッセージが記載されたメッセージ領域を含む指示書とを入力し、
    前記入力された指示書内の操作者からのメッセージを前記電子文書記憶手段が記憶する属性情報として記憶する
    ことを特徴とする文書管理方法。
  14. コンピュータに、
    電子文書とその電子文書に関する属性情報を記憶している電子文書記憶機能と、
    前記電子文書に関する属性情報を画像入力装置によって抽出可能に記録した指示書を作成する指示書作成機能
    を実現させ、
    前記指示書作成機能により作成される指示書は、その指示書が印刷された後に操作者からのメッセージを記載でき、該メッセージがその文書の属性情報として前記電子文書記憶機能に記憶できるようにしたメッセージ領域を含む
    ことを特徴とする文書管理プログラム。
  15. コンピュータに、
    電子文書とその電子文書に関する属性情報を記憶している電子文書記憶機能と、
    文書と該文書に関する属性情報を抽出可能にした指示書を入力する文書入力機能と、
    前記文書入力機能により入力された指示書から文書に関する属性情報を抽出する属性抽出機能と、
    前記属性抽出機能により抽出された属性情報に応じて、前記電子文書記憶機能に前記文書入力機能により入力された文書を記憶し、前記指示書を該文書の作業履歴ファイルとして格納する文書格納機能
    を実現させることを特徴とする文書管理プログラム。
  16. コンピュータに、
    電子文書とその電子文書に関する属性情報を記憶している電子文書記憶機能と、
    文書と該文書に関する属性情報が抽出可能であるとともに操作者からのメッセージが記載されたメッセージ領域を含む指示書とを入力する文書入力機能と、
    前記文書入力機能により入力された指示書内の操作者からのメッセージを前記電子文書記憶機能が記憶する属性情報として記憶する属性情報記憶機能
    を実現させることを特徴とする文書管理プログラム。
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