JP2007240991A - 芳香機能を有した画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
画像形成装置本体のコストアップやユーザの金銭的負担を最小限に留めた芳香機能を有する画像形成装置を提供する。
【解決手段】
カラープリンタ1の右側面カバー3にはフィン状の排気口600が備えられ、更には排気口600に対面した位置に排気ファン601が備えられ、熱気を外部に排出する。排気口600と排気ファン601の間には筒状容器であるアロマオイル収容部603が設けられ、内部にはアロマオイル700が注入されている。排気ファン601により本体内の熱気を排出する際に、その熱気によりアロマオイル収容部603内のアロマオイル700表面の揮発が促進され、芳香とともに排気口600から排出される。
【選択図】 図3
画像形成装置本体のコストアップやユーザの金銭的負担を最小限に留めた芳香機能を有する画像形成装置を提供する。
【解決手段】
カラープリンタ1の右側面カバー3にはフィン状の排気口600が備えられ、更には排気口600に対面した位置に排気ファン601が備えられ、熱気を外部に排出する。排気口600と排気ファン601の間には筒状容器であるアロマオイル収容部603が設けられ、内部にはアロマオイル700が注入されている。排気ファン601により本体内の熱気を排出する際に、その熱気によりアロマオイル収容部603内のアロマオイル700表面の揮発が促進され、芳香とともに排気口600から排出される。
【選択図】 図3
Description
本発明は、芳香機能を有したファクシミリ、プリンタ、複写機、複合機、等の画像形成装置に関するものである。
一般に、ファクシミリ、プリンタ、複写機、複合機、等の画像形成装置は、その本体内に定着装置または露光装置を備えており、高温化するために、本体内に排気ファンを備えている。そして、本体内の熱気を排気ファンにより本体外壁に設けられた排気口を通じて排気する仕組みとなっている。
排気口付近にはフィルタが設けられ、トナーの定着やオゾン発生による、機内から排出する臭気が取り除かれるように構成されているが、臭いの感じ方に対しては個人差があり、臭いに敏感な人にとっては不快臭が感じられることが多々ある。
そこで、従来においては、画像形成装置に何らかの芳香機能を持たせ、積極的に芳香を発散させることにより、臭いに敏感な人に対しても不快臭を感じさせなくするような画像形成装置が提案されている。
例えば、特許文献1には、固形の芳香剤が分散して収納された芳香剤収納部が、排気口に供えられたオゾンフィルタに隣接して設けられた画像形成装置が記載され、特許文献2には、芳香フィルタを収納するフィルタケースが、排気口に備えられたオゾンフィルタに隣接して設けられた画像形成装置が記載されている。
また、特許文献3には、定着ローラに供給するオイルに香料を含有させた画像形成装置が記載され、特許文献4には香料成分を含有するトナーを使用した画像形成装置が記載され、特許文献5には有香用紙を熱により香りを放出させる画像形成装置が記載されている。
特開平2−275969
特開平1−310365
特開平5−10973
特開平6−295092
特開2001−171848
しかしながら、特許文献1〜5に記載された画像形成装置においては、専用設計された固形芳香剤、芳香フィルタ、定着用オイル、トナー、用紙が必要となってしまう。このために、画像形成装置に芳香機能を持たせることにより、本体のコストアップにつながるばかりではなく、ユーザに対しても金銭的な負担を強いてしまうことになる。
そこで、本発明は、上記のような従来技術における課題を解決するものであり、本体のコストアップやユーザの金銭的負担を最小限に留めた芳香機能を有する画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置はアロマオイル収容部を設けたことを特徴とする。好ましくは、アロマオイル収容部は排気口近傍に設けられている。更に好ましくは、アロマオイル収容部は取り外し可能なように構成されている。
本発明の画像形成装置はアロマオイル収容部を内部に設けたことを特徴とし、画像形成装置に芳香機能を持たせるためにアロマオイルを使用する。アロマオイルは広く一般的に市販され、最近では「100円ショップ」と呼ばれるディスカウントストアでも販売されるようになってきており、ユーザの金銭的負担を最小限に留めることが可能である。
また、アロマオイルは高い揮発性を有しており、単に、画像形成装置本体に収容部を設けるだけで画像形成装置近辺に芳香を放つことが可能で本体のコストアップを最小限に留めることが可能である。
本発明の画像形成装置のアロマオイル収容部は排気口近傍に設けることが好ましい。排気口近傍にアロマオイル収容部を設けることで、その排気により積極的に画像形成装置近辺に芳香を放つことが可能となる。また、前述のように、排気口からは画像形成装置内部の熱気が排出されるので、熱によりアロマオイルが揮発し易くなるため芳香の放出が高められる。
本発明の画像形成装置のアロマオイル収容部は取り外し可能なように構成されることが更に好ましい。アロマオイル収容部を取り外し可能なように構成することにより、ユーザはアロマオイルの注入や、アロマオイルの種類の変更も容易に行うことが可能となる。
図1には、一例として本発明の画像形成装置(カラープリンタ:1)の概略外観図を示した。
カラープリンタ1の外観は、樹脂材料で成形された前面カバー2、後面カバー4、右側面カバー3、左側面カバー5、上面カバー6から構成され、上面カバー6には排紙部7が形成されている。カラープリンタ本体内の熱気を排出する排気口600は右側面カバー3に備えられている。
図2は、本発明の画像形成装置(カラープリンタ:1)の全体概略断面図である。図に示すように4連タンデム型のフルカラー方式である。
上記カラープリンタ1は、シアン,マゼンダ,イエロー,ブラックのそれぞれのトナーに応じた4つの画像形成部を備え、上流側からブラックトナーを有する第1画像形成部300a、シアントナーを有する第2画像形成部300b、マゼンダトナーを有する第3画像形成部300c、イエロートナーを有する第4画像形成部300dが並んで配置されている。
これら第1〜4画像形成部300a,300b,300c,300dは、それぞれ円筒状の感光体ドラム301と、帯電ユニット302、露光ユニット303、現像ユニット304、転写ローラ(転写装置)305、クリーナー306から構成されており、これら第1〜4画像形成部の各感光体ドラム301と各転写ローラ305により、転写ベルト308が狭持され、この転写ベルト308上を上流側の第1画像形成部300aから下流側の第4画像形成部300dに向かって給紙カセット111から転写用紙が搬送される。上記現像器304にはそれぞれのトナータンク309からトナーが適宜供給される構成となっている。また上記感光体ドラム301にはアモルファスシリコン感光体が用いられている。
下流側の第4画像形成部300dの近くには定着部400が配置され、画像形成部300a,300b,300c,300dにおいてトナー像が転写された転写用紙を、この定着部400において加熱、加圧して転写用紙上にトナー像を定着させる。
そして、カラープリンタ1本体の定着部400近傍には排気口600が備えられており、この冷却部の排気ファン601が駆動してプリンタ内を空冷している。
図3は、本発明の画像形成装置(カラープリンタ:1)の排気口600付近の内部構成を示した概略断面図である。
前述のように、カラープリンタ1の右側面カバー3にはフィン状の排気口600が備えられ、更には排気口600に対面した位置に排気ファン601が備えられ、定着部400から発生した熱を外部に排出する。また、排気口600にはオゾンフィルタ602が備えられカラープリンタ本体内で発生したオゾンを除去する。
そして、排気口600と排気ファン601の間には樹脂製の筒状容器であるアロマオイル収容部603が設けられ、内部にはアロマオイル700が注入されている。排気ファン601によりカラープリンタ本体内の熱気を排出する際に、その熱気によりアロマオイル収容部603内のアロマオイル700表面の揮発が促進され、芳香とともに排気口600から排出される構成となっている。
アロマオイル700とはエッセンシャルオイルとも呼ばれ、樹木や花に香りを与えているものである。森の中に入ると、樹木の香りがしたり、バラやジャスミンの花から甘い香りがしたりするのは、植物が持つ精油が揮発するためである。その精油を抽出したものが、アロマオイル(エッセンシャルオイル)である。
抽出は、植物の種類によって蒸留法、浸出法など様々な方法で行われる。強力に濃縮されているため薄めて使用することが一般的である。
アロマオイルには様々な用途がある。例えばラベンダーには、鎮静作用があり、やけど、頭痛など多くの症状に用いられる。肉体的に影響するだけでなく、リラックス効果という精神的にも影響するのが大きな特性である。
アロマオイルの一例とその特性を図4に示した。本発明の画像形成装置には前記一例に限定されず種々のアロマオイルが使用される。
次に、図3の点線部に示されるように、カラープリンタ1の右側面カバー3は紙詰まりの解除やトナータンク309の交換等のために開閉可能に構成されている。アロマオイル収容部603は上向きに取り外し可能なように構成されているため、右側面カバー3を開けた状態でユーザにより抜き出すことができ、ユーザはアロマオイルの注入やアロマオイル種の交換を容易に行うことが可能である。
1 カラープリンタ
400 定着部
600 排気口
601 排気ファン
602 オゾンフィルタ
603 アロマオイル収容部
700 アロマオイル
400 定着部
600 排気口
601 排気ファン
602 オゾンフィルタ
603 アロマオイル収容部
700 アロマオイル
Claims (3)
- アロマオイル収容部を内部に設けたことを特徴とする画像形成装置。
- 前記アロマオイル収容部は排気口近傍に設けられていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記アロマオイル収容部は取り外し可能なように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006064898A JP2007240991A (ja) | 2006-03-09 | 2006-03-09 | 芳香機能を有した画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006064898A JP2007240991A (ja) | 2006-03-09 | 2006-03-09 | 芳香機能を有した画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007240991A true JP2007240991A (ja) | 2007-09-20 |
Family
ID=38586583
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006064898A Pending JP2007240991A (ja) | 2006-03-09 | 2006-03-09 | 芳香機能を有した画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007240991A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106200331A (zh) * | 2015-02-06 | 2016-12-07 | 富士施乐株式会社 | 图像形成装置 |
CN106200338A (zh) * | 2015-03-23 | 2016-12-07 | 富士施乐株式会社 | 芳香产生装置 |
-
2006
- 2006-03-09 JP JP2006064898A patent/JP2007240991A/ja active Pending
Cited By (4)
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CN106200331A (zh) * | 2015-02-06 | 2016-12-07 | 富士施乐株式会社 | 图像形成装置 |
CN106200331B (zh) * | 2015-02-06 | 2019-05-28 | 富士施乐株式会社 | 图像形成装置 |
CN106200338A (zh) * | 2015-03-23 | 2016-12-07 | 富士施乐株式会社 | 芳香产生装置 |
CN106200338B (zh) * | 2015-03-23 | 2020-02-07 | 富士施乐株式会社 | 芳香产生装置 |
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